JP2009018123A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 入賞したボーナス役の種別に関わらず、ボーナスゲーム終了後、長期間高確率RTへ移行する可能性を残しつつ、遊技者が一方的に有利にもならない適度な射幸性を有するスロットマシンを提供する。
【解決手段】 BB1が入賞した場合は、BBゲーム終了後、第1のリプレイタイムRT1へ移行する一方、BB2又はBB3が入賞した場合には、BBゲーム終了後、第2のリプレイタイムRT2へ移行する。RT1及びRT2は何れも、最大1000ゲーム継続するリプレイタイムであって、RT1及びRT2中に特殊リプレイが入賞した場合には、RT1及びRT2を終了し、最大30ゲーム継続する第3のリプレイタイムRT3へ移行する。RT1乃至RT3中はリプレイ確率が1/1.2に上昇し、RT1及びRT2中の特殊リプレイの当選確率はそれぞれ、1/122、1/60に設定される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、所定の遊技条件成立を契機として、再遊技役の当選確率を変更する機能を有するスロットマシンに関する。
従来、所定の遊技条件成立を契機として、再遊技役の当選確率を変更する機能、所謂リプレイタイム(以下、RTという)機能を有するスロットマシンが知られている。
尚、現風営法関連法規上、再遊技役の当選確率を変更可能な契機、即ちRTへの移行契機として、以下の5通りの契機が許容されている。
a)第1種特別役物又は役物連続作動装置の作動に係る条件装置が作動したとき。
b)第1種特別役物又は役物連続作動装置が作動することとなる図柄の組合せが表示されたとき。
c)第1種特別役物又は役物連続作動装置の作動が終了したとき。
d)第1種特別役物又は役物連続作動装置の作動に係る条件装置、第1種特別役物及び役物連続作動装置が作動していない場合において、特定の図柄の組合せが表示されたとき。
e)c)又はd)のいずれかに掲げるときの後に行われたあらかじめ定められた回数の遊技の結果が得られたとき。
上記RT機能を有するスロットマシンとして、ボーナスゲーム終了後(上記風営関連法規のc)に相当)、再遊技役の当選確率が通常時よりも向上する高確率RTへ移行し、該高確率RTが、所定回数のゲームを消化(上記風営関連法規のe)に相当)するまで、或いは何れかのボーナス役に内部当選する(上記風営関連法規のa)に相当)まで継続するスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスロットマシンにおいて、ボーナスゲーム後、前記高確率RTへ移行するか否か、高確率RTが継続するゲーム数(以下、継続ゲーム数という)、及び該高確率RT期間中の再遊技役の当選確率は、例えば、ビッグボーナス(以下、BBという)及びレギュラーボーナス(以下、RBという)等のボーナスゲームの種類毎、入賞図柄及び/又はボーナスゲーム中のメダル獲得枚数上限値等が異なる複数種類のBB/RBを有する場合には、その種類毎に定められていた。
特開2003−310863号公報
上記スロットマシンによれば、ボーナスゲーム終了後、高確率RTへ移行した場合、再遊技役の当選確率の向上により、メダルを大幅に減らすことなく、又はメダルを徐々に増やしながらゲームを実行できるばかりでなく、継続ゲーム数が大きければ大きいほど、この期間中にボーナス役に当選する期待値が高くなる。
しかしながら、高確率RTへ移行しないBB/RBや、継続ゲーム数の小さなBB/RBを引き当てた場合には、継続ゲーム数の大きな長期間高確率RTに移行することはなく、ボーナスゲーム後の遊技状態が、入賞したボーナス役の種別によって画一的に定められたものになってしまう問題があった。
そこで、本発明の目的は、入賞したボーナス役の種別に関わらず、ボーナスゲーム終了後、長期間高確率RTへ移行する可能性を残しつつ、遊技者が一方的に有利にもならない適度な射幸性を有するスロットマシンを提供することである。
本発明に係るスロットマシンは、周面に複数種類の図柄が配された複数のリールと、所定枚数のメダルがベットされたことを条件として有効となり、有効時の操作によって前記複数のリールを回転始動させるスタートレバーと、各リールの回転を停止させるための複数のストップボタンと、前記スタートレバー操作時に取得した乱数に基づき、複数種類の役に関する内部抽選を実行する内部抽選手段と、前記内部抽選手段による抽選の結果、何れかの役に内部当選し、各ストップボタン操作時に、前記内部当選した役を構成する入賞図柄が入賞ラインから所定の範囲内にある場合に、該入賞図柄を入賞ライン上に引き込んで、対応するリールを停止させるリール停止制御手段と、全リール停止後に、前記複数種類の役を構成する複数の入賞図柄の内、所定の入賞図柄が入賞ライン上に成立した場合には、該入賞図柄に応じた枚数分のメダルを払い出すメダル払出手段と、所定の遊技条件が成立した場合に、前記内部抽選手段による内部抽選時に用いる役抽選テーブルを変更する役抽選テーブル変更手段と、を備えている。
前記複数種類の役には、内部当選後入賞するまで内部当選状態が継続し、入賞によりボーナスゲームが開始される複数種類のボーナス役と、入賞したゲームでベットされたメダルと同じ枚数のメダルが、次のゲームでもベットされたものとしてスタートレバーの操作を有効化する再遊技役とを含み、前記役抽選テーブル変更手段は、第1のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後、通常時の役抽選テーブルよりも前記再遊技役の当選確率が高く設定された第1の抽選テーブルへ変更すると共に、第2のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後には、前記再遊技役の当選確率が前記第1の役抽選テーブルと同等に設定された第2の役抽選テーブルに変更する。
本発明に係るスロットマシンは更に、前記再遊技役として、第1の再遊技役と、第2の再遊技役とを有し、前記第1の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率は、前記第2の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率よりも低く設定されており、前記役抽選テーブル変更手段は、前記第1又は第2の役抽選テーブルを用いたゲームがN回継続した場合、通常時の役抽選テーブルへ変更すると共に、前記第1又は第2の役抽選テーブルを用いたゲーム中に、前記第2の再遊技役が入賞した場合、前記再遊技役の当選確率が前記第1及び第2の役抽選テーブルと同等に設定された第3の役抽選テーブルに変更し、該第3の役抽選テーブルを用いたゲームがM(M<N)回継続した場合は、通常時の役抽選テーブルへ変更することを特徴とする。
上記本発明に係るスロットマシンにおいて、第1のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後は、第1の役抽選テーブルを用いる第1のリプレイタイムへ移行し、第2のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後は、第2の役抽選テーブルを用いる第2のリプレイタイムへ移行する。
第1及び第2のリプレイタイムは何れも、両リプレイタイム中に、第2の再遊技役が入賞しない限り、最大でNゲーム継続し、第2の再遊技役が入賞した場合には、両リプレイタイムを終了し、第3の役抽選テーブルを用いる第3のリプレイタイムへ移行する。該第3のリプレイタイムは、M(M<N)ゲーム継続する
ここで、前記第1の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率は、前記第2の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率よりも低く設定されているため、各リプレイタイムを終了して第3のリプレイタイムへ移行する確率は、第2のリプレイタイム中の方が、第1のリプレイタイム中よりも高くなる。即ち、各リプレイタイムが継続するゲーム回数の期待値は、第2のリプレイタイムよりも第1のリプレイタイムの方が大きくなる。
上述の如く、第1及び第2のリプレイタイムは、最大Nゲーム継続する可能性があるものの、各リプレイタイム中の第2の再遊技役の当選確率を適宜設定することによって、各リプレイタイムの継続ゲーム数の期待値、即ち平均継続ゲーム数を規定することが出来る。更に、各リプレイタイムへ移行することととなる第1及び第2のボーナス役の当選確率を適宜設定することによって、ボーナスゲーム終了後のリプレイタイムの平均継続ゲーム数を規定することが出来る。これにより、ボーナスゲーム終了後は、入賞したボーナス役の種別に関わらず、最大Nゲーム継続するリプレイタイムの可能性を残しつつ、一方的に遊技者が有利になることのない適度な射幸性に調整することが可能となる。
又、第1及び第2のリプレイタイム中には毎ゲーム、第2の再遊技役が入賞する可能性があるため、例えば、第1及び第2のリプレイタイム中の最初のゲームで、第2の再遊技役が入賞した場合には、両リプレイタイムが1ゲームで終了することになるが、Mゲーム継続する第3のリプレイタイムへ移行するため、最短でも(1+M)ゲームのリプレイタイム期間が保証される。これにより、第1及び第2のリプレイタイム中、早期に第2の再遊技役が入賞し、両リプレイタイムが終了してしまった遊技者を救済することが出来る。
上述の如く、上記本発明に係るスロットマシンによれば、ボーナスゲーム終了後のリプレイタイム期間は、遊技者の運(ひき)次第で、最短の(1+M)ゲームから最長の(N+M)ゲームの間で変化することになる。
ボーナスゲーム終了後のリプレイタイムの継続ゲーム数が、入賞したボーナス役の種別毎に定められた従来のスロットマシンにおいて、遊技者は、リプレイタイムが終了する前にボーナス役に当選することを願うのみであったが、本発明のスロットマシンによれば、これに加え、リプレイタイムの継続ゲーム数を左右する第2の再遊技役の入賞/非入賞により、遊技者が一喜一憂する新たな遊技性を付与することが出来る。
具体的構成において、前記第1乃至第3の役抽選テーブルにおける前記再遊技役の当選確率は何れも、1ゲーム当りのメダル純増枚数の期待値がプラスとなるように設定されている。
該具体的構成によって、前記第1乃至第3のリプレイタイム中には、徐々にメダルを増やしながらのゲームが可能となると共に、上述の如く、遊技者の運(引き)次第で変化するリプレイタイム期間が長くなれば長くなるほど、多くのメダルが獲得可能となる。
又、具体的構成において、前記通常時の役抽選テーブル及び第3の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率は、前記第1の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率よりも低く設定されると共に、前記通常時の役抽選テーブル及び第3の役抽選テーブルは、前記第2の再遊技役の内部当選時に、複数種類のボーナス役の何れかが重複当選するように設定されている。
上記本発明に係るスロットマシンでは、前記通常時の役抽選テーブルを用いる通常遊技状態、及び前記第3のリプレイタイム中に、第2の再遊技役が入賞しても、第3のリプレイタイムへは移行しないため、遊技者が不信感を抱く虞があるが、上記具体的構成によれば、通常遊技状態及び第3のリプレイタイムに、第2の再遊技役が入賞することは殆んどなく、仮に入賞した場合にも、該入賞によって何れかのボーナス役に内部当選したことを遊技者に報知することが出来る。これにより、遊技者が抱く不信感の低減を図ることが出来る。
本発明によれば、入賞したボーナス役の種類に関わらず、ボーナスゲーム終了後、長期間高確率RTへ移行する可能性を残しつつ、遊技者が一方的に有利にもならない適度な射幸性を有するスロットマシンを提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本実施例のスロットマシンは、キャビネット8の内部に、周面に複数種類の図柄が配された3本のリール1L,1C,1Rからなる表示装置1を備え、キャビネット8の中央部を構成するフロントパネル8Dには、表示装置1の前面側の領域に、表示窓80が設けられ、該表示窓80を通して、各リールの周面に配された図柄3つ分が視認可能となっている。
フロントパネル8Dの下側に隣接配置されたスイッチ類設置部8Eには、遊技に供するメダルを投入するためのメダル投入口2と、内部に貯留されたクレジットメダルから賭けメダルを投入するためのベットスイッチ3と、3本のリール1L,1C,1Rを回転始動させるためのスタートレバー5と、各リール1L,1C,1Rを個別に停止させるための3つのストップボタン6L,6C,6Rと、クレジットメダルの払出を行うための精算ボタン4と、投入したメダルが詰まった場合に操作するメダル返却ボタン20と、ドアキー8Hとが配備されている。
又、キャビネット8には、スイッチ類設置部8Eの下側に、化粧パネル8Fが配備されると共に、該化粧パネル8Fの下側には、メダル受皿8Gが配備されている。更に、キャビネット8の上部には、種々の演出を表示するための液晶ディスプレイからなる演出表示装置7と、上部ランプ8と、一対のスピーカ8B,8Cとが配備されている。
フロントパネル8Dには、表示窓80の周囲に、賭けメダル枚数(以下、ベット枚数という)に応じて点灯する3つのベットランプE1〜E3と、クレジットメダル枚数を表示するクレジット表示器D1と、入賞等により払い出されるメダルの枚数を表示する払出枚数表示器D3と、ボーナスゲーム中に払い出されたメダルの総数等を表示する総獲得メダル枚数表示器D2と、4.1秒の遊技間隔未満のときに点灯するウエイトランプE4と、再遊技成立時に点灯する再遊技ランプE5と、演出表示装置7上の演出に連動して点灯する5つの演出ランプE6〜E10とが配備されている。
又、フロントパネル8Dには、3本の水平ラインと左上がり及び右上がりの2本の斜めラインとからなる合計5本の入賞ライン81〜85が表示されている。
尚、本実施例のスロットマシンにおいて、1回の遊技に必要なベット枚数は、後述するボーナスゲーム中には2枚、該ボーナスゲーム中以外の遊技状態時には3枚に設定されている。又、後述するチャンスタイムボーナス中には、中央の水平ライン及び2本の斜めラインの合計3本の入賞ライン81,84,85が有効となり、該チャンスタイムボーナス中以外の遊技状態時には、中央の水平ラインを除く4本の入賞ライン82〜85が有効となる。
図2に示す様に、各リール1L,1C,1Rの周面にはそれぞれ、「赤7」、「青7」、「黒BAR」、「白BAR」、「青リプレイ」、「緑リプレイ」、「ベル」、「赤チェリー」、「ピンクチェリー」及び「ブランク」の合計10種類の図柄の何れかからなる21個の図柄が配されている。各リール1L,1C,1Rの21個の図柄にはそれぞれ、0〜20の図柄番号が割り当てられており、図1に示す表示窓80内の下段に位置する図柄の図柄番号を用いて、各リール1L,1C,1Rの回転角度位置を管理している。例えば、左リール1Lの回転角度位置が13の場合、図柄番号13に対応する「ピンクチェリー」が下段、図柄番号14に対応する「ブランク」が中段、図柄番号15に対応する「ベル」が上段にそれぞれ位置することになる。更に、各リール1L,1C,1Rの回転角度位置は、各リール1L,1C,1Rが(360/21)度回転する度に順次1加算され、21となった場合には0リセットされる。
又、本実施例のスロットマシンの入賞役は、図3に示す4種類のボーナス役と、図4に示す6種類の小役と、図5に示す2種類の再遊技役とから構成されており、各入賞役は、図4乃至図6に示す各入賞図柄が、有効な入賞ライン上に成立することで入賞となる。
各入賞役の入賞には、後述する内部抽選での当選を必要条件としており、該内部抽選の結果、上記12種類の入賞役の内、何れの入賞役にも当選しなかった場合には、図4乃至図6に示す各入賞図柄が、有効な入賞ライン上に成立することはない。
更に、内部抽選の結果、上記12種類の入賞役の内、何れかの入賞役に内部当選した場合、後述するCBゲーム中以外の遊技状態では、各ストップボタン6L〜6R操作時の対応するリール1L,1C,1Rの回転角度位置をA(=0〜20)としたとき、A+1(即止め位置)からA+5(4駒滑り位置)の範囲内で、内部当選した入賞役を構成する図柄を可能な限り有効な入賞ライン上に引き込んでリールを停止させる、最大4駒の引込制御を行う。
例えば、図4に示す小役FR1が内部当選したゲームで、左リール1Lの回転角度位置を1のときに左ストップボタン6Lが操作されたと仮定した場合、左リール1Lは即止め位置(=2)から4駒滑った回転角度位置5にて停止し、この結果、小役FR1を構成する図柄番号7の「ベル」が上段に引き込まれる。
一方、後述するCBゲーム中、左リール1Lについては、上記最大4駒の引込制御を行うことなく前記即止め位置にてリールを停止させ、中リール1C及び右リール1Rについては、同様に最大4駒の引込制御を行う。
図3に示す4種類のボーナス役は、各ボーナス役に内部当選したゲームで、対応するボーナス役が入賞しなかったとしても、該ボーナス役に当選したことを示す当選フラグが入賞するまで維持される持越役である一方、図4に示す6種類の小役及び図5に示す2種類の再遊技役は1ゲーム有効役であって、各小役或いは各再遊技役に内部当選したことを示す当選フラグは、成立したゲームのみ有効で、入賞/非入賞に関わらず、ゲームの終了即ち全リールの停止をもってリセットされる。
図3に示す4種類のボーナス役の内、ビッグボーナス役BB1〜BB3が入賞した場合、ビッグボーナス(以下、BBという)ゲームへ移行する。BBゲーム中には、内部抽選時に用いる抽選テーブルが、図4に示す6種類の小役の何れかが必ず内部当選するBBゲーム用抽選テーブルに変更され、この結果頻発する小役入賞によって、大量のメダルが獲得できる。尚、BBゲームは、該BBゲーム中のメダル獲得枚数が351枚を超えたゲームで終了する。
一方、CB役が入賞した場合には、チャレンジタイムボーナス(以下、CBという)ゲームへ移行する。CBゲームでは、毎ゲーム、図4に示す全ての小役が重複当選すると共に、左ストップボタン6L操作時に左リール1Lが即止め位置で停止する。この結果、頻発する小役入賞によって、大量のメダルが獲得できる。尚、CBゲームは、該CBゲーム中のメダル獲得枚数が121枚を超えたゲームで終了する。
図4に示す6種類の小役の内、FR1が入賞した場合、一般ゲーム中及びボーナスゲーム中に関わらず、9枚のメダルが払い出される。一方、その他の5種類の小役FR2〜FR5が入賞した場合、一般ゲーム中には1枚、ボーナスゲーム中には9枚のメダルが払い出される。図2に示す如く、小役FR1を構成する「ベル」は、全てのリール1L,1C,1Rで、間に最大4つの図柄を隔てた5駒間隔以内に配置されているため、CBゲーム中以外の遊技状態時に小役FR1が内部当選した場合には、引込制御により、各ストップボタン6L,6C,6Rの操作タイミングに関わらず、入賞が成立することになる。
図5に示す2種類の再遊技役RP1,RP2は、入賞したゲームでベットされたメダルと同じ枚数のメダルが、次のゲームでもベットされたものとしてスタートレバー5の操作を有効化する役である。以降、再遊技役RP1を通常リプレイ、再遊技役RP2を特殊リプレイ、「青リプレイ」を「通常リプレイ図柄」、「緑リプレイ」を「特殊リプレイ図柄」という。
図2に示す如く、通常リプレイRP1を構成する「通常リプレイ図柄」は、全てのリール1L,1C,1Rで、間に5つの図柄を隔てた5駒間隔以内に配置されているため、CBゲーム中以外の遊技状態時に通常リプレイRP1が内部当選した場合には、引込制御により、各ストップボタン6L,6C,6Rの操作タイミングに関わらず、入賞が成立することになる。
同様に、特殊リプレイRP2を構成する「特殊リプレイ図柄」は、右リール1Rに、間に最大4つの図柄を隔てた5駒間隔以内に配置されているため、CBゲーム中以外の遊技状態時に特殊リプレイRP2が内部当選した場合には、引込制御により、各ストップボタン6L,6C,6Rの操作タイミングに関わらず、入賞が成立することになる。
尚、後述するが、5種類の小役FR2〜FR5、及び特殊リプレイRP2は、4種類のボーナス役BB1〜BB3,CBの内、何れかのボーナス役と同時に重複当選する可能性がある重複当選役に設定されている。
又、上記重複当選時や、上記4種類のボーナス役BB1〜BB3,CBの内、何れかのボーナス役が持ち越されている状態で6種類の小役FR1〜FR6及び2種類RP1〜RP2の内、何れかの役に内部当選した場合、引き込みの優先順位は、高いほうから再遊技役、ボーナス役、小役の順に設定している。
次に、ゲームの流れについて説明する。
先ず、図1に示すメダル投入口から1ゲームに必要な枚数分のメダル投入があった場合、又はベットスイッチ3の操作により1ゲームに必要な枚数分のメダルがクレジットメダルから引き落とされた場合、或いは前のゲームで再遊技役が入賞した場合、スタートレバー5の操作を受け付けるゲーム開始可能状態へ移行する。
該ゲーム開始可能状態にて、スタートレバー5が操作されると、CBゲーム中以外の場合は、極めて短い周期で更新される乱数(変動範囲:0〜65535)を取得し、該乱数に基づいて内部抽選を行う一方、CBゲーム中には、図4に示す全6種類の小役全てを内部当選状態に設定し、リール1L,1C,1Rを回転始動する。そして、全リール1L,1C,1Rの回転速度が一定速度に達した時点で、3つのストップボタン6L,6C,6Rの操作を受け付けるリール停止可能状態へ移行する。尚、CBゲーム中に内部抽選を行ってもよい。
該リール停止可能状態にて、何れかのストップボタン6L,6C,6Rが操作されると、停止操作時の対応するリールの回転角度位置と、内部抽選結果と、既に停止済みのリールがある場合には該リールの停止位置とに応じて、リールを停止させるべき回転角度位置を決定し、該回転角度位置にてリールを停止させる。
そして、全リール停止後、何れかの有効な入賞ライン上に、図3乃至図5に示す何れかの役が入賞した場合には、入賞した役に応じたメダル払出処理及び遊技状態変更処理を実行して、1ゲームを終了する。
次に、本実施例のスロットマシンに設定される複数の遊技状態についてそれぞれ説明する。
図1に示す本実施例のスロットマシンのキャビネット8の内部には、所謂機械割を設定するための設定変更スイッチと、リセットボタンと、電源スイッチとが配備されており、設定変更スイッチの操作により1,2,5及び6の4段階の設定値の変更が可能となっており、該設定変更操作の後に設定される遊技状態を通常遊技状態という。
図6に示す如く、前記通常遊技状態時において実行される1ゲーム毎の内部抽選にて、図3に示す4種類のボーナス役BB1〜BB3,CBの内、何れかのボーナス役に内部当選した場合には、該ボーナス役が入賞するまで、ボーナス内部当選状態へ移行する。
そして、ボーナス内部当選状態において、図3に示す3種類のビッグボーナス役BB1〜BB3の何れかが入賞した場合には、次ゲームからBBゲーム状態へ移行し、該BBゲーム中のメダル獲得枚数が351枚を超えるゲームまで該BBゲーム状態を継続する。同様に、ボーナス内部当選状態において、図3に示すチャンスタイムボーナス役CBが入賞した場合には、次ゲームからCBゲーム状態へ移行し、CBゲーム中のメダル獲得枚数が129枚を超えるゲームまで該CBゲーム状態を継続する。
更に、3種類のビッグボーナス役BB1〜BB3の内、第1のビックボーナス役BB1が入賞した後のBBゲーム終了後には、2種類の再遊技役RP1,RP2トータルの当選確率が通常遊技状態よりも高い第1のリプレイタイムRT1へ移行する。同様に、第2のビックボーナス役BB2又は第3のビックボーナス役BB3が入賞した後のBBゲーム終了後には、第2のリプレイタイムRT2へ移行する。一方、CBゲームが終了した後は、通常遊技状態へ移行する。
前記第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2はそれぞれ、最大1000ゲーム継続し、該第1又は第2のリプレイタイムRT1,RT2中に、図3に示す何れかのボーナス役に内部当選した場合には、該第1又は第2のリプレイタイムRT1,RT2を終了して、ボーナス内部当選状態へ移行する。又、図5に示す特殊リプレイRP2が入賞した場合には、該第1又は第2のリプレイタイムRT1,RT2を終了して、第3のリプレイタイムRT3へ移行する。一方、図3に示す何れかのボーナス役BB1〜BB3,CBに内部当選することも、図5に示す特殊リプレイRP2が入賞することもなく、1000ゲームを消化した場合には、通常遊技状態へ移行する。
第3のリプレイタイムRT3は、最大30ゲーム継続し、該第3のリプレイタイムRT3中に、図3に示す何れかのボーナス役BB1〜BB3,CBに内部当選した場合には、該第3のリプレイタイムRT3を終了して、ボーナス内部当選状態へ移行する。一方、図3に示す何れかのボーナス役BB1〜BB3,CBに内部当選することなく30ゲームを消化した場合には、通常遊技状態へ移行する。
尚、第1乃至第3のリプレイタイムRT1〜RT3中の再遊技役RP1,RP2トータルの当選確率は何れも、即ち1ゲーム当りのメダル純増枚数の期待値がプラスとなる1/1.2に設定されており、徐々にメダルを増やしながらのゲームが可能となると共に、リプレイタイム期間が長くなれば長くなるほど、多くのメダルが獲得可能となっている。
図7乃至図9は、通常遊技状態における内部抽選時に用いる通常時の役抽選テーブルを示している。表中の数値は、乱数がとり得る数値範囲(0〜65535)内で、内部当選と判定する数値の個数を設定値毎に記したものである。
図7に示す如く、各ビッグボーナス役BB1〜BB3及びチャンスタイムボーナス役CBの当選確率はそれぞれ、1/992.97〜1/840.21、1/1057.03〜1/840.21、1/1092.27〜1/885.62、1/936.23に設定されている。
又、第2及び第3のビッグボーナス役BB2,BB3の合算当選確率、各ビッグボーナス役BB1〜BB3の合算当選確率、各ビッグボーナス役BB1〜BB3及びチャンスタイムボーナス役CBの合算当選確率はそれぞれ、1/537.18〜1/431.16、1/348.60〜1/284.94、1/254.02〜1/218.45に設定されている。
又、各ビッグボーナス役BB1〜BB3及びチャンスタイムボーナス役CBはそれぞれ、単独当選する場合と、5種類の小役FR2〜FR6及び特殊リプレイRP2の何れかと重複当選する場合とがある。
図8に示す如く、第1乃至第6の小役FR1〜FR6の当選確率はそれぞれ、1/7.77〜1/7.07、1/149.63、1/149.63、1/149.63、1/126.03、1/218.45に設定されている。又、第2乃至第6の小役FR2〜FR6はそれぞれ、単独当選する場合と、各ビッグボーナス役BB1〜BB3又はチャンスタイムボーナス役CBと重複当選する場合とがあり、重複当選確率はそれぞれ、8.9%、8.9%、8.9%、9.81%、20.67%に設定されている。
図9に示す如く、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の当選確率はそれぞれ、1/7.31、1/6553.6に設定され、特殊リプレイRP2は、3種類のビッグボーナス役BB1〜BB3及びチャンスタイムボーナス役CBの内、何れかのボーナス役と重複当選する様に設定されている。又、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率は、1/7.3に設定されている。
図10は、第1のリプレイタイムRT1において、内部抽選時に用いる通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2に関する第1の役抽選テーブルを示している。尚、ボーナス役及び小役については、通常遊技状態と同様に、図7及び図8に示す通常時の役抽選テーブルを用いる。
図10に示す如く、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の当選確率はそれぞれ、1/1.22〜1/1.24、1/120.03に設定されている。又、特殊リプレイRP2は、単独当選する場合と、各ビッグボーナス役BB1〜BB3又はチャンスタイムボーナス役CBと重複当選する場合とがあり、重複当選確率は1.83%に設定されている。更に、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率は、1/1.20〜1.21に設定されている。
図11は、第2のリプレイタイムRT2において、内部抽選時に用いる通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2に関する第2の役抽選テーブルを示している。尚、ボーナス役及び小役については、通常遊技状態と同様に、図7及び図8に示す通常時の役抽選テーブルを用いる。
図11に示す如く、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の当選確率はそれぞれ、1/1.23〜1/1.24、1/60.01に設定されている。又、特殊リプレイRP2は、単独当選する場合と、各ビッグボーナス役BB1〜BB3又はチャンスタイムボーナス役CBと重複当選する場合とがあり、重複当選確率は0.92%に設定されている。更に、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率は、1/1.20〜1.21に設定されている。
図10及び図11に示す如く、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2中の通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率はそれぞれ、1/1.20〜1.21と略同等である一方、特殊リプレイRP2の単独当選確率、即ち特殊リプレイRP2の入賞により第3のリプレイタイムへ移行する確率は、第1のリプレイタイムRT1中には1/122.27、第2のリプレイタイムRT2中には1/60.57に設定されている。
この結果、特殊リプレイRP2が入賞(ボーナス役との重複当選時を除く)することなく、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2が継続する平均ゲーム回数はそれぞれ、特殊リプレイRP2が単独当選する確率の逆数、即ち122.27ゲーム、60.57ゲームとなる。
図12は、第3のリプレイタイムRT3において、内部抽選時に用いる通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2に関する第3の役抽選テーブルを示している。尚、ボーナス役及び小役については、通常遊技状態と同様に、図7及び図8に示す通常時の役抽選テーブルを用いる。
図12に示す如く、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の当選確率はそれぞれ、1/1.20〜1/1.22、1/6553.60に設定されると共に、特殊リプレイRP2は、3種類のビッグボーナス役BB1〜BB3及びチャンスタイムボーナス役CBの内、何れかのボーナス役と重複当選する様に設定されている。又、通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率は、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2と同等の1/1.20〜1.22に設定されている。
上述の如く、BBゲーム終了後には、最大1000ゲーム継続する第1のリプレイタイムRT1或いは第2のリプレイタイムRT2に移行することになる。両リプレイタイムRT1,RT2中の4種類のボーナス役BB1〜BB3,CB及び特殊リプレイRP2を除く他の役の当選確率及び配当を考慮した1ゲーム当りのメダル純増枚数の期待値は、0.63〜0.73枚となり、継続すればするほど、多くのメダルを獲得することが出来る。
