JP2008543168A - 選択された変調及びコーディングスキーム(mcs)に基づく音声エンコーディングの適合化によるvoipメディアフロー品質の拡張 - Google Patents
選択された変調及びコーディングスキーム(mcs)に基づく音声エンコーディングの適合化によるvoipメディアフロー品質の拡張 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008543168A JP2008543168A JP2008513432A JP2008513432A JP2008543168A JP 2008543168 A JP2008543168 A JP 2008543168A JP 2008513432 A JP2008513432 A JP 2008513432A JP 2008513432 A JP2008513432 A JP 2008513432A JP 2008543168 A JP2008543168 A JP 2008543168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voip
- radio
- mcs
- packet
- voice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/10—Flow control between communication endpoints
- H04W28/12—Flow control between communication endpoints using signalling between network elements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
- H04L1/0003—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0009—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0014—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the source coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0078—Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
- H04L1/0083—Formatting with frames or packets; Protocol or part of protocol for error control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
- H04L47/38—Flow control; Congestion control by adapting coding or compression rate
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/60—Network streaming of media packets
- H04L65/70—Media network packetisation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/80—Responding to QoS
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0231—Traffic management, e.g. flow control or congestion control based on communication conditions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/02—Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
- H04W8/04—Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/10—Architectures or entities
- H04L65/1016—IP multimedia subsystem [IMS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W80/00—Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
- H04W80/04—Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
ボイスオーバIP(VoIP)接続が、移動無線局との無線インタフェースを介して確立される。VoIP接続に対する現在の無線状態が判定され、その判定結果から、VoIP接続の部分に対する変調及びコーディングスキーム(MCS)が選択される。そのVoIP接続の部分に対するVoIP音声エンコーディングは、判定された変調コーディングスキームに基づいて選択される。次に、VoIP音声は、関係するビットレートを有する選択されたVoIP音声エンコーディングモードを使用して、いくつかのVoIPエンコードフレームにエンコードされる。適切な数のVoIPエンコードフレームは、選択された音声エンコーディングモードと選択されたMCSによって与えられるVoIP接続を介して送信するためのVoIPパケットに含められる。VoIP接続の耐性を保証するための、容量を最大化するための少なくとも一方のための、別の調整が行なわれても良い。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
