JP2008543400A - 取扱い装置に医療用エレメントを受容する方法、医療用エレメントのための取扱い装置並びにインプラント - Google Patents

取扱い装置に医療用エレメントを受容する方法、医療用エレメントのための取扱い装置並びにインプラント Download PDF

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Abstract

本発明は、取扱い装置(18)に医療用エレメント(2)を受容する方法であって、医療用エレメント(2)が、受容エレメント(22)を有する取扱い装置(18)を用いてインプラント(15)に対して挿入又は取外し可能であるように、医療用エレメント(2)を、受容エレメント(22)を用いて受容し、この際に該受容エレメント(22)を医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)の長手方向(9)において該受容切欠き(12)内に挿入し、この受容切欠き(12)内においてクリップエレメントを用いて長手方向(9)においてシフトを防止して固定する形式の方法に関する。本発明はまた、医療用エレメント(2)のための取扱い装置(18)であって、取扱い装置(18)が受容エレメント(22)を有していて、該受容エレメント(22)を用いて医療用エレメント(2)がインプラント(15)に対する挿入又は取外しのために受容可能であり、受容エレメント(22)が医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)内に該受容エレメント(12)の長手方向(9)において挿入可能であり、かつクリップエレメントを用いて長手方向(9)においてシフトを防止されて固定されている形式のものに関する。本発明はさらにまた、骨に設けられた受容孔にねじ込みによって植立可能なインプラント(15)に関する。本発明による方法では、クリップエレメントが長手方向(9)に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメント(21)を長手方向(9)でクリップエレメントに導入するようにした。また本発明による取扱い装置では、クリップエレメントが長手方向(9)に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメント(21)が長手方向(9)でクリップエレメントに導入可能であるようにした。さらにまた本発明によるインプラントでは、インプラント(15)に医療用エレメント(2)、つまり治療キャップが予め取り付けられており、医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)に、上述のように形状結合式に挿入された取扱い装置(18)を用いて、長手方向(9)においてトルクがインプラント(15)のねじ込みのために導入可能である。

Description

本発明は、取扱い装置に医療用エレメントを受容する方法であって、医療用エレメントが、受容エレメントを有する取扱い装置を用いてインプラントに対して挿入又は取外し可能であるように、医療用エレメントを、受容エレメントを用いて受容し、この際に該受容エレメントを医療用エレメントの受容切欠きの長手方向において該受容切欠き内に挿入し、この受容切欠き内においてクリップエレメントを用いて長手方向においてシフトを防止して固定する形式の方法に関する。
本発明はまた、医療用エレメントのための取扱い装置であって、取扱い装置が受容エレメントを有していて、該受容エレメントを用いて医療用エレメントがインプラントに対する挿入又は取外しのために受容可能であり、受容エレメントが医療用エレメントの受容切欠き内に該受容エレメントの長手方向において挿入可能であり、かつクリップエレメントを用いて長手方向においてシフトを防止されて固定されている形式のものに関する。
本発明はさらにまた、骨に設けられた受容孔にねじ込みによって植立可能なインプラントに関する。
歯科医療の分野において一般的に公知のインプラントシステムの枠内において、特に義歯(Ersatzzaehne)、治療キャップ(Einheilkappen)、植え込みボルト(Abdruckpfosten)又は歯肉型(Gingiva-Former)のような医療用エレメントは、歯科医師や研究室もしくは加工室における歯科技工士によって、手で直接持たれるのではなく、特別に合わせられた取扱い装置(Handhabungsvorrichtung)において受容される。この場合特に、医療用エレメントを、取扱い装置に形成されたトング状の受容エレメントを用いて受容することが公知である。受容エレメントはこの場合、医療用エレメントの側部に設けられた環状の凹設部又は溝に係合する。医療用エレメントが取扱い装置から意図することなく解離することを防止するために、トング状の受容エレメントの開放はロックされる。
