JP2009008373A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄の少ない凍結防止運転を行う貯湯式給湯装置を提供する。
【解決手段】低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に貯湯タンク2内の湯水を加熱手段3に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部28は、前回の待機状態が開始された時の第1温度検出手段23及び第2温度検出手段24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に第1温度検出手段23及び第2温度検出手段24で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の第1温度検出手段23及び第2温度検出手段24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するようにした。
【選択図】 図2

Description

この発明は、貯湯タンク内の湯水を熱源として凍結防止制御を行う貯湯式給湯装置に関するものである。
従来この種の貯湯式給湯装置においては、図6に示すようなものがあった。101は湯水を貯湯する貯湯タンク102を備えた貯湯タンクユニット、103は貯湯タンク102内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、104は前記ヒートポンプユニット103の加熱熱交換器としての水冷媒熱交換器、105はヒーポン循環回路で、貯湯タンク102の下部と水冷媒熱交換器104とを結び貯湯タンク102内の湯水を水冷媒熱交換器104に供給する往き管106と、水冷媒熱交換器104と貯湯タンク102上部とを結び水冷媒熱交換器104で熱交換された温水を貯湯タンク102上部に戻す戻り管107とから構成され、108は往き管106に設けられ貯湯タンク102の湯水をヒートポンプユニット103に循環させる循環ポンプである。
109は戻り管107の途中から分岐したバイパス路で、このバイパス路109はその一端が戻り管107の途中にバイパス切替弁110を介して接続され、他端が貯湯タンク102の下部に接続されている。ここで、貯湯タンク102の上部と水冷媒熱交換器104とを結ぶ戻り管107は、水冷媒熱交換器104とバイパス切替弁110とを結ぶ戻り管107aと、バイパス切替弁110と貯湯タンク102の上部とを結ぶ戻り管107bとから構成されている。111は外気の温度を検出する外気温センサ、112は戻り管107aを循環する湯水の温度を検出するタンク戻り温度センサ、113は各種センサの入力を受けて各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有し制御部を構成する制御手段であり、この制御手段113は低外気温時には貯湯タンク102内の湯水を用いて、往き管106及び戻り管107aの凍結を防ぐ制御を行うものである。
前記制御手段113による凍結防止制御は、具体的には、外気温度が低くなった場合で外気温センサ111が所定温度以下を検出した時に、バイパス切替弁110を戻り管107aとバイパス路109とを連通させる状態に切り替え、循環ポンプ108を駆動して貯湯タンク102内の湯水をヒートポンプユニット103に循環させて、往き管106及び戻り管107aの凍結を防ぐものや、タンク戻り温度センサ112が所定温度以下を検出した時に、上記作動と同様のことを行い、往き管106及び戻り管107aの凍結を防ぐものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2004−257583号公報
ところでこの従来のものは、外気温センサ111の検出した外気温度に基づいて循環ポンプ108を駆動し、貯湯タンク102内の湯水をヒートポンプユニット103に循環させて往き管106及び戻り管107aの凍結防止を行う場合、往き管106及び戻り管107a内の湯水の温度が凍結防止のための湯水循環を必要としない温度でも、貯湯タンク102内の湯水をヒートポンプユニット103に循環させてしまい、無駄に往き管106及び戻り管107aの凍結防止を行うおそれがあった。
また、タンク戻り温度センサ112の検出した湯水の温度に基づいて、貯湯タンク102内の湯水をヒートポンプユニット103に循環させて往き管106及び戻り管107aの凍結防止を行う場合、貯湯タンクユニット101とヒートポンプユニット103との間の往き管106及び戻り管107aで、この往き管106及び戻り管107aのそれぞれの配管を覆っていたどちらか一方のまたは両方の断熱材が経年劣化等により破損してしまった時、断熱材が破損した箇所の往き管106及び戻り管107a内の湯水の温度は低下するのが速くなるが、タンク戻り温度センサ112は貯湯タンクユニット101内の戻り管7aの湯水温度を検出しているため、破損箇所の湯水の温度低下を検出できずに往き管106及び戻り管107aのどちらか一方または両方を凍結させてしまうおそれがあった。なお、タンク戻り温度センサ112と同様のセンサを貯湯タンクユニット101内の往き管106や、ヒートポンプユニット103内の往き管106または戻り管107aに設けても、破損箇所の湯水の温度低下を検出できずに往き管106及び戻り管107aのどちらか一方または両方を凍結させてしまうおそれがあった。
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、必要のない時に無駄に往き管及び戻り管の凍結防止を行うことがなく、外気温等の気象条件または循環回路の施工状態に応じて最適な往き管及び戻り管の凍結防止を行うことが可能な貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
