JP2009015384A - ファイル管理方法、装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】実体ファイルの移動に伴うショートカット(複製標識)でのリンクの不正状態の発生を回避するための技術を提供する。
【解決手段】ドキュメントDTを実体ファイルSFとして保管する場合、そのファイルSFに絶対管理座標値を割り当ててHDD237に格納する。その際、ファイルSFにアクセスするためのショートカットSCを自動的に生成し、保管する。それにより、ショートカットSCによる実体ファイルSFへのアクセスを可能とし、実体ファイルSFの格納場所はユーザに通知しないようにして、実体ファイルSFの移動等によってアクセスできない状態となるのを回避させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するファイル管理装置に関する。
ファイル管理装置(コンピュータ)によるアクセス可能な記憶装置上でのファイル管理は、階層構造で行われている。複数のファイルを格納可能な格納場所は普通「フォルダ」と呼ばれ、そのフォルダの中に更にフォルダを作成することができる。それにより、関連する複数のファイルを同一のフォルダに入れる、そのフォルダ内に更にフォルダを作成してファイルを入れる、といったような形で分類・整理することができる。
そのような階層構造でのファイル管理では、ファイルが置かれている階層が深くなるほどアクセスが面倒なものとなる。このこともあり、通常のファイル管理装置では、別ファイルへの参照として機能する、実体のないファイル、或いはアイコンといったショートカット(複製標識)を作成できるようになっている(特許文献1〜4)。複製標識(ショートカット)により参照されるファイルは実体を持つ実体ファイルであることから、混乱を避けるために以降、「実体ファイル」と呼ぶことにする。
ショートカットは、参照の対象となる実体ファイルの格納場所を含む各種情報を保持している。このため、ショートカットへのクリック操作(ダブルクリック)を行うことにより、保持した各種情報から実体ファイルにアクセスするようになっている。
図19は、従来のファイル管理装置によるファイル管理を説明する図である。図19において、「ABC.ppt」は実体ファイルのファイル名であり、その実体ファイルのショートカットはデスクトップ上に置かれていることを示している。それにより、デスクトップ上から、フォルダ「商品審議会」中の実体ファイル「ABC.ppt」にアクセス可能になっている。
特開2004−13693号公報 特開2003−330780号公報 特開2006−268314号公報 特開2002−116934号公報 特開2004−258918号公報 特開2002−334074号公報 特許第3885810号公報
上記実体ファイルの格納場所は、任意に移動させることができる。普通、ファイル管理装置は、その格納場所を移動させた場合、ショートカットに保持された情報を更新することでその移動に対応する機能が搭載されている。しかし、その移動先が直接、アクセス可能な記憶装置上でなかった場合、つまり他のファイル管理装置(コンピュータ)が直接、アクセスする記憶装置上であった場合、その後に行われる移動には対応できず、ショートカットに保持された情報は更新されない。このため、ショートカットにクリック操作しても実体ファイルにアクセスできないリンクの不正状態(デッドリンク)となる。
ファイル管理装置では、そのデッドリンクは解消できるようにはなっていない。このため、ショートカットが必要であれば、実体ファイルからショートカットを再作成しなければならない。
現在では、ネットワークの普及により、複数のユーザでファイル(実体ファイル)を共有することが行われている。そのようなファイル共有の環境では、ファイルの移動によって多数の人がアクセスできなくなる状況となり、効率的な作業を阻害することになる。これからのファイル管理では、このようなことを回避することも重要であると考えられる。
本発明は、実体ファイルの移動によるショートカット(複製標識)でのリンクの不正状態の発生を回避するための技術を提供することを目的とする。
本発明のファイル管理方法は、アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するためにコンピュータに実行させることを前提とし、新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして記憶装置上に保存する第1のステップと、第1のステップにより実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、記憶装置上に保存する第2のステップと、を有する。
本発明の第1の態様のファイル管理装置は、アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理することを前提とし、新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして、記憶装置上に保存する新規保存手段と、新規保存手段により実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、記憶装置上に保存する複製標識生成手段と、を具備する。
