JP2009006364A - 丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】湾曲型連続鋳造機を用いて鋳造欠陥の無い丸ビレット鋳片を安定して連続鋳造できる連続鋳造用鋳型及び連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型は、鋳型下端での内径をD0[m]とし、鋳型下端での湾曲外側の湾曲半径をR0[m]とし、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの鋳型内径の変化率Tp[%/m]を下記(1)式で表し、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの湾曲外側の湾曲半径の変化率Rp[%/m]を下記(2)式で表した場合に、鋳型内径変化率Tpと湾曲半径変化率Rpとは下記(3)式の関係を満足する。
Tp=(1/D0)×(dD/dx)×100[%/m] ・・・(1)式
Rp=(1/R0)×(dR/dx)×100[%/m] ・・・(2)式
但し、(1)式中のDは鋳型上端からxの距離における鋳型内径を示し、(2)式中のRはそのxの距離における湾曲外側の湾曲半径を示す。
Rp=(Tp/2)×(D0/R0) ・・・(3)式
【選択図】図2

Description

本発明は、湾曲型連続鋳造機を使用して丸ビレット鋳片を連続鋳造する際に用いる丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型、およびその鋳型を用いた丸ビレット鋳片の連続鋳造方法に関する。
円形断面の丸ビレット鋳片を連続鋳造する場合は、矩形断面の角ビレット鋳片を連続鋳造する場合に比べて、鋳型の内壁(丸ビレット鋳片用の鋳型であれば、内周面)と鋳片との接触が安定しないことから、鋳片への冷却が不均一になりやすい。冷却の不均一が過度に起こると、鋳片に縦割れ疵が発生し、その縦割れ疵に起因してブレークアウトが発生し、ついには鋳造を継続することができなくなる。
このような事態の発生を防止するために、鋳型の内径を凝固収縮に合わせて減少させたり、連続鋳造時に鋳型内に供給するモールドパウダーを改善し鋳型内周面と鋳片との間の接触を調節する方法が種々提案されている。例えば、特許文献1には、下方に向かうに従って内径を減少させ、かつその減少率を2段階に変化させた鋳型が提案されている。また、特許文献2には、下方に向かうに従って内径寸法が連続的に減少するテーパ面となし、かつこの内径寸法の変化を凝固収縮に合致させた鋳型が提案されている。これらの提案された鋳型によれば、鋳型内周面と鋳片との接触を均一にすることが可能であるとされている。
しかし、前記特許文献1で提案された鋳型は、連続鋳造時に鋳型の上部から下部にいたる全域において鋳片と鋳型内周面との接触状態を良好に保つことが困難である。また、前記特許文献2で提案された鋳型は、連続鋳造時に鋳型の上部から下部にいたる全域において鋳片と鋳型内周面との接触状態を良好に保つことが理論上可能であるが、適用上の問題がある。すなわち、鋳片の凝固収縮量を測定することは困難であり、鋳造対象の鋼成分が変わると凝固収縮量が変わるので、鋼種毎に鋳型を交換する必要があり、さらに、鋳造速度が変わると鋳型鋳込み方向に対する収縮量が変わる。そのため、このような鋳型は、実操業に使用できるものではない。
そこで、本出願人は、特許文献3にて、丸ビレット鋳片を連続鋳造する際に、鋳型内周面と鋳片との間の接触を均一にし抜熱を均一化することのできる鋳型を提案した。この鋳型は、上端から下端までを鋳造方向に沿って少なくとも3つの領域に区分し、その領域毎に、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの鋳型内径の変化率を規定することにより、鋳型の内径を上端から下端に向かうに従って次第に縮小させたものである。
実開昭59−165748号公報 実開昭59−165749号公報 特許第3022211号公報
ところが、前記特許文献3で提案された鋳型は、連続鋳造時に鋳型内周面と鋳片との伝熱を均一にできるが、その効果を得られる条件が限られたものであって、例えば、凝固収縮量が異なる鋼を鋳造する場合や鋳造速度が変化する場合には、鋳造を行うことができなくなるという問題がある。特に、湾曲型連続鋳造機を用いて丸ビレット鋳片を連続鋳造するための連続鋳造用鋳型のように、鋳型の内周面が鋳片の形状に合わせて湾曲している場合は、その問題が顕著に起こる。
