JP2009001357A - エレベータ乗場画像映写システム及びエレベータ乗場画像映写装置及びエレベータ防犯表示方法 - Google Patents

エレベータ乗場画像映写システム及びエレベータ乗場画像映写装置及びエレベータ防犯表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの乗場における防犯を目的とする。
【解決手段】エレベータ乗場画像映写装置20の監視カメラ21は、エレベータの乗場12の画像を撮影する。エレベータ乗場画像映写装置20の映写機22は、監視カメラ21により撮影された画像をエレベータの乗場戸11の表面に映写して、乗場12にいる人に、その人の背後を含む周辺の映像を見せる。ある階の1つの乗場戸11に対してエレベータ乗場画像映写装置20が設置される場合、その乗場戸11の位置を乗場12の前方とすると、そのエレベータ乗場画像映写装置20の監視カメラ21は、乗場12の後方を撮影できる位置に設置される。そして、同じエレベータ乗場画像映写装置20の映写機22は、同じ乗場戸11の表面に画像を映写できる位置に設置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ乗場画像映写システム及びエレベータ乗場画像映写装置及びエレベータ防犯表示方法に関するものである。
防犯の目的で、エレベータの乗場の壁にディスプレイを設置し、エレベータのかご内の映像を映し出すシステムが実用化されている。また、乗場に映写機を設置して、エレベータの運行状況やテナント、催物などの案内をエレベータの乗場戸に表示するシステムが開示されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2004−51356号公報 実開平3−25473号公報 特開平9−263368号公報 特開2004−345762号公報
従来、エレベータの乗場の壁にディスプレイを設置するシステムでは、設置スペースの関係で大型のディスプレイを設置することが困難な場合があり、代わりに小型のディスプレイを設置すると画面が見づらいという課題があった。また、同システムでは、エレベータのかご内の映像を映し出すが、乗場にいる人は乗場戸の方向を向いてエレベータを待つことが多いため、自分自身の背後の状況を掴みづらく、背後から襲われる危険を回避しにくいことからも、かご内の映像のみでは防犯対策として不十分であった。この点について、特許文献1〜4などでは解決手段が何ら開示されておらず、乗場に映写機を設置するシステムでは、寧ろ乗場にいる人が乗場戸に表示されるエレベータの運行状況やテナント、催物などの案内に集中するあまり防犯意識が薄れる虞があった。
本発明は、例えば、エレベータの乗場における防犯を目的とする。
本発明の一の態様に係るエレベータ乗場画像映写システムは、
複数の階床の各階に就役するエレベータと、
各階のエレベータ乗降口に設置され、当該エレベータ乗降口を開閉する乗場戸と、
少なくとも1つの階のエレベータ乗場に設置され、当該エレベータ乗場の画像を撮影する乗場撮影部と、
前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場に設置され、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写する乗場映写部とを備えることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、少なくとも1つの階のエレベータ乗場に設置される乗場撮影部が、当該エレベータ乗場の画像を撮影し、前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場に設置される乗場映写部が、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写することにより、当該エレベータ乗場にいる人が不審者の存在を察知しやすくなり、当該エレベータ乗場における格別な防犯効果が期待できる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るエレベータ防犯表示システム10(エレベータ乗場画像映写システムの一例)の構成図である。
エレベータ防犯表示システム10は、複数の階床の各階に就役するエレベータ(図示していない)を備え、各階のエレベータ乗降口(以下、単に「乗降口」という)に、乗降口を開閉する乗場戸11を備える。また、エレベータ防犯表示システム10は、各階に、乗場戸11を開閉するエレベータ戸装置(図示していない)を備える。さらに、エレベータ防犯表示システム10は、少なくとも1つの階のエレベータ乗場12(以下、単に「乗場」という)に、乗場12の画像を乗場戸11の表面に映写するエレベータ乗場画像映写装置20を備える。エレベータ乗場画像映写装置20は、各階の乗場12に1台ずつ設置されていてもよいし、エレベータが複数台ある場合には、各階の乗場12においてエレベータごとに(即ち、乗場戸11ごとに)設置されていてもよい。
