JP4175290B2 - キャップ保持装置 - Google Patents

キャップ保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4175290B2
JP4175290B2 JP2004136465A JP2004136465A JP4175290B2 JP 4175290 B2 JP4175290 B2 JP 4175290B2 JP 2004136465 A JP2004136465 A JP 2004136465A JP 2004136465 A JP2004136465 A JP 2004136465A JP 4175290 B2 JP4175290 B2 JP 4175290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
chuck
holding device
chuck member
cap holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004136465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005313984A (ja
Inventor
亮平 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Corp filed Critical Shibuya Corp
Priority to JP2004136465A priority Critical patent/JP4175290B2/ja
Publication of JP2005313984A publication Critical patent/JP2005313984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4175290B2 publication Critical patent/JP4175290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Of Jars (AREA)

Description

本発明はキャップを保持して容器に巻き締めを行うスクリューキャッパーのキャップ保持装置に係り、特に、外周面にナール(凹凸)が形成された樹脂キャップ等を保持するのに適したキャップ保持装置に関するものである。
外周面に縦方向の山と谷からなる凹凸が形成されたキャップを保持して容器に巻き締めを行うキャップ保持装置は、従来から広く知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。特許文献1に記載されたキャップ保持装置は、複数のチャックを上部を支点として揺動可能に支持させ、これらチャックの内周には、スクリューキャップの外周に形成された縦溝と同様の鋸状の凹凸を形成している。チャックの外周に引っ張りバネ等の弾性輪を巻き付け、チャックにスクリューキャップを保持する弾性力を与えている。
前記キャップ保持装置は、シュートから供給されたキャップをチャックの中心孔に挿入して、弾性輪に抗してチャックを外方へ揺動させ、チャックの鋸状の凹凸でキャップを保持するようにしている。
また、特許文献2に記載されたキャップ保持装置(この特許文献2ではキャップ保持部と呼んでいる)は、合成樹脂製キャップが挿入される中空部を有する筒状の本体と、この本体の下側開口の近傍に形成された複数の貫通孔に内外方向に進退自在にかつその先端の一部が中空部に突出するようにそれぞれ設けられた押圧ボールと、これら押圧ボールの外側に嵌合されこれらボールを中空部側に付勢するゴムリングとを備えて構成されている。この本体の中空部はやや上窄まりに形成され、中空部を囲む周壁部にはキャップの外周面に形成されたキャップナールに嵌合する保持部ナールが形成されている。
特公平5−43598号公報(第3−4頁、図4) 実開平7−31693号(明細書第7−9頁、図1)
前記特許文献1に記載されたキャップ保持装置の構成では、キャップを保持する際に、チャックの凹凸とキャップの凹凸とが常に合致するわけではなく、キャップの凸部にチャックの凸部が乗り上げた状態から凹部に入り込む場合がある。このような状態でも、キャップの外周面の凹凸が小さい場合にはあまり問題にならないが、凸部の頂上面の幅が広い場合などには、目立つような擦れ傷が生じるという問題が発生する。
また、特許文献2に記載された構成のように、筒状の本体の中空部が上窄まりに形成されている場合には、キャップが傾いた状態で保持されてしまうおそれがある。そこで、本体の開口の近くに押圧ボールを設けて、キャップが斜めに保持されることを防止するようにしている。このようにキャップの傾きを防止するためには、ある程度の押圧力を必要とする。押圧ボールに押圧力を加えていると、キャップの凸部の頂上面が広い場合に、押圧ボールがこの頂上面に乗り上げた状態で押圧したために噛み込んでしまい、キャップを傷つけてしまう場合があった。
本発明は、円筒を分割した形状を有する複数のチャック部材と、これらチャック部材を内側に向けて付勢する弾性手段と、キャップの天面に当接する当接部とを備え、前記チャック部材の内面に、キャップの外周面に形成された縦溝に係合可能な凸部を有し、これらチャック部材によって前記キャップを保持して容器に巻き締めを行うキャップ保持装置において、前記チャック部材の内面の、凸部よりも先端側に、凸部と円周方向の位置を一致させて開口を形成し、前記キャップの縦溝に係合可能な球状面を有する係合部材を、球状面の一部が前記開口からチャック部材の内周側に突出するように保持させ、かつ、前記係合部材を背後から弾性的に支持する支持手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明のキャップ保持装置は、係合部材の球状面がキャップの縦溝に誘い込まれ、これに案内されてチャック部材の凸部がキャップの縦溝に確実に嵌合するので、縦溝間の幅が広いキャップの場合でも、チャック部材の凸部によって傷つけられることを防止することができる。しかも、係合部材を背後から強く押圧する必要がないので、係合部材によってキャップを傷つけるおそれもない。