この発明は上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンクの下部から前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器に向かう往き管と、該往き管途中に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、前記加熱熱交換器から前記貯湯タンクの上部に戻る戻り管と、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記加熱手段内の前記往き管にこの往き管を循環する湯水温度を検出する第1温度検出手段を設けると共に、前記貯湯タンクユニット内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第2温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するものとした。
又請求項2では、前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記第1温度検出手段及び第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するものとした。
又請求項3では、湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンクの下部から前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器に向かう往き管と、該往き管途中に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、前記加熱熱交換器から前記貯湯タンクの上部に戻る戻り管と、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記加熱手段内の前記往き管にこの往き管を循環する湯水温度を検出する第1温度検出手段を設け、前記貯湯タンクユニット内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第2温度検出手段を設け、前記加熱手段内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第3温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するものとした。
又請求項4では、前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記第1温度検出手段及び第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するものとした。
又請求項5では、湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段内に収納された加熱熱交換器と、前記貯湯タンクと前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器とを湯水が循環可能に接続するヒーポン循環回路と、前記循環回路に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記ヒーポン循環回路にこのヒーポン循環回路を循環する湯水温度を検出する温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記温度検出手段で検出した湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記温度検出手段で検出した湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するものとした。
又請求項6では、前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記温度検出手段で検出した湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するものとした。
又請求項7では、前記前回の待機時間Tn−1経過後の湯水を循環させる時間は、前記貯湯タンク内の湯水が前記加熱手段に循環されて再び貯湯タンク内に戻ってくる程度の時間とするものとした。
又請求項8では、前記貯湯タンクの上部の湯水を前記往き管に供給する湯水供給管を設け、前記前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時には、貯湯タンクの上部の湯水を前記往き管に供給して循環させるものとした。
この発明の請求項1によれば、前記湯水温度An−1と前記最低湯水温度Bn−1と前回の待機時間Tn−1とから算出した前回の温度勾配Δtn−1に基づいて、今回の待機時間Tを決定しているので、貯湯式給湯装置が現に置かれている状況下における実績に最も即したかたちで今回の待機時間Tを決定することができるものである。すなわち、外気温等の気象条件の変化や、経年劣化等による断熱材の破損といった施工状態の変化があってもそれに確実に追従するので、外気温度が低下してきた時には、往き管及び戻り管内の湯水の温度も低下するため、その変化に追従して待機時間を短くし、湯水を循環して往き管及び戻り管の凍結を確実に防ぐことができ、外気温度が上昇してきた時には、往き管及び戻り管内の湯水の温度の低下も小さいため、その変化に追従して待機時間を長くして無駄に往き管及び戻り管に湯水を循環させることがないものである。
又請求項2によれば、前記凍結防止制御部は、前記湯水温度Aと前記外気温度とから、往き管及び戻り管の凍結のおそれがなく且つ過剰な循環をすることがない時間を初回の待機時間として決定することができるものである。
又請求項3によれば、前記湯水温度An−1と前記最低湯水温度Bn−1と前回の待機時間Tn−1とから算出した前回の温度勾配Δtn−1に基づいて、今回の待機時間Tを決定しているので、貯湯式給湯装置が現に置かれている状況下における実績に最も即したかたちで今回の待機時間Tを決定することができるものである。すなわち、貯湯タンクユニットと加熱手段との間の往き管を覆う断熱材の経年劣化等による破損といった施工状態の変化は第1温度検出手段が検出する湯水温度で、貯湯タンクユニットと加熱手段との間の戻り管を覆う断熱材の経年劣化等の破損といった施工状態の変化は第2温度検出手段が検出する湯水温度で、さらに加熱手段内の雰囲気温度の変化、つまり加熱手段内の往き管及び加熱熱交換器及び戻り管内の湯水温度の変化は第3温度検出手段の検出する湯水温度でそれぞれ検知できるので、外気温度が低下してきた時には、往き管及び戻り管及び加熱手段内に収納された加熱熱交換器内の湯水の温度も低下するため、その変化に追従して待機時間を短くし、湯水を循環して往き管及び戻り管及び加熱熱交換器の凍結を確実に防ぐことができ、外気温度が上昇してきた時には、往き管及び戻り管及び加熱熱交換器内の湯水の温度の低下も小さいため、その変化に追従して待機時間を長くして無駄に往き管及び戻り管に湯水を循環させることがないものである。
