JP2009012660A - 安全制動器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全制動器を提供する。
【解決手段】
主に安全制動器は自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両に装置し、或いは他の左及び右ブレーキを備え、前及び後輪ブレーキ装置を制御する軽型車両のブレーキシステムに用いる。これにより左或いは右ブレーキのどちらか或いは左右両側が同時にブレーキ制御を行う時、該安全制動器を通して後輪を制御し先にブレーキをかけ、次に前輪に対してブレーキをかけ、こうして車体が倒れにくくする安全効果を達成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は一種の安全制動器設計及び製品に関する。特に一種の自転車或いはオートバイなどの軽小型或いは直線二輪式車両のブレーキ制動メカニズムを効果的に改善可能で、安全性を向上させ、ブレーキの不適当な操作、制御或いは動作が引き起こす傷害を減少させることができる安全制動器に係る。
制動器とも呼ばれるブレーキは各車両の安全装置で、非常に重要な車用パーツである。不良のブレーキ或いは不適当なブレーキの使用はしばしば事故の原因となり、或いは運転者又は第三者に重大な災害或いは損失をもたらしている。基本的にブレーキは、ブレーキライニング(Lining)により引っ張られ或いはブレーキディスク(Disc)或いはブレーキドラム(Drum)を挟持し、自転車などの軽型車両ではしばしば直接ブレーキライニングにより挟入し、或いは車両ホイールフレームを挟持する設計である。一般の自転車、オートバイ或いは他の軽型車両では通常、ハンドル式ブレーキを使用し、比較的大型の車両では通常は、機械式ブレーキ或いは動力補助を備える動力式(機械式)ブレーキを使用する。
該ハンドル式ブレーキは機械式或いは動力補助を備えるブレーキに比べ、多くの欠点が存在する。内、最大かつ最重要問題は、ブレーキ力が十分でなく、或いは力の方向を制御しにくい点で、そのため事故或いは傷害の原因になり、或いは事故発生時には傷害を拡大、重大にしてしまっている。
軽小型車両で最も広く使用されている車種は直線二輪式の「自転車」である。それは軽便、操作が容易で、価格が手ごろであるため、使用者が多く、一般に短距離交通の手段として使用される他に、旅行、運動或いは競技(レース)の道具として使用され、用途は多様である。軽オートバイはもう一つの身近な「直線二輪式」類型車両である。
直線二輪式構造の自転車及びオートバイは、その騎乗時に重量は一直線上にのみ支持され、さらにこのタイプの車両の重心は元々高く不安定であるため、騎乗者の左右(自力)揺動或いは外力作用を受けて方向が偏り、或いは歪み、さらには倒れる恐れもある。
一方、ブレーキ操作時には、後輪に先にブレーキを掛けず、直接前輪にブレーキを使用するため、騎乗者の重心が元々高くなっている状況にあって、前輪ブレーキ時には騎乗者の重心はより前へと移動し、車体及び騎乗者の安定性は当然さらに低くなり、このため事故が発生することも多い。
よって一般の直線二輪式構造の自転車或いはオートバイは、ブレーキ使用時には先に後輪に対してブレーキをかけ、次に前輪に対してブレーキをかけなければ危険が発生する恐れがある。この種の状況は特に、前振動防止器を装置する車体において顕著で、もし先に前輪にブレーキをかけ、後に後輪にブレーキをかけた場合、前輪の振動防止器が下方に沈むため、重心が既に高い騎乗者は重心が前傾し、これに加速度作用力が加わり、車体は転倒し事故或いは傷害に繋がってしまう。
直線二輪式自転車及びオートバイはほとんどがハンドル式ブレーキを使用し、しかも通常は左右各一組を設置する。一般には左手は前輪ブレーキを制御し、右手は後輪ブレーキを制御するが、反対に設置するものもある。一部の車体ではメンテナンスを行う時、前後輪或いは左右手のブレーキ制御位置が調整され交換されることもある。よって前、後輪のブレーキをどちら側の手によって制御するかには、決まった原則或いは標準はなく、完全に車体メーカー、さらには修理業者、或いは使用者が決めることができる。そのため、騎乗者が使い慣れたものではない車両、或いは自身が慣れていない車体ブレーキを使用する時には、安全性に問題があると言える。
