JP2008545094A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. フィルタエレメント（３）であって、長手方向において貫流可能な多孔性の円筒形のフィルタ材料コア（５）と、該フィルタ材料コア（５）の一端を半径方向においてシール作用をもって取り囲むフレーム（６）とが設けられており、該フレーム（６）がシール兼保持手段を備えていて、該シール兼保持手段を介してフィルタエレメント（３）が解離可能にシール作用をもってフィルタハウジング（１，２）内に挿入可能である形式のものにおいて、
   フレーム（６）が、フィルタ材料コア（５）に向かって開放する第１のリング溝（１０）を有しており、
   該第１のリング溝（１０）が完全に、発泡された充填材料（１１）によって満たされており、
   発泡された充填材料が、既にフィルタ材料コア（５）に接触している第１のリング溝（１０）に、発泡を目的として、該第１のリング溝（１０）に設けられた充填開口（２７）を通して充填された液体から、成っていることを特徴とするフィルタエレメント（３）。
2. 第１のフィルタハウジング部分（１）と第２のフィルタハウジング部分（２）とを備えた分割されたフィルタハウジングに挿入されるためのフィルタエレメント（３）であって、
   フレーム（６）が、軸方向で互いに隔てられた２つのシール部材（１６，１７）を、両フィルタハウジング部分（１，２）のうちのそれぞれ１つに配属するために有している、請求項１記載のフィルタエレメント（３）。
3. フレーム（６）の保持手段が、半径方向に張り出したリングウェブ（２０）を有しており、該リングウェブ（２０）を介してフィルタエレメントが軸方向で、分割可能なフィルタハウジング（１，２）の対応受けの間において緊締されている、請求項１又は２記載のフィルタエレメント（３）。
4. リングウェブ（２０）が少なくともその軸方向の両端面に、第１の弾性的なシール部材（１６）を有しており、
   該弾性的なシール部材（１６）が、半径方向内側に位置する第１の領域（１８）において形状結合式にリングウェブ（１３）に接触しており、該第１の領域（１８）にリングウェブ（１３）が、フィルタハウジング（１，２）に挿入された状態において、フィルタハウジング側の対応受けに対して支持されており、
   第１のシール部材（１６）が、その半径方向外側に向かって残っている領域において、軸方向及び半径方向に弾性的に自由に変形可能に形成されていて、フィルタハウジング（１，２）内へのフィルタエレメント（３）の挿入時に、半径方向及び軸方向に隣接するフィルタハウジング側の対応受けの内部において、相応な変形を生ぜしめるようになっている、請求項１から３までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
5. 弾性的な第２のシール部材（１７）が、軸方向で第１のシール部材（１６）から間隔をおいて、フレーム（６）から半径方向外側に向かって、半径方向のシールのために、フィルタハウジング（１，２）の対応配置された領域に向かって突出している、請求項１から４までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
6. 第１のリング溝（１０）に軸方向で隣接して、それぞれ少なくとも１つの別の第２のリング溝１２が配置されている、請求項１から５までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
7. 少なくとも第１のリング溝（１０）が、半径方向外側に向かって延びる充填開口（２７）を備えている、請求項１から６までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
8. 充填開口（２７）に逆止弁（２６）が配属されている、請求項７記載のフィルタエレメント（３）。
9. フレーム（６）がフィルタエレメント（３）の対応する端部を端面側において取り囲んでおり、リングウェブ（２０）が、フレーム（６）のこの軸方向端部に対して間隔をおいて位置している、請求項１から８までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
10. フレーム（６）が、フィルタエレメント（３）の所属の軸方向端部をポット状に取り囲んでいて、該フレーム（６）のポット底に、フィルタエレメント（３）に流入する被濾過体のために、軸方向外側に向かって突出する複数の供給管片（８）が設けられている、請求項１から９までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）。
11. 請求項１から１０までのいずれか１項記載のフィルタエレメント（３）及び該フィルタエレメントを受容するフィルタハウジングであって、自動車、特に商用車におけるエンジンの吸気を濾過するためのフィルタエレメント（３）及び該フィルタエレメントを受容するフィルタハウジング。