技術分野
本発明は、電気通信に関するものであり、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)通信に対する有効な実例アプリケーション(example application)を見い出すものである。
本発明は、電気通信に関するものであり、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)通信に対する有効な実例アプリケーション(example application)を見い出すものである。
背景
VoIPは、インターネットプロトコル(IP)を使用する音声(ボイス:voice)トラフィックの送信である。移動体分野では、VoIPは、インターネットプロトコル(IP)パケットの送信用にパケット交換(PS)サービスを使用することを意味する。このパケットは、例えば、音声移動体電話呼用のアダプティブ(適合)マルチレート(AMR)コーデック音声フレームを含んでいる。パケット交換接続は、単にデータ接続と呼ばれることが多い。
VoIPは、インターネットプロトコル(IP)を使用する音声(ボイス:voice)トラフィックの送信である。移動体分野では、VoIPは、インターネットプロトコル(IP)パケットの送信用にパケット交換(PS)サービスを使用することを意味する。このパケットは、例えば、音声移動体電話呼用のアダプティブ(適合)マルチレート(AMR)コーデック音声フレームを含んでいる。パケット交換接続は、単にデータ接続と呼ばれることが多い。
回線交換ネットワークは、音声トラフィックを搬送するために回線交換を使用する。ここで、ネットワークリソースは、メッセージ送信の開始前に、つまり、「回線」を生成する前に、送信側から受信側へと静的に割り当てられる。このネットワークリソースは、全メッセージを送信中はその回線に対して専用にされたままであり、その全メッセージは同一経路を進行する。この構成は、音声送信に対して極めてうまく動作する一方で、IPは、様々な理由で、IPは、音声送信用途についての魅力的な選択となる。この様々な理由には、装置コストを下げること、電子メール、インスタントメッセージング、ビデオ、ワールドワイドウェブ等のマルチメディアを含む音声及びデータアプリケーションの統合、帯域幅要件の緩和、及びIPの広範囲の可用性等がある。
パケット交換ネットワークでは、メッセージはパケットに分解される。ここで、それぞれのパケットは、様々な宛先への経路をとることができ、その宛先で、それらのパケットは、オリジナルのメッセージに再コンパイルされる。VoIP用に利用されるパケット交換(PS)サービスには、例えば、GPRS(汎用パケット無線サービス)、EDGE(グローバル展開用拡張データレート)、あるいはWCDMA(ワイドバンド符号分割多元アクセス)がある。これらの例のそれぞれは、ヨーロッパで最初に開発された第2世代(「2G」)デジタル無線アクセス技術である、移動体通信用グローバルシステム(GSM)の上で構成されている。GSMは、2.5Gで、GPRSのような技術を含むように拡張されている。第3世代(3G)は、国際電気通信連合(ITU)IMT−2000ファミリによってカバーされる移動体電話技術を備えている。第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)は、国際標準化団体、オペレータ、及びIMT−2000の標準化WCDMAに基づくメンバーとして活動するベンダーのグループである。
EDGE(時には、拡張GPRS(EGRPS)と呼ばれる)は、移動体装置に対してブロードバンド並みのデータ速度をもたらす3G技術である。EDGEは、コンシューマに、インターネットに接続し、従来のGSM/GPRSネットワークで可能な速度の3倍の速度で、デジタル画像、ウェブページ及び写真を含むデータを送受信することを可能にする。EDGEは、GSMオペレータに、より高速な移動体データアクセスを提供し、より多くの移動体データカスタマにサービスを提供し、そして、追加の音声トラフィックに対応するためにGSMネットワーク容量の制限をなくすことを可能にする。EDGEは、GSMネットワークとして、同一のTDMA(時間分割多元アクセス)フレーム構造、論理チャネル、及び200kHz搬送帯域幅を使用し、これにより、既存のセル設計を損なわせないことを可能にする。
EDGE技術では、基地送受信局(BTS)は、移動局(例えば、セル電話、移動端末あるいは、移動端を備えるラップトップのようなコンピュータを含むその類)と通信する。基地送受信局(BTS)は、典型的には、複数の送受信機(TRX)を備える。GSM、GPRS及びEDGEのような、時分割多元アクセス(TDMA)無線通信システムは、時間空間を特定の無線周波数上でタイムスロット群に分割する。タイムスロット群は、1つ以上のタイムスロットが割り当てられるユーザ毎のフレームにグループ化される。パケット交換TDMAでは、あるユーザに1つ以上のタイムスロットが割り当てられているとしても、他のユーザは、同一のタイムスロット(群)を使用することができる。そのため、タイムスロットスケジューラは、タイムスロットが適切かつ効率的に割り当てられることを保証することが必要とされる。
