JP2009000726A - 金属製管状部材のフランジ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属製管状部材に軸方向への応力を加えることなくフランジを形成できる金属製管状部材のフランジ加工装置の提供。
【解決手段】シェル8の端部8aをクランプ5から所定長さL1だけ突出させた状態として該クランプ5で外嵌固定し、シェル8の端部8aに加工ローラ6の先端部6dを挿入すると共に、この加工ローラ6の先端部6dとクランプ5との間に少なくともシェル8の板厚分の隙間を設けた状態とし、加工ローラ6またはクランプ5を相対的にシェル8の中心軸を中心として該シェル8の端部8aの開口部形状に沿った軌道で回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ5で該端部8aを径方向外側へ折り曲げてフランジ9を形成するようにした。
【選択図】図9
【解決手段】シェル8の端部8aをクランプ5から所定長さL1だけ突出させた状態として該クランプ5で外嵌固定し、シェル8の端部8aに加工ローラ6の先端部6dを挿入すると共に、この加工ローラ6の先端部6dとクランプ5との間に少なくともシェル8の板厚分の隙間を設けた状態とし、加工ローラ6またはクランプ5を相対的にシェル8の中心軸を中心として該シェル8の端部8aの開口部形状に沿った軌道で回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ5で該端部8aを径方向外側へ折り曲げてフランジ9を形成するようにした。
【選択図】図9
Description
本発明は、金属製管状部材のフランジ加工装置に関する。
従来、金属製管状部材の端部を径方向外側へ折り曲げてフランジを形成するようにした金属製管状部材のフランジ加工装置の技術が公知になっている(特許文献1参照)。
特開2002−178043号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、加工ローラを金属製管状部材の軸方向へ押圧して端部を加工する構成となっているため、金属製管状部材に対して軸方向の応力が作用し、加工中に座屈が生じ易いという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、金属製管状部材に軸方向への応力を加えることなくフランジを形成できる金属製管状部材のフランジ加工装置を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、金属製管状部材の端部をクランプから所定長さだけ突出させた状態として該クランプで外嵌固定し、前記金属製管状部材の端部に加工ローラの先端部を挿入すると共に、この加工ローラの先端部とクランプとの間に少なくとも金属製管状部材の板厚分の隙間を設けた状態とし、前記加工ローラまたはクランプを相対的に金属製管状部材の中心軸を中心として該金属製管状部材の端部の開口部形状に沿った軌道で回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラの先端部とクランプで該端部を径方向外側へ折り曲げてフランジを形成するようにしたことを特徴とする。
本発明にあっては、金属製管状部材の端部をクランプから所定長さだけ突出させた状態として該クランプで外嵌固定し、前記金属製管状部材の端部に加工ローラの先端部を挿入すると共に、この加工ローラの先端部とクランプとの間に少なくとも金属製管状部材の板厚分の隙間を設けた状態とし、前記加工ローラまたはクランプを相対的に金属製管状部材の中心軸を中心として該金属製管状部材の端部の開口部形状に沿った軌道で回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラの先端部とクランプで該端部を径方向外側へ折り曲げてフランジを形成するようにしたため、金属製管状部材に軸方向への応力を加えることなくフランジを形成できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置の装置全体図、図2は本実施例1のシェルの斜視図、図3〜6は本実施例1のシェルのフランジ加工を説明する図、図7は図6のS7―S7線における断面図であり、本実施例1の加工ローラの軌道を説明する図、図8は本実施例1の加工後のシェルを示す図、図9は本実施例1のシェルの端部の加工の様子を説明する図である。
図1は本発明の実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置の装置全体図、図2は本実施例1のシェルの斜視図、図3〜6は本実施例1のシェルのフランジ加工を説明する図、図7は図6のS7―S7線における断面図であり、本実施例1の加工ローラの軌道を説明する図、図8は本実施例1の加工後のシェルを示す図、図9は本実施例1のシェルの端部の加工の様子を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置では、搬送装置1と、この搬送装置1の左右に離間してそれぞれ対を成して配置される加工装置2及びクランプ3とから構成されている。
