JP2009018540A - インクジェットヘッド、インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、ノズル近傍の圧力を一定に管理することができるインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】インクジェットヘッド12は、液滴を吐出するためのノズル32と、ノズル32と連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室33と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33に液を供給する供給部35と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33から液を回収する回収部36と、圧力室33とは独立に形成されるとともに、供給部35と回収部36とを接続する迂回流路37と、一端で迂回流路37に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズル近傍の圧力を一定に維持することが可能なインクジェットヘッド、インクジェット記録装置に関する。
例えば、圧力損失を改良したインクジェットヘッドとして、以下のものが開示されている。このインクジェットヘッドは、ノズルと、入口マニホルドと、出口マニホルドと、これらとつながった流体チャンバのアレイと、を具備している。インクジェットヘッドは、さらに、入口マニホルド内、およびアレイの各チャンバを通って出口マニホルド内へ流体流れを生じさせるための部材を具備する。
このインクジェットヘッドは、各チャンバを通る流体の流れが、流体内の異物がノズル内に溜まるのを防ぐのに十分になっている(例えば、特許文献1参照)。ところで、このようなインク循環式のインクジェットヘッドは、インク流路の洗浄性の高さから高信頼性のインクジェットヘッドとして需要が高まっている。
特表2002−533247号公報
しかしながら、インク循環式のインクジェットヘッドの場合、ノズル近傍の圧力は、インク流路の管路の長さや、インク流路の直径の影響を受けて変化する。また、インクの吐出むらを防止するため、このノズル近傍の圧力は、一定に維持する必要がある。上記従来のインクジェットヘッドにおいて、ノズル近傍の圧力を一定に管理するためには、インク流路の流路抵抗を調整したり、インクタンクの圧力を調整したりする必要がある。これらの方法によると、流路抵抗の調整やタンク圧力の調整に高い精度が必要となり、改良の余地があった。
本発明の目的は、簡単な構造で、ノズル近傍の圧力を一定に管理することができるインクジェットヘッドを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態にかかるインクジェットヘッドは、液滴を吐出するためのノズルと、前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、前記圧力室とは独立に形成されるとともに、前記供給部と前記回収部とを接続する迂回流路と、一端で前記迂回流路に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、を具備する。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態にかかるインクジェットヘッドは、液滴を吐出するためのノズルと、前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、一端で前記供給部と前記回収部とに接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、前記供給部と前記調圧用液室とを連通させる第1の連通流路と、前記排出部と前記調圧用液室とを連通させる第2の連通流路と、を具備し、前記ノズルから第1の連通流路までの流路抵抗は、前記ノズルから第2の連通流路までの流路抵抗に等しい。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態にかかるインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに液を供給するためのタンクと、前記インクジェットヘッドと前記タンクとの間で液を循環させる循環機構と、を具備し、前記インクジェットヘッドは、液滴を吐出するためのノズルと、前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、前記圧力室とは独立に形成されるとともに、前記供給部と前記回収部とを接続する迂回流路と、一端で前記迂回流路に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、を有する。