JP2009004881A - データ変換回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信速度の設定及びデュアルポートRAMから取出すデータ量の設定が可能で、かつ送信データのエラーチェックが可能なデータ変換回路を提供する。
【解決手段】電源投入時に通信速度設定部41、RAM領域設定部42、パリティ設定部43にデータを設定する。通信速度設定部41はクロックセレクタ52で選択するクロックを指定し、デュアルポートRAM51の動作速度を決定する。RAM領域設定部42はアドレスカウンタ55の最大カウント値を決定し、デュアルポートRAM51から取出すデータ量を設定する。外部入力データをデュアルポートRAM51にポートAから書込み、ポートBから読出してデータ取込み用レジスタ56に取込み、データ分析部57で分析してパリティ処理部58でパリティビットを生成する。データ送信部59は、データ取込み用レジスタ56で取込んだデータにスタートビット、ストップビット、パリティビットを付加して出力する。
【選択図】 図3
【解決手段】電源投入時に通信速度設定部41、RAM領域設定部42、パリティ設定部43にデータを設定する。通信速度設定部41はクロックセレクタ52で選択するクロックを指定し、デュアルポートRAM51の動作速度を決定する。RAM領域設定部42はアドレスカウンタ55の最大カウント値を決定し、デュアルポートRAM51から取出すデータ量を設定する。外部入力データをデュアルポートRAM51にポートAから書込み、ポートBから読出してデータ取込み用レジスタ56に取込み、データ分析部57で分析してパリティ処理部58でパリティビットを生成する。データ送信部59は、データ取込み用レジスタ56で取込んだデータにスタートビット、ストップビット、パリティビットを付加して出力する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、無線装置の変復調器において、送信用データを直列データに変換するデータ変換回路に関するものである。
従来、無線装置の変復調器において、送信用データ(並列データ)を直列データに変換するデータ変換回路は、一般にFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成している。
図6は、上記従来のデータ変換回路の構成を示したもので、11は領域数が例えば「256」のデュアルポートRAM(Dual Port RAM)で、ポートA及びポートBの2つのポートを備え、ポートAから書込まれたデータをポートBから取り出すようになっている。
上記ポートA側のアドレス端子(ADDRA)には8ビットのアドレス、データ入出力端子(DATAA)には8ビットのデータが入力される。更にポートAに対しては、書込命令(WR)及びクロック(CLK)が入力される。また、上記外部入力されるクロック(CLK)は、タイミング信号生成用の6ビット(64進)のタイミングカウンタ12に入力される。このタイミングカウンタ12は、上記クロックCLKをカウントし、カウント内容を出力ライン13aから出力すると共に、カウント「8」のときに出力ライン13bから“1”信号を出力し、「64」カウント毎に出力ライン13cから“1”信号を出力する。
また、上記デュアルポートRAM11のポートB側には、アドレス端子(ADDRB)に8ビット(256進)のアドレスカウンタ14が接続され、データ出力端子(DATAB)にデータ取込み用レジスタ15が接続される。上記アドレスカウンタ14は、タイミングカウンタ12の出力ライン13cから64カウント毎に出力される信号をカウントしてデュアルポートRAM11の領域数「256」に対応した読出しアドレスを生成し、最終アドレスに達するとエンドフラグ(end flag)を出力する。このエンドフラグ(end flag)は、制御部(図示せず)へ送られる。
上記データ取込み用レジスタ15は、上記タイミングカウンタ12の出力ライン13bから出力される信号に同期して動作し、タイミングカウンタ12のカウント値が「8」になったときにデュアルポートRAM11のポートBから出力されるデータを取込み、データ送信部16へ出力する。データ送信部16は、上記データ取込み用レジスタ15から送られてくるデータを、タイミングカウンタ12の出力ライン13aから出力される信号に同期してシリアルデータに変換し、送信データとして出力する。この際、データ送信部16は、データ取込み用レジスタ15から送られてくるデータの先頭にスタートビットを付加すると共に、データの最後尾にストップビットを付加する。