円筒を分割した形状のチャック部材の内面に、キャップの外周面に形成された縦溝に係合可能な凸部を形成し、さらに、この凸部と円周方向の位置を一致させて、キャップの縦溝に係合可能な球状面を持つ係合部材を内周側に突出させて保持し、背後を支持手段によって弾性的に支持するという簡単な構成で、キャップを保持する際にキャップを傷付けることを防止するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るキャップ保持装置の平面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図であり、スクリューキャッパーの外周部に円周方向等間隔で設けられているキャッピングヘッドのスピンドルに取り付けられた状態を示す。また、図3は前記キャップ保持装置の一部を断面とした正面図、図4はキャップが嵌合した状態を示す底面図である。
このキャップ保持装置(全体として符号1で示す)は、キャッピングヘッドのスピンドル2に取り付けられるチャック本体4と、このチャック本体4の外周側に支持された3個のチャック部材6を備えている。これら各チャック部材6の下部側がキャップ保持部6aになっており、このキャップ保持部6aが円筒を3分割した形状をしている。また上部は、チャック本体4への取付部であり、各チャック部材6がそれぞれ2個所の平行したアーム6b、6bを有している。円筒状のキャップ保持部6aの内面には、縦方向の凸部6aaが等間隔で形成され、これら凸部6aaの間が凹溝6abになっている。この実施例では、キャップ保持部6aの上部側の3分の2程度の長さに亘って凸部6aaおよび凹溝6abが形成され、その下部側は平坦面になっている。
前記チャック本体4の外周部に等間隔で3個所の支持部4aが、外方へ突出して形成されている。これら支持部4aに、前記各チャック部材6の取付部の2個のアーム6b、6bが両側から嵌合され、ピン8を介して回動可能に支持されている。各チャック部材6のキャップ保持部6aの外周面に円周方向の溝6acが形成され、この円周方向溝6ac内に弾性手段(コイルスプリング)10が嵌着されてこれらチャック部材6のキャップ保持部6aを内周側に向けて付勢している。
各チャック部材6のキャップ保持部6aの内面側下部に形成された平坦面に、半径方向の貫通孔6adがそれぞれ2個所ずつ開口しており、これら各貫通孔6ad内に係合部材(スチールボール)12が挿入されている。さらに、チャック部材6の貫通孔6adが形成されている部分の外周面に、全体として環状となる溝6aeが形成され、この環状溝6ae内にワイヤー14が嵌着されており、このワイヤー14が前記各スチールボール12の背後を弾性的に支持して、これらスチールボール12が押し込まれることを防止するように反発力を生じさせる。
このキャップ保持装置1によって保持されて容器に巻き締められるキャップ16は、天面16aとその下方の円筒部16bとを有している。この円筒部16bの外周面に、円周方向等間隔で、縦方向の突部16cと縦溝16dとが交互に形成されている。このキャップ16の縦溝16d内に前記チャック部材6の凸部6aaが嵌合すると、このキャップ16の突部16cがチャック部材6の凹溝6ab内にはまり込むようになっている。また、キャップ16の天面16aはフラットであり、前記チャック本体4の下面がこの天面16aに当接する当接部4bを構成している。
以上の構成に係るキャップ保持装置1の作用について説明する。スクリューキャッパのキャッピングヘッドは、スピンドル2の下端に前記キャップ保持装置1が取り付けられており、スピンドル2の駆動によってキャップ保持装置1が回転しつつ下降する。このキャップ保持装置1が、図示しないキャップ供給手段によって供給されたキャップ16の上方から接近し、円筒状の3個のチャック部材6の下側から、その内部にキャップ16が進入する。
チャック部材6のキャップ16の入口側となる先端側(下方側)には、スチールボール12がその先端の球状面を内周側に突出させて保持されており、このスチールボール12がキャップ16の外周面に形成されている縦溝16d内に誘い込まれる。キャップ16がチャック部材6内に最初に進入を開始した時点で、スチールボール12の先端がキャップ16の外面の突部16cに当たった場合でも、スチールボール12の先端の球状面が、チャック部材6の回転によってキャップ16の突部16cに隣接している縦溝16d内に嵌入する。
チャック部材6の内面に形成されている縦方向の凸部6aaと前記スチールボール12とは、半径方向の位置が一致しており、キャップ保持装置1の下降とともに、チャック部材6の内部に進入してくるキャップ16は、スチールボール12の位置に縦溝16dが誘い込まれているため、この縦溝16d内に、チャック部材6の縦方向の凸部6aaが嵌り込む。このようにキャップ16の縦溝16dとチャック部材6の凸部6aaとが、スチールボール12によって円周方向の位置を一致させた後互いに嵌合するので、キャップ16の縦溝16d間の突部16cの幅が広い場合であっても、チャック部材6の凸部6aaによってキャップ16が傷つくおそれがない。また、このキャップ保持装置1の構成では、コイルスプリング10の付勢力によってキャップ16を各チャック部材6からなる円筒形の中央に位置させて傾きを防止しているため、前記特許文献2に記載した構成のようにキャップ16を傾いた状態で保持するおそれはないので、スチールボール12を強い力で押圧する必要がなく、背後を弾性的に支持しているだけ良い。従って、このスチールボール12によってキャップ16を傷つけてしまうこともない。
キャップ保持装置の平面図である。(実施例1) 図1のII−II線に沿う断面図である。 前記キャップ保持装置の一部を断面とした正面図である。 キャップがキャップ保持装置に嵌合した状態を示す底面図である。
符号の説明
1 キャップ保持装置
4b 当接部
6 チャック部材
6aa チャック部材の凸部
6ad 開口(貫通孔)
10 弾性手段(コイルスプリング)
12 係合部材(スチールボール)
14 支持手段(ワイヤ)
16 キャップ
16a キャップの天面
16d キャップの縦溝