エレベータ乗場画像映写装置20は、監視カメラ21(乗場撮影部の一例)、映写機22(乗場映写部の一例)、カメラ映像入力部23、映像制御部24、運転情報検出部25(開閉状態検出部の一例)を有する。図示していないが、エレベータ乗場画像映写装置20は、ほかにも、CPU(Central・Processing・Unit)、ROM(Read・Only・Memory)やRAM(Random・Access・Memory)などのメモリ、信号入出力回路などを有する。
ROMには、エレベータ乗場画像映写装置20の各部の機能を実行するプログラムが記憶されている。このプログラムは、CPUにより読み出され実行される。CPUは、信号入出力回路を介して監視カメラ21や外部の装置(例えば、エレベータ戸装置)などから入力される信号をデータに変換してRAMなどに記憶する。また、CPUは、RAMなどに記憶したデータに基づいてプログラムを実行し、プログラムの実行中に生成したデータをRAMなどに記憶する。また、CPUは、RAMなどに記憶したデータを信号に変換して信号入出力回路を介して映写機22や外部の装置に出力する。
監視カメラ21は、乗場12の画像を撮影する。例えば、監視カメラ21は乗場12をビデオ撮影してもよいし、乗場12をコマ撮りしてもよいし、乗場12の静止画像を所定の時間ごとに撮影してもよい。カメラ映像入力部23は、監視カメラ21が撮影した画像を取り込み、映像制御部24に入力する。映像制御部24は、映写機22に対して、カメラ映像入力部23から入力された画像を所定のタイミングで映写するように命令する。映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、カメラ映像入力部23から入力された画像、即ち、監視カメラ21により撮影された画像を乗場戸11の表面に映写する。ある階の1つの乗場戸11に対してエレベータ乗場画像映写装置20が設置される場合、その乗場戸11の位置を乗場12の前方とすると、そのエレベータ乗場画像映写装置20の監視カメラ21は、乗場12の後方を撮影できる位置に設置される。そして、同じエレベータ乗場画像映写装置20の映写機22は、同じ乗場戸11の表面に画像を映写できる位置に設置される。例えば、監視カメラ21は乗場戸11の斜め上方に設置され、映写機22は乗場12の天井に設置される(この例における乗場戸11の周辺の外観を図2に示す)。
例えば、深夜などの閑散時にエレベータを利用する人は、階床表示用のインジケータなどに注意を奪われ、背後から近づく不審者への警戒が疎かになる場合がある。本実施の形態では、上記のように、監視カメラ21が乗場12の後方を撮影した画像を、映写機22が乗場戸11の表面に映写することにより、乗場12にいる人(即ち、エレベータの乗客となる人)に、その人の背後を含む周辺の映像を見せることができるため、格別な防犯効果が期待できる。また、不審者には自分が撮影されていることを認識させることができるため、犯罪抑止効果も期待できる。
監視カメラ21は、広角レンズ、魚眼レンズなどの特殊なレンズを具備するカメラであってもよいし、上下方向、及び/又は、左右方向に動くものであってもよい。この場合、乗場12にいる人が見る映像の死角が少なくなり、防犯効果や犯罪抑止効果が高まる。
映写機22は、具体的には、液晶プロジェクタやDLP(登録商標)(Digital・Light・Processing)プロジェクタなどである。映写機22が画像を投影するスクリーンとなる乗場戸11の表面は、光の反射率が高いことが望ましい。そのため、乗場戸11の表面には、例えば、パール加工などの特殊加工が施されていてもよいし、そのような特殊加工を施したスクリーンが貼付されていてもよい。映写機22を用いる代わりに、監視カメラ21により撮影された画像を、乗場戸11に埋設した液晶ディスプレイなどに表示する方法をとることもできるが、本実施の形態のように、映写機22を用いた方がコスト面などで有利である。
エレベータ乗場画像映写装置20は、監視カメラ21を複数台有していてもよい。この場合、それぞれの監視カメラ21が乗場12の画像を異なる方向から撮影することが望ましい。例えば、1つの監視カメラ21は乗場12を前方から撮影し(即ち、乗場12の後方を撮影し)、別の監視カメラ21は乗場12を側方から撮影する、といった形態をとることができる。このとき、映写機22は、それぞれの監視カメラ21により撮影された画像を交互に切り替えて乗場戸11の表面に映写する。映写機22が映写する画像を切り替えるタイミングは、映像制御部24によって制御される。
