JP2009010598A - 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置、プログラム、および無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009010598A
JP2009010598A JP2007169119A JP2007169119A JP2009010598A JP 2009010598 A JP2009010598 A JP 2009010598A JP 2007169119 A JP2007169119 A JP 2007169119A JP 2007169119 A JP2007169119 A JP 2007169119A JP 2009010598 A JP2009010598 A JP 2009010598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
wireless communication
signal sequences
ratio
communication apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007169119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4497179B2 (ja
Inventor
Hiroaki Takahashi
宏彰 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007169119A priority Critical patent/JP4497179B2/ja
Priority to US12/142,682 priority patent/US7991412B2/en
Priority to CNA2008101317437A priority patent/CN101335560A/zh
Publication of JP2009010598A publication Critical patent/JP2009010598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4497179B2 publication Critical patent/JP4497179B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0245Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal according to signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】無線通信装置、プログラム、および無線通信方法を提供すること。
【解決手段】複数のアンテナ26を備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置であって、前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するエンコーダ268と、SN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させる制御部290と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信装置、プログラム、および無線通信方法に関する。
近年、IEEE802.11規格に基づく無線LAN(Local Area Network)は、CE(Consumer Electronics)機器や、Mobile機器などの多岐にわたる製品に搭載されている。
特にMobile機器においては、バッテリの容量が有限であるため、消費電力の削減が望まれている。例えば、Mobile機器が自装置宛でないパケットを受信した場合に該パケットの想定される終了時点まで受信回路への電源を遮断することで消費電力を削減することができる。なお、パケットの終了時点は、パケットに含まれるL−SIGに記載されているパケット長さ情報に基づいて判断することができる。
また、特許文献1には、受信した信号の信号強度に応じて通常動作モードと低消費電力モードとを切り替える受信装置が記載されている。具体的には、特許文献1には、信号強度が強い場合は低消費電力モードで動作し、信号強度が弱い場合は通常動作モードで動作する受信装置が記載されている。
特開2005−236945号公報
しかし、従来の受信装置では、信号を受信しても、受信状況に応じて該信号を正常に復調できない場合がある。従来の受信装置は、このように信号を正常に復調できなかった場合、再度該信号を受信する。したがって、正常に復調できない信号を受信し続けると、不要に電力を消費してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、信号の受信状況に応じて消費電力が削減される電力削減状態に移行することが可能な、新規かつ改良された無線通信装置、プログラム、および無線通信方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置であって、前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するSN比推定部と、前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するエンコーダと、前記エンコーダにより生成された前記第2の符号化信号に基づいて前記伝達関数を更新する伝達関数更新部と、前記SN比推定部により推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させる制御部と、を備える無線通信装置が提供される。