本発明は、上記した従来の問題に鑑みてなされたものであり、湾曲型連続鋳造機を用いて丸ビレット鋳片を連続鋳造するに際し、鋳造欠陥の無い丸ビレット鋳片を安定して連続鋳造できる連続鋳造用鋳型及びその鋳型を用いた連続鋳造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型は、鋳型下端での内径をD0[m]、および鋳型下端での湾曲外側の湾曲半径をR0[m]とする湾曲型連続鋳造機を用いて、丸ビレット鋳片を連続鋳造するための鋳型であって、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの鋳型内径の変化率Tp[%/m]を下記(1)式で表し、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの湾曲外側の湾曲半径の変化率Rp[%/m]を下記(2)式で表した場合に、鋳型内径変化率Tpと湾曲半径変化率Rpとは下記(3)式の関係を満足することを特徴とする。
Tp=(1/D0)×(dD/dx)×100[%/m] ・・・(1)式
但し、前記(1)式中のDは鋳型冷却面上端からxの距離における鋳型内径を示す。
Rp=(1/R0)×(dR/dx)×100[%/m] ・・・(2)式
但し、前記(2)式中のRは鋳型冷却面上端からxの距離における湾曲外側の湾曲半径を示す。
Rp=(Tp/2)×(D0/R0) ・・・(3)式
このような構成にすれば、丸ビレット鋳片を連続鋳造する際、鋳型内周面の中心線と、鋳片の中心線とが合致していることから、鋳片は鋳型から偏った力を受けることはなく、全周に均等な力を受ける。そのため、鋳片と鋳型内周面との接触が全周にわたって均一で良好になる。
ここで、鋳造方向に沿って3つの領域に区分されており、前記鋳型内径変化率Tpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は12〜16[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は12〜16[%/m]から0.8〜1.4[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.8〜1.4[%/m]であることが好ましい。
前記湾曲半径変化率Rpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]から0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]であることが好ましい。
また、上記目的を達成するための本発明による丸ビレット鋳片の連続鋳造方法は、前記連続鋳造用鋳型を用いた連続鋳造方法であって、前記連続鋳造用鋳型内に注入した溶鋼の表面に、1573[K]における粘度が0.1〜1.0[Pa・s]、凝固点が1273[K]以上であり、((CaO+CaF2×0.718)/SiO2)で表される質量濃度比が1.0〜1.4で、Na2Oに換算したNa量が5.0[mass%]以下、F濃度が7.0[mass%]以下、MgOに換算したMg量が5〜13[mass%]、Al23に換算したAl量が6〜18[mass%]であるモールドパウダーを供給しつつ、連続鋳造することを特徴とする。
本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型、およびその鋳型を用いた連続鋳造方法によれば、湾曲型連続鋳造機を用いた連続鋳造時に、鋳片は全周に均等な力を受けるため、鋳片と鋳型内周面との接触が全周にわたって均一で良好になり、その結果、鋳造欠陥の無い高品質な丸ビレット鋳片を安定して製造することができる。
本発明者らは、湾曲型連続鋳造機に用いられる鋳型について、従来の鋳型に内在する問題を詳細に考察するとともに、設計標準としてこれまで着目されることがなかった鋳型の湾曲半径に着目し、鋭意検討を重ねて本発明を完成させた。
図1は、従来の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の構成を模式的に示す垂直断面図である。同図に示すように、湾曲型連続鋳造機に用いられる従来の鋳型101は、その内周面における湾曲外側に沿う面101cの湾曲半径R0が一定である。この湾曲半径R0は、鋳型101から引き出される鋳片11の湾曲外側の湾曲半径と概ね一致する。鋳型下端101bでの内径D0は、鋳造する鋳片11の直径毎に定められる。
鋳型101の内周面は、前記特許文献1〜3に提案された鋳型のように、鋳型101の内径を上端101aから下端101bに向かうに従って縮小させる、すなわち下端101bから上端101aに向かうに従って拡大させるテーパーが施される。このとき、鋳型101の内周面は、湾曲外側が一定の湾曲半径R0で制限されているため、内径の拡大した分が湾曲内側に広がる。これにより、鋳型101の内径の中心点を下端101bから上端101aまで結んでなる中心線MCは、丸ビレット鋳片11の中心線BCに対し、鋳型下端101bでは一致しているものの、鋳型101の上端101aへ向かうほど湾曲内側に大きく外れた状態になる。