又請求項4によれば、前記凍結防止制御部は、前記湯水温度Aと前記外気温度とから、往き管及び戻り管の凍結のおそれがなく且つ過剰な循環をすることがない時間を初回の待機時間として決定することができるものである。
又請求項5によれば、前記湯水温度An−1と前記最低湯水温度Bn−1と前回の待機時間Tn−1とから算出した前回の温度勾配Δtn−1に基づいて、今回の待機時間Tを決定しているので、貯湯式給湯装置が現に置かれている状況下における実績に最も即したかたちで今回の待機時間Tを決定することができるものである。すなわち、外気温度が低下してきた時には、ヒーポン循環回路内の湯水の温度も低下するため、その変化に追従して待機時間を短くし、湯水を循環してヒーポン循環回路の凍結を確実に防ぐことができ、外気温度が上昇してきた時には、ヒーポン循環回路内の湯水の温度の低下も小さいため、その変化に追従して待機時間を長くして無駄にヒーポン循環回路に湯水を循環させることがないものである。
又請求項6によれば、前記凍結防止制御部は、前記湯水温度Aと前記外気温度とから、ヒーポン循環回路の凍結のおそれがなく且つ過剰な循環をすることがない時間を初回の待機時間として決定することができるものである。
又請求項7によれば、湯水を循環させる時間は、前記貯湯タンク内の湯水が前記加熱手段に循環されて再び貯湯タンク内に戻ってくる程度の時間としたので、往き管及び戻り管に滞留する温度の低下した水を貯湯タンク内の熱量を持った湯水と置換でき、往き管及び戻り管の凍結を防ぐことができ、無駄な循環をさせることがないものである。
又請求項8によれば、貯湯タンクの上部からの湯水を、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に往き管に供給して循環させることができるので、確実に往き管及び戻り管の凍結を防止することができると共に、往き管及び戻り管内には高温の湯が満たされているので算出される待機時間Tは長くなり、無駄に往き管及び戻り管に湯水を循環させることがないものである。
次にこの発明の第1の実施形態の貯湯式給湯装置を図1に基づき説明する。
1は湯水を貯湯する貯湯タンク2を備えた貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、4は前記ヒートポンプユニット3内に収納された加熱熱交換器としての水冷媒熱交換器、5はヒーポン循環回路で、貯湯タンク2の下部と水冷媒熱交換器4とを結び貯湯タンク2内の湯水を水冷媒熱交換器4に供給する往き管6と、水冷媒熱交換器4と貯湯タンク2上部とを結び水冷媒熱交換器4で熱交換された温水を貯湯タンク2上部に戻す戻り管7とから構成され、8は往き管6に設けられ貯湯タンク2の湯水をヒートポンプユニット3に循環させる循環ポンプである。
9は戻り管7の途中から分岐したバイパス路で、このバイパス路9はその一端が戻り管7の途中に流路切替手段としてのバイパス切替弁10を介して接続され、他端が貯湯タンク2の下部に接続されている。ここで、貯湯タンク2の上部と水冷媒熱交換器4とを結ぶ戻り管7は、水冷媒熱交換器4とバイパス切替弁10とを結ぶ戻り管7aと、バイパス切替弁10と貯湯タンク2の上部とを結ぶ戻り管7bとから構成され、前記バイパス切替弁10は、例えば電動式の三方弁からなり、凍結防止運転時の状態である戻り管7aと貯湯タンク2の下部に接続されたバイパス路9とを連通する状態と、沸き上げ運転時の状態である戻り管7aと戻り管7bとを連通させる状態とに切替可能である。
11は貯湯タンク2の下端に接続され前記貯湯タンク2に水を給水する入水管、12は前記貯湯タンク2の上端に接続され貯湯されている高温水を出湯する出湯管、13は前記入水管11から分岐された給水管、14は前記出湯管12からの出湯と給水管13からの給水を混合して設定温度の湯を供給する給湯混合弁、15は台所や洗面所等に設けられた給湯栓である。
前記ヒートポンプユニット3は、凝縮器としての前記水冷媒熱交換器4と回転数可変の圧縮機16と電子膨張弁17と強制空冷式の蒸発器としての空気熱交換器18で構成されたヒートポンプ回路19と、空気熱交換器18に送風する室外ファン20と、前記ヒートポンプユニット3を制御するヒーポン制御部21とを備えており、ヒートポンプ回路19内には冷媒として二酸化炭素が用いられて超臨界ヒートポンプサイクルを構成しているものである。
22は貯湯タンク2の側面上下方向に複数個配置された貯湯温度センサで、この実施形態では5つの貯湯温度センサ22が配置され、この貯湯温度センサ22が検出する温度情報によって、貯湯タンク2内にどれだけの熱量が残っているか検知し、そして貯湯タンク2内の上下方向の温度分布を検知するものである。
23はヒートポンプユニット3内の往き管6に設けられ、この往き管6を循環する湯水温度を検出する第1温度検出手段としての熱交入口温度センサで、24は貯湯タンクユニット1内の戻り管7に設けられ、この戻り管7を循環する湯水温度を検出する第2温度検出手段としてのタンク戻り温度センサで、25は貯湯タンクユニット1内の往き管6に設けられ、この往き管6を循環する湯水温度を検出するタンク往き温度センサで、26は空気熱交換器18の風上側に設けられた外気の温度を検出する外気温度検出手段としての外気温センサである。
27は貯湯タンクユニット1内の各種センサの入力を受けて各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有し制御部を構成する給湯制御部であり、この給湯制御部27は給湯リモコン(図示せず)が無線または有線により接続されユーザーが任意の給湯設定温度を設定できるようにしているものであると共に、ヒーポン制御部21と有線にて通信可能に接続されて沸き上げ温度および沸き上げ動作の発停の指示をヒーポン制御部21へ送るものである。
前記給湯制御部27は低外気温時、例えば外気温度が5℃以下の時で往き管6及び戻り管7に凍結のおそれがある場合に、所定の待機時間が経過する毎に貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット3に循環ポンプ8により循環させて、往き管6及び戻り管7の凍結を防ぐ凍結防止運転を行う凍結防止制御部28を有しているものである。
