JP2009018714A - エアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアバッグが漏れ出ることを抑制したエアバッグ装置において、軽量化および簡素化を図りつつ、良好な組付性を確保することができる。
【解決手段】エアバッグ装置は、展開膨張するエアバッグ30と、エアバッグ30を収納するエアバッグケース10と、エアバッグケース10を覆うエアバッグカバー20とを備える。ケース10は、エアバッグ30を載置する底部11と底部11に形成されてカバー20に固定される固定部である係止用爪部13と、底部11の周縁から立設されるとともにその先端部12aがカバー20のリテーナ壁21側に屈曲され、先端部12aとカバー20の内壁面との間に隙間を有する側壁12とを備える。
【選択図】図4
【解決手段】エアバッグ装置は、展開膨張するエアバッグ30と、エアバッグ30を収納するエアバッグケース10と、エアバッグケース10を覆うエアバッグカバー20とを備える。ケース10は、エアバッグ30を載置する底部11と底部11に形成されてカバー20に固定される固定部である係止用爪部13と、底部11の周縁から立設されるとともにその先端部12aがカバー20のリテーナ壁21側に屈曲され、先端部12aとカバー20の内壁面との間に隙間を有する側壁12とを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、展開膨張するエアバッグと、該エアバッグを収納するエアバッグケースと、該エアバッグケースを覆うエアバッグカバーとを備えるエアバッグ装置に関するものである。
車両に衝撃が加わった場合にその衝撃から乗員を保護する装置としてエアバッグ装置が広く知られている。このエアバッグ装置は車室内の前方部分に取り付けられる際、例えば運転席側のステアリングホイール内または助手席側のインストルメントパネル内に設けられる。そして、車両の前部に所定以上の衝撃が加わったときに、インフレータから噴射されるガスの圧力によりエアバッグを乗員の前方で瞬時に展開膨張させて同乗員の保護を行う。
公知のエアバッグ装置は、図7に示されるように、エアバッグ装置の蓋を構成するエアバッグカバー120、折り畳まれたエアバッグ130、同エアバッグ130を収納するエアバッグケース110、ガスを噴射するインフレータ140を備えている。そして、エアバッグケース110では、挿入口111aにはエアバッグケース110の下方からインフレータ140が挿入されるとともに、取付口111bには、同ケース110の上方からエアバッグ固定具131の取付ボルト132が挿入固定される。エアバッグ130はエアバッグ固定具131に固定される。このエアバッグケースは、その一部と一体に形成された支持部材または同エアバッグケースに取り付けられた支持部材によってエアバッグカバーのリテーナ壁121に固定される。なお、図7に示されるエアバッグ装置では、エアバッグケース110の側壁に取り付けられた係止用爪部113がリテーナ壁121に形成されたエアバッグカバーの係止用開口122に挿入され係止されることによりエアバッグケース110がエアバッグカバー120に固定される。一般にエアバッグカバーは樹脂で形成されるとともに、エアバッグが展開膨張される際にはその圧力によって所定の部位で破断される。その結果、前記エアバッグカバーには開放口が形成され、同開放口からエアバッグが展開膨張する。
従来、図7に示されるようにエアバッグケースは上面のない箱形で、すなわちエアバッグケースの側壁がエアバッグの側面全周を囲う態様で形成されている。しかし近年、エアバッグケースを備えるエアバッグ装置の軽量化および構成簡素化のため、特許文献1の図5に示されるように、矩形状のエアバッグケース底部において対向する二辺から側壁をエアバッグ側に立設させるとともに、残りの対向する二辺からは側壁をエアバッグとは反対側へ立設させ、エアバッグとは反対側へ立設された側壁をエアバッグカバーのリテーナ壁に固定する態様が採用されている。また、エアバッグケース底部が略台形の場合であっても、特許文献2の図1に示されるように、略台形のエアバッグケース底部の対向する二辺から側壁を立設させる態様が同様に採用されている。
特開平02−256541号公報
実開平06−008117号公報
