JP2009008731A - 画像表示素子及びその製造方法並びに画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マトリクス状に複数枚配列して大画面を構成する場合に、電極の引出し配線を簡素化し、継ぎ目部の幅を狭くできる画像表示素子を得る。
【解決手段】前面パネル1と、これに対向する裏面パネル2と、両パネル1,2間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素に接続された複数の電極とを有し、両パネル1,2が貼り合わされて構成される画像表示素子10において、前面パネル1の裏面パネル2との対向面の周縁部に各電極より引き出された電極接続部6を設け、電極接続部6から裏面パネル2の側面2bを経て裏面2aにかけて、各電極のそれぞれに接続される複数の配線9をペースト状導電材料の塗布によって形成した。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)パネル、プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセント(EL)ディスプレイパネル等を多数配列して構成する大型画像表示装置に関し、特に、この表示装置を構成する画像表示素子の構造とその製造方法に関するものである。
大型ディスプレイは、低価格で高性能を実現するために、画像表示素子(又は、表示ユニット)として、平面ディスプレイ(例えば、LCDパネル、PDP、ELディスプレイパネル等)をマトリクス状に複数枚配列する方式が採用されている。図10は従来の大型ディスプレイである画像表示装置の概略構成図であり、(a)は全体構成を示し、(b)は(a)の部分拡大図である。また、図11は図10の画像表示装置を構成する画像表示素子の接合部をXI−XIから見た拡大断面図である。
図10(a)のように、単位となる画像表示素子20が複数個マトリクス状に配置されて大画面の画像表示装置が構成される。図11に示すように、画像表示素子20は、ガラス板等からなる前面パネル21と裏面パネルと22を有する。前面パネル21と裏面パネル22とは、所定の間隔をあけて対向させ、その間に、複数の画素23と、それらを制御するための複数の電極24とを配置して発光層(又は液晶層)を形成し、周囲を封止部25で封止している。なお、図10(b)は、透明な前面パネル21を透過して観視側から画素23が見えている状態を表している。
電極24に電圧を印加するための引出線26を、画像表示素子20の周囲、すなわち隣接する画像表示素子20の継ぎ目部27から引き出している。
継ぎ目部27における隣接する画像表示素子20の画素23の間隔Ga(図10参照)が、同一の画像表示素子内における画素の間隔Gbより大きくなると、継ぎ目部27が目立ってしまう。
そこで、引出線を画像表示素子の周縁部から引き出すのではなく、裏面パネル22を2分割して中央部にギャップを設け、そのギャップ部に露出させた電極端子に電極ピンあるいは図のような引出線26を接続して裏面パネル22の外側に引き出す技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、画像表示素子の継ぎ目部をできるだけ小さくした他の例として、図12に示すように、電極からの引出配線として、前面板28の端面に設けられてその内面の複数本の陽極29と接続された複数本の第1端面配線30と、背面板31の端面に設けられた複数本の第2端面配線32及び背面板31の裏面に設けられて第2端面配線32に接続された複数本の裏面配線33と、側面において封着材34上に設けられて第1端面配線30及び第2端面配線32を相互に接続する複数本の側面接続配線35とを含んで構成された画像表示装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−251571号公報(第3頁、図2,図4) 特開2000−122571号公報(第2頁、図5)
大画面表示装置は、それぞれの画像表示素子の端部に、前面パネルと裏面パネルとの間にある発光層を封止する封止部と、電極に電圧を印加するための引出線とが設けられてい
