JP2008540915A5

JP2008540915A5 -

Info

Publication number: JP2008540915A5
Application number: JP2008510590A
Authority: JP
Filing date: 2006-05-12
Publication date: 2010-09-09

Claims

内燃機関において流体をろ過するためのろ過装置において、
ほぼカップ形状に形成されるプラスティック製のフィルタハウジング（２）と、
該カップ形状を閉塞するように設けられるプラスティック製のカバーディスク（３）と、
フィルタハウジンク（２）の内部に挿入可能であり該フィルタハウジング（２）に導入された流体が通過する中空円筒状に形成されたフィルタエレメント（４）と、
該フィルタエレメント（４）の中空内部に設けられフィルタエレメント（４）を支持するプラスティック製の中央支持部材（５）と、
を備え、フィルタエレメント（４）は外部が入口側（１２）で、内部が清浄側（１３）となるように外から中に向かって放射状半径中心に向けて流れるように構成され、
前記フィルタエレメントの入口側（１２）と清浄側（１３）の間に前記入口側の流体圧が閾値を越えると開位置へ移動するオーバーフロー弁（２２）を備え、該オーバーフロー弁（２２）はバルブスプリング（２５）により圧力を受ける弁体（２４）を具えるとともに、前記オーバーフロー弁の弁体（２４）およびバルブスプリング（２５）をプラスティック樹脂で成形して、前記オーバーフロー弁をプラスティック部材のみで形成し、
さらに、前記オーバーフロー弁（２２）の弁体は固定穴に無駄なく軸方向に移動可能に支持されるスナップインフック（３３）と一体に形成されたシールワッシャ（２４）によって構成され、前記スナップインフック（３３）は前記中央支持部材（５）の内側、若しくは前記フィルタエレメント（４）の軸端部を規定するエンドプレート（１５）から前記フィルタエレメントの内部の清浄側に突出する固定結合部（１６）の内側に形成された前記固定穴に支持されることを特徴とするろ過装置。
前記バルブスプリング（２５）は前記弁体（２４）部分を囲む螺旋状バネとして形成されることを特徴とする請求項１に記載のろ過装置。
前記オーバーフロー弁（２２）は前記フィルタエレメントの底部側に配置されることを特徴とする請求項１または２のいずれかに記載のろ過装置。
前記オーバーフロー弁（２２）は前記フィルタエレメント（４）の支持部材（５）と連結手段を介して連結する固定結合部材（１６）の内部に突出することを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のろ過装置。
前記固定結合部（１６）は前記エンドプレート（１５）と一体成形して１成形部材として形成されることを特徴とする請求項４に記載のろ過装置。
前記固定結合部材（１６）は前記エンドプレート（１５）とは別部材として形成されることを特徴とする請求項４に記載のろ過装置。