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態にかかるインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに液を供給するためのタンクと、前記インクジェットヘッドと前記タンクとの間で液を循環させる循環機構と、を具備し、前記インクジェットヘッドは、液滴を吐出するためのノズルと、前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、一端で前記供給部と前記回収部とに接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、前記供給部と前記調圧用液室とを連通させる第1の連通流路と、前記排出部と前記調圧用液室とを連通させる第2の連通流路と、を有し、前記ノズルから第1の連通流路までの流路抵抗は、前記ノズルから第2の連通流路までの流路抵抗に等しい。
本発明によれば、簡単な構造で、ノズル近傍の圧力を一定に管理することができるインクジェットヘッドを提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明のインクジェット記録装置の実施形態について説明する。
図1に示すように、インクジェット記録装置11は、液滴をシート状の記録媒体に吐出するインクジェットヘッド12と、インクジェットヘッド12に液を供給するためのタンク13と、インクジェットヘッド12とタンク13との間で液を循環させる循環機構14と、を備えている。タンク13は、内部に液を貯留している。液は、例えば、シート状の記録媒体上に文字、画像等を形成できるインク(顔料インク)等で構成されている。タンク13は、大気開放弁15を有しており、大気開放弁15を開放することで内部の圧力を大気圧にしたり、大気開放弁15を閉鎖することで内部の圧力を大気圧から変動させたりできる。
循環機構14は、環状になった循環流路16と、この循環流路16の途中に設けられるとともに、循環流路16内で矢印で示す方向に液を循環させるポンプ17と、循環流路16の途中に設けられたフィルタ部材18と、を有している。フィルタ部材18によって、液中に混入した異物を回収することができる。
図2に示すように、インクジェットヘッド12は、ヘッド本体21と、ヘッド本体21に取り付けられた一対の回路基板22と、ヘッド本体21に液を供給するための供給ポート23と、ヘッド本体21から液を回収するための回収ポート24と、ヘッド本体21に接続された大気開放ポート25と、を有している。各回路基板22は、ヘッド駆動用IC26をそれぞれ有している。供給ポート23および回収ポート24は、循環流路16に接続されている。
図3は、ヘッド本体21の一部を切り欠いて内部を示した斜視図である。図3に示すように、ヘッド本体21は、ノズルプレート31と、ノズルプレート31上に形成された複数のノズル32と、複数のノズル32に対応する圧力室33と、圧力室33を間に挟んだ両側に配置される駆動素子34と、圧力室33に連通するように形成される供給流路35および回収流路36と、圧力室33とは独立に形成されるとともに、供給流路35と回収流路36とを接続する迂回流路37と、一端で迂回流路37に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、を有している。
複数のノズル32は、ノズルプレート31上で一列に形成されている。各ノズル32は、液滴を吐出することができる。圧力室33は、圧電部材43に形成された複数の溝部で構成されている。圧力室33は、ノズル32と連通するように形成されるとともに、内部に液が満たされるようになっている。圧電部材43は、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)製の2枚の板材を張り合わせて形成されている。2枚の板材は、互いに分極方向が逆向きになるように接着されている。駆動素子34は、圧力室33の両側に隣接するように形成された支柱で構成されている。
圧力室33に液が満たされた状態で、ユーザがインクジェット記録装置11に対して印刷開始を指示すると、インクジェット記録装置11の図示しない制御部は、インクジェットヘッド12に対して印字信号をヘッド駆動用IC26に出力する。印刷信号を受けたヘッド駆動用IC26は、駆動パルス電圧を駆動素子34に印加する。これにより、左右一対の駆動素子34は、シェアモード変形を行って湾曲するように互いに離反する。そして、これらを初期位置に復帰させて圧力室33の液を加圧することで、ノズル32から液滴が勢い良く吐出される。
図5に示すように、供給流路35は、共通液室44を介して圧力室33に接続されている。供給流路35は、整流部45を介して供給ポート23に接続されている。供給流路35は、圧力室33に液を供給することができる。回収流路36は、回収ポート24に接続されており、圧力室33から液を回収することができる。なお、請求項にいう供給部は、供給ポート23と供給流路35とを包含する概念である。また、請求項にいう回収部は、回収ポート24と回収流路36とを包含する概念である。
