JP2009003737A - 表示装置、表示プログラム、表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ツリー状に表示された階層構造の表示領域を節減するファイル表示装置1を提供する。
【解決手段】データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造を表示するファイル表示装置1であって、グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示するツリー表示部2と、前記ツリー表示部にて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得部3と、前記選択取得部により取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させて前記ツリー表示部に表示させる回転部4とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイルシステムにて管理されるファイル名およびディレクトリ名をツリー状に表示する表示装置、表示プログラム、表示方法に関する。
PCシステム(PC:パーソナルコンピュータ)におけるグラフィック技術の向上は目覚ましく、OSレベルでも標準で3Dグラフィックス表示機能がサポートされつつある。しかしながら一般的なPCを用いた業務においては、ディスプレイの表現能力の限界もあり、2Dの閲覧性および操作性の良さが優先されるため、3Dグラフィックス表示機能を利用した新しいユーザーインターフェースを用いるものはあまりない。3Dグラフィックス表示機能を利用したユーザーインターフェースがあった場合でも、閲覧性、操作性等、デザイン以外の点においては従来の2D表示に勝るものは少ない。
また、一般的にPCシステムではファイルを階層構造的に管理することができるファイルシステムを採用している。このファイルシステムは、図10のように階層構造をツリー状に表示する閲覧機構が一般的に利用されている。
なお、本発明の関連ある従来技術として、種々の電子データを扱うコンピュータ機器であって、これらデータを画面上で表示および操作する装置において、 階層構造的に連携する情報データを有し、該データをノードおよびその連携状態をラインで構成するツリー構造で表現して3次元グラフィックによる錐形上に配置し、その際上位階層ノードを錐形の上方に配置し、上位階層から順次錐の裾の方向へ放射状に分散配置させることで情報データを俯瞰的に表示させることを特徴とする情報視覚化方法が知られている(例えば特許文献1)。
特開2000−47778号公報
しかしながら、ツリーの階層が深くなり、またハードウェアドライブの数が増加していくにつれ、ツリーの各階層を表示させる場合、ツリービューは縦長の構造にならざるをえなくなり、表示領域が有限であるためしばしば閲覧性を損なうことになってしまう。さらにはファイルの移動やコピーなどの実操作の面においても、ファイルに対するマウスのドラッグ操作およびドロップ操作中にツリーのスクロールが必要になる場合があり、不便な点もある。
特許文献1における情報視覚化方法は、同一の階層に多数のノードが登録されている場合、錐形の形状を維持する場合はその階層のノードは表示上重なり合ってしまう可能性があり、閲覧性および操作性に問題がある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、PCシステムにおける3Dグラフィックス表示機能を用いることで、データの階層構造の表示領域を節減する表示装置、表示プログラム、および表示方法を提供する。
上述した課題を解決するため、本発明は、データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造を表示する表示装置であって、
グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示するツリー表示部と、前記ツリー表示部にて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得部と、前記選択取得部により取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させて前記ツリー表示部に表示させる回転部とを備えるものである。
また、本発明は、上述に記載の表示装置において、前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示装置において、前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とするものである。
さらに、本発明は、上述に記載の表示装置において、前記ツリー表示部は、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示することを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示装置において、前記ツリー表示部は、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示することを特徴とするものである。
さらに、本発明は、上述に記載の表示装置において、前記回転部は、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とするものである。
また、上述した課題を解決するため、本発明は、データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造の表示をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示させるツリー表示ステップと、前記ツリー表示ステップにて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得ステップと、前記選択取得部により取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させてツリー表示ステップに表示させる回転ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明は、上述に記載の表示プログラムにおいて、前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とするものである。