かかる構成においては、SN比推定部が逆行列演算の際に用いられる複数の信号系列のSN比を推定し、エンコーダが復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成する。ここで、複数の信号系列から正常に復号信号が得られるか否かは、複数の信号系列のSN比や、第1の符号化信号と第2の符号化信号の差分に基づいて判断することができる。したがって、制御部が、複数の信号系列のSN比、または第1の符号化信号と第2の符号化信号の差分が所定の基準を満たさない場合に無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させてもよい。その結果、無線通信装置において、正常に復号信号が得られないような信号の受信のために消費される電力を削減し、電力効率の向上を図ることができる。
前記電力削減状態は、前記無線通信装置の一部、または全体への電力供給が遮断された状態であってもよい。かかる構成においては、無線通信装置が電力削減状態に移行すると、無線通信装置の一部、または全体への電力供給が遮断されるため、消費電力の削減が実現される。
前記電力削減状態は、前記無線通信装置の一部、または全体への電力供給が間欠的に遮断される状態であってもよい。かかる構成においては、無線通信装置が電力削減状態に移行すると、無線通信装置の一部、または全体への電力供給が間欠的に遮断される。したがって、消費電力の削減を実現しつつ、新たな信号の受信を無線通信装置に電力が供給される間に検出することができる。
前記電力削減状態は、前記複数のアンテナのうち、少なくもいずれかのアンテナによる前記複数の信号系列の受信が停止された状態であってもよい。かかる構成においては、無線通信装置が電力削減状態に移行すると、複数のアンテナのうち、少なくもいずれかのアンテナによる複数の信号系列の受信が停止される。したがって、消費電力の削減を実現しつつ、停止されていないアンテナが新たな信号の受信を検出することができる。
前記電力削減状態は、前記複数の信号系列の数が削減された状態であってもよい。
前記複数の信号系列に含まれる信号情報に基づき、前記複数の信号系列の受信が終了するまでの残り時間をカウントするカウンタをさらに備え、前記制御部は、前記カウンタがカウントする残り時間が無くなった後に、前記無線通信装置の前記電力削減状態を解除してもよい。かかる構成においては、制御部は、所定の基準を満たさないと判断された複数の信号系列が受信されると想定される間は無線通信装置を電力削減状態に移行させ、所定の基準を満たさないと判断された複数の信号系列が受信されると想定される期間の後に電力削減状態を解除し、新たな信号の受信に備えることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置であって、前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するSN比推定部と、前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するエンコーダと、前記エンコーダにより生成された前記第2の符号化信号に基づいて前記伝達関数を更新する伝達関数更新部と、前記SN比推定部により推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させる制御部と、を備える無線通信装置として機能させるためのプログラムが提供される。
かかるプログラムは、例えばCPU、ROMまたはRAMなどを含むコンピュータのハードウェア資源に、上記のようなSN比推定部、エンコーダおよび制御部などの機能を実行させることができる。すなわち、当該プログラムを用いるコンピュータを、上述の無線通信装置として機能させることが可能である。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置において実行される無線通信方法であって、前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するステップと、前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するステップと、前記複数の信号系列のSN比の推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させるステップと、を含む無線通信方法が提供される。
以上説明したように本発明にかかる無線通信装置、プログラム、および無線通信方法によれば、信号の受信状況に応じて消費電力が削減される電力削減状態に移行することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態にかかる無線通信システムの概要
〔2〕無線通信システムを構成する無線通信装置の説明
〔2−1〕本実施形態の目的
〔2−2〕無線通信装置の構成
〔2−3〕電力削減状態の例示
〔2−4〕電力削減状態への移行基準
〔2−5〕無線通信装置の動作
〔3〕まとめ
〔1〕本実施形態にかかる無線通信システムの概要
まず、図1を参照し、本実施形態にかかる無線通信システム1の概要を説明する。
図1は、本実施形態にかかる無線通信システム1の構成を示した説明図である。無線通信システム1は、送信側の無線通信装置10と、受信側の無線通信装置20とを含む。無線通信装置10および無線通信装置20はMIMO機能を有する。
無線通信装置10は、送信データ出力部12と、信号処理部14と、アンテナ16Aおよび16Bを備える。送信データ出力部12は、無線通信装置20に無線送信するための各種データを信号処理部14に出力する。上記各種データは、例えば、音楽、講演およびラジオ番組などの音楽データや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、文書、絵画および図表などの映像データや、ゲームおよびソフトフェアなどの任意のデータであってもよい。
信号処理部14は、送信データ出力部12から入力されたデータを変調する。そして、アンテナ16Aおよび16Bは、信号処理部14により変調されたデータを無線信号として送信する。すなわち、無線通信装置10は、データを複数の信号系列に区分し、アンテナ16Aおよび16Bから各信号系列を送信することにより空間多重を実現する。