前記凍結防止制御部28は、前記凍結防止運転中において、前回の待機状態が開始された時の熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の待機時間Tn−1中における単位時間当たりの温度低下率としての前回の温度勾配Δtn−1を算出し、次に前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環終了時、すなわち今回の待機状態が開始された時の熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、予め定められた水が凍結しない程度の温度である凍結予防温度M、例えば10℃と、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するものである。
上記凍結防止制御部28の説明において、前記前回の待機状態が開始された時が、ヒートポンプユニット3の運転停止中で且つ初回の待機時間Tが開始された時だとすると、この初回の待機時間Tは、低外気温時に、ヒートポンプユニット3の運転停止中に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、外気温センサ26で検出した外気温度とに基づいて、凍結防止制御部28により算出されるものである。なお、初回の待機時間Tの算出方法としては、前記湯水温度Aと前記外気温度とに応じた適切な初回の待機時間Tを実験的に求めておいて、それを予め凍結防止制御部28に記憶させておいたり、前記湯水温度Aと前記外気温度との温度情報が入力されると初回の待機時間Tが算出されるような実験的に求められた計算式を予め凍結防止制御部28に記憶させておくような方法があり、初回の待機時間Tを算出する方法は先に挙げた例に限定されるものではない。
次に、図1に示す第1の実施形態の作動において、貯湯タンク2内にヒートポンプユニット3で加熱された高温水を貯湯する沸き上げ運転について説明する。給湯制御部27は、電力料金が安価な深夜時間帯になって、貯湯温度センサ22に基づいて貯湯タンク2内に翌日に必要な熱量が残っていないことを検知すると、ヒーポン制御部21に対して沸き上げ開始指令を発する。この指令を受けたヒーポン制御部21は、圧縮機16を起動した後に循環ポンプ8の駆動を開始する。この時のバイパス切替弁10は戻り管7aと戻り管7bとを連通させる状態に流路が切り替えられ、貯湯タンク2の下部から取り出された湯水が往き管6を介して水冷媒熱交換器4に流入し加熱され、戻り管7を介して貯湯タンク2の上部に戻されることにより、高温の湯が貯湯される。
そして、貯湯タンク2の側面に設けられた貯湯温度センサ22から得られる貯湯タンク2内の温度分布情報に基づいて必要な熱量が貯湯されたことを検知すると、ヒーポン制御部21に対して沸き上げ停止指令を発し、圧縮機16を停止すると共に循環ポンプ8を停止して、夜間時間帯の終了時までに沸き上げ運転を終了するものである。
次に、凍結防止運転時の制御について図2及び図3に基づいて説明する。ここで、図2は本実施形態での凍結防止運転の作動を示すフローチャートで、図3は本実施形態での凍結防止運転について説明した図であり、図3中の曲線で示したタンク戻り湯水温度はタンク戻り温度センサ24が検出する湯水温度の推移である。実際には凍結防止制御部28はタンク戻り温度センサ24が検出する湯水温度の推移だけでなく熱交入口温度センサ23が検出する湯水温度の推移も監視しており、熱交入口温度センサ23とタンク戻り温度センサ24とで検出する湯水温度を比較して前記湯水温度An−1や前記最低湯水温度Bn−1を決定するものであるが、説明を簡単にするために図3中ではタンク戻り温度センサ24が検出する湯水温度の推移のみを示し、タンク戻り温度センサ24が検出する湯水温度で前記湯水温度An−1や前記最低湯水温度Bn−1を決定しているものとする。
ヒートポンプユニット3の運転停止中において、バイパス切替弁10は戻り管7aとバイパス路9とを連通する凍結防止運転時の状態に切り替わっており、図2に示すように、凍結防止制御部28は、ステップ1(以下、S1と略す)で、外気温センサ26が検出する外気温度が所定温度以下、例えば5℃以下かどうか判断し、YESであればS2に進み、NOであればS1の処理に戻る。
外気温度が5℃以下であるとS2で、熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度An−1(初期値として1をnに入力)、すなわち湯水温度Aと、その時に外気温センサ26で検出された外気温度とを記憶し、S3で前記湯水温度Aと外気温度とを基に初回の待機時間Tを算出する。なお、初回の待機時間Tの算出方法としては、先に説明したように、例えば前記湯水温度Aと前記外気温度とに応じた適切な初回の待機時間Tを実験的に求めておいて、それを予め凍結防止制御部28に記憶させておく方法等があり、それによって、往き管6及び戻り管7aの凍結のおそれがなく且つ過剰な循環をすることがない時間を初回の待機時間Tとして決定できるものである。
続いてS4で初回の待機時間Tが経過したかどうか判断し、初回の待機時間Tが経過していればYESでS5に進み、循環ポンプ8を駆動し、貯湯タンク2内の湯水が往き管6を通って、水冷媒熱交換器4に送られ、さらに戻り管7aからバイパス路9を通って貯湯タンク2の下部に戻るように循環させる。そして、S6において貯湯タンク2内の湯水を循環させてから所定時間、例えば10分間が経過したかどうか判断して、所定時間が経過していない場合はNOでS7に進み、湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bを記憶し、S6で所定時間が経過したと判断されるとYESでS8に進み、循環ポンプ8の駆動を停止する。
それと同時にS9で、S2で記憶した湯水温度AとS7で記憶した最低湯水温度B
との温度差を初回の待機時間Tで割り算し、初回の待機時間T中における単位時間当たりの温度低下率としての初回の温度勾配Δtを算出し、S10で初回の待機時間T経過後の湯水循環終了時、すなわち2回目の待機状態が開始された時の熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aを記憶し、S11でS10で記憶した湯水温度Aと予め定められた水が凍結しない程度の温度である凍結予防温度M、例えば10℃との温度差を、初回の温度勾配Δtで割り算して2回目の待機時間Tを算出し、S12においてS2でnに入力された初期値1に1を足してnに2が入力される。