さらに、本発明は、上述に記載の表示プログラムにおいて、前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示プログラムにおいて、前記ツリー表示ステップは、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示させることを特徴とするものである。
さらに、本発明は、上述に記載の表示プログラムにおいて、前記ツリー表示ステップは、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示させることを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示プログラムにおいて、前記回転ステップは、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とするものである。
さらに、上述した課題を解決するため、本発明は、データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造を表示する表示方法であって、グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示させるツリー表示ステップと、前記ツリー表示ステップにて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得ステップと、前記選択取得部により取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させてツリー表示ステップに表示させる回転ステップとを実行するものである。
また、本発明は、上述に記載の表示方法において、前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とする表示方法。
また、本発明は、上述に記載の表示方法において、前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とする表示方法。
さらに、本発明は、上述に記載の表示方法において、前記ツリー表示ステップは、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示させることを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示方法において、前記ツリー表示ステップは、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示させることを特徴とするものである。
また、本発明は、上述に記載の表示方法において、前記回転ステップは、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とするものである。
本発明によれば、ツリー状に表示された階層構造の表示領域を節減することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1では、ファイル名またはディレクトリ名をグループ化したディレクトリツリー(従属関係)をポリゴンを使用することでツリー状に表示するファイル表示装置(表示装置)の例を示す。実施の形態1のファイル表示装置は、ユーザに選択指定されたファイル名(もしくはディレクトリ名)が属するディレクトリツリー以外は、ディレクトリツリーの水平方向のツリー軸を中心軸にしてディスプレイの奥行き方向に回転して表示する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。まず、表示装置であるファイル表示装置の機能ブロックを図1に示す。尚、ファイル表示装置1は、出力装置(例えばビデオカード、ディスプレイ)、入力装置(例えばキーボード、マウス)を備えたPCシステム(PC:パーソナルコンピュータ)である。
ファイル表示装置1は、ツリー表示部2、選択取得部3、回転部4を備える。
ツリー表示部2は、ファイル(データ)またはディレクトリ(データ)の従属関係を示すディレクトリツリーを、ファイル名(識別情報)またはディレクトリ名(識別情報)と、従属関係を示すツリー軸(枝)とを用いてツリー状に表示する。
選択取得部3は、ツリー表示部2にて表示されたファイル名またはディレクトリ名のうちから少なくとも一つのファイル名またはディレクトリ名が選択指定されることで、選択指定されたファイル名またはディレクトリ名を取得する。
回転部4は、選択取得部3により選択指定されたファイル名またはディレクトリ名が属さないディレクトリツリーを取得し、取得したディレクトリツリーが属する上位ディレクトリツリーとの関係を示すツリー軸を中心軸として回転させてツリー表示部2に表示させる。
ここで、回転部4によって処理された後のディレクトリツリービューを図2に示す。
ファイル表示装置1は、ディレクトリ内の閲覧に際してツリー軸上の枝の根元にある展開・折りたたみ用ポイントをマウスでクリック操作されることで、従来の2D表示型と同様にサブディレクトリの中身を展開(図2中のフォルダ2の状態)および折りたたみ(図2中のフォルダ3およびフォルダ4の状態)をすることができる。また、ファイル表示装置1は、ユーザによって選択指定されていない展開されたディレクトリツリー(以下、指定外ディレクトリツリー)を、回転部4の機能により奥行き方向へ回転する(図2における「フォルダ1」)。尚、この奥行き方向に回転している表示状態を「ブラインド状態」と呼び、従来のように回転されていない表示状態(図2における「フォルダ2」)を「オープン状態」と呼ぶ。
ファイルの移動やコピーは、対象ファイルをマウスによるドラッグ操作およびドロップ操作で行うことができる。オープン状態にあるディレクトリ内での移動やコピーは、従来の2D表示型と同様の操作が行える。
更に指定外ディレクトリツリーに作業が移る場合(指定外ディレクトリツリー内のファイル名やディレクトリ名が選択された場合や、現在選択指定されているディレクトリツリー内のファイルがドラッグされ、指定外ディレクトリツリー内にドロップされる場合等)は、現在オープン状態のディレクトリツリーがディスプレイに対し奥行き方向に回転してブラインド状態になり、作業移行先のディレクトリツリーが回転してオープン状態となって表示される。よって、従来の2D表示型と同様の操作が行える。