無線通信装置20は、アンテナ26Aおよび26B、信号処理部24、受信データ入力部22と、を備える。アンテナ26Aおよび26Bは、無線通信装置10のアンテナ16Aおよび16Bから空間多重的に送信された無線信号を受信する。
信号処理部24は、アンテナ26Aおよび26Bが受信した無線信号を、アンテナ16Aおよび16Bから送信された信号系列に分離し、復調することによりデータ(復号信号)を得ることができる。信号処理部24は、復調して得られたデータを受信データ入力部22に入力する。ここで、信号処理部24における無線信号の分離方法を簡単に説明する。
無線通信装置10のアンテナ16Aから送信された信号をx1、アンテナ16Bから送信された信号をx2、無線通信装置20のアンテナ26Aが受信した信号をr1、26Bが受信した信号をr2とする。また、アンテナ16Aおよびアンテナ26A間の伝送路の特性をh11、アンテナ16Aおよびアンテナ26B間の伝送路の特性をh21、アンテナ16Bおよびアンテナ26A間の伝送路の特性をh12、アンテナ16Bおよびアンテナ26B間の伝送路の特性をh22とする。この場合、無線通信装置10から送信された信号と、無線通信装置20が受信した信号の関係は、以下の数式1のように表すことができる。
Figure 2009010598
本明細書においては、数式1の右辺の第1項を、チャネル行列H(伝達関数)と称する場合がある。かかる伝達関数Hは、無線通信装置10がx1およびx2を送信する前に既知の信号を送信することにより無線通信装置20において求めることが可能である。
信号処理部24は、チャネル行列Hを求めると、チャネル行列Hの逆行列を利用してアンテナ16Aから送信された信号をx1およびアンテナ16Bから送信された信号をx2を推定することができる。
このように、無線通信装置10および無線通信装置20が、複数のアンテナを備え、複数の信号系列の送信、および受信を行なう通信方式は、MIMO(Multi−Input Multi−Output)通信方式に該当する。かかるMIMO通信方式は、利用する周波数帯域を広げることなくアンテナ数に比例して伝送速度を向上させることができる点で効果的である。
なお、無線通信装置10および無線通信装置20は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。
〔2〕無線通信システムを構成する無線通信装置の説明
続いて、上記無線通信システム1における無線通信装置20の説明をする。具体的には、本実施形態にかかる無線通信装置20の目的を説明した後に、無線通信装置20の構成および動作を詳細に説明する。
〔2−1〕本実施形態の目的
本実施形態に関連する受信装置は、自装置宛でないパケットを受信した場合、該パケットの想定される終了時点まで受信回路への電源を遮断し、消費電力を削減することができた。図2および図3を参照し、より詳細に説明する。
図2は、IEEE802.11a規格に基づくパケットフォーマットを示した説明図である。図3は、IEEE802.11n規格に基づくパケットフォーマットを示した説明図である。
当該受信装置は、IEEE802.11a規格に基づく自装置宛でないパケットを受信した場合、図2に示したL−SIGに記載されているLength情報からパケット長さ、すなわちPSDUおよびTrilerの終了時点を判断し、該終了時点まで受信回路への電源を遮断する。
同様に、当該受信装置は、IEEE802.11n規格に基づく自装置宛でないパケットを受信した場合、図3に示したL−SIGに記載されているLength情報からパケット長さを判断する。すなわち、当該受信装置は、HT−SIG、HT−LTF、PSDU、およびTrailerの終了時点を判断し、該終了時点まで受信回路への電源を遮断する。
しかし、当該受信装置は、自装置宛でないパケットを受信した場合に消費電力を抑制することができるものの、自装置宛のパケットを受信した場合に消費電力を抑制することができなかった。
そこで、上記のような事情に鑑みて本実施形態にかかる無線通信装置20を創作するに至った。本実施形態にかかる無線通信装置20によれば、自装置宛の信号を受信した場合であっても、受信状況に応じて消費電力が削減される電力削減状態に移行することができる。以下、このような無線通信装置20について詳細に説明する。
〔2−2〕無線通信装置の構成
図4は、本実施形態にかかる無線通信装置20の構成を示した機能ブロック図である。無線通信装置20は、アンテナ26Aおよび26Bと、アナログ処理部210Aおよび210Bと、A/D変換部220Aおよび220Bと、AGC224と、同期部228と、SN推定部232Aおよび232Bと、FFT236Aおよび236Bと、チャネル行列算出部240と、演算処理部250と、DeMapper260Aおよび260Bと、デコーダ264と、エンコーダ268と、チャネルトラック部272と、RawBER測定部276と、カウンタ280と、制御部290と、を備える。なお、同一の数字が付され異なるアルファベットが付されている構成(例えば、アナログ処理部210Aおよび210B)は、特に区別する必要がない場合は、単に共通する数字(例えば、210)のみを付して説明する。
アンテナ26Aおよび26Bは、無線通信装置10のアンテナ16Aおよび16Bから送信された複数の信号系列を受信する。アンテナ26Aにより受信された信号系列はアナログ処理部210Aに出力され、アンテナ26Bにより受信された信号系列はアナログ処理部210Bに出力される。
アナログ処理部210は、LNA212およびアナログフィルタ214を備える。LNA(Low Noise Amplifier)212は、入力された信号の雑音を低く抑えたまま、信号成分を増幅する。アナログフィルタ214は、不要な周波数帯域の信号成分を除去する。
A/D変換部220は、アナログ処理された信号をデジタル形式に変換する。AGC(Automatic Gain Control)224は、A/D変換部220から入力された信号の利得を自動制御する。