本実施の形態の変形例として、上記のように、複数の監視カメラ21が乗場12を異なる方向から撮影した画像を、映写機22が乗場戸11の表面に映写することにより、乗場12にいる人が見る映像の死角を少なくして、防犯効果や犯罪抑止効果を高めることができる。
運転情報検出部25は、エレベータ戸装置から乗場戸11の開閉状態を示す信号を受信することで、乗場戸11の開閉状態を検出し、「開」状態と「閉」状態のどちらを検出したかを映像制御部24に通知する。映像制御部24は、運転情報検出部25から乗場戸11の「開」状態を検出したことを通知された場合には、映写機22に画像の映写を停止するように命令し、運転情報検出部25から乗場戸11の「閉」状態を検出したことを通知された場合には、映写機22に画像の映写を開始(再開)するように命令する。映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を開始したり、停止したりする。つまり、映写機22は、乗場戸11の「閉」状態が運転情報検出部25により検出された場合にのみ、監視カメラ21により撮影された画像を乗場戸11の表面に映写する。
仮に乗場12の画像の表示スクリーンとなるべき乗場戸11が「開」状態のときに映写機22が画像を映写すると、実際にはエレベータのかごから降りる乗客に向かって画像を映写することになり、乗客に眩しさや不快感を与えることになる。本実施の形態では、上記のように、乗場戸11が「閉」状態のときにのみ映写機22が画像を映写することにより、乗客に眩しさや不快感を与えることがなくなる。また、乗場戸11が「開」状態のときは、映写機22が画像の映写を停止するため、省エネ効果が期待できる。
運転情報検出部25は、エレベータのかご内に設置された監視カメラ(図示していない)からかご内の様子を撮影した画像を受信し、画像認識処理を行ってかごの中に乗客がいるかどうかを検出してもよい。この場合、運転情報検出部25は、かごの中に乗客がいるかどうかを映像制御部24に通知する。映像制御部24は、運転情報検出部25からかごの中に乗客がいることを通知された場合には、映写機22に対し、かご内に設置された監視カメラが撮影した画像を映写するように命令する。映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、かご内に設置された監視カメラが撮影した画像と監視カメラ21により撮影された画像を交互に切り替えて乗場戸11の表面に映写する。映写機22が映写する画像を切り替えるタイミングは、映像制御部24によって制御される。
本実施の形態の変形例として、上記のように、かご内に設置された監視カメラがかご内の様子を撮影した画像と監視カメラ21が乗場12を撮影した画像を、映写機22が乗場戸11の表面に映写することにより、乗場12にいる人に、かご内にいる乗客と乗場12にいる他人の両方を確認させることができるため、防犯効果を高めることができる。具体的には、乗場12にいる人が、かご内に不審者がいることが予めわかっていれば、かご到着時に身構えたり、退避したりするといった防犯対策が実施できるし、同時に、振り返ることなく自身の背後の状況を把握できれば、不意に背後から襲われるといった危険性も低くなる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態では、エレベータ乗場画像映写装置20は、さらに、少なくとも1つの受光センサ26(人検出部の一例)を有する。
受光センサ26は、人体から放出される赤外線を検知するものであり、熱線センサ、人感センサなどと呼ばれることもある。ここでは、受光センサ26は、乗場12にいる人を検出する。映像制御部24は、受光センサ26が乗場12にいる人を検出したかどうかを監視し、受光センサ26が乗場12にいる人を検出しなかった場合には、映写機22に画像の映写を停止するように命令し、受光センサ26が乗場12にいる人を検出した場合には、映写機22に画像の映写を開始(再開)するように命令する。映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を開始したり、停止したりする。つまり、映写機22は、乗場12にいる人が受光センサ26により検出された場合にのみ、監視カメラ21により撮影された画像を乗場戸11の表面に映写する。ある階の1つの乗場戸11に対してエレベータ乗場画像映写装置20が設置される場合、そのエレベータ乗場画像映写装置20の受光センサ26は、乗場12にいる人を検出できる位置に設置される。例えば、受光センサ26は乗場操作盤13の上方に設置される(この例における乗場戸11の周辺の外観を図3に示す)。乗場12にいる人は、乗場操作盤13に設けられた呼びボタン(通常、上階行きのかごを呼ぶためのものと下階行きのかごを呼ぶためものの2種類の呼びボタンが乗場操作盤13に設けられている)を操作するために乗場操作盤13に近づく可能性が高いため、受光センサ26を乗場操作盤13の上方に設置することで、乗場12にいる人の検出漏れを少なくすることができる。また、複数の受光センサ26を別々の場所に設置すれば、乗場12にいる人の検出漏れをさらに少なくすることができる。