また一般人が自転車に騎乗する時、左或いは右側の緊急事件に対応する場合(側辺車両が突然接近など)、危険な側のブレーキを習慣的に操作或いは制御するものである。例えば、左側に危険があれば左側のブレーキをかけ、右側に危険があれば右側のブレーキをかけ、正しい方式に基づき先に後輪ブレーキを操作し次に前輪ブレーキを操作するものではないため、危険が迫っている状況でさらなる危険が発生し得る。
本発明は上記構造の問題点を解決した安全制動器を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は下記の安全制動器を提供する。
本発明は安全制動器を提供し、自転車、オートバイ或いは他の左手及び右手ブレーキを備える制御器に装置し、軽型車両のブレーキシステム中の前及び後輪ブレーキを制御し、これにより左或いは右ブレーキ制御器のどちらかにブレーキをかける時、該安全制動器を通して後輪に先にブレーキをかけ、次に前輪に対してブレーキをかけるよう正確に制御することができ、車体の安定を達成し、転倒しにくくする安全効果を実現し、本発明が提供する安全制動器は前段階メカニズム及び後段階動力伝送メカニズムの両階式設計で、左或いは右手ブレーキ制御器は共に前段階メカニズムに連結し、さらに該前段階メカニズムによりブレーキ制動力量は後段階動力伝送メカニズムに移転し、次に該後段階動力伝送メカニズムによりブレーキ制動力を該前後輪ブレーキ装置に移転し、該後輪に先にブレーキをかけ、次に前輪に対してブレーキをかけるよう制御し、
本発明が提供する安全制動器中の後段階動力伝送メカニズムは2個のローラーにより構成するギアホイール組で、該前段階メカニズムが該ブレーキ制御器のブレーキ制動力量を受けると、該2個のローラーは相対移動し、こうして該前、後輪ブレーキ装置は前後して該前、後輪にブレーキをかけ、
本発明が提供する安全制動器中の後段階動力伝送メカニズムはギアホイール組の2個のローラーで、該各組ローラーは1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪を備え、大輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、小輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、こうしてブレーキ作動時には、左手或いは右手のどちらのブレーキ制御器を引こうと、全ての動力はブレーキローラーを引き動かし、2個のローラーは相対移動を生じ、該ブレーキローラーによりブレーキガイドの動作を操作し、よってブレーキを制御する方式は一致し、ブレーキローラーは大小輪の関係により、引き動かされる時、大輪が転動すると、大輪の円周は小輪より大きいため、該大輪上に設置される後輪ブレーキ装置のガイドの引く力は、該小輪上に設置される前輪より速く、しかも制動力量もより大きく、こうして確実に先に後輪にブレーキをかけ、次に前輪にブレーキをかけるようにすることができ、
本発明の2組の相対ローラー組設計及び構造は物理学上のプーリーの型式及び機能を備え、省力装置の特性を備え、異なる車型の必要に応じて、異なる大きさの大小輪比率に設計可能で、異なる車型、車体のブレーキ力の方向及び前後輪ブレーキ力の方向比率の大きさを設計或いは調整することができ、
該ローラーは該ブレーキ制御器のワイヤーにより直接引き動かされ、或いは小ギアを使用し回転方式によりワイヤーを連動し、
さらに本発明の安全制動器の基礎に基づき、多種の異なる構造設計を行うことができ、例えば、安全制動器の2個の可動接続の弧状棒の中間は可動接続点で、該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側の該各弧状棒上にはそれぞれ2個の溝状輪を設置し、該可動接続点から遠い方の2個の溝状輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、該可動接続点から近い方の2個の溝状輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、
