JP2009008051A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009008051A
JP2009008051A JP2007172031A JP2007172031A JP2009008051A JP 2009008051 A JP2009008051 A JP 2009008051A JP 2007172031 A JP2007172031 A JP 2007172031A JP 2007172031 A JP2007172031 A JP 2007172031A JP 2009008051 A JP2009008051 A JP 2009008051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gear
variable valve
shaft
worm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007172031A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Yoshiga
大輔 吉賀
Mikio Tanabe
幹雄 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2007172031A priority Critical patent/JP2009008051A/ja
Publication of JP2009008051A publication Critical patent/JP2009008051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、回転駆動源の修理や交換コストなど使用者負担の軽減が図れる内燃機関の可変動弁装置を提供する。
【解決手段】本発明の可変動弁装置は、回転駆動源81から出力されるバルブ駆動出力設定用の制御回転を、制御部品28へ伝える伝達機構82に、バルブから回転駆動源81へ伝わる荷重を受け止めるスラスト受け部46を設けた。これにより、回転駆動源81は、複雑なバルブ反力を受ける部品が無い製品ですみ、可変動弁装置20のメンテナンスに費やすコストの低減ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸気バルブや排気バルブを駆動するバルブ駆動出力を連続的に制御する内燃機関の可変動弁装置に関する。
自動車に搭載されるレシプロ式のエンジン(内燃機関)では、エンジンの排出ガスの対策やポンピングロスの改善を図るために、シリンダヘッドに、少なくとも吸気バルブのバルブ特性を連続的に制御する可変動弁装置を搭載することが行われる。
こうした可変動弁装置の多くは、吸入空気量の調整を担うために、少なくともバルブリフト量を連続的に変化させる可変動弁機構が用いられる。多くは、カムシャフトに形成されている吸気用カムのカム変位を受けてバルブ駆動出力を出力させる構造と、得られるバルブ駆動出力(バルブリフト量や開閉タイミングや開弁期間など)を、制御シャフトから入力される回動変位にしたがい連続的に可変させる構造とを組み合わせた装置が用いられる(例えば特許文献1を参照)。
可変動弁機構では、バルブ反力に勝る駆動力でバルブ駆動出力の可変が行えるよう、制御シャフトの回動変位には、電動モータなど回転駆動源から出力される制御回転を伝達機構、例えばウォームギヤ機構といったギヤの噛合いを用いた減速機構を用いて、高トルクの出力で制御シャフトを駆動することが行われる(特許文献2を参照)。
特に可変動弁装置の回転駆動源は、可変駆動機構と共に、シリンダヘッドにコンパクトに組み込むため、特許文献2にも開示されているように制御シャフトと交差する向きで設置することが行われる。このため、同特許文献2に見られるように多くの伝達機構には、電動モータなど回転駆動源からの制御回転を、ウォームギヤ機構など制御シャフトと交差する方向で噛み合う噛合い部を通じて、制御シャフトへ伝える構造が用いられる。
ところで、通常、吸気バルブには、バルブスプリングによって復帰動作が行われる常閉式が用いられる。このため、可変動弁機構には、吸気バルブの駆動に伴い、バルブスプリングに蓄積される弾性力がバルブ反力となって作用する。特に回転駆動源からの制御回転を、交差する噛合い部を通じて、制御シャフトへ伝える構造にすると、バルブからのバルブ反力が、回転駆動源の出力部へスラスト方向から伝わるようになる。
そこで、可変動弁装置では、別途、スラスト方向のバルブ反力の対策を十分に考慮した専用の回転駆動源(電動モータなど)を用いて、良好な可変制御が続けられるようにしている。
特開2005−299536号公報 特開2007− 2686号公報
こうした電動モータなど回転駆動源は、主要部以外に、大バルブ反力に耐える構造となるため、構造的に複雑な特殊な機器となり、コスト的にも高価な製品となる。
ところで、回転駆動源は、安全性の確保の点から、特にメンテナンスが求められる。このとき、回転駆動源に故障や修理が認められると、新たな回転駆動源に交換することがある。
しかしながら、回転駆動源は、通常の一般機器を駆動する機器とは異なり、バルブ反力に耐える特殊な構造が採用される機器なので、かなり高価である。このため、回転駆動源を交換することになると、かなり使用者に負担を強いてしまう。