ところで、エアバッグ装置の組付性を確保するためには、エアバッグケースの側壁とこれに対向するエアバッグカバーのリテーナ壁との間に隙間を形成することが望ましい。このような隙間を形成した場合には、エアバッグが膨張展開する際に隙間に入り込まなくする構成として、例えばエアバッグケースの側壁とリテーナ壁とを密接させる構成や、エアバッグ展開膨張時の圧力で前記側壁と前記リテーナ壁とが変形することを抑制するためにエアバッグケースの側壁及びリテーナ壁の剛性を向上させたりボルト等で強固に固定させたりする構成などが採用されている。
しかし、そのような構成にすることで隙間にエアバッグが入り込むことを抑制することはできるものの、前記隙間が小さくなるためにエアバッグ装置、すなわちエアバッグケースとエアバッグカバーとを簡便に組付けできなくなるとともに、両者の剛性を高めたり固定具を使用したりするために重量が増加するといった不都合が生じるおそれがある。特に、特許文献1および特許文献2に記載されたエアバッグ装置のようにエアバッグケースの側壁が底部の対向する二辺からのみ立設されている場合においては、これら側壁同士が接続されていないために変形しやすくなり、より剛性を高めるための構成が必要になる。その結果、底部の対向する二辺からのみ側壁を立設する態様を採用した目的であるエアバッグ装置の軽量化および構成簡素化に逆行するおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、エアバッグケースを備えるエアバッグ装置の軽量化および簡素化を図りつつ、良好な組付性を確保することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、展開膨張するエアバッグと、該エアバッグを収納するエアバッグケースと、該エアバッグケースを覆うエアバッグカバーとを備えるエアバッグ装置であって、前記エアバッグケースは、前記エアバッグを載置する底部と、前記底部に形成されて前記カバーに固定される固定部と、前記底部の周縁から立設されるとともにその先端部が前記カバー側に屈曲され、同先端部と前記カバーの内壁面との間に隙間を有する側壁とを備えることを要旨とする。
上記構成によれば、前記エアバッグケースは、前記エアバッグを載置する底部と、前記底部に形成されてエアバッグカバーに固定される固定部と、前記底部の周縁から立設される側壁とを備えるため、同ケースの軽量化および簡素化、すなわちエアバッグ装置の軽量化および簡素化を図ることができる。また、前記側壁は、前記底部の周縁から立設されるとともにその先端部が前記カバー側に屈曲され、同先端部と前記カバーの内壁面との間に隙間を有しているが、エアバッグの展開膨張時に側壁が前記カバー側に変形すると同先端部が同カバーの内壁面に当接する。このため、エアバッグケースとエアバッグカバーとの隙間を塞ぐことができる。また、更に力が加わると前記カバー側に屈曲された先端部が前記カバーの内壁面に引っ掛かる状態になるため、エアバッグケースの側壁とこれと対向する前記カバーの内壁面との全体で圧力を受けることができる。したがって、エアバッグケースの側壁とリテーナ壁との隙間をそれ程小さくしなくても同隙間にエアバッグが入り込むことを抑制することができ、良好な組付性を確保することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエアバッグ装置において、前記側壁は前記底部の周縁に互いに対向するように複数立設され、前記固定部は、前記底部の周縁において前記複数の側壁の間に互いに対向するように複数形成されることを要旨とする。
上記の構成によれば、前記側壁は前記底部の周縁に互いに対向するように複数立設され、前記固定部は、前記底部の周縁において前記複数の側壁の間に互いに対向するように複数形成されるため、前記エアバッグの展開膨張時における圧力を対向する複数の側壁または固定部において等しく吸収することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のエアバッグ装置において、前記固定部は、前記底部の周縁から前記側壁が立設される方向と反対方向に立設される複数の係止用爪部で形成されるとともに、同係止用爪部は、前記カバーに形成される係止用開口にそれぞれ挿入されて係止されることを要旨とする。
