JP2009016143A - 鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法および鉛蓄電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】鉛丹を含有する鉛蓄電池の寿命性能を向上させる。
【解決手段】本発明の鉛蓄電池のペースト式正極板の製造方法は、まず鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹と希硫酸とを混合して二酸化鉛を含む鉛丹スラリーを作製し、この鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製し、次に、正極ペーストを格子体に充填してなる正極板を熟成することを特徴とする。
【選択図】なし
【解決手段】本発明の鉛蓄電池のペースト式正極板の製造方法は、まず鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹と希硫酸とを混合して二酸化鉛を含む鉛丹スラリーを作製し、この鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製し、次に、正極ペーストを格子体に充填してなる正極板を熟成することを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法および鉛蓄電池に関する。
従来、鉛蓄電池に鉛丹を添加すると、化成効率が向上して放電容量の高い電池が得られることが知られており、ペースト式鉛蓄電池(以下、単に電池ともいう)においても、化成効率を向上させるために、正極活物質ペーストを作製する際に鉛丹を添加するという手法が採られる。
鉛丹と鉛粉とを含む正極活物質ペーストは、一般的には、鉛粉と鉛丹とを混合してから、硫酸を加えて混練して作製される。
しかしながら、この方法によると、鉛丹よりも鉛粉のほうが硫酸との反応性が高いため、鉛粉中のPbOと硫酸との反応が優先的に起こり、鉛粉に添加した鉛丹が未反応のままペースト中に残ることで、鉛丹を添加したことによる化成効率向上効果が十分に得られなかった。
しかしながら、この方法によると、鉛丹よりも鉛粉のほうが硫酸との反応性が高いため、鉛粉中のPbOと硫酸との反応が優先的に起こり、鉛粉に添加した鉛丹が未反応のままペースト中に残ることで、鉛丹を添加したことによる化成効率向上効果が十分に得られなかった。
そこで、この問題を解決するものとして、予め鉛丹(鉛丹化率が98質量%以上のもの)と希硫酸とを混合しておいて、これに鉛粉を混合して正極活物質ペーストを作製する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−13074号公報
特許文献1に記載の方法によると、予め鉛丹を希硫酸と混合することで、次式に示すようにPbO2が生成する。
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
生成したPbO2を含むスラリーと鉛粉とを、混練して調製した正極ペーストを用いると未化成の正極板にPbO2が含まれることから、電池とした際の初充電電気量を削減し初充電時間の短縮が可能となる。
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
生成したPbO2を含むスラリーと鉛粉とを、混練して調製した正極ペーストを用いると未化成の正極板にPbO2が含まれることから、電池とした際の初充電電気量を削減し初充電時間の短縮が可能となる。
しかし、上記特許文献1の方法では、鉛丹として鉛丹化率が98質量%以上の高鉛丹化率鉛丹が使用されているため、活物質粒子間の結合が弱くなって、早期に活物質の軟化、脱落が起こり、早期に寿命に至るという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、鉛丹を含有する鉛蓄電池の寿命性能を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明は、鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹と希硫酸とを混合して二酸化鉛を含む鉛丹スラリーを作製し、前記鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製し、前記正極ペーストを格子体に充填してなる正極板を熟成することを特徴とする鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法、及び、前記鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法により得られた正極板を備える鉛蓄電池である。
