JP2002200674A - 移動体識別装置及びこの製造方法 - Google Patents

移動体識別装置及びこの製造方法

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JP2002200674A JP2000401730A JP2000401730A JP2002200674A JP 2002200674 A JP2002200674 A JP 2002200674A JP 2000401730 A JP2000401730 A JP 2000401730A JP 2000401730 A JP2000401730 A JP 2000401730A JP 2002200674 A JP2002200674 A JP 2002200674A
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resin
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Masahiro Kakizoe
正博 垣添
Hiroshi Fujino
寛史 藤野
Hiroshi Ishida
浩 石田
Fumio Tanaka
文夫 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂チューブの使用量少なく、小型で加工が
容易な応答器を得ること。 【解決手段】 質問器からの電磁波により非接触で半導
体から成る記憶手段からデータが読み書きされる応答器
本体2と、応答器本体2の外郭を覆う耐薬品性を有する
と共に、両端に開口を有する複数枚の樹脂チューブ3,
4とを備え、樹脂チューブ3,4は、両端を複数枚重ね
た状態で、両端部を溶融させて開口が封止されたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐薬品性を有す
る小型の応答器を備えた移動体識別装置及びこの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体、食品の製造システムにお
いて、製造物自体に生産情報、製造ラインで生じる品質
情報を保有させ、該情報を利用することで生産性の向上
が図られている。
【0003】このようなシステムには、製造物を運ぶカ
セット・かご・パレットに取付けられた半導体メモリを
有した応答器に情報を保有させ、電磁波により非接触で
応答器から情報を読み書きする質問器を有する移動体識
別装置が用いられている。
【0004】特に、半導体のウェハー等の製造に用いら
れる応答器は、カセット等と共に洗浄の薬品に浸漬され
る。該薬品には高温で強い侵食性を持つ発煙硝酸、フッ
酸、硫酸、塩酸、強アルカリ洗浄液等が使用されるの
で、応答器の外郭には、耐薬品性及び耐熱性を有するフ
ッ素樹脂で被覆されたものが用いられている。
【0005】このような従来の移動体識別装置を特開平
8−340286号に記載されている図10によって説
明する。図10において、応答器50は、応答器本体5
1がフッ素樹脂から成る樹脂樹脂チューブ52によって
被覆されており、樹脂チューブ52の両端部53を熱で
溶融して開口が封止されている。ここで、該両端部53
のみを熱で溶融させるのは、樹脂チューブ52を成すフ
ッ素樹脂の融点が300℃以上と高いので、樹脂成形の
ように直接樹脂チューブ52を溶融して応答器本体51
の外郭を覆うと内部の半導体メモリが熱で破壊されるか
らである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た応答器50は樹脂チューブ52の厚さがフッ素樹脂の
ために、入手性、作業性から0.5mm程度と薄く使用
中の傷により破れるおそれがある。このため、図11に
示すように二重に被覆された応答器60が用いられてお
り、応答器60は、フッ素樹脂から成る小さな内層樹脂
チューブ62の両端部63を熱で溶融させて両端部63
の開口を封止した後、フッ素樹脂から成る大きな外層樹
脂チューブ65によって覆ってから、外層樹脂チューブ
65の両端部67を熱で溶融させて両端部67の開口を
封止している。さらに、耐薬品性を向上するために、チ
ューブを3重4重にすることもある。
