JP2009014124A - ボールジョイントへのブーツ装着方法及びそのブーツ装着装置 - Google Patents

ボールジョイントへのブーツ装着方法及びそのブーツ装着装置 Download PDF

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Abstract

【課題】グリースの外部飛散を起こすことなく,ブーツの大径ビードをボールハウジングの端部外周の大径ビード溝に簡単確実に装着し得る方法を提供する。
【解決手段】一端に大径ビード11を有すると共に,この大径ビード11より小径の小径ビード12を他端に有するブーツBをボールジョイントJに装着するに際して,該ボールジョイントJのボールハウジング1の端部外周の大径ビード溝6に大径ビード11を装着する,ボールジョイントへのブーツ装着方法において,ブーツBを,その表裏が逆になるように反転させる第1工程と,この第1工程で裏返された反転ブーツB′を原形に向けて再反転させながら,その大径ビード11を大径ビード溝6に嵌め込む第2工程とを実行する。
【選択図】図12

Description

本発明は,一端に大径ビードを有すると共に,この大径ビードより小径の小径ビードを他端に有するブーツをボールジョイントに装着するに際して,該ボールジョイントのボールハウジングの端部外周の大径ビード溝に前記大径ビードを装着する,ボールジョイントへのブーツ装着方法及びそのブーツ装着装置に関する。
従来,かゝるボールジョイントへのブーツ装着方法として,下記特許文献1に開示されるように,ブーツの大径ビードをボールハウジングの端面に押圧しておき,このブーツ内に高圧空気を供給して大径ビードを膨張拡径させながら,ボールハウジング端部外周の大径ビード溝に装着するようにしたものが既に知られている。
特公昭62−20420号公報
上記特許文献1に記載されているような従来のボールジョイントへのブーツ装着方法では,ブーツ内に高圧空気を供給したとき,ブーツから多少とも洩れる高圧空気により,ボールジョイントの端部等に予め塗布されたグリースが外部に飛散することがある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,グリースの外部飛散を起こすことなく,ブーツの大径ビードをボールハウジングの端部外周の大径ビード溝に簡単確実に装着し得るボールジョイントへのブーツ装着方法及びそのブーツ装着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,一端に大径ビードを有すると共に,この大径ビードより小径の小径ビードを他端に有するブーツをボールジョイントに装着するに際して,該ボールジョイントのボールハウジングの端部外周の大径ビード溝に前記大径ビードを装着する,ボールジョイントへのブーツ装着方法において,ブーツを,その表裏が逆になるように反転させる第1工程と,この第1工程で裏返された反転ブーツを原形に向けて再反転させながら,その大径ビードを前記大径ビード溝に嵌め込む第2工程とを実行することを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴のボールジョイントへのブーツ装着方法を実行するためのボールジョイントへのブーツ装着装置であって,前記第1工程の実行に使用するブーツ反転装置を備え,このブーツ反転装置は,ブーツの大径ビードを載置する中空のブーツ受け台と,ブーツ受け台から上方へ離間した上昇位置及び,下端部をブーツ受け台の中空部に進入させる下降位置間を昇降する昇降軸とで構成され,その昇降軸には,その下降位置でブーツ受け台上のブーツの小径ビード内周面に摩擦抵抗を発生しつゝ嵌合して,小径ビードをブーツ受け台の中空部に引き込むための摩擦嵌合軸部を設けたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記ブーツ受け台を,環状に配列される複数のブーツ受けアームにより構成し,これらブーツ受けアーム群の,ブーツの大径ビードを載置する上端部を半径方向に拡縮可能にしたことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1の特徴のボールジョイントへのブーツ装着方法を実行するためのボールジョイントへのブーツ装着装置であって,前記第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置を備え,このブーツ再反転装置は,ボールジョイントを,その一端部を上方に向けて載置するジョイント載置台と,このジョイント載置台に載置されるボールジョイントのボールスタッド上端面に当接可能に配設される前記昇降軸と,この昇降軸に摺動可能に取り付けられるしごきアームとで構成され,このしごきアームは,前記昇降軸をボールスタッドの上端面に当接させたとき,昇降軸に対して下降して,昇降軸の摩擦嵌合軸部に付着した反転ブーツの小径ビードをボールスタッド上端面に当接させて,反転ブーツの大径ビード外周面をしごくことにより,反転ブーツを原形に再反転させて大径ビードをボールハウジングの大径ビード溝に装着するように構成されることを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第4の特徴に加えて,前記昇降軸と個別に昇降する支持体に,複数の前記しごきアームが半径方向揺動可能に軸支して,これらしごきアームの下端部に形成されるしごき面を,反転ブーツに対するしごきの進行に応じて半径方向外方に拡張するようにしたことを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,高圧空気を使用することなく,大径ビードを大径ビード溝に容易,確実に装着することができ,したがってその装着前にボールスタッドの端部周りにグリースを塗布する場合でも,そのグリースをブーツ内に確実に保持することができる。
本発明の第2の特徴によれば,昇降軸を下降させるだけで,小径ビードを前記中空部に引き込んで,ブーツを自動的に反転させることができる。
本発明の第3の特徴によれば,反転ブーツの小径ビードが付着した昇降軸をブーツ受け台の上方へ取り出す際には,前記上端部を半径方向に拡径させることにより,ブーツ受け台に干渉されることなく,反転ブーツを取り出すことができる。したがって,その取り出し際,反転ブーツがブーツ受け台に触れて,原形に再反転することを防ぐことができる。
本発明の第4の特徴によれば,しごきアームを下降するだけで,反転ブーツを原形に再反転させると同時に大径ビードをボールハウジングの大径ビード溝に自動的に装着することができる。
本発明の第5の特徴によれば,しごき面は,反転ブーツが再反転するとき,大径ビードが僅かに拡径変形することに追従して,反転ブーツの再反転を促進することができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明を適用するボールジョイントの一例を示す縦断面図,図2は本発明方法の第1工程の実行に使用するブーツ反転装置の縦断面図,図3は図2の2部拡大図,図4は図3の4−4線断面図,図5は図3の5−5線断面図,図6はブーツ反転装置によるブーツの反転開始説明図,図7は同ブーツの反転終了説明図,図8は反転ブーツの引き上げ開始説明図,図9は本発明方法の第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置の縦断面図,図10は図9の10−10線断面図,図11は図9の11部拡大図,図12はブーツ再反転装置による反転ブーツの再反転開始説明図,図13は同反転ブーツの再反転終了説明図である。
先ず,図1により,ボールジョイントJ及びそれに装着されるブーツBの構造について説明する。
ボールジョイントJは,ボールハウジング1と,これに全方向揺動自在に支持されるボールスタッド2とを主要な構成要素している。ボールハウジング1は,ボールスタッド2の球頭部2aを合成樹脂製の軸受ブッシュ3を介して支持する球状凹面4を有しており,この球状凹面4を形成すべく,ボールハウジング1は,球頭部2aの一半球部を支持する第1ハウジング半体1aと,この第1ハウジング半体1aに嵌合すると共にかしめ結合されて球頭部2aの他半球部を支持する第2ハウジング半体1bとで構成される。これら第1及び第2ハウジング半体1a,1bの各外端部外周面には大径ビード溝6が形成される。
ボールスタッド2は,球状の球頭部2aの両端からボールハウジング1の外方に一対の軸部2bを突出させており,各軸部2bの外周面には,基端側から,即ち球頭部2a側から環状のグリース溜め8と,前記大径ビード溝6より小径の環状の小径ビード溝7とが形成され,その小径ビード溝7は,ボールハウジング1の外方に配置される。またボールスタッド2には,これをその軸線に沿って貫通する軸孔2cが設けられる。グリース溜め8にはグリース40が蓄えられる。
上記大径ビード溝6及び小径ビード溝7を利用してボールジョイントJの両端部にブーツBがそれぞれ装着される。