上記のように外部入力されるデータがクロック(CLK)に同期してデュアルポートRAM11にポートAから書込まれ、アドレスカウンタ14により指定される読出しアドレスに従ってポートBからデータ取込み用レジスタ15に取込まれる。そして、データ取込み用レジスタ15により取込まれたデータがデータ送信部16へ送られ、タイミングカウンタ12の出力ライン13aから出力される信号に同期してシリアルデータに変換される。このとき送信データの先頭にスタートビットが付加され、最後尾にストップビットが付加される。
また、本発明に関連する公知技術として、非同期端末からモデムに入力されるデータを非同期/同期変換手段において一時的に蓄積し、蓄積したデータにスタートビット及びストップビットを付加し、復調手段または変調手段から供給されるクロックに同期した送信データを出力する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−86169号公報
上記従来のデータ変換回路は、タイミングカウンタ12から出力されるクロックに同期してデータ送信部16がデータの送信処理を行っており、送信データの送信速度を変更することができない。また、データ送信部16は、デュアルポートRAM11からデータ取込み用レジスタ15により読出されたデータをシリアルデータに変換してスタートビット及びストップビットを付加しているだけであるので、送信するデータのエラーを検出することができない。
また、デュアルポートRAM11からデータを読出す際、アドレスカウンタ14によりデュアルポートRAM11の全ての領域を指定しているので、常に全データが読出されることになり、読出すデータ量を指定できないという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、データの送信速度を任意に変更できると共に送信データのエラー検出機能を備え、かつメモリ取出すデータ量を任意に設定し得るデータ変換回路を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ変換回路は、それぞれ周波数の異なる複数のクロックから特定のクロックを選択するクロックセレクタと、前記クロックセレクタが選択するクロックを指定する通信速度設定部と、前記クロックセレクタで選択されたクロックをカウントし、動作タイミング信号を生成するタイミングカウンタと、前記クロックセレクタで選択されたクロックに同期して動作し、送信用データを一時的に保存するメモリと、前記メモリの読出しアドレスを指定するアドレスカウンタと、前記アドレスカウンタの最大カウント値を設定して前記メモリの読出し領域を指定するメモリ領域設定部と、前記メモリから読出されるデータを前記タイミングカウンタから出力されるタイミング信号に従って取込むデータ取込用レジスタと、前記データ取込用レジスタに取込まれたデータを分析してパリティビットを生成するパリティ処理手段と、前記パリティ処理手段の動作内容を設定するパリティ設定部と、前記データ取込用レジスタに取込まれたデータをシリアルデータに変換し、スタートビット、ストップビット及び前記パリティ処理手段で生成されたパリティビットを付加して出力するデータ送信部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、データの送信速度を通信条件等に応じて任意に変更できると共に、パリティビットを付加することによって送信データのエラー検出が可能となり、かつメモリ取出すデータ量を任意に設定でき、メモリの非使用領域への無駄なアクセスを無くして効率的に使用できると共にデータの送信を効率的に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線装置の全体の概略構成を示すシステム系統図である。図1において、21は例えばパーソナルコンピュータ(PC)を用いた端末装置で、この端末装置21には変復調器22を介して無線機23が接続される。この無線機23は、送受信用のアンテナ24を備えている。
上記端末装置21から出力される送信用データは、変復調器22で変調されて無線機23へ送られ、この無線機23からアンテナ24を介して他の無線装置(図示せず)へ送信される。また、他の無線装置から送られてくる高周波信号は、アンテナ24を介して無線機23で受信され、変復調器22により復調される。この変復調器22で復調されたデータは、端末装置21へ送られて処理される。