Claims (2)

  1. 円筒を分割した形状を有する複数のチャック部材と、これらチャック部材を内側に向けて付勢する弾性手段と、キャップの天面に当接する当接部とを備え、前記チャック部材の内面に、キャップの外周面に形成された縦溝に係合可能な凸部を有し、これらチャック部材によって前記キャップを保持して容器に巻き締めを行うキャップ保持装置において、
    前記チャック部材の内面の、凸部よりも先端側に、凸部と円周方向の位置を一致させて開口を形成し、前記キャップの縦溝に係合可能な球状面を有する係合部材を、球状面の一部が前記開口からチャック部材の内周側に突出するように保持させ、かつ、前記係合部材を背後から弾性的に支持する支持手段を設けたことを特徴とするキャップ保持装置。
  2. 前記チャック部材を回転させながら、その内周側にキャップを相対的に進入させることを特徴とする請求項1に記載のキャップ保持装置。
JP2004136465A 2004-04-30 2004-04-30 キャップ保持装置 Expired - Fee Related JP4175290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004136465A JP4175290B2 (ja) 2004-04-30 2004-04-30 キャップ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004136465A JP4175290B2 (ja) 2004-04-30 2004-04-30 キャップ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005313984A JP2005313984A (ja) 2005-11-10
JP4175290B2 true JP4175290B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=35441816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004136465A Expired - Fee Related JP4175290B2 (ja) 2004-04-30 2004-04-30 キャップ保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4175290B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102838065A (zh) * 2012-08-20 2012-12-26 江苏星A包装机械集团有限公司 能适应多种瓶盖的旋盖模
CN108328543A (zh) * 2017-01-20 2018-07-27 澁谷工业株式会社 旋盖头
US11548771B2 (en) 2020-10-14 2023-01-10 Shibuya Corporation Chuck for capping machine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6805482B2 (ja) * 2015-10-07 2020-12-23 澁谷工業株式会社 キャッピングヘッド

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102838065A (zh) * 2012-08-20 2012-12-26 江苏星A包装机械集团有限公司 能适应多种瓶盖的旋盖模
CN102838065B (zh) * 2012-08-20 2015-01-28 江苏星A包装机械集团有限公司 能适应多种瓶盖的旋盖模
CN108328543A (zh) * 2017-01-20 2018-07-27 澁谷工业株式会社 旋盖头
CN108328543B (zh) * 2017-01-20 2021-06-08 澁谷工业株式会社 旋盖头
US11548771B2 (en) 2020-10-14 2023-01-10 Shibuya Corporation Chuck for capping machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005313984A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6240990B1 (en) Apparatus for applying a label to a compact disk or the like
PT1886968E (pt) Dispositivo de preensão de cápsulas para uma capsuladora
ES2378256T8 (es) Soporte para fijación de un depósito de tinta y depósito de tinta
JP4175290B2 (ja) キャップ保持装置
US6941570B2 (en) Clamp device for optical disc
US6098504A (en) Nut holding devices
KR20180000950U (ko) 클램프링 체결용 지그장치
JP2007169890A (ja) 回転押圧式鋼管杭のチャック装置
JP2006302359A (ja) 磁気ディスク装置
US20050013550A1 (en) Clip disk for grinding optical fibers
JP3763373B2 (ja) キャッピングヘッドセットのキャップ保持部
JP2008023581A (ja) パンチ組立体
JPH0756232Y2 (ja) ペンキャップの支持構造
JP3099287U (ja) 光ファイバ端面研磨機のチャックテーブル
US20090314150A1 (en) Die for cooperating with a punch
JP4512977B2 (ja) スライドロック装置
JP2010102778A (ja) ディスククランプ装置
KR100925752B1 (ko) 휠 베어링과 너클을 고정하는 장치
JP2580726Y2 (ja) プレスクリューキャップ用チャック
JP3023929U (ja) 抵抗溶接用電極チップ
JP4566717B2 (ja) シャープペンシル
JP2022040722A (ja) ラベル装着位置決め治具
JP2023097544A (ja) キャッピング装置
JP2006331529A (ja) ディスククランプ装置
KR0137815Y1 (ko) 용접 노즐 재생장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4175290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees