JP2009002891A - 車載ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転しているときに、運転者に注意を喚起する。
【解決手段】車載ナビゲーション装置1は、運転者が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶しており、車両が駐車を終了すると、当該駐車に係る駐車終了時刻と駐車時間と駐車位置とを駐車データとして取得し、地図データと駐車データとを解析して駐車期間中に運転者が利用していた施設を利用施設として特定し、特定した利用施設を出発地として目的地に向かって運転を開始したと仮定したときの過去運転パターンと運転者が駐車位置から目的地に向かって運転を開始したときの現在運転パターンとを照合し、両者が合致しないときに、警告を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶可能な過去運転パターン記憶手段を備えた車載ナビゲーション装置に関する。
従来より、正規の運転者(車両所有者)が運転した運転パターンを予め記憶しておき、今回の運転パターンと予め記憶しておいた運転パターンとを照合し、照合結果として両者が合致したときには正規の運転者が運転していると判定し、一方、照合結果として両者が合致しなかったときには不正な運転者が運転していると判定し、警告を出力したり車両の挙動を制御したりするものがある(例えば特許文献1,2参照)。
特開2006−21604号公報 特開平9−111857号公報
特許文献1,2に記載されているものは、正規の運転者の運転パターンを予め記憶しておくことにより、不正な運転者が運転したときに警告を出力したり車両の挙動を制御したりすることができ、車両盗難を防止することができる。ところで、例えば突然の体調異常などで運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転する場合がある。
しかしながら、このように運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転している状態を放置しておくと、例えば交通事故を誘発する虞があることから、このような問題を解決すべく有効な対策が望まれている。上記した特許文献1,2に記載されている技術では、上記した問題を解決するには至っていない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転しているときに、運転者に注意を喚起することができ、安全を適切に確保することができる車載ナビゲーション装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、過去運転パターン記憶手段は、運転者が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶しており、車両が駐車を終了すると、駐車データ取得手段は、当該駐車に係る駐車終了時刻と駐車時間と駐車位置とを駐車データとして取得し、利用施設特定手段は、地図データと駐車データ取得手段が取得した駐車データとを解析して駐車期間中に運転者が利用していた施設を利用施設として特定し、照合運転パターン特定手段は、過去運転パターン記憶手段が記憶している過去運転パターンのうちから利用施設特定手段が特定した利用施設を出発地として目的地に向かって運転を開始したと仮定したときの過去運転パターンを照合運転パターンとして特定する。
そして、運転者が運転を開始すると、現在運転パターン取得手段は、運転者が駐車位置から目的地に向かって運転を開始したときの運転パターンを現在運転パターンとして取得し、運転パターン照合手段は、照合運転パターン特定手段が特定した照合運転パターンと現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンとを照合する。ここで、制御手段は、運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなければ、警告出力手段から警告を出力させる。
これにより、例えば運転者が病院で診察を受けて帰宅するときの運転パターンを照合運転パターンとして特定した場合であれば、運転者が病院から自宅に向かって運転している途中で体調異常になることもなく、運転者が普段と同じ傾向で運転しているときには、何ら警告を出力しないものであるが、一方、運転者が病院から自宅に向かって運転している途中で体調異常になり、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転していると、警告を出力することになる。このように警告を出力することにより、運転者に注意を喚起することができ、安全を適切に確保することができる。
請求項2に記載した発明によれば、制御手段は、運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなければ、車両の挙動を制御する。これにより、例えば自動減速制御したり自動停止制御したりすることにより、周囲への影響を抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、制御手段は、運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなければ、車両外部に向けての報知動作を行う。これにより、例えばハザードランプを自動点滅することにより、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転している旨を周囲に知らせることができる。
請求項4に記載した発明によれば、制御手段は、運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなければ、通信手段から通報信号を通信回線を通じて外部装置に送信させる。これにより、例えば通報信号を通信回線を通じて緊急通報センターに設置されているセンター装置や運転者の自宅に設置されている端末に送信することにより、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転している旨を緊急通報センターのオペレータや運転者の家族に知らせることができる。
請求項5に記載した発明によれば、運転パターン照合手段は、照合運転パターン特定手段が特定した照合運転パターンと現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンとを照合するときの照合可否の判断基準を利用施設特定手段が特定した利用施設の内容に応じて変更可能である。これにより、特定した利用施設が例えば病院であり、つまり、運転者が体調異常になる可能性が高い場合であれば、判断基準を緩やかに設定し、一方、特定した利用施設が例えばコンビニエンスストアなどの病院とは何ら関係のない施設であり、つまり、運転者が体調異常になる可能性が低い場合であれば、判断基準を厳しく設定することにより、警告を出力する精度を高めることができ、警告を誤出力してしまうことを極力回避することできる。
請求項6に記載した発明によれば、制御手段は、運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致すれば、現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンを過去運転パターン記憶手段が記憶している過去運転パターンに反映させて過去運転パターンを更新する。これにより、運転者の最新の運転パターンを過去運転パターンとして反映させておくことができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、車載ナビゲーション装置の全体構成を機能ブロック図により示している。車載ナビゲーション装置1は、制御部2(本発明でいう駐車データ取得手段、利用施設特定手段、照合運転パターン特定手段、現在運転パターン取得手段、運転パターン照合手段及び制御手段)、位置検出器3、地図データ入力器4、操作スイッチ群5、通信装置6(本発明でいう通信手段)、外部メモリ7(本発明でいう過去運転パターン記憶手段)、表示装置8(本発明でいう警告出力手段)、音声コントローラ9、音声認識部10、リモコンセンサ11、電源制御部12及び車載LAN接続部13を備えて構成されている。
制御部2は、CPU、RAM、ROM及びI/Oバスを有し、制御プログラムを実行して装置全体の動作を制御する。位置検出器3は、Gセンサ3a、ジャイロスコープ3b、距離センサ3c及びGPS受信機3dを備えて構成され、これらの各構成要素は互いに性質の異なる検出誤差を有している。制御部2は、これら各構成要素から入力した検出信号を互いに補完して自車両の現在位置を検出(特定)する。この場合、位置検出器3は、要求される検出精度で自車両の現在位置を検出可能であれば、これら全ての構成要素を備える必要はなく、また、ステアリングの舵角を検出するステアリングセンサや各車輪の回転を検出する車輪センサなどが組合わされて構成されていても良い。
地図データ入力器4は、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード或いはHDDなどの記録媒体を装着し、地図データ、目印データ及びマップマッチング用データを入力する。尚、地図データは施設に関する情報をも含むデータである。操作スイッチ群5は、表示装置8の周辺に配置されているメカニカルスイッチや表示装置8に形成されるタッチスイッチから構成され、例えば運転者が行う操作内容(例えばメニュー表示選択、目的地設定、経路探索、経路案内開始、表示画面変更及び音量調整など)を検出して制御部2に出力する。
通信装置6は、外部装置との間で通信回線を通じた通信動作を行う。外部メモリ7は、HDDなどの大容量記憶装置から構成され、大容量のデータや電源オフでも消去させたくないデータなどを記憶し、本実施形態では、運転者が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶している。過去運転パターンとは運転者の経路毎の運転特性を表すものであり、その一例としては、図2に示すように、例えば道路種別と車線数/道路幅員との対応関係毎の加速パターンの特性を表すものである。例えば道路種別が「細街路」であり、車線数/道路幅員が「1車線/3m未満」である場合には、0〜10mの区間では時速15kmで走行すると共に10〜20mの区間では時速30kmで走行するという加速パターンの特性を表すものである。尚、過去運転パターンは、これら加速パターンの特性の他に、交差点で停止するとき或いはカーブに進入するときの減速パターン(ブレーキ動作の始動タイミングなど)の特性や、右折或いは左折での旋回パターン(ステアリング動作の始動タイミングなど)の特性などが複合的に含まれる。
表示装置8は、例えばカラー液晶ディスプレイから構成され、メニュー表示選択画面などの各種の表示画面を表示すると共に、自車両の現在位置を表す現在位置マークや運転軌跡などを地図データの地図上に重ねて表示する。尚、表示装置8は、有機ELやプラズマディスプレイなどから構成されていても良い。
音声コントローラ9は、音声認識部10を動作制御すると共に、スピーカ14(本発明でいう警告出力手段)から例えば経路案内ガイダンスや警告ガイダンスなどを出力する。音声認識部10は、マイク15が入力した音声を音声認識アルゴリズムにしたがって音声認識する。リモコンセンサ11は、操作リモコン16から受信した操作信号を制御部4に出力する。
電源制御部12は、キースイッチからACC信号を入力し、制御部2は、ACC信号のオンオフに連動して電源オンオフし、電源オンでは全ての機能ブロックが動作して通常動作すると共に、電源オフでは一部の機能ブロックのみが動作して通常動作よりも消費電力が少ない低消費電力動作するように構成されている。車載LAN接続部13は、車載LAN17との間のインタフェース機能を有している。
尚、上記した制御部2は、その機能毎に、地図データを取得する地図データ取得部、自車両の現在位置と地図データ取得部が取得した地図データに含まれている道路データとを使用して自車両の現在位置が存在する道路を特定するマップマッチング部、マップマッチング部が特定した自車両の現在位置から運転者が設定した目的地までの経路を探索する経路探索部、経路探索部が探索した経路及び地図データに含まれている道路データや交差点の位置データなどに基づいて経路案内に必要な地点を算出して経路案内する経路案内部、自車両の現在位置周辺の地図や高速道路の略図や交差点付近の拡大図などを描画する描画部などを備えて構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図3を参照して説明する。制御部2は、ACCスイッチがオフしているとき、つまり、車両が駐車状態にあるときには、低消費電力動作して電源制御部12が入力するACC信号がオンしたか否かを監視し、ACCスイッチがオンしたか否かを監視している(ステップS1)。
ここで、運転者が乗車した場合を考える。制御部2は、ACCスイッチがオンした旨を判定すると(ステップS1にて「YES」)、低消費電力動作から通常動作に遷移し、駐車終了時刻と駐車時間と駐車位置とを駐車データとして取得する(ステップS2)。この場合、制御部2は、今回のACCスイッチがオンした直後に計時した時刻を駐車終了時刻として取得し、駐車終了時刻から直前のACCスイッチがオフした直後に計時した駐車開始時刻との差分を駐車時間として取得し、今回のACCスイッチがオンした直後に位置検出器3から入力した検出信号に基づいて検出した現在位置を駐車位置として取得する。
次いで、制御部2は、地図データ入力器4から入力した地図データを参照して利用施設を特定する(ステップS3)。この場合、制御部2は、取得した現在位置の周辺に幾つかの施設(例えば病院、コンビニエンスストア或いはガソリンスタンドなど)があるときには、駐車終了時刻や駐車時間を判断して利用施設を特定する。例えば駐車終了時刻が病院の診察時間帯であり且つ駐車時間が運転者の普段の診察時間(コンビニエンスストア或いはガソリンスタンドに立ち寄る時間よりも十分に長い時間)と同等であれば、病院を利用施設として特定する。
次いで、制御部2は、運転者が目的地を設定すると、外部メモリ7に記憶させている過去運転パターンのうちから駐車位置から目的地に至る経路の照合運転パターンを特定する(ステップS4)。次いで、制御部2は、運転者が運転を開始すると、例えば車両の移動距離が所定距離に到達したタイミング或いは車両が加速した回数や減速した回数や旋回した回数が所定回数に到達したタイミングで運転を開始してからの運転パターンを現在運転パターンとして取得する(ステップS5)。
そして、制御部2は、照合運転パターンと現在運転パターンとを照合し(ステップS6)、両者の照合結果が合致するか否かを判定する(ステップS7)。この場合、制御部2は、照合運転パターンに記憶されている加速パターンや減速パターンや旋回パターンでは見られない急加速や急減速や急旋回が行われたか否かを判定することにより、両者の照合結果が合致するか否かを判定する。
ここで、制御部2は、両者の照合結果が合致する、つまり、今回の現在運転パターンが過去に蓄積した過去運転パターンのうちから特定した照合運転パターンと同じであり、運転者が普段と同じ傾向で運転している旨を判定すると(ステップS7にて「YES」)、ACC信号がオフしたか否かを監視し、ACCスイッチがオフしたか否かを監視する(ステップS8)。次いで、制御部2は、例えば車両が目的地に到着して運転者が降車すべくACCスイッチがオフした旨を判定すると(ステップS8にて「YES」)、今回の現在運転パターンを過去運転パターンに反映させて過去運転パターンを更新する(ステップS9)。
そして、制御部2は、今回のACCスイッチがオフする直前に計時した時刻を駐車開始時刻として記憶すると共に今回のACCスイッチがオフする直前に位置検出器3から入力した検出信号に基づいて検出した現在位置を駐車位置として記憶し(ステップS10)、通常動作から低消費電力動作に遷移し、一連の処理を終了する。
これに対して、制御部2は、両者の照合結果が合致しない、つまり、今回の現在運転パターンが過去に蓄積した過去運転パターンのうちから特定した照合運転パターンと違っており、運転者が普段とは異なる傾向で運転している旨を判定すると(ステップS7にて「NO」)、警告メッセージを表示装置8に表示させたり警告ガイダンスをスピーカ14から出力させたりする(ステップS11)。そして、制御部2は、ACC信号がオフしたか否かを監視し、ACCスイッチがオフしたか否かを監視し(ステップS12)、例えば車両が目的地に到着して運転者が降車すべくACCスイッチがオフした旨を判定すると(ステップS12にて「YES」)、この場合も、今回のACCスイッチがオフする直前に計時した時刻を駐車開始時刻として記憶すると共に今回のACCスイッチがオフする直前に位置検出器3から入力した検出信号に基づいて検出した現在位置を駐車位置として記憶し(ステップS10)、通常動作から低消費電力動作に遷移し、一連の処理を終了する。
ところで、以上は、両者の照合結果が合致しない旨を判定したときに、警告メッセージを表示装置8に表示させたり警告ガイダンスをスピーカ14から出力させたりする場合を説明したが、例えば自動減速制御したり自動停止制御したりするなどの車両の挙動を制御したり、例えばハザードランプを自動点滅するなどの車両外部に向けての報知動作を行ったり、例えば通報信号を通信装置6から通信回線を通じて緊急通報センターに設置されているセンター装置や運転者の自宅に設置されている端末に送信したりしても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、車載ナビゲーション装置1において、運転者が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶しておき、車両が駐車を終了すると、当該駐車に係る駐車終了時刻と駐車時間と駐車位置とを駐車データとして取得し、地図データと駐車データとを解析して駐車期間中に運転者が利用していた施設を利用施設として特定し、過去運転パターンのうちから利用施設を出発地として目的地に向かって運転を開始したと仮定したときの過去運転パターンを照合運転パターンとして特定し、運転者が駐車位置から目的地に向かって運転を開始したときの運転パターンを現在運転パターンとして取得し、照合運転パターンと現在運転パターンとを照合し、両者が合致しないときに、警告メッセージを表示装置8に表示したり警告ガイダンスをスピーカ14から出力したりするように構成した。
これにより、例えば運転者が病院で診察を受けて帰宅するときの運転パターンを照合運転パターンとして特定した場合であれば、運転者が病院から自宅に向かって運転している途中で体調異常になることもなく、運転者が普段と同じ傾向で運転しているときには、何ら警告を出力しないものであるが、一方、運転者が病院から自宅に向かって運転している途中で体調異常になり、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転していると、警告を出力することになり、運転者に注意を喚起することができ、安全を適切に確保することができる。
また、両者が合致しないときに、例えば自動減速制御したり自動停止制御したりするように構成すれば、周囲への影響を抑制することができ、例えばハザードランプを自動点滅するように構成すれば、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転している旨を周囲に知らせることができ、例えば通報信号を通信回線を通じて緊急通報センターに設置されているセンター装置や運転者の自宅に設置されている端末に送信するように構成すれば、運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転している旨を緊急通報センターのオペレータや運転者の家族に知らせることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
照合運転パターンと現在運転パターンとを照合するときの照合可否の判断基準を利用施設の内容に応じて変更するように構成しても良い。つまり、特定した利用施設が例えば病院であり、運転者が体調異常になる可能性が高い場合であれば、判断基準を緩やかに設定し、一方、特定した利用施設が例えばコンビニエンスストアなどの病院とは何ら関係のない施設であり、運転者が体調異常になる可能性が低い場合であれば、判断基準を厳しく設定するように構成しても良く、このように構成すれば、警告を出力する精度を高めることができ、警告を誤出力してしまうことを極力回避することできる。