同期部228は、AGC224から入力された信号から、OFDMシンボルの切れ目やフレームの切れ目などのタイミングを検出する。
SN推定部232Aは、アンテナ26Aが受信した信号系列の信号のSN比を推定する。また、SN推定部232Bは、アンテナ26Bが受信した信号系列の信号のSN比を推定する。SN推定部232Aおよび232Bにより推定されたSN比は、演算処理部250および制御部290に出力される。
FFT(Fast Fourier Transform)236は、同期部228により検出されたタイミングに基づき、SN推定部232から入力された信号をフーリエ変換する。
チャネル行列算出部240は、FFT236によりフーリエ変換して得られたサブキャリアごとの信号に基づき、無線通信装置10および無線通信装置20間の伝送路(無線通信装置10および20周りの伝播環境を含む)の特性を示すチャネル行列Hを算出する。
演算処理部250は、逆行列演算部252と、SVD処理部254を含む。逆行列演算部252は、チャネル行列算出部240により算出されたチャネル行列Hの逆行列、およびSN推定部232により推定されたSN比を利用した演算により、無線通信装置10から送信された複数の信号系列を得ることができる。例えば、演算処理部250は、MMSE(Minimum Mean Square Error)アルゴリズムに基づいて、無線通信装置10から送信された複数の信号系列を得ることができる。SVD(Singular Value Decomposition)処理部254は、チャネル行列Hを固有値や固有ベクトルに分解する機能を有する。
DeMapper260Aは、演算処理部250により得られたアンテナ26Aにより受信された信号系列の信号点をコンスタレーションに基づいて検出し、検出した信号点に対応するビット列を出力する。同様に、DeMapper260Bは、演算処理部250により得られたアンテナ26Bにより受信された信号系列の信号点をコンスタレーションに基づいて検出し、検出した信号点に対応するビット列を第1の符号化信号として出力する。
なお、上記コンスタレーションは、無線通信装置10から送信された信号の変調モードにより異なる。変調モードは、例えば、BPSK 1/2、BPSK 3/4、QPSK 1/2、QPSK 3/4、16QAM 1/2、16QAM 3/4、64QAM 1/2、64QAM 3/4、などであってもよい。
デコーダ264は、DeMapper260から第1の符号化信号を復号し、復号したデータを受信データ入力部22およびエンコーダ268に出力する。
エンコーダ268は、デコーダ264から出力されたデータを再エンコードし、再エンコードしたデータを第2の符号化信号としてチャネルトラック部272に出力する。チャネルトラック部272は、エンコーダ268から出力された第2の符号化信号に基づいて、チャネル行列Hを、実際の伝送路の特性の変化に追従させる伝達関数更新部としての機能を有する。
RawBER(Bit Error Rate)測定部276は、DeMapper260Aおよび260Bから入力される第1の符号化信号と、エンコーダ268から入力される第2の符号化信号を比較し、第1の符号化信号のビット誤り率を測定する。すなわち、第2の符号化信号は、デコーダ264により第1の符号化信号のビット誤りが訂正されたデータに基づいてエンコードされているため、第2の符号化信号と第1の符号化信号の差分は、第1の符号化信号のビット誤りであると判断することができる。
カウンタ280は、アンテナ26により受信された信号系列に含まれるL−SIG(信号情報)に記載されているLength情報に基づき、上記「〔2−1〕本実施形態の目的」で説明したように信号系列の終了時点を判断する。例えば、Length情報に記載された情報量を、伝送レートに除することにより終了時点までの時間が計算される。また、カウンタ280は、信号系列の終了時点までの残り時間をカウントする。
なお、カウンタ280は、終了時点までの時間からカウント値をカウントダウンしても、0からカウントアップしても、終了時点の時刻を記憶しておいてもよい。
制御部290は、無線通信装置10から送信された複数の信号系列の受信状況に応じ、信号処理部24を、消費電力が削減される電力削減状態に移行させる。以下、電力削減状態の具体例を説明した後に、電力削減状態への移行基準例を説明する。
〔2−3〕電力削減状態の例示
(電力削減状態の第1の例)
電力削減状態は、無線通信装置20の信号処理部24の一部、または全体への電力供給が遮断された状態であってもよい。すなわち、制御部290は、電力削減状態に移行する際、信号処理部24の一部、または全体への電力供給を遮断してもよい。例えば、制御部290は、比較的電力の消費量が多いアナログ処理部210や、A/D変換部220への電力供給を遮断してもよい。その結果、無線通信装置20が電力削減状態に移行すると、無線通信装置20において消費される電力の削減が実現される。
(電力削減状態の第2の例)
電力削減状態は、無線通信装置20の信号処理部24の一部、または全体への電力供給が間欠的に遮断される状態であってもよい。すなわち、制御部290は、電力削減状態において、信号処理部24の一部、または全体への電力供給を間欠的に遮断してもよい。例えば、制御部290は、電力供給時間と電力遮断時間との比が1:2や1:10などになるように信号処理部24の一部、または全体への電力供給を間欠的に遮断してもよい。その結果、信号処理部24は、消費電力を削減しつつ、電力が供給される間に新たな信号の受信を検出することができる。
(電力削減状態の第3の例)
電力削減状態は、複数のアンテナ26Aおよび26Bのうち、少なくもいずれかのアンテナによる複数の信号系列の受信が停止された状態であってもよい。すなわち、制御部290は、電力削減状態に移行する際、少なくもいずれかのアンテナ、および該アンテナが受信した信号を処理する構成の動作を停止させてもよい。その結果、信号処理部24は、消費電力の削減を実現しつつ、停止されていないアンテナ26が新たな信号の受信を検出することができる。なお、電力削減状態は、複数の信号系列の数が削減された状態であってもよい。例えば、通常状態において信号系列が3あったものが、電力削減状態においては2であってもよい。