図3に示すように、迂回流路37は、インクジェットヘッド12の端部寄りの位置で、圧力室33とは独立に設けられている。迂回流路37の途中に、開口部37Aが形成されており、開口部37Aを介して迂回流路37と調圧用液室38とが連通されている。図4に示すように、調圧用液室38は、大気開放孔46を有しており、内部が大気に開放されている。大気開放孔46は、大気開放ポート25に接続されている。
多孔質部材39は、液を吸液して内部に保持することが可能なスポンジ状のものである。多孔質部材39は、例えば、発泡ポリウレタンで構成されている。多孔質部材39は、複数の微小孔40を有しており、これらの微小孔40は互いに連通している。多孔質部材39は、液に対して毛細管現象を生ずるようになっている。もっとも、多孔質部材39の材質はこれに限定されるものではなく、多孔質部材39は、熱可塑性樹脂からなる積層繊維集合体で構成されていてもよい。
図4に示すように、多孔質部材39は、密に形成された第1の部分39Aと、疎に形成された第2の部分39Bとを有している。第1の部分39Aは、迂回流路37に隣接する位置に配置されている。また、第2の部分39Bは、大気開放孔46に隣接する位置に配置されている。図1に示すように、第1の部分39Aは、第2の部分39Bよりも下側に配置されている。なお、毛細管力の大きさは、管の内径に反比例するので、例えば、第1の部分39Aのように、多孔質部材39の密度が高くなって管の内径が小さくなっていれば、その毛細管力は第2の部分39Bに比して大きくなる。
このようなインクジェット記録装置11を使用するには、まず、タンク13の大気開放弁15を開放した状態で、ポンプ17を駆動してインクジェットヘッド12に液を充填する。そして、調圧用液室38内の多孔質部材39に一定の体積の液が充填されたときには、液の充填を停止する。この状態において、圧力室33には、多孔質部材39の毛細管力が作用しており、圧力室33の圧力は弱負圧に調整される。
より具体的には、多孔質部材39の毛細管力が液に作用すると、液は吸い上げられて上方に移動する。液の移動は、ノズル32のメニスカス力と、この毛細管力とが釣り合うところで停止する。インクジェットヘッド12において液が大気に開放されている箇所はノズル32と多孔質部材39とであるが、毛細管力により液が上方に移動すると、ノズル32のメニスカスは上方に後退する。すなわち、ノズル32近傍は大気圧よりも負圧に保持される。
次に、大気開放弁15を閉じた後、ポンプ17を駆動して循環流路16内に液を循環させる。このとき、液の循環が行われている状態においても、圧力室33のノズル32近傍の圧力は、多孔質部材39の毛細管力によって弱負圧に維持される。
つまり、インクジェットヘッド12内の圧力が下がろうとする場合には、多孔質部材39の内部に保持される液の液量が少なくなる。この場合には、多孔質部材39に含浸される液の液面が低下して、当該液は、密に形成された多孔質部材39の第1の部分39Aにのみ保持される。このとき、多孔質部材39は、強い毛細管力を発揮して、タンク13および循環流路16から多孔質部材39の内部に液を引き込むように作用する。これにより、インクジェットヘッド12内から液がなくなってしまうことが防止されるとともに、インクジェットヘッド12内の圧力が一定の弱負圧に保持される。
また、インクジェットヘッド12内の圧力が上昇しようとする場合には、多孔質部材39に含浸される液の液量が増大し、この液の液面が上昇する。この場合、当該液の液面は、疎に形成された第2の部分39Bにかかるようになる。このとき、多孔質部材39は、弱い毛細管力を発揮する。この結果、タンク13および循環流路16からインクジェットヘッド12に向けて引き込まれる液量が少なくなり、インクジェットヘッド12内の圧力を一定の弱負圧に維持することができる。
以上が、インクジェット記録装置11の第1の実施形態である。本実施形態によれば、インクジェットヘッド12と、インクジェットヘッド12に液を供給するためのタンク13と、インクジェットヘッド12とタンク13との間で液を循環させる循環機構14と、を具備し、インクジェットヘッド12は、液滴を吐出するためのノズル32と、ノズル32と連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室33と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33に液を供給する供給流路35と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33から液を回収する回収流路36と、圧力室33とは独立に形成されるとともに、供給流路35と回収流路36とを接続する迂回流路37と、一端で迂回流路37に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、を有する。