図1に示すように、本実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置では、搬送装置1と、この搬送装置1の左右に離間してそれぞれ対を成して配置される加工装置2及びクランプ3とから構成されている。
搬送装置1は、図外の駆動手段により上下方向へ伸縮可能なアーム部1aと、そのアーム部1aの先端部に設けられた吸着部1bとから構成され、この吸着部1bに対象物をエアによる吸引力で吸着させて保持できるようになっている。
各加工装置2は、水平方向へ移動可能に設けられる本体4と、本体4に上下方向へ移動可能に設けられるクランプ5と、本体4に後述する軌道X上で移動可能に設けられる加工ローラ6とから構成されている。
本体4は、その底部が基台Bに敷設された水平なレール7に摺動しながら駆動装置(図示せず)により水平方向へ移動可能に設けられている。
クランプ5は、後述するシェル8の外形の上半分と合致する形状で下方へ開口された切欠開口部5a(図7参照)を有して平板状に形成される他、その基端側が本体4に内蔵された駆動装置(図示せず)と連結された可動アーム4aに固定されることにより、上下方向へ移動可能に設けられている。
加工ローラ6は、略円盤状に形成される他、鍔状の位置決め部6aから先端側は縮径したテーパ部6bを有して略円柱状に形成されている。
また、加工ローラ6の中心軸6cは、略筒状の可動アーム4bに対して軸周り方向へ回転可能に連結されると共に、この可動アーム4bの基端側が本体4内に内蔵された駆動装置(図示せず)に連結されることにより、可動アーム4bと共に加工ローラ6が後述する軌道X上で移動可能に設けられている。
また、加工ローラ6の中心軸6cは、略筒状の可動アーム4bに対して軸周り方向へ回転可能に連結されると共に、この可動アーム4bの基端側が本体4内に内蔵された駆動装置(図示せず)に連結されることにより、可動アーム4bと共に加工ローラ6が後述する軌道X上で移動可能に設けられている。
さらに、クランプ5と加工ローラ6の先端部6dとの間には少なくともシェル8の板厚分の隙間Hが設けられ、さらに、位置決め部6aとの間には隙間L1が設けられている。
クランプ3は、後述するシェル8の外形の下半分と合致する形状で上方へ開口された切欠開口部3a(図7参照)を有して平板状に形成される他、その底部がレール7に摺動しながら駆動装置(図示せず)により水平方向へ移動可能に設けられている。
なお、前述した加工装置2の各部やクランプ3等の駆動構造は適宜設定でき、その駆動方法も電気式、エア式、油圧式等の適宜のものを採用できる。
次に、本実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置の作動について説明する。
本実施例1では、金属製管状部材として図2に示すような車両用マフラのシェル8を適用した場合について説明する。
本実施例1のシェル8は、金属製板材を楕円形断面となるように筒状に巻回した後、その端部を軸方向に亘って複数の箇所でスポット溶接Sにて固定している。
本実施例1では、金属製管状部材として図2に示すような車両用マフラのシェル8を適用した場合について説明する。
本実施例1のシェル8は、金属製板材を楕円形断面となるように筒状に巻回した後、その端部を軸方向に亘って複数の箇所でスポット溶接Sにて固定している。
このように構成された金属製管状部材のフランジ加工装置では、先ず、図3、4に示すように、シェル8を搬送装置1の吸着部1bで吸着させて保持させた状態で両クランプ3間の上方に配置し、アーム部1aを下方へ伸ばしてシェル8の両端部8a,8aの下半分をそれぞれ対応するクランプ3の切欠開口部3aに上方から挿入して嵌合させる。
次に、図4、5に示すように、搬送装置1の吸着部1bの吸着を解除して元の位置に復帰させると共に、各加工装置2をシェル8側に向かって水平移動させることにより、シェル8の両端部8a,8aをそれぞれ対応する加工ローラ6の位置決め部6aに当接させる。
この際、各加工ローラ6には位置決め部6aとシェル8の端部8aとの接触を検知するセンサ(図示せず)が設けられており、これら両者の接触を検知すると各加工装置2の水平移動が停止するようになっている。
この際、各加工ローラ6には位置決め部6aとシェル8の端部8aとの接触を検知するセンサ(図示せず)が設けられており、これら両者の接触を検知すると各加工装置2の水平移動が停止するようになっている。
また、先ず一方の加工装置2を基準位置で停止させて、次に他方の加工装置2を移動させ両者の接触を検知することで、他方の加工装置2の水平移動を停止させるようにすると、各加工装置の速度にバラツキがあっても精度良く位置決めすることが出来る。
従って、シェル8の全長に製造精度の誤差が生じたり、搬送装置1によるクランプ3への載置精度の誤差が生じたり、あるいは、異なる全長のシェル8を連続的に加工する場合であっても、シェル8の両端部8a,8aをそれぞれ対応する加工ローラ6の位置決め部6aに確実に当接させた状態とすることができるようになっている。
従って、加工ローラ6をシェル8の両端部8a,8aの位置決め用治具として兼用できる。
次に、図5〜7に示すように、前述した各加工ローラ6の水平移動量に基づいて各クランプ3をそれぞれ対応するクランプ5の直下となる位置に水平移動させた後、各クランプ5を下方へ移動させて切欠開口部5aにシェル8の上部分を嵌合させることにより、シェル8の両端部8a,8aをそれぞれ対応するクランプ3,5から所定長さL1(図1参照)だけ突出させた状態で外嵌固定する。