〔2−4〕電力削減状態への移行基準
(移行基準の第1の例)
制御部290は、SN比推定部232により推定されたSN比に基づいて電力削減状態へ移行するか否かを判断してもよい。例えば、SN比推定部232Aにより推定されたSN比またはSN比推定部232Bにより推定されたSN比のいずれかが、各々に設けられた閾値αを下回った場合、このまま自装置宛のパケットを受信し続けても正常に復号できない場合がある。そこで、制御部290は、SN比推定部232Aにより推定されたSN比またはSN比推定部232Bにより推定されたSN比のいずれかが、各々に設けられた閾値αを下回った場合、信号処理部24を電力削減状態へ移行させてもよい。
なお、閾値αは、変調モードに応じた値であってもよい。例えば、ノイズ耐性の強い低ビットレートの変調モードの場合には閾値αは大きな値であってもよく、ノイズ耐性の低い高ビットレートの変調モードの場合には閾値αは小さな値であってもよい。
また、一時的にSN比が閾値αを下回っても、デコーダ264でのデコード処理でビット誤りを訂正できる可能性がある。したがって、制御部290は、SN比が閾値αを下回った時間、または時間率が所定値を上回った場合に信号処理部24を電力削減状態へ移行させてもよい。
さらに、上記時間、または時間率の所定値は、閾値αと同様に変調モードに応じた値であってもよい。例えば、訂正能力の高い変調モードの場合には閾値αは大きな値であってもよく、訂正能力が低い変調モードの場合には閾値αは小さな値であってもよい。
(移行基準の第2の例)
制御部290は、RawBER測定部276により測定された第1の符号化信号のビット誤り率に基づいて電力削減状態へ移行するか否かを判断してもよい。例えば、RawBER測定部276により測定された第1の符号化信号のビット誤り率が、閾値βを上回った場合、このまま自装置宛のパケットを受信し続けても正常に復号できない場合がある。そこで、制御部290は、RawBER測定部276により測定された第1の符号化信号のビット誤り率が、閾値βを上回った場合、信号処理部24を電力削減状態へ移行させてもよい。
なお、閾値βは、変調モードに応じた値であってもよい。例えば、ノイズ耐性の強い低ビットレートの変調モードの場合には閾値βは大きな値であってもよく、ノイズ耐性の低い高ビットレートの変調モードの場合には閾値βは小さな値であってもよい。
また、制御部290は、デコーダ264のPath metricの値に基づいて電力削減状態へ移行するか否かを判断してもよい。例えば、制御部290は、生き残りパスのmetric値の分散がある閾値より大きい、すなわち優位なパス一つに絞りきれない場合に電力削減状態へ移行してもよい。さらに、制御部290は、上記のSN比、ビット誤り率、Path metricの値、さらにRSSI(Received Signal Strength Indicator)を組み合わせて電力削減状態へ移行するか否かを判断してもよい。
また、制御部290は、電力削減状態へ信号処理部24を移行させた後、カウンタ280がカウントする当該信号系列の終了時点までの残り時間がなくなると、信号処理部24の電力削減状態を解除し、通常待ち受け状態へ移行させる。
〔2−5〕無線通信装置の動作
以上、本実施形態にかかる無線通信装置20の構成について説明した。続いて、図5および図6を参照し、当該無線通信装置20の動作を説明する。
図5は、本実施形態にかかる無線通信装置20において実行される無線通信方法の流れを示したフローチャートである。まず、無線通信装置20は、通常受信待ち受け状態で動作する(S304)。続いて、無線通信装置20は、自装置宛パケットを検出し、L−SIGに記載されているLength情報とRateを抽出し、パリティチェックをパスすると(S308)、引き続き当該パケットの受信処理を行う(S312)。
受信処理中はSN推定部232が受信信号のSN比を推定しており(S314)、制御部290は、受信信号のSN比が閾値αより大きい場合には(S316)、信号処理部24に受信処理を継続させる(S320)。一方、SN比が閾値αを下回った場合には、カウンタ280は、SN比が閾値αを下回った時点で未受信であるパケットの残り時間を算出し、カウントを開始する(S324)。
また、制御部290は、信号処理部24を電力削減状態へ移行させ、当該パケットの受信処理を放棄する(S328)。その後、制御部290は、カウンタ280がカウントする当該信号系列の終了時点までの残り時間がなくなると、信号処理部24の電力削減状態を解除し、通常待ち受け状態へ移行させる(S332)。
図6は、本実施形態にかかる無線通信装置20において実行される他の無線通信方法の流れを示したフローチャートである。まず、無線通信装置20は、通常受信待ち受け状態で動作する(S350)。続いて、無線通信装置20は、自装置宛パケットを検出し、L−SIGに記載されているLength情報とRateを抽出し、パリティチェックをパスすると(S354)、引き続き当該パケットの受信処理を行う(S358)。
受信処理中は、エンコーダ268が第2の符号化信号を生成し、RawBER測定部276が第1の符号化信号のビット誤り率を測定している(S360)。そして、制御部290は、ビット誤り率が閾値βより小さい場合には(S362)、信号処理部24に受信処理を継続させる(S366)。一方、ビット誤り率が閾値βを上回った場合には、カウンタ280は、ビット誤り率が閾値βを上回った時点で未受信であるパケットの残り時間を算出し、カウントを開始する(S370)。
また、制御部290は、信号処理部24を電力削減状態へ移行させ、当該パケットの受信処理を放棄する(S374)。その後、制御部290は、カウンタ280がカウントする当該信号系列の終了時点までの残り時間がなくなると、信号処理部24の電力削減状態を解除し、通常待ち受け状態へ移行させる(S378)。その後、無線通信装置20は、パケット送信元である無線通信装置10にパケットの受信に失敗した旨を通知する。
〔3〕まとめ