本発明の鉛蓄電池に用いるペースト式正極板(以下、「正極板」という)を製造する際には、予め鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹と希硫酸とを混合して鉛丹スラリーを作製する。
鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹(以下、低鉛丹化率鉛丹ともいう)を用いた場合も、鉛丹と希硫酸との反応が起こり、次式に示すように、二酸化鉛(PbO2)が生成する。
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
本発明においては、上記のようにして生成した二酸化鉛を含むスラリーと鉛粉とを混練して調製した正極ペーストを用いるから、未化成の正極板にPbO2が含まれており、電池とした際の初充電電気量を削減し初充電時間の短縮ができる。また、放電容量の高い電池を得ることができる。
また、低鉛丹化率鉛丹と硫酸とを予め混合して鉛丹スラリーを作製する際に、低鉛丹化率鉛丹中に含まれるPb3O4が硫酸と反応してPbSO4とPbO2が生成するから、正極ペースト中に未反応の状態で残存するPb3O4は少ない。
その結果、化成時の鉛丹と硫酸との反応に起因する極板の体積膨張を軽減することができる。
その結果、化成時の鉛丹と硫酸との反応に起因する極板の体積膨張を軽減することができる。
さらに、本発明において使用する鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹には、鉛丹化率98質量%以上の高鉛丹化率鉛丹と比較すると、多くの酸化鉛が含まれているので、活物質粒子間の結合性が強く、活物質の軟化、脱落が起こり難くなり寿命性能が向上する。
以上より、本発明によれば、鉛丹化率が20〜80質量%の鉛丹を硫酸と予め混合することで極板の体積膨張を軽減し、活物質粒子間の結合性が改善されるから、鉛丹を含有する鉛蓄電池の寿命性能を向上させることができる。
本発明の鉛蓄電池は、鉛丹と希硫酸とを混合して二酸化鉛を含む鉛丹スラリーを作製してから、鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製し、正極ペーストを格子体に充填してなる正極板を熟成することで得られる正極板を備える。
本発明の鉛蓄電池に使用する正極板を製造するには、まず鉛丹と水と希硫酸とを混合して鉛丹スラリーを作製する。すると、次式に示すような反応が起こって、二酸化鉛(PbO2)が生成する
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
Pb3O4+2H2SO4→PbO2+2PbSO4+2H2O
本発明において、鉛丹としては、PbOと金属鉛を含む鉛粉(後述する)を所定の鉛丹化率となるように焼成したものが使用される。
鉛丹の鉛丹化率は20〜80質量%であるのが好ましい。鉛丹化率が20質量%未満であると、化成効率の向上効果が少なくなり、80質量%を超えると活物質の軟化、脱落が促進されるからである。
鉛丹の鉛丹化率は20〜80質量%であるのが好ましい。鉛丹化率が20質量%未満であると、化成効率の向上効果が少なくなり、80質量%を超えると活物質の軟化、脱落が促進されるからである。
なお、本明細書において、鉛丹化率とは、鉛粉を焼成して鉛丹化した時の焼成物中のPb3O4の割合(質量%)のことをいい、具体的には焼成物中のPb3O4の質量を焼成物の質量で除した値に100を乗じた値で表される。
本発明において、鉛丹の混合量は鉛粉(後述する)と鉛丹との合計質量に対して10質量%以上、30質量%以下であることが好ましい。
鉛丹の混合量が10質量%未満であると、放電性能の向上効果が発揮されにくく、30質量%を超えると寿命性能が低下するからである。
鉛丹の混合量が10質量%未満であると、放電性能の向上効果が発揮されにくく、30質量%を超えると寿命性能が低下するからである。
次に、上記のようにして得られた二酸化鉛を含む鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製する。
本発明において、鉛粉(上記鉛丹を作製するための鉛粉も含む)としては、PbOと金属鉛を含み、公知の方法(例えば、ボールミル法など)によって得られるものが使用される。正極ペーストには、さらに、有機短繊維などの添加物が必要に応じて添加される。
次に、正極ペーストを格子体に充填して正極板を作製し、この正極板を熟成乾燥させると正極板が得られる。
本発明の鉛蓄電池は、上記のようにして得られた正極板と、常法によって作製された負極板とをセパレータを介して交互に積層し、電槽に挿入した後、希硫酸を注液してから化成を行うことで得られる。
<実施例>
以下、本発明を具体的に適用した実施例について説明する。
<電池の作製>
(1)鉛丹スラリーの作製
ボールミル法で製造した鉛粉を420℃で所定の鉛丹化率に達するまで焼成した後、水と硫酸とを加えて混練機で混合することにより鉛丹スラリーを作製した。