るため、封止部25の封止幅g1と電極引出し代g2とによって、隣接する画像表示素子の継ぎ目部27における画素の間隔Gaが同一の画像表示素子内における画素の間隔Gbより大きくなると、継ぎ目部が目立ってしまうという問題があった。画素の配列ピッチP1を均一にするため、同一の画像表示素子内における画素間隔Gbを継ぎ目部における大きな画素間隔Gaに一致させた場合には、大型ディスプレイの高輝度輝化及び高解像度化の要求が達成できなくなるという問題があった。
この対策として、裏面パネルを分割してその分割部のギャップから引出線を引き出すことにより、画像表示素子間の継ぎ目部を大きくしないようにした特許文献1のような画像表示素子では、分割部があるために構造が複雑になるという問題があった。
また、特許文献2のような画像表示装置では、継ぎ目部の非表示領域を小さくできるが、画像表示素子を相互に突き合わせた場合、側面の配線部で突き合わされることになり、この部分の電気絶縁を十分に行う必要があり、また、側面には側面接続配線が形成された部分と形成されていない部分とが存在するので、端面がきれいに揃わないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、画像表示素子をマトリクス状に複数枚配列したときに、継ぎ目部を揃えてその幅を狭くすることができる画像表示素子とその製造方法、及び画像の高輝度化,高解像度化を達成できる画像表示装置を提供することを目的とする。
この発明に係わる画像表示素子は、前面パネルと、前面パネルより小さい大きさで前面パネルに対向する裏面パネルと、両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素に接続された複数の電極とを有し、両パネルが貼り合わされて構成される画像表示素子において、前面パネルの裏面パネルとの対向面の周縁部に形成される両パネルの大きさの差分の領域に、各電極より引き出された電極接続部が設けられ、電極接続部から裏面パネルの側面を経て裏面にかけて、各電極のそれぞれに接続される複数の配線がペースト状導電材料により形成されたものである。
また、この発明に係わる画像表示装置は、上記の画像表示素子をマトリクス状に複数個配列して大画面を構成したものである。
また、この発明に係わる画像表示素子の製造方法は、前面パネルの裏面パネルとの対向面に画素と電極とを形成し、周縁部に各電極より引き出した電極接続部を設け、裏面パネルを貼り合わせて一体に形成する工程と、電極接続部から裏面パネルの側面部に、ペースト状導電材料を塗布して側面配線を形成する工程と、裏面パネルの裏面側に、側面配線に続く裏面配線をペースト状導電材料によって形成する工程とを有するものである。
この発明の画像表示素子によれば、前面パネルの裏面パネルとの対向面の周縁部に各電極より引き出された電極接続部を設け、電極接続部から裏面パネルの側面を経て裏面にかけて、各電極のそれぞれに接続される複数の配線をペースト状導電材料により形成したので、電極から引出される配線が簡素化され、画像表示素子の電極引出部の寸法を縮小でき、非表示領域を小さくすることができる。
また、この発明の画像表示装置によれば、上記の画像表示素子をマトリクス状に複数個配列して大画面に構成したので、画像表示素子間の目地幅が縮小され、非表示領域を小さくできるため、画質が改善され、高輝度化,高解像度化を図った画像表示装置を提供できる。
更に、この発明の画像表示素子の製造方法によれば、前面パネルの周縁部に電極接続部を設けて両パネルを貼り合わせたのち、配線部の形成工程として、電極接続部から裏面パネルの側面部に、ペースト状導電材料を塗布して側面配線を形成する工程と、裏面パネルの裏面側に、側面配線に続く裏面配線をペースト状導電材料によって形成する工程とを有するので、電極の引出しが簡素化されるため、製造設備や製造工程を簡素化でき、製造コストを削減でき、低コストで高画質の画像表示素子を提供することができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1によるELディスプレイパネルを例とした画像表示素子を同一平面上に2行2列に配列した場合の概略構成を示す正面図であり、図2はその背面図である。また、図3は画像表示素子単体を背面側から見た斜視図であり、図4は画像表示素子同士の接合部を示す拡大断面図である。
画像表示素子はELディスプレイパネル以外に、例えば、LCDパネル、PDP等の平面ディスプレイユニットでもよい。図では4枚の場合を示しているが、大画面の画像表示装置とする場合は、更に多数をマトリクス状に配列する。
