JP2009015446A - 非接触式データキャリア装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非接触式データキャリア装置100は、貫通した孔11を有する金属製の目玉クリップ10と、少なくともアンテナとアンテナに電気的に接続されたICチップとを有する非接触式データキャリア20と、非接触式データキャリア20が設置された樹脂製のPPホルダ30と、目玉クリップ10の孔11を用いて、目玉クリップ10にPPホルダ30を取り付ける取り付け手段40とを備える。取り付け手段40は、目玉クリップ10の孔11及びPPホルダ30の孔31に挿入される樹脂製のネジ41と、ネジ41に嵌合する樹脂製のナット42と、ネジ41とナット42との間に配置される樹脂製のワッシャ43とを備える。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明は、貫通した孔(11)を有するクリップ(10)と、少なくともアンテナと前記アンテナに電気的に接続されたICチップとを有する非接触式データキャリア(20)と、前記非接触式データキャリア(20)が内蔵又は設置された樹脂製のホルダ(30)と、前記クリップ(10)の孔(11)を用いて、前記クリップ(10)に前記ホルダ(30)を取り付ける取り付け手段(40)と、を備える非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項2の発明は、貫通した孔(11)を有するクリップ(10)に使用する非接触式データキャリア装置(100)であって、少なくともアンテナと前記アンテナに電気的に接続されたICチップとを有する非接触式データキャリア(20)と、前記非接触式データキャリア(20)が内蔵又は設置された樹脂製のホルダ(30)と、前記クリップ(10)の孔(11)を用いて、前記クリップ(10)に前記ホルダ(30)を取り付ける取り付け手段(40)と、を備える非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記ホルダ(30)は、前記クリップ(10)の孔(11)に対応する孔(31)を備え、前記取り付け手段(40)は、前記クリップ(10)の孔(11)及び前記ホルダ(30)の孔(31)に挿入されるネジ(41)と、前記ネジ(41)に嵌合するナット(42)とを備えるものであること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記取り付け手段(40)は、前記ネジ(41)と前記ナット(42)との間に配置されるワッシャ(43)を備えること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置(100−2)において、前記取り付け手段(40−2)は、折り部(44)を介して折り畳み可能な第1の部分(45)と第2の部分(46)とを有する板状部材であり、前記第1の部分(45)は、前記クリップ(10)の孔(11)に対応する孔(47)を備え、前記第2の部分(46)は、前記第1の部分(45)の孔(47)と係合する突起部(48)を備えること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−2)である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の非接触式データキャリア装置(100−3)において、前記ホルダ(30)と前記取り付け手段(40−2)とは、一体化されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−3)である。
請求項7の発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置(100−4)において、前記ホルダ(30)は、前記クリップ(10)の孔(11)に対応する孔(31)を備え、前記取り付け手段(40−4)は、前記クリップ(10)の孔(11)及び前記ホルダ(30)の孔(31)に挿入される本体部(50)と、前記本体部(50)の両端に設けられ、前記本体部(50)の抜け止めとなる抜け止め部(51,52)とを備えるものであること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−4)である。
請求項8の発明は、請求項7に記載の非接触式データキャリア装置(100−4)において、前記本体部(50)の両端に設けられた抜け止め部の少なくとも一方(52)は、かしめによって形成されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−4)である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記取り付け手段(40)は、少なくとも一部が樹脂により形成されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項10の発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置(100−5)において、前記取り付け手段(40−5)は、紐状の部材(53)であること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−5)である。