以上説明したように、本実施形態にかかる無線通信装置20の制御部290は、他の無線通信装置10から送信された複数の信号系列の受信状態に応じ、信号処理部24の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させることができる。ここで、電力削減状態は、信号処理部24の一部または全体への電力供給が遮断された状態、または間欠的に遮断される状態であってもよい。したがって、制御部290は、正常に復号信号が得られないような信号の受信のために消費される電力を削減し、電力効率の向上を図ることができる。
また、制御部290は、電力削減状態への移行を、信号処理部24において推定されるSN比や、第1の符号化信号のビット誤り率に基づいて判断することができる。すなわち、無線通信装置20に、新規にSN比や、第1の符号化信号のビット誤り率を得るための構成を設けることなく、既存のMIMO機能の装置構成を有効活用することができる。
また、制御部290は、電力削減状態に移行する際、少なくもいずれかのアンテナ、および該アンテナが受信した信号を処理する構成の動作を停止させてもよい。その結果、信号処理部24は、消費電力の削減を実現しつつ、停止されていないアンテナ26が新たな信号の受信を検出することが可能となる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、無線通信装置10および無線通信装置20に設けられるアンテナが2本ずつである場合を説明したが、無線通信装置10および無線通信装置20に設けられるアンテナ数は、3本以上であっても、異なるアンテナ数であってもよい。
また、本明細書の無線通信装置20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
また、無線通信装置20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した無線通信装置20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。また、図4の機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
本実施形態にかかる無線通信システムの構成を示した説明図である。 IEEE802.11a規格に基づくパケットフォーマットを示した説明図である。 IEEE802.11n規格に基づくパケットフォーマットを示した説明図である。 本実施形態にかかる無線通信装置の構成を示した機能ブロック図である。 本実施形態にかかる無線通信装置において実行される無線通信方法の流れを示したフローチャートである。 本実施形態にかかる無線通信装置において実行される他の無線通信方法の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
10、20 無線通信装置
16、26 アンテナ
14、24 信号処理部
232 SN推定部
250 演算処理部
264 デコーダ
268 エンコーダ
272 チャネルトラック部
276 RawBER測定部
280 カウンタ
290 制御部

Claims (8)

  1. 複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置であって:
    前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するSN比推定部と;
    前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するエンコーダと;
    前記エンコーダにより生成された前記第2の符号化信号に基づいて前記伝達関数を更新する伝達関数更新部と;
    前記SN比推定部により推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させる制御部と;
    を備えることを特徴とする、無線通信装置。
  2. 前記電力削減状態は、前記無線通信装置の一部、または全体への電力供給が遮断された状態であることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記電力削減状態は、前記無線通信装置の一部、または全体への電力供給が間欠的に遮断される状態であることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記電力削減状態は、前記複数のアンテナのうち、少なくもいずれかのアンテナによる前記複数の信号系列の受信が停止された状態であることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記電力削減状態は、前記複数の信号系列の数が削減された状態であることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記複数の信号系列に含まれる信号情報に基づき、前記複数の信号系列の受信が終了するまでの残り時間をカウントするカウンタをさらに備え、
    前記制御部は、前記カウンタがカウントする残り時間が無くなった後に、前記無線通信装置の前記電力削減状態を解除することを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  7. コンピュータを、
    複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置であって、
    前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するSN比推定部と;
    前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するエンコーダと;
    前記エンコーダにより生成された前記第2の符号化信号に基づいて前記伝達関数を更新する伝達関数更新部と;
    前記SN比推定部により推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させる制御部と;