このような鋳型101を用いて丸ビレット鋳片11を連続鋳造する際、鋳片11は常に湾曲内側から湾曲外側に向けて偏った力を受ける。そのため、従来の鋳型101では、鋳片11と鋳型101の内周面との接触は全周で均一にはならず、鋳片11が変形する問題が起こる。この問題は、例えば、凝固収縮量が異なる鋼を鋳造対象とする場合や、鋳造中に鋳造速度が変化する場合に、鋳片が受ける偏った力が変化することから、起こりやすい。
このような問題を解決するため、本発明の連続鋳造用鋳型は、鋳型内径の変化率を規定することに加え、鋳型の湾曲半径の変化率、およびそれらの変化率間の関係を規定したものである。
すなわち、本発明の鋳型は、湾曲型連続鋳造機を用いて丸ビレット鋳片を連続鋳造するための鋳型であって、鋳型下端での内径をD0[m]とし、鋳型下端での湾曲外側の湾曲半径をR0[m]とし、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの鋳型内径の変化率Tp[%/m]を下記(1)式で表し、鋳造方向に沿った単位長さ当たりの湾曲外側の湾曲半径の変化率Rp[%/m]を下記(2)式で表した場合に、鋳型内径変化率Tpと湾曲半径変化率Rpとは下記(3)式の関係を満足するものである。
Tp=(1/D0)×(dD/dx)×100[%/m] ・・・(1)式
但し、前記(1)式中のDは鋳型冷却面上端からxの距離における鋳型内径を示す。
Rp=(1/R0)×(dR/dx)×100[%/m] ・・・(2)式
但し、前記(2)式中のRは鋳型冷却面上端からxの距離における湾曲外側の湾曲半径を示す。
Rp=(Tp/2)×(D0/R0) ・・・(3)式
図2は、本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の構成を模式的に示す垂直断面図である。同図に示すように、湾曲型連続鋳造機に用いられる本発明の鋳型1は、鋳型1の下端1bでの内径をD0とし、鋳型下端1bでの内周面における湾曲外側に沿う面1cの湾曲半径をR0とする。その鋳型下端1bでの内径D0は、鋳造する鋳片11の直径毎に定められる。その鋳型下端1bでの湾曲半径R0は、鋳型1から引き出される鋳片11の湾曲外側の湾曲半径と概ね一致し、湾曲型連続鋳造機に固有のものである。
鋳型1の内周面は、その内径を下端1bから上端1aに向かうに従って次第に拡大させるテーパーが施される。このとき、鋳型冷却面上端1aからxの距離において、鋳型内径をDとしたとき、この位置での鋳型内径変化率Tpは、上記(1)式で表すことができる。同じく、鋳型冷却面上端1aからxの距離において、湾曲外側に沿う面1cの湾曲半径をRとしたとき、この位置での湾曲外側の湾曲半径変化率Rpは、上記(2)式で表すことができる。そして、鋳型冷却面上端1aからxの距離の位置では、その位置での鋳型内径変化率Tpと湾曲半径変化率Rpとが上記(3)式の関係を満足するように、鋳型内径Dおよび湾曲半径Rが設定される。
このような上記(3)式の規定に従って鋳型内径Dおよび湾曲半径Rを設定すると、鋳型1の内周面は、その内径が下端1bから上端1aに向かうに従って次第に拡大するわけであるが、内径の拡大した分が湾曲外側と湾曲内側とに均等に振り分けられて広がる。すなわち、鋳型1の内径の中心点を下端1bから上端1aまで結んでなる中心線MCは、丸ビレット鋳片11の中心線BCに対し、鋳型下端1bから鋳型上端1aまでの全域にわたって合致した状態になる。
このような状態を上記(3)式で規定する理由は、以下のとおりである。鋳型内周面の中心線MCと、鋳片11の中心線BCとを合致させるには、鋳片11の中心線BCを中心に、鋳型1の内径の拡大した分を湾曲外側と湾曲内側に均等に振り分けることが必要である。そのためには、鋳型冷却面上端1aからxの距離の位置での湾曲外側の湾曲半径Rに、その位置での鋳型内径変化率Tpの半分(1/2)を寄与させればよい。そうすると、湾曲外側の湾曲半径Rは、鋳型内径変化率Tpに基づいて、下記(4)式で表すことができる。
R=R0+D0×(Tp/2) ・・・(4)式
同様に湾曲外側の湾曲半径Rは、湾曲半径変化率Rpに基づいて、下記(5)式で表すことができる。
R=R0+R0×Rp ・・・(5)式
上記(4)式および上記(5)式より、上記(3)式を導くことができる。よって、上記(3)式の関係を満足すれば、鋳型内周面の中心線MCと、鋳片11の中心線BCとが合致することになる。
このような本発明の連続鋳造用鋳型によれば、この鋳型を用いて丸ビレット鋳片を連続鋳造する際、鋳型内周面の中心線と、鋳片の中心線とが合致していることから、鋳片は鋳型から偏った力を受けることはなく、全周に均等な力を受ける。そのため、鋳片と鋳型内周面との接触が全周にわたって均一で良好になり、その結果、安定して高品質な丸ビレット鋳片を得ることができる。これは、凝固収縮量が異なる鋼を鋳造対象とする場合や、鋳造中に鋳造速度が変化する場合であっても変わらない。