その後、S4に戻り待機時間Tn−1が経過したかどうか判断する。ここで、前記S12でnには2が入力されているので、ここでの待機時間Tn−1とは2回目の待機時間Tを示すことになり、2回目の待機時間Tが経過するとYESでS5に進み、循環ポンプ8を駆動し、貯湯タンク2内の湯水が往き管6を通って、水冷媒熱交換器4に送られ、さらに戻り管7aからバイパス路9を通って貯湯タンク2の下部に戻るように循環させる。そして、S6において貯湯タンク2内の湯水を循環させてから所定時間、例えば10分間が経過したかどうか判断して、所定時間が経過していない場合はNOでS7に進み、湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bを記憶し、S6で所定時間が経過したと判断されるとYESでS8に進み、循環ポンプ8の駆動を停止する。
それと同時にS9で、初回のS10で記憶した湯水温度AとS7で記憶した最低湯水温度Bとの温度差を2回目の待機時間Tで割り算し、2回目の待機時間T中における単位時間当たりの温度低下率としての2回目の温度勾配Δtを算出し、S10で2回目の待機時間T経過後の湯水循環終了時、すなわち3回目の待機状態が開始された時の熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aを記憶し、S11でS10で記憶した湯水温度Aと予め定められた水が凍結しない程度の温度である凍結予防温度M、例えば10℃との温度差を、2回目の温度勾配Δtで割り算して3回目の待機時間Tを算出し、S12においてnに入力されている値の2に1を足してnに3が入力される。
その後、再びS4に戻り待機時間Tn−1が経過したかどうか判断する。ここで、前記S12でnには3が入力されているので、ここでの待機時間Tn−1とは3回目の待機時間Tを示すことになる。そして再びS4からS12までの処理を繰り返し行い、4回目の待機時間T、5回目の待機時間T、・・・を算出するものである。なお、凍結防止運転中で、ある所定のタイミングでの待機時間Tn−1中に、外気温センサ26で検出される外気温が著しく低下したと凍結防止制御部28が判断した場合には、すぐに貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット3側に循環ポンプ8により循環させるものである。また、給湯制御部27からヒーポン制御部21へ沸き上げや沸き増しの指示によりヒートポンプユニット3の運転が開始された時や、外気温センサ26で検出される外気温度が凍結のおそれのない温度まで上昇した時には上記の凍結防止運転を終了するものである。
以上説明した凍結防止運転時の制御において、S10では凍結防止制御部28は熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aを記憶するとあるが、どちらか一方の温度センサ、例えばタンク戻り温度センサ24で検出した温度のみで前記湯水温度Aを決定しようとすると、ヒートポンプユニット3の運転終了直後、すなわち沸き上げ運転終了直後、あるいは沸き上げ運転が終了してから少ししか時間が経過していない時には、S10でまだ熱量を持った冷媒の残る水冷媒熱交換器4で加熱された湯水の温度をタンク戻り温度センサ24が検出し、その温度を前記湯水温度Aとして記憶してS11でその情報を基に待機時間Tを算出する。この時、戻り管7a内には往き管6内よりも温度の高い湯水が溜まっているが、往き管6内には低温の水が溜まっている場合があるので、待機時間Tが経過する前に往き管6については凍結してしまうおそれがある。一方、熱交入口温度センサ23で検出した温度のみで前記湯水温度Aを決定しようとすると、例えば貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7aを覆っていた断熱材が経年劣化等により破損してしまった時には、断熱材が破損した戻り管7a側の湯水の温度は往き管6側よりも低下するのが速いが、熱交入口温度センサ23では往き管6内の湯水温度しか検出できず、そこで検出した湯水温度をS10で前記湯水温度Aとして記憶し、S11でその情報を基に待機時間Tを算出する。この時、往き管6内よりも温度の低い湯水が溜まっている戻り管7aは待機時間Tが経過する前に凍結してしまうおそれがある。しかし、本実施形態の貯湯式給湯装置における凍結防止制御部28は、S10で熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度のうち常に低い方を湯水温度Aとして記憶しているので、確実に往き管6及び戻り管7aの凍結を防止することができるものである。
また、S7では凍結防止制御部28は湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1を記憶するとあるが、どちらか一方の温度センサ、例えばタンク戻り温度センサ24で検出した温度のみで前記最低湯水温度Bn−1を決定しようとすると、S7でタンク戻り温度センサ24は温度低下が速く温度が低いであろう貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7a内の最低湯水温度は検出することはできるが、同じく温度低下が速く温度が低いであろう貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6内の湯水の温度は、タンク戻り温度センサ24で検出される前に水冷媒熱交換器4を通過するので、まだ熱量を持った冷媒が水熱交換器4に残っていた場合は、その熱により貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6内の湯水が加熱され、貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6内の湯水の正確な温度を把握することができず、本当に一番低い最低湯水温度は貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6内の湯水であったのに、最低湯水温度Bn−1としては貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7a内の最低湯水温度が記憶され、S9で温度勾配Δtn−1、S11で待機時間Tが算出されてしまい、待機時間Tが経過する前に往き管6が凍結してしまうおそれがある。