図1〜図4に示すように、画像表示素子10は、ガラス板等からなる透明の前面パネル1と裏面パネル2とを有する。前面パネル1と裏面パネル2は所定の間隔をあけて互いに対向しており、両パネル1,2間に、表示状態又は非表示状態が選択される複数の画素3がマトリクス状に配置されている。画素3は、赤(R),緑(G),青(B)の3色の表示セル3a,3b,3cで構成されており、各画素3は一定の表示画素間隔で配置されている。図1の正面図は観視側から見た図であり、前面パネル1を透過して画素3が見えている状態を示している。
画素3は発光層4とそれを挟んで直交して設けられた電極5によって構成される。電極5は透明電極又は金属電極からなっている。前面パネル1は背面パネル2より僅かに大きく形成されており、対向配置したとき周縁部に形成される両パネルの差分の面を電極引出し代g2として、ここに電極5から引き出された電極接続部6を設けている。両パネルの端部は封止部7によって封止されているので、電極5は封止部7を貫通して外部の電極接続部6と通じている。
裏面パネル2の裏面2a(前面パネル1との対向面の反対側の面を「裏面」と称することにする。以下同じ)には、図2及び図3に示すように、コネクタ8が搭載されている。そして、電極接続部6とコネクタ8とは、ペースト状導電材料によって形成された配線9で電気的に接続されている。この、電極接続部6から裏面パネル2の側面2bを経由して裏面2aにかけて形成される配線9は、例えば、ディスペンサー装置を用いて塗布するが、塗布方法の詳細については後述する。ディスペンサー装置を用いて塗布する以外に、例えば、インクジェット方式の装置でも可能である。
このようにして構成された画像表示素子10は、外部の駆動回路(図示せず)からコネクタ8を介し配線9を通じ画素3に電力が供給されるようになっている。
ペースト状導電材料は、銀,金,カーボンペーストなどであり、ある程度以上の粘度(例えば150dPa・s以上)のものであれば、狭ピッチの電極配線を形成する場合でも封止部7と電極接続部6との間にペースト状導電材料が流れ込むことなく、隣接する電極接続部6あるいは配線9間の短絡を防止できる。
このペースト状導電材料として、低温硬化型銀ペーストを使用すれば効果的である。銀ペーストは、一般に高温で焼成する必要があるが、低温硬化型銀ペーストでは、高温焼成
型のものに比べて、硬化させる温度が低くてよいので製造設備が簡素化される。
また、低温硬化型銀ペーストを使用することによって、画像表示素子10を、高温に弱いとされる有機ELで構成する場合や、変形可能な電子ペーパーなどのフィルム状の表示デバイスに適用することも可能となり、用途が拡大される。
更に、後述するように、裏面パネル2の裏面2aに、コネクタ8以外の電子部品を実装し、実装した後にペースト状導電材料で配線するような場合、電子部品にダメージを与えることなく配線できる。
上記のように、本実施の形態の画像表示素子10では、電極引出し代g2を大きくすることなく、電極引出しの配線を簡単に行うことができる。
図11で説明したような従来の構成では、画像表示素子の端面において、例えばフレキシブルケーブル等をACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)により接続する必要があり、電極引出し代g2として2〜3mm程度の幅を確保する必要があった。これに対し、本実施の形態によれば、電極引出し代g2は0.2mm前後で実現することができることから、画像表示素子10を複数配置する場合に、継ぎ目部分の寸法を大幅に短縮できる。また、継ぎ目部は前面パネルの側面で継ぎ合わされるので、端面が揃って継ぎ目がきれいに整列する。
なお、詳細は後述するが、電極引出し代g2の幅寸法を、裏面パネルの厚み以下とすれば、側面部の配線形成がより容易となる。
図2〜図4では、電極接続部6から引き出された配線9を、裏面パネル2に設けたコネクタ8に直接接続した場合を示したが、図5に他の配線の例を示す。
ペースト状導電材料は、適切な粘度に調整することで、任意の形状に塗布することが容易であることから、このような特性を生かして、裏面パネル2の裏面2aに電子部品11を搭載し、電子部品11を経由してコネクタ8に配線するものである。