続いて、本発明の連続鋳造用鋳型の好適な具体例を説明する。
具体例として、鋳造方向に沿って3つの領域に区分されており、鋳型内径変化率Tpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は12〜16[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は12〜16[%/m]から0.8〜1.4[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.8〜1.4[%/m]とすることができる。このとき、湾曲半径変化率Rpは、その鋳型内径変化率Tpに基づいて、上記(3)式の関係を満足するように定める。
言い換えると、湾曲半径変化率Rpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]から0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]とすることもできる。このとき、鋳型内径変化率Tpは、その湾曲半径変化率Rpに基づいて、上記(3)式の関係を満足するように定める。
図3は、本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の具体例を説明するための垂直断面図である。同図は、便宜的に、鋳型の内周面のテーパーを一定にしており、湾曲状態を示していない。
図3に示すように、本発明の鋳型1は、溶鋼10が注入される側の鋳型1の冷却面上端1aから下端1bまでを、鋳造方向に沿って3つの領域A1、A2、A3に区分される。第1領域A1と第2領域A2との境界は、鋳型1の冷却面上端1aより50〜100[mm]の区間内にあり、第2領域A2と第3領域A3との境界は、鋳型1の冷却面上端1aから250〜300[mm]の区間内にある。鋳型内径変化率Tpは、第1領域A1内で12〜16[%/m]に、これに連続する第2領域A2内で12〜16[%/m]から0.8〜1.4[%/m]まで連続的に変化し、さらにこれに連続する第3領域A3内で0.8〜1.4[%/m]となるように構成する。連続鋳造時には、鋳型1内の溶鋼10の表面にモールドパウダー12が供給される。
鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の第1領域で鋳型内径変化率Tpを12〜16[%/m]に設定するのは、その区間が鋳型内周面と鋳片との間の接触を均一にするために有効だからである。すなわち、その区間が50[mm]未満であると、凝固シェルの収縮よりも鋳型の収縮が小さくなって接触が不均一になり、縦割れが発生するからである。一方、その区間が100[mm]を超えると、鋳型の収縮が大きくなりすぎて鋳型と鋳片との焼き付きによる拘束が発生するからである。鋳型内径変化率Tpは、規定値より大きすぎると拘束が発生し、小さすぎると縦割れが発生する。
また、その第1領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の第2領域で鋳型内径変化率Tpを12〜16[%/m]から0.8〜1.4[%/m]まで連続的に変化させるのは、その区間が250[mm]未満であると、凝固シェルの収縮よりも鋳型の収縮が小さくなって接触が不均一になり、縦割れが発生するからである。一方、その区間が300[mm]を超えると、鋳型の収縮が大きくなりすぎて鋳型と鋳片との焼き付きによる拘束が発生するからである。鋳型内径変化率Tpは、規定値より大きすぎると拘束が発生し、小さすぎると縦割れが発生する。さらに、その第2領域に連続して鋳型下端までの間の第3領域で鋳型内径変化率Tpを0.8〜1.4[%/m]としているのも、同様の理由からである。
本具体例の連続鋳造用鋳型を使用すれば、鋳片と鋳型内周面との接触がより一層良好になって高品質な丸ビレット鋳片を得ることができる。さらに、鋳型内周面と鋳片との間の伝熱媒体となるモールドパウダーについては、以下の物性および成分を有するものを本発明の鋳型に使用することで、従来のモールドパウダーを使用するよりもさらに高品質な丸ビレット鋳片を得ることができる。
本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型には、1573[K]における粘度が0.1〜1.0[Pa・s]、凝固点が1273[K]以上であり、((CaO+CaF2×0.718)/SiO2)で表される質量濃度比が1.0〜1.4で、Na2Oに換算したNa量が5.0[mass%]以下、F濃度が7.0[mass%]以下、MgOに換算したMg量が5〜13[mass%]、Al23に換算したAl量が6〜18[mass%]であるモールドパウダーを用いることができる。表1に、モールドパウダーの物性および成分を示す。