植立のためにはまず初め、単純な閉鎖キャップ又は治療キャップを備えたスリーブ状のインプラントが、骨に挿入される。まず初めは機能しない、ゆえに機械的に無負荷のインプラントが植立されて、骨と堅く結合された後で、取扱い装置を用いて治療キャップが取り外され、その代わりに任意の医療エレメントを挿入することができる。このようにして、個々の失われた本来の歯の代わりに、しっかりとした人工の義歯を使用することができる。このようなインプラントシステムはしかしながらまた、互いに並んで位置している本来の歯が欠損している時の歯の間における大きな隙間を閉鎖するためや、残っている本来の歯が存在しない場合に完全に新しい歯を形成するためにも適している。
例えば顎の骨に植立されたインプラントから治療キャップを取り外す場合に、インプラントを取り囲んでいる歯肉は可能な限り僅かしか損傷しないことが望まれている。さらに歯科医療の分野では、インプラントは医療上の必要性からしばしば、隣接する歯(又はインプラント)に対して僅かな間隔しか有していない。これにより、取扱い装置による作業のために利用できる空間は、通常狭く制限されている。
冒頭に述べた形式の方法及び取扱い装置は、例えばUS6644969B2に開示されている。本発明によるインプラントシステムの使用は、従来汎用のトング状の側方から係合する受容エレメントに比べて次のことによって、すなわち、クリップエレメントとして形成された受容エレメントがそのために設けられた治療キャップの受容切欠きに係合することによって、改善されている。
治療キャップは公知のインプラントシステムにおいても同様にインプラントの内部においてクリップ結合され、この場合、治療キャップをインプラント内に保つクリップ力は、挿入のために使用される取扱い装置の受容エレメントを治療キャップの受容切欠き内に保持するクリップ力よりも大きい。このようにして、取扱い装置を治療キャップの挿入後に該治療キャップから取り外すことができ、そして治療キャップ自体はインプラント内に留まる。治療キャップをインプラントから再び取り外すためには、同じ取扱い装置に形成された第2の受容エレメントが、受容切欠き内に導入され、この第2の受容エレメントのクリップ力は同様に、インプラントにおける治療キャップのクリップ力に比べて大きい。
本発明の課題
ゆえに本発明の課題は、医療用エレメントの取扱いを簡単化することである。
課題を解決する手段
この課題を解決するために本発明の方法では、冒頭に述べた形式の方法において、クリップエレメントが長手方向に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメントを長手方向でクリップエレメントに導入するようにした。
このようなピン状の固定エレメントは一方では、取扱い装置に枢着的に(つまり負荷なしに)支承されたクリップ結合装置の羽根を、クリップ結合されたポジションにおいて固定することができる。また他方では、基本位置において半径方向内側に向かって変位させられている、つまりクリップ結合を解除されているばね弾性的な羽根との組合せも、有利である。クリップエレメントは固定エレメントの導入によって初めて、クリップ結合させられ、そして保持ポジションにおいて固定される。固定エレメントが再び除去されると、クリップエレメントは同時に保持ポジションからクリップ結合を解除され、医療用エレメントを抵抗なくインプラントから解離することができる。
公知の方法とは異なり、本発明の方法によって取扱い装置を用いて医療用エレメントを受容する場合には、医療用エレメントの周囲において操作を行う必要があるのではなく、もっぱら医療用エレメントの上で操作を行うことができる。このようにして医療用エレメントの取扱いは、特に、空間的に狭く制限された状況において極めて容易になる。隣接した歯又は隣接したインプラントが直ぐそばにある場合の植立作業においても、医療用エレメントの取付け・取外しを何ら問題なく行うことができる。
また本発明による取扱い装置では、冒頭に述べた形式の取扱い装置において、クリップエレメントが長手方向に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメントが長手方向でクリップエレメントに導入可能である。
このように構成された本発明による取扱い装置によって、相応な医療用エレメントと共に、本発明による方法を実施することができる。
本発明による取扱い装置の有利な構成では、受容エレメントに形成されたクリップエレメントが、長手方向に対して垂直な方向で可動の少なくとも1つの羽根を備えており、該羽根が、受容切欠きの内周面と摩擦力結合式に係合可能である。クリップエレメント、つまり挿入時に対応する受容切欠きにクリップ結合しかつ結合の解離に対しては所定の抵抗を生ぜしめるエレメントによって、取扱い装置と医療用エレメントとの間における結合を、特に簡単に行うことができる。
本発明の別の有利な構成では、クリップエレメントの羽根が、本発明による取扱い装置の受容エレメントとばね弾性的に結合されている。このように構成されていると、可動のばねは、弛緩された基本位置において規定の位置を占め、同様に規定された力の導入によって緊張させられた位置へと移動させられることができる。基本位置は特に、羽根が半径方向外側に向かって変位された位置、つまりクリップ結合位置である。羽根はこの際にそれ自体固定エレメントの機能を果たす。