それは該溝状輪と該可動接続点の間の距離を変化させることで、該弧状棒外側溝状輪間に連接するガイド長さの変化量を内側溝状輪間ガイド長さの変化量より多くすることができ、これにより後輪は前輪より先にブレーキ作動し、
或いは該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側の該各弧状棒上にはそれぞれ2個の溝状輪を設置し、その内の1個の弧状棒上の2個の溝状輪は該弧状棒上の同一点に固定され、別の2個の溝状輪はガイドを巡り設置され、こうしてガイドは異なる変化量を生じ、
さらに該弧状棒片側端に該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側は該弧状棒上において2個の溝状輪を設置し、別の1個の弧状棒上には該2個の溝状輪をめぐり設置するガイドを固定し、この種の方式を利用し、前後ブレーキの時間差を延長することができ、
上記三種の装置により、前後ブレーキに連接する溝状輪はそれぞれ組合せ設置され、前ブレーキの溝状輪の位置を制御し、後ブレーキの溝状輪の位置を該可動接続点にさらに接近するよう制御し、こうして異なるブレーキ力量及び作用の時間差を生じ、さらに定位機構を利用し、使用者は習慣的な必要に応じて溝輪の位置を調整し、より安全を確保可能であることを特徴とする安全制動器である。
上記のように、本発明は自転車或いはオートバイなどの軽小型或いは直線二輪式車両のブレーキ制動メカニズムを効果的に改善可能で、安全性を向上させ、ブレーキの不適当な操作、制御或いは動作が引き起こす傷害を減少させることができる。
以下に図示の実施方式に基づき本発明の構造及び操作について詳細に説明する。
図1に示すように、自転車を例として本発明を説明するが、軽小型オートバイ或いは他の左及び右ブレーキ制御器を備え前及び後輪ブレーキを制御する軽型車両に適用することができる。
自転車は左及び右ハンドル91を備え、その上にはハンドルにより動かすことができるブレーキ制御器92をそれぞれ設置する。該2個のブレーキ制御器のワイヤー93は本発明安全制動器1に接続し、該安全制動器1は主フレーム96上或いは左右ハンドル91の間或いはその連結固定棒94上に装置し、該前輪及び後輪ブレーキ装置941及び942のガイド951及び952と連接する。これにより任一の左或いは右ブレーキ制御器92が引き動かされる時、該安全制動器1を経由し該後輪ブレーキ装置942は該後輪に先ブレーキをかけ、次に該前輪ブレーキ装置941は前輪に対してブレーキをかける。
図2は本発明安全制動器1の第一種実施例を示す。該主フレーム96上に装置する安全制動器1は可動接続する弧状棒10及び20を備え、その中央は可動接続点30である。該弧状棒10及び20片側端においてブレーキ制御器のワイヤー93を連接し、これを前段階メカニズムとする。これに対して該可動接続点30の反対側端にはローラー11及び21をそれぞれ設置し、これを後段階動力伝送メカニズムとする。
図3では、該各ローラー11、21は1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪a及びbで、2個の大輪aは該後輪ブレーキ装置のガイド952を巡り接続し、該小輪bは該前輪ブレーキ装置のガイド951を巡り接続する。
図4及び図5は動作図である。ブレーキ制御器を接続するワイヤー93が引き動かされていない時には、図4に示すように、2個のローラー11及び21中心相対距離はL1である。
該ワイヤー93が図5の矢印G1が示す方向に引き動かされると、ブレーキ制動力量を生じ、該弧状棒10及び20が構成する前段階メカニズムは移動し、該前段階メカニズムによりブレーキ制動力量は移後段階動力伝送メカニズムに移転し、こうして該弧状棒10及び20反対端部のローラー11及び21中心距離は相対的に増加しL2となる。この時、該ローラー11及び21の大輪a上の後輪ブレーキ装置のガイド952及び小輪b上の前輪ブレーキ装置のガイド951は引き動かし力を生じ(図中矢印G2及びG3参照)、後段階動力伝送メカニズムはブレーキ制動力を前、後輪ブレーキ装置に移転する。こうして該後輪ブレーキ装置942は先に後輪にブレーキをかけ、次に前輪ブレーキ装置941は前輪に対してブレーキをかける。
図6及び図7は本発明安全制動器2の別種の実施例を示す。それは該主フレーム96に固定する固定フレーム40を備え、該固定フレーム40上には上、下ローラー41及び42を設置する。
該下ローラー42は固定式或いは下方へと移動するタイプに装置することができる。該上ローラー41は該固定フレーム40上のスライド槽43に沿って該下ローラー42に相対し移動する。該ブレーキ制御器のワイヤー93は該上ローラー42に直接連接し、ブレーキ制御器が作動すると、該ワイヤー93は該上ローラー42をひき動かし上へと移動させる。該上、下ローラー41及び42は1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪a及びbを備え、2個の大輪aは該後輪ブレーキ装置のガイド952を巡り接続し、該小輪bは該前輪ブレーキ装置のガイド951を巡り接続する。該ガイド951及び952はガイド固定フレーム44を貫通する。
図8及び図9は動作図である。ブレーキ制御器を接続するワイヤー93が引き動かされていない時には、図8に示すように、該上ローラー及び該下ローラー41及び42中心の相対距離はL3である。
該ワイヤー93が図9矢印G4の示す方向に引き動かされると、ブレーキ制動力量を生じ、該上ローラー41は上へと移動し、該上、下ローラー41及び42の中心相対距離はL4に増加し、ブレーキ制動力量は前、後ブレーキ装置のガイド951及び952上に移転する。この時、該大輪a上の後輪ブレーキ装置のガイド952及び該小輪b上の前輪ブレーキ装置のガイド951は引き動かし力を生じ(図中矢印G5及びG6参照)、こうして該後輪ブレーキ装置942は先に後輪にブレーキをかけ、次に前輪ブレーキ装置941は前輪に対してブレーキをかける。
本発明安全制動器2は安全制動器を左右ハンドル91の適当な中央位置、或いは左右ハンドルと主フレーム連結棒94上に装置する。装置方式は垂直式(図6参照)或いは水平式(図10参照)とすることができる。
ブレーキ制御器のワイヤーもギアチェーンに連接可能で前段階メカニズムとし、該ギアチェーン上にはギア組が噛み、該ギア組上には2個のローラーを連接する。該各ローラーは1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪を備え、しかも該2個のローラーギアチェーンにおいてワイヤーに引き動かされると、2個のローラーの中心距離は相対し増加する。これも本発明の簡易な変化設計であり、保護範囲に含まれる。
図11及び図12に示す実施例において、該主フレーム96上に装置する安全制動器2は可動接続する弧状棒10及び20を備え、その中央は可動接続点30である。該弧状棒10及び20片側端においてブレーキ制御器のワイヤー93を連接し、これを前段階メカニズムとする。
該可動接続点30に相対する反対側端にはそれぞれ2個の溝状輪a及びbを設置し、これを後段階動力伝送メカニズムとする。該二溝状輪aは該後輪ブレーキ装置のガイド952を巡り接続し、該2個の溝状輪bは該前輪ブレーキ装置のガイド951を巡り接続する951。図に示すように、ブレーキ制御器を接続するワイヤー93が引き動かされていない時には、該2個の溝状輪a中心の相対距離はL5で、該2個の溝状輪b中心の相対距離はL6である。
使用者がブレーキ制御器を引き動かし、該ワイヤー93が図12上の矢印G7に示す方向に引き動かされると、ブレーキ制動力量を生じ、該弧状棒10及び20が構成する前段階メカニズムは移動し、該前段階メカニズムによりブレーキ制動力量は後段階動力伝送メカニズムに移転する。こうして該弧状棒10及び20の反対側L5及びL6の中心距離は相対しL7及びL8に増加する。同時に、該溝状輪a上の後輪ブレーキ装置のガイド952及び該溝状輪b上の前輪ブレーキ装置のガイド951は、引き動かし力を生じ(図中矢印G8及びG9参照)、後段階動力伝送メカニズムはブレーキ制動力を前、後輪ブレーキ装置に移転する。これにより該後輪ブレーキ装置942は先に後輪にブレーキをかけ、次に前輪ブレーキ装置941は前輪に対してブレーキをかける。本実施例の溝状輪a軸心から該可動接続点30の距離D1は該溝状輪b軸心から可動接続点30の距離D2より大きく、三角函数のタンジェント法則に基づき、以下が得られる。