本実施の形態では、上記のように、乗場12に人がいないときは、映写機22が画像の映写を停止するため、省エネ効果が期待できる。
本実施の形態においても、エレベータ乗場画像映写装置20は、監視カメラ21を複数台有していてもよい。この場合、それぞれの監視カメラ21が乗場12の異なるエリアの画像を撮影することが望ましい。例えば、1つの監視カメラ21は乗場12の全体を前方から撮影し、別の監視カメラ21は乗場12の「右側」のみを前方から撮影し、さらに別の監視カメラ21は乗場12の「左側」のみを前方から撮影する、といった形態をとることができる。このとき、映写機22は、乗場12にいる人が受光センサ26により新たに検出された場合には、その人が受光センサ26により新たに検出されたエリアに近いエリアの画像を撮影する監視カメラ21により撮影された画像を乗場戸11の表面に映写する。例えば、今まで乗場12にいなかった人が乗場12の後方の「右側」から来た場合、その人は受光センサ26によって新たに検出される。そして、その人が検出されたエリアに近いエリアの画像を撮影する監視カメラ21は、乗場12の「右側」のみを撮影する監視カメラ21であるから、映写機22は、乗場戸11の表面に映写する画像を、その監視カメラ21によって撮影された画像に切り替える。映写機22がどの監視カメラ21によって撮影された画像を選択するかは、映像制御部24によって制御される。
本実施の形態の変形例として、上記のように、受光センサ26が乗場12に新たな人を検出したときに、映写機22が乗場戸11に表示する画像を切り替えることにより、既に乗場12にいた人の注意を喚起して、防犯効果を高めることができる。
本実施の形態では、乗場12にいる人を検出するために受光センサ26を用いているが、受光センサ26に代えて、乗場操作盤13に設けられた呼びボタンを用いてもよい。この場合、映像制御部24は、呼びボタンが押されたかどうかを監視し、呼びボタンが押されていない場合には、乗場12に人がいないと判断して、映写機22に画像の映写を停止するように命令し、呼びボタンが押された場合には、乗場12に人がいると判断して、映写機22に画像の映写を開始(再開)するように命令する。映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を開始したり、停止したりする。
また、受光センサ26を用いる方法に代えて、あるいは、この方法とあわせて、監視カメラ21によって撮影された画像の認識処理を行って乗場12にいる人を検出してもよい。この場合、CPUが、監視カメラ21によって撮影された画像の認識処理を行って、その画像に人が写っているかどうかを判断する。具体的には、CPUは、監視カメラ21によって撮影された画像の経時的な変化を分析したり、監視カメラ21によって撮影された画像を乗場12に人がいない場合の画像と比較したりすることで、画像に人が写っているかどうかを判断する。そして、その判断結果を映像制御部24に通知する。映像制御部24は、CPUが監視カメラ21によって撮影された画像に人が写っていないと判断した場合、即ち、CPUが乗場12にいる人を検出しなかった場合には、映写機22に画像の映写を停止するように命令し、CPUが監視カメラ21によって撮影された画像に人が写っていると判断した場合、即ち、CPUが乗場12にいる人を検出した場合には、映写機22に画像の映写を開始(再開)するように命令する。映写機22は、受光センサ26を用いる場合と同様に、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を開始したり、停止したりする。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1及び2の一部を組み合わせた例として、エレベータ乗場画像映写装置20のCPUが実行するプログラムの処理手順(エレベータ防犯表示方法)の一例を図4に示す。
