JP2008544132A - 遠心ポンプ - Google Patents

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Abstract

固体及びガス状添加物とともに流体を供給する遠心ポンプ、特にノンクロッグ形インペラの、シャフト60を用いて駆動できるインペラ・ホイール10、20、30の幅の広い少なくとも1つのブレード15、25L、35Lを具備したインペラ・ホイール・ディスク11、21、31は、インペラ・ホイール・チャンバ5A、105Aがさらに後方に位置する部分5B、105Bによってサイズを増大されるように、駆動部の方向に距離Dだけ変位される。さらに、インペラ・ホイール20、30は、好ましい一実施例によれば、その中心幅が好ましくは幅の広いブレードの幅の約50%である少なくとも1つの補助ブレード25S、35Sを含む。この配置は、特に、ポンプのガス供給能力を改善する。

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の、固体又はガス状混合物とともに液体を汲み上げる遠心ポンプ、より詳細にはチャンネル・インペラ・ポンプに関連する。
このタイプの公知のポンプでは、インペラのベーン間のチャンネル(溝ないし流路)の断面は、比較的大きな固形物の通過を可能にするように設計される。これは、チャンネル・インペラが一般にわずか1〜3個のベーンだけを含む構造を意味する。チャンネル・インペラ・ポンプは、濃密な物質、スラッジ、スラグなどで満たされた液体を汲み上げるためにうまく使用されるが、それらのポンプがガス状堆積物(空気を含める)を吐き出す能力は、他の遠心ポンプと同様に限られている。
本発明の根底にある目標は、ガス状堆積物を吐き出す能力が大幅に改善された遠心ポンプを提供することである。
この問題を解決するのに満足のいく特定の特徴を有する遠心ポンプ又はチャンネル・インペラ・ポンプを、本発明者は承知していない。
このクラスのポンプは、動作モードが違うという理由からフリーフロー・ポンプとは比較できないので、それらの特性を修正する手段は、一般に、互いに転換可能ではない。
フリーフロー・ポンプは、インペラがその中に配置されたインペラ・チャンバと、インペラ・チャンバの前に延びる、ベーンで一掃されないボルテックス・チャンバとを有する。液体は、インペラの前側からそのハブの近くで軸方向にベーン・チャンネルに進入し、ほぼ180°の弧の上を外に向かって動き、インペラの前側で、軸方向に、ただし反対の方向に、その外側の領域で再びインペラを離れる。出ていく液体は、パルス伝播によってボルテックス・チャンバ内の液体質量を回転させる。DE3408810C2に記載のように、ボルテックス・チャンバ内の液体質量との結合効果を改善するために、より幅の広い個々のベーンが使用される。インペラ内で液体がたどって流通する経路があるので、ベーンの拡大は、どんな場合でも特定の限度内に保たなければならないが、やはり結局は、流路に沿って測定されるベーンの延長に帰することになる。
請求項1の前提部分に記載のとおり、遠心ポンプ、より詳細には当該技術分野でそれ自体公知のチャンネル・インペラ・ポンプは、インペラがその中に配置されたインペラ・チャンバを有するが、フリーフロー・ポンプとは対照的に、ボルテックス・チャンバをもたない。
公知の方法では、液体とともにガス含有物を吐き出す能力は、ポンプを通り抜けるその流路に沿った媒質の流速及び乱流とともに増大する。したがって、換言すれば、この速度の増加が、直面する問題に対する可能な明らかな解決策となる可能性がある。固体を液体とともに運ばなければならないという事実、そして結果として生じる構造要件を考慮すると、増加した流速を使用する手法は、非実用的であることがわかる。
多数の様々な試験を通じて、ようやく、液体中のガス状混合物の放出が、請求項1の特徴部分に示した特徴によって大きく改善されることが見出された。また、液体に含まれる固体を汲み上げるために必要とされる不可欠な一般条件である自由通路の削減なしに、目的が達成される。
これを踏まえて、従属請求項で定義される特徴は、問題のガス輸送に関しても、最終的には全体的な効率に関してもさらに良好な結果をもたらしたので、本発明の特に有利な諸実施例を表す。