EDGEは、9つの異なる変調及びコーディングスキーム(MSC:Modulaiton and Coding Schemes)であるMCS1からMCS9を提案している。下位のコーディングスキーム(例えば、MCS1−MCS2)は、ビットレートは低いが、より信頼性のある搬送を行なうもので、あまり最適でない無線状態に適している。上位のコーディングスキーム(例えば、MCS8−MCS9)は、より高いビットレートでの搬送を行なうが、より良好な無線状態を必要とする。リンク品質制御(LQC)は、現在の無線状態に基づいて、各特定の状況で使用するためのMCSを選択する。
EDGEでは、LQCは、各テンポラリブロックフロー(TBF)に対する無線リンク制御(RLC)データブロックに対するMCSを選択する。TBFは、移動局(MS)とパケット制御ユニット(PCU)間の論理接続である。PCUは、通常は(但し、必須ではない)、無線アクセスネットワーク、例えば、基地局コントローラ(BSC)に配置されている。TBFは、GPRSパケットデータのアップリンクあるいはダウンリンク送信用に使用される。実際のパケット送信は、物理データ無線チャネル(PDCH群)上で行われる。TBFは、MCSを選択し、自身のビットレートを変更するTBFに対するMCS用のビットレートを変更することによって、効果的に選択される。
アドバンスドマルチレート(AMR)音声フレームは、音声、典型的には、AMRコーデックによってエンコードされた20ミリ秒の音声を含んでいる。ボイス(音声)エンコーダであるボコーダとコーデックとは交換可能であり、音声/音の圧縮デジタルフォーマットへのエンコーディングを示すものである。AMRコーデックは、不均衡なビットエラー検出及び保護(UED/UEP)をサポートしている。UED/UEPメカニズムは、多かれ少なかれの知覚的な感度分類(センシティブクラス)にビットをソートすることにより、劣化を伴う(lossy)ネットワークを介する音声のより効率的な送信を可能にする。最も感度の高いビットで検出される1つ以上のビットエラーが存在する場合には、フレームは、損失が生じたことが通知されるだけで、搬送されることはない。一方、より感度の低いビットで1つ以上のビットエラーを含む音声フレームが搬送される場合、人間の聴覚認識によっては、音声品質は依然として許容可能と判断される。EDGEのような高ビットエラーレート(BER)に対する重要な特性は、冗長性及びビットエラーを含むAMRコーデックによってもたらされるパケット損失に対する耐性と、感度ソーティングである。
AMRの別の利点は、オンザフライでの、コーデックモード間の円滑な切替に対するアダプティブレート適合である。多数のAMRコーデックモードは、ビットレートと得られる音声品質の変更とともに使用されても良い。AMRコーデックは、複数のナローバンドコーデックモードを含むことができる。:12.2、10.2、7.95、7.4、6.7、5.9、5.5及び4.75kbit/sを含むことができる。12.65kbit/sのワイドバンド(WB)モードAMR WBを利用することも可能である。
典型的には、VoIP接続に対しては、VoIP通信のエンドポイント、例えば、発呼側の移動局Aと着呼側の移動局Bは、VoIP通信に対してどのAMRコーデックモードを使用するかについて交渉する。移動局Aが、デフォルトモードがAMRコーデックモード2となっている、AMRコーデックモード1、2及び3を使用できることを示し、また移動局Bが、デフォルトモードがAMRコーデックモード2となっている、AMRコーデックモード2、3及び4を使用できることを示している場合、おそらく、AMRコーデックモード2が選択されることになる。通信に対して要求されるビットレートに基づいて、AMRコーデックモードの最初の選択は、典型的には、アプリケーションプロトコレイヤで行われる。その結果、VoIP呼に対するコーデックモードの選択は、現在の無線チャネルの状態あるいは選択されているMCSの知識なしで、アプリケーションプロトコルレイヤ上で行われる。データの次の無線ブロックの送信に対する現在の無線状態の判定及びMCSの選択は、下位の無線アクセスプロトコルレイヤ、即ち、RLC/MACレイヤで実行される。
EDGEは、各特定の無線ブロック期間で、無線状態に依存してMCSを選択することによってTBF用のビットレートを変更するので、ビットレートは高速に変化する。その結果、VoIP AMRエンコーダあるいはコーデックモードの静的な選択は、頻繁に、最適なパフォーマンスを低下させる、例えば、必要とされる音声品質を低下させることになる。例えば、最大ビットレートで、高音声品質のエンコードあるいはコーデックモードが選択される場合、現在の許容無線送信レートよりも高いビットレオートでデータを時には生成する可能生があり、これは、受信側での再生終了時間が経過した後からかなり遅れてVoIPパケットが到達することになる。VoIP AMRエンコーダあるいはコーデックモードの静的な選択に伴う別の問題は、選択されているVoIPエンコーダあるいはコーデックモードが低ビットレートの低音声品質エンコーダである場合で、かつ現在の無線状態が極めて良好である場合でも、送信することができる無線ブロックで、より少ないデータで送信されてしまうことである。換言すれば、受信側のパーティは、余計な帯域幅消費なしでより良好な品質で音声を受信