次に、実施の形態1におけるファイル表示装置1の一連の処理概要を図3のフローチャートに示す。以下、必要に応じファイル名およびディレクトリ名を「アイテム」と呼ぶ。
ツリー表示部2は、ディレクトリツリーとしてグループ化されたファイルまたはディレクトリの従属関係を、ファイル名またはディレクトリ名と、従属関係を示すツリー軸とを用いてツリー状に表示する(ステップS1)。
ツリー表示部2は、ファイル表示装置1の3Dグラフィックス表示機能を利用してディレクトリツリーを表示する。1つのディレクトリツリーは、1枚の四角形ポリゴンを用いて表現される。ディレクトリツリーの画像は、一度2Dのテクスチャ画像として構成され、所定の四角形ポリゴンにテクスチャ画像が貼り付けられる。尚、テクスチャ画像の中で展開・折りたたみ用ポイント以外の場所は、見た目やマウス操作を透過させる必要があるため、透過色指定となる。
選択取得部3は、ツリー表示部2にて表示されたファイル名またはディレクトリ名のうちからユーザによって選択指定されることで、選択指定されたファイル名またはディレクトリ名を取得する(ステップS2)。
ディレクトリツリーの選択場所の判定については、マウスポインタの座標(ディスプレイ座標)から、ディレクトリツリー面上の座標のどの位置をポインタが指しているかを算出し、選択箇所が有効なサブディレクトリツリーのうち一番ディスプレイ表示上で手前のツリーを選択対象とする。尚、この計算には一般の3Dグラフィックスで用いられるZバッファによる隠面処理が利用される。
回転部4は、選択取得部3により選択指定されたファイル名またはディレクトリ名が属さないディレクトリツリーを取得し、取得したディレクトリツリーが属する上位ディレクトリツリーとの関係を示す水平ツリー軸を中心軸として回転させてツリー表示部2に表示させる(ステップS3)。
次に、回転部4による回転処理を、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
回転部4は、PCシステム内に作られた仮想的な空間に設置されたファイル名、ディレクトリ名の文字列をビットマップイメージとした画像の座標を、表示するディスプレイ座標に変換する(ステップS11:ジオメトリ演算処理)。回転部4は、ジオメトリ演算処理の変換結果であるジオメトリ情報に従って四角形ポリゴンおよびテクスチャ画像をフレームバッファに描き込む(ステップS12:レンダリング処理)、その後、回転部4は描き込まれたフレームバッファを表示更新し(ステップS13)、回転部4は回転処理を終了する。
次に、ジオメトリ演算処理(ステップS11)の詳細を図5のフローチャートに示す。
回転部4は、ルートツリー軸(基幹となるツリー軸であり、例えば図2におけるCドライブから直接の従属関係を示しているツリー軸)を親座標に設定し(ステップS21)、ルートツリー内のアイテムに対しジオメトリ演算ループを開始する。
ジオメトリ演算ループにおいて、回転部4は対象アイテムの情報を取得し(ステップS22)、対象アイテムが回転対象であるかを判定する(ステップS23)。対象アイテムが回転対象である場合(ステップS23、Yes)、回転部4は対象アイテムがディレクトリであるか否かを判定する(ステップS24)。
対象アイテムがディレクトリである場合(ステップS24、Yes)、回転部4はジオメトリ演算処理(ディレクトリ)(後述)を実施する(ステップS26)。他方、対象アイテムがディレクトリでない場合(すなわち、ファイルである場合)(ステップS24、No)、回転部4はジオメトリ演算処理(ファイル)(後述)を実施する(ステップS25)。
他方、ステップS23にて対象アイテムが回転対象でない場合(ステップS23、No)、処理をせず次の対象アイテムの情報を取得する(ステップS22)。
回転部4は、上述のステップS22からステップS26までの処理をルートツリー内のアイテム全てに対し行うことで、ジオメトリ演算処理を行う。
次に、ジオメトリ演算処理(ディレクトリ)の詳細について図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
回転部4は、現在の親座標から相対変換することで、対象となるディレクトリツリー軸座標を親座標に設定する(ステップS31)。回転部4は、アイテムをPCシステム内に作られた仮想的な空間座標から、対象となるディレクトリツリーのポリゴン平面に対し所定の回転角度傾けた座標値を設定することで、ディスプレイ座標(ディレクトリ表示用ポリゴン座標)に変換し、ディスプレイ座標となったアイテムの表示位置をジオメトリ情報に追加する(ステップS32)。その後、回転部4は対象となるディレクトリツリーに含まれるアイテムに対しジオメトリ演算ループを開始する。
回転部4は対象アイテムの情報を取得し(ステップS33)、対象アイテムがディレクトリであるか否かの判定をする(ステップS34)。対象アイテムがディレクトリである場合(ステップS34、Yes)、回転部4は再帰呼び出し処理として再度ジオメトリ演算処理(ディレクトリ)を行う(ステップS36)。
他方、対象アイテムがディレクトリでない場合(すなわち、ファイルの場合)(ステップS34、No)、回転部4はジオメトリ演算処理(ファイル)(後述)を行う(ステップS35)。
回転部4は、上述のステップS33からステップS36の処理を、ディレクトリ内のアイテム全てに対し行う。
ジオメトリ演算処理(ファイル)について、図7を用いて説明する。回転部4は、上述のステップS32と同様、アイテムをPCシステム内に作られた仮想的な空間座標から、対象となるディレクトリツリーのポリゴン平面に対し所定の回転角度傾けた座標値を設定することで、ディスプレイ座標(ファイル表示用ポリゴン座標)に変換し、ディスプレイ座標となったアイテムの表示位置をジオメトリ情報に追加する(ステップS41)。
尚、実施の形態1では、指定外ディレクトリツリーが回転するとしたが、ユーザによって任意に指定されたディレクトリツリーが回転するようにしてもよい。例えば、展開・折りたたみ用ポイントにマウスポインタが移動され、マウスホイールが回転されることで、ディレクトリツリーはディスプレイ奥行き方向に回転表示されるようにしてもよい。