流動現象、特に遠心ポンプ内で起こる流動現象は、しばしば、実験的にしか検出することができず、また、再現することも、数学的及び物理的に理解することもほとんど不可能である。そこで、それに対応して再設計された本発明の遠心ポンプのケーシングの内部は、前方キャビティと、仮想平面によって該前方キャビティから区分された後方キャビティとから構成される。元のインペラ・チャンバを形成する前方キャビティは、(1つ若しくは複数の)ベーンの(1つ若しくは複数の)前方部分を保持しており、インペラ・プレート及び該インペラ・プレートに連結された(1つ若しくは複数の)ベーンの(1つ若しくは複数の)後方部分は、後方キャビティ内に収容される。インペラのこの新規の配置と、その結果得られるチャンバの区別及び拡大とによって、液体入口と液体出口との間を延びる前方チャンバ内で生み出される遠心効果、すなわち、ガスがその内側に蓄積する、運ばれるべき液体のさらなる連続進入を妨げる液リング(liquid ring)の形成が破壊され、代わりに特定の渦又は乱流が形成されるものと見なすことができる。さらに、貫流速度が遅いので、恐らくベーンの吸込み側に流れの剥離があると考えられている。最後に、本発明のポンプは、ガスを含有する媒質について従来技術のポンプに比べて効率がさらに高いことを特徴とする。
インペラに請求項2又は3で定義される特徴を与えることによって、結果がさらに改善される可能性がある。ここで、実際には、液体分子及び固体は、(1つ若しくは複数の)補助ベーンの(1つ若しくは複数の)前縁に衝突することになるが、達成されるガス分布の改善によってもたらされる利点が、補助ベーンの追加的な摩擦表面によって生み出される摩擦力によって生じる欠点をはるかに上回ることに留意する。
本発明の3つの好ましい例示的な実施例について、以下で図面に即してより詳細に説明する。
図1に示されるように、インペラ10は、液体入口2及び液体出口3、すなわち、吸入及び排出開口部を有するケーシング1で閉囲されている。インペラ10は、図示されていないモータによって駆動可能なシャフト60に固定される。ケーシング1、インペラ10、及びシャフト60は、共通の対称軸1Aを有する。ケーシング1の内部6は、環状の空間若しくは螺旋の形態で延びる収集チャンバ4を含む前方キャビティ5Aと、仮想平面{T}によって該前方キャビティから区分された後方キャビティ5Bとから構成される。この平面{T}は、開口部3の母線(図示せず)を含む、対称軸1Aに垂直に延びる平面(やはり図示せず)とほぼ一致する。
インペラ10は、固体のサイズに応じてその数が決定される好ましくは湾曲したベーン15を備える、前方表面12と後方表面13とを有するインペラ・プレート11を含む。一般に、前述したように、1〜3個のベーンが設けられる(図3も参照)。(1つ若しくは複数の)ベーン15の前方部分15F及び後方部分15Rは、それぞれ、ケーシング1の前方チャンバ部分5A及び後方チャンバ部分5B内を延びる。ベーン15の前方縁部16は、取入口の周りを延びるケーシング壁部分7Aの内側表面7を過ぎた場所のすぐ近くで動くことができる。この近接性によって、前述の表面と前述の前方縁部との間の距離が10分の1ミリメートル程度、一般に0.5mmよりも小さいときに、特定のシーリング効果が達成される。ベーン15の前方部分15Fの周縁部17は、液体出口3の近くを通ることができる。ポンプの特定の構造に応じてその表面が画定される、ケーシング1の回転対称なケーシング表面8、8Aは、インペラ・プレート11を好ましくは緊密に(すなわち、数ミリメートル程度で)取り囲んでおり、すなわち、それぞれベーン15の後方部分15Rの、インペラ・プレート11の周辺表面14と、ベーン15の周縁部17とは、この例では、該ケーシング表面と同一平面にある。図1に示された実施例では、インペラ・プレート11の周りを延びる回転表面8は、円筒状であり、一方、回転表面8Aは、例えば、円筒状(図1では、この輪郭は、破線によってのみ表されている)、又は円錐角2γの円錐形であり、角度γは、好ましくは≦20°(20°以下)である。インペラ構造の選択、より具体的には周縁部17及び周辺表面14の選択は、当業者に公知の方式で特定の回転スピードnを考慮して決定される。
従来の遠心ポンプ又はチャンネル・インペラ・ポンプでは、インペラ・プレートは、その前面が少なくともほぼ仮想平面{T}内に位置するように配置され、一方、ベーンは、完全に、この平面{T}の前に位置するインペラ・チャンバ内を延びる。ここで、これら従来技術のポンプとは対照的に、インペラ・プレート11の表面12は、後方に、すなわち、駆動部に向かって距離Dだけ変位されており、一方、ベーンは、この距離だけ拡大されており(ベーンの15Rの部分)、元のインペラ・チャンバ5Aは、距離Dに相当する容積を有する追加のインペラ・チャンバ部分5Bだけ拡大されている。試験によって、距離Dがベーン15の全幅の25%〜75%の範囲内に含まれるべきであり、好ましくは前記全幅の約50%であることが示されている。