    を備える無線通信装置として機能させるための、プログラム。
  8. 複数のアンテナを備え、空間多重された複数の信号系列を前記複数のアンテナで受信し、前記複数の信号系列の伝送路の伝達関数に基づく逆行列演算を前記複数の信号系列のSN比を用いて行い、前記逆行列演算された前記複数の信号系列である第1の符号化信号をデコードして復号信号を出力する、MIMO機能を有する無線通信装置において実行される無線通信方法であって:
    前記逆行列演算の際に用いられる前記複数の信号系列のSN比を推定するステップと;
    前記復号信号をエンコードして第2の符号化信号を生成するステップと;
    前記複数の信号系列のSN比の推定されたSN比、または前記第1の符号化信号と前記第2の符号化信号の差分が、所定の基準を満たさない場合に前記無線通信装置の状態を消費電力が削減される電力削減状態に移行させるステップと;
    を含むことを特徴とする、無線通信方法。
JP2007169119A 2007-06-27 2007-06-27 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法 Expired - Fee Related JP4497179B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169119A JP4497179B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法
US12/142,682 US7991412B2 (en) 2007-06-27 2008-06-19 Wireless communication device, program, and wireless communication method
CNA2008101317437A CN101335560A (zh) 2007-06-27 2008-06-27 无线通信设备、程序和无线通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169119A JP4497179B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009010598A true JP2009010598A (ja) 2009-01-15
JP4497179B2 JP4497179B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=40161241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169119A Expired - Fee Related JP4497179B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7991412B2 (ja)
JP (1) JP4497179B2 (ja)
CN (1) CN101335560A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9350428B2 (en) * 2010-12-01 2016-05-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of link adaptation in wireless local area network
US20160105535A1 (en) * 2014-10-08 2016-04-14 Intel Corporation Systems and methods for signal classification

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032712A (ja) * 2002-05-09 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信品質を推定する受信方法および受信装置と、この受信装置を利用した通信システム
WO2005002111A2 (en) * 2003-06-10 2005-01-06 Motorola Inc. Diversity control in wireless communications devices and methods
JP2005102136A (ja) * 2003-08-15 2005-04-14 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005114853A1 (en) * 2004-05-07 2005-12-01 Qualcomm Incorporated Power-efficient multi-antenna wireless device
JP2006303665A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末制御方法
JP2007150653A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Sanyo Electric Co Ltd 送信方法および受信方法ならびにそれらを利用した基地局装置および端末装置および通信システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3832665B2 (ja) * 2004-01-23 2006-10-11 シャープ株式会社 受信装置、通信装置、端末装置、通信端末装置、受信方法、受信プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7447526B2 (en) * 2005-10-28 2008-11-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Power-saving method for wireless sensor network
