JP2009000393A - 画像処理装置および超音波診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被検体を超音波スキャンして得た原画像上にとった補間画素点の近傍の4点の原画素点の各画素値p1,p2,p3,p4にそれぞれ異なるランダム成分 rand(1+j+f+d)%Sw-Sw/2,rand(2+j+f+d)%Sw-Sw/2,rand(3+j+f+d)%Sw-Sw/2,rand(4+j+f+d)%Sw-Sw/2 を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値Rkとする。
【効果】加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
【選択図】図2
Description
しかし、加味されるランダム成分の自由度が1であるため、自然に見える程度が不十分になる場合がある問題点があった。
そこで、本発明の目的は、より自然に見える画像を生成しうる画像処理装置および超音波診断装置を提供することにある。
上記第1の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、複数の原画素点の各画素値にそれぞれ独立のランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、それらランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が2以上になりうるため、自然に見える程度を向上できる。
上記第2の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
上記第3の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、補間画素点ごとに異なるランダム成分となるため、この点でも画像上に規則的パターンが現れるのを抑制でき、自然に見える程度をより向上できる。
上記第4の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、フレームごとに異なるランダム成分となるため、時間方向に規則的パターンが現れるのを抑制でき、動画として自然に見える程度を向上できる。
上記第5の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、フレームごとに異なるランダム成分となるため、時間方向に規則的パターンが現れるのを抑制でき、動画として自然に見える程度を向上できる。
上記第6の観点による画像処理装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、補間画素点ごとに異なるランダム成分としたり、フレームごとに異なるランダム成分となることが可能になるため、規則的パターンが現れるのを抑制でき、自然に見える程度を向上できる。
上記第7の観点による画像処理装置では、原画素点の画素値の差が大きいほど大きなランダム成分を加えることが出来るので、自然に見える程度を向上できる。
上記第8の観点による画像処理装置では、補間画素点に近い原画素点ほどその画素値の寄与を大きく出来る。
上記第9の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、複数の原画素点の各画素値にそれぞれ独立のランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、それらランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が2以上になりうるため、自然に見える程度を向上できる。
上記第10の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、補間画素点ごとに異なるランダム成分となるため、この点でも画像上に規則的パターンが現れるのを抑制でき、自然に見える程度をより向上できる。
上記第11の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、フレームごとに異なるランダム成分となるため、時間方向に規則的パターンが現れるのを抑制でき、動画として自然に見える程度を向上できる。
上記第12の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、フレームごとに異なるランダム成分となるため、時間方向に規則的パターンが現れるのを抑制でき、動画として自然に見える程度を向上できる。
上記第13の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、フレームごとに異なるランダム成分となるため、時間方向に規則的パターンが現れるのを抑制でき、動画として自然に見える程度を向上できる。
上記第14の観点による超音波診断装置では、計算された画素値にランダム成分を加えて補間画素点の画素値とするのではなく、4点の原画素点の各画素値にそれぞれ異なるランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とした後、4個のランダム処理後原画素値を加重加算した画素値を補間画素点の画素値とする。このため、加味されるランダム成分の自由度が4になるため、自然に見える程度を向上できる。
また、補間画素点ごとに異なるランダム成分としたり、フレームごとに異なるランダム成分となることが可能になるため、規則的パターンが現れるのを抑制でき、自然に見える程度を向上できる。
上記第15の観点による超音波診断装置では、原画素点の画素値の差が大きいほど大きなランダム成分を加えることが出来るので、自然に見える程度を向上できる。
上記構成において「折りかえり領域」とは、元の画素値が画素値の上限より大きいか又は下限より小さい場合に見かけの画素値が上限から下限へ折りかえしたような値または下限から上限へ折りかえしたような値になる領域をいう。
上記第16の観点による超音波診断装置では、不自然に見えやすい折りかえり領域付近では他より大きなランダム成分を加えることが出来るので、自然に見える程度を向上できる。
この超音波診断装置100は、超音波探触子10と、超音波探触子10を駆動して被検体内を超音波ビームで走査する送受信部20と、送受信部20により得られた信号を基に超音波画像を生成する画像生成部30と、超音波スキャンにより得られた超音波画像やそれを基に生成された補間画像などを表示する画像表示部40と、操作者が指示やデータを与えるための操作部50と、超音波画像などを記録する記録部60と、全体を制御する制御部80と、制御部80に含まれている超音波画像記録部81および補間画像生成部82とを具備している。
ステップP1では、補間画素点番号k=1に初期化する。
例えば、画素値が−128〜127の範囲内の値をとるものとするとき、|p1−p2|>127または|p3−p4|>127または|p1−p3|>127を満たす場合は折りかえし領域付近と判定する。
ステップP10では、補間画素点番号kを1だけインクリメントしてからステップP2に戻る。
80 制御部
81 超音波画像記録部
82 補間画像生成部
100 超音波診断装置
Claims (17)
- 原画像上にとった補間画素点の近傍の複数の原画素点の各画素値に独立した各ランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とするランダム処理手段と、前記ランダム処理後原画素値を加重加算して補間画素点の画素値とする加重加算手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
- 被検体を超音波スキャンして原画像を得る超音波スキャン手段と、前記原画像上にとった補間画素点の近傍の複数の原画素点の各画素値に独立した各ランダム成分を加えてランダム処理後原画素値とするランダム処理手段と、前記ランダム処理後原画素値を加重加算して補間画素点の画素値とする加重加算手段と、前記補間画素点からなる補間画像を表示する画像表示手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
- 請求項9から請求項14のいずれかに記載の超音波診断装置において、前記補間画素点の位置が折りかえり領域付近か否かを判定する手段と、折りかえり領域付近の位置では他の位置よりランダムの強さの指定値Swを大きくするようにランダムの強さの指定値Swを決める手段とを具備したことを特徴とする超音波診断装置。
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