この構成によれば、インクジェットヘッド12は、大気に開放された調圧用液室38を有しているので、インクジェットヘッド12の内部を略大気圧に保持することができる。さらに、これに加えて、調圧用液室38の内部に多孔質部材39が配置されているため、液に毛細管力を作用させることができる。これにより、液を上方に吸い上げてノズル32のメニスカスを後退させ、ノズル32近傍での圧力を大気圧よりも低い弱負圧に維持することができる。このため、循環流路16の管路の長さ、循環流路16の直径、タンク13の圧力の如何にかかわらず、インクジェットヘッド12のノズル32近傍を液の吐出に適した圧力にすることができる。
この場合、多孔質部材39は、密に形成された第1の部分39Aと、疎に形成された第2の部分39Bと、を有し、第1の部分39Aは、第2の部分39Bよりも下側に配置される。この構成によれば、インクジェットヘッド12において液が不足して、圧力が低下しようとする際には、調圧用液室38内の液の液面が低下して、液は、第2の部分39Bにのみ含浸保持される。このため、この液に対して強い毛細管力が作用して、タンク13および循環流路16から液がインクジェットヘッド12の内部に引っ張られる。これにより、インクジェットヘッド12内の液の不足が防止される。
一方、インクジェットヘッド12内において液が増加し、圧力が上昇しようとする場合には、調圧用液室38内の液の液面が上昇して、液は、多孔質部材39の第1の部分39Aと、第2の部分39Bの両方にわたって含浸保持される。このとき、調圧用液室38内の液に対しては、弱い毛細管力が作用するため、タンク13および循環流路16からインクジェットヘッド12内に引き込まれる液の液量は少なくなる。これによって、インクジェットヘッド12内に多量の液が供給されて、インクジェットヘッド12内の圧力が上昇してしまうことが防止される。
続いて、図6から図9を参照して、インクジェット記録装置51の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のインクジェット記録装置51は、インクジェットヘッド52の構造が第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については、共通の符号を付して説明を省略する。
インクジェットヘッド52は、ヘッド本体21と、ヘッド本体21に取り付けられた一対の回路基板22と、ヘッド本体21に液を供給するための供給ポート23と、ヘッド本体21から液を回収するための回収ポート24と、ヘッド本体21に接続された大気開放ポート25と、を有している。
図6と図7に示すように、ヘッド本体21は、ノズルプレート31と、ノズルプレート31上に形成された複数のノズル32と、複数のノズル32に対応する圧力室33と、圧力室33を間に挟んだ両側に配置される駆動素子34と、圧力室33に連通するように形成される供給流路35および回収流路36と、一端で供給流路35および回収流路36に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、供給流路35と調圧用液室38とを連通させる第1の連通流路53と、回収流路36と調圧用液室38とを連通させる第2の連通流路54と、を有している。
複数のノズル32は、ノズルプレート31上で一列に形成されている。供給流路35は、供給ポート23に接続されており、圧力室33に液を供給することができる。回収流路36は、回収ポート24に接続されており、圧力室33から液を回収することができる。供給流路35の流路径および長さは、回収流路36の流路径および長さと等しく形成されている。また、第1の連通流路53の流路径および長さは、第2の連通流路54の流路径および長さと等しく形成されている。このため、ノズル32から第1の連通流路53までの流路抵抗は、ノズル32から第2の連通流路54までの流路抵抗に等しくなっている。なお、請求項にいう供給部は、供給ポート23と供給流路35とを包含する概念である。また、請求項にいう回収部は、回収ポート24と回収流路36とを包含する概念である。
調圧用液室38は、大気開放孔46を有している。大気開放孔46は、大気開放ポート25に接続されている。多孔質部材39は、液を吸液して内部に保持することが可能なスポンジ状のものであり、例えば、発泡ポリウレタンで構成されている。多孔質部材39は、複数の微小孔40を有しており、これらの微小孔40は互いに連通している。多孔質部材39は、液に対して毛細管現象を生ずる。
図7と図9に示すように、多孔質部材39は、密に形成された第1の部分39Aと、疎に形成された第2の部分39Bとを有している。第1の部分39Aは、第1の連通流路53および第2の連通流路54に隣接する位置に配置されている。また、第2の部分39Bは、大気開放孔46に隣接する位置に配置されている。第1の部分39Aは、第2の部分39Bよりも下側に配置されている。