インペラ・プレート11の後方表面13は、ケーシング1の後壁9Aの表面9のすぐ近くに配置することができる。しかし、一変形形態によれば、表面13、9のどちらか一方若しくは両方の上に設けられたリッジ18(表面13上)又は19(表面9上)のための場所を作るために、表面13と9との間により大きな距離を残すことができる。それ自体が当該技術分野で公知のリッジ18は、径方向に、又は例えばベーン15と同様に(図3の参照番号23参照)湾曲させることができる。当該技術分野で公知ではないリッジ19は、それとは対照的に、好ましくは径方向に延びて渦ブレーキの機能を果たし、遠心効果を妨げ、したがってより良好なガスの流れを保証する。
図2では、前述した第1の又は基礎的な実施例と比べて、同一のケーシング1を含むが、シャフト60によって駆動されるインペラ20を有し、そのインペラ・プレート21にベーン・システム25が設けられた、第2の実施例が示されている。このベーン・システムは、一方では、ベーン15と同一の、又は少なくとも幅が類似の、その前方縁部26Aがケーシング1の前方壁部分7Aの内側表面7を過ぎた場所のすぐ近くで動くように配置された、少なくとも1つのベーン25Lから成り、他方では、さらに、後方インペラ・チャンバ5B内を少なくとも部分的に延びる、より幅の狭い、好ましくは湾曲した、少なくとも1つの補助ベーン25Sから成る。これは、この補助ベーン25Sの前方縁部26Bを、仮想平面{T}内、又は該平面{T}のすぐ近くに位置する平面内に配置できることを意味する。後者の平面は、平らで、平面{T}に対して平行若しくは傾斜したものとすることもでき、又は湾曲したものとすることもできる。換言すれば、縁部26Bは、対称軸1Aに直交するものとすることも、又は他の形状を有することもでき、また、例えば、外側若しくは内側に高くなることができる(一例として、破線26Cは、補助ベーン25Sの前方縁部の可能なテーパ形状を示す)。
補助ベーン25Sの幅(又は、おおよそインペラ・プレートの半径の半分のところで決定される中心幅)に相当する、インペラ・プレート21の前方表面22と前方縁部26Bとの間の距離Dは、幅の広いベーン25Lの全幅Bの25%〜75%の範囲内に含まれるべきであり、好ましくは該全幅の50%であり、その結果、ベーン25Sは、基本的に後方インペラ・チャンバ5B内だけを延びる。
図3に斜視図で示されるように、この第2の実施例のインペラ20は、好ましくは、幅の広い3つのベーン25Lと、より幅の狭い3つの補助ベーン25Sとを含むことができ、各補助ベーン25Sがそれぞれ2つのベーン25L間に配置される。
インペラ・プレート21の周囲表面24、幅の広いベーン25Lの周縁部27L、及びより幅の狭い補助ベーン25Sの周縁部27Sは、図示していない同一の円筒状若しくは円錐状又は他の形状の回転対称周囲表面上に配置され、第1の実施例で記載したのと同様の方式でケーシング1の回転対称ケーシング表面8、8Aによって密接に取り囲まれる。
ここで、やはり(すなわち、第1の実施例と同様に)、インペラ・プレート21の後方表面23は、ケーシング1の後壁9Aの表面9のすぐ近くに配置することもでき、又は、一変形形態によれば、これらの表面23、9のどちらか一方若しくは両方の上の好ましくは径方向に延びるリッジ28(表面23上)又はリッジ29(表面9上)を配置するのに十分なスペースを残すために、これらの表面23と9との間により大きな距離を与えることもできる。
図4に示される第3の実施例では、軸線100Aを有し、シャフト60に連結されたインペラ30が、液体入口102及び液体出口103を有するケーシング100で閉囲されている。ケーシング100は、ケーシング1と同様であり、収集チャンバ4と同様の形状をした収集チャンバ104によって包囲された前方チャンバ105Aと、仮想平面{T}によって該前方チャンバから区分された後方チャンバ105Bとを含む。
距離Dだけ後方に配置されたインペラ30は、幅の広い少なくとも1つのベーン35Lと、幅の狭い少なくとも1つの補助ベーン35Sとから、好ましくは第2の実施例に関して述べたようにそれぞれ3つずつから構成される、インペラ・プレート31に連結されたベーン・システム35を有する。補助ベーン35Sは、補助ベーン25Sと同様の形状とすることができ、ここでは前方縁部36Bだけが示されている。