上記の構成によれば、前記固定部は、前記底部の周縁から前記側壁が立設される方向と反対方向に立設される複数の係止用爪部で形成されるとともに、同係止用爪部は、前記カバーに形成される係止用開口にそれぞれ挿入されて係止されるため、固定部である係止用爪部と前記底部とが一体的に形成されてエアバッグケースの軽量化および部品の簡略化が可能である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置において、前記エアバッグケースの前記底部と前記側壁との交差部位に凸部が形成されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、前記エアバッグケースの前記底部と前記側壁との交差部位に凸部が形成されているため、エアバッグケースの側壁が過剰に変形することを抑制することができる。すなわち、側壁が過剰に変形することにより同側壁の先端部がエアバッグカバーの内壁面に当接できなくなることを抑制することができる。
本発明のエアバッグ装置によれば、エアバッグケースを備えるエアバッグ装置の軽量化および簡素化を図りつつ、良好な組付性を確保することができる。
以下、本発明にかかるエアバッグ装置を具体化した一実施形態について、図1〜3を参照して説明する。
なお、以下、図7に示される公知のエアバッグ装置と異なる点について中心に述べる。
なお、以下、図7に示される公知のエアバッグ装置と異なる点について中心に述べる。
図1に示されるように、エアバッグ装置のエアバッグケース10にはエアバッグ30を載置する板状かつ矩形状の底部11が形成されている。底部11には、その中央に略円形の挿入口11aと、この挿入口11aの周囲に複数の取付口11bとが形成されている。これらは図7に示されたエアバッグケース110における挿入口111aおよび取付口111bと同様であって、挿入口11aにはエアバッグケース10の下方からインフレータが挿入されるとともに、取付口11bには同ケース10の上方からエアバッグ固定具の取付ボルトが挿入固定される。また、底部11の下方にはストラックスボルト17が複数配設され、同ストラックスボルト17により図示しない車両のボディにエアバッグケース10が固定される。さらに、底部11には、エアバッグケース10の下方(エアバッグが載置される側と反対側)に突出する断面略U字形状の凸条15a,15b,15cが底部11の短手方向に沿って係止用爪部13にまで延びるように複数形成されている。これらの凸条は底部11の長手方向中心に関して対称に係止用爪部13のそれぞれに2本ずつ形成されて、具体的には、側壁12に近い方からストラックスボルト17を避けるように凸条15bが、底部11の短手方向全長に凸条15aが、挿入口11aを避けるように凸条15cが配設されている。
また、図2に併せて示すように、底部11の短手方向の二辺からは側壁12が略垂直に立設されて互いに対向している。その先端部12aは、エアバッグカバー20のリテーナ壁21側に向かって側壁12から略直角に屈曲しているとともにリテーナ壁21の内壁面との間に隙間25が存在する。この側壁12は、エアバッグ30の高さとほぼ同じ高さまでエアバッグ30の側面に沿って立設される。底部11と側壁12との交差部位14には、エアバッグケース10の内方に突出するように凸部16が複数形成されている。この凸部16は、交差部位14の2個所をエアバッグケース10の外方から内方へ変形させることにより、二等辺の三角錐形状に形成されている。なお、エアバッグ30は可撓性を有したポリエステルやポリアミド糸等からなる織布により袋状に形成され略直方体形状に折り畳まれてエアバッグケース10に収納される。
また、エアバッグケース10の底部11の各辺のうち側壁12が形成されていない残りの二辺(長手方向の二辺)において、それら二辺の一部から側壁12の立設方向と反対方向に複数の係止用爪部13がそれぞれ略垂直に立設されている。より具体的には、係止用爪部13は、上記エアバッグカバー20のリテーナ壁21の厚みに相当する長さだけ底部11の端部方向に延長される延長部13aと、側壁12の立設方向と反対方向に略垂直に立設される立設部13bとから構成されている。そして、この係止用爪部13が、図3に併せて示すように、エアバッグカバー20のリテーナ壁21下部に形成された複数の係止用開口22にそれぞれ挿入されて係止されることによりエアバッグケース10がエアバッグカバー20に固定される。すなわち、係止用爪部13は、本実施形態ではエアバッグケース10の固定部に相当する。エアバッグケース10は金属で形成されるとともに、底部11、側壁12、および係止用爪部13は一体成形されている。