運転者が運転している期間、つまり、車両が駐車するまでの期間は常に照合運転パターンと現在運転パターンとを照合するように構成しても良い。
運転者が利用した利用施設として病院を特定する場合に限らず、体育施設、遊技施設、冠婚葬祭施設或いは飲食施設を特定した場合にも、疲労、感情変化、過飲食或いは飲酒などで運転者が無意識のうちに普段とは異なる傾向で運転する可能性があることから、そのような場合にも適用することができる。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 道路種別と車線数/道路幅員との対応関係毎の加速パターンの特性の一例を示す図 フローチャート
符号の説明
図面中、1は車載ナビゲーション装置、2は制御部(駐車データ取得手段、利用施設特定手段、照合運転パターン特定手段、現在運転パターン取得手段、運転パターン照合手段、制御手段)、6は通信装置(通信手段)、7は外部メモリ(過去運転パターン記憶手段)、8は表示装置(警告出力手段)、14はスピーカ(警告出力手段)である。

Claims (6)

  1. 運転者が過去に運転した運転パターンを過去運転パターンとして記憶可能な過去運転パターン記憶手段を備えた車載ナビゲーション装置であって、
    車両が駐車を終了したことに伴って当該駐車に係る駐車終了時刻と駐車時間と駐車位置とを駐車データとして取得する駐車データ取得手段と、
    地図データと前記駐車データ取得手段が取得した駐車データとを解析して駐車期間中に運転者が利用していた施設を利用施設として特定する利用施設特定手段と、
    前記過去運転パターン記憶手段が記憶している過去運転パターンのうちから前記利用施設特定手段が特定した利用施設を出発地として目的地に向かって運転を開始したと仮定したときの過去運転パターンを照合運転パターンとして特定する照合運転パターン特定手段と、
    運転者が駐車位置から目的地に向かって運転を開始したときの運転パターンを現在運転パターンとして取得する現在運転パターン取得手段と、
    前記照合運転パターン特定手段が特定した照合運転パターンと前記現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンとを照合する運転パターン照合手段と、
    前記運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなかったときに、警告出力手段から警告を出力させる制御手段とを備えたことを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載した車載ナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなかったときに、車両の挙動を制御することを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  3. 請求項1または2に記載した車載ナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなかったときに、車両外部に向けての報知動作を行うことを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載した車載ナビゲーション装置において、
    外部装置との間で通信回線を通じて通信する通信手段を備え、
    前記制御手段は、前記運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しなかったときに、前記通信手段から通報信号を前記通信回線を通じて前記外部装置に送信させることを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載した車載ナビゲーション装置において、
    前記運転パターン照合手段は、前記照合運転パターン特定手段が特定した照合運転パターンと前記現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンとを照合するときの照合可否の判断基準を前記利用施設特定手段が特定した利用施設の内容に応じて変更可能であることを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載した車載ナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記運転パターン照合手段が照合した照合結果として両者が合致しときに、前記現在運転パターン取得手段が取得した現在運転パターンを前記過去運転パターン記憶手段が記憶している過去運転パターンに反映させて過去運転パターンを更新することを特徴とする車載ナビゲーション装置。
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