JP2009007659A - 熱延鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.20%未満、Si:1.0%未満、Mn:0.7%以上2.0%以下、Al:0.1%超1.0%未満、Ti:0.05%以上0.3%以下、Nb:0.1%以下、V:0.05%以上1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、50面積%以上のフェライトを含有し残部がベイナイトからなる鋼組織を有し、引張強度TSが950MPa以上であって、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)との積であるTS×HER値が45000(MPa・%)以上である。
【数14】
ここで、式中のC,Ti,N,NbおよびVは、鋼中における各元素の含有量(単位:質量%)を示す。
【選択図】なし
Description
(ア)成形性の高いフェライトを主体とする組織とすることによりベイナイト主体の組織では得られなかった高延性を確保するともに析出強化による強度向上作用を顕著に発揮させることが可能である。
(エ)Si、Al、およびVの含有量を適正化することにより、上記の機械特性を維持したままで良好な化成処理性を確保することも可能である。
(1)質量%で、C:0.05%以上0.20%未満、Si:1.0%未満、Mn:0.7%以上2.0%以下、Al:0.1%超1.0%未満、Ti:0.05%以上0.3%以下、Nb:0.1%以下、V:0.05%以上1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、50面積%以上のフェライトを含有し残部がベイナイトからなる鋼組織を有し、引張強度TSが900MPa以上であって、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)との積であるTS×HER値が45000(MPa・%)以上であることを特徴とする熱延鋼板。
本実施形態に係る鋼の化学組成について説明する。
C:0.05%以上0.20%未満
Cは、強度向上に寄与する元素であり,900MPa以上の引張強度を得るために0.05%以上含有させる。一方、C含有量が過剰になると熱間圧延後のフェライト変態が遅延し、フェライト量が減少して延性の劣化を招く。このため、C含有量を0.20%未満とする。0.16%未満とすることが好ましい。950MPa以上の超高強度を得るためには、C含有量を0.08%以上とすることが好ましく、0.10%超とすることがさらに好ましい
Siは、一般に不純物として含有されるが、比較的延性を劣化させずに強度を上昇させる有用な固溶強化元素でもあるため、積極的に含有させてもよい。ただし、過剰に含有させると変態温度の上昇を招き、仕上熱間圧延における設備負荷が大きくなる。また、鋼組織中に残留オーステナイトを形成しやすくなり,伸びフランジ性を低下させる。このため、Si含有量を1.0%未満とする。スケール疵の抑制や化成処理性の確保の観点からは、Si含有量を0.5%以下とすることが好ましく、0.3%以下とすることがさらに好ましい
Mnは、強度を向上させる作用を有する。本実施形態に係る鋼板は900MPa以上の引張強度を確保するため、Mn含有量を0.7%以上とする。また、オーステナイトからフェライトへの変態温度を低下させて、熱間圧延における仕上温度を低下させる。このため、Mn含有量を増加させるとフェライト結晶粒の微細化を促進し、伸びフランジ性を向上させる。しかしながら、過剰に含有させると、熱間圧延後のフェライト変態が遅延し、フェライトの体積率が低下する。したがって、Mn含有量を2.0%以下とする。伸びフランジ性を劣化させるマルテンサイトやMartensite-Austenite constituent(以下、「MA」と表記する。)の鋼組織中への混入を避けるという観点からは、1.5%以下とすることが好ましい。また、同じく伸びフランジ性を低下させるパーライトの形成を抑制するという観点からは0.9%以上とすることが好ましい。