各ブーツBは,ゴム等の弾性材料より一体成形されたもので,可撓性に優れた胴部10と,この胴部10の一端に連設される大径ビード11と,胴部10の他端に連設される,大径ビード11より小径の小径ビード12とよりなっており,大径ビード11の外周にはリング溝11aが形成されている。而して,ボールジョイントJの各端部において,大径ビード溝6にブーツBの大径ビード11を,また小径ビード溝7に小径ビード12をそれぞれ弾性的に装着する。またリング溝11aには,大径ビード11を締め付けるセットリング13が装着される。こうして,ボールジョイントJの両端に装着された各ブーツBは,胴部10の弾性変形によりボールスタッド2の首振りを許容しつゝ,ボールハウジング1内の防塵及び防水を図ることができる。
さて,上記ブーツBの装着方法及び装着装置について説明する。
ブーツBの装着方法は,ブーツBを,その表裏が逆になるように反転する第1工程と,この第1工程で反転した反転ブーツB′を原形に再反転しながら大径ビード11をボールハウジング1の大径ビード溝6に装着する第2工程とからなる。
図2〜図8により,上記第1工程の実行に使用するブーツ反転装置15について説明する。
図2〜図5において,ブーツ反転装置15の基台16は,その中心部を貫く中空部17を有すると共に,この中空部17の上方開口周縁部には,上方に延びる複数の支柱18が立設されており,これら支柱18間に上下方向に延びる複数のブーツ受けアーム19が配設されると共に,各ブーツ受けアーム19の中間部が,その両側の支柱18に枢軸20により回動自在に支持される。こうして複数のブーツ受けアーム19は環状に配列される。
複数の支柱18の上端部には,これらを相互に連結するように中空の規制円筒体21が取り付けられ,各ブーツ受けアーム19は,この規制円筒体21の外周面に対して当接,離間するように枢軸20周りに揺動するようになっている。環状配列のブーツ受けアーム19群は,上端部を規制円筒体21の上方まで延ばしており,それらの上端部に環状の収縮ばね22が装着され,これによりブーツ受けアーム19群は,規制円筒体21の外周面との当接方向に付勢される。
ブーツ受けアーム19群の各上端部に内向き突起19aが形成され,それらの内向き突起19aの上端面には,前記ブーツBの大径ビード11を載置して位置決めする環状の位置決め凹部23が形成される。而して,ブーツ受けアーム19群により,ブーツBを正規の自由状態で載置する中空のブーツ受け台24が構成される。
また基台16内には,ブーツ受けアーム19群の下端に対し進退するように昇降し得るアーム制御部材25が配設される。このアーム制御部材25は,上面に漏斗状のカム面25aを備えていて,上昇時,そのカム面25aにブーツ受けアーム19群の下端部を半径方向内方へ寄せて,ブーツ受けアーム19群の上端部を半径方向外方に大きく開くようになっている(図5鎖線状態及び図8参照)。
中空のブーツ受け台24と同軸上に昇降軸26が配設され,この昇降軸26は,ブーツ受け台24から上方へ離間した上昇位置と,下端部をブーツ受け台24の中空部17に進入させる下降位置との間を昇降するようになっている。この昇降軸26は,ブーツBの小径ビード12の内周面に摩擦抵抗を発生しながら嵌入し得る円筒状の摩擦嵌合軸部26aと,この摩擦嵌合軸部26aの下端面より突出した,前記小径ビード12より充分に小径のガイド軸部26bとを有し,そのガイド軸部26bは前記ボールスタッド2の軸孔2cに嵌合し得るようになっている。規制円筒体21は,昇降軸26の下降位置を規制すべく摩擦嵌合軸部26aの下端面を受け止める底壁21aを有する。
このブーツ反転装置15の作用について説明すると,先ず,図3に示すように,各ブーツ受けアーム19を,これが規制円筒体21の外周面に当接する状態にして,ブーツ受けアーム19群の上端面に環状の位置決め凹部23を形成し,この位置決め凹部23上にブーツBの大径ビード11を載置する。次に,図6に示すように,上方に待機させていた昇降軸26を下降していき,摩擦嵌合軸部26aを小径ビード12の内周面に,両者間に摩擦抵抗を発生させながら嵌合する。その結果,小径ビード12は,下降する摩擦嵌合軸部26aにより下方へ引き込まれ,位置決め凹部23に支持される大径ビード11の内側を通過することで,ブーツBは表裏が反転し,最後には,図7に示すように,大径ビード11は位置決め凹部23から下方へ離脱することになる。
しかる後,アーム制御部材25を上昇させて,漏斗状のカム面25aによりブーツ受けアーム19群の下端部を一斉に半径方向内方に寄せることで,ブーツ受けアーム19の上端部,即ち位置決め凹部23を大きく開く。そこで,図8に示すように,今度は昇降軸26を上昇させれば,摩擦嵌合軸部26aに小径ビード12との摩擦力で付着した反転ブーツB′をブーツ受けアーム19群の各上端部の内向き突起19aに何等干渉されることなく,上方へ取り出すことができる。これまでの作用が第1工程に対応する。反転ブーツB′を付着した昇降軸26は前記第2工程へと移される。
次に,図9〜図13により,前記第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置30について説明する。
前記昇降軸26は,この再反転装置30の一構成要素をも兼ねる。即ち,図9及び図10に示すように,昇降軸26は,移動支持体31に昇降可能に支持される。この移動支持体31は,前記反転ブーツB′を付着した昇降軸26を,ボールジョイントJを載置するジョイント載置台32上方の同軸位置まで移動可能である。また昇降軸26及び移動支持体31は,図示しない昇降駆動源により個別に昇降されるようになっている。
昇降軸26は,前記摩擦嵌合軸部26aの上端に連なる,上方に向かって拡径するテーパ軸部26cと,このテーパ軸部26cの上端に連なる大径軸部26dを備えており,その大径軸部26dが移動支持体31に昇降可能に支持される。
一方,移動支持体31には,昇降軸26を囲繞する複数の支持腕33が形成されており,これら支持腕33に,昇降軸26を囲繞するよう環状に配列される複数のしごきアーム34が枢軸35を介して半径方向に揺動自在に取り付けられる。各しごきアーム34の上端には,昇降軸26の外周面を滑らかに摺動し得る半円筒状のガイド突起34aが一体に形成され,このガイド突起34aを昇降軸26の外周面に常に当接させるべく,しごきアーム34群の上端部外周に環状の収縮ばね36が装着される。またその下端の内側面は,摩擦嵌合軸部26a上の反転したブーツBの外周面に摩擦接触可能な円弧状のしごき面34bに形成される。
一方,ジョイント載置台32は,ボールジョイントJを定位置に保持するために,ボールハウジング1の一端を嵌合させる位置決め凹部37と,ボールスタッド2の軸孔2cに嵌合する位置決め軸38とを備える。
この再反転装置30の作用について説明すると,先ず,図9に示すように,ジョイント載置台32上の定位置にボールジョイントJを載置し,その直上同軸位置に,前記第1工程で反転ブーツB′を付着した昇降軸26を配置する。そして図11に示すようにグリースノズル39を使用して,グリース40をボールスタッド2のグリース溜め8及び小径ビード溝7に塗布する。
その後,図12に示すように昇降軸26を下降させて,そのガイド軸部26bをボールスタッド2の軸孔2cに嵌合すると共に,摩擦嵌合軸部26aの下端をボールスタッド2の上端面に当接させる。次いで移動支持体31を下降させると,移動支持体31に支持されたしごきアーム34群は,先ず,しごき面34bにより,摩擦嵌合軸部26aに付着した反転ブーツB′の大径ビード11の外周端縁を押圧することで,反転ブーツB′全体を押し下げて,小径ビード12をボールスタッド2の上端面に当接させる。
移動支持体31の更なる下降に伴ない,しごきアーム34のガイド突起34aが収縮ばね36の付勢力をもってテーパ軸部26c,摩擦嵌合軸部26aの各外周面へと下りていくことで,しごきアーム34群のしごき面34bが徐々に拡径しながら反転ブーツB′の大径ビード11外周面を下方へしごいていくので,反転ブーツB′は再反転していく。その際,しごきアーム34群のしごき面34bが徐々に拡径することは,しごき面34bが反転ブーツB′が再反転するとき,大径ビード11が拡径変形することに追従し,反転ブーツB′の再反転を促進することになる。この再反転により,大径ビード11が,ボールスタッド2の上端面に支持される小径ビード12を越えて下方にくると,その大径ビード11は,図13に示すように,下方に待機するボールハウジング1の大径ビード溝6に自然に嵌まり込むことになる。この作用は,前記第2工程に対応する。
その後は,移動支持体31及び昇降軸26を上昇させてから,大径ビード11外周のリング溝11aにセットリング13を装着する。最後に,手作業により,もしくは公知の拡張装置を使用して,小径ビード12を小径ビード溝7に装着する。また上記と同様の要領でボールジョイントJの反対側の端部にブーツBを装着する。
以上のように,ボールジョイントJのボールハウジング1の端部外周の大径ビード溝6に大径ビード11を装着するに当たり,ブーツBを,その表裏が逆になるように反転させる第1工程と,この第1工程で裏返された反転ブーツB′の小径ビード12をボールスタッド2の端面に受け止めさせて反転ブーツB′を原形に向けて再反転させと同時に,大径ビード11を前記大径ビード溝6に嵌め込む第2工程とを実行するので,高圧空気を使用することなく,大径ビード11を大径ビード溝6に容易,確実に装着することができ,したがってその装着前にボールスタッド2の端部周りにグリース40を塗布する場合でも,そのグリース40をブーツB内に確実に保持することができる。
また前記第1工程の実行に使用するブーツ反転装置15は,ブーツBの大径ビード11を載置する中空のブーツ受け台24と,ブーツ受け台24から上方へ離間した上昇位置及び,下端部をブーツ受け台24の中空部17に進入させる下降位置間を昇降する昇降軸26とで構成され,その昇降軸26には,その下降位置でブーツ受け台24上のブーツBの小径ビード12内周面に摩擦抵抗を発生しつゝ嵌合して,小径ビード12を前記中空部17に引き込むための摩擦嵌合軸部26aが設けられるので,昇降軸26を下降させれば,小径ビード12を前記中空部17に引き込んで,ブーツBを自動的に反転させることができる。
さらにブーツ受け台24は,環状に配列される複数のブーツ受けアーム19で構成され,これらブーツ受けアーム19群の,ブーツBの大径ビード11を載置する位置決め凹部23を形成した上端部を半径方向に拡縮可能にしたので,反転ブーツB′が付着した昇降軸26をブーツ受け台24の上方へ取り出す際には,上記上端部を半径方向に拡径させることにより,反転ブーツB′をブーツ受け台24に干渉されることなく取り出すことができる。したがって,その取り出しの際,反転ブーツB′がブーツ受け台24に触れて原形に再反転することが回避される。
さらにまた前記第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置30は,ボールジョイントJを,その一端部を上方に向けて載置するジョイント載置台32と,このジョイント載置台32に載置されるボールジョイントJのボールスタッド2上端面に当接可能に配設される昇降軸26と,この昇降軸26に摺動可能に取り付けられるしごきアーム34とで構成され,このしごきアーム34は,昇降軸26をボールスタッド2の上端面に当接させたとき,昇降軸26に対して下降して,昇降軸26の摩擦嵌合軸部26aに付着した反転ブーツB′の小径ビード12をボールスタッド2上端面に当接させて,反転ブーツB′の大径ビード11外周面をしごくことにより,反転ブーツB′を原形に再反転させて大径ビード11をボールハウジング1の大径ビード溝6に装着するようにしたので,しごきアーム34を下降させれば,反転ブーツB′を原形に再反転させると同時に大径ビード11をボールハウジング1の大径ビード溝6に自動的に装着することができる。
さらにまた昇降軸26と個別に昇降する移動支持体31には,複数のしごきアーム34が半径方向揺動可能に軸支されて,これらしごきアーム34の下端部に形成されるしごき面34bが,反転ブーツB′の大径ビード11外周面に対するしごきの進行に応じて半径方向外方に拡張するようになっているので,しごき面34bは,反転ブーツB′が再反転するとき,大径ビード11が僅かに拡径変形することに追従して,反転ブーツB′の再反転を促進することができる。
以上,本発明の好適実施例について説明したが,本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,上記実施例では,第1工程から第2工程に移る際,移動支持体31を移動して昇降軸26をジョイント載置台32の直上に配置したが,昇降軸26の位置を変えずに,基台16を移動して昇降軸26の直下にジョイント載置台32を配置することもできる。また本発明は,ボールスタッドが単一の軸部しか持たないボールジョイントへのブーツの装着にも本発明は適用可能である。
本発明を適用するボールジョイントの一例を示す縦断面図。 本発明方法の第1工程の実行に使用するブーツ反転装置の縦断面図。 図2の2部拡大図。 図3の4−4線断面図。 図3の5−5線断面図。 ブーツ反転装置によるブーツの反転開始説明図。 同ブーツの反転終了説明図。 反転ブーツの引き上げ開始説明図。 本発明方法の第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置の縦断面図。 図9の10−10線断面図。 図9の11部拡大図。 ブーツ再反転装置による反転ブーツの再反転開始説明図。 同反転ブーツの再反転終了説明図。
符号の説明
B・・・・ブーツ
B′・・・反転ブーツ
J・・・・ボールジョイント
1・・・・ボールハウジング
2・・・・ボールスタッド
6・・・・大径ビード溝
7・・・・小径ビード溝
11・・・大径ビード
12・・・小径ビード
15・・・ブーツ反転装置
19・・・ブーツ受けアーム
24・・・ブーツ受け台
26・・・昇降軸
26a・・摩擦嵌合軸部
30・・・ブーツ再反転装置
31・・・支持体(移動支持体)
32・・・ジョイント載置台
34・・・しごきアーム
34a・・しごきアーム面

Claims (5)

  1. 一端に大径ビード(11)を有すると共に,この大径ビード(11)より小径の小径ビード(12)を他端に有するブーツ(B)をボールジョイント(J)に装着するに際して,該ボールジョイント(J)のボールハウジング(1)の端部外周の大径ビード溝(6)に大径ビード(11)を装着する,ボールジョイントへのブーツ装着方法において,
    ブーツ(B)を,その表裏が逆になるように反転させる第1工程と,この第1工程で裏返された反転ブーツ(B′)を原形に向けて再反転させながら,その大径ビード(11)を大径ビード溝(6)に嵌め込む第2工程とを実行することを特徴とする,ボールジョイントへのブーツ装着方法。
  2. 請求項1記載のボールジョイントへのブーツ装着方法を実行するためのボールジョイントへのブーツ装着装置であって,
    前記第1工程の実行に使用するブーツ反転装置(15)を備え,このブーツ反転装置(15)は,ブーツ(B)の大径ビード(11)を載置する中空のブーツ受け台(24)と,このブーツ受け台(24)から上方へ離間した上昇位置及び,下端部をブーツ受け台(24)の中空部(17)に進入させる下降位置間を昇降する昇降軸(26)とで構成され,その昇降軸(26)には,その下降位置で前記ブーツ受け台(24)上のブーツ(B)の小径ビード(12)内周面に摩擦抵抗を発生しつゝ嵌合して,小径ビード(12)をブーツ受け台(24)の中空部(17)に引き込むための摩擦嵌合軸部(26a)を設けたことを特徴とする,ボールジョイントへのブーツ装着装置。
  3. 請求項2記載のボールジョイントへのブーツ装着装置において,
    前記ブーツ受け台(24)を,環状に配列される複数のブーツ受けアーム(19)により構成し,これらブーツ受けアーム(19)群の,ブーツ(B)の大径ビード(11)を載置する上端部を半径方向に拡縮可能にしたことを特徴とする,ボールジョイントへのブーツ装着装置。
  4. 請求項1記載のボールジョイントへのブーツ装着方法を実行するためのボールジョイントへのブーツ装着装置であって,
    前記第2工程の実行に使用するブーツ再反転装置(30)を備え,このブーツ再反転装置(30)は,ボールジョイント(J)を,その一端部を上方に向けて載置するジョイント載置台(32)と,このジョイント載置台(32)に載置されるボールジョイント(J)のボールスタッド(2)上端面に当接可能に配設される前記昇降軸(26)と,この昇降軸(26)に摺動可能に取り付けられるしごきアーム(34)とで構成され,このしごきアーム(34)は,前記昇降軸(26)をボールスタッド(2)の上端面に当接させたとき,前記昇降軸(26)に対して下降して,昇降軸(26)の摩擦嵌合軸部(26a)に付着した反転ブーツ(B′)の小径ビード(12)をボールスタッド(2)上端面に当接させて,反転ブーツ(B′)の大径ビード(11)外周面をしごくことにより,反転ブーツ(B′)を原形に再反転させて大径ビード(11)をボールハウジング(1)の大径ビード溝(6)に装着するように構成されることを特徴とする,ボールジョイントへのブーツ装着装置。
  5. 請求項4記載のボールジョイントへのブーツ装着装置において,
    前記昇降軸(26)と個別に昇降する支持体(31)に,複数の前記しごきアーム(34)を半径方向揺動可能に軸支して,これらしごきアーム(34)の下端部に形成されるしごき面(34b)を,反転ブーツ(B′)に対するしごきの進行に応じて半径方向外方に拡張するようにしたことを特徴とする,ボールジョイントへのブーツ装着装置。
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