補助ベーン35S及びインペラ・プレート31は、外側リング34によって取り囲まれている。リング34の内側表面34Bは、円錐角2γ(γは、好ましくは≦20°)の円錐形のものとすることができる。インペラ・プレート31、リング34、そしてそれらに連結された補助ベーン35Sは、インペラ・チャンバ105B内を延びる。液体出口103を過ぎた場所で該出口に相対的に近接して動くことのできる周縁部37Lは、対称軸100Aに対して平行若しくは傾斜したものとすることもでき、又は異なる形状とすることもできる。
幅の広いベーン35Lの前方縁部36Aは、カバー・ディスク40によって覆われる。該カバー・ディスクは、ケーシング100の入口102の近くでシーリング・ギャップ111に圧入されたリング110内で回動自在に支持される。カバー・ディスク40の前方表面41は、壁部分107Aの表面107を過ぎた場所のすぐ近くで動くことができる。このカバー・ディスクは、それ自体が当該技術分野で公知であるが、しばしば、安定性の理由から設けられ、又は特定の低い回転スピードnを有するポンプに設けられる。
第1の実施例と同様に、インペラ・プレート31の後方表面33は、ケーシング100の後壁109Aの表面109のすぐ近くに配置することもでき、又は、一変形形態によれば、これらの表面33、109のどちらか一方若しくは両方の上の好ましくは径方向に延びるリッジ38(表面33上)若しくはリッジ39(表面109上)を配置するのに十分なスペースを残すために、これらの表面33と109との間により大きな距離を与えることもできる。
さらに、インペラ・プレート31に少なくとも1つの穴45を設けることができる。実施例によれば、軸線45Aをもつ3つ若しくは6つのボア45が、ベーン35Lと補助ベーン35Sとの間に配置され、対応して寸法設定される。軸線45Aは、距離Rのところで軸線100Aに平行に延びる。半径Rの測定値は、好ましくは、ほぼインペラ・プレートの円周半径の半分から3分の2までの間の間隔に含まれるなどのように選択される。これらの穴45が、外へのガス排出の効率を大きく改善することがわかった。
ここに記載の諸実施例の特徴が組み合わされた、さらに好ましい諸実施例を実現できることが理解される。具体的には、第1及び第2の実施例によるインペラ11及び21に、図4に関して記載したインペラ30の個々の追加機構、すなわち、外側リング34、ボア45、カバー・ディスク40、又は当業者に公知の他の機構を設けることが可能であり、場合によってはそれらの追加機構すべてを設けることも可能である。
以上の説明から、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の保護範囲から離れることなく、さらなる修正形態及び変形形態が当業者には明らかである。
本発明のチャンネル・インペラ又は遠心ポンプの第1の実施例の概略断面図である。 このポンプの第2の実施例の概略断面図である。 第2の実施例用の3つの補助ベーンを有するインペラの変形形態の概略斜視図である。 ポンプの第3の実施例の概略断面図である。

Claims (16)

  1. 固体及びガス状混合物とともに液体を汲み上げる遠心ポンプ、より詳細にはチャンネル・インペラ・ポンプであって、前方のそれぞれ側部の液体入口(2、102)及び液体出口(3、103)と、それらの間の、少なくとも1つのベーンを備えるインペラ・プレートを含む駆動可能なインペラがその中に配置されたインペラ・チャンバ(5A、105A)とを有する、ケーシング(1、100)を含んでおり、前記ベーンが、前記ケーシングの前記インペラ・チャンバ内を延びており、一方では、前記液体入口に向けられた、これらのベーンの前方縁部が、前記液体入口の周りを延びるケーシング壁部分(7A、107A)の内側表面(7、107)を過ぎた場所のすぐ近くで動くように少なくとも部分的に配置されており、他方では、周縁部(17)が、前記液体出口を過ぎた場所のすぐ近くで動くように少なくとも部分的に配置されており、
    ガス輸送を改善するために、前記インペラ・プレートが規定の距離Dだけ後方に配置されており、前記(1つ若しくは複数の)ベーン(15、25L、35L)がこの距離だけ軸方向に拡大されており、それによって、元の前方インペラ・チャンバ(5A、105A)が、仮想径方向平面{T}によって前記前方インペラ・チャンバから区分された後方インペラ・チャンバ(5B、105B)だけ拡大され、前記距離Dに相当する容積を有することを特徴とする遠心ポンプ。
  2. 前記インペラ・プレート(21、31)が少なくとも1つの補助ベーン(25S、35S)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の遠心ポンプ。
  3. 前記補助ベーン(25S、35S)の中心幅が、前記ベーン(25L、35L)の中心幅の約25%〜約75%、好ましくは50%に等しいことを特徴とする、請求項2に記載の遠心ポンプ。
  4. 前記インペラ(20、30)が、3つのベーン(25L、35L)と、3つの補助ベーン(25S、35S)とを有することを特徴とする、請求項2又は3に記載の遠心ポンプ。
  5. 前記インペラ・プレート(11、21、31)が少なくとも1つの穴(45)を具備することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  6. 前記インペラ・プレート(11、21、31)の後方表面(13、23、33)に向けられた後方ケーシング壁(9A、109A)の内側表面(9、109)が、好ましくは径方向に延びるリッジ(19、29、39)を具備することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  7. 前記インペラ・プレート(11、21、31)の後方表面(13、23、33)が、好ましくは湾曲したリッジ(18、28、38)を具備することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  8. 前記インペラ・プレートの周辺表面(14、24)と、前記後方インペラ・チャンバ(5B、105B)内を延びる前記ベーン(15、25L)及び補助ベーン(25S)の前記周縁部(17、27L、27S)の部分とが、前記ケーシング(1)の回転対称なケーシング表面(8、8A)で閉囲されることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  9. 前記ベーン(15、25L)と前記後方インペラ・チャンバ(5B)内を延びる補助ベーン(25)とを閉囲する前記ケーシング(1)の回転対称なケーシング表面(8A)が、円錐角2γの円錐形であり、γが好ましくは20°以下であることを特徴とする、請求項8に記載の遠心ポンプ。
  10. 前記インペラ・プレート(31)が、前記補助ベーン(35S)を取り囲むリング(34)を具備することを特徴とする、請求項2から9までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  11. 前記リング(34)の外表面(34A)が、前記ケーシング(100)の回転対称なケーシング表面(108)で閉囲されることを特徴とする、請求項10に記載の遠心ポンプ。
  12. 前記リング(34)の内表面(34B)が、円錐角2γの円錐状であり、γが好ましくは20°以下であることを特徴とする、請求項10又は11に記載の遠心ポンプ。
  13. 前記インペラが前方カバー・ディスクを含むことを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  14. 前記補助ベーン(25S、35S)の前方縁部(26B、26C、36B)が、対称軸(1A、100A)に直交することを特徴とする、請求項2から13までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  15. 前記補助ベーン(25S、35S)の前方縁部(26B、26C、36B)が、対称軸(1A、100A)に対して外側若しくは内側に高くなっている、又は他の任意形状を有することを特徴とする、請求項2から13までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
  16. 前記液体出口(3、103)を過ぎた場所で前記液体出口に相対的に近接して動くことのできる、前記ベーン・システム(15、25、35)の前記周縁部(17、27L、37L)を、対称軸(1A、100A)に対して平行若しくは傾斜したものとすることもでき、又は異なる形状とすることもできることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一項に記載の遠心ポンプ。
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