ステップS11において、運転情報検出部25は、乗場戸11の開閉状態を検出し、「開」状態と「閉」状態のどちらを検出したかを映像制御部24に通知する。映像制御部24は、運転情報検出部25から乗場戸11の「閉」状態を検出したことを通知された場合には、ステップS12に進む。ステップS12において、映像制御部24は、受光センサ26が乗場12にいる人を検出したかどうかを監視し、受光センサ26が乗場12にいる人を検出した場合には、映写機22に画像の映写を開始(再開)するように命令する。そして、ステップS13において、映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を開始する。
その後、ステップS14において、運転情報検出部25は、乗場戸11の開閉状態を検出し、「開」状態と「閉」状態のどちらを検出したかを映像制御部24に通知する。映像制御部24は、運転情報検出部25から乗場戸11の「開」状態を検出したことを通知された場合には、映写機22に画像の映写を停止するように命令する。そして、ステップS15において、映写機22は、映像制御部24からの命令に従って、監視カメラ21により撮影された画像の映写を停止する。
以上のように、本発明の実施の形態に係るエレベータ防犯表示システム10は、
エレベータの乗場12にエレベータ乗場画像映写装置20を設置したものであり、
乗場12の映像を撮影する1つ以上の監視カメラ21と、
乗場12の天井に設置され、監視カメラ21が撮影した映像をエレベータの乗場戸面へ映写する映写機22と、
乗場12にいる人を認識する1つ以上の受光センサ26と、
エレベータの乗場戸11の開閉動作状況を検出する運転情報検出部25と、
受光センサ26が認識した乗場12の状況と運転情報検出部25が検出した乗場戸11の開閉動作状況により、監視カメラ21が撮影した映像の映写機22への伝送と当該伝送の中断とを切り替えて行う映像制御部24とを備え、
映写機22は、映像制御部24から伝送された映像をエレベータの乗場戸面へ映写することを特徴とするものである。
また、上記エレベータ防犯表示システム10は、
映写機22に、監視カメラ21が撮影した映像だけでなく、かご内に設置された監視カメラがかご内の様子を撮影した画像も切り替えて映写させることを特徴とするものである。
また、上記エレベータ防犯表示システム10は、
受光センサ26により乗場12に人がいることを認識すると、映写機22に映写を開始させることを特徴とするものである。
また、上記エレベータ防犯表示システム10は、
運転情報検出部25により乗場戸11が開いたことを検出すると、映写機22に映写を停止させることを特徴とするものである。
通常、乗場12にいる人は乗場戸11からある程度離れてエレベータを待つため、乗場12にいる人の影が乗場戸11に表示される画像に影響することは少ないが、仮に乗場12にいる人が乗場戸11に非常に近い位置にいた場合、乗場戸11に映写された映像を見ると自身の影が映像に影響を与えたことが直感的にわかり、自然に乗場戸11から離れることが予想される。同じく乗場戸11に映写された映像により、乗場12にいる人がかご内の乗客を予め認識できていれば乗場戸11に非常に近い位置で待つことはない。このように、上記エレベータ防犯表示システム10では、乗場12にいる人が乗場戸11に非常に近い位置にいて、エレベータを降りる人の邪魔になるという状況を発生しにくくすることができる。
また、従来、乗場12の壁に液晶ディスプレイなどの表示装置を設置するシステムでは、設置スペースの問題で大きいサイズのディスプレイを設置することができない場合があったが、上記エレベータ防犯表示システム10では、乗場戸面に対して映写を行うため、比較的広いスペースに映写することが可能となり、設置スペースの制約を受けることがなくなる。
実施の形態1に係るエレベータ乗場画像映写システムの構成図である。 実施の形態1に係るエレベータ乗場画像映写システムの外観の一例を示す図である。 実施の形態2に係るエレベータ乗場画像映写システムの外観の一例を示す図である。 エレベータ防犯表示方法の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エレベータ防犯表示システム、11 乗場戸、12 乗場、13 乗場操作盤、20 エレベータ乗場画像映写装置、21 監視カメラ、22 映写機、23 カメラ映像入力部、24 映像制御部、25 運転情報検出部、26 受光センサ。

Claims (8)

  1. 複数の階床の各階に就役するエレベータと、
    各階のエレベータ乗降口に設置され、当該エレベータ乗降口を開閉する乗場戸と、
    少なくとも1つの階のエレベータ乗場に設置され、当該エレベータ乗場の画像を撮影する乗場撮影部と、
    前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場に設置され、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写する乗場映写部とを備えることを特徴とするエレベータ乗場画像映写システム。