本発明による取扱い装置では固定エレメントは有利には、クリップエレメントが長手方向に対して垂直な方向で拡開されるように、長手方向でクリップエレメント内に導入可能である。このようなピン状の固定エレメントは一方では、枢着的に(つまり負荷なしに)取扱い装置に支承されたクリップ結合装置の羽根を、クリップ結合されたポジションにおいて固定することができる。また他方では、基本位置において半径方向内側に向かって変位させられている、つまりクリップ結合を解除されているばね弾性的な羽根との組合せも、有利である。この場合クリップエレメントは固定エレメントの導入によって初めて、クリップ結合させられ、そして保持ポジションにおいて固定される。固定エレメントが再び除去されると、クリップエレメントは同時に保持ポジションからクリップ結合を解除され、医療用エレメントを抵抗なくインプラントから解離することができる。
本発明による取扱い装置の別の有利な構成では、受容エレメントが外周面に、長手方向に対して垂直な方向で外方に向けられた突出部を有しており、該突出部が、受容切欠きの内周面における対応する凹設部と係合可能である。
このように構成された本発明による取扱い装置は、長手方向において医療用エレメントの受容切欠きとの形状結合(Formschluss)によって、特に確実に結合されている。択一的に、対応する周面における粗面化された表面を使用することも有利であり、このように構成されていると、取扱い装置と医療用エレメントとを長手方向において、規定された摩擦力結合(Reibschluss)によって確実に固定することができる。
前記突出部が、外周面に挿入された弾性的な固定リングによって形成されていると、有利である。生体適合性のエラストマ材料から成る固定リングは、安価であり、大きな選択肢の中で市場にて入手することができる。本発明による取扱い装置は、このようにして特に簡単に構成することができ、かつ極めて安価に製造することができる。
公知の医療用エレメントを出発点として本発明によれば、取扱い装置の受容エレメントが医療用エレメントの受容切欠き内に該受容エレメントの長手方向において挿入可能であり、かつ該受容切欠き内において固定エレメントを用いて長手方向においてシフトを防止されて固定可能である、受容切欠きを設けることが提案される。本発明による医療用エレメントは、相応な取扱い装置と一緒に、本発明による方法の実施を可能にする。
本発明による医療用エレメントは有利には受容切欠きの内周面に、長手方向に対して垂直に外方に向かって凹んだ凹設部を有しており、この凹設部は、受容エレメントの外周面における相応な突出部と係合可能である。このような本発明による医療用エレメントは、外周面に相応な突出部を備えた上述の本発明による取扱い装置と一緒に、使用可能である。
公知のインプラントを出発点として、本発明によれば、骨に設けられた受容孔にねじ込みによって植立可能なインプラントにおいて、該インプラントに医療用エレメント、つまり治療キャップが予め取り付けられており、医療用エレメントの受容切欠きに、上述のように形状結合式に挿入された取扱い装置を用いて、長手方向においてトルクがインプラントのねじ込みのために導入可能である。このように医療用エレメントを予め取り付けられたインプラントは、本来のインプラント本体と取扱いエレメントとの直接的な接触なしに、かつこのような接触に通常付きものの損傷又は表面における摩耗なしに、植立可能である。さらに予め取り付けられた治療キャップは、植立後に最終的な医療用エレメントが受容されるインプラント本体における中空室の完全な滅菌性を良好に保証することができる。
実施例
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図1は、医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第1実施例を示す図であり、
図2は、医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第2実施例を示す図であり、
図3は、医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第3実施例を示す図である。
図1に示された本発明の第1実施例による第1取扱い装置は、図示されていない通常空気力式に駆動される回転可能な器具ホルダ(いわゆる歯科医用ドリル)と共に使用される挿入器具(Insertioninstrument)又は挿入ボルト(Einbringpfosten)であり、これを用いて医療用エレメント2、つまり治療キャップ(Einheilkappe)を受容することができる。
取扱い装置1は高級鋼から製造されていて、規格化された機械付加部(いわゆるアングル付加部(Winkelstueckansatz))を起点として、円筒形に長く延びたベース体3を有しており、このベース体3は若干の肉厚部4の後に、ベース体3に比べて著しく細いピン状の受容エレメント5において終わっている。受容エレメント5はその周面6に、環状溝7を有していて、この環状溝7内には固定エレメント8つまり拡開リングが挿入されており、受容エレメント5は長手方向9に対して垂直に、非回転対称的な形状(図示せず)を有している。その結果受容エレメント5を介してトルクが長手方向9において伝達可能である。
医療用エレメント2はクリップエレメント10と、円頂形状に肉厚で上から側部にかけて丸く形成されたヘッド領域11とを有しており、さらに取扱い装置1の受容エレメント5の形状に合わせられた受容切欠き12を有している。この受容切欠き12はその周面13に、長手方向9に対して垂直に外方に向かって凹んだ環状の凹設部14を有している。
図示されていない骨に形成された受容孔に、医療用エレメント2を予め取り付けられたインプラント15(図3参照)を植立するために、取扱い装置1の受容エレメント5は医療用エレメント2の受容切欠き12に挿入され、この受容切欠き12内において受容エレメント5は、受容切欠き12の周面13における凹設部14における固定エレメント8の係止によって、意図しない解離を防止されて固定されている。医療用エレメント2は、同様にトルクを伝達するのに適したクリップエレメント10を介してインプラント15と結合されているので、取扱い装置1の回転によってインプラント15は受容孔にねじ込まれることができる。取扱い装置1と医療用エレメント2との結合部は、ここで伝達可能な引張り力が、医療用エレメント2とインプラント15との間における結合部において伝達可能である引張り力に比べて、著しく小さくなるように設計されている。例えば取扱い装置1は単に引っ張ることによってインプラント15から取り出すことができ、この際に医療用エレメント2はインプラント15内に留まる。
図2に示された本発明の第2実施例による第2の取扱い装置16は、医療用エレメント2、つまり(図1に基づいて公知の)治療キャップを受容することができる択一的な挿入器具である。図1に示された第1の取扱い装置1とは異なり、この第2の取扱い装置16は、「歯科医用ドリル」を使用する代わりに、(図2にも図示されていない)インプラント15の手による植立を可能にする。機械付加部の代わりに、同様に高級鋼から製造されたこの第2の取扱い装置16は、そのために、著しく肉厚のもしくは太い刻み目付のヘッド17を有している。
図3に示された本発明の第3実施例による第3の取扱い装置16は、医療用エレメント2のため又は(植立のさらなる経過において)図示されていない歯肉形成体のための位置決め及び引出し器具である。取扱い装置18は、手による取扱いのための肉厚のもしくは太いグリップエンド20を備えたほぼ管状のベース体19と、長手方向9においてベース体19に導入された固定エレメント21と、グリップエンド20とは反対側に位置していてクリップエレメントとして形成された受容エレメント22とを有している。
受容エレメント22の領域において、取扱い装置18の外周面23は、長手方向9に対して垂直に外方に向けられて一体成形された突出部24を有している。受容エレメント22は、4つの切り込み25を、少なくとも1つで多くとも8つの、有利には4つ〜6つの切り込み25を、長手方向9に形成された舌状片26に有しており、これらの舌状片26はベース体19とばね弾性的に結合されている。取扱い装置18のベース体19及び固定エレメント21は、金属から又は、生体適合性のプラスチックから射出成形法によって製造されている。固定エレメント21は第1の円筒形区分28の周面27に環状の溝29を有しており、この環状溝29には滑り保証部材としてシリコンリング30が挿入されている。
図示されていない顎の骨に植立されたインプラント15から医療用エレメント2を取り外すために、第3の取扱い装置18の受容エレメント22が医療用エレメント2の受容切欠き12内に導入され、クリップエレメントを固定エレメント21の導入によって拡開させられる。取扱い装置18と医療用エレメント2との結合部は、この結合部において伝達可能な引張り力が、医療用エレメント2とインプラント15との間の結合部において伝達可能な引張り力を著しく上回るように、設計されている。例えば医療用エレメント2は、取扱い装置18を引っ張ることによって簡単にインプラント15から取り出すことができる。
ほぼ図3に示された実施例に相当する、第4の取扱い装置を備えた図示されていない別の実施例では、この取扱い装置の受容エレメントが、医療用エレメント2の受容切欠き12内に導入され、この受容切欠き12内において予負荷されているクリップエレメントが自動的に拡開して、クリップ結合するようになっている。この第4の取扱い装置と医療用エレメント2との結合部は、この結合部において伝達可能な引張り力が、医療用エレメント2とインプラント15との間の結合部において伝達可能な引張り力を下回るように、設計されている。
医療用エレメント2を予め取り付けられたインプラント15の挿入後に、第4の取扱い装置は特別な操作なしに、医療用エレメント2から取り外すことができ、この場合医療用エレメント2は大きな保持力に基づいてインプラント内に確実に留まる。医療用エレメント2を取り外すためには、新たに第4の取扱い装置が、医療用エレメント2の受容切欠き12内に導入され、そして医療用エレメント2は同様に自動的に拡開する。クリップエレメントへの固定エレメント21の導入によって、クリップエレメントは今やロックされ、ここで伝達可能な引張り力は、医療用エレメント2とインプラント15との間の結合部において伝達可能な引張り力を、著しく上回っている。このようにして医療用エレメント2を、第4の取扱い装置を引っ張ることによって簡単にインプラント15から取り外すことができる。
医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第1実施例を示す図である。 医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第2実施例を示す図である。 医療用エレメントに組み合わせられた本発明による取扱い装置の第3実施例を示す図である。
符号の説明
1 取扱い装置、 2 医療用エレメント、 3 ベース体、 4 肉厚部、 5 受容エレメント、 6 周面、 7 環状溝、 8 固定エレメント、 9 長手方向、 10 クリップエレメント、 11 ヘッド領域、 12 受容切欠き、 13 周面、 14 凹設部、 15 インプラント、 16 取扱い装置、 17 ヘッド、 18 取扱い装置、 19 ベース体、 20 グリップエンド、 21 固定エレメント、 22 受容エレメント、 23 周面、 24 突出部、 25 切込み、 26 舌状片、 27 周面、 28 円筒形区分、 29 溝、 30 シリコンリング

Claims (7)

  1. 取扱い装置(1,16,18)に医療用エレメント(2)を受容する方法であって、医療用エレメント(2)が、受容エレメント(5,22)を有する取扱い装置(1,16,18)を用いてインプラント(15)に対して挿入又は取外し可能であるように、医療用エレメント(2)を、受容エレメント(5,22)を用いて受容し、この際に該受容エレメント(5,22)を医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)の長手方向(9)において該受容切欠き(12)内に挿入し、この受容切欠き(12)内においてクリップエレメントを用いて長手方向(9)においてシフトを防止して固定する形式の方法において、クリップエレメントが長手方向(9)に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメント(21)を長手方向(9)でクリップエレメントに導入することを特徴とする、取扱い装置に医療用エレメントを受容する方法。
  2. 医療用エレメント(2)のための取扱い装置(1,16,18)であって、取扱い装置(1,16,18)が受容エレメント(5,22)を有していて、該受容エレメント(5,22)を用いて医療用エレメント(2)がインプラント(15)に対する挿入又は取外しのために受容可能であり、受容エレメント(5,22)が医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)内に該受容エレメント(12)の長手方向(9)において挿入可能であり、かつクリップエレメントを用いて長手方向(9)においてシフトを防止されて固定されている形式のものにおいて、クリップエレメントが長手方向(9)に対して垂直な方向で拡開及び/又はロックされるように、固定エレメント(21)が長手方向(9)でクリップエレメントに導入可能であることを特徴とする、医療用エレメントのための取扱い装置(1,16,18)。
  3. 受容エレメント(22)に形成されたクリップエレメントが、長手方向(9)に対して垂直な方向で可動の少なくとも1つの羽根を備えており、該羽根が、受容切欠き(12)の内周面(13)と摩擦力結合式に係合可能である、請求項2記載の取扱い装置(18)。
  4. 羽根が受容エレメント(22)とばね弾性的に結合されている、請求項2又は3記載の取扱い装置(18)。
  5. 受容エレメント(5,22)が外周面(6)に、長手方向(9)に対して垂直な方向で外方に向けられた突出部(24)を有しており、該突出部(24)が、受容切欠き(12)の内周面(13)における対応する凹設部(14)と係合可能である、請求項2から4までのいずれか1項記載の取扱い装置(1,16,18)。
  6. 突出部(24)が、外周面(6)に挿入された弾性的な固定リングによって形成されている、請求項2から5までのいずれか1項記載の取扱い装置(1,16)。
  7. 骨に設けられた受容孔にねじ込みによって植立可能なインプラント(15)であって、該インプラント(15)に医療用エレメント(2)、つまり治療キャップが予め取り付けられており、医療用エレメント(2)の受容切欠き(12)に、請求項2から6までのいずれか1項記載の、形状結合式に挿入された取扱い装置(1,16,18)を用いて、長手方向(9)においてトルクがインプラント(15)のねじ込みのために導入可能であるインプラント(15)。
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