電極接続部6から裏面パネル2の側面2bを経由し裏面2aに形成した配線9をまず電子部品11へ接続する。更に、電子部品11の端子部からコネクタ8の個々の端子まで、ペースト状導電材料による配線12を形成して導通を確保する。裏面2aへの電子部品11の取付は接着剤などを用いて固定すればよい。
電子部品11は、例えば画像表示素子10のドライバーICなどが含まれる。裏面パネル2にこれらのICを取り付け、先ずそれに配線することで、図2、図3に示したような直接コネクタ8で接続する場合に比べ、コネクタの個数やピン数を減らすことができ、このため、画像表示素子10を組み込むユニットへの挿抜が容易となる。
通常、コネクタ8の嵌合面積が大きいほど、摩擦が大きくなるため、挿抜に必要な力が増加し、これが余り大きくなると作業時に画像表示素子10を破壊する虞がある。画像表示素子10内部の電極数が多い場合、ドライバーICを搭載することで、コネクタ8から電子部品11への電気配線はドライバーICの入力信号のみとなるため、配線数が減少し、コネクタ8の個数やサイズを小さくすることができる。また、複数の画像表示素子10を組み付けるユニット基板側に、電子部品を搭載するスペースを確保しなくて良いため、簡素な回路構成となり、コスト削減を図ることが可能となる。
以上のように、本実施の形態の画像表示装置によれば、前面パネルの裏面パネルとの対向面の周縁部に各電極より引き出された電極接続部を設け、電極接続部から裏面パネルの側面を経て裏面にかけて、各電極のそれぞれに接続される複数の配線をペースト状導電材料により形成したので、電極から引出される配線が簡素化され、画像表示素子の電極引出部の寸法を縮小できる。
また、ペースト状導電材料は、低温硬化型銀ペーストとしたので、高温焼成の必要がないため、製造設備が簡素化される。また、電子部品を実装して配線する場合、電子部品に
ダメージを与えることなく配線できる。更に、表示デバイスとして高温に弱い有機EL等を適用できるので、画像表示素子の用途が拡大される。
また、配線は、裏面パネルの裏面側に搭載されたコネクタへ直接接続するか、又は裏面側に搭載された電子部品を介して前記コネクタへ接続したので、複数の画像表示素子を組み付けるユニット基板側に、コネクタ又は電子部品のスペースを確保しなくて良いため、簡素な回路構成となり、コスト削減を図ることが可能となる。
また、特に電子部品を介してコネクタへ接続したものでは、コネクタの個数やピン数を減らして小形化でき、このため、画像表示素子を組み込むユニットへの挿抜が容易となる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2による画像表示素子の斜視図であり、裏面側から見た図を示している。実施の形態1と同等部分は同一符号を付し説明は省略し相違点を中心に説明する。
相違点は、裏面パネル2の裏面2aへの配線の形成手段である。
すなわち、配線9のうち、裏面パネル2の裏面2a側の平面部分に形成される複数の配線を、ディスペンサー装置を使用せずに、一括して、スクリーン印刷機を使用して、印刷によって形成したものである。図では、電子部品を搭載するものを例に示しているので、裏面2a側の配線は、配線9と配線12である。
但し、この場合でも、電極接続部6から裏面パネル2の側面2bを経て裏面2aに少し掛かるまでの配線は、ディスペンサー装置(もしくはインクジェット装置)によって形成し、裏面パネル2の裏面2aのフラットな部分のみを、スクリーン印刷機を使用して形成する。
なお、この場合は、実施の形態1で説明したコネクタ8や電子部品11の取付や電気的接続は後工程となる。
本実施の形態のでは、1枚の画像表示素子10の裏面2aの裏面配線を上記のように一括して印刷により配線する以外に、図6のように、複数の画像表示素子10を並べて保持した状態で、複数の画像表示素子10の裏面2aの配線を一括してスクリーン印刷機を使用して形成することも可能である。こうすれば、短時間で配線が形成でき作業性が向上する。
以上のように,本実施の形態によれば、配線のうち、裏面パネルの裏面側の平面部分に形成される複数の配線は、一括して印刷によって形成したので、複雑な配線パターンも容易に形成することができる。更に、画像表示素子1個のみでなく多数個を並べて同時に印刷が可能であるため、製造時間の大幅な短縮を図ることができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3による画像表示装置の要部断面図である。実施の形態1と同等部分は同一符号を付して説明は省略し相違点を中心に説明する。