上記変復調器22は、図2に示すように構成されている。図2において、221はFPGA(Field Programmable Gate Array)により構成されるデータ変換部、データ部222、プロトコル部223、変復調部224である。上記データ変換回路221は、FPGA(Field Programmable Gate Array)により構成され、データのシリアル/パラレル変換処理、非同期シリアル制御、高速、低速シリアル制御等を行う。また、上記データ部222、プロトコル部223及び変復調部224はDSP(Digital Signal Processor)により構成され、データ部222は外部からの制御情報の授受及びデータの授受を行うと共にプロトコル部223とのシリアル通信を行う。プロトコル部223は、データ通信のプロトコル処理、変復調部224とのデータの授受及びデータ部222とのコマンドの授受を行う。変復調部224は、変復調処理及びプロトコル部223とのデータの授受等を行う。
次に、上記データ変換回路221の具体的な構成について図3を参照して説明する。
データ変換回路221は、デュアルポートRAM51のポートAに対する8ビットのアドレス入力端子31、8ビットのデータ入出力端子32、書込命令(WR)入力端子33、データ送信開始命令(SEND_ST)入力端子34、通信速度設定データ入力端子35、RAM領域設定データ入力端子36、パリティ設定データ入力端子37、クロック入力端子38、状態信号出力端子39、データ出力端子40を備えている。
上記アドレス入力端子31には図2のデータ部222から8ビットのアドレス(ADDRA)が入力されると共にデータ入出力端子32に8ビットのデータ(DATAA)が入力される。また、データ部222から書込命令入力端子33には書込命令(WR)が入力されると共に、データ送信開始命令入力端子34にデータ送信開始命令(SEND_ST)が入力される。このデータ送信開始命令(SEND_ST)は、デュアルポートRAM51へのデータ書込み中はLowレベルに保持され、送信を開始する際にHighレベルとなる。
そして、上記通信速度設定データ入力端子35には、通信速度設定部41から5ビットの通信速度設定データ(CHG_BPS)が入力される。上記通信速度設定部41は、例えば8ビットのアドレス入力端子、データ入力端子、書込命令入力端子、読出命令入力端子を備え、外部入力されるアドレス(ADDRA)に従ってデータ(DATAA)を書込み、通信速度設定データ(CHG_BPS)として出力する。
また、上記RAM領域設定データ入力端子36には、RAM領域設定部42から8ビットのRAM領域設定データ(AREA)が入力される。上記RAM領域設定部42は、アドレス入力端子、データ入力端子、書込命令入力端子、読出命令入力端子を備え、外部入力されるアドレス(ADDRA)に従ってデータ(DATAA)を書込み、RAM領域設定データ(AREA)として出力する。
また、上記パリティ設定データ入力端子37には、パリティ設定部43からパリティ設定データ(PARITY)が入力される。パリティ設定部43は、アドレス入力端子、データ入力端子、書込命令入力端子、読出命令入力端子を備え、外部入力されるアドレス(ADDRA)に従ってデータ(DATAA)を書込み、例えば3ビットのパリティ設定データ(PARITY)を出力する。この3ビットのパリティ設定データ(PARITY)によってパリティ動作の有無及びパリティの種類(偶数パリティあるいは奇数パリティ)を指定する。
上記通信速度設定部41、RAM領域設定部42及びパリティ設定部43は、例えばFPGAによってレジスタ構成としたもので、予めソフトウェア処理によって設定されたデータが電源投入時に制御部(図示せず)から与えられる。
また、上記クロック入力端子38には、クロックジェネレータ44からそれぞれ周波数の異なる5種類のクロック(CLK1〜CLK5)が入力される。上記クロックジェネレータ44は、例えば15.36MHzの基準クロック(CLK)に基づいてそれぞれ周波数の異なる5種類のクロックCLK1(38400bps)、CLK2(19200bps)、CLK3(9600bps)、CLK4(4800bps)、CLK5(2400bps)を発生する。
そして、上記データ変換回路221内には、デュアルポートRAM51、クロックセレクタ52、6ビットのタイミングカウンタ53、8ビットのアドレスカウンタ55、データ取込み用レジスタ56、データ分析部57、パリティ処理部58、及びデータ送信部59が設けられる。
上記データ変換回路221に設けられたアドレス入力端子31、データ入出力端子32及び書込命令入力端子33は、それぞれデュアルポートRAM51のポートA側のアドレス入力端子、データ入出力端子及び書込命令入力端子に接続される。また、デュアルポートRAM51のクロック入力端子には、クロックセレクタ52により選択されたクロック(CLKK)が入力される。