よって、θ1をθ2へと大きくすると、その溝状輪の距離L7とL8はそれぞれ以下の通りとなる。
その溝状輪の増加した距離はそれぞれ以下の通りとなる。
よって、D1がD2より大きい時、該2個の溝状輪aが増加する距離は、該2個の溝状輪bが増加する距離より大きい。つまり、ガイド952の長さの変化量は該ガイド951の長さの変化量より大きい。そのため、使用者が圧力を同一時間加えると、後輪ブレーキを先に作動させることができる。
さらに図13及び図14に示すように、上記の実施例において該弧状棒10及び20上にさらに定位機構を設置し、これにより該溝状輪a及びbは該弧状棒上において任意に位置を調整することができる。図13に示すように、該弧状棒10及び20上には複数の孔101及び201を開設し、ロック部品Sを通して溝状輪及び弧状棒上の孔に穿設しロック定位を行う。該ロック部品Sはボルト或いは迅速分解等部品とすることができる。また図14と図15に示すように、該弧状棒上にはスライド槽Fを設置し、及び溝状輪と結合するスライドブロックVを設置する。該スライドブロックVは該スライド槽F内に設置する。
該ロック部品Sを緩めると、該溝状輪は該スライド槽Fに沿ってスライドして動き、所定の位置に定位されると、ロック部品Sを利用し、該スライドブロックVを引き接近させ、該溝状輪と一緒に該スライド槽Fの翼部F1を圧迫し、定位の目的を達成する。
該ロック部品Sはボルト或いは迅速分解等部品とすることができる。該定位装置により、使用者の習慣に従い各溝状輪の位置を調整することができ、最良のブレーキ効果と機能を達成することができる。
図16に示すように、該弧状棒20上に位置する溝状輪a及びbロックは同一点上(同心)である。こうして、該ガイド952の変化量を該ガイド951より大きくし、該ガイド952に連接する後輪ブレーキを先に作動させることができる。
さらに図17に示すように、該ガイド951及び952の一端を直接該弧状棒20上に固定することができ、こうして目的を達成することができる。
図16と図17が示す実施例もまた、図13から図15の定位機構を設置可能で、こうして調整の目的を達成することができる。
本発明安全制動器2はまた、安全制動器を左右ハンドル91の適当な中央位置、或いは左右ハンドルと主フレーム連結棒94上に装置可能で、装置方式は垂直式或いは水平式とすることができる。
本発明は図に示す実施例に限定するものではなく、本発明技術思想の簡易或いは同等効果的変換はすべて本発明の保護範囲に含まれる。
本発明安全制動器を装置する自転車の平面指示図。 本発明安全制動器の第一種実施例立体図。 図2の断面図。 図2の平面視図。 図2の動作図。 本発明安全制動器の第二種実施例立体図。 図6の断面図。 図6の平面図。 図6の動作図。 図6の水平式装置。 本発明安全制動器の実施例立体図。 本発明実施例の動作図。 本発明実施例の定位機構図。 本発明実施例の別種の定位機構図。 図14の断面図。 本発明安全制動器の別種の実施例前面図。 本発明安全制動器の別種の実施例前面図。
符号の説明
1 安全制動器
91 左及び右ハンドル
92 ブレーキ制御器
93 ワイヤー
94 連結固定棒
941 前輪ブレーキ装置
942 後輪ブレーキ装置
96 主フレーム
951 ガイド
952 ガイド
10 弧状棒
11 ローラー
a 溝状輪
20 弧状棒
21 ローラー
b 溝状輪
30 可動接続点
2 安全制動器
40 固定フレーム
41 上ローラー
42 下ローラー
43 スライド槽
44 ガイド固定フレーム
S ロック部品
F スライド槽
V スライドブロック
F1 翼部

Claims (17)

  1. 自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両に装置され、左及び右ブレーキ制御器を備え、前及び後輪ブレーキ装置を前記軽型車両のブレーキシステム中において制御する安全制動器であって、該安全制動器は該左及び右ブレーキ制御器及び該前及び後輪ブレーキ装置の間に設置され、該左或いは右ブレーキ制御器のいずれかがブレーキ作動すると、該安全制動器は該後輪ブレーキ装置を制御し後輪に先にブレーキをかけ、次に該前輪ブレーキ装置を制御し、前輪に対してブレーキをかけることを特徴とする安全制動器。