請求項11の発明は、請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置(100−6)において、前記取り付け手段(40−6)は、前記ホルダ(30)に設けられ、前記クリップ(10)の孔(11)に挿入される本体部(50)と、前記本体部(50)に設けられ、前記本体部(50)の抜け止めとなる抜け止め部(54,55)とを備えるものであること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−6)である。
請求項12の発明は、請求項11に記載の非接触式データキャリア装置(100−6)において、前記抜け止め部(54)は、かしめによって形成されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100−6)である。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記クリップ(10)は、前記クリップ(10)の孔(11)を有する手押し部(12)と、前記手押し部(12)に連結され、被把持部材を把持する把持部(13)と、前記手押し部(12)と前記把持部(13)との間に設けられ、前記把持部(13)が把持状態となるように付勢する付勢部材(14)とを備える金属製の目玉クリップ(10)であること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項14の発明は、請求項13に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記ホルダ(30)は、前記手押し部(12)に取り付けられていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項15の発明は、請求項13又は請求項14に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記手押し部(12)は、対向する2つの金属面部(12A,12B)からなり、前記ホルダ(30)は、前記2つの金属面部(12A,12B)の対向面側に取り付けられていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項16の発明は、請求項13から請求項15までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記非接触式データキャリア(20)は、前記手押し部(12)から離間して配置されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項17の発明は、請求項13から請求項16までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記非接触式データキャリア(20)は、前記手押し部(12)の端部から、0mm以上20mm以下の範囲に配置されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
請求項18の発明は、請求項13から請求項17までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置(100)において、前記クリップ(10)は、前記手押し部(12)と前記把持部(13)とを回転させる回転軸(15)を備え、前記非接触式データキャリア(20)は、前記クリップ(10)の孔(11)を通りかつ前記回転軸(15)と平行な方向では、前記手押し部(12)の端部から、0mm以上28mm以下の範囲に配置されていること、を特徴とする非接触式データキャリア装置(100)である。
(1)クリップの孔を用いて、非接触式データキャリアが内蔵又は設置された樹脂製のホルダを取り付けるので、書類が厚くなったり、プリント基板を重ねて管理したり、厚手のガラス製のマスクや金属製のマスクを管理する場合であっても、簡単に非接触式データキャリアを取り付けることができる。
(2)取り付け手段は、クリップの孔及びホルダの孔に挿入されるネジと、ネジに嵌合するナットとを備えるものであるので、簡単な構成で取り付けを実現することができる。
(3)取り付け手段は、ネジとナットとの間に配置されるワッシャを備えるので、ホルダにかかる応力を低減させることができる。
(5)ホルダと取り付け手段とは、一体化されているので、ホルダと取り付け手段とが分離して、どちらかが紛失してしまうことがない。
(6)取り付け手段は、本体部と、本体部の抜け止めとなる抜け止め部とを備えるものであるので、クリップにホルダがしっかりと固定される。
(8)取り付け手段は、少なくとも一部が樹脂により形成されているので、金属のものと比較して通信への影響を低減させることができる。
(9)取り付け手段は、紐状の部材であるので、より簡易的に取り付けを行うことができる。
(11)クリップは、金属製の目玉クリップであるので、目玉クリップの孔を利用して非接触式データキャリアを取り付けることができる。
(12)ホルダは、手押し部に取り付けられているので、被把持部材の邪魔にならない。