上記クロックセレクタ52は、クロック入力端子38に入力されるクロック(CLK1〜CLK5)を通信速度設定部41から通信速度設定データ入力端子35に入力される通信速度設定データ(CHG_BPS)に基づいて選択し、デュアルポートRAM51に動作クロック(CLKK)として入力する。
また、タイミングカウンタ53は、上記クロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)をカウントし、各カウントデータ(COUNT)を出力ライン54aから出力すると共に、カウント「8」で出力ライン54bからトリガ信号(TRG1)、カウント「17」で出力ライン54cからトリガ信号(TRG2)、カウント「64」で出力ライン54dからクロック(CCLK)を出力する。
上記タイミングカウンタ53の出力ライン54aから出力されるカウントデータ(COUNT)はデータ送信部59へ、出力ライン54bから出力されるトリガ信号(TRG1)はデータ取込み用レジスタ56へ、出力ライン54cから出力されるトリガ信号(TRG2)はパリティ処理部58へ、出力ライン54dから出力されるクロック(CCLK)はアドレスカウンタ55へそれぞれ送られる。
アドレスカウンタ55は、RAM領域設定部42からデータ変換回路221のRAM領域設定データ入力端子36に入力されるRAM領域設定データ(AREA)に従ってデュアルポートRAM51の読出し領域を設定し、上記タイミングカウンタ53の出力ライン54dから出力されるクロック(CCLK)によりカウントアップしてデュアルポートRAM51のポートBに対して読出しアドレスを指定する。
また、上記アドレスカウンタ55は、RAM領域設定部42のRAM領域設定データ(AREA)により設定される最上位カウント値までカウントアップしたときにエンドフラグ(END_FLG)を出力する。このアドレスカウンタ55から出力されるエンドフラグ(END_FLG)は、アンド回路50の一方の入力端子に入力される。また、このアンド回路50の他方の入力端子には、図2のデータ部222からデータ送信開始命令入力端子34に送られてくるデータ送信開始命令(SEND_ST)が入力される。上記アンド回路50からは、デュアルポートRAM51の記憶データが空かどうかを示す信号(EMPTY)と、送信中かどうかを示す信号(BUSY)が状態信号として出力され、状態信号出力端子39から上記データ部222へ送られる。上記状態信号(EMPTY)は、High(H)レベルのときに“FULL”、Low(L)レベルのときに“EMPTY”の状態を示している。また、状態信号(BUSY)は、High(H)レベルのときに“BUSY”、Low(L)レベルのときに“READY”の状態を示している。
データ取込み用レジスタ56は、タイミングカウンタ53の出力ライン54bからカウント「8」で与えられるトリガ信号(TRG1)によってデュアルポートRAM51のポートBから8ビットのデータ(D0〜D7)を取込み、データ分析部57及びデータ送信部59へ出力する。
データ分析部57は、データ取込み用レジスタ56で取込まれた8ビットのデータ(D0〜D7)をクロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)に同期して分析し、すなわちタイミングカウンタ53の9〜16カウントのタイミングで、データ(D0〜D7)の“1”の数をカウントし、その結果をパリティ処理部58へ出力する。
パリティ処理部58は、タイミングカウンタ53の出力ライン54cから与えられるトリガ信号(TRG2)に同期して動作し、パリティ設定部43からパリティ設定データ入力端子37を介して入力されるパリティ設定データ(PARITY)に従ってパリティの種類、すなわち偶数パリティとするか奇数パリティとするかを決定し、このパリティの種類及び上記データ分析部57の分析結果に基づいてパリティビット(PARITY_BIT)を生成してデータ送信部59へ出力する。
データ送信部59は、クロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)に同期して動作し、上記データ取込み用レジスタ56で取込まれたデータに対し、タイミングカウンタ53のカウント「16」でスタートビットを付加し、タイミングカウンタ53が4カウントする毎に送信データ「D0」〜「D7」を順次出力する。また、データ送信部59は、送信データ「D7」の次にパリティビットを付加し、その後にストップビットを付加する。上記データ送信部59から出力される送信データは、データ変換回路221のデータ出力端子40から上記データ部222、プロトコル部223、変復調部224等を経由して無線機23へ送られる。