このインクジェット記録装置51を使用するには、まず、タンク13の大気開放弁15を開放した状態で、ポンプ17を駆動してインクジェットヘッド52に液を充填する。そして、多孔質部材39に一定の体積の液が充填されたときには、液の充填を停止する。この状態において、圧力室33には、多孔質部材39の毛細管力が作用しており、圧力室33の圧力は弱負圧に調整され、液の吐出に適した圧力となる。
次に、大気開放弁15を閉じた後、ポンプ17を駆動して循環流路16内に液を循環させる。このとき、液の循環が行われている状態においても、圧力室33のノズル32近傍の圧力は、多孔質部材39の毛細管力によって、弱負圧に維持される。
より具体的には、インクジェットヘッド52内の圧力が下がろうとした場合には、多孔質部材39の内部に保持される液の液量が少なくなる。この場合には、多孔質部材39に含浸される液の液面が低下して、当該液は、密に形成された多孔質部材39の第1の部分39Aにのみ保持される。このとき、多孔質部材39は、強い毛細管力を発揮して、タンク13および循環流路16から多孔質部材39の内部に液を引き込むように作用する。これにより、インクジェットヘッド52内の圧力を上昇させて、インクジェットヘッド52内から液がなくなってしまうことを防止する。
また、インクジェットヘッド52内の圧力が上昇しようとする場合には、多孔質部材39に含浸される液の液量が増大し、この液の液面が上昇する。この場合には、当該液の液面は、疎に形成された第2の部分39Bにかかるようになる。このとき、多孔質部材39は、弱い毛細管力を発揮する。この結果、タンク13からインクジェットヘッド52に向けて引き込まれる液量が少なくなり、インクジェットヘッド52内の圧力を一定の弱負圧に維持することができる。
なお、液を循環させた状態においては、ノズル32からみて上流側の圧力が高く、ノズル32からみて下流側の圧力が低くなっている。しかし、ノズル32から第1の連通流路53の流路抵抗と、ノズル32から第2の連通流路54の流路抵抗と、が等しくなっているため、ノズル32近傍の圧力を液を循環させる前の状態と同じ状態にすることができる。
第2の実施形態によれば、インクジェット記録装置51は、インクジェットヘッド52と、インクジェットヘッド52に液を供給するためのタンク13と、インクジェットヘッド52とタンク13との間で液を循環させる循環機構14と、を具備し、インクジェットヘッド52は、液滴を吐出するためのノズル32と、ノズル32と連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室33と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33に液を供給する供給流路35と、圧力室33に連通するように形成されるとともに、圧力室33から液を回収する回収流路36と、一端で供給流路35および回収流路36に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、供給流路35と調圧用液室38とを連通させる第1の連通流路53と、回収流路36と調圧用液室38とを連通させる第2の連通流路54と、を有し、ノズル32から第1の連通流路53までの流路抵抗は、ノズル32から第2の連通流路54までの流路抵抗に等しい。
この構成によれば、大気に開放された調圧用液室38が設けられているので、インクジェットヘッド52の内部を略大気圧に保持することができる。これに加えて、調圧用液室38の内部に多孔質部材39が配置されているため、液に毛細管力を作用させることができる。これにより、液を上方に吸い上げてノズル32のメニスカスを後退させ、ノズル32近傍での圧力を大気圧よりも低い弱負圧に維持できる。このため、循環流路16の管路の長さ、循環流路16の直径、タンク13の圧力の如何にかかわらず、インクジェットヘッド52のノズル32近傍を液の吐出に適した圧力にすることができる。
また一般に、第1の連通流路53および第2の連通流路54のような構造を設けると、液の循環時に多孔質部材39において、上流側の圧力が高く、下流側の圧力が低くなる現象を生ずることとなる。しかしながら、本実施形態では、ノズル32から第1の連通流路53までの流路抵抗と、ノズル32から第2の連通流路54までの流路抵抗とが等しくなっているため、このように第1の連通流路53と第2の連通流路54とを設ける構成であっても、液を循環させない状態と同様の負圧を保持することができる。
この場合、多孔質部材39は、密度が密になった第1の部分39Aと、密度が疎になった第2の部分39Bと、を有し、第1の部分39Aは、第2の部分39Bよりも下側に配置される。この構成によれば、圧力が低下しようとする際には、液は、第2の部分39Bにのみ含浸保持されるため、この液に対して強い毛細管力が作用して、タンク13および循環流路16から液がインクジェットヘッド52の内部に引っ張られる。これにより、インクジェットヘッド52内の液の不足が防止される。
