JP2009002985A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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万典 山手
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Abstract

【課題】大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を規格内に抑える。
【解決手段】電磁シールド機能を備えた筐体内部に、パネルと、パネルを駆動する駆動回路と、パネルおよび駆動回路を取り付けたシャーシとを備えたプラズマディスプレイ装置であって、プラズマディスプレイ装置は電磁的にシールドされたインレット部54をさらに備え、インレット部54のシールドは筐体としてのバックカバー64に電気的に接続され、かつインダクタ58を介してシャーシ62に電気的に接続されていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、電磁輻射を抑えたプラズマディスプレイ装置に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、「パネル」と略記する)として代表的な交流面放電型パネルは、対向配置された前面板と背面板との間に多数の放電セルが形成されている。
前面板には走査電極と維持電極とからなる表示電極対がガラス製の前面基板上に互いに平行に複数対形成され、背面板にはデータ電極がガラス製の背面基板上に平行に複数形成されている。そして、表示電極対とデータ電極とが立体交差するように前面板と背面板とが対向配置されて密封され、内部の放電空間には放電ガスが封入されている。ここで表示電極対とデータ電極との対向する部分に放電セルが形成される。
パネルを駆動する方法としては、サブフィールド法、すなわち、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割した上で、発光させるサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行う方法が一般に用いられている。各サブフィールドは、初期化期間、書込み期間および維持期間を有し、初期化期間では初期化放電を発生し、続く書込み動作に必要な壁電荷を各電極上に形成する。書込み期間では、表示を行うべき放電セルで選択的に書込み放電を発生させ壁電荷を形成する。そして維持期間では、サブフィールド毎にあらかじめ決められた輝度重みに応じた数の維持パルスを表示電極対に交互に印加し、書込み放電を起こした放電セルで維持放電を発生させ発光させることにより画像表示を行う。
一般に、表示電極対に交互に維持パルスを印加してパネルを駆動する際に電磁波が発生するが、このような電磁波が他の電子機器と干渉する等の悪影響を防ぐため、電磁波の輻射の上限が法的に規制されている。そして電磁波の輻射をこの規制以下に抑えるための様々な提案がなされてきた。例えば特許文献1には、シャーシ部材にパネルと金属製放熱板とを取り付け、電気的に絶縁した状態で金属ケースを金属製放熱板に取り付け、ACインレットおよび電源回路用プリント配線基板を内部に収納したシールドケースを金属ケースに電気的に導通した状態で取り付け、シールドケースを覆う部分を切り欠いた金属製バックカバーをシャーシ部材に取り付け、導電性ガスケットを介して金属ケースと金属製バックカバーとを電気的に接続した構造を持つプラズマディスプレイ装置が開示されている。
特開2000−196977号公報
しかしながら、パネルの大型化にともないパネルを駆動するための電力も増加し、上述した方法だけでは、電磁波のライン輻射および筐体輻射を規格内に抑えることが難しくなってきた。
本発明はこれらの課題に鑑みなされたものであり、大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を規格内に抑えたプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明は、プラズマディスプレイパネルと前記プラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とをシャーシに取り付けてモジュールを構成するとともに、前記モジュールを筐体内に収容することにより構成したプラズマディスプレイ装置であって、シールド部材により電磁的に遮蔽されたACインレットを前記シャーシに配置し、かつ前記ACインレットのシールド部材を前記筐体に電気的に接続するとともに、インダクタを介して前記シャーシに電気的に接続したことを特徴とする。この構成により、大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を規格内に抑えたプラズマディスプレイ装置を提供することができる。
また本発明のプラズマディスプレイ装置のインダクタのインダクタンスは、0.115μH以上0.69μH以下であることが望ましい。