(14)非接触式データキャリアは、手押し部から離間して配置されているので、R/W(リーダライタ)などの外部装置と非接触式データキャリア間の通信時における金属面からの影響を軽減でき、良好な通信距離を確保することができる。また、非接触式データキャリアを目玉クリップの手押し部の金属面と重ならないように配置することで、R/Wと非接触式データキャリア間の通信時における金属面からの影響を軽減することができる。
(16)非接触式データキャリアは、クリップの孔を通りかつ回転軸と平行な方向では、手押し部の端部から、0mm以上28mm以下の範囲に配置されているので、所望の通信距離を確保することができる。
実施例1の非接触式データキャリア装置100は、目玉クリップ10と、非接触式データキャリア20と、PPホルダ30と、取り付け手段40などとを備える。
手押し部12は、対向する2つの金属面部12A,12Bからなる。
また、非接触式データキャリア20は、書類やプリント基板などの管理情報を外部のR/Wと送受信し管理する。
さらに、非接触式データキャリア20は、手押し部12の孔11の径方向において、把持部13の反対側に手押し部12から離間して配置され、かつ、手押し部12の厚み方向において手押し部12から浮かして配置されている。
また、PPホルダ30は、手押し部12の2つの金属面部12A,12Bの対向面側に取り付けられている。
ネジ41,ナット42及びワッシャ43は、樹脂製である。
図3は、目玉クリップ10からPPホルダ30までの距離と通信距離との関係を示す図であり、横軸は、目玉クリップ10からPPホルダ30までの距離[mm]を示し、縦軸は、通信距離[mm]を示している。ここで、通信距離とは、通信が可能な限界の距離のことをいう。
[実験の目的]
目玉クリップ10に、非接触式データキャリア20を取り付ける場合、目玉クリップ10の金属の影響を考慮して、非接触式データキャリア20の取り付け位置を決める必要がある。
ここでは、非接触式データキャリア20の取り付け位置を変化させた場合の非接触式データキャリア20の通信距離を測定し、最適な取り付け位置を求める。
非接触式データキャリア20は、自由空間時(回りに金属がなく、金属の影響を受けていない状態)の通信距離が22.34mmであった。
非接触式データキャリア20と通信を行うR/W200は、タカヤ株式会社製の100mW品(アンテナ;TR3−A301)を用いた。
そして、以下のような測定を行った。
図2に示すように、目玉クリップ10上にPPホルダ30を固定し、R/W200をPPホルダ30に対して高さ方向の上方部分に配置した。なお、一方の手押し部12は、取り外して実験を行っている。
まず、PPホルダ30の長手方向が、図中X方向(把持部13から手押し部12に向かう方向)に沿うように、PPホルダ30を手押し部12の孔11に固定し、通信距離を測定した。
次に、手押し部12の端部を0mmとして、図中X方向に5mm間隔で35mmまでPPホルダ30を移動させた時の通信距離を測定した。
さらに、手押し部12の端部を0mmとして、図中Y方向(目玉クリップ10の孔11を通りかつ回転軸15と平行な方向)に5mm間隔で35mmまでPPホルダ30を移動させた時の通信距離を測定した(X方向,Y方向の原点は、図4参照)。
X方向とは逆の方向(−X方向)にPPホルダ30を移動させ、手押し部12上にPPホルダ30がある場合、通信距離は、20.93mmであった。この結果は、自由空間時の22.34mmよりも特性が劣化していることを示している。これは、PPホルダ30が目玉クリップ10の内側に位置することになるため、金属の影響を強く受けたものと考えられる。
X方向,Y方向ともに、手押し部12の端部から概ね5mm未満では、両方向ともに金属の影響を受けて、自由空間時よりも通信距離が劣化することが確認できた。
一方、5mm以上では、自由空間時に比べ通信距離の延長を確認することができた。これは、目玉クリップ10がブースタ(中継局)の役割を果たしたものと考えられる。
また、概ね15mmを最長通信可能点(通信が可能な限界の地点)として、20mmを超えたあたりから、自由空間時の通信距離へと収束することを確認した。これは、目玉クリップ10のブースタ効果の範囲外へ非接触式データキャリア20が達したためと考えられる。
以上の結果より、非接触式データキャリア20の取り付け位置は、以下の範囲が適当であるということが分かった。
5mm≦X方向≦20mm
5mm≦Y方向≦28mm
また、多少の通信距離の減少はあるものの、
0mm≦X方向≦5mm
0mm≦Y方向≦5mm
の範囲でも、通信は行えることが分かった。
5mm≦X方向≦20mm
5mm≦Y方向≦28mm
の範囲(図3中矢印Bの範囲)に非接触式データキャリア20を配置すればよい。
また、通信を行うことを目的とするのであれば、非接触式データキャリア20の取り付け位置は、
0mm≦X方向
0mm≦Y方向
の範囲(図3中矢印Aの範囲)に非接触式データキャリア20を配置すればよい。
よって、非接触式データキャリア20の取り付け位置は、
0mm≦X方向≦20mm
0mm≦Y方向≦28mm
の範囲が好適であることが分かった。
上述した実験で求められた範囲を図示すると、図4中の斜線部分Cの範囲となり、この範囲に非接触式データキャリア20を配置すれば、金属製の目玉クリップ10であっても、良好な通信を行うことができる。