以下、本発明を具体的に適用した実施例について説明する。
<電池の作製>
(1)鉛丹スラリーの作製
ボールミル法で製造した鉛粉を420℃で所定の鉛丹化率に達するまで焼成した後、水と硫酸とを加えて混練機で混合することにより鉛丹スラリーを作製した。
(2)正極ペーストの調製
ボールミル鉛粉製造機で作製されたPbOと金属鉛とからなる鉛粉に、(1)により得られた鉛丹スラリーを加えて、混練機で混合することにより正極ペーストを調製した。
ボールミル鉛粉製造機で作製されたPbOと金属鉛とからなる鉛粉に、(1)により得られた鉛丹スラリーを加えて、混練機で混合することにより正極ペーストを調製した。
(3)正極板の作製
(2)により得られた正極活物質ペーストを、鉛合金からなる格子体に充填した後、熟成乾燥することで鉛蓄電池用正極板を得た。
(2)により得られた正極活物質ペーストを、鉛合金からなる格子体に充填した後、熟成乾燥することで鉛蓄電池用正極板を得た。
比較の電池に使用する正極板として、鉛丹を使用せず鉛粉のみを使用した正極板(試験番号11の電池に使用)、および、鉛丹と希硫酸とを混合することで得られる鉛丹スラリーを作製せずに、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉に水及び希硫酸を加えて混練することで調製される正極活物質ペーストを使用した正極板(試験番号6〜10、24〜27、表1及び2の「練り」の欄において「後」と記載)を用いた。
本発明の電池の正極板および比較の電池の正極板の作製の際に使用した鉛丹の鉛丹化率、鉛丹の混合量の詳細は、各実施例群中において示す。
(4)電池の作製
(3)で作製した未化成の正極板と、常法により作製した負極板とをセパレータを介して交互に積層し、電槽に挿入した後、比重1.23(20℃)の希硫酸を注液し正極活物質理論容量の180%まで充電することで化成を行い2V36Ahの液式鉛蓄電池を作製した。
(3)で作製した未化成の正極板と、常法により作製した負極板とをセパレータを介して交互に積層し、電槽に挿入した後、比重1.23(20℃)の希硫酸を注液し正極活物質理論容量の180%まで充電することで化成を行い2V36Ahの液式鉛蓄電池を作製した。
<電池性能評価試験>
上記の方法により作製した電池について、以下の手順で電池性能試験を行った。
(1)重負荷寿命試験(寿命試験)
JIS D 5301に準拠して、電池を、温度40〜45℃で、放電電流20Aで1時間放電し、充電電流5Aで5時間充電して、これを1サイクルとして25サイクルごとに20Aで10.2Vまでの放電持続時間を測定した。
試験の終了は放電持続時間と放電電流との積から求めた容量が定格容量(36Ah)の半分(18Ah)以下に低下し再び上昇しないことを確認したときとした。
寿命回数は容量が18Ahとなったときの回数とし、この寿命回数は回数と容量の関係線から求める。
上記の方法により作製した電池について、以下の手順で電池性能試験を行った。
(1)重負荷寿命試験(寿命試験)
JIS D 5301に準拠して、電池を、温度40〜45℃で、放電電流20Aで1時間放電し、充電電流5Aで5時間充電して、これを1サイクルとして25サイクルごとに20Aで10.2Vまでの放電持続時間を測定した。
試験の終了は放電持続時間と放電電流との積から求めた容量が定格容量(36Ah)の半分(18Ah)以下に低下し再び上昇しないことを確認したときとした。
寿命回数は容量が18Ahとなったときの回数とし、この寿命回数は回数と容量の関係線から求める。
各電池における寿命回数を、試験番号11の電池の寿命回数を100とした場合の寿命サイクル比として示した。この寿命サイクル比が大きいほど寿命性能が高いということを示す。
(2)5時間率容量試験(容量試験)
放電温度JIS D 5301に準拠して、電池を放電温度25℃、放電電流7.2A、放電終始電圧10.5Vとして、5時間率容量を測定した。
放電温度JIS D 5301に準拠して、電池を放電温度25℃、放電電流7.2A、放電終始電圧10.5Vとして、5時間率容量を測定した。
各電池における5時間率容量を、試験番号11の電池の5時間率容量を100とした場合の容量比として示した。この容量比が大きいほど放電性能が高いということを示す。
<実施例群1>
鉛丹の鉛丹化率が寿命性能に与える影響を調べるために、種々の鉛丹化率の鉛丹を使用して上記の方法により作製した正極板を用いて、試験番号1〜10の電池を作製し、5時間率容量試験(容量試験)および重負荷寿命試験(以下、寿命試験という)を行い容量と寿命性能を評価した。
鉛丹の鉛丹化率が寿命性能に与える影響を調べるために、種々の鉛丹化率の鉛丹を使用して上記の方法により作製した正極板を用いて、試験番号1〜10の電池を作製し、5時間率容量試験(容量試験)および重負荷寿命試験(以下、寿命試験という)を行い容量と寿命性能を評価した。