次に上記のように構成されたデータ変換回路221の動作を説明する。
機器の電源投入時に、予め設定したソフトウェアにより、通信速度、デュアルポートRAM51の使用領域、及びパリティの種類を設定する。上記通信速度に関しては、通信速度設定部41に通信速度を指定するデータを入力し、通信速度設定データ(CHG_BPS)を所定の値に設定する。この通信速度設定部41に設定された通信速度設定データ(CHG_BPS)は、データ変換回路221の通信速度設定データ入力端子35よりクロックセレクタ52に入力される。このクロックセレクタ52は、上記通信速度設定データ(CHG_BPS)に基づいてクロックジェネレータ44から与えられているクロック(CLK1〜CLK5)の何れかを選択し、動作クロック(CLKK)としてデュアルポートRAM51、タイミングカウンタ53、データ分析部57、パリティ処理部58、データ送信部59へ出力する。上記動作クロック(CLKK)によって上記デュアルポートRAM51等の各部の動作速度が決定される。
機器の電源投入時に、予め設定したソフトウェアにより、通信速度、デュアルポートRAM51の使用領域、及びパリティの種類を設定する。上記通信速度に関しては、通信速度設定部41に通信速度を指定するデータを入力し、通信速度設定データ(CHG_BPS)を所定の値に設定する。この通信速度設定部41に設定された通信速度設定データ(CHG_BPS)は、データ変換回路221の通信速度設定データ入力端子35よりクロックセレクタ52に入力される。このクロックセレクタ52は、上記通信速度設定データ(CHG_BPS)に基づいてクロックジェネレータ44から与えられているクロック(CLK1〜CLK5)の何れかを選択し、動作クロック(CLKK)としてデュアルポートRAM51、タイミングカウンタ53、データ分析部57、パリティ処理部58、データ送信部59へ出力する。上記動作クロック(CLKK)によって上記デュアルポートRAM51等の各部の動作速度が決定される。
また、上記デュアルポートRAM51の使用領域に関しては、RAM領域設定部42に使用領域を指定するデータを入力し、RAM領域設定データ(AREA)を所定の値に設定する。このRAM領域設定部42に設定されたRAM領域設定データ(AREA)は、データ変換回路221のRAM領域設定データ入力端子36に入力され、アドレスカウンタ55の最大カウント値(使用ビット数)を決定する。このアドレスカウンタ55の最大カウント値によってデュアルポートRAM51の使用領域が指定される。
また、上記パリティの種類については、パリティ設定部43に偶数パリティと奇数パリティの何れかを指定するデータを設定する。このパリティ設定部43に設定されたデータ(PARITY)は、データ変換回路221のパリティ設定データ入力端子37に入力され、パリティ処理部58が偶数パリティの処理を実行するのか、あるいは奇数パリティの処理を実行するのかを指定する。
そして、データ送信に際しては、端末装置21から変復調器22のデータ部222を経由してデータ変換回路221のアドレス入力端子31及びデータ入出力端子32に、8ビットのアドレス(ADDRA)及び8ビットの送信用データ(DATAA)を順次入力すると共に、書込命令入力端子33に書込命令(WR)、データ送信開始命令入力端子34にSEND_ST信号を入力する。このSEND_ST信号によってデータをデュアルポートRAM51に書込むこととデータの送信開始を指示する。また、上記SEND_ST信号によってアンド回路50のゲートが開かれ、デュアルポートRAM51のデータが空かどうか示す状態信号(EMPTY)と、送信中かどうかを示す状態信号(BUSY)が状態信号出力端子39を介してデータ部222へ送られる。
上記データ変換回路221に入力されたデータ(DATAA)はデュアルポートRAM51へ送られ、クロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)に同期して指定のアドレス(ADDRA)に順次書込まれる。
一方、タイミングカウンタ53は、上記クロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)によってカウント動作を開始し、出力ライン54aからカウントデータ(COUNT)を出力すると共に出力ライン54b〜54dからトリガ信号(TRG1)、(TRG2)、クロック(CCLK)を出力する。このタイミングカウンタ53のカウント動作に応じてデュアルポートRAM51からのデータの取込み及び送信動作等が実行される。