Figure 2009006364
このモールドパウダーに関し、1573[K]における粘度が0.1[Pa・s]未満であると、鋳型内周面と鋳片との間へのパウダーの流入が不均一となって抜熱が不均一になり、縦割れが発生したり、拘束が発生したり、溶鋼中にパウダーが巻き込まれて欠陥が発生する。一方、その粘度が1.0[Pa・s]を超えると、鋳型内周面と鋳片との間へのパウダーの流入が不足して拘束が発生する。
凝固点が1273[K]未満であると、鋳型内周面と鋳片との間において、パウダーの液相が多くなって冷却が強くなりすぎるので、熱応力により鋳片が変形し、縦割れが発生する。
((CaO+CaF2×0.718)/SiO2)で表される質量濃度比が1.0未満であると、溶鋼中のMnをパウダー中のSiO2が酸化して組成が変化し、鋳片の表面に欠陥が生じる。また、MgOに換算したMg量が5[mass%]未満であると、結晶化が安定しないので、冷却が強くなり、縦割れが発生する。一方、((CaO+CaF2×0.718)/SiO2)で表される質量濃度比が1.4を超えたり、MgOに換算したMg量が13[mass%]を超えると、パウダーフィルムの収縮が大きくなりすぎて鋳片と鋳型内周面との間の接触が悪化して縦割れが発生し、または、凝固点が高くなりすぎてパウダーが溶融しない。
Na2Oに換算したNa量が5.0[mass%]を超えたり、F濃度が7.0[mass%]を超えると、粉末の溶融特性が不良となってノロ咬みなどの欠陥が発生する。
Al23に換算したAl量が6[mass%]未満であると、結晶の組成が鋳込み中に変化して冷却が不均一になる。一方、そのAl量が18[mass%]を超えると、凝固点が高くなりすぎて、溶融したパウダーが流入しにくくなる。
したがって、ここで規定した物性および成分を有するモールドパウダーを本発明の鋳型内溶鋼の表面に供給しつつ連続鋳造すれば、さらに良好な品質の丸ビレット鋳片を製造できる。
本発明の鋳型およびその鋳型を用いた連続鋳造方法による効果を確認するために、湾曲半径(R0)が10[m]で一点矯正式の湾曲型連続鋳造機を用いて試験を行った。本実施例での試験には、C:0.06〜0.35[mass%]、およびMn:0.8〜1.8[mass%]を含有する鋼を用いた。Crは含有しなくてもよいが、含有する場合は3[mass%]以下とした。特に、表2に示す3ランクの鋼種A、B、Cで鋳造試験を行った。
Figure 2009006364
本実施例では、表3に示す鋳型M1〜M20(冷却面下端内径(D0)は225[mm]、長さは900[mm])に給湯し、この溶鋼の表面に、表4に示すモールドパウダーP1〜P11を供給し、鋳造速度が2.0[m/分]で連続鋳造した。表5に、本実施例での鋼種A〜C、鋳型M1〜M20、およびパウダーP1〜P11の組合せを表す鋳造条件A〜AFを示す。
Figure 2009006364
Figure 2009006364
Figure 2009006364
試験結果の評価は、鋳型内周面と鋳片との接触状況を表す鋳型銅板温度の変動幅、縦割れ発生率、および引き抜き不能事故の有無で行った。
図4は、実施例での鋳造条件毎の鋳型銅板温度の変動幅を示す図である。同図の鋳型温度変動幅は、鋳型冷却面上端から150[mm]の位置に設置した熱電対の温度変動幅を実効値(積分平均)で示したものである。その熱電対は銅板表面から15mm内側に設置した。
図5は、実施例での鋳造条件毎の縦割れ発生指数を示す図である。同図の縦割れ発生指数は、鋳片の単位長さ当たりの割れ長さである。
図4および図5より明らかなように、本発明例である鋳造条件I〜Q、U、V、およびAA〜AFについては、鋳型銅板温度の変動幅はまったく問題のない範囲であり、縦割れの発生もほとんどなかった。しかも、ブレークアウトや拘束ブレークアウト警報も発せられなかった。
これに対して、比較例である鋳造条件A、C、E、F、R〜T、W〜Zでは、鋳型銅板温度の変動幅が大きく実操業において問題となり、縦割れも大きかった。この中で、特に鋳造条件W、X、Y、Zについては、比較例であるパウダーP4、P5、P6、P7が採用されており、モールドパウダーの不適正により、銅板温度の大きな変動が起こった。鋳造条件R、S、Tについては、比較例である鋳型M18、M19、M20が採用されており、鋳型内径変化率は適正であったが、湾曲半径変化率が不適正であったため、鋳片と鋳型内周面との接触が均一に保たれなかった。
また、比較例である鋳造条件B、D、G、Hでは、銅板温度の変動は小さいものの、比較例である鋳型M1、M4、M7、M8が採用されており、鋳型内径変化率が不適であったため、引き抜き不能の事故が発生した。