相違点は、配線の表面と配線を接続したコネクタの接続端子部の表面に(電子部品を搭載した場合はその接続端子部の表面にも)、絶縁保護材料によって保護膜13を形成して被覆した点である。これにより、機械的な衝撃による損傷を受けやすいパネルエッジ部などの配線部を保護し、配線自体の長期的信頼性を確保し、また、画像表示素子10が湿度などの影響を受けることに対して保護するものである。
特に、低温硬化型銀ペーストを使用する場合、高温で焼成する方式と比較して、使用環境によっては、ペースト状電極の強度、及び長期間の使用に対する信頼性に不安がある場合がある。ペースト状導電材料からなる配線9の表面に絶縁保護材料による保護膜13を
形成することで、湿気を遮断し、強度とともに信頼性を確保できる。保護膜13は、湿気を遮断する任意の材料を使用すればよい。保護膜13の形成方法としてはコーティングなどが有効である。
画像表示素子10の封止部7は一般に透明である。そこで、側面部から裏面にかけて形成する保護膜のうち、少なくとも裏面パネル2の側面とその近傍にある配線を被覆する部分は、黒色の材料とすることで、封止部7から漏れる光を軽減できる。すなわち、図7に示す黒色部13aであり、封止部7に対応する領域である。
以上のように、本実施の形態によれば、配線とその接続端子部を、保護膜により被覆したので、配線部とその接続部が保護されて、配線部の長期的な信頼性が確保される。
また、保護膜のうち少なくとも裏面パネルの側面とその近傍にある配線を被覆する部分は、黒色の材料としたので、封止部から漏れる光を軽減して、コントラストの低下を抑制できる。
実施の形態4.
以上までは、画像表示素子について説明してきた。実施の形態4は、これらの画像表示素子を使用して大画面の画像表示装置として構成する場合である。
複数の画像表示素子10を、前面パネル1の前面側を観視側として、端面を突き合わせて、複数列、複数段、マトリクス状に配置して1つの大画面の画像表示装置とする。イメージ図としては、背景技術の項で説明した図10(a)と同等である。
実施の形態1〜実施の形態3で説明した画像表示素子10を適用すれば、隣り合う画像表示素子の継ぎ目部分の非表示部分の寸法を大幅に縮小できることから、多数配列することによって視認性の高い大型の画像表示装置を効果的に構成することができる。
例えば、最近の大画面表示装置は、LEDを配列する方式が主流であり、解像度が高くなると、LEDの配列が高密度化し、コストが高くなる。
そこで、実施の形態1〜実施の形態3で説明した画像表示素子の表示画素に、PDPや有機ELなどの発光デバイスを適用してマトリクス状に配列すると、安価で高精細の画像表示装置を実現することができる。
更に、液晶や電子ペーパーなどの外光を反射する反射型表示デバイスを適用してマトリクス状に配列すると、超低消費電力の安価な情報表示装置を実現できる。
以上のように、本実施の形態によれば、実施の形態1〜実施の形態3で説明した画像表示素子のいずれかを用いて、その画像表示素子をマトリクス状に複数個配列して大画面の画像表示装置としたので、画像表示素子間の目地幅が縮小され、非表示部である継ぎ目部が目立つことなく、画質が改善され、視認性の高い大画面の画像表示装置を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、製造方法に関するものである。画像表示素子の構成は、実施の形態1〜実施の形態3で説明したものと同等なので、同等部分は同一符号を付して説明は省略する。図8及び図9は、画像表示素子10の製造方法を説明する図であり、特に配線の形成方法に関する部分である。各図の一点鎖線内には要部拡大図を示している。
図8に示す工程に先立って、前面パネル1と裏面パネル2を貼り合わせるまでの工程を終了させておく。すなわち、前面パネル1の裏面パネル2との対向面に、実施の形態1で説明したような画素3の発光層4と電極5を形成し、周縁部に電極5より引き出した電極接続部6を設け、前面パネル1に裏面パネル2を重ねて外周部を封止部7で封止して貼り合わせ、一体に形成しておく。