試験番号11の電池を除く本実施例群の電池においては、鉛丹を鉛丹と鉛粉の合計質量に対して20質量%混合した。
表1には、試験結果とともに、鉛丹を鉛粉よりも先に混合したか否かについて(表中「練り」の欄において、「先」または「後」と表示)と、使用した鉛丹の鉛丹化率とを示した。
表1中、「練り」の欄に「先」と記載されているものは、予め鉛丹ペーストを作製したものを示し、「後」と記載されているものは、予め鉛丹スラリーを作製せずに、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して正極活物質ペーストを調製したものを示す。
表1中、「練り」の欄に「先」と記載されているものは、予め鉛丹ペーストを作製したものを示し、「後」と記載されているものは、予め鉛丹スラリーを作製せずに、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して正極活物質ペーストを調製したものを示す。
さらに、表1の結果を図1にグラフ化した。
図1は、使用した鉛丹の鉛丹化率と容量比との関係および鉛丹化率と寿命サイクル比との関係を併せて示したグラフであり、左の縦軸は容量比、右の縦軸は寿命サイクル比、横軸は鉛丹化率(質量%)を示す。
図1は、使用した鉛丹の鉛丹化率と容量比との関係および鉛丹化率と寿命サイクル比との関係を併せて示したグラフであり、左の縦軸は容量比、右の縦軸は寿命サイクル比、横軸は鉛丹化率(質量%)を示す。
図1中、○を太線でつなげたグラフは、表1中の「先」に相当する電池の容量比、○を実線でつなげたグラフは、表1中の「後」に相当する電池の容量比、□を太線でつなげたグラフは、表1中の「先」に相当する電池の寿命サイクル比、□を実線でつなげたグラフは表1中の「後」に相当する電池の寿命サイクル比を示す。
(1)容量比について
表1及び図1に示すように、鉛丹を含有しない比較例8の電池(試験番号11)よりも、本発明の電池(試験番号2〜4)および比較例1〜7(試験番号1、5〜10)の電池において、容量比が高かった。
表1及び図1に示すように、鉛丹を含有しない比較例8の電池(試験番号11)よりも、本発明の電池(試験番号2〜4)および比較例1〜7(試験番号1、5〜10)の電池において、容量比が高かった。
この理由は以下のように考えられる。
本発明の電池と比較例1〜7の電池の正極板には鉛丹が含まれており、この正極板に含まれている鉛丹が硫酸と反応して電気伝導性の高いPbO2を生成することで化成効率が向上し、放電性能の高い電池が得られたのではないかと考えられる。
本発明の電池と比較例1〜7の電池の正極板には鉛丹が含まれており、この正極板に含まれている鉛丹が硫酸と反応して電気伝導性の高いPbO2を生成することで化成効率が向上し、放電性能の高い電池が得られたのではないかと考えられる。
また、容量比は、予め鉛丹スラリーを作製するか否かに関係なく、使用する鉛丹の鉛丹化率が高くなるに従って高くなり、鉛丹化率20質量%以上の鉛丹を混合した電池においては、容量比が105以上という結果が得られ、放電性能が特に向上した。
このことから、鉛丹の鉛丹化率が20質量%以上であると、放電性能の高い電池が得られるので好ましいと考えられる。
(2)寿命性能について
(i)試験番号1と6、試験番号2と7、試験番号3と8、試験番号4と9、試験番号5と10のように、同じ鉛丹化率の鉛丹を同量混合して作製した電池であって、鉛丹の混合のタイミングの相違するものを比較した(表1および図1を参照)。
すると、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号1〜5)のほうが、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して作製した正極板を備える電池(試験番号6〜10)よりも、寿命サイクル比が高かった。
すると、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号1〜5)のほうが、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して作製した正極板を備える電池(試験番号6〜10)よりも、寿命サイクル比が高かった。
この理由については、以下のように考えられる。
鉛丹と硫酸とを予め混合して鉛丹スラリーを作製すると、Pb3O4が硫酸と反応してPbSO4とPbO2が生成するから、正極ペースト中に未反応の状態で残存するPb3O4は少ない。
したがって、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池においては、化成時に鉛丹と硫酸とが反応することに起因する極板の体積膨張を軽減することで寿命性能が向上したのではないかと考えられる。
鉛丹と硫酸とを予め混合して鉛丹スラリーを作製すると、Pb3O4が硫酸と反応してPbSO4とPbO2が生成するから、正極ペースト中に未反応の状態で残存するPb3O4は少ない。