  2. 前記安全制動器は少なくとも前段階メカニズム及び後段階動力伝送メカニズムを備え、該左或いは右ブレーキ制御器は共に該前段階メカニズムに連結し、さらに該前段階メカニズムにより該左或いは右ブレーキ制御器が生じるブレーキ制動力量を該後段階動力伝送メカニズムに移転し、次に該後段階動力伝送メカニズムによりブレーキ制動力を該前後輪ブレーキ装置に移転し、該後輪に先にブレーキをかけ、次に前輪に対してブレーキをかけるよう制御することを特徴とする請求項1記載の安全制動器。
  3. 前記後段階動力伝送メカニズムは2個のローラーにより構成するギアホイール組で、該前及び後輪ブレーキ装置のガイドは該2個のローラー上を巡り接続し、該前段階メカニズムが該ブレーキ制御器のブレーキ制動力量を受けると、該2個のローラーは相対移動し、こうして該前、後輪ブレーキ装置は前後して該前後輪にブレーキをかけることを特徴とする請求項2記載の安全制動器。
  4. 前記後段階動力伝送メカニズムの2個のローラーは1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪を備え、該大輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、該小輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続することを特徴とする請求項3記載の安全制動器。
  5. 前記安全制動器は可動接続する2本の弧状棒を備え、その中間は可動接続点で、該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側端にはそれぞれ1個のローラーを設置し、該各ローラーは1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪を備え、該2個の大輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、該小輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続することを特徴とする請求項1記載の安全制動器。
  6. 前記安全制動器は固定フレームを備え、該固定フレーム上には上ローラー及び下ローラーを設置し、該下ローラーは固定式、或いは下方へと移動可能で、該上ローラーは該固定フレーム上のスライド槽に沿って該下ローラーに相対し移動し、該ブレーキ制御器のワイヤーは直接該上ローラーに連接し、該ブレーキ制御器が作動すると、該ワイヤーは該上ローラーをひき動かし上へと移動させ、該上下ローラーは共に1個が大きく1個が小さい2個の溝状輪を備え、該2個の大輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、該小輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続することを特徴とする請求項1記載の安全制動器。
  7. 前記ローラー組は2組のローラーにより、該各組はそれぞれ大小2個のローラーにより組成し、組合せ方式はプーリー型式構造及び省力特性を備え、該ローラー組は異なる車型、車体の必要に応じて異なる大きさの輪比率に設計することができ、ブレーキ力の方向及び前後輪ブレーキ力の方向比率の大きさを適当に調整することを特徴とする請求項6記載の安全制動器。
  8. 前記固定フレーム上にはガイド固定フレームを設置し、2個のガイドは該固定フレームを貫通し、その上に固定されることを特徴とする請求項6記載の安全制動器。
  9. 主にブレーキシステムは自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両、或いは他の左及び右ブレーキ制御器を備え前及び後輪ブレーキ装置を制御する軽型車両に用い、左及び右ブレーキ制御器、前及び後輪ブレーキ装置、安全制動器を含み、該左及び右ブレーキ制御器及び該前及び後輪ブレーキ装置の間に設置され、該左或いは右ブレーキ制御器のどちらかにブレーキがかかると、該安全制動器は該前後輪ブレーキ装置を制御し、こうして先に後輪ブレーキ装置により後輪に対してブレーキをかけ、次に前輪ブレーキ装置を制御し前輪に対してブレーキをかけるよう確保することを特徴とするブレーキシステム。