本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型、およびその鋳型を用いた連続鋳造方法によれば、湾曲型連続鋳造機を用いて丸ビレット鋳片を連続鋳造する際、鋳片は全周に均等な力を受けて、鋳片と鋳型内周面との接触が全周にわたって均一で良好になるため、鋳造欠陥の無い高品質な丸ビレット鋳片を安定して製造することができる。したがって、本発明は、湾曲型連続鋳造機を用いて高品質な丸ビレット鋳片を製造することが可能な連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法として、極めて有用である。
従来の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の構成を模式的に示す垂直断面図である。 本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の構成を模式的に示す垂直断面図である。 本発明の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型の具体例を説明するための垂直断面図である。 実施例での鋳造条件毎の鋳型銅板温度の変動幅を示す図である。 実施例での鋳造条件毎の縦割れ発生指数を示す図である。
符号の説明
1 鋳型
1a 鋳型上端
1b 鋳型下端
1c 鋳型内周面における湾曲外側に沿う面
10 溶鋼
11 丸ビレット鋳片
12 モールドパウダー

Claims (4)

  1. 鋳型下端での内径をD0[m]、および鋳型下端での湾曲外側の湾曲半径をR0[m]とする湾曲型連続鋳造機を用いて、丸ビレット鋳片を連続鋳造するための鋳型であって、
    鋳造方向に沿った単位長さ当たりの鋳型内径の変化率Tp[%/m]を下記(1)式で表し、
    鋳造方向に沿った単位長さ当たりの湾曲外側の湾曲半径の変化率Rp[%/m]を下記(2)式で表した場合に、
    鋳型内径変化率Tpと湾曲半径変化率Rpとは下記(3)式の関係を満足することを特徴とする丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型。
    Tp=(1/D0)×(dD/dx)×100[%/m] ・・・(1)式
    但し、前記(1)式中のDは鋳型冷却面上端からxの距離における鋳型内径を示す。
    Rp=(1/R0)×(dR/dx)×100[%/m] ・・・(2)式
    但し、前記(2)式中のRは鋳型冷却面上端からxの距離における湾曲外側の湾曲半径を示す。
    Rp=(Tp/2)×(D0/R0) ・・・(3)式
  2. 鋳造方向に沿って3つの領域に区分されており、前記鋳型内径変化率Tpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は12〜16[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は12〜16[%/m]から0.8〜1.4[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.8〜1.4[%/m]であることを特徴とする請求項1に記載の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型。
  3. 鋳造方向に沿って3つの領域に区分されており、前記湾曲半径変化率Rpは、溶鋼が注入される側の鋳型冷却面上端から50〜100[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]で、この領域に連続して鋳型冷却面上端より250〜300[mm]の間の領域は6×(D0/R0)〜8×(D0/R0)[%/m]から0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]まで連続的に変化させ、さらにこの領域に連続して鋳型下端までの間の領域は0.4×(D0/R0)〜0.7×(D0/R0)[%/m]であることを特徴とする請求項1に記載の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の丸ビレット鋳片の連続鋳造用鋳型を用いた連続鋳造方法であって、
    前記連続鋳造用鋳型内に注入した溶鋼の表面に、1573[K]における粘度が0.1〜1.0[Pa・s]、凝固点が1273[K]以上であり、((CaO+CaF2×0.718)/SiO2)で表される質量濃度比が1.0〜1.4で、Na2Oに換算したNa量が5.0[mass%]以下、F濃度が7.0[mass%]以下、MgOに換算したMg量が5〜13[mass%]、Al23に換算したAl量が6〜18[mass%]であるモールドパウダーを供給しつつ、連続鋳造することを特徴とする丸ビレット鋳片の連続鋳造方法。
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