図6に示す如く、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2は、何れかのボーナス役に内部当選した場合、及び特殊リプレイRP2が入賞した場合には終了する。ここで、何れかのボーナス役に内部当選する確率は、両リプレイタイムRT1,RT2とも同一である一方、特殊リプレイRP2の当選確率は、第1のリプレイタイムRT1に比べて第2のリプレイタイムRT2の方が高く設定されているので、両リプレイタイムRT1,RT2が継続するゲーム回数の期待値は、上述の如く、第2のリプレイタイムRT2よりも第1のリプレイタイムRT1の方が大きくなる。
両リプレイタイムRT1,RT2中に、何れかのボーナス役に内部当選した場合には、ボーナス内部当選状態へ移行し、ボーナス役の入賞を経て、BBゲーム或いはCBゲームで多くのメダルを獲得することが出来る。
又、両リプレイタイムRT1,RT2が1000ゲーム継続する確率、即ち1000ゲームに亘って4種類のボーナス役BB1〜BB3,CB及び特殊リプレイRP2の何れにも内部当選しない確率は、極めて低いものの、その可能性は0ではなく、仮に1000ゲーム継続した場合には、通常遊技状態へ移行することになるが、1000ゲーム消化によって、平均で654〜729枚のメダルを獲得できる。
但し、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2は、特殊リプレイRP2の入賞によって毎ゲーム終了する可能性があるため、例えば、両リプレイタイムRT1,RT2の1ゲーム目に、運悪く特殊リプレイRP2が入賞した場合、両リプレイタイムRT1,RT2は1ゲームで終了することになるが、特殊リプレイRP2の入賞によって最大30ゲーム継続する第3のリプレイタイムRT3へ移行する。
第3のリプレイタイムRT3は、何れかのボーナス役に内部当選しない限り30ゲーム継続し、該リプレイタイム中の通常リプレイRP1及び特殊リプレイRP2の合算当選確率は、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2と同等の1/1.20〜1.22に設定されているため、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2と同様に、徐々にメダルを増やしながらのゲームが可能である。
従って、ビッグボーナス終了後には、何れかのボーナス役の内部当選により終了する場合を除き、徐々にメダルを増やしながらのゲームが可能なリプレイタイムの継続ゲーム数が、遊技者の運(ひき)次第で、最短の合計31ゲームから最長の1030ゲームの間で変化することになる。
ボーナスゲーム終了後のリプレイタイムの継続ゲーム数が、入賞したボーナス役の種別毎に定められた従来のスロットマシンにおいて、遊技者は、リプレイタイムが終了する前にボーナス役に当選することを願うのみであったが、本発明のスロットマシンによれば、これに加え、リプレイタイムの継続ゲーム数を左右する特殊リプレイRP2の入賞/非入賞により、遊技者が一喜一憂する新たな遊技性を付与することが出来る。
又、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2は、最大1000ゲーム継続する可能性があるものの、両リプレイタイム中の特殊リプレイRP2の当選確率を適宜設定することによって、両リプレイタイムの継続ゲーム数の期待値、即ち平均継続ゲーム数を規定することが出来る。更に、各リプレイタイムへ移行することととなるビッグボーナス役の当選確率を適宜設定することによって、BBゲーム終了後のリプレイタイムの平均継続ゲーム数を規定することが出来る。これにより、BBゲーム終了後は、入賞したビッグボーナス役の種別に関わらず、最大1030ゲーム継続するリプレイタイムの可能性を残しつつ、一方的に遊技者が有利になることのない適度な射幸性に調整することが可能となる。
更に、第1及び第2のリプレイタイムRT1,RT2中に特殊リプレイRP2が成立した場合には、両リプレイタイムRT1,RT2と同様に、徐々にメダルを増やしながらのゲームが可能であると共に、何れかのボーナス役に内部当選しない限り30ゲーム継続する第3のリプレイタイムRT3へ移行するので、各リプレイタイムRT1,RT2中、早期に特殊リプレイRP2が入賞し、各リプレイタイムRT1,RT2が終了してしまった遊技者を救済することが出来る。
尚、本実施例のスロットマシンにおいて、通常遊技状態及び第3のリプレイタイムRT3中に、特殊リプレイRP2が入賞しても、第3のリプレイタイムRT3へは移行しないため、遊技者が不信感を抱く虞がある。
そこで、図9及び図12に示す如く、通常遊技状態及び第3のリプレイタイムRT3中には、特殊リプレイRP2の当選確率を極めて低く設定すると共に、特殊リプレイRP2の当選時には、何れかのボーナス役が重複当選するように設定している。
従って、通常遊技状態及び第3のリプレイタイムRT3中に、特殊リプレイRP2が入賞することは殆んどなく、仮に入賞した場合には、該入賞によって何れかのボーナス役に内部当選したことを遊技者に報知することにより、遊技者が抱く不信感の低減を図っている。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本実施例では、入賞したビッグボーナス役の種別に応じて、BBゲーム終了後に第1或いは第2のリプレイタイムRT1,RT2へ移行するように設定したが、両リプレイタイムRT1,RT2へ移行する契機は、BBゲーム終了後に限らず、レギュラーボーナス(風営関連法規上の第1種特別役物に相当)ゲーム終了後でもよい。