  10. 主に安全制動器構造は自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両に装置し、左及び右ブレーキ制御器を備え、前及び後輪ブレーキ装置を軽型車両のブレーキシステム中において制御し、該安全制動器は該左及び右ブレーキ制御器及び該前及び後輪ブレーキ装置の間に設置し、該左或いは右ブレーキ制御器のどちらからがブレーキ作動すると、該安全制動器は該後輪ブレーキ装置を制御し後輪に先にブレーキをかけ、次に該前輪ブレーキ装置を制御し、前輪に対してブレーキをかけ、該安全制動器は可動接続する2本の弧状棒を備え、その中間は可動接続点で、該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側の該各弧状棒上にはそれぞれ2個の溝状輪を設置し、該可動接続点から遠い方の2個の溝状輪は該後輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続し、該可動接続点から近い方の2個の溝状輪は該前輪ブレーキ装置のガイドを巡り接続することを特徴とする安全制動器構造。
  11. 主に安全制動器構造は自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両に装置し、左及び右ブレーキ制御器を備え、前及び後輪ブレーキ装置を軽型車両のブレーキシステム中において制御し、該安全制動器は該左及び右ブレーキ制御器及び該前及び後輪ブレーキ装置の間に設置し、該左或いは右ブレーキ制御器のどちらからがブレーキ作動すると、該安全制動器は該後輪ブレーキ装置を制御し後輪に先にブレーキをかけ、次に該前輪ブレーキ装置を制御し前輪に対してブレーキをかけ、該安全制動器は可動接続する2本の弧状棒を備え、その中間は可動接続点で、該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側の該各弧状棒上にはそれぞれ2個の溝状輪を設置し、その内の1個の弧状棒上の2個の溝状輪は該弧状棒上の同一点に固定され、別の2個の溝状輪はガイドを巡り設置されることを特徴とする安全制動器構造。
  12. 主に自転車、オートバイ或いは他の二輪直線式類型車両に装置し、左及び右ブレーキ制御器を備え、前及び後輪ブレーキ装置を軽型車両のブレーキシステム中において制御し、該安全制動器は該左及び右ブレーキ制御器及び該前及び後輪ブレーキ装置の間に設置し、該左或いは右ブレーキ制御器のどちらからがブレーキ作動すると、該安全制動器は該後輪ブレーキ装置を制御し後輪に先にブレーキをかけ、次に該前輪ブレーキ装置を制御し、前輪に対してブレーキをかけ、該安全制動器は可動接続する2本の弧状棒を備え、その中間は可動接続点で、該弧状棒片側端において該ブレーキ制御器のワイヤーを連接し、該可動接続点に相対する反対側は該弧状棒上において2個の溝状輪を設置し、別の1個の弧状棒上には該2個の溝状輪をめぐり設置するガイドを固定することを特徴とする安全制動器構造。
  13. 前記弧状棒上には定位機構を設置し、その上の溝状輪の位置を調整することを特徴とする請求項10或いは11或いは12記載の安全制動器構造。
  14. 前記定位機構は該弧状棒上に開設する多数の孔、及び1個以上のロック部品を含み、該ロック部品を利用し該溝状輪及び該弧状棒上の孔に穿設後、該溝状輪の位置を固定することを特徴とする請求項13記載の安全制動器構造。
  15. 前記定位機構は該弧状棒上に設置するスライドレール及び該溝状輪上に結合するスライドブロックを含み、該スライドブロックは該スライドレール内に位置し、これにより該溝状輪は該スライドレールに沿って移動し、停止機構により該溝状輪の位置を固定することを特徴とする請求項14記載の安全制動器構造。
  16. 前記停止機構は該溝状輪及び該スライドブロックに穿設するロック部品を含むことを特徴とする請求項15記載の安全制動器構造。
  17. 前記ロック部品は迅速分解装置であることを特徴とする請求項15記載の安全制動器構造。
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