第2の態様のファイル管理装置は、上記第1の態様における構成に加えて、新規保存手段が実体ファイルを保存する場合に、複製標識生成手段が生成する複製標識を複数、保存可能な格納場所を記憶装置上に生成するのを支援する格納場所生成支援手段、を更に具備し、複製標識生成手段は、格納場所生成支援手段により格納場所を生成した場合に、該格納場所に複製標識を保存する。
なお、第1或いは第2の態様において、上記新規保存手段は、実態ファイルの格納場所を自動的に決定し格納する、ことが望ましい。第2の態様においては、格納場所はフォルダであり、格納場所生成支援手段は、時系列を表すデータにアクセス可能な場合に、該データのなかで新規保存手段が実体ファイルを保存する状況に対応するデータを用いて、新たに生成するフォルダの名称の候補を生成して提示し、ユーザの指示に応じて新たなフォルダを生成する、ことが望ましい。
本発明のプログラムは、アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するファイル管理装置として用いることが可能なコンピュータに、新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして、記憶装置上に保存する新規保存機能と、新規保存機能により実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、記憶装置上に保存する複製標識生成機能と、を実現させる。
本発明では、実体ファイルを保存する場合に、その実体ファイルにアクセスするための複製標識(ショートカット)を自動的に作成する。このため、複製標識による実体ファイルへのアクセスを前提として、実体ファイルの管理を行うことができる。それにより、実体ファイルの管理をユーザが行えない、或いはその管理を困難にして、実体ファイルの格納場所が変化するのを回避させることができる。実体ファイルの格納場所が変化しないようにすることにより、その実体ファイルへのアクセスはより確実に行えるようにすることができる。
複製標識の格納場所(フォルダ)の作成を支援するようにした場合には、その分類・整理をより容易に行えるようになる。それにより、ユーザにとってはより高い利便性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の本実施形態によるファイル管理装置が適用されたシステムの構成図である。
そのシステムは、図1に示すように、複数のクライアント・パーソナル・コンピュータ(PC)100、DMS(Document Management System)サーバ200、及び印刷機(PPR)300をLANにより接続することで構築されている。本実施形態によるファイル管理装置は、DMSサーバ200に搭載される形で実現されている。なお、印刷機300の代わりに、複写機(PPC)400、或いは複合機(MFP)500を採用しても良い。
図2は、上記クライアントPC100の回路構成図である。
そのクライアントPC(以下「PC」と略記)100は、図2に示すように、PC100全体を制御するCPU111と、ディスプレイ131に画像を表示するための表示制御部121と、キーボード132やポインティングデバイス(例えばマウス)等へのユーザの操作を検出して認識する入力制御部122と、USB(インターフェース)を介して外部との通信を行うためのUSB通信制御部123と、LANを介した通信を行うためのLAN通信制御部124と、各種データ(ファイル)を格納する記憶部125と、を備えた構成である。記憶部125は、ROM135、RAM136、及びハードディスク装置(HDD)137を有するものであり、そのHDD137には、印刷機300を駆動するためのソフトウェアである印刷装置ドライバ149や、例えば業務用のソフトウェアであるアプリケーション148等が格納されている。
図3は、上記DMSサーバ200の回路構成図である。
そのDMSサーバ(以降「サーバ」と略記)200は、図3に示すように、上記PC100と基本的に同じ構成であり、サーバ200全体を制御するCPU211と、ディスプレイ231に画像を表示するための表示制御部221と、キーボード232やポインティングデバイス(例えばマウス)等へのユーザの操作を検出して認識する入力制御部222と、USB(インターフェース)を介して外部との通信を行うためのUSB通信制御部223と、LANを介した通信を行うためのLAN通信制御部224と、各種データ(ファイル)を格納する記憶部225と、を備えた構成である。記憶部225は、ROM235、RAM236、及びハードディスク装置(HDD)237を有するものであり、そのHDD237には、印刷機300を駆動するためのソフトウェアである印刷装置ドライバ249や、本実施形態によるファイル管理システムを実現させるためのソフトウェアであるDMS(アプリケーション)248等が格納されている。それにより本実施形態によるファイル管理システムは、CPU211がDMS248を実行することで実現される。HDD237には他に、PC100のユーザに各種サービスを提供するためのアプリケーションも格納されている。ここでは便宜的に、PC100のユーザのみを対象にサービスを提供することとする。