【0007】しかしながら、前記のような製造方法によ
り内層樹脂チューブ62の開口を封止した後、内層樹脂
チューブ62に外層樹脂チューブ65を重ねて応答器6
0が製作されると、応答器60の長手方向の外形寸法が
増加し、しかも、樹脂チューブ62,65の数に比例し
て熱溶着の個所が増加するため熱溶着の加工が煩雑にな
り、加えて、外層樹脂チューブ65が内層樹脂チューブ
62の全体を覆うので、外層樹脂チューブ65の使用量
が増加し、殊に、樹脂チューブを多数重ねるほどかかる
傾向が顕著になるという問題があった。
【0008】この発明は、前記問題点を解決するために
なされたもので、樹脂チューブの使用量少なく、小型で
加工が容易な応答器を有する移動体識別装置及びこの製
造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び、発明の作用、効果】
第1の発明の移動体識別装置は、質問器からの電磁波に
より非接触で半導体から成る記憶手段からデータが読み
書きされる応答器本体と、この応答器本体の外郭を覆う
耐薬品性を有すると共に、両端に開口を有する複数枚の
樹脂チューブとを備え、上記樹脂チューブは、両端を複
数枚重ねた状態で、両端部を溶融させて上記開口が封止
された、ことを特徴とするものである。かかる移動体識
別装置によれば、複数枚の樹脂チューブの両端を複数枚
重ねた状態で溶融して樹脂チューブの開口が封止され
る。したがって、樹脂チューブがn重の場合に熱溶着部
分が2n個所から2個所に減少するので、熱溶着の加工
が簡略されるという効果がある。また、内層樹脂チュー
ブの開口を封止してから、内層樹脂チューブに外層樹脂
チューブを被せて、外層樹脂チューブの開口を封止する
ことがないので、応答器の長手方向の外形寸法を小さく
できるとともに、外層樹脂チューブの使用長さが短くな
り使用量を減少できるという効果がある。
【0010】第2の発明の移動体識別装置の製造方法に
おける樹脂チューブは、熱収縮する材質で形成されると
共に、内層の第1の樹脂チューブと外層の第2の樹脂チ
ューブとから成り、上記第1の樹脂チューブと上記第2
の樹脂チューブとが同一の寸法であり、応答器本体を内
蔵させた上記第1の樹脂チューブを熱収縮させた後に、
上記第2の樹脂チューブを上記第1の樹脂チューブを被
せる、ことを特徴とするものである。かかる製造方法に
よれば、第1の樹脂チューブを全体に熱収縮させた後
に、第1の樹脂チューブと同一寸法の第2の樹脂チュー
ブを第1の樹脂チューブに被せることにより応答器が完
成する。したがって、同一寸法の樹脂チューブを使用す
るので、内層の樹脂チューブと外層の樹脂チューブを誤
って使用することがないという効果がある。
【0011】第3の発明の移動体識別装置の製造方法
は、金属製の加工治具に設けられた少なくとも二つの当
接面により上記樹脂チューブの開口を有する両端部に熱
を加えて溶融させながら、上記当接面により上記樹脂チ
ューブの溶融物を当接して上記樹脂チューブの両端の開
口を封止する、ことを特徴とするものである。かかる製
造方法によれば、加工治具の当接面により熱溶着加工時
に樹脂チューブの両端を所定の長さに成形すると共に、
樹脂チューブの両端の開口を二箇所同時に封止する。し
たがって、樹脂チューブの開口を有する両端が熱溶着で
溶けても、加工治具の当接面により樹脂チューブの長さ
が制限されるので、応答器の樹脂チューブから成る被覆
部の両端開口を封止後に応答器の被覆部の端を切断する
ことが不要になるという効果がある。また、二つの両端
の熱溶着加工を同時に行うことにより何重の樹脂チュー
ブでも、熱溶着加工を1回でできるという効果がある。
【0012】第4の発明の移動体識別装置の製造方法
は、加工治具に備えられた、上下動可能な柱状の押圧部
材により上記樹脂チューブの開口を有する両端部に取付
け孔を穿設する第1の工程と、上記取付け孔に上記押圧
部材を挿入した状態において、上記加工治具に設けられ
た所定距離離れた少なくとも二つの挟持面により上記樹
脂チューブの開口を有する両端部を熱により溶融して上
記開口を封止しながら略平板状な取付け部を形成する第
2の工程とを順に実行する、ことを特徴とするものであ
る。かかる製造方法によれば、加工治具の押圧部材によ