そこで、本発明の目的は、回転駆動源の修理や交換コストなど使用者負担の軽減が図れる内燃機関の可変動弁装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、回転駆動源から出力されるバルブ駆動出力設定用の制御回転を、交差方向の噛合い部を通じて、制御シャフトへ伝える伝達機構に、回転駆動源へ伝わる荷重を受け止めるスラスト受け部を設けた。
同構成により、回転駆動源は、荷重を受ける構造は不要となるので、簡素な機器ですむ。
好ましくは、荷重を受けるスラスト受け部が1つだけですむよう、可変動弁機構は、バルブ反力が、制御シャフトの一方の回転方向にしか作用しないよう構成して、伝達機構には、当該可変動弁機構でのバルブ反力の規定により、特定のスラスト方向にだけバルブ反力が作用させるようにし、スラスト受け部は、この特定の方向から伝わるバルブ反力を受け止めるだけとする。
請求項2に記載の発明は、さらに伝達機構自身を流用して、スラスト受け部に加わる負担の軽減が行われるよう、伝達機構は、ギヤ減速機構で構成し、回転駆動源の出力部を接続して、噛合い部から荷重の一部が逃がせる構成とした。
請求項3に記載の発明は、さらに伝達機構には、制御シャフトに設けたウォームホイールギヤと、同ウォームホイールギヤと噛み合い、当該ウォームホイールギヤと共に噛合い部を構成するウォームシャフトギヤとを有するウォームギヤ減速機構で構成し、バルブ反力が逃がせるウォームギヤ減速機構として、1つのスラスト受け構造で、制御シャフトに作用する軸方向の荷重も受けられるようにするよう、制御シャフトまたはウォームホイールギヤには、ウォームホイールギヤから加わる荷重を受け止める制御シャフト用スラスト受け部を設ける構成を採用した。
請求項4に記載の発明は、さらにウォームシャフトギヤをシリンダヘッドに組み付き易くしながら、ウォームホイールギヤとウォームシャフトギヤ間において高い取付精度が確保されるよう、ウォームシャフトギヤは、ウォームホイールギヤとは別体に、該ウォームホイールギヤをシリンダヘッドに保持している保持部材と共通の部材に保持させた。
請求項1の発明によれば、回転駆動源には、荷重を受ける構造は不要となり、複雑な荷重を受ける構造が無くてよい製品ですむ。
それ故、回転駆動源は、簡素な低廉化が図れた製品ですみ、可変動弁装置のメンテナンスに費やすコストを低減させることができる。
請求項2の発明によれば、別途、特別な機構や構造を必要とせず、制御部品の駆動に適した伝達機構そのものを活用して、スラスト受け部の負担を軽減させることができる。
そのため、スラスト受け部の信頼性が高められる。しかも、構造も簡単ですむ。
請求項3の発明によれば、さらに荷重が逃がせるウォームギヤ減速機構を流用して、制御部品に作用する荷重が、最少の1つのスラスト受け構造で受け止められる。
それ故、併せて制御部品に作用する荷重も、簡単な構造で受けることができる。
請求項4の発明によれば、ウォームギヤ減速機構がシリンダヘッドに組み付き易くできるうえ、ウォームホイールギヤとウォームシャフトギヤ間の取付精度が容易に確保できる。
以下、本発明を図1〜図9に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、内燃機関、例えば直列4気筒レシプロ式ガソリンエンジンの本体の斜視図、図2は図1中のA−A線に沿う断面図、図3は図1中のロッカカバー、タイミングチェーンカバーを取り外したエンジンの斜視図、図4は図3中の動弁系を取り外した分解斜視図、図5は図3中のB−B線に沿う可変動弁装置の断面図、図6は図3中のC−C線に沿う可変動弁装置の断面図、図7〜図9は制御シャフトにおけるバルブ反力を受ける構造の各部をそれぞれ示している。
図1中1は、エンジン本体を構成するシリンダブロック、2は同じくシリンダブロック1の上部に搭載されたシリンダヘッド、3は同じくシリンダヘッド2の上方を覆うロッカカバー、4は同じくシリンダブロック1の下部に設けられたオイルパン、1aはシリンダブロック1の前部に設けられたタイミングチェーンカバーである。
シリンダブロック1には、図5に示されるようにエンジンの前後方向に沿って4つの気筒6(一部だけ図示)が形成されている。これら気筒6には、ピストン7がそれぞれ往復動可能に収めてある。これらピストン7が、コンロッド8、クランクピン9aを介して、シリンダブロック1の前後方向に配設されたクランクシャフト9に連結され、ピストン7から伝わる往復運動が回転運動に変換されながらクランクシャフト9へ出力されるようにしている。
シリンダヘッド2の下面には、図5に示されるように4つの気筒6にならってそれぞれ燃焼室11が形成されている。これら燃焼室11の両側には、一対の吸気ポート12、一対の排気ポート13(いずれも片側だけ図示)が形成してある。シリンダヘッド2の上部中央は前後方向に渡り凹んでいる。そして、凹部2aの両側がそれぞれ側方に張り出している。また燃焼室11の両側には、気筒6毎に、吸気ポート12を開閉する吸気バルブ14、排気ポート13を開閉する排気バルブ15が設けられている。なお、吸気バルブ14、排気バルブ15は、いずれもバルブスプリング16(図5のみに図示)によって閉じる方向へ付勢される常閉式である。
シリンダヘッド2の上部に形成された凹部2aには、図2〜図6に示されるようにSOHC式の動弁機構で構成される可変動弁装置20が搭載されている。この可変動弁装置20はロッカカバー3内に収められている。可変動弁装置20には、カムシャフト26と共に、吸気バルブ14のバルブ特性を連続的に可変する可変動弁機構21と、排気バルブ15を通常の一義的に開閉させるロッカアーム機構22とを1つに集約してユニットにした構造が用いられている。
すなわち、可変動弁装置20を説明すると、図1〜図6中25は保持部材、26はカムシャフト、27は排気用ロッカシャフト、28は吸気用ロッカシャフトを兼ねる制御シャフト、29は支持シャフトである。各シャフト26〜29は、いずれもエンジンの前後方向に延びたシャフト部材で形成される。このうちカムシャフト26には、図5の一部に示されるように気筒毎に、カム群、例えば吸気用カム26aと、その両側に配置された一対の排気用カム26b(図5に一部だけ図示)といった3つのカムが形成されている。
保持部材25は、シリンダヘッド2の上部の各地点、例えば気筒列の最前部、気筒間、最後部にそれぞれ配置される。保持部材25は、いずれも図6に示されるようにホルダ部32と、同ホルダ部32の下端部に組付くキャップ部33との組み合わせから構成される。そして、カムシャフト26は、各ホルダ部32の下端面に形成されたジャーナル面と、キャップ部33の上面に形成されたジャーナル面との間に挟み込まれて回転自在に支持される。制御シャフト28は、各ホルダ部32の中段の吸気側(幅方向一側)で回転自在に支持される。排気用ロッカシャフト27は、各ホルダ部32の中段の制御シャフト28とは反対となる排気側(幅方向他一側)で固定される。さらに支持シャフト29は、各ホルダ部32の上部で固定される。各ホルダ部32の両側には、図6に示されるように排気用ロッカシャフト27、制御シャフト28の近辺の地点に位置して、一対の固定座34が形成される。こうした構造により、シリンダヘッド2に搭載可能なフレームを形成している。
同フレームには、気筒毎に、可変動弁機構21とロッカアーム機構22が組み付いている。可変動弁機構21には、いずれも例えば図5に示されるようにロッカアーム40、スイングカム50(揺動カム)、センタロッカアーム60(伝達アーム)を組み合わせた構造が用いられている。
すなわち、図3および図4に示されるようにロッカアーム40は、二股に分かれたアーム部材が用いられる。このアーム部材の中央部が図5に示されるように制御シャフト28に回動自在に支持され、アーム部材の先端部に設けたアジャストスクリュ部41をフレームの側方へ張り出させ、アーム部材の基端部に設けたニードルローラ42を支持シャフト29側へ配置させている。
スイングカム50は、図3〜図5に示されるように一端部が支持シャフト29に回動自在に支持され、他端部がロッカアーム40のニードルローラ42に向かって突き出る揺動カム部材で形成される。他端面に形成されているカム面51は、ニードルローラ42と転接する。揺動カム部材の下部には滑りローラ52が回転自在に組み込まれている。
センタロッカアーム60は、図5に示されるように吸気用カム26a、制御シャフト28、滑りローラ52で囲まれる地点に配置される。センタロッカアーム60は、上方の滑りローラ52へ向かうアーム部61と、横方向となる制御シャフト28直下へ向かうアーム部62とにより、L形に形成される。アーム部61の先端面に形成されている斜面61a(例えば制御シャフト側が低、支持シャフト側が高の面)は、スイングカム50の滑りローラ52と転接する。アーム部61,62の交差する部分に支持されている滑りローラ63は、吸気用カム26aのカム面と転接し、バルブ駆動出力となる吸気用カム26aのカム変位がアーム部61を通じて、スイングカム50へ出力されるようにしている。アーム部62端に屈曲自在に支持されているピン部64は、制御シャフト28に形成されている通孔65に回動自在に差し込まれている。この差込みにより、センタロッカアーム60は、屈曲点を支点として揺動自在に支持される。このセンタロッカアーム60の組み込み構造により、制御シャフト28が回動変位すると、センタロッカアーム35は、吸気用カム26aとの転接位置を変更しながら、カムシャフト16と交差する方向(進角方向や遅角方向)へ変位する。
この変位により、センタロッカアーム60から出力されるバルブ駆動出力、例えば吸気バルブ14のバルブリフト量や開閉タイミングが、同時に連続的に可変される。すなわち、カム面51は、上部側が吸気用カム26aのベース円に相当するベース円区間とし、下部側がベース円区間に連続したリフト区間(吸気用カム26aのリフト域のカム形状に相当)としてある。これにより、センタロッカアーム60の滑りローラ63が吸気用カム26aの進角方向あるいは遅角方向へ変位すると、スイングカム50の姿勢が変化して、ニードルローラ42が揺動するカム面51の領域が変化する。つまり、ニードルローラ42が揺動するベース区間とリフト区間の比率が変わる。この進角方向の位相変化、遅角方向の位相変化を伴うベース区間、リフト区間の比率の変化を用いて、吸気バルブ14のバルブリフト量が、吸気用カム26aの頂部のカム形状がもたらす低バルブリフトから、吸気用カム26aの頂部から基端部までのカム形状がもたらす高バルブリフトまで連続的に可変される。また同時に吸気バルブ14の開閉タイミングは、開弁時期よりも閉弁時期が大きく可変されるようにしてある。
つまり、可変動弁機構21は、低バルブリフト〜高バルブリフトまでをリフト可変範囲として、バルブリフト量や開閉タイミングが連続的に可変できるようにしてある。なお、通孔65には、ピン部64の突出し量を調整するためのねじ部材66が進退可能に螺挿してある(気筒毎のバルブ開閉時期やバルブリフト量の調整のため)。
ロッカアーム機構22(排気側)は、図5に示されるように一対のロッカアーム67をもつ(片側しか図示せず)。この一対のロッカアーム67は、センタロッカアーム35の両側に位置し、排気用ロッカシャフト27に回動自在に支持される。そして、一端部に有るローラ部材(図示しない)を排気用カム26bのカム面に転接させ、他端部に有るアジャストスクリュ部67aをフレームの側方へ張り出させている。