なお、エアバッグカバー20は、ポリオレフィン系やポリエステル系等の熱可塑性エラストマーから構成されて、インパネ(インストルメントパネル)と一体的に形成されている。具体的には、エアバッグカバー20は天井壁24とリテーナ壁21とから構成され、天井壁24はエアバッグケース10の上方において底部11と対向するとともに、リテーナ壁21はエアバッグケース10の側壁12と対向するように天井壁24から下方へ延びている。そして、天井壁24にはエアバッグ30の展開膨張に伴って破断する破断予定部23が形成されている。
上述した本実施形態のエアバッグ装置によれば以下の作用効果を奏することができる。
(1)エアバッグケース10は、エアバッグ30を載置する底部11と、底部11に形成されてエアバッグカバー20に固定される固定部(係止用爪部13)と、底部11の周縁から立設される側壁12とを備えるため、同ケース10の軽量化および簡素化を図ることができる。
(1)エアバッグケース10は、エアバッグ30を載置する底部11と、底部11に形成されてエアバッグカバー20に固定される固定部(係止用爪部13)と、底部11の周縁から立設される側壁12とを備えるため、同ケース10の軽量化および簡素化を図ることができる。
(2)図4に示すように、図示しないインフレータからガスが噴射されてエアバッグ30が展開膨張すると、その圧力によってエアバッグカバー20の上部に形成された破断予定部23が破断してエアバッグカバー20の上部が開口し、同開口部から乗員側に向かってエアバッグ30が展開膨張する。ここで、エアバッグケース10の側壁12は、底部11の周縁から立設されるとともにその先端部12aがカバー20側に屈曲され、先端部12aとカバー20の内壁面、すなわちリテーナ壁21の内壁面との間に隙間25を有しているが、エアバッグ30の展開膨張時に側壁12がカバー20側に変形すると先端部12aがリテーナ壁21の内壁面に当接する。このため、エアバッグケース10とエアバッグカバー20との隙間25を塞ぐことができる。また、更に力が加わるとカバー20のリテーナ壁21側に屈曲された先端部12aがリテーナ壁21の内壁面に引っ掛かる状態(先端部12aがリテーナ壁21の内壁面に食い込む状態)になるため、エアバッグケース10の側壁12とこれと対向するカバー20の内壁面との全体で圧力を受けることができる。したがって、エアバッグケース10の側壁12とリテーナ壁21との隙間25をそれ程小さくしなくても隙間25にエアバッグ30が入り込むことを抑制することができ、良好な組付性を確保することができる。
(3)側壁12は底部11の周縁に互いに対向するように複数立設され、係止用爪部13は底部11の周縁において複数の底部11の間に互いに対向するように複数形成されているため、エアバッグ30の展開膨張時における圧力を対向する複数の側壁12または係止用爪部13において等しく吸収することができる。
(4)エアバッグケース10とエアバッグカバー20との固定部は、底部11の周縁から下方に延びる複数の係止用爪部13で形成されるとともに、エアバッグカバー20に形成される係止用開口22に挿入されて係止されるため、固定部である係止用爪部13と底部11とが一体的に形成されてエアバッグケース10の軽量化および部品の簡略化が可能である。
(5)エアバッグケース10の底部11と側壁12との交差部位14に凸部16が形成されているため、エアバッグ30が展開膨張時に側壁12が外側に過剰に変形することを抑制することができる。すなわち、側壁12が過剰に変形することにより先端部12aがリテーナ壁21の内壁面に当接できなくなることを抑制することができる。
(6)底部11の短手方向に沿って係止用爪部13まで延びる凸条15a,15b,15cが形成されているため、エアバッグ30の展開膨張時に係止用爪部13の形成された両端部が持ち上がるように底部11が湾曲することを抑制することができる。したがって、エアバッグ30の展開膨張時において係止用爪部13がエアバッグカバー20の係止用開口22から脱落することを抑制することができる。また、底部11の剛性を向上させることができるため、エアバッグケース10の金属板を薄くすることにより軽量化することもできる。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・上記実施の形態では凸条が係止用爪部13のそれぞれに2本ずつ形成される例を示したが、エアバッグケース10の底部11の剛性に応じて凸条の本数は適宜変更することもできる。また、断面形状も適宜変更することができる。さらには、図5に示されるように、底部41に凸条を形成しない態様を採用することもできる。