り樹脂チューブの両端部に取付け孔が穿設され、取付け
孔を押圧部材により塞いだまま、加工治具の挟持面によ
り樹脂チューブの開口を熱により溶融して封止する。し
たがって、樹脂チューブの開口を熱溶着により封止した
後に、取付け孔をプレス加工などで形成することが不要
になるので、該取付け孔の形成が簡易になるという効果
がある。
【0013】第5の発明の移動体識別装置の製造方法
は、加工治具の挟持面の少なくとも一つに設けた凹部に
より樹脂チューブを溶融して取付け孔の全周囲に隆起部
を形成する、ことを特徴とするものである。かかる製造
方法よれば、溶着加工時に取付け孔の全周囲に隆起部が
形成される。したがって、隆起部から成る取付け座を形
成させるための余分な加工が不要になるという効果があ
る。なお、隆起部は、例えば応答器の取付け対象として
例えばカセットに締付て固定する際に、カセットと隆起
部とを当接させて所謂座りを良くするために形成される
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を図1及び図2よって説明する。図1は、一実施
の形態である応答器を示す断面図、図2は図1に示す応
答器の底面図である。図1及び図2において、応答器1
0は、質問器(図示せず)により電磁波による無線通信
により非接触で情報を読み書きされる半導体メモリ(図
示せず)を有する応答器本体2と、応答器本体2の外面
を覆う被覆部7とから成っている。
【0015】被覆部7は、第1の樹脂チューブとしての
内層側の樹脂チューブ3と、第2の樹脂チューブとして
の外層側の樹脂チューブ4と、樹脂チューブ3,4の端
部により形成される取付け部5,6とから成っており、
樹脂チューブ3,4は、加熱により外形寸法が収縮する
熱収縮性を有し、耐薬品性、耐熱性に優れたフッ素樹脂
で、好ましくは四フッ化エチレン−パーフロロアリキル
ビニルエーテル共重合体であるPFA、四フッ化エチレ
ンであるPTFEが適用される。
【0016】取付け部5,6は、フッ素樹脂の融点30
0℃以上で加熱され、樹脂チューブ3,4が二重に重な
った状態で溶融して両端5a,6aの開口を封止してお
り、取付け部5,6には、樹脂チューブ4の底面部4d
より突出された隆起部としての取付け座5d,6dが設
けられ、取付け座5d,6dには、穿設された取付け孔
5e,6eとが設けられている。なお、取付け孔5e、
6eは、製造物を運ぶカセット(図示せず)等に応答器
10をネジなどにより取付けるためのものである。
【0017】次に、応答器10を加工治具により製造す
る方法について図3乃至図9によって説明する。 (1).加工治具の構成 図3において、加工治具20は金属製で、樹脂チューブ
3、4を内部に保持できるように2分割した下型22と
上型24とで形成されており、下型22には、中央に、
応答器10の本体部よりも大きな略凹状の空洞部22a
と、応答器10の両端5a,6aと当接するように一対
の垂直な当接面22yを有する隔壁22tと、取付け部
5,6の底面を形成せしめる下側の挟持面22cとを備
えている。二つの当接面22yどうしの間隔が樹脂チュ
ーブ3,4の全長と同じ長さに形成されており、該挟持
面22cには、取付け座5d,6dを形成させる一対の
凹部22fが設けられ、凹部22fの中央部には、それ
ぞれ一つの孔22eが穿設されている。
【0018】上型24には、中央に応答器本体2よりも
大きな略四角柱状の空洞部24aと、外側面が下型22
の当接面22yと摺動自在に当接すると共に、下型22
の端面22zと上型24の端面24zとが当接した状態
において、下型22の挟持面22cと所定距離隔てられ
た挟持面24cを有する一対の隔壁24tとが設けられ
ている。前記所定の距離は、応答器10の取付け部5,
6の天面及び底面が上型24の挟持面24cと下型22
の挟持面22cとに当接する距離、すなわち、応答器1
0の被覆部7の厚みより若干小さな値に形成されてい
る。隔壁24tの中央部には、それぞれ一つの孔24e
が下型22の孔22eと対向するように穿設されてお
り、該孔22e,24eには、応答器10の取付け部
5,6に取付け孔5e,6eを穿設するために、先端に
鋭利な突起を有すると共に、円筒状の押圧部材としての