こうした各構造により、カムシャフト26、可変動弁機構21、ロッカアーム機構22を1つに集約させている。このユニット化された可変動弁装置20の各固定座34が、図4および図6に示されるように凹部2a(シリンダヘッド2)の底面から突き出ているボス部17に設置される。そして、各固定座34は、図3および図6に示されるように該固定座34およびシリンダヘッド2を通じて、シリンダブロック1へねじ込まれるシリンダヘッドボルト18により、シリンダヘッド2と一緒に固定される(共締め)。なお、最前部、最後部の保持部材25については、別の固定ボルト18aでもシリンダヘッド2に固定してある。
この可変動弁装置20の搭載により、図5に示されるように各ロッカアーム40(吸気用)のアジャストスクリュ部41は、シリンダヘッド2に組み付けてある吸気バルブ14のステム端に配置され、排気用ロッカアーム67のアジャストスクリュ部41は、シリンダヘッド2に組み付けてある排気バルブ15のステム端に配置される。なお、68は、スイングカム50に組み付くプッシャである。同プッシャ68は、スイングカム50を介してセンタロッカアーム60を吸気用カム26aへ押し付ける部品である。
またカムシャフト26の一端部は、例えば図4に示されるようにシリンダヘッド1の凹部2aを囲う端壁に有る貫通部1bを通じて、前方へ突き出る。この突き出たカムシャフト26の端部には、図1〜図3に示されるようにカムスプロケット70が設けられる。このカムスプロケット70とクランクシャフト9の一端部に設けたクランクスプロケット71間に無端状のタイミングチェーン72が掛け渡され、カムシャフト26がクランク出力で回転されるようにしている。
図3に示されるようにシリンダヘッド1の最前部には、制御シャフト28を駆動する駆動装置80が設けられている。この駆動装置80は、可変動弁機構21と共に可変動弁装置20を構成する装置で、回転駆動源としての例えば電動モータ81と、電動モータ81とは別体な伝達機構、例えばウォームギヤ減速機構82を組み合わせた構造が用いられる。ウォームギヤ減速機構82には、例えば扇形のウォームホイールギヤ83とこれと噛合うウォームシャフトギヤ84との組み合わせが用いられる。そして、このうちウォームシャフトギヤ84を含む部分を、ウォームホイールギヤ83とは別体なウォームシャフトギヤユニット85としてユニット化してある。
すなわち、扇形のウォームホイールギヤ83は、図2〜図4、図7〜図9に示されるように扇形板状の本体86の外周縁部に多数のギヤ歯87を有し、回動中心部に取付座88を有し、該取付座88の裏面にボス部88aを有した板状部品が用いてある。この扇形部品の取付座88が、最前部のホルダ部32(保持部材25)から前方へ臨む制御シャフト28の軸端に固定ボルト89で固定され、ギヤ歯87をシリンダヘッド2の上方に配置させている。
ウォームシャフトギヤユニット85は、例えば図2〜図4に示されるようにフレーム90をもつ。フレーム90は、シリンダヘッド2の幅方向に延びるベース部90aと、同ベース部90aの両端部からシリンダヘッド2の前後方向に延びる一対のアーム部90bを有する。アーム部90bの先端部には、それぞれ軸受孔90c(図2に図示)が形成されている。ウォームシャフトギヤ84は、中間にウォームギヤ歯84aをもつシャフト部84bが用いてある。このシャフト部84bの両端部がそれぞれ軸受孔90cに挿入される。シャフト部84bの両端部は、これら軸受孔90cで回転自在に支持され、一対のアーム部90b間にウォームギヤ部84bを配置させている。そして、アーム部90bを突き出るシャフト部84bの一方には、オルダム継手91を構成する雄部91aおよび雌部91bの一方、例えば雄部91aが連結してある。またベース部90aの両端部には、シリンダヘッド2に搭載するための設置座92がそれぞれ形成されている。
これら設置座92が、図4に示されるように固定用ボルト93を用いて、最前部のホルダ部32(保持部材25)の上部、具体的には制御シャフト28の直上となる部分に形成された受座94に設置され、ウォームシャフトギヤユニット85をシリンダヘッド2に横向きに取り付けている。つまり、ウォームシャフトユニット85は、制御シャフト28をシリンダヘッド2に保持する保持部材25と共通な部材を用いて、シリンダヘッド2に取り付けてある。この取り付けにより、入力部となるウォームシャフトギヤ84は、制御シャフト28と交差する方向に配置させている。この際、図2に示されるようにウォームシャフトギヤ84がウォームホイールギヤ83と噛合う。
これにより、オルダム継手91の雄部91aから入力される制御回転(バルブリフト量や開閉タイミングの要求バルブ特性を定める回転)が、両ギヤ83,84の噛合い部95(交差する方向で噛み合う噛合い部)を通じて、制御シャフト28へ伝達されるようにしている。さらに述べれば、例えば図2中の矢印で示されるようにウォームホイールギヤ83が排気用ロッカシャフト27側へ向かう方向に回動変位すると、高バルブリフト側へ制御する制御回転が制御シャフト28へ伝達され、反対にオルダム継手91側へ向かう方向に回動変位すると、低バルブリフト側へ制御する制御回転が制御シャフト28へ伝達されるようにしてある。