最後に、図7に示すように、各加工ローラ6をシェル8の中心軸8bを中心として該シェル8の端部8aの開口部形状に沿った軌道Xで回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、図8に示すように、シェル8の両端部8a,8aにフランジ9をそれぞれ形成する。
この際、図9(a)〜(c)に示すように、加工ローラ6の回転半径が大きくなるにつれて、加工ローラ6の縮径したテーパ部6bにシェル8の端部8aを当接させて外側へ折り曲げた後、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)との隙間に該端部8aを挟んで径方向外側へ折り曲げるようになっている。
従って、テーパ部6bによってシェル8の端部8aに過度な軸方向の負担を掛けることなく徐々に外側へ折り曲げることができ、加工中の座屈や亀裂を防止できる。
また、加工ローラ6は加工中に可動アーム4bに対して軸周りに回転するため、シェル8の端部8aを外側へ折り曲げる際に余計な応力が発生せず、スムーズな加工が可能となる。
また、両クランプ3,5をフランジ加工用の治具として兼用できることに加え、図9(a)に示すように、両クランプ3,5のシェル8との嵌合部の管端側角部には所定のアールRが形成されているため、フランジ9の付け根を所定のアールRに沿った形状に形成でき、例えば締結部位としてフランジが機能する際に応力が掛かりやすいこの部位の製品形状精度を高くして製品信頼性を向上できる。
また、シェル8の両端部8a,8aを短時間で同時に加工でき、好適となる。
なお、本実施例1では加工ローラ6が回転を3回程度行う間に図9(a)〜(c)で説明した加工が行われるが、この回数は適宜設定できる。
また、フランジ9の形成高さは、前述した隙間L1の寸法(シェル8の両クランプ3,5からの突出長さでもある)とアールRの曲率の設定によってほぼ決定される。
さらに、シェル8の両端部8a,8aに形成された各フランジ9は、後工程でシェル8の開口側を閉塞するための図外のエンドプレートの外周縁部とロックシーム加工されるが、この限りではない。
また、フランジ9の形成高さは、前述した隙間L1の寸法(シェル8の両クランプ3,5からの突出長さでもある)とアールRの曲率の設定によってほぼ決定される。
さらに、シェル8の両端部8a,8aに形成された各フランジ9は、後工程でシェル8の開口側を閉塞するための図外のエンドプレートの外周縁部とロックシーム加工されるが、この限りではない。
ここで、従来の発明にあっては、加工ローラを金属製管状部材の軸方向へ押圧して端部を加工する構成となっているため、金属製管状部材に対して軸方向の応力が作用し、加工中に座屈が生じ易いという問題点があった。
これに対し、本実施例1では、シェル8の端部8aを加工ローラ6と両クランプ3,5による軸直方向への応力で加工するため、シェル8の端部8aや中央部付近が座屈する虞がなく、これにより、シェル8の軸方向への応力を加えることなくフランジ9を形成できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置にあっては、シェル8の端部8aをクランプ3(5)から所定長さL1だけ突出させた状態として該クランプ3(5)で外嵌固定し、シェル8の端部8aに加工ローラ6の先端部6dを挿入すると共に、この加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)との間に少なくともシェル8の板厚分の隙間を設けた状態とし、加工ローラ6またはクランプ3(5)を相対的にシェル8の中心軸8bを中心として該シェル8の端部8aの開口部形状に沿った軌道Xで回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)で該端部8aを径方向外側へ折り曲げてフランジ9を形成するようにしたため、シェル8に軸方向への応力を加えることなくフランジ9を形成できる。
以上、説明したように、本実施例1の金属製管状部材のフランジ加工装置にあっては、シェル8の端部8aをクランプ3(5)から所定長さL1だけ突出させた状態として該クランプ3(5)で外嵌固定し、シェル8の端部8aに加工ローラ6の先端部6dを挿入すると共に、この加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)との間に少なくともシェル8の板厚分の隙間を設けた状態とし、加工ローラ6またはクランプ3(5)を相対的にシェル8の中心軸8bを中心として該シェル8の端部8aの開口部形状に沿った軌道Xで回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)で該端部8aを径方向外側へ折り曲げてフランジ9を形成するようにしたため、シェル8に軸方向への応力を加えることなくフランジ9を形成できる。
また、クランプ3(5)をフランジ加工用の治具として兼用できる。
また、加工ローラ6の先端部6dを、先端側が縮径した略円盤状に形成し、加工ローラ6の縮径したテーパ部にシェル8の端部8aを当接させて外側へ折り曲げた後、該加工ローラ6の先端部6dとクランプ3(5)との間に該端部8aを挟んで径方向外側へ折り曲げるようにしたため、シェル8の端部8aをスムーズに折り曲げることができ、好適となる。
また、加工ローラ6の先端部6dを軸周りに回転可能に設けたため、シェル8の端部8aに余計な負担が掛かるのを防止でき、スムーズな加工が可能となる。
また、クランプ3(5)は、シェル8との嵌合部の管端側角部に所定のアールRを備えるため、フランジ9の付け根をRに沿った形状にしてこの部位の亀裂・座屈を防止できる。
また、加工ローラ6は、シェル8の端部8aを位置決めするための位置決め部6aを備えるため、シェル8の端部8aに対して所望のフランジ9を確実に形成でき、製品信頼性を向上できる。
また、加工ローラ6をシェル8の端部8aの位置決め用治具として兼用できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、金属製管状部材はシェル8に限らず、任意に設定でき、その開口部形状も楕円に限らず、円形、略三角形、レーストラック型等適宜設定可能である。
例えば、金属製管状部材はシェル8に限らず、任意に設定でき、その開口部形状も楕円に限らず、円形、略三角形、レーストラック型等適宜設定可能である。
また、本実施例1では、シェル8の両端部8a,8aを同時に加工する場合について説明したが、シェル8の一方側端部のみを加工する場合も当然考えられる。
B 基台
S スポット溶接
X 軌道
R アール
1 搬送装置
1a アーム部
1b 吸着部
2 加工装置
3 クランプ
3a 切欠開口部
4 本体
4a、4b 可動アーム
5 クランプ
5a 切欠開口部
6 加工ローラ
6a 位置決め部
6b テーパ部
6c 中心軸
6d 先端部
7 レール
8 シェル
8a 両端部
8b 中心軸
9 フランジ
S スポット溶接
X 軌道
R アール
1 搬送装置
1a アーム部
1b 吸着部
2 加工装置
3 クランプ
3a 切欠開口部
4 本体
4a、4b 可動アーム
5 クランプ
5a 切欠開口部
6 加工ローラ
6a 位置決め部
6b テーパ部
6c 中心軸
6d 先端部
7 レール
8 シェル
8a 両端部
8b 中心軸
9 フランジ
Claims (5)
- 金属製管状部材の端部をクランプから所定長さだけ突出させた状態として該クランプで外嵌固定し、
前記金属製管状部材の端部に加工ローラの先端部を挿入すると共に、この加工ローラの先端部とクランプとの間に少なくとも金属製管状部材の板厚分の隙間を設けた状態とし、
前記加工ローラまたはクランプを相対的に金属製管状部材の中心軸を中心として該金属製管状部材の端部の開口部形状に沿った軌道で回転させつつ、その回転半径を次第に大きくさせることにより、該加工ローラの先端部とクランプで該端部を径方向外側へ折り曲げてフランジを形成するようにしたことを特徴とする金属製管状部材のフランジ加工装置。 - 請求項1記載の金属製管状部材のフランジ加工装置において、
前記加工ローラの先端部を、先端側が縮径した略円盤状に形成し、
前記加工ローラの縮径したテーパ部に金属製管状部材の端部を当接させて外側へ折り曲げた後、該加工ローラの先端部とクランプとの間に該端部を挟んで径方向外側へ折り曲げるようにしたことを特徴とする金属製管状部材のフランジ加工装置。 - 請求項1または2に記載の金属製管状部材のフランジ加工装置において、
前記加工ローラの先端部を軸周りに回転可能に設けたことを特徴とする金属製管状部材のフランジ加工装置。 - 請求項1〜3のうちのいずれかに記載の金属製管状部材のフランジ加工装置において、
前記クランプは、金属製管状部材との嵌合部の管端側角部に所定のアールを備えることを特徴とする金属製管状部材のフランジ加工装置。 - 請求項1〜4のうちのいずれかに記載の金属製管状部材のフランジ加工装置において、
前記加工ローラは、金属製管状部材の端部を位置決めするための位置決め部を備えることを特徴とする金属製管状部材のフランジ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007164651A JP2009000726A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | 金属製管状部材のフランジ加工装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100954502B1 (ko) | 2010-02-08 | 2010-04-22 | 김재수 | 랩 조인트 제조장치 및 이를 이용한 랩 조인트 제조방법 |
JP2011194447A (ja) * | 2010-03-22 | 2011-10-06 | Ims Kk | 被加工物の加工装置 |
CN107243565A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-13 | 合肥太通制冷科技有限公司 | 一种旋转式冲压管端成型机 |
-
2007
- 2007-06-22 JP JP2007164651A patent/JP2009000726A/ja not_active Withdrawn
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