一方、熱交入口温度センサ23で検出した温度のみで前記最低湯水温度Bn−1を決定しようとすると、熱交入口温度センサ23では往き管6内の湯水の状況しか判断できず、戻り管7aの状況は判断できない。例えば、貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7aを覆っていた断熱材が経年劣化等により破損してしまった時、断熱材が破損した箇所の戻り管7a内の湯水の温度は低下するのが速く凍結の危険性が高まるが、本当に一番低い最低湯水温度は貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7a内の湯水であったのに、最低湯水温度Bn−1としては熱交入口温度センサ23で検出された貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6内の最低湯水温度が記憶され、S9で温度勾配Δtn−1、S11で待機時間Tが算出されてしまい、待機時間Tが経過する前に戻り管7aは凍結してしまうおそれがある。しかし、本実施形態の貯湯式給湯装置における凍結防止制御部28は、S7で湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24で検出した湯水温度の中で最も低い湯水温度を最低湯水温度Bn−1として記憶しているので、確実に往き管6及び戻り管7aの凍結を防止することができるものである。
また、前記S6で所定時間は10分間という一定時間を用いたが、これに限定されず、所定時間を貯湯タンク2内の湯水がヒートポンプユニット3に循環されて再び貯湯タンク2内に戻ってくる程度の時間としてもよく、具体的には、予め凍結防止制御部28に貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6及び戻り管7aそれぞれの配管の長さを足した長さ別に対応する、貯湯タンク2の下部からヒートポンプユニット3を介して湯水が再び貯湯タンク2の下部に戻るまでの所定時間を、実験的に求めて記憶させておき、本実施形態の貯湯式給湯装置の施工後に、給湯制御部27に接続されたリモコン(図示せず)に初期設定として貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6及び戻り管7aそれぞれの配管の長さを足した長さを入力すると、その情報から凍結防止運転時における湯水を循環させる所定時間を決定するような方法や、S5で循環ポンプ8を駆動し湯水の循環を開始させ、タンク戻り温度センサ24で検出する湯水の温度が、タンク往き温度センサ25で検出している湯水の温度と近似してきて、温度差がある一定の範囲内となり、その状態が例えば10秒間続いたら、貯湯タンク2内の湯水がヒートポンプユニット3を介して再び貯湯タンク2の下部に戻ってきたと判断し、その時点までを所定時間とする方法等があり、先に挙げた例のように所定時間を決定することで、無駄な循環をさせることなく往き管6、水冷媒熱交換器4、戻り管7a、バイパス路9に滞留する温度の低下した水を貯湯タンク2内の熱量を持った湯水と置換でき、往き管6及び戻り管7aの凍結を防ぐことができるものである。
また、S2からS11において、湯水温度An−1と最低湯水温度Bn−1と待機時間Tn−1とから算出した温度勾配Δtn−1に基づいて、待機時間Tを決定しているので、本実施形態の貯湯式給湯装置が現に置かれている状況下における実績に最も即したかたちで、待機時間Tを決定することができるものであり、外気温等の気象条件の変化や、経年劣化等による断熱材の破損といった施工状態の変化があってもそれに確実に追従するので、外気温度が低下してきた時には、往き管6及び戻り管7a内の湯水の温度も低下するため、その変化に追従して算出される待機時間Tは短くなり、湯水を循環させて往き管6及び戻り管7aの凍結を確実に防ぐことができ、外気温度が上昇してきた時には、往き管6及び戻り管7a内の湯水の温度の低下も小さいため、その変化に追従して算出される待機時間Tは長くなり、無駄に往き管6及び戻り管7aに湯水を循環させることがないものである。
なお、本発明は上記の第1の実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では凍結防止制御部28は給湯制御部27が有しているが、凍結防止制御部28はヒーポン制御部21が有していてもよいものであり、給湯制御部27やヒーポン制御部21とは別に凍結防止制御部28だけを独立して、貯湯タンクユニット1内またはヒートポンプユニット3内設けてもよいものである。給湯制御部27やヒーポン制御部21とは別に凍結防止制御部28だけを独立して、貯湯タンクユニット1内またはヒートポンプユニット3内に設ける場合には、給湯制御部27とヒーポン制御部21と互凍結防止制御部28とは、互いに有線または無線にて通信可能に接続されているものである。
次に図4に示す本発明の第2の実施形態について説明するが、この実施形態は先に説明した第1の実施形態と同一部分については同一符号を付し説明を省略して相違する点についてのみ説明する。
29はヒーポン循環回路5に循環切替弁30を介してバイパスするよう接続されたバイパス管であり、このバイパス管29と戻り管7bとが接続された位置から貯湯タンク2側の戻り管7bとバイパス管29とによって、貯湯タンク2の上部の湯水を往き管6に供給する湯水供給管を構成している。31はバイパス管29途中に設けられ、その二次側に放熱部(図示せず)が接続された熱交換器、32はバイパス管29途中の熱交換器31の下流から分岐され貯湯タンク2の中間位置に接続された中間戻し管、33はバイパス管29の中間戻し管32よりも熱交換器31側に設けられた熱交循環ポンプ、34はバイパス管29の中間戻し管32への分岐点に設けられた熱交切替弁である。前記循環切替弁30は往き管6のヒートポンプユニット3側を、往き管6の貯湯タンク2側に連通するかバイパス管29側に連通するかを切り替える電動三方弁より構成されており、前記熱交切替弁34はバイパス管29の熱交換器31側をヒーポン循環回路5の往き管6側に連通するか中間戻し管32側に連通するかを切り替える電動三方弁より構成されている。