(1)既存の金属製の目玉クリップは、書類等のまとめや、整理整頓を目的としたものであり、その目玉クリップで挟んでいるものの詳細情報までを把握して一元管理することは容易ではない。本実施例では、金属製の目玉クリップ10に非接触式データキャリア20を取付けることで、目玉クリップ10でまとめた書類等の内容や特徴、種類等の情報の管理を容易に行うことができる。
(2)非接触式データキャリア20の取付け位置を、金属製の目玉クリップ10の手押し部12の金属面から浮かすことで、R/W200と非接触式データキャリア20間の通信時における金属面からの影響を軽減でき、良好な通信距離を確保することができる。
(4)取り付け手段40は、目玉クリップ10の孔11及びPPホルダ30の孔31に挿入されるネジ41と、ネジ41に嵌合するナット42とを備えるものであるので、簡単な構成で取り付けを実現することができる。
(6)ネジ41,ナット42及びワッシャ43は、樹脂により形成されているので、金属のものと比較して通信への影響を低減させることができる。
(8)PPホルダ30は、手押し部12に取り付けられているので、被把持部材の邪魔にならない。
(10)非接触式データキャリア20は、手押し部12から離間して配置されているので、R/W200と非接触式データキャリア20間の通信時における金属面部12A,12Bからの影響を軽減でき、良好な通信距離を確保することができる。また、非接触式データキャリア20を目玉クリップ10の手押し部12の金属面と重ならないように配置することで、R/W200と非接触式データキャリア20間の通信時における金属面からの影響を軽減させることができる。
(12)非接触式データキャリア20は、目玉クリップ10の孔11を通りかつ回転軸15と平行な方向では、手押し部12の端部から、0mm以上28mm以下の範囲に配置されているので、適度な通信距離を確保することができる。
なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
実施例2の非接触式データキャリア装置100−2は、取り付け手段40−2が、実施例1のものと異なる。
実施例3の非接触式データキャリア装置100−3は、実施例2のものと近いタイプであるが、PPホルダ30と取り付け手段40−2とが、一体化されているものである。非接触式データキャリア20は、PPホルダ30と取り付け手段40−2とが一体化されているものに、貼付又は埋め込まれている。
実施例4の非接触式データキャリア装置100−4は、取り付け手段40−4が、目玉クリップ10の孔11及びPPホルダ30の孔31に挿入される本体部50と、本体部50の両端に設けられ、本体部50の抜け止めとなる抜け止め部51,52とを備えるものである。
また、本体部50の一方側の抜け止め部51は、本体部50の軸方向に略垂直な面内に広がったはとめとなっており、他方側の抜け止め部52は、かしめによって形成される。なお、かしめは、熱かしめであっても、機械的なかしめであってもよい。
また、抜け止め部52は、かしめによって形成されるので、製造時にかしめ固定したり、使用時にかしめ固定したりすることができる。
実施例5の非接触式データキャリア装置100−5は、取り付け手段40−5が、紐(紐状の部材)53であり、紐53を用いて、目玉クリップ10とPPホルダ30とを固定することができる。
実施例6の非接触式データキャリア装置100−6は、取り付け手段40−6が、PPホルダ30に設けられているものである。
PPホルダ30は、目玉クリップ10の孔11に挿入される本体部50と、本体部50に設けられ、本体部50の抜け止めとなる抜け止め部54,55とを備える。抜け止め部54,55は、図9(A)に示すように、かしめによる抜け止め部54であってもよく、図9(B)に示すように、柔軟に変形する突起などの抜け止め部55であってもよい。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)非接触式データキャリア装置は、目玉クリップ10も含んだものの例で説明したが、非接触式データキャリア装置を、非接触式データキャリア20と、PPホルダ30と、取り付け手段40とで構成し、既存の目玉クリップ10に使用するようにしてもよい。
(2)ネジ41,ナット42及びワッシャ43は、樹脂製の例で説明したが、金属製であってもよい。
(3)ホルダは、ポリプロピレンを用いて形成する例で説明したが、その他の樹脂材料を用いて形成してもよい。
Claims (18)
- 貫通した孔を有するクリップと、
少なくともアンテナと前記アンテナに電気的に接続されたICチップとを有する非接触式データキャリアと、
前記非接触式データキャリアが内蔵又は設置された樹脂製のホルダと、
前記クリップの孔を用いて、前記クリップに前記ホルダを取り付ける取り付け手段と、
を備える非接触式データキャリア装置。 - 貫通した孔を有するクリップに使用する非接触式データキャリア装置であって、
少なくともアンテナと前記アンテナに電気的に接続されたICチップとを有する非接触式データキャリアと、
前記非接触式データキャリアが内蔵又は設置された樹脂製のホルダと、
前記クリップの孔を用いて、前記クリップに前記ホルダを取り付ける取り付け手段と、
を備える非接触式データキャリア装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記ホルダは、前記クリップの孔に対応する孔を備え、