したがって、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池においては、化成時に鉛丹と硫酸とが反応することに起因する極板の体積膨張を軽減することで寿命性能が向上したのではないかと考えられる。
(ii)鉛丹の鉛丹化率による影響を検討すると、鉛丹化率98質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(比較例1:試験番号1)よりも、鉛丹化率10〜98質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号2〜5)のほうが寿命サイクル比が高かった。
この理由については、以下のように考えられる。
鉛丹化率10〜80質量%の低鉛丹化率鉛丹には、鉛丹化率98質量%以上の高鉛丹化率鉛丹と比較すると、多くの酸化鉛が含まれており、活物質粒子間の結合性が改善されたことで寿命性能が向上したのではないかと考えられる。
鉛丹化率10〜80質量%の低鉛丹化率鉛丹には、鉛丹化率98質量%以上の高鉛丹化率鉛丹と比較すると、多くの酸化鉛が含まれており、活物質粒子間の結合性が改善されたことで寿命性能が向上したのではないかと考えられる。
(iii)鉛丹化率10〜80質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号2〜5)の寿命サイクル比と、鉛丹を含まない比較例8の電池(寿命サイクル比100)の寿命サイクル比とは、ほぼ同等であった。
この理由は(i)(ii)でも述べたように、試験番号2〜5の電池には鉛丹が含まれてはいるが、鉛丹化率が10〜80質量%の低鉛丹化率鉛丹を使用することで、活物質粒子間の結合性が改善され、低鉛丹化率鉛丹を予め鉛丹スラリーとすることで、化成時に鉛丹と硫酸とが反応することに起因する極板の体積膨張が軽減されたからではないかと考えられる。
この理由は(i)(ii)でも述べたように、試験番号2〜5の電池には鉛丹が含まれてはいるが、鉛丹化率が10〜80質量%の低鉛丹化率鉛丹を使用することで、活物質粒子間の結合性が改善され、低鉛丹化率鉛丹を予め鉛丹スラリーとすることで、化成時に鉛丹と硫酸とが反応することに起因する極板の体積膨張が軽減されたからではないかと考えられる。
(3)まとめ
放電性能と寿命性能のバランスがとれるという観点から、鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから正極板を作製することが好ましいということがわかった。
放電性能と寿命性能のバランスがとれるという観点から、鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから正極板を作製することが好ましいということがわかった。
<実施例群2>
鉛丹の混合量について検討するために、種々の鉛丹化率の鉛丹を所定の混合比となるように秤量して予め硫酸と混合して作製した鉛丹スラリーを使用した正極板を用いて、本発明の電池を作製した(試験番号12〜23)。
鉛丹の混合量について検討するために、種々の鉛丹化率の鉛丹を所定の混合比となるように秤量して予め硫酸と混合して作製した鉛丹スラリーを使用した正極板を用いて、本発明の電池を作製した(試験番号12〜23)。
比較のために、鉛粉と種々の鉛丹化率の鉛丹とを種々の混合比で混合してから作製した正極板を備える電池を作製した(試験番号24〜27)。
これらの電池(試験番号12〜27)について5時間率容量試験および寿命試験を行い、放電性能と寿命性能を評価した。
表2に、鉛丹を鉛粉よりも先に混合したか否かについて(表中「練り」の欄において、「先」または「後」と表示)、使用した鉛丹の鉛丹化率(質量%)、鉛丹混合量(質量%)および試験結果を示した。また、表2には、実施例群1で行った試験番号1〜11の電池の試験結果も併せて示した。
さらに、表2の結果を図2にグラフ化した。
図2は、鉛丹混合量と容量比との関係および鉛丹含有量と寿命サイクル比との関係を、使用した鉛丹の鉛丹化率ごとに示したグラフであり、左の縦軸は容量比、右の縦軸は寿命サイクル比、横軸は鉛丹混合量(質量%)を示す。
図2は、鉛丹混合量と容量比との関係および鉛丹含有量と寿命サイクル比との関係を、使用した鉛丹の鉛丹化率ごとに示したグラフであり、左の縦軸は容量比、右の縦軸は寿命サイクル比、横軸は鉛丹混合量(質量%)を示す。
図2中、○は、予め作製した鉛丹ペーストを使用した正極板を備える電池の容量比を示し、●は、鉛丹と鉛粉とを混合した混合鉛粉を用いて作製した正極板を備える電池の容量比を示しており、使用した鉛丹の鉛丹化率ごとに線種をかえて示した。
○を太線でつなげたグラフ(80%「先」と表示)は鉛丹化率80質量%の鉛丹を混合した電池の容量比、○を実線でつなげたグラフ(50%「先」と表示)は鉛丹化率50質量%の鉛丹を混合した電池の容量比、○を点線でつなげたグラフ(20%「先」と表示)は鉛丹化率20質量%の鉛丹を混合した電池の容量比、●を実線でつなげたグラフ(50%「後」と表示)は鉛丹化率50質量%の鉛丹を混合した電池の容量比を示す。