また、ブラインド状態時の回転方向はユーザに対しディスプレイ奥行きとしたが、ディスプレイ手前としてもよい。
さらに、ディレクトリの回転角度はマウスジェスチャ(例えば水平軸近辺でマウス選択しながら時計回り回転・反時計回り回転する)によってユーザが任意に変更できるようにしてもよい。
実施の形態1によって、ブラインド状態のディレクトリツリーは、オープン状態のディレクトリツリーと比較して、表示面積が節減される。ブラインド状態であってもファイル名やディレクトリ名が表示されるため、ユーザは選択指定されていないディレクトリに何が格納されているかを視認しながら、ファイル操作を行うことができる。
また、実施の形態1によりディレクトリのツリーを完全に折りたたまない状態でもディレクトリの内容を表示することが可能になる。ディレクトリツリーが縦に伸びて表示エリアを越えてしまうことを抑制することができ、またツリーを完全には折りたたまないため、ディレクトリの中身を確認することもできる。
更に、実施の形態1は3Dグラフィクス表示機能を用いてPCシステム上のファイル名またはディレクトリ名を閲覧する機構を提供するため、従来の2D表示型によるファイル名およびディレクトリ名の表示機構と比較して、ディレクトリツリー全体の閲覧性が向上し、またファイルの移動やコピー等の作業における操作性は従来の2D表示型と同等に行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2におけるファイル表示装置1は、PCシステム上のパーティション毎またはハードウェアドライブ毎にディレクトリツリーが構築され、水平方向に並べて表示する。このディレクトリツリーは、ユーザに選択指定され、ユーザが現在作業を行っているドライブのツリー以外は、垂直方向を軸にしてディスプレイの奥行き方向に回転して表示される。
図8に、Cドライブがユーザによって作業している場合のディレクトリツリービューを示す。図8において、Cドライブが選択指定されているのでファイル表示装置1はCドライブをオープン状態として表示し、Dドライブは選択指定されていないためブラインド状態として表示する。
ブラインド状態のドライブツリー(図8中のDドライブ)は、オープン状態と比較して、ディスプレイ画面上で表示面積が節減された形で表示される。ブラインド状態であってもディレクトリ名等が表示されるため、ユーザはDドライブに何が格納されているかを視認しながらCドライブのファイル操作を行うことができる。
また、Dドライブに作業が移る場合(Dドライブツリー上のディレクトリを選択した場合やツリー上部のDドライブアイコンを選択した場合)には、図9に示すようにDドライブツリーが回転してオープン状態となって表示される。同時に、今まで作業していたCドライブが奥行き方向に回転してブラインド状態となる。この動作はユーザの手動によって任意の回転角に設定してもよい。
尚、実施の形態2は、実施の形態1が1つのルートツリーに対するものであったのを複数のルートツリーに対するものとしただけであるため、機能ブロックおよび処理フローは実施の形態1と同様に行うことができるものであるため、ここでの説明を省略する。
実施の形態2により、3Dグラフィックス表示を用いてドライブ毎にディレクトリツリーを表示・操作することが可能になる。
実施の形態2により、ドライブ毎にディレクトリツリーを構築するため、ツリー表示が縦に伸びて閲覧性を損なう問題を軽減することができ、またドライブツリーをディスプレイの奥行き方向に回転させて表示することで、ツリー全体のディスプレイ表示エリアサイズを節約できる。
また操作性においても、フォーカスの当たっていないドライブツリーをブラインド状態で表示することができ、内容の閲覧をしながらファイルの移動やコピー操作を行うことができる。
実施の形態では、選択指定等のユーザからの指示はマウス操作にて行われるとして説明したが、キーボードのショートカットキー操作を利用して行われてもよい。
実施の形態においては、ディレクトリまたはファイルをツリー状に表示する表示装置を例に説明したが、階層構造を有するデータであれば如何なるものも表示対象とすることができる。例えばネットワークドメインにおけるホスト、ドメインを表示するツールや、オブジェクト指向プログラムのコード作成ツールにおけるクラス、メソッド等を表示するツールとして、本発明の表示装置を適用させることができる。
また実施の形態では、ディレクトリツリーが長大化していくことによる閲覧性および操作性の悪化を抑制することができる。
実施の形態において、表示プログラムは上述した表示装置の内部に予めインストールされているものとして記載したが、本発明における表示プログラムは記憶媒体に記憶されたものも含まれる。ここで記憶媒体とは、磁気テープ、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスクドライブ等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク等)、光磁気ディスク(MO等)、フラッシュメモリ等、表示装置に対し脱着可能な媒体や、さらにネットワークを介することで伝送可能な媒体等、上述した表示装置におけるコンピュータで読み取りや実行が可能な全ての媒体をいう。
本発明の実施の形態における、ファイル表示装置の機能ブロックの一例を示す図である。 実施の形態1における、回転部4によって処理された後のディレクトリツリービューの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における、ファイル表示装置1の一連の処理概要の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、回転処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、ジオメトリ演算のメイン処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、ジオメトリ演算処理(ディレクトリ)の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、ジオメトリ演算処理(ファイル)の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における、Cドライブがオープン状態、Dドライブがブラインド状態である場合のディレクトリツリービューの一例を示す図である。 実施の形態2における、Dドライブがオープン状態、Cドライブがブラインド状態である場合のディレクトリツリービューの一例を示す図である。 従来のディレクトリツリービューの一例を示す図である。