前記取り付け手段は、
前記クリップの孔及び前記ホルダの孔に挿入されるネジと、
前記ネジに嵌合するナットとを備えるものであること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項3に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記取り付け手段は、前記ネジと前記ナットとの間に配置されるワッシャを備えること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記取り付け手段は、折り部を介して折り畳み可能な第1の部分と第2の部分とを有する板状部材であり、
前記第1の部分は、前記クリップの孔に対応する孔を備え、
前記第2の部分は、前記第1の部分の孔と係合する突起部を備えること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項5に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記ホルダと前記取り付け手段とは、一体化されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記ホルダは、前記クリップの孔に対応する孔を備え、
前記取り付け手段は、
前記クリップの孔及び前記ホルダの孔に挿入される本体部と、
前記本体部の両端に設けられ、前記本体部の抜け止めとなる抜け止め部とを備えるものであること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項7に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記本体部の両端に設けられた抜け止め部の少なくとも一方は、かしめによって形成されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記取り付け手段は、少なくとも一部が樹脂により形成されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記取り付け手段は、紐状の部材であること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記取り付け手段は、
前記ホルダに設けられ、前記クリップの孔に挿入される本体部と、
前記本体部に設けられ、前記本体部の抜け止めとなる抜け止め部とを備えるものであること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項11に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記抜け止め部は、かしめによって形成されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記クリップは、
前記クリップの孔を有する手押し部と、
前記手押し部に連結され、被把持部材を把持する把持部と、
前記手押し部と前記把持部との間に設けられ、前記把持部が把持状態となるように付勢する付勢部材とを備える金属製の目玉クリップであること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項13に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記ホルダは、前記手押し部に取り付けられていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項13又は請求項14に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記手押し部は、対向する2つの金属面部からなり、
前記ホルダは、前記2つの金属面部の対向面側に取り付けられていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項13から請求項15までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記非接触式データキャリアは、前記手押し部から離間して配置されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項13から請求項16までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記非接触式データキャリアは、前記手押し部の端部から、0mm以上20mm以下の範囲に配置されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。 - 請求項13から請求項17までのいずれか1項に記載の非接触式データキャリア装置において、
前記クリップは、前記手押し部と前記把持部とを回転させる回転軸を備え、
前記非接触式データキャリアは、前記クリップの孔を通りかつ前記回転軸と平行な方向では、前記手押し部の端部から、0mm以上28mm以下の範囲に配置されていること、
を特徴とする非接触式データキャリア装置。
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