一方、インクジェットヘッド52内において液が増加し、圧力が上昇しようとする場合には、液は、多孔質部材39の第1の部分39Aと、第2の部分39Bの両方に含浸保持されるため、この液に対して弱い毛細管力が作用して、タンク13および循環流路16からインクジェットヘッド52内に引き込まれる液の液量が少なくなる。これによって、インクジェットヘッド52内に多量の液が供給され、インクジェットヘッド52内の圧力が上昇してしまうことが防止される。
続いて、図10を参照して、インクジェット記録装置61の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のインクジェット記録装置61は、インクジェットヘッド62の駆動素子34およびノズル列の数が第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については、共通の符号を付して説明を省略する。
インクジェットヘッド62は、ヘッド本体21と、ヘッド本体21に取り付けられた一対の回路基板22と、ヘッド本体21に液を供給するための供給ポート23と、ヘッド本体21から液を回収するための回収ポート24と、ヘッド本体21に接続された大気開放ポート25と、を有している。
図10に示すように、ヘッド本体21は、ノズルプレート31と、ノズルプレート31上に2列に形成された複数のノズル32と、2列のノズル32列に対応して2列に形成された圧力室33と、圧力室33を間に挟んだ両側に配置される駆動素子34と、圧力室33に連通するように形成される供給流路35および回収流路36と、圧力室33とは独立に形成されるとともに、供給流路35と回収流路36とを接続する迂回流路37と、一端で迂回流路37に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室38と、調圧用液室38の内部に収容される多孔質部材39と、を有している。なお、本実施形態では、迂回流路37の図示を省略している。
複数のノズル32は、ノズルプレート31上で2列に形成されている。圧力室33は、2列で配置された圧電部材43に形成された複数の溝部で構成されている。
供給流路35は、供給ポート23に接続されており、圧力室33に液を供給することができる。回収流路36は、回収ポート24に接続されており、圧力室33から液を回収することができる。
迂回流路37は、インクジェットヘッド62の端部寄りの位置に形成されている。迂回流路37の途中に、調圧用液室38と連通するための開口部37Aが形成されている。調圧用液室38は、大気開放孔46を有している。
多孔質部材39は、液を吸液して内部に保持することが可能なスポンジ状のものである。多孔質部材39は、例えば、発泡ポリウレタンで構成されている。多孔質部材39は、複数の微小孔40を有しており、これらの微小孔40は互いに連通している。多孔質部材39は、液に対して毛細管現象を生ずるようになっている。
多孔質部材39の構成は、第1の実施形態と同様である。すなわち、多孔質部材39は、密に形成された第1の部分39Aと、疎に形成された第2の部分39Bとを有している。第1の部分39Aは、迂回流路37に隣接する位置に配置されている。また、第2の部分39Bは、大気開放孔46に隣接する位置に配置されている。第1の部分39Aは、第2の部分39Bよりも下側に配置されている。
このインクジェット記録装置61において、インクジェットヘッド62内の圧力が下がろうとした場合には、第1の実施形態と同様に、多孔質部材39は、強い毛細管力を発揮して、タンク13および循環流路16から多孔質部材39の内部に液を引き込むように作用する。これにより、インクジェットヘッド62内の圧力を上昇させて、インクジェットヘッド62内から液がなくなってしまうことが防止される。また、インクジェットヘッド62内の圧力が一定の弱負圧に維持される。
一方、インクジェットヘッド62内の圧力が上昇しようとする場合には、第1の実施形態と同様に、多孔質部材39は、弱い毛細管力を発揮する。この結果、タンク13からインクジェットヘッド62に向けて引き込まれる液量が少なくなり、インクジェットヘッド62内の圧力を一定の弱負圧に維持することができる。
第3の実施形態によれば、ノズル32および駆動素子34が2列で並ぶ構成であっても、大気に開放された調圧用液室38と多孔質部材39とを設けて、ノズル32近傍の圧力を一定の負圧に保持することができる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。このほか、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
第1の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 図1に示すインクジェットヘッドを示す斜視図。 図2に示すインクジェットヘッドのヘッド本体を示す斜視図。 図3に示すヘッド本体のF4−F4線に沿った断面図。 図3に示すヘッド本体のF5−F5線に沿った断面図。 第2の実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式図。 図6に示すインクジェットヘッドのヘッド本体を示す斜視図。 図7に示すヘッド本体のF8−F8線に沿った断面図。 図7に示すヘッド本体のF9−F9線に沿った断面図。 第3の実施形態に係るインクジェット記録装置のインクジェットヘッドを示す斜視図。