  2. 前記エレベータ乗場画像映写システムは、
    少なくとも1つの階のエレベータ乗場に、複数の乗場撮影部を備え、それぞれの乗場撮影部は、その階のエレベータ乗場の画像を異なる方向から撮影し、
    前記乗場映写部は、前記複数の乗場撮影部が設置された階の乗場戸の表面に、それぞれの乗場撮影部により撮影された画像を交互に切り替えて映写することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗場画像映写システム。
  3. 前記エレベータ乗場画像映写システムは、さらに、
    前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場にいる人を検出する人検出部を備え、
    前記乗場映写部は、前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場にいる人が前記人検出部により検出された場合にのみ、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ乗場画像映写システム。
  4. 前記エレベータ乗場画像映写システムは、さらに、
    前記乗場撮影部が設置された階の乗場戸の開閉状態を検出する開閉状態検出部を備え、
    前記乗場映写部は、前記乗場撮影部が設置された階の乗場戸の閉状態が前記開閉状態検出部により検出された場合にのみ、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のエレベータ乗場画像映写システム。
  5. 前記エレベータ乗場画像映写システムは、さらに、
    前記複数の乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場にいる人を検出する人検出部を備え、
    それぞれの乗場撮影部は、前記複数の乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場の異なるエリアの画像を撮影し、
    前記乗場映写部は、前記複数の乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場にいる人が前記人検出部により新たに検出された場合には、その階の乗場戸の表面に、その人が前記人検出部により新たに検出されたエリアに近いエリアの画像を撮影する乗場撮影部により撮影された画像を映写することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ乗場画像映写システム。
  6. 前記乗場映写部は、前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場の天井に設置されることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のエレベータ乗場画像映写システム。
  7. 複数の階床の各階に就役するエレベータの乗降口に設置される乗場戸の表面に画像を映写するエレベータ乗場画像映写装置であって、
    少なくとも1つの階のエレベータ乗場に設置され、当該エレベータ乗場の画像を撮影する乗場撮影部と、
    前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場に設置され、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写する乗場映写部とを備えることを特徴とするエレベータ乗場画像映写装置。
  8. 複数の階床の各階に就役するエレベータの乗降口に設置される乗場戸の表面に画像を映写するエレベータ防犯表示方法であって、
    少なくとも1つの階のエレベータ乗場に設置される乗場撮影部が、当該エレベータ乗場の画像を撮影し、
    前記乗場撮影部が設置された階のエレベータ乗場に設置される乗場映写部が、その階の乗場戸の表面に、前記乗場撮影部により撮影された画像を映写することを特徴とするエレベータ防犯表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102897638A (zh) * 2012-10-22 2013-01-30 苏州奔一机电有限公司 电梯轿门运行控制装置

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CN102897638A (zh) * 2012-10-22 2013-01-30 苏州奔一机电有限公司 电梯轿门运行控制装置

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