図2中、□は、予め作製した鉛丹ペーストを使用した正極板を備える電池の寿命サイクル比を示し、■は、鉛丹と鉛粉とを混合した混合鉛粉を用いて作製した正極板を備える電池の寿命サイクル比を示しており、使用した鉛丹の鉛丹化率ごとに線種をかえて示した。
□を太線でつなげたグラフ(80%「先」と表示)は鉛丹化率80質量%の鉛丹を混合した電池の寿命サイクル比、□を実線でつなげたグラフ(50%「先」と表示)は鉛丹化率50質量%の鉛丹を混合した電池の寿命サイクル比、□を点線でつなげたグラフ(20%「先」と表示)は鉛丹化率20質量%の鉛丹を混合した電池の寿命サイクル比、■を実線でつなげたグラフ(50%「後」と表示)は鉛丹化率50質量%の鉛丹を混合した電池の寿命サイクル比を示す。
(1)容量比について
実施例群1と同様に、鉛丹を含有しない比較例8の電池(試験番号11)よりも、本発明の電池(試験番号2〜4、12〜23)および比較例1、3、5、9〜12(試験番号1、6、8、24〜27)の電池において、容量比が高かった。
実施例群1と同様に、鉛丹を含有しない比較例8の電池(試験番号11)よりも、本発明の電池(試験番号2〜4、12〜23)および比較例1、3、5、9〜12(試験番号1、6、8、24〜27)の電池において、容量比が高かった。
また、容量比は、予め鉛丹スラリーを作製するか否かに関係なく、使用する鉛丹の鉛丹化率が高くなるに従って高くなり、鉛丹化率20質量%以上の鉛丹を混合した電池においては、容量比が105以上という結果が得られ、放電性能が特に向上した。
さらに、本実施例群においては、鉛丹の混合量が増えるに従い容量比が高くなるということがわかった。特に、鉛丹を10質量%以上混合して作製した電池では、どの鉛丹化率の鉛丹を使用した場合でも、容量比が109以上の好適な結果となり、放電性能が高かった。
したがって、本実施例群においては、鉛丹の混合量は10質量%以上であることが好ましいということがわかった。
したがって、本実施例群においては、鉛丹の混合量は10質量%以上であることが好ましいということがわかった。
(2)寿命性能について
実施例群1と同様に試験番号16と24、試験番号17と25、試験番号3と8、試験番号18と26、試験番号19と27、試験番号1と6の電池ように、同じ鉛丹化率の鉛丹を同量混合して作製した電池であって、鉛丹の混合のタイミングの相違するものを比較した(表2および図2を参照)。
すると、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号1、3、16〜19)のほうが、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して作製した正極板を備える電池(試験番号6、8、24〜27)よりも、寿命サイクル比が高かった。
なお、実施例群1と同様に、低鉛丹化率鉛丹を用いた本発明の電池の寿命サイクル比は、比較例1および比較例3の高鉛丹化率鉛丹を用いた電池よりも高かった。
実施例群1と同様に試験番号16と24、試験番号17と25、試験番号3と8、試験番号18と26、試験番号19と27、試験番号1と6の電池ように、同じ鉛丹化率の鉛丹を同量混合して作製した電池であって、鉛丹の混合のタイミングの相違するものを比較した(表2および図2を参照)。
すると、鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製した正極板を備える電池(試験番号1、3、16〜19)のほうが、鉛粉と鉛丹とを混合した混合鉛粉を使用して作製した正極板を備える電池(試験番号6、8、24〜27)よりも、寿命サイクル比が高かった。
なお、実施例群1と同様に、低鉛丹化率鉛丹を用いた本発明の電池の寿命サイクル比は、比較例1および比較例3の高鉛丹化率鉛丹を用いた電池よりも高かった。
同じ鉛丹化率の鉛丹を混合した電池間で寿命サイクル比を比較すると、寿命サイクル比は、どの鉛丹化率の鉛丹を用いた場合でも、鉛丹混合量が多くなるに従い低下した。
特に、鉛丹を30質量%混合した電池と鉛丹を40質量%混合した電池とでは鉛丹を40質量%混合した電池の寿命サイクル比の低下が大きかった。
したがって、本発明においては、鉛丹の混合量は30質量%以下であることが好ましいと考えられる。
特に、鉛丹を30質量%混合した電池と鉛丹を40質量%混合した電池とでは鉛丹を40質量%混合した電池の寿命サイクル比の低下が大きかった。
したがって、本発明においては、鉛丹の混合量は30質量%以下であることが好ましいと考えられる。
(3)まとめ
以上より、本実施例群において、鉛粉と鉛丹との混合物中の鉛丹の混合量は、10質量%以上、30質量%以下であると、放電性能と寿命性能の向上とのバランスがとれるから、好ましいと考えられる。