本発明によれば、大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を規格内に抑えたプラズマディスプレイ装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に用いるパネル10の構造を示す分解斜視図である。ガラス製の前面基板21上には、走査電極22と維持電極23とからなる表示電極対24が複数形成されている。そして表示電極対24を覆うように誘電体層25が形成され、その誘電体層25上に保護層26が形成されている。背面基板31上にはデータ電極32が複数形成され、データ電極32を覆うように誘電体層33が形成され、さらにその上に井桁状の隔壁34が形成されている。そして、隔壁34の側面および誘電体層33上には赤色、緑色および青色の各色に発光する蛍光体層35が設けられている。
これら前面基板21と背面基板31とは、微小な放電空間を挟んで表示電極対24とデータ電極32とが交差するように対向配置され、その外周部をガラスフリット等の封着材によって封着されている。そして放電空間には、例えばネオンとキセノンの混合ガスが放電ガスとして封入されている。放電空間は隔壁34によって複数の区画に仕切られており、表示電極対24とデータ電極32とが交差する部分に放電セルが形成されている。そしてこれらの放電セルが放電、発光することにより画像が表示される。放電セルの数はパネルの仕様により異なるが、例えば65インチのハイビジョンパネルであれば、1080×5760=6220800個の放電セルが設けられている。
なお、パネル10の構造は上述したものに限られるわけではなく、例えばストライプ状の隔壁を備えたものであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100の回路ブロック図である。プラズマディスプレイ装置100は、パネル10、画像信号処理回路41、データ電極駆動回路42、走査電極駆動回路43、維持電極駆動回路44、タイミング発生回路45、各回路ブロックに必要な電源を供給する電源回路50および商用電源AC100Vから電源回路50に電力を供給する電源ケーブル51を備えている。
画像信号処理回路41は、画像信号をパネル10で表示できる画素数および階調数の画像信号に変換し、さらにサブフィールドのそれぞれにおける発光・非発光をデジタル信号のそれぞれのビットの「1」、「0」に対応させた画像データに変換する。データ電極駆動回路42は、画像データを各データ電極32に対応する書込みパルスに変換し、各データ電極32に印加する。
タイミング発生回路45は水平同期信号、垂直同期信号をもとにして、各回路ブロックの動作を制御する各種のタイミング信号を発生し、それぞれの回路ブロックへ供給する。走査電極駆動回路43、維持電極駆動回路44は、それぞれのタイミング信号に基づき駆動電圧波形を作成し、走査電極22、維持電極23のそれぞれに印加する。
電源回路50は、電源ケーブル51が接続されるACインレット52とラインフィルタ53とからなるインレット部54と、電源ケーブル51、ACインレット52、ラインフィルタ53を介して商用電源AC100Vが供給される電圧発生部55とを有する。ラインフィルタ53はライン輻射を抑制するために設けられている。電圧発生部55はプラズマディスプレイ装置100の各回路ブロックへ供給するための各種電圧を発生する。
図3は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100のインレット部54を示す図である。インレット部54は、ACインレット52とラインフィルタ53を搭載した回路基板とをシールド部材であるシールドケース56の内部に収納することにより構成され、電圧発生部55に電力を供給するための2本のケーブル57がシールドケース56から外部に引き出されている。またシールドケース56にはインダクタとして働く導線58が半田付けされている。なお導線58は、半田付けの代わりに電気的に同電位となるようにビス等で接続されていてもよい。
図4は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100の構造を示す分解斜視図である。プラズマディスプレイ装置100は、フレキシブル回路基板11が接続されたパネル10と、このパネル10を駆動するためのデータ電極駆動回路42、走査電極駆動回路43、維持電極駆動回路44、電源回路50等の回路を搭載した回路基板61とをアルミニウム等の金属製のシャーシ62に取り付けてモジュールを構成するとともに、このモジュールを金属製の前面枠63および金属製のバックカバー64からなる筐体内に収容することにより構成されている。また、パネル10とシャーシ62の間には、パネル10で発生した熱をシャーシ62に逃がす熱伝導シート65が介在されている。なお、図4には、電源回路50の電圧発生部55を搭載した回路基板66および電源回路50のインレット部54を示しているが、それ以外の回路ブロックについては個別には示していない。
前面枠63には前面フィルタ67が取り付けられている。前面フィルタ67には、コントラスト改善のための光学フィルタが設けられているとともにパネル10および各回路ブロックで発生する不要輻射を吸収するための金属製メッシュを備えている。そして、金属製の前面枠63と前面フィルタ67とバックカバー64とは電気的に接続されており、これらがパネル10および各回路ブロックを覆うことにより、プラズマディスプレイ装置100の電磁シールドケースとしての働きを持つ。