符号の説明
11、51、61…インクジェット記録装置、12、52、62…インクジェットヘッド、13…タンク、14…循環機構、32…ノズル、33…圧力室、35…供給流路、36…回収流路、37…迂回流路、38…調圧用液室、39…多孔質部材、39A…第1の部分、39B…第2の部分、53…第1の連通流路、54…第2の連通流路

Claims (6)

  1. 液滴を吐出するためのノズルと、
    前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、
    前記圧力室とは独立に形成されるとともに、前記供給部と前記回収部とを接続する迂回流路と、
    一端で前記迂回流路に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、
    前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、
    を具備することを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記多孔質部材は、密に形成された第1の部分と、疎に形成された第2の部分と、を有し、
    前記第1の部分は、前記第2の部分よりも下側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 液滴を吐出するためのノズルと、
    前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、
    一端で前記供給部と前記回収部とに接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、
    前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、
    前記供給部と前記調圧用液室とを連通させる第1の連通流路と、
    前記回収部と前記調圧用液室とを連通させる第2の連通流路と、
    を具備し、
    前記ノズルから第1の連通流路までの流路抵抗は、前記ノズルから第2の連通流路までの流路抵抗に等しいことを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 前記多孔質部材は、密度が密になった第1の部分と、密度が疎になった第2の部分と、を有し、
    前記第1の部分は、前記第2の部分よりも下側に配置されることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットヘッド。
  5. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに液を供給するためのタンクと、
    前記インクジェットヘッドと前記タンクとの間で液を循環させる循環機構と、
    を具備し、
    前記インクジェットヘッドは、
    液滴を吐出するためのノズルと、
    前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、
    前記圧力室とは独立に形成されるとともに、前記供給部と前記回収部とを接続する迂回流路と、
    一端で前記迂回流路に接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、
    前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに液を供給するためのタンクと、
    前記インクジェットヘッドと前記タンクとの間で液を循環させる循環機構と、
    を具備し、
    前記インクジェットヘッドは、
    液滴を吐出するためのノズルと、
    前記ノズルと連通するように形成されるとともに、液が満たされる圧力室と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室に前記液を供給する供給部と、
    前記圧力室に連通するように形成されるとともに、前記圧力室から前記液を回収する回収部と、
    一端で前記供給部と前記回収部とに接続されるとともに、他端で大気に開放された調圧用液室と、
    前記調圧用液室の内部に収容される多孔質部材と、
    前記供給部と前記調圧用液室とを連通させる第1の連通流路と、
    前記回収部と前記調圧用液室とを連通させる第2の連通流路と、
    を有し、
    前記ノズルから第1の連通流路までの流路抵抗は、前記ノズルから第2の連通流路までの流路抵抗に等しいことを特徴とするインクジェット記録装置。
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