・上記実施の形態では凸条が係止用爪部13のそれぞれに2本ずつ形成される例を示したが、エアバッグケース10の底部11の剛性に応じて凸条の本数は適宜変更することもできる。また、断面形状も適宜変更することができる。さらには、図5に示されるように、底部41に凸条を形成しない態様を採用することもできる。
・上記実施の形態では、底部11と側壁12との交差部位14に、エアバッグケース10の内方に突出する二等辺の三角錐形状の凸部16を形成する例を示した。しかし、凸部の形状、形成する箇所および個数は適宜変更してもよく、凸部の突出方向をエアバッグケース10の外方に変更してもよい。さらには、図5に示されるように、交差部位44に凸部を形成しない態様を採用することもできる。
・上記実施の形態では、底部11の周縁において一辺につき係止用爪部13を3箇所形成する例を示した。しかし、係止用爪部の大きさ、位置、形成個数は適宜変更することができる。さらには、図6に示されるように、固定部58に形成された固定用開口59を通じてボルトによりエアバッグカバーと締結する態様や、別部材として固定部を配設する態様を採用することもできる。
・上記実施の形態では、底部11の形状が矩形状である例を示したが、図6に示されるように略台形状に底部を形成してもよい。このように、エアバッグ装置の搭載位置に応じて適宜エアバッグケースの底部形状を変更することにより、本発明を具体化したエアバッグケースを助手席前方および運転席前方などの様々な位置で使用することができるようになる。
・上記実施の形態では、側壁12は底部11の周縁において互いに対向するように立設され、固定部である係止用爪部13は底部11の周縁において側壁12の間に互いに対向するように形成される例を示した。しかし、底部の形状に応じて適宜側壁および固定部の形状は変更してもよい。
・上記実施の形態ではエアバッグカバー20は助手席側に取り付けられる態様としてインパネと一体的に形成している例を示したが、図7に示したようにインパネとは別部材として形成し、インパネの開口に配置してもよい。
10,40,50,110…エアバッグケース、11,41,51,…底部、12,42,52,112…側壁、12a,42a,52a…先端部、13,43,113…係止用爪部、14,44…交差部位、15…凸条、16…凸部、17…ストラックスボルト、20,120…エアバッグカバー、21,121…リテーナ壁、22,122…係止用開口、23…破断予定部、24…天井壁、25…隙間、30,130…エアバッグ、58…固定部、59…固定用開口、131…エアバッグ固定具、132…エアバッグ固定具取付ボルト、140…インフレータ。
Claims (4)
- 展開膨張するエアバッグと、該エアバッグを収納するエアバッグケースと、該エアバッグケースを覆うエアバッグカバーとを備えるエアバッグ装置であって、
前記エアバッグケースは、
前記エアバッグを載置する底部と、
前記底部に形成されて前記カバーに固定される固定部と、
前記底部の周縁から立設されるとともにその先端部が前記カバー側に屈曲され、同先端部と前記カバーの内壁面との間に隙間を有する側壁と
を備えるエアバッグ装置。 - 前記側壁は前記底部の周縁に互いに対向するように複数立設され、前記固定部は、前記底部の周縁において前記複数の側壁の間に互いに対向するように複数形成される
ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。 - 前記固定部は、前記底部の周縁から前記側壁が立設される方向と反対方向に立設される複数の係止用爪部で形成されるとともに、同係止用爪部は、前記カバーに形成される係止用開口にそれぞれ挿入されて係止される
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ装置。 - 前記エアバッグケースの前記底部と前記側壁との交差部位に凸部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
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2007
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