本発明に係るスロットマシンの正面図である。 該スロットマシンの各リールの図柄配列図である。 該スロットマシンの各ボーナス役の入賞図柄及び終了条件を示す表である。 該スロットマシンの各小役の入賞図柄及び配当を示す表である。 該スロットマシンの各再遊技役の入賞図柄を示す表である。 該スロットマシンの遊技状態遷移図である。 該スロットマシンのボーナスゲーム状態時及びボーナス内部当選状態時以外に遊技状態時に用いる各ボーナス役に関する内部抽選テーブルである。 該スロットマシンのボーナスゲーム状態時及びボーナス内部当選状態時以外に遊技状態時に用いる各小役に関する内部抽選テーブルである。 該スロットマシンの通常遊技状態時に用いる各再遊技役に関する内部抽選テーブルである。 該スロットマシンの第1のリプレイタイム中に用いる各再遊技役に関する内部抽選テーブルである。 該スロットマシンの第2のリプレイタイム中に用いる各再遊技役に関する内部抽選テーブルである。 該スロットマシンの第3のリプレイタイム中に用いる各再遊技役に関する内部抽選テーブルである。
符号の説明
1L,1C,1R:リール
2:メダル投入口
3:ベットスイッチ
5:スタートレバー
6L,6C,6R:ストップボタン
7:演出表示装置
8:キャビネット

Claims (3)

  1. 周面に複数種類の図柄が配された複数のリールと、
    所定枚数のメダルがベットされたことを条件として有効となり、有効時の操作によって前記複数のリールを回転始動させるスタートレバーと、
    各リールの回転を停止させるための複数のストップボタンと、
    前記スタートレバー操作時に取得した乱数に基づき、複数種類の役に関する内部抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記内部抽選手段による抽選の結果、何れかの役に内部当選し、各ストップボタン操作時に、前記内部当選した役を構成する入賞図柄が入賞ラインから所定の範囲内にある場合に、該入賞図柄を入賞ライン上に引き込んで、対応するリールを停止させるリール停止制御手段と、
    全リール停止後に、前記複数種類の役を構成する複数の入賞図柄の内、所定の入賞図柄が入賞ライン上に成立した場合には、該入賞図柄に応じた枚数分のメダルを払い出すメダル払出手段と、
    所定の遊技条件が成立した場合に、前記内部抽選手段による内部抽選時に用いる役抽選テーブルを変更する役抽選テーブル変更手段と、を備え、
    前記複数種類の役には、内部当選後入賞するまで内部当選状態が継続し、入賞によりボーナスゲームが開始される複数種類のボーナス役と、入賞したゲームでベットされたメダルと同じ枚数のメダルが、次のゲームでもベットされたものとしてスタートレバーの操作を有効化する再遊技役とを含み、
    前記役抽選テーブル変更手段は、第1のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後、通常時の役抽選テーブルよりも前記再遊技役の当選確率が高く設定された第1の抽選テーブルへ変更すると共に、第2のボーナス役の入賞によるボーナスゲームの終了後には、前記再遊技役の当選確率が前記第1の役抽選テーブルと同等に設定された第2の役抽選テーブルに変更するスロットマシンにおいて、
    前記再遊技役として、第1の再遊技役と、第2の再遊技役とを有し、
    前記第1の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率は、前記第2の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率よりも低く設定されており、
    前記役抽選テーブル変更手段は、前記第1又は第2の役抽選テーブルを用いたゲームがN回継続した場合、通常時の役抽選テーブルへ変更すると共に、前記第1又は第2の役抽選テーブルを用いたゲーム中に、前記第2の再遊技役が入賞した場合、前記再遊技役の当選確率が前記第1及び第2の役抽選テーブルと同等に設定された第3の役抽選テーブルに変更し、該第3の役抽選テーブルを用いたゲームがM(M<N)回継続した場合は、通常時の役抽選テーブルへ変更することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記第1乃至第3の役抽選テーブルにおける前記再遊技役の当選確率は何れも、1ゲーム当りのメダル純増枚数の期待値がプラスとなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記通常時の役抽選テーブル及び第3の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率は、前記第1の役抽選テーブルにおける前記第2の再遊技役の当選確率よりも低く設定されると共に、前記通常時の役抽選テーブル及び第3の役抽選テーブルは、前記第2の再遊技役の内部当選時に、複数種類のボーナス役の何れかが重複当選するように設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
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