以下、デュアルポートRAM51からのデータの取込み動作及び送信動作について、図4に示すタイミングチャートを参照して説明する。なお、図4は、「10101010」のデータに対して偶数パリティの処理を行った場合について示している。
デュアルポートRAM51のポートBの読出しアドレスは、アドレスカウンタ55の8ビットのカウント出力によって指定される。アドレスカウンタ55は、タイミングカウンタ53の出力ライン54dから64カウント毎に出力されるクロック(CCLK)によってカウントアップ動作し、デュアルポートRAM51のアドレスを指定する。
一方、タイミングカウンタ53は、クロックセレクタ52で選択されたクロック(CLKK)によってカウントアップし、カウント「8」で出力ライン54bからトリガ信号(TRG1)を出力する。データ取込み用レジスタ56は、図4に示すようにタイミングカウンタ53の出力ライン54bからカウント「8」で出力されるトリガ信号(TRG1)によって動作し、デュアルポートRAM51のポートBから読出されるデータ(DATAB)を取込む。
上記データ取込み用レジスタ56に取込まれたデータは、データ分析部57及びデータ送信部59へ送られる。データ分析部57は、データ取込み用レジスタ56で取込まれた8ビットのデータ(D0〜D7)を分析、すなわち図4に示すようにタイミングカウンタ53のカウント値「9」〜「16」において、データ(D0〜D7)の“1”の数をカウントし、そのカウント値をinteger型にデータ変換してmod2の処理、すなわちデータ(D0〜D7)の“1”の数を「2」で割って割り切れたら「0」、余りが「1」なら「1」とする。上記mod2の処理結果を通常タイプ(std_logic)のデータに変換してパリティ処理部58へ出力する。
パリティ処理部58は、タイミングカウンタ53のカウント「17」で出力ライン54cに出力されるトリガ信号「TRG2」により、上記パリティ設定部43で設定されたデータ(PARITY)に従って偶数パリティとするか奇数パリティとするかを決定し、そのパリティの種類及び上記パリティ処理部58の処理結果に基づいてパリティビット(PARITY_BIT)を生成し、データ送信部59へ出力する。
データ送信部59は、データ取込み用レジスタ56で取込まれた送信データに対し、タイミングカウンタ53のカウント値が「16」となったときにスタートビットを付加し、タイミングカウンタ53が4カウントする毎に送信データ「D0」〜「D7」を順次出力する。そして、データ送信部59は、送信データ「D7」の次、すなわちタイミングカウンタ53のカウント値が「52」となったタイミングでパリティビットを付加し、更にタイミングカウンタ53のカウント値が「56」となったタイミングでストップビットを付加する。
上記パリティビットの処理において、例えば「10101010」のデータに対して偶数パリティの処理を行う場合、データの“1”の数は「4」で偶数であるので、パリティビットとしては“0”が付加される。
上記データ送信部59で処理された送信データは、図5に示すように第1ビットがスタートビット、第2〜第9ビットがデータD0〜D7、第10ビットがパリティビット、第11ビットがストップビットとなり、データ出力端子40からデータ部222、プロトコル部223、変復調部224を介して無線機23へ送られる。
上記実施形態によれば、クロックセレクタ52が通信速度設定部41の設定内容に従ってクロック(CLK1〜CLK5)の何れかを選択し、動作クロック(CLKK)としてデュアルポートRAM51、タイミングカウンタ53、データ分析部57、パリティ処理部58、データ送信部59等へ出力して動作速度を可変設定できるようにしているので、通信条件等に応じて通信速度を容易に変更することができる。
また、RAM領域設定部42の設定データによってアドレスカウンタ55の最大カウント値を指定できるようにしているので、デュアルポートRAM51のデータ読出し領域を任意に可変設定することができる。このため送信するデータ量等に応じてデュアルポートRAM51のデータ読出し領域を設定でき、デュアルポートRAM51の非使用領域への無駄なアクセスを無くし、デュアルポートRAM51を効率的に使用できると共にデータの送信を効率的に行うことができる。