凍結防止運転中で貯湯タンク2内の湯水を循環させる時には、バイパス切替弁10は戻り管7aとバイパス路9とを連通させるよう切り替え、循環切替弁30は往き管6のヒートポンプユニット3側をバイパス管29側に連通させるよう切り替え、熱交切替弁34はバイパス管29の熱交換器31側をヒーポン循環回路5の往き管6側に連通させるよう切り替える。そして、循環ポンプ8の駆動により貯湯タンク2上部から高温の湯を取り出し、湯水供給管を介して往き管6に供給し、往き管6及び戻り管7aを循環させバイパス路9を通って貯湯タンク2下部に戻されるので、確実に往き管6及び戻り管7aの凍結を防止することができると共に、往き管6戻り管7a内には高温の湯が満たされているので算出される待機時間Tは長くなり、無駄に往き管6及び戻り管7aに湯水を循環させることがないものである。
また、熱交換器31に熱交循環ポンプ33の駆動により貯湯タンク2の上部から高温の湯を循環させ、二次側と熱交換して温度低下した中間温度の湯、例えば40℃の湯をバイパス管29の熱交換器31側を中間戻し管32側に連通させた熱交切替弁34から中間戻し管32を介して貯湯タンク2の中間部に戻す暖房または風呂の追い焚き等の運転を行っていた時に、凍結防止運転中で貯湯タンク2内の湯水を循環させる場合には、熱交切替弁34はバイパス管29の熱交換器31側を中間戻し管32側に連通している状態から、バイパス管29の熱交換器31側をヒーポン循環回路5の往き管6側に連通する状態に切り替え、バイパス切替弁10は戻り管7aとバイパス路9とを連通させるよう切り替え、循環切替弁30は往き管6のヒートポンプユニット3側をバイパス管29側に連通させるよう切り替え、熱交循環ポンプ33の駆動により貯湯タンク2の上部から高温の湯を取り出し、湯水供給管を介して熱交換器31で二次側と熱交換して温度低下した中間温度の湯を、往き管6に供給し、往き管6及び戻り管7aを循環させバイパス路9を通って貯湯タンク2下部に戻されるので、確実に往き管6及び戻り管7aの凍結を防止することができると共に、暖房あるいは風呂の追い焚きの熱源として利用するには温度が低いため適さず、沸き上げ運転を行う場合にも、COP(エネルギー消費効率)を低下させてしまうこの中間温度の湯を、往き管6及び戻り管7aの凍結防止に有効に利用することができるものである。
なお、本発明は上記の第2の実施形態に限定されるものではなく、先に説明した第1の実施形態と同様に、凍結防止運転中で貯湯タンク2内の湯水を循環させる時には、貯湯タンク2の下部から取り出した湯水を循環ポンプ8の駆動により、往き管6から水冷媒熱交換器4を介して戻り管7aに送りバイパス路9から貯湯タンク2の下部に循環させるようにしてもよいものである。
また、前記湯水供給管は戻り管7bの一部とバイパス管29とで構成し、凍結防止運転中の湯水循環時に貯湯タンク2上部から高温の湯を取り出し往き管6に供給しているが、前記湯水供給管はその一端を直接貯湯タンク2の上部に接続し、他端を往き管6に接続させ、凍結防止運転中の湯水循環時に貯湯タンク2上部から高温の湯を取り出し往き管6に供給する構成としてもよいものである。
また、前記熱交切替弁34として中間戻し管32側とヒーポン循環回路5の往き管6側とを連通させる状態にも切り替えできる切替弁を採用し、凍結防止運転中で貯湯タンク2内の湯水を循環させる時には、中間戻し管32とバイパス管29とで貯湯タンク2の上部の湯水を往き管6に供給する湯水供給管を構成させ、貯湯タンク2の中間位置に接続された中間戻し管32から湯水を取り出し、往き管6及び戻り管7aの凍結を防止するものでもよい。
次に図5に示す本発明の第3の実施形態について説明するが、この実施形態は先に説明した第1の実施形態と同一部分については同一符号を付し説明を省略して相違する点についてのみ説明する。
35はヒートポンプユニット3内の戻り管7aに設けられ、このヒートポンプユニット3内の戻り管7aを循環する湯水温度を検出する第3温度検出手段としての熱交出口温度センサである。
本実施形態において前記凍結防止運転時に前記凍結防止制御部28は、ヒートポンプユニット3内の往き管6に設けた熱交入口温度センサ23及び貯湯タンクユニット1内の戻り管7aに設けたタンク戻り温度センサ24及びヒートポンプユニット3内の戻り管7aに設けた熱交出口温度センサ35のそれぞれで検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度を前記湯水温度An−1や前記湯水温度Aとし、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24及び熱交出口温度センサ35で検出した湯水温度の中で最も低い湯水温度を前記最低湯水温度Bn−1とするものである。
上記したように、熱交入口温度センサ23及びタンク戻り温度センサ24及び熱交出口温度センサ35の3つの温度センサを設けることで、貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の往き管6を覆う断熱材の経年劣化等による破損といった施工状態の変化は、熱交入口温度センサ23が検出する湯水温度で検知することができ、貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット3との間の戻り管7aを覆う断熱材の経年劣化等の破損といった施工状態の変化は、タンク戻り温度センサ24が検出する湯水温度で検知することができ、さらに外気温度低下に伴うヒートポンプユニット3内の雰囲気温度の変化、つまりヒートポンプユニット3内の往き管6及び水冷媒熱交換器4及び戻り管7a内の湯水温度の変化は、熱交出口温度センサ35の検出する湯水温度で検知することができるので、前記凍結防止運転時に前記凍結防止制御部28は、前記3つの温度センサで検出する湯水温度を比較して、精度よく前記湯水温度An−1や前記湯水温度A、前記最低湯水温度Bn−1を決定することができ、往き管6及び水冷媒熱交換器4及び戻り管7a内の湯水温度の変化に追従して待機時間を長短させることができ、湯水を循環して往き管6及び水冷媒熱交換器4及び戻り管7aの凍結を確実に防ぐと共に、無駄な湯水循環をさせることがないものである。