Alは、鋼組織中のフェライト形成に有効な元素であるので、0.1%を超えて含有させる。0.2%以上とすることが好ましい。一方、過剰に含有すると、変態温度の上昇に伴う操業負荷の増大および鋼の清浄度の低下を招く。このため、Al含有量を1.0%未満とする。0.5%未満とすることが好ましい。
Tiは、フェライトを強化する作用を有する。このため、Ti含有量を0.05%以上とする。0.08%以上とすることが好ましい。一方、過剰に含有すると鋼中で粗大な炭窒化物を形成し、逆に伸びフランジ性を劣化させる。このため、Ti含有量を0.3%以下とする。0.2%以下とすることが好ましい。
Nbは、フェライトを強化するとともに、組織を微細化する作用を有する。これらの効果を確実に得るには、Nb含有量を0.005%以上とすることが好ましい。一方、過剰に含有すると鋼の熱間変形抵抗が上昇し操業負荷の原因になる。このため、Nb含有量を0.1%以下とする。0.05%以下とすることが好ましい。
Vは、本実施の形態に係る鋼板において重要な元素である。Vは、フェライトを強化する作用を有するため、V含有量を0.05%以上とする。さらに、フェライト変態を促進する作用も有するため、V含有量を0.1%以上とすることが好ましく、0.2%以上であればさらに好ましい。一方、過剰に含有させても上記作用による効果が飽和していたずらにコスト増を招くため、V含有量を1.0%以下とする。また、V含有量が増加すると化成処理性が損われる傾向にあるため、0.5%以下とすることが好ましい。
Pは、不純物として含有される元素であるが、鋼の強化にも有効な元素であるので,積極的に含有させてもよい。しかしながら、粒界偏析傾向が強く、伸びフランジ性を劣化させる作用も有するため、P含有量を0.1%以下とする。0.05%以下とすることが好ましく、0.02%以下であればさらに好ましい。
Sは、硫化物系介在物を形成して加工性を低下させる不純物元素である。このため、S含有量を0.01%以下とする。一段と優れた加工性を確保したい場合には、0.008%以下とすることが好ましく、0.003%以下であればさらに好ましい。
Nは、Ti、Nb等と窒化物を形成して、加工性を低下させる不純物元素である。このため、N含有量を0.01%以下とする。0.006%以下とすることが好ましい。
Ca、Mg、NdおよびBからなる群から選ばれる1種または2種以上を合計で0.1%以下
Ca、Mg、NdおよびBは、溶鋼が凝固する際に析出する酸化物や窒化物を微細化して鋳片の健全性を向上させる作用を有する。このため、Ca、Mg、NdおよびBからなる群から選ばれる1種または2種以上を含有させてもよい。しかし、これらの元素は、過剰に含有させても上記作用による効果が飽和していたずらにコスト増を招くばかりか、鋼の清浄度を低下させてしまう。このため、Ca、Mg、NdおよびBの合計含有量を0.1%以下とする。上記作用をより確実に得るにはCa、Mg、NdおよびBの合計含有量を0.0004%以上とすることが好ましい。
CrおよびMoは、焼入性を向上させ、ベイナイトの構造を微細化する作用を有する。このため、CrおよびMoから選ばれる1種または2種を含有させてもよい.しかしながら、これらの元素はいずれも化成処理性を低下させる作用を有する。このため、これらの元素の含有量の合計を0.6%以下とする。上記焼入性向上作用やベイナイト組織構造微細化作用をより確実に得るには、この合計含有量を0.2%以上とすることが好ましい。
(1)機械特性に関するバランス
本実施形態に係る鋼板は、優れた機械特性を実現すべく、Ti、Nb、Vの析出強化元素およびNとCとの含有量のバランスとして、下記式(1)を満たす。
(2)化成処理性に関するバランス
本実施形態に係る鋼板は、化成処理性に関して、Si、AlおよびVの含有量のバランスとして、下記式(2)を満たす。
(1)フェライトの面積率等
本実施形態に係る鋼板は、良好な延性と強度とを得るために、面積率で少なくとも50%以上のフェライトを含有する。板厚方向に組織が変化する場合におけるフェライトの面積率は、全板厚の1/4t位置および1/2t位置におけるフェライト面積率の平均値を採用する。なお、延性と伸びフランジ性のバランスをさらに向上させるには60面積%以上のフェライトを含有することが好ましい。
(2) フェライトとベイナイトとの硬度差について
本実施形態に係る鋼板は、好ましい態様として、フェライトのビッカース硬度の平均値Hvαとベイナイトのビッカース硬度の平均値Hvβとが下記式(3)を満たす。
本実施形態に係る熱延鋼板は、上記のような化学組成上の特徴および鋼組織上の特徴を有し、機械特性として、引張強度TSが900MPa以上であって、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)との積であるTS×HER値が45000(MPa・%)以上であるならば、製造方法には特に限定されない。ただし、次のような製造方法を採用すれば、本実施形態に係る熱延鋼板を効率的に、かつ安定的に得ることが実現される。
上記化学組成を備える鋼塊または鋼片の温度を1250℃以上として熱間圧延に供し、粗大な炭窒化物を固溶させることが好ましい。粗大な炭窒化物は、伸びフランジ性を阻害するとともに、強度向上に寄与する微細な炭窒化物を形成する元素を消費する。したがって、1250℃以上に加熱することによって、強度低下や伸びフランジ性の低下などの機械特性の劣化が回避される。
上記の温度域とした鋼塊または鋼片を熱間圧延に供し、熱間圧延の完了温度を(Ae3点+100℃)〜(Ae3点−50℃)の温度域とすることが好ましい。
熱間圧延を上記の温度域で完了させたら、次のように、三段階の冷却を行って巻き取ることが好ましい。なお、下記の冷却を行うにあたって、冷却手段は、水冷却、ロール等の送板装置による接触抜熱、送風による冷却のいずれを採用しても構わない。また、これらの冷却手段を複数の組み合わせてもよい。
まず、第1次冷却として、熱間圧延完了後3秒間以内に冷却を開始して、30℃/秒以上の平均冷却速度で750〜550℃の温度域まで冷却することが好ましい。
第1次冷却として上記の温度域まで冷却したら、次に第2次冷却として、第1次冷却の冷却停止温度から30℃/秒以下の平均冷却速度で3〜20秒間冷却することが好ましい。
第2次冷却に続いて、第3次冷却として、第2次冷却の冷却停止温度から30℃/秒以上の平均冷却速度で550℃以下の温度域まで冷却して巻き取ることが好ましい。
熱間圧延開始から巻取までの鋼板の製造工程において、鋼板の1/2t位置における温度、すなわち板厚中心温度が、下記式(4)を満たすTpef(℃)以下、(Ae3点−50℃)以上の温度域にある滞留時間を、180秒間以下とすることが好ましい。
表1に示される化学組成を有する各鋼について、真空溶解にて溶製したインゴットを幅200mm厚さ40mmに鍛造し、長さは適宜に切断して鋼片としてから熱間圧延に供した。実製造ラインにおける加熱炉雰囲気を模擬した小型加熱炉により前記鋼片を加熱した。
このようにして準備した鋼片に加熱炉にて表2に示される温度で一時間以上の均質化処理を施し、小型のレバース圧延機により粗圧延を実施した。その際、熱電対で鋼片中心温度を計測するとともに、圧延スタンド上流側上部に設置された放射温度計にてスラブ表面温度を計測した。これは、スラブ表面温度から内部温度を伝熱計算により算出する際の補正値を得るためである。
2.評価
徐冷後の熱延鋼板から、JIS5号引張試験片、90mm角の穴拡げ試験片、ミクロ組織観察および硬度測定用の試験片、ならびに50mm×70mmの化成処理評価用試験片を切り出した。
機械特性については引張特性の評価と伸びフランジ性の評価を行った。引張特性は、酸洗後の試験片について常法にしたがって引張試験を行い、降伏強度(MPa)、引張強度(MPa)、および全伸び(%)を得た。伸びフランジ性の評価は、日本鉄鋼連盟規格(JFST) 1001−1996に準拠して行った。上記の採取した90mm角の穴拡げ試験片(酸洗処理済み)の中央部に、クランクプレスにて10mmΦの打ち抜き穴をクリアランス12%で施し、この穴を60°の頂角を有する円錐ポンチにて穴拡げ加工を行い、穴淵破断時の穴径と初期穴径の差を、初期穴径にて除した値により穴拡げ率(%)を求めた。また、引張強度との積であるTS×HER値(MPa・%)も求めた。
化成処理性評価については,鋼板表面を酸洗後,日本パーカライジング社製 バルボンドWL35化成処理液により化成処理を施した。常温で化成液に120秒間浸漬したサンプル鋼板表面の化成結晶の付着量を調査するとともに化成結晶の被覆形態を走査型電子顕微鏡により観察した。判断基準として、付着量が3.0g/m2以上でかつサンプル鋼板表面の化成結晶被覆に空けがない場合を良好とした。一方、付着量が3.0g/m2を下回る場合およびサンプル鋼板表面において化成結晶に被覆されない部分がある場合の少なくとも一方を満たすときには不良と判断した。
評価結果を表3に示す。
試験番号21は、鋼の中心温度について、Tpef〜Ae3-50℃の温度域の経過時間が規定外の場合であり、強度の劣化が認められた。試験番号22は、圧延完了温度がAe3-50℃未満であったため、加工フェライト相が形成し、成形性が劣化して、TS×HER値が特に低下した。試験番号23は、第2次冷却における冷却速度(2次冷却速度)が大きいため、フェライト生成量は少なくなり(フェライト生成量48%)、目的の強度を得ることができなかった。試験番号24は、第2次冷却における冷却速度(2次冷却速度)が大きすぎるため、十分なフェライトが得られず(フェライト面積率35%)、延性が劣化してTS×HER値が低下した。試験番号25は、第3次冷却における冷却速度(3次冷却速度)が小さいため、粗大な鉄炭化物が形成して、やはりTS×HER値が低下した。試験番号26は、第2次冷却における冷却時間(2次冷却時間)が短いため、フェライトの生成が不十分となって(フェライト面積率10%)、強度が低下した。試験番号27は、巻き取り温度が高いためパーライトが生成し、穴拡げ性が劣化してTS×HER値が低下した。試験番号28は、第1次冷却における停止温度(1次冷却停止温度)が低すぎるため、フェライトが生成せず(フェライト面積率0%)、強度が低下した。
Claims (6)
- 質量%で、C:0.05%以上0.20%未満、Si:1.0%未満、Mn:0.7%以上2.0%以下、Al:0.1%超1.0%未満、Ti:0.05%以上0.3%以下、Nb:0.1%以下、V:0.05%以上1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下およびN:0.01%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、
50面積%以上のフェライトを含有し残部がベイナイトからなる鋼組織を有し、
引張強度TSが900MPa以上であって、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)との積であるTS×HER値が45000(MPa・%)以上である
ことを特徴とする熱延鋼板。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、Ca、Mg、NdおよびBからなる群から選ばれる1種または2種以上を合計で0.1質量%以下含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱延鋼板。
- 前記化学組成が、Feの一部に代えて、CrおよびMoから選ばれる1種または2種を合計で0.6質量%以下含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱延鋼板。
- 請求項1〜4のいずれかに記載される化学組成を有する鋼塊または鋼片を1250℃以上としたのちに熱間圧延を施し、(Ae3点+100℃)〜(Ae3点−50℃)の温度域で熱間圧延を完了し、
得られた熱延鋼板に前記熱間圧延完了後3秒間以内に冷却を開始して30℃/秒以上の平均冷却速度で750〜550℃の温度域まで冷却する第1次冷却を施し、
前記第1次冷却の冷却停止温度から30℃/秒以下の平均冷却速度で3〜20秒間冷却する第2次冷却を施し、
前記2次冷却の冷却停止温度から30℃/秒以上の平均冷却速度で550℃以下の温度域まで冷却する第3次冷却を施して巻取るとともに、
前記熱間圧延開始から前記巻取までの工程において、鋼板の板厚中心温度が下記式(4)で規定されるTpef(℃)以下(Ae3点−50℃)以上となる時間を180秒以下とすることを特徴とする熱延鋼板の製造方法。
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