符号の説明
1 ファイル表示装置、2 ツリー表示部、3 選択取得部、4 回転部。

Claims (18)

  1. データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造を表示する表示装置であって、
    グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示するツリー表示部と、
    前記ツリー表示部にて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得部と、
    前記選択取得部により取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させて前記ツリー表示部に表示させる回転部と、
    を備える表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、
    前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の表示装置において、
    前記ツリー表示部は、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表示装置において、
    前記ツリー表示部は、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の表示装置において、
    前記回転部は、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とする表示装置。
  7. データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造の表示をコンピュータに実行させる表示プログラムであって、
    グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示させるツリー表示ステップと、
    前記ツリー表示ステップにて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得ステップと、
    前記選択取得ステップにより取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させてツリー表示ステップに表示させる回転ステップと、
    をコンピュータに実行させる表示プログラム。
  8. 請求項7に記載の表示プログラムにおいて、
    前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とする表示プログラム。
  9. 請求項8に記載の表示プログラムにおいて、
    前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とする表示プログラム。
  10. 請求項8または請求項9に記載の表示プログラムにおいて、
    前記ツリー表示ステップは、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示させることを特徴とする表示プログラム。
  11. 請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の表示プログラムにおいて、
    前記ツリー表示ステップは、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示させることを特徴とする表示プログラム。
  12. 請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の表示プログラムにおいて、
    前記回転ステップは、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とする表示プログラム。
  13. データをその識別情報に基づいて複数のグループにグループ化された階層構造を表示する表示方法であって、
    グループ化されたデータの従属関係を前記識別情報と枝とを用いてツリー状に表示させるツリー表示ステップと、
    前記ツリー表示ステップにて表示された識別情報のうちから少なくとも一つの識別情報が選択指定されることで、該識別情報を取得する選択取得ステップと、
    前記選択取得ステップにより取得された識別情報が属さない識別情報のグループを第1グループとして取得し、該第1グループが属する上位グループとの関係を示す枝を中心軸として該第1グループを回転させてツリー表示ステップに表示させる回転ステップと、
    を実行する表示方法。
  14. 請求項13に記載の表示方法において、
    前記データは、オペレーティングシステムのファイルシステムにて管理されるファイルまたはディレクトリであることを特徴とする表示方法。
  15. 請求項14に記載の表示方法において、
    前記識別情報は、前記データがファイルである場合は該ファイルのファイル名とし、前記データがディレクトリである場合は該ディレクトリのディレクトリ名とすることを特徴とする表示方法。
  16. 請求項14または請求項15に記載の表示方法において、
    前記ツリー表示ステップは、更に前記従属関係を前記オペレーティングシステムが制御するハードウェアドライブ毎に表示させることを特徴とする表示方法。
  17. 請求項13乃至請求項16のいずれかに記載の表示方法において、
    前記ツリー表示ステップは、四角形ポリゴンを用いることで前記従属関係を表示させることを特徴とする表示方法。
  18. 請求項13乃至請求項17のいずれかに記載の表示方法において、
    前記回転ステップは、ジオメトリ演算を行うことで前記第1グループを回転させることを特徴とする表示方法。
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