また、データ取込み用レジスタ56に取込んだデータをデータ分析部57にて分析し、その分析結果に基づいてパリティ処理部58がパリティビットを生成し、データ送信部59に出力して送信データに付加するようにしているので、データの誤り検出が可能となり、送信データの品質を向上することができる。
尚、上記実施形態では、データを一時的に記憶するメモリとしてデュアルポートRAM51を使用した場合について示したが、通常のRAMを使用しても良い。通常のRAMを使用した場合には、RAMへのデータの書込みとデータ取込み用レジスタ56のデータ読出しとを交互に行う。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
21…端末装置、22…変復調器、23…無線機、24…アンテナ、31…アドレス入力端子、32…データ入出力端子、33…書込命令入力端子、34…データ送信開始命令入力端子、35…通信速度設定データ入力端子、36…RAM領域設定データ入力端子、37…パリティ設定データ入力端子、38…クロック入力端子、39…状態信号出力端子、40…データ出力端子、41…通信速度設定部、42…RAM領域設定部、43…パリティ設定部、44…クロックジェネレータ、50…アンド回路、51…デュアルポートRAM、52…クロックセレクタ、53…タイミングカウンタ、54a〜54d…出力ライン、55…アドレスカウンタ、56…データ取込み用レジスタ、57…データ分析部、58…パリティ処理部、59…データ送信部、221…データ変換回路、222…データ部、223…プロトコル部、224…変復調部
Claims (1)
- それぞれ周波数の異なる複数のクロックから特定のクロックを選択するクロックセレクタと、前記クロックセレクタが選択するクロックを指定する通信速度設定部と、前記クロックセレクタで選択されたクロックをカウントし、動作タイミング信号を生成するタイミングカウンタと、前記クロックセレクタで選択されたクロックに同期して動作し、送信用データを一時的に保存するメモリと、前記メモリの読出しアドレスを指定するアドレスカウンタと、前記アドレスカウンタの最大カウント値を設定して前記メモリの読出し領域を指定するメモリ領域設定部と、前記メモリから読出されるデータを前記タイミングカウンタから出力されるタイミング信号に従って取込むデータ取込用レジスタと、前記データ取込用レジスタに取込まれたデータを分析してパリティビットを生成するパリティ処理手段と、前記パリティ処理手段の動作内容を設定するパリティ設定部と、前記データ取込用レジスタに取込まれたデータをシリアルデータに変換し、スタートビット、ストップビット及び前記パリティ処理手段で生成されたパリティビットを付加して出力するデータ送信部とを具備することを特徴とするデータ変換回路。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007161519A Pending JP2009004881A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | データ変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009004881A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9869991B2 (en) | 2012-07-17 | 2018-01-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Control device and control method for blocking a control signal to a target device |
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2007
- 2007-06-19 JP JP2007161519A patent/JP2009004881A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9869991B2 (en) | 2012-07-17 | 2018-01-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Control device and control method for blocking a control signal to a target device |
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