二つのピン21が上下摺動自在に挿入されている。
【0019】(2).応答器10の製造方法 <応答器本体の樹脂チューブ挿入工程>図4に示すよう
に樹脂チューブを所定の長さに切断し、所定の長さの樹
脂チューブ3を得る(第1の加工工程)。図5に示すよ
うに樹脂チューブ3の開口3eから応答器本体2を樹脂
チューブ3の内部に挿入する(第2の加工工程)。図5
において、樹脂チューブ3の両端部を治具等(図示せ
ず)により押えて図6に示すように略平坦状の端部3t
を形成した状態で、加熱炉により加熱して樹脂チューブ
3全体を収縮させて応答器本体2を保持する(第3の加
工工程)。ここで、樹脂チューブ3を収縮させるのは、
次の工程において図7に示すように樹脂チューブ3と同
一寸法である樹脂チューブ4の開口4eから樹脂チュー
ブ3全体を挿入させるからである(第4の加工工程)。
図8に示すように樹脂チューブ4の両端部を樹脂チュー
ブ3の端部3tとほぼ一致させた位置において、第3の
加工工程と同様に熱収縮させて樹脂チューブ4にも略平
坦状の端部4tを形成する(第5の加工工程)。
【0020】<樹脂チューブ3,4の両端部に取付け孔
5e,6eを穿設する工程>図3において、前記第5の
加工工程で得られた樹脂チューブ3,4の端部4tを、
上型24の端面24zと下型22の端面22zとの間に
固定して平坦な両端部5,6を形成した後に、一対のピ
ン21を下側から上側に摺動させて孔22eから挿入し
て上昇すると、応答器10の両端部5,6(樹脂チュー
ブ3,4の両端部)の一部5n,6nを切断し、該両端
部5,6に取付け孔5e,6eを穿設する。一対のピン
21は、下型22の凹部22fの側から応答器10の両
端部5,6を押圧して打ち抜くので、凹部22fの空間
に影響されずにプレス抜きができる。
【0021】<樹脂チューブ3,4の開口を封止し、取
付け座5d,6dの形成工程>上型24と下型22との
孔22e,24eにピン21を挿入した状態において、
治具20の上型24と下型22とをヒータ(図示せず)
によりフッ素樹脂の溶融温度300℃以上で加熱する
と、上型24の挟持面24cと下型22の挟持面22c
と当接している応答器10の取付け部5,6及び、一対
の当接面22yと接している樹脂チューブ3,4の取付
け部5,6の両端5a,6aが熱で溶けて接着されるの
で、該両端5a,6aが溶けた樹脂で樹脂チューブ3,
4の開口が封止される。前記両端5a,6aが熱で溶け
る状態において、樹脂チューブ3,4の全長が一対の隔
壁22tの当接面22yにより規制される。そして、樹
脂チューブ3,4の両端部5,6の開口を封止し、取付
け座5d,6dを形成した後に、加工治具20を冷却し
て樹脂チューブ3,4を硬化させると、図9のように取
付け部5,6、取付け孔5a,6a、取付け座5d,6
dが形成された応答器10を得ることができる。
【0022】以上のように樹脂チューブ3,4を加熱し
ている状態において、応答器本体2の周囲が上型24の
空洞部24aと下型22の空洞部22aによって、金型
20に直に接しないので、応答器本体2に内蔵された半
導体メモリの耐熱温度200℃以下に保て、半導体メモ
リが破損等することがない。
【0023】また、樹脂チューブ3,4の両端部5,6
の開口が熱溶着で封止される時に溶融されたフッ素樹脂
が下型22の一対の凹部22fに流入して応答器10の
取付け座5d,6dが形成される。さらに、樹脂チュー
ブ3,4の取付け孔5e,6eには、一対のピン21が
挿入されたままで、取付け座が5d,6dが形成される
ので、溶融樹脂が取付け孔5e,6eに流れ込むことも
ないので、取付け孔5e,6eの寸法が変化することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態である応答器を示す
断面図である。
【図2】 図1に示す応答器の底面図である。
【図3】 図1に応答器を製造する加工治具の断面図で
ある。
【図4】 応答器本体と樹脂チューブとを示す斜視図で
ある。
【図5】 図4に示す応答器本体を樹脂チューブ内に挿
入した斜視図である。
【図6】 図4に示す樹脂チューブに平坦部を形成され
た斜視図である。
【図7】 図6に示す応答器本体を有する樹脂チューブ
に、外層の樹脂チューブを被せた斜視図である。