図1に示すシステムでは、例えば各PC100のユーザはサーバ200を介してファイルを共有できるようになっている。サーバ200は、各PC100のユーザからの要求に応じて、以下のようなファイル管理を行う。図4〜図11に示す各種説明図を参照して具体的に説明する。
図4は、ファイルを新規に登録する場合に行われる処理の流れを示す図である。図4において、ドキュメントDTは新規に登録(保存)する対象となる実体ファイルであり、DMS制御部250はCPU211がDMS248を実行することで実現される機能である。
ドキュメントDTの登録は、各種管理画面MPを介して行うことができるようになっている。その各種管理画面MPとは、図5に示すように、PC100のユーザが自身のスケジュールを管理するためのスケジュール管理画面、ファイルの移動やコピー、削除等を行うことができる文書体系(フォルダ階層)管理画面、組織、或いはグループ等を構成するメンバーを管理するための構成メンバー管理画面、及びその他の管理画面等がある。例えば、それらの管理画面は異なるアプリケーションにより提供されるものである。DMS248は、アプリケーションの要求に応じて動作し、そのアプリケーションが必要とする機能を提供する。
PC100のユーザが各種管理画面MPの何れかの管理画面上でドキュメントDTの登録を要求すると(シーケンスS1)、DMS制御部250は、その要求により保存する、そのドキュメントDTの実体ファイルSFにアクセスするための複製標識であるショートカットアイコンSCを生成し(シーケンスS2)、その実体ファイルSFを仮置する(シーケンスS3)。それらの生成、及び仮置は、その登録要求をDMS制御部250が受け取る(実際には、登録を要求した管理画面を扱うアプリケーションを介して受け取る)ことにより行われる(シーケンスS4)。
絶対管理座標部MCは、DMS制御部250と同じく、CPU211がDMS248を実行することで実現される機能である。その座標部MCは、図6に示すように、例えば3次元の絶対管理座標を想定し、実体ファイルSFの格納場所を座標値で管理する。図中の「(2,4,4)」「(4,3,2)」等はそれぞれ、実体ファイルSFの格納場所として割り当てられた座標値を示している。
上記登録要求を受け取ったDMS制御部250は、絶対管理座標部MCに対し、実体ファイルSFの格納場所を示す座標値の割り当てを要求する(シーケンスS5)。それにより座標部MCは、座標値を割り当てる(シーケンスS6)。その割り当てにより、実体ファイルSFの格納場所が確定し、その格納場所がDMS制御部250に通知される(シーケンスS7)。その通知によってDMS制御部250は、ショートカットアイコンSCに、実体ファイルSCの格納場所、そのファイル名、及びその他の付帯する管理情報(以降これらを「リンク情報」と呼称する)を格納し、リンクを確保する。実体ファイルSFは、確定した格納場所に保管(格納)する(シーケンスS8)。
このようにして図7に示すように、実体ファイル(ここではファイル名「ABC.ppt」のファイル)SFの保存に併せて、それにアクセスできるショートカット(アイコン)SCが自動的に用意される。それにより、ショートカットSCを介して実体ファイルSFにアクセスできるようになっている。
実体ファイルSF自体は、絶対管理座標により格納場所を自動的に決定して保管する。その実体ファイルSFの保管は具体的には、例えば予め格納場所として作成のフォルダ内に、オリジナルのファイル名(例えば「ABC.ppt」)に対し、割り当てた絶対管理座標の各軸の座標値を付加した名称のファイルとして格納することで行われる。そのようにして、実体ファイルSFの(物理的)格納情報に関しては、ユーザが意識する必要は無いものとし、システム上では絶対的な空間位置情報にて管理させる形とする。このため、ショートカットSCを自動的に作成し、実体ファイルSFへのアクセスを行える状態を確保している。
実体ファイルSFの格納場所をユーザに対して意識させることがない形とすることで、その実体ファイルSFへのアクセスはショートカットSC、或いはそのコピーにより行われるようになる。実体ファイルSF自体の移動や削除等は通常、行われないようになる。このため、実体ファイルSFが共有すべきものであった場合には、図9に示すように、それは常に共有できるようになる。図9に示す例は、管理画面間でショートカットSCを移動、或いはコピーした場合のものである。
ショートカットSCの格納場所は、論理的に分類・整理することができるように、ユーザが任意に選択できるようにしている。図8は、ショートカットSCの保存例を示す図であり、その図8に示す例では、作成されたショートカットSCは、フォルダ「商品審議会」に格納されている。
ファイルを分類・整理するうえでフォルダは有効なツールである。このことから本実施形態では、実体ファイルSFを新規保存する場合、そのショートカットSCを入れるフォルダを新規に自動的に作成可能とさせている。その作成について、図10、及び図11を参照して具体的に説明する。
フォルダ名は、その名称を付けたフォルダに入れるファイルをイメージしやすいものとするのが普通である。また混乱を避けるために、そのフォルダ名は、他のフォルダと容易に識別できるようにすることも重要である。このようなことから本実施形態では、スケジュール管理画面上で入力されたデータ(スケジュールの内容を示すデータ)をフォルダ名の作成に用いている。これは、スケジュール管理画面上で入力されるデータは、ユーザの予定(スケジュール)を時系列に表している(識別が容易なデータである可能性が高い)、保存するファイルは予定と何らかの関係がある可能性がある(ファイルを分類・整理するうえで適切なデータである可能性がある)、といった理由からである。保存するファイルは、予定に沿った行動を行った結果、得られたものである可能性自体、高いと考えられる。
図10は、フォルダ名の候補の作成方法を説明する図である。そのフォルダ名の候補を作成する基となるスケジュールは、28日(水)に、「○△品目商品審議会YY統括部長事前会議」なる会議が設定(予定)されていることを示すものである。
スケジュールとして設定(入力)された文章(データ)は、構文解析を行い、形態素に分割し、意味解釈により形態素を1つ以上、組み合わせて構成される文言を作成する。また、必要に応じて、意味解釈の結果から、使用可能と考えられる文言を作成(追加)する。図10中、a〜eは形態素を1つ以上、組み合わせて作成した文言を示し、f及びgは、意味解釈の結果から追加作成される文言(ここでは実際に作成される文言ではなく、その文言の種類を表記)を示している。図10中に示すフォルダや階層構造は、スケジュールから作成されたフォルダ名の候補を用いてフォルダを作ることで得られたものである。本実施形態では、そのようなフォルダ名の候補をユーザに提示することにより、ファイルの分類・整理をより容易に行えるようにフォルダの作成を支援している。
図11は、他のフォルダ名の候補の作成方法を説明する図である。
スケジュールとして、類似する内容の文章が登録される場合がある。この作成方法は、内容が類似する複数の文章からフォルダ名の候補を作成する場合のものである。ここでは、フォルダ名の候補を作成するために
1)東日本営業部2月度販売会議
2)東日本営業部3月度販売会議
3)東日本営業部第23期期初会議
の3件の文章が選択されている。
その3件の文章は構文解析を行い、形態素に分割し、意味解釈により1つ以上の形態素を組み合わせて、最小単位とする文言(構成要素)を作成する。図中のA、B1、B2、N3、X、Yはそれぞれ構成要素を示している。その構成要素が出現する文章、構成要素が持つ意味、及び構成要素間の関係等から、図11に示すような構成要素で表す階層構造を推定し、ユーザに提示する。そのようにして、フォルダの作成を支援する。
以降は、図12〜図15に示す各フローチャートを参照して、CPU211がDMS248を実行することで実現される各処理について詳細に説明する。
図12は、ファイル保存処理のフローチャートである。そのフローチャートは、各種管理画面MPを通してファイルを保存する場合に実行される処理の流れを示したものであり、破線で囲った部分はDMS248のみによって実行される処理であることを表している。始めに図12を参照して、その場合に実行されるファイル保存処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS11では、PC100のユーザがアプリケーション148によるファイル(図中「ドキュメント」と表記。以降、特に断らない限り保存対象となるファイルの意味で用いる)の生成(コピーを含む)を必要に応じてサポートする。次のステップS12では、PC100からの要求を受け付け、その要求に応じてステップS13−1〜nのうちの何れかに移行する。それにより、その要求に応じた処理を実行する。
ステップS13−1〜nのうちの何れかの処理を実行した後は、ステップS15に移行して、PC100のユーザから登録が要求された実体ファイルSFを仮置する。その後はステップS18に移行する。
ステップS13−1〜nのうちの何れかの処理を実行した後は、ステップS14にも移行する。そのステップS14では、登録する実体ファイルSFにアクセスするためのショートカットSCを自動的に生成し保存するドキュメントショートカットアイコンの生成処理を実行する。その詳細については後述する。
ステップS14に続くステップS16では、実体ファイルSFに対して絶対管理座標値を割り当て(図6、図7)、その格納場所を決定する。次のステップS17では、ステップS14で生成したショートカットSCに実体ファイルSFにアクセスするためのリンク情報を格納することにより、リンクを確保する。その後はステップS18に移行して、実体ファイルSFは割り当てた絶対管理座標値を用いてHDD237上に保存する。ファイル保存処理はその後、終了する。
このようにして、実体ファイルSFを保存する場合、そのショートカットSCも併せて自動的に生成され、保存される。それにより、ショートカットSCによるアクセスを可能とさせ、実体ファイルSFはユーザの管理対象から除外させるようにしている。
図13は、上記ステップS14のドキュメントショートカットアイコンの生成処理内で実行される、保存先決定処理のフローチャートである。その決定処理は、生成し他ショートカットSCの保存先をPC100のユーザに決定させるための処理である。次に図13を参照して、その決定処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS21では、登録が要求された実体ファイル(ドキュメント)SFを選択する。続くステップS22では、その実体ファイルSFは特定日時の特定イベントに関連したものか否か判定する。現在の日時を含む時間的範囲で登録されているスケジュールが存在する場合、判定はYESとなってステップS25に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップS23に移行する。
ステップS23では、その実体ファイルSFは特定日に関連したものか否か判定する。今日、登録されているスケジュールが存在する場合、判定はYESとなってステップS26に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップS24に移行する。そのステップS24では、ショートカットSCの保存先をPC100のユーザに決定させるための処理を行い、その決定に従ってショートカットSCを保存した後、この決定処理を終了する。
ステップS26、及びS25では、実体ファイルSFの属性情報を取得する。その取得後はステップS27に移行して、該当するスケジュールを階層構成情報として取得する。その後は、ステップS28に移行して、階層構成情報の構文解析処理を実行してから、この決定処理を終了する。
図14は、その構文解析処理のフローチャートである。次に図14を参照して、その解析処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS31では、階層構成情報に対し構文解析を実施する。次のステップS32では、その解析結果から、形態素を1つ以上、組み合わせた構成要素をフォルダ名の候補として作成する(図10、図11)。その作成後はステップS33に移行して、作成したフォルダ名を候補として提示する。続くステップS34では、PC100のユーザの指示に応じた処理を実行する。それにより、候補として提示したフォルダ名や、フォルダの配置の変更をユーザが行うのを可能とさせる。構文解析処理は、ユーザの指示により作成したフォルダ、或いはユーザが指定した既存のフォルダにショートカットSCを保存した後に修了する。
このようにして、ショートカットSCの保存先となるフォルダの作成を支援する。生成されたショートカットSCの保存先は、この構文解析処理、或いは図13のステップS24の実行によって決定される。
図15は、実体ファイルの取得処理のフローチャートである。その取得処理は、ショートカットSCへのクリック操作により、そのショートカットSCに対応する実体ファイルSFを取得する場合に行われる処理である。次に図15を参照して、その取得処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS41では、PC100のユーザによるキーボード132、或いはポインティングデバイスへの操作に応じてショートカットSCを選択する。次のステップS42では、選択したショートカットSCへのクリック操作により、そのショートカットSCに格納されているリンク情報(絶対管理座標値(情報)を含む)を取得する。その取得後はステップS43に移行して、絶対管理座標情報が示す実態ファイルSFを検索する。その後はステップS44に移行して、検索によって抽出された実体ファイルSFを取得する。この取得処理は、その後に修了する。
このようにして取得された実体ファイルSFは、LANを介してPC100に送信される。それにより、実体ファイルSFはPC100のユーザによって共有される。
なお、本実施形態は、LANに接続されたDMSサーバ200に搭載されるファイル管理装置に本発明を適用したものであるが、適用する対象はDMSサーバ200のようなコンピュータでなくとも良い。例えば図16に示すように、複合器(MFP)500であっても良い。その復号器500は、例えば図17に示すように、原稿を読み取るための読取機構部511を備えたスキャナ部510、メイン制御部521、読取機構制御部522、表示制御部523、表示操作制御部524、FAX通信制御部525、LAN通信制御部526、インターネット通信制御部527、記憶装置制御部528、及び記憶装置部(HDD)529を備えたMFP制御部520、並びにPPR制御部541、及び印刷機構部542を備えたプリンタ部540を具備するものである。メイン制御部521は、例えば図18に示すように、DMS制御部550を備えたものである。
本実施形態では、ユーザが実体ファイルSFの移動等の操作を行うのを回避するために、実体ファイルSFの保存先を通知しないようにしているが、通知するようにしても良い。或いは、実体ファイルSFの保存先をユーザが指定可能としても良い。
上述したようなファイル管理装置を実現させるDMS248のようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。公衆網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザはプログラムを取得して、ファイル管理装置として用いることが可能なコンピュータにロードすることにより、そのコンピュータに本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本発明の本実施形態によるファイル管理装置が適用されたシステムの構成図である。 クライアントPC100の回路構成図である。 DMSサーバ200の回路構成図である。 クライアントPC100の回路構成図である。 各種管理画面を説明する図である。 絶対管理座標によるファイルの格納場所の管理方法を説明する図である。 絶対管理座標により格納場所が管理される実体ファイルへのショートカットによるアクセスを説明する図である。 ショートカットSCの保存例を示す図である。 ショートカットの可能な移動例を示す図である。 フォルダ名の候補の作成方法を説明する図である。 他のフォルダ名の候補の作成方法を説明する図である。クライアントPC100の回路構成図である。 ファイル保存処理のフローチャートである。 ステップS14のドキュメントショートカットアイコンの生成処理内で実行される、保存先決定処理のフローチャートである。 階層構成情報の構文解析処理のフローチャートである。 実体ファイルの取得処理のフローチャートである。 本発明の本実施形態によるファイル管理装置が適用された他のシステムの構成図である。 複合機の回路構成図である。 メイン制御部の構成図である。 従来のファイル管理装置によるファイル管理方法を説明する図である。
符号の説明
200 DMSサーバ
211 CPU
224 LAN通信制御部
225 記憶部
235 ROM
236 RAM
237 ハードディスク装置
248 DMS

Claims (6)

  1. アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するためにコンピュータに実行させるファイル管理方法において、
    新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして前記記憶装置上に保存する第1のステップと、
    前記第1のステップにより前記実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、前記記憶装置上に保存する第2のステップと、
    を有することを特徴とするファイル管理方法。
  2. アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するファイル管理装置において、
    新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして、前記記憶装置上に保存する新規保存手段と、
    前記新規保存手段により前記実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、前記記憶装置上に保存する複製標識生成手段と、
    を具備することを特徴とするファイル管理装置。
  3. 前記新規保存手段が前記実体ファイルを保存する場合に、前記複製標識生成手段が生成する複製標識を複数、保存可能な格納場所を前記記憶装置上に生成するのを支援する格納場所生成支援手段、を更に具備し、
    前記複製標識生成手段は、前記格納場所生成支援手段により前記格納場所を生成した場合に、該格納場所に前記複製標識を保存する、
    ことを特徴とする請求項2記載のファイル管理装置。
  4. 前記新規保存手段は、前記実態ファイルの格納場所を自動的に決定し格納する、
    ことを特徴とする請求項2記載のファイル管理装置。
  5. 前記格納場所はフォルダであり、前記格納場所生成支援手段は、時系列を表すデータにアクセス可能な場合に、該データのなかで前記新規保存手段が前記実体ファイルを保存する状況に対応するデータを用いて、新たに生成するフォルダの名称の候補を生成して提示し、ユーザの指示に応じて新たなフォルダを生成する、
    ことを特徴とする請求項3記載のファイル管理装置。
  6. アクセス可能な記憶装置上に保存される電子的なファイルを管理するファイル管理装置として用いることが可能なコンピュータに、
    新たにファイルの保存がユーザにより要求された場合に、該ファイルを実体ファイルとして、前記記憶装置上に保存する新規保存機能と、
    前記新規保存機能により前記実体ファイルを保存する場合に、該実体ファイルにアクセスするための複製標識を自動的に作成し、前記記憶装置上に保存する複製標識生成機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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