ここで、吸気バルブ14から生ずるバルブ反力(スプリング反力)は、可変動弁機構21の各部の組み付きや設定により、制御シャフト28に対して、一方の回転方向にしか作用しないようにしてある。ここでは、例えば制御シャフト28へ、低バルブリフト方向へ向ってだけ、吸気バルブ14のバルブ反力が作用されるようにしてある。このバルブ反力の作用の仕方から、ウォームシャフトギヤ84には、図2に示されるように軸方向の一方向に対してだけ、スラスト方向のバルブ反力Pが作用するようにしてある(特定方向だけ作用)。
この特定の一方向から作用するスラスト方向のバルブ反力を受けるため、図2〜図4に示されるようにウォームシャフトギヤ84のシャフト部分、例えばオルダム継手91側のシャフト部分に、1つだけスラスト受け96が設けてある。このスラスト受け96は、同方向専用の部品である。同スラスト受け96は、フランジ形状をなし、オルダム継手91側のアーム部90bと隣接した地点に配置してある。スラスト受け96と対向するアーム部90b端には、同フランジ形のスラスト受け96を受け止めるスラスト面97(図2に図示)が形成されている。これで、ウォームギヤ減速機構82の伝達経路を通じ、吸気バルブ14からオルダム継手91の雄部91aへ伝わる特定スラスト方向のバルブ反力Pが受け止められるようにしている。つまり、吸気バルブ14から伝わるスラスト方向のバルブ反力Pは、スラスト受け96とスラスト面97とがなすスラスト受け部98により受け止められて、ウォームシャフトギヤ84の雄部91aには伝わらないようにしている。
伝達機構として用いられるウォームギヤ減速機構82は、高トルク出力が得られるだけでなく、ウォームホイールギヤ83とウォームシャフトギヤ84の各ギヤ歯84a,87が斜め方向から噛み合う特性を用いて、ウォームホイールギヤ83とウォームシャフトギヤ84との噛合い部95からバルブ反力の一部が逃がせるようにしている。つまり、ウォームギヤ減速機構82は、スラスト受け部98の負担を抑える構造も果たしている。
ウォームホイールギヤ83とウォームシャフトギヤ84とが噛合う各ギヤ歯84a,87の向きは、図8および図9に示されるようにバルブ反力Pがウォームホイールギヤ83に入力されると、同図中の矢印Qに示されるようにウォームホイールギヤ83を保持部材25へ接近させる挙動をもたらす斜めのギヤ歯向きが選択されている。このギヤ歯向きの選択により、制御シャフト28に対して、軸方向の特定の一方向、すなわち矢印Q方向へだけ、スラスト方向のバルブ反力Pが加わるようにしている。
また図7および図8に示されるように制御シャフト28の片側の端部、例えばウォームホイールギヤ83側の端部には制御シャフト用スラスト受け部46が設けられている。同スラスト受け部46には、例えばウォームホイールギヤ83のボス部88の端面にスラスト受け47を形成し、同スラスト受け47と対向するホルダ部32(保持部材25)の前面に、スラスト受け47を受けるスラスト面48を形成した構造が用いられている。
こうした構造により、制御シャフト28へ入力するスラスト方向のバルブ反力についても、ウォームシャフトギヤ84のときと同様、1箇所のスラスト受け部46だけで受け止められるようにしている。
一方、電動モータ81は、図2および図3に示されるように回転子と固定子(図示しない)とを組み合わせた電動機本体81aが用いられている。すなわち、電動モータ81には、先端部に円柱形の差込み部81dを有し、胴部に取付用ブラケット81bが取り付けられた電動機部81aが用いられる。この電動機部81aのモータ軸81cが差込み部81dの中央を貫通して前方へ延びている。この前方へ延びたモータ軸81cの先端部には、オルダム継手91の残る片側の部品、すなわち雌部91bが装着してあり、同雌部91bから要求バルブリフト量を規制する制御回転(バルブ駆動出力を設定する制御回転)が出力される。取付け用ブラケット81bは、シリンダヘッド2の側部に形成されたモータ取付面2b(図2に図示)に対し、取り付け可能なL字形のブラケット部材から形成される。また差込み部81dは、図1および図2に示されるようにロッカカバー3の側壁に形成された円筒形の差込み口部3aに差込み可能な形状をなしている。差込み部81dの外周面には、外周面から外側へ突き出るように環状のオイルシール部材98が装着されている。
これらの構造を用いて、電動モータ81はウォームシャフトギヤユニット85に着脱可能に組み付けてある。具体的には、電動モータ81は、図2および図3に示されるように差込み口部3aへ差込み部81dを差し込んで、同差込み口部3aをガイドとして先端の雌部91bをウォームシャフトギヤユニット85の雄部91aに噛合わせ、その後、取付け用ブラケット81bをシリンダヘッド2のモータ取付け面2bにボルト止めすることによって、制御シャフト28と交差する向きに組み付けられる。但し、差込み部81dは、差込み口部3aへ差し込むと、オイルシール部材98だけが差込み口部3aの内面と弾接し、他の差込み部81dの外周面は差込み口部3aの内面から離れる(図2)。
なお、図7および図8中の83は、ウォームホイールギヤ83に組み付き、ウォームシャフトギヤ84との間に生ずるバックラッシュを詰めるスプリング部材を示している。
つぎに、このように構成された可変動弁装置20の作用について説明する。
今、カムシャフト26が、図1および図2中の矢印方向に示されるようにタイミングチェーン72から伝達されるクランクシャフト9の軸出力によって駆動(回転)されるとする。
このとき、図5に示されるようにセンタロッカアーム60の滑りローラ63は、吸気用カム26aのカム変位を受けている。これにより、センタロッカアーム60からは、バルブ駆動出力が出力される。つまり、センタロッカアーム60は、カム変位にしたがい、ピン部64を支点として、上下方向へ揺動する。
スイングカム50の滑りローラ52は、同滑りローラ52と転接する斜面61aを通じて、センタロッカアーム60の揺動変位を受けている。このため、スイングカム50は、斜面61aを転がりながら、該斜面61aで押し上げられたり下降したりする揺動運動を繰り返す。このスイングカム50の揺動により、スイングカム50のカム面51は上下方向へ往復動する。
このとき、カム面51は、ロッカアーム40のニードルローラ42と転接しているから、カム面51でニードルローラ42を周期的に押圧する。この押圧を受けてロッカアーム40は、制御シャフト28を支点に揺動され、一対の吸気バルブ14を開閉させる。
一方、各排気用ロッカアーム67は、それぞれ排気用カム26bを受けていて、同カム26bのカム形状にならい駆動される。これにより、各排気用ロッカアーム67は、排気用ロッカシャフト27を支点に揺動して、それぞれ排気バルブ15を開閉させる。
このとき、図示しない制御部の指令により、高バルブリフト量にするべく、電動モータ81が作動したとする。すると、同電動モータ81の回転が、オルダム継手91を通じて、ウォームシャフトギヤ84へ伝わり、同ウォームシャフトギヤ84と噛合う扇形のウォームホイールギヤ83を回動変位させる(図2中の高リフト方向)。これにより、電動モータ81の回転は、減速されながら制御シャフト28へ伝わり、制御シャフト28を要求バルブリフトの地点まで回動させる。この回動変位により、センタロッカアーム60の位置は変位する。これにより、センタロッカアーム60の滑りローラ63は、吸気用カム26a上を回転方向に沿って変位し、図5に示されるようにスイングカム50のカム面51を垂直に近い角度となる姿勢に位置決める。
このカム面51の姿勢により、カム面51のニードルローラ42が行き交う領域(比率)は、高バルブリフト量をもたらす領域に設定される。例えば最も短いベース円区間と最も長いリフト区間となる比率に設定される。これにより、例えば吸気バルブ14は、最大のバルブリフト量を確保するように駆動される。
一方、低バルブリフト量にする。このときは、高バルブリフトのときとは反対方向へ電動モータ81を作動させ、要求バルブリフトを出力する。すると、同電動モータ81の回転が、オルダム継手91を通じて、ウォームシャフトギヤ84へ伝わり、扇形のウォームホイールギヤ83を反対の方向へ回動変位させる(図2中の低リフト方向)。これにより、電動モータ81の回転は、減速されながら制御シャフト28へ伝わり、制御シャフト28を要求されたバルブ駆動出力、例えば低バルブリフトの地点まで回動させる。
この回動変位により、センタロッカアーム60の支点位置(ピン部64)は吸気用カム26aへ接近する方向に回動変位する。すると、センタロッカアーム60の滑りローラ63は、吸気用カム26a上を吸気用カム26aの回転方向とは逆側へ変位する。これにより、センタロッカアーム60と吸気用カム26aとの転接位置は、吸気用カム26a上を進角する方向へずれる。この転接位置の可変により、バルブリフト曲線のTOP位置が進角方向へ移動する。また斜面63も、センタロッカアーム60の移動を受けて進角方向へ変位する。このセンタロッカアーム60の移動により、スイングカム50は、カム面51が下側へ傾く姿勢に変わる。傾きが大きくなるにしたがい、ニードルローラ42が行き交うカム面51の領域は、ベース円区間が次第に長く、リフト区間が次第に短くなる比率に変わる。この比率の変化により、吸気バルブ14は、吸気用カム26aのリフト区間の全域を用いた駆動から、次第にリフト区間の頂部へ移行した部分で限定的に駆動される状態に変わる。
これにより、バルブ駆動出力となる吸気バルブ14の開閉タイミングとバルブリフト量は、制御シャフト28から入力される回動変位にしたがい、最大バルブリフト時とほぼ同じ開弁時期から開弁するタイミングを保ちつつ、閉弁時期を大きく変化させながら連続的に可変制御される。
こうしたエンジンの運転中、可変動弁装置20では、吸気バルブ14の開閉で生ずるバルブ反力(バルブスプリング16やプッシャ68に蓄積された弾性力など)が、ウォームギヤ減速機構82を経て、スラスト方向のバルブ反力Pとして、ウォームシャフトギヤ84の入力部へ伝わる。
ここで、図2に示されるようにウォームギヤ減速機構82で形成される伝達機構の経路中には、このスラスト方向のバルブ反力を受けるスラスト受け部46が設けてある。
そのため、図2に示されるようにスラスト方向のバルブ反力Pは、スラスト受け47とスラスト面48との突き当て(当接)により受け止められる。これにより、バルブ反力Pは、スラスト受け部46から以降の部分、すなわちオルダム継手91から電動モータ81へ伝わらないようになる。
このことは、電動モータ81は、スラスト方向のバルブ反力Pを受けるための特殊な構造が不要となり、安価な製品ですむ。
それ故、たとえメンテナンスなどで、電動モータ81の修理や交換が求められたとしても、電動モータ81は低廉化された簡素な構造の機器ですむから、修理や交換コストなどメンテナンスに費やす使用者の負担は軽減できる。特に制御シャフト28へは、特定の回転方向しか、バルブ反力Pが作用しないようにすると、スラスト受け部46は、当該バルブ反力Pが加わる方向の規定により、特定のスラスト方向のバルブ反力Pを受けるだけの構造ですむ。つまり、実質、1つのスラスト受け部46だけですみ、スラスト受け部46を設けるときのコスト的な負担も、併せて軽減できる。
しかも、伝達機構としてウォームギヤ減速機構82を採用すると、可変制御に求められる高トルク出力が容易に確保されるだけでなく、ウォームホイールギヤ83とウォームシャフトギヤ84との噛合い部95を通じて、スラスト方向のバルブ反力Pの一部が逃がせるようになっているから、スラスト受け部46の負担は小さくてすむ。
そのうえ、ウォームギヤ減速機構82の採用は、制御シャフト28には、軸方向の一方だけ、すなわち特定の方向にだけ、スラスト方向のバルブ反力Pが加わるようになるから、その特性を利用して、最少個数たる1つの制御シャフト用スラスト受け部46だけで、制御シャフト28に作用するスラスト方向のバルブ反力Pも受け止めることができる。つまり、制御シャフト28に作用するバルブ反力Pも、簡単な構造で受けることができる。
加えて、ウォームギヤ減速機構82には、通常のウォームホイール83とウォームシャフトギヤ84とが一体になっている構造とは異なり、ウォームシャフトギヤ84が制御シャフト28に組み付くウォームホイール83とは別体な構造、さらにはウォームホイールギヤ83をシリンダヘッド2に保持している保持部材25とは共通の部材、ここではホルダ部32に保持させる構造が用いてあるので、ウォームシャフトギヤ84がシリンダヘッド2に組み付き易い。と共に両ギヤ83,84の高い取付精度が確保できる利点がある。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば一実施形態では、吸気バルブのバルブリフトや開閉タイミングを連続的に可変する可変動弁装置に本発明を適用したが、これに限らず、排気バルブのバルブリフトや開閉タイミングを連続的に可変する可変動弁装置に本発明を適用してもよい。また、上述した一実施形態では、リフト量と開閉タイミングを同時に変更できるもので説明したが、一方のみを変更するもの、例えば、不等速継手を用いて開閉タイミングを変更する可変動弁装置にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の概観を示す斜視図。 図1中のA−A線に沿う断面図。 ロッカカバーやタイミングチェーンカバーを取り外して可変動弁装置を露出させた内燃機関の斜視図。 同可変動弁装置をシリンダヘッドから取り外した斜視図。 図3中のB−B線に沿う可変動弁装置の断面図。 図3中のC−C線に沿う可変動弁装置の断面図。 図2中のD−D線に沿う制御シャフト周りの断面図。 図7中のE−E線に沿う平断面図。 制御シャフト用スラスト受け部の各部を示す分解斜視図。
符号の説明
2 シリンダヘッド
14 吸気バルブ(バルブ)
20 可変動弁装置
21 可変動弁機構
25 保持部材
26 カムシャフト
26a吸気用カム
28 制御シャフト
46 スラスト受け部
47 スラスト受け
48 スラスト面
81 電動モータ(回転駆動源)
82 ウォームギヤ減速機構(伝達機構)
83 ウォームホイールギヤ
84 ウォームシャフトギヤ
95 噛合い部
98 制御シャフト用スラスト受け部。

Claims (4)

  1. シリンダヘッドに設けられ、カムシャフトのカム変位を受けてバルブ駆動出力を出力し、制御部品から入力される変位にしたがい当該バルブ駆動出力を可変制御させる可変動弁機構と、
    バルブ駆動出力設定用の制御回転を出力する回転駆動源と、
    前記回転駆動源の制御回転を、前記制御部品へ伝える伝達機構と、
    前記シリンダヘッドに設けられ、前記可変動弁機構で可変制御されたバルブ駆動出力により駆動されるバルブと、
    前記伝達機構に設けられ、前記バルブから前記回転駆動源へ伝わる荷重を受け止めるスラスト受け部と
    を具備したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記伝達機構は、前記制御部品に連結して設けられたギヤ部品で構成され、ギヤ噛合い部を有した減速機能を持つともに、前記回転駆動源の出力部が接続され、前記噛合い部から前記荷重の一部が逃がせるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. さらに、前記減速機能をもつ伝達機構は、ウォームホイールギヤと、該ギヤと噛み合うウォームシャフトギヤから成り、前記制御部品または前記ウォームホイールギヤには、前記ウォームホイールギヤから加わる前記制御シャフトの軸方向にかかる荷重を受け止める制御シャフト用スラスト受け部を有していることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記ウォームシャフトギヤは、前記ウォームホイールギヤとは別体に、当該ウォームホイールギヤをシリンダヘッドに保持している保持部材と共通の部材に保持させてあることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の内燃機関の可変動弁装置。
