JP2009007897A - 防水層の施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合部の強度が高いアスファルト防水の施工方法、並びにその改修における通気緩衝工法を提供する。
【解決手段】基体に防水シートを施工し、表面に樹脂防水材を施工する防水層の施工方法であって、防水シート10は基体30に貼着する粘着剤層18、アスファルト含浸不織布層16、及び樹脂フィルム表面層12を有するものであり、防水シート10の端部を重ね合わせて重複部Dを形成して防水シート10を配設、施工し、重複部10に防水シートを貫通する複数の貫通孔34を形成し、樹脂フィルム表面層12上に樹脂防水材を形成する反応性組成物を塗布して硬化させて樹脂防水材層32を形成することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、アスファルト防水の施工方法、並びにその改修における通気緩衝工法に関するものである。
アスファルト防水工法並びにその改修通気工法に使用する防水シート並びにその施工方法としてブロッキング防止層、アスファルト層、基材層、プラスチックフィルム層、接着剤層を備えた防水シートとその施工方法が公知である(特許文献1)。
特許文献1に開示の防水シートの施工方法としては、下地面に予めコンタクト型接着剤を塗布・乾燥し、その上に上記の防水シートを敷設、施工し、必要に応じて該防水層の上にさらに第2の防水材層を形成する方法が開示されている。
特開平8−82050号公報
しかし、特許文献1においては、防水シートの接合部の構造については記載されていない。一般的に防水シートの敷設施工においては、防水シートの端部を重ね合わせる方法又は防水シートの端面を当接させてその継ぎ目の上に樹脂テープを貼着する工法が採用される。しかるに、防水シートの施工並びにその補修においては、シートの接合部の強度が問題になり、特に接合部の強度が十分でないと気温が低下して防水シートが収縮した場合に接合が外れたり、わずかな隙間が発生する等の現象によって雨水が浸透し、雨漏りの原因となるという問題が生じる。
本発明は、上記公知技術の問題点に鑑みて、接合部の強度が高いアスファルト防水の施工方法、並びにその改修における通気緩衝工法を提供することを目的とする。
本発明は、基体に防水シートを施工し、表面に樹脂防水材を施工する防水層の施工方法であって、
前記防水シートは基体に貼着する粘着剤層、アスファルト含浸不織布層、及び樹脂フィルム表面層を有するものであり、
前記防水シートの端部を重ね合わせて重複部を形成して防水シートを配設、施工し、
前記重複部に前記防水シートを貫通する複数の貫通孔を形成し、
前記樹脂フィルム表面層上に樹脂防水材を形成する反応性組成物を塗布して硬化させて樹脂防水材層を形成することを特徴とする。
係る構成の防水層の施工方法ないしその改修における通気緩衝工法によれば、接合部の強度が高いアスファルト防水層を形成することができる。
上記のアスファルト防水層の施工方法においては、前記重複部を形成する防水シートの端部は、前記アスファルト含浸不織布層の厚さを薄く形成することが好ましい。
係る構成の施工方法によれば、防水シートの端部の重複部である接合面が平坦化され、外観が良好な防水面が形成されると共に樹脂防水層の厚さが均一な防水層を形成することができる。
また上記のアスファルト防水層の施工方法においては、前記樹脂防水材がポリウレタン防水材であることが好ましい。
係る構成の施工方法によれば、ポリウレタン防水材層が可とう性、伸縮性に優れているために、温度変化による防水層の伸縮に対して耐久性に優れた防水層を形成することができる。
本発明の防水層の施工方法において使用する防水シートの構成を図1に例示した。防水シート10は、下面、即ち基体に接する側から粘着剤層18、不織布層16、アスファルト層14、樹脂フィルム表面層12とからなり、不織布層16はアスファルト層14のアスファルトが含浸されている。また粘着剤層18は、全面に均一に形成されていてもよく、正方形、長方形、円形等のブロック状にて間欠的、規則的に形成されていてもよい。粘着剤層18には、剥離シート20が積層されている。樹脂フィルム表面層12を構成する樹脂材料は特に限定されず、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、ナイロン66などのポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂、PFAなどのフッ素系樹脂などが例示される。これらの中でも耐久性に優れている点でPET樹脂フィルムが好ましい。PET樹脂フィルムで形成した樹脂フィルム表面層の表面は、樹脂防水材との接着力を高める接着処理を行ったものであることが好ましい。
上記のアスファルト層を含む防水シートの厚さ(剥離シートを除く)は特に限定されるものではないが、0.5〜3.0mmであることが好ましく、0.6〜2.5mmであることがより好ましく、0.6〜1.5mmであることがさらに好ましい。
防水シート10の施工時に隣接する防水シートとの重ね合わせ端部22はアスファルト層14の厚さを薄く形成することが好ましい。係る構成によれば、防水シートの接合面が平坦化され、外観が良好な防水面が形成されると共に、表面に形成される樹脂防水層の厚さが防水層全面に均一に形成され、均一な強度の防水層を得ることができる。樹脂防水層の厚さは.0.2〜2mmであることが好ましく、0.5〜1.5mmであることがより好ましい。
アスファルト層を有するアスファルト防水シートの敷設後に表面に施工する樹脂防水材は、公知の反応硬化型の防水材を使用することができる。具体的には、ポリウレタン防水材、エポキシ防水材などが例示できる。これらの中でも、耐久性と可とう性に優れている点でポリウレタン防水材の使用が好ましい。ポリウレタン防水材としては、好ましくはポリプロピレングリコールとジイソシアネート化合物を反応させて得られるイソシアネート基末端のプレポリマーを第1成分とし、ポリオールと芳香族ジアミンを含む第2成分とからなり、施工時に2液を混合して反応性組成物として使用する2液型ポリウレタン防水材の使用が好ましい。
図2には本発明のアスファルト防水層の施工方法の好適な形態を断面図にて例示した。複数のアスファルト防水シートは、剥離シート20を剥離除去して基体30上に貼着施工する。隣接する防水シートは、重ね合わせ端部22を重ね合わせて重複部Dを形成すると共に重複部Dには防水シートを貫通する複数の貫通孔34を形成する。次いで流動性を有し、反応硬化して樹脂防水材を形成する反応性組成物を所定厚さに塗布し、硬化させて樹脂防水材層32とすることによって、複層構造の防水層が形成される。防水シートの重ね合わせ端部は、全部の端部が図1のように形成されていてもよく、重ね合わせ時に上になる部分を図2のように上になる形状に、シート製造時に形成してもよい。
上記の工法において、反応性組成物が、重複部Dに形成された防水シートを貫通する複数の貫通孔34に侵入して硬化することによって、重複部Dにおいて隣接する防水シートにアンカーが形成され、温度変化によって防水シートが伸縮を繰り返した場合であっても防水シートの接合が外れるないし隙間を発生するということがなく、その結果雨水の浸透による雨漏りが防止される。
本発明の防水層の施工方法において使用する防水シートの構成を例示した断面図 本発明のアスファルト防水層の施工方法の好適な形態を例示した断面図
符号の説明
10 防水シート
12 樹脂フィルム表面層
16 アスファルト含浸不織布層
18 粘着剤層
30 基体
D 重複部

Claims (3)

  1. 基体に防水シートを施工し、表面に樹脂防水材を施工する防水層の施工方法であって、
    前記防水シートは基体に貼着する粘着剤層、アスファルト含浸不織布層、及び樹脂フィルム表面層を有するものであり、
    前記防水シートの端部を重ね合わせて重複部を形成して防水シートを配設、施工し、
    前記重複部に前記防水シートを貫通する複数の貫通孔を形成し、
    前記樹脂フィルム表面層上に樹脂防水材を形成する反応性組成物を塗布して硬化させて樹脂防水材層を形成することを特徴とするアスファルト防水層の施工方法。
  2. 前記重複部を形成する防水シートの端部は、前記アスファルト含浸不織布層の厚さを薄く形成することを特徴とする請求項1に記載のアスファルト防水層の施工方法。
  3. 前記樹脂防水材がポリウレタン防水材である請求項1又は2に記載のアスファルト防水層の施工方法。
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