次に、図8に示すように、電極接続部6が設けられた側の両パネル1,2の側面を上方に向け、電極接続部6の形成面とそれに続く前面パネル1の側面1bとで形成される稜線Paと、裏面パネル2の上方の側面2bとそれに続く裏面2aとで形成される稜線Pbとが、ほぼ同一水平面Lhに位置するように両パネル1,2を傾斜させた状態で保持する。
次に、ディスペンサー装置14によって、その先端のノズル14aからペースト状導電材料を射出して、電極接続部6の各端子から個別に、封止部7及び裏面パネル2の側面2b上を裏面2aにかけて塗布して行き、側面配線9aを形成する。
上記のような角度に傾斜させることで、ディスペンサー装置14のノズル14aと配線形成部の両パネル1,2の稜線Pa,Pb部との干渉を少なくし、塗布を容易にすることができる。また、裏面パネル2の稜線Pb側において、塗布位置を裏面パネル2の裏面2a側に少し掛かるようにすることで、次工程の裏面2a上の裏面配線9bとの接続を容易にすることができる。
ここで、前面パネル1の周縁部の電極接続部6が設けられる部分の幅寸法、すなわち電極引出し代g2を、裏面パネル2の厚さt以下とすれば、貼り合わせた両パネル1,2を斜めに配置するときの角度αを、垂直方向に対して45°以下の角度にでき、垂直に近づけて設定することができる。なお、封止部7の厚さは、図では理解しやすいように誇張して厚く表現しているが、実際は裏面パネル2の厚さtよりずっと小さい値である。
この結果、封止部7の側面7aが窪んでいる場合でも、上側に向いているため、ペースト状導電材料を塗布した際に窪みまで入り込みやすくなり、電極接続部6との接続を確実に行うことができる。もし、角度αが大きい場合には、ペースト状電極材料が封止側面の窪みに入り込み難くなり切れる恐れがある。
次に、図9に示すように、裏面パネル2の裏面2a側を上方にして水平に保持し、裏面パネル2の稜線Pbから、予め接着固定済みのコネクタ8(又は電子部品11)の端子まで、ディスペンサー装置14によってペースト状導電材料を射出して塗布することにより裏面側の裏面配線9bを形成する。こうして、電極接続部6からコネクタ8までの配線9a,9bが形成され、電気的な接続が完成する。
なお、裏面2aに形成する裏面配線9bは、実施の形態2で説明したような印刷による方法でもよい。
また、配線9a,9bの表面とコネクタ8の端子部の表面は、実施の形態絶3で説明したように、必要に応じ、保護膜で被覆したり、保護膜の一部を黒色にする等の措置を施してもよい。
更に、ペースト状導電材料として低温硬化型銀ペーストを使用すれば効果的である。
以上のように、本実施の形態によれば、配線部の形成工程として、電極接続部から裏面パネルの側面部に、ペースト状導電材料を塗布して側面配線を形成する工程と、裏面パネルの裏面側に、側面配線に続く裏面配線をペースト状導電材料によって形成する工程とを有するので、電極の引出しのための配線を簡単に行うことができ、製造設備や製造工程を簡素化でき、製造コストを削減できる。
また、側面配線の形成工程として、電極接続部が形成された側の側面を上方に向け、電極接続部の形成面とそれに続く前面パネルの側面とで形成される稜線と、裏面パネルの上方の側面とそれに続く裏面とで形成される稜線とが、ほぼ同一水平面に位置するように両パネルを傾斜させて保持した状態で、ディスペンサー装置を用いて塗布するようにしたので、簡単な設備で側面配線を容易に形成できるため、設備の簡素化や製造工程の簡素化が図られ製造コストを削減できる。
本発明の実施の形態1による画像表示素子を2行2列に配列した場合の概略構成を示す正面図である。 図1の概略背面図である。 図1及び図2の画像表示素子を裏面側から見た斜視図である。 図1及び図2の画像表示素子同士の接合部を示す拡大断面図である。 実施の形態1による画像表示素子の他の例を示し、裏面側から見た斜視図である。 実施の形態2による画像表示素子の斜視図である。 実施の形態3による画像表示素子の要部断面図である。 実施の形態5による画像表示素子の製造方法の一工程を説明する説明図である。 実施の形態5による画像表示素子の製造方法の他の工程を説明する説明図である。 従来の画像表示装置の概略構成図である。 図10の画像表示装置を構成する画像表示素子の接合部の拡大断面図である。 従来の画像表示装置の他の例を示す要部断面図である。
符号の説明
1 前面パネル 1b 側面