US7570208B2 (en) * 2005-12-29 2009-08-04 Sirf Technology, Inc. Unassisted indoor GPS receiver

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004032712A (ja) * 2002-05-09 2004-01-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信品質を推定する受信方法および受信装置と、この受信装置を利用した通信システム
WO2005002111A2 (en) * 2003-06-10 2005-01-06 Motorola Inc. Diversity control in wireless communications devices and methods
JP2007515850A (ja) * 2003-06-10 2007-06-14 モトローラ・インコーポレイテッド ワイヤレス通信デバイスおよび方法におけるダイバシティ制御
JP2005102136A (ja) * 2003-08-15 2005-04-14 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005114853A1 (en) * 2004-05-07 2005-12-01 Qualcomm Incorporated Power-efficient multi-antenna wireless device
JP2007536808A (ja) * 2004-05-07 2007-12-13 クゥアルコム・インコーポレイテッド 電力効率のよいマルチアンテナワイヤレスデバイス
JP2006303665A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末制御方法
JP2007150653A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Sanyo Electric Co Ltd 送信方法および受信方法ならびにそれらを利用した基地局装置および端末装置および通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090005091A1 (en) 2009-01-01
US7991412B2 (en) 2011-08-02
JP4497179B2 (ja) 2010-07-07
CN101335560A (zh) 2008-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6297624B2 (ja) Multiple hypothesis復号
US9585091B2 (en) Systems and methods for low power wake up signal and operations for WLAN
US9088504B2 (en) Systems and methods for wireless communication of long data units
US20090147834A1 (en) Radio communication apparatus
JP2007081702A (ja) 無線受信装置及び無線受信方法
JP2005286446A (ja) 適応変調方式を使用した無線通信方法及び無線通信装置
US9226241B2 (en) Systems and methods for low power medium access
US8422983B2 (en) Method of controlling power consumption for a radio receiver
US9100072B2 (en) Apparatus and methods for wireless communication in power-restricted frequency bands
JP2006217663A (ja) 適応変調方式を使用した無線通信方法及び無線通信装置
WO2012039894A1 (en) System and method for reducing power consumption in a broadcast receiver
JP4497179B2 (ja) 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法
JP2006303665A (ja) 無線端末制御方法
CN109716676B (zh) 改进的全向模式信号接收的实现
JP2007158483A (ja) 基地局及び無線通信方法
CN101588591B (zh) 时分双工系统中上行信道质量估计方法、基站及终端
US20030013415A1 (en) Communication terminal and method of wireless communication
US9838091B2 (en) System and method for a scale-invariant symbol demodulator
JP5195920B2 (ja) 無線通信システムおよび無線装置
CN101588592B (zh) 时分双工系统中上行信道质量估计方法及基站
JP5216504B2 (ja) 無線通信システム、送信装置、受信装置、および無線通信方法
US20230309184A1 (en) Core transmit suspension in multiple core wireless devices, systems, and methods
JP4572958B2 (ja) 受信装置、受信方法、および無線通信システム
JP2007028110A (ja) 通信装置及び通信方法
JP2010057071A (ja) 復調器および復調方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees