JP2009007044A - 小物収容箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】箱部材20の内側中央部に設けられた筒状突起部22に、蓋部材10の裏面に設けられた軸部12を挿入し、箱部材に内蔵されたスプリング23によって蓋部材を上方に付勢した状態で、軸部の外周面に設けられた突起部14と、筒状突起部の内壁面に設けられた嵌合部24とが係合することによって蓋部材が閉鎖される小物収容箱1であって、軸部を中心として蓋部材が回動することによって、突起部と嵌合部との係合状態が解除されるように構成する。
【選択図】図6
Description
また、特許文献2に示す小物収容箱は、転倒しにくい容器構造ではあるが、万一転倒した場合は、磁力が及んでいない小物については、容器から零れ出す可能性がある。
また、前記箱部材の底部には、前記突起部と同一半径であって前記軸部材と同心円上に、ジグザグ状のリング部が形成されており、蓋部材を押し下げた際、前記突起部の下端部が、前記リング部の傾斜部を移動して前記蓋部が回動することを特徴とするものであってもよい。
さらに、前記蓋部材の裏面又は上記筒状突起部の外周面の所定領域を、常磁性体で構成してもよい。
また、蓋部材を押し下げた状態で、蓋部材を回動させることによって、スプリングの弾発力によって蓋部材が開放されるので、容器内の小物を瞬時に取り出すことができる。
これによって、片手での容器の開閉操作が可能となり、内容物を瞬時に取り出すことができるので、作業性が向上される。また、蓋の開閉操作に煩雑さを伴わないので、蓋が開放された状態で放置されることが少なく、容器が転倒した際に内容物が零れるといった事態が低減される。
これによって、蓋部を意識的に回転させることなく、蓋部を押し下げる操作のみで、蓋を開放させることができる。
これによって、蓋部を押し下げる操作のみで、自然に蓋部が回転するので、箱の開閉操作が迅速にできる。
この小物収容箱1は、蓋部材10を箱部材20に組み付けて構成されたものである。
蓋部材10は、箱部材20の開口部を封鎖可能な形状の上面部11を有し、その裏面の中央部に、図5に示すように、軸部12が設けられている。箱部材20の内側中央部には、筒状の突起部22が設けられており、この筒内に、蓋部材10の裏面に設けられた軸部12が挿入される。
箱部材20は、丸みを帯びた直方体形状の外面の内側には、底部と側部とが滑らかに連続した湾曲状の内壁面が形成されている。
筒状突起部22の内部は、収容部の下方の容器の内部にまで延びている。
すなわち、箱部材の外壁と箱部材の内壁との間の空間部3の中央には、円柱状の壁4が設けられており、その壁4の内側において、筒状突起部22から連続する空間部が形成されることとなる。
前記筒状突起部22の空間部には、軸部に設けられた前記突起部14が嵌合される嵌合部24が形成されている。
以下、この突起部14と嵌合部24の構成を図8〜図11を参照して説明する。
図8(a)は、箱部材20に内蔵されたスプリング23によって蓋部材10が上方に付勢されることによって、蓋部10が開放されている状態を示し、(b)は、蓋部10の軸部12の外周面に設けられた突起部14と、筒状突起部22の内壁面に設けられた嵌合部24とが係合することによって蓋部材10が閉鎖されている状態を示す。
この状態の蓋部材10を押圧すると、突起部14が、その上端部において嵌合部24に嵌合し、図10に示すように、蓋を封鎖した状態で蓋部材10と箱部材20が固定される。
箱部材20の筒状突起部22の内部空間に形成された嵌合部24は、突起部14が係止される凹部24aと、凹部24aから連続する傾斜部24bとによって構成されており、この封鎖時においては、突起部14が凹部24aに係止された状態である。
嵌合部24とリング部25の位置関係は、図11に示すようになっている。
すなわち、蓋部材10を押し下げた際に突起部14が移動する通路26に沿って、リブ状の嵌合部24が形成されている。
蓋部材10を押し下げることによって、突起部14が通路26を移動して下降し、図11(a)に示すように、ジグザグ状のリング部に当接する。この際、突起部14の下端部は、リング部25のジグザグ状の傾斜部の頂上付近の位置からリング部25の傾斜部を移動しながら、横方向に進む。
この状態から蓋を開ける場合は、蓋部材10を押し下げることによって、突起部14が直下のリング部25に当接し、ジグザグ状の傾斜部を移動することで、通路26の位置に至る。この状態で、蓋部材10の押圧を解除することで、スプリング23の付勢力で通路26に沿って上昇する。
これによって、蓋部材10を回す操作を意識的に行うことなく、蓋部材10を軸部12を中心に回動させることができるように構成できる。
2 収容部
3 空間部
4 壁
10 蓋部材
11 上面部
12 軸部
13 段差部
14 突起部
20 箱部材
21 磁石
22 筒状突起部
23 段差部
24 嵌合部
25 リング部
26 通路
Claims (4)
- 箱部材(20)の内側中央部に設けられた筒状突起部(22)に、蓋部材(10)の裏面に設けられた軸部(12)を挿入し、前記箱部材(20)に内蔵されたスプリング(23)によって前記蓋部材(10)を上方に付勢した状態で、前記軸部(12)の外周面に設けられた突起部(14)と、前記筒状突起部(22)の内壁面に設けられた嵌合部(24)とが係合することによって前記蓋部材(10)が閉鎖される小物収容箱(1)であって、
前記軸部(12)を中心として前記蓋部材(10)が回動することによって、前記突起部(14)と前記嵌合部(24)との係合状態が解除されるように構成したことを特徴とする小物収容箱。 - 前記嵌合部(24)は、閉鎖状態の時に前記突起部が上端部において係止される凹部(24a)と、該凹部(24a)から連続する傾斜部(24b)とを有することを特徴とする請求項1に記載の小物収容箱。
- 前記箱部材(20)の底部には、前記突起部(14)と同一半径であって前記軸部材(12)と同心円上に、ジグザグ状のリング部(25)が形成されており、
蓋部材(10)を押し下げた際、前記突起部(14)の下端部が、前記リング部(25)の傾斜部を移動して前記蓋部(10)が回動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の小物収容箱。 - 前記蓋部材(10)の裏面又は上記筒状突起部(22)の外周面の所定領域を、常磁性体で構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つの請求項に記載の小物収容箱。
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JPS5288423A (en) * | 1976-01-15 | 1977-07-23 | Schmidt Gebr Metallwarenfab | Clip dispenser |
JPH0399897A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-25 | Kokuyo Co Ltd | 開閉蓋を有するマグネットボックス |
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JP4993720B2 (ja) | 2012-08-08 |
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