JP2007172031A 2007-06-29 2007-06-29 内燃機関の可変動弁装置 Pending JP2009008051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172031A JP2009008051A (ja) 2007-06-29 2007-06-29 内燃機関の可変動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172031A JP2009008051A (ja) 2007-06-29 2007-06-29 内燃機関の可変動弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009008051A true JP2009008051A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40323365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007172031A Pending JP2009008051A (ja) 2007-06-29 2007-06-29 内燃機関の可変動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009008051A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05231116A (ja) * 1992-02-18 1993-09-07 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置
JP2005054860A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウォームギヤ装置
JP2007002669A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Hitachi Ltd アクチュエータ装置
JP2007032363A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のリフト可変動弁装置におけるアクチュエータ冷却構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05231116A (ja) * 1992-02-18 1993-09-07 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置
JP2005054860A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウォームギヤ装置
JP2007002669A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Hitachi Ltd アクチュエータ装置
JP2007032363A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のリフト可変動弁装置におけるアクチュエータ冷却構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4247644B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
KR100891421B1 (ko) 내연 기관의 가변 밸브 구동 장치
JP2009024702A (ja) 可変動弁機構
JP4351188B2 (ja) アクチュエータ装置及びその組み付け方法
JP2008025418A (ja) 内燃機関の可変動弁機構
JP2003013764A (ja) 内燃機関のピストン−クランク装置
JP4008411B2 (ja) 内燃機関のバルブリフト可変装置
JP2009008051A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4696215B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4106012B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP4602300B2 (ja) 内燃機関における補機配置構造
JP4706867B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4090340B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP5035576B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4742346B2 (ja) 可変動弁装置のアクチュエータ
US6032625A (en) Variable valve control for internal combustion engines
JP5035575B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2008231964A (ja) 可変動弁機構用アクチュエータのデフォルト装置
JP4533418B2 (ja) エンジンの可変動弁機構
JP2006144743A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4872704B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2006161571A (ja) エンジン
JP4552707B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP2005226508A (ja) ガバナ付きエンジン
JP2012087762A (ja) 内燃機関の可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100712

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110309