図5は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100のインレット部54の取り付け方法を示す図である。インレット部54のシールドケース56は金属製金具68に固定されており、したがってインレット部54のシールド電位と金属製金具68とは同電位となっている。そして金属製金具68は、絶縁スペーサ69を介してシャーシ62に設けられたボス70にビス71を用いて取り付けられている。また、インレット部54の導線58はシャーシ62に設けられたボス70にビス71を用いて取り付けられている。インレット部54の導線58は、少なくとも30MHz〜62MHzの周波数帯で誘導性があり、0.115μH以上、0.69μH以下のインダクタンスを持つ。また金属製金具68は金属製のバックカバー64に電気的に接続されるようにビス71で固定されている。
このようにインレット部54のシールド電位を筐体であるバックカバー64と同電位にするとともに、導線58によるインダクタを介してシャーシ62に接続することにより、電磁輻射を抑制することができる。
図6は、本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置100の電磁波の輻射強度と導線58のインダクタンスとの関係を示す図である。なお、図6には、特定のインダクタンスに対して大きな輻射強度を示す3つの周波数成分、30MHz、32MHz、62MHzに対する輻射強度を示している。このように、導線58のインダクタンスが1.15μHになると62MHzにおいて3m法の規格値を超えることが明らかになった。また導線58のインダクタンスが0.058μHになると62MHzにおいて、さらに低くなると32MHzおよび30MHzにおいて輻射強度が大きくなり、規格値は超えないものの十分なマージンを確保できなくなることが明らかとなった。
したがって、10dB以上のマージンを確保するためには、インレット部54のシールド部材をバックカバー64に電気的に接続するとともに、0.115μH以上、0.69μH以下のインダクタンスを持つ導線58を介してインレット部54のシールド部材をシャーシ62に接続すればよい。このように構成することにより、大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を、10dBのマージンを確保しつつ、規格内に抑えることができる。
なお本実施の形態においては、インレット部54は金属製金具68を用いて絶縁スペーサ69を介してシャーシ62に取り付けられているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、金属製金具68の代わりに絶縁性の固定部材を用いてシャーシ62に取り付けてもよく、また金属製金具68を用いずに絶縁スペーサ69を介してシャーシ62に取り付けてもよい。また、バックカバー64に直接取り付けてもよい。
また、本実施の形態において用いたパネルの仕様等は、単に一例を挙げたに過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明は、大画面パネルを用いたプラズマディスプレイ装置であっても、ライン輻射および筐体輻射を規格内に抑えることができるので、プラズマディスプレイ装置として有用である。
本発明の実施の形態に用いるパネルの構造を示す分解斜視図 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の回路ブロック図 同プラズマディスプレイ装置のインレット部を示す図 同プラズマディスプレイ装置の構造を示す分解斜視図 同プラズマディスプレイ装置のインレット部の取り付け方法を示す図 同プラズマディスプレイ装置の電磁波の輻射強度と導線のインダクタンスとの関係を示す図
符号の説明
10 パネル
22 走査電極
23 維持電極
24 表示電極対
32 データ電極
50 電源回路
51 電源ケーブル
52 ACインレット
53 ラインフィルタ
54 インレット部
56 シールドケース
57 ケーブル
58 導線
62 シャーシ
63 前面枠
64 バックカバー

Claims (2)

  1. プラズマディスプレイパネルと前記プラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とをシャーシに取り付けてモジュールを構成するとともに、前記モジュールを筐体内に収容することにより構成したプラズマディスプレイ装置であって、
    シールド部材により電磁的に遮蔽されたACインレットを前記シャーシに配置し、かつ前記ACインレットのシールド部材を前記筐体に電気的に接続するとともに、インダクタを介して前記シャーシに電気的に接続したことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記インダクタのインダクタンスは、0.115μH以上0.69μH以下であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
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