なお、先に説明した第2の実施形態に熱交出口温度センサ35を設け、上記第3の実施形態と同様の作動を行ってもよいものである。
また、本発明は上記した第1の実施形態乃至第3の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な変形が可能であり、これを妨げるものではない。
この発明の第1の実施形態の概略構成図。 同第1の実施形態の凍結防止運転の作動を示すフローチャート。 同第1の実施形態の凍結防止運転説明図。 この発明の第2の実施形態の概略構成図。 この発明の第3の実施形態の概略構成図。 従来例の概略構成図。
符号の説明
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
3 加熱手段(ヒートポンプユニット)
4 加熱熱交換器(水冷媒熱交換器)
6 往き管
7 戻り管
8 循環ポンプ
23 第1温度検出手段
24 第2温度検出手段
26 外気温度検出手段(外気温センサ)
28 凍結防止制御部
35 第3温度検出手段

Claims (8)

  1. 湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンクの下部から前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器に向かう往き管と、該往き管途中に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、前記加熱熱交換器から前記貯湯タンクの上部に戻る戻り管と、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記加熱手段内の前記往き管にこの往き管を循環する湯水温度を検出する第1温度検出手段を設けると共に、前記貯湯タンクユニット内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第2温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記第1温度検出手段及び第2温度検出手段で検出した湯水温度のうち低い方の湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
  3. 湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンクの下部から前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器に向かう往き管と、該往き管途中に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、前記加熱熱交換器から前記貯湯タンクの上部に戻る戻り管と、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記加熱手段内の前記往き管にこの往き管を循環する湯水温度を検出する第1温度検出手段を設け、前記貯湯タンクユニット内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第2温度検出手段を設け、前記加熱手段内の前記戻り管にこの戻り管を循環する湯水温度を検出する第3温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  4. 前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記第1温度検出手段及び第2温度検出手段及び第3温度検出手段で検出した湯水温度のうち最も低い湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するようにしたことを特徴とする請求項3記載の貯湯式給湯装置。
  5. 湯水を貯湯する貯湯タンクを内蔵する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、該加熱手段内に収納された加熱熱交換器と、前記貯湯タンクと前記加熱手段内に収納された加熱熱交換器とを湯水が循環可能に接続するヒーポン循環回路と、前記循環回路に設けられ湯水を循環させる循環ポンプと、外気の温度を検出する外気温度検出手段とを備えると共に、低外気温時に所定の待機時間が経過する毎に前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱手段に循環させて凍結を防ぐ制御を行う凍結防止制御部を有した貯湯式給湯装置に於いて、前記ヒーポン循環回路にこのヒーポン循環回路を循環する湯水温度を検出する温度検出手段を設け、さらに前記凍結防止制御部は、前回の待機状態が開始された時の前記温度検出手段で検出した湯水温度An−1と、前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時に前記温度検出手段で検出した湯水温度の中で最も低い最低湯水温度Bn−1と、前回の待機時間Tn−1とから前回の温度勾配Δtn−1を算出し、今回の待機状態が開始された時の前記温度検出手段で検出した湯水温度Aと、予め定められた凍結予防温度Mと、前回の温度勾配Δtn−1とから今回の待機時間Tを算出するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  6. 前記凍結防止制御部は、初回の待機時間Tを、前記加熱手段の運転停止中に前記温度検出手段で検出した湯水温度Aと、前記外気温度検出手段で検出した外気温度とを基に算出するようにしたことを特徴とする請求項5記載の貯湯式給湯装置。
  7. 前記前回の待機時間Tn−1経過後の湯水を循環させる時間は、前記貯湯タンク内の湯水が前記加熱手段に循環されて再び貯湯タンク内に戻ってくる程度の時間とすることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の貯湯式給湯装置。
  8. 前記貯湯タンクの上部の湯水を前記往き管に供給する湯水供給管を設け、前記前回の待機時間Tn−1経過後の湯水循環時には、貯湯タンクの上部の湯水を前記往き管に供給して循環させるようにしたことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の貯湯式給湯装置。
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