【図8】 図7に示す樹脂チューブに平坦部を形成した
斜視図である。
【図9】 図1に示す応答器の加工完了状態を示す斜
視図である。
【図10】 従来の応答器の要部を示す一部分を断面し
た斜視図である。
【図11】 他の従来の応答器の要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 応答器本体、3 内層側の樹脂チューブ(第1の樹
脂チューブ)、3a,4a 樹脂チューブの両端面、3
e,4e 樹脂チューブの開口、4 外層側の樹脂チュ
ーブ(第2の樹脂チューブ)、5,6 樹脂チューブの
両端部、5e,6e 取付け孔、5d,6d 取付け座
(隆起部)、10 応答器、20 加工治具、21 ピ
ン(押圧部材)、22c,24c 挟持面、22f 下
型の凹部、22y 当接面。
フロントページの続き (72)発明者 石田 浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 文夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK18 AK18J AL01 BA02 BA03 BA04 BA05 BA10A BA10B DA02 GB41 JA03A JA03B JB01 4F211 AD03 AG03 SA11 SC01 SC07 SD04 SD11 SJ01 SK01 SK04 SK06 SP21 SW25 5B035 AA07 BA05 BB09 BC00 CA02 CA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問器からの電磁波により非接触で半導
    体から成る記憶手段からデータが読み書きされる応答器
    本体と、この応答器本体の外郭を覆う耐薬品性を有する
    と共に、両端に開口を有する複数枚の樹脂チューブとを
    備え、 上記樹脂チューブは、両端を複数枚重ねた状態で、両端
    部を溶融させて上記開口が封止された、ことを特徴とす
    る移動体識別装置。
  2. 【請求項2】 上記樹脂チューブは、熱収縮する材質で
    形成されると共に、内層の第1の樹脂チューブと外層の
    第2の樹脂チューブとから成り、上記第1の樹脂チュー
    ブと上記第2の樹脂チューブとが同一の寸法であり、上
    記応答器本体を内蔵させた上記第1の樹脂チューブを熱
    収縮させた後に、上記第2の樹脂チューブを上記第1の
    樹脂チューブを被せる、ことを特徴とする請求項1に記
    載の移動体識別装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属製の加工治具に設けられた少なくと
    も二つの当接面により上記樹脂チューブの開口を有する
    両端部に熱を加えて溶融させながら、上記当接面により
    上記樹脂チューブの溶融物を当接して上記樹脂チューブ
    の両端の開口を封止する、ことを特徴とする請求項1に
    記載の移動体識別装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 加工治具に備えられた、上下動可能な柱
    状の押圧部材により上記樹脂チューブの開口を有する両
    端部に取付け孔を穿設する第1の工程と、上記取付け孔
    に上記押圧部材を挿入した状態において、上記加工治具
    に設けられた所定距離離れた少なくとも二つの挟持面に
    より上記樹脂チューブの開口を有する両端部を熱により
    溶融して上記開口を封止しながら略平板状な取付け部を
    形成する第2の工程とを順に実行する、 ことを特徴とする請求項1に記載の移動体識別装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 上記加工治具の上記挟持面の少なくとも
    一つに設けた凹部により上記樹脂チューブを溶融して上
    記取付け孔の全周囲に隆起部を形成する、 ことを特徴とする請求項4に記載の移動体識別装置の製
    造方法。
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