以上より、本実施例群において、鉛粉と鉛丹との混合物中の鉛丹の混合量は、10質量%以上、30質量%以下であると、放電性能と寿命性能の向上とのバランスがとれるから、好ましいと考えられる。
<まとめ>
実施例群1および2の結果より、鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製された正極板を備える、本発明の電池によれば、鉛丹を含有する鉛蓄電池の寿命性能を向上させることができることがわかった。
実施例群1および2の結果より、鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹を予め鉛丹スラリーとしてから作製された正極板を備える、本発明の電池によれば、鉛丹を含有する鉛蓄電池の寿命性能を向上させることができることがわかった。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例群においては、混合する鉛丹として鉛丹化率が20、50、80質量%のものを用い、鉛丹混合量が5、10、20、30、40質量%となるように鉛粉に混合したが、鉛丹の鉛丹化率は40質量%、60質量%、70質量%のものであってもよいし鉛丹混合量は15質量%、25質量%などであってもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例群においては、混合する鉛丹として鉛丹化率が20、50、80質量%のものを用い、鉛丹混合量が5、10、20、30、40質量%となるように鉛粉に混合したが、鉛丹の鉛丹化率は40質量%、60質量%、70質量%のものであってもよいし鉛丹混合量は15質量%、25質量%などであってもよい。
(2)上記実施形態において、鉛丹としては、ボールミル法で製造した鉛粉を420℃で所定の鉛丹化率に達するまで焼成したものを用いたが、バートン法など他の方法で製造した鉛粉を粉砕してから焼成したものであってもよい。
(3)上記実施形態において、試験に供した鉛蓄電池は液式のものであるが、制御弁式のものでも同様の効果が得られるので、本発明を適用することができる。
Claims (3)
- 鉛丹化率20〜80質量%の鉛丹と希硫酸とを混合して二酸化鉛を含む鉛丹スラリーを作製し、
前記鉛丹スラリーと鉛粉とを混練して正極ペーストを調製し、
前記正極ペーストを格子体に充填してなる正極板を熟成することを特徴とする鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法。 - 前記鉛丹の混合量が、前記鉛丹と前記鉛粉との合計質量に対して10質量%以上、30質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法。
- 請求項1または請求項2に記載の鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法により得られた正極板を備える鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
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JP2007175551A JP2009016143A (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 鉛蓄電池用のペースト式正極板の製造方法および鉛蓄電池 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013084463A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池用ペースト状正極活物質の製造法及び鉛蓄電池用正極板 |
KR101927328B1 (ko) | 2010-05-22 | 2018-12-10 | 페녹스 게엠베하 | 납 축전지용 양극 활성 조성물을 위한 첨가제 |
CN112490437A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-12 | 浙江天能汽车电池有限公司 | 一种起停蓄电池正极板铅膏配方、正极板及其制备方法 |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007175551A patent/JP2009016143A/ja active Pending
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JP2013084463A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池用ペースト状正極活物質の製造法及び鉛蓄電池用正極板 |
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