2 裏面パネル 2a 裏面
2b 側面 3 画素
3a〜3c 表示セル 4 発光層
5 電極 6 電極接続部
7 封止部 8 コネクタ
9 配線 9a 側面配線
9b 裏面配線 10 画像表示素子
11 電子部品 12 配線
13 保護膜 13a 黒色部
14 ディスペンサー装置 14a ノズル
g2 電極引出し代 Lh 水平面。

Claims (10)

  1. 前面パネルと、前記前面パネルより小さい大きさで前記前面パネルに対向する裏面パネルと、前記両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素に接続された複数の電極とを有し、前記両パネルが貼り合わされて構成される画像表示素子において、
    前記前面パネルの前記裏面パネルとの対向面の周縁部に形成される前記両パネルの大きさの差分の領域に、前記各電極より引き出された電極接続部が設けられ、前記電極接続部から前記裏面パネルの側面を経て裏面にかけて、前記各電極のそれぞれに接続される複数の配線がペースト状導電材料により形成されていることを特徴とする画像表示素子。
  2. 請求項1記載の画像表示素子において、前記ペースト状導電材料は、低温硬化型銀ペーストであることを特徴とする画像表示素子。
  3. 請求項1又は請求項2記載の画像表示素子において、前記配線は、前記裏面パネルの裏面側に搭載されたコネクタへ、又は、前記裏面側に搭載された電子部品を介して前記コネクタへ接続されていることを特徴とする画像表示素子。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像表示素子において、前記配線のうち、前記裏面パネルの裏面側の平面部分に形成される複数の配線は、一括して印刷によって形成されていることを特徴とする画像表示素子。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像表示素子において、前記配線とその接続端子部は、保護膜により被覆されていることを特徴とする画像表示素子。
  6. 請求項5記載の画像表示素子において、前記保護膜のうち少なくとも前記裏面パネルの側面とその近傍にある前記配線を被覆する部分は、黒色の材料とすることを特徴とする画像表示素子。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像表示素子において、前記電極接続部が設けられた前記前面パネルの前記周縁部の幅寸法は、前記裏面パネルの厚み以下であることを特徴とする画像表示素子。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像表示素子を用いた画像表示装置であって、前記画像表示素子をマトリクス状に複数個配列して大画面を構成したことを特徴とする画像表示装置。
  9. 前面パネルと、前記前面パネルより小さい大きさで前記前面パネルに対向する裏面パネルと、前記両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素に接続された複数の電極とを有し、前記両パネルが貼り合わされて構成される画像表示素子の製造方法において、
    前記前面パネルの前記裏面パネルとの対向面に前記画素と前記電極とを形成し、周縁部に前記各電極より引き出した電極接続部を設け、前記裏面パネルを貼り合わせて一体に形成する工程と、
    前記電極接続部から前記裏面パネルの側面部に、ペースト状導電材料を塗布して側面配線を形成する工程と、
    前記裏面パネルの裏面側に、前記側面配線に続く裏面配線をペースト状導電材料によって形成する工程とを有することを特徴とする画像表示素子の製造方法。
  10. 請求項9記載の画像表示素子の製造方法において、側面配線を形成する工程は、前記電
    極接続部が形成された側の側面を上方に向け、前記電極接続部の形成面とそれに続く前記前面パネルの側面とで形成される稜線と、前記裏面パネルの上方の側面とそれに続く裏面とで形成される稜線とが、ほぼ同一水平面に位置するように前記両パネルを傾斜させて保持した状態で、ディスペンサー装置を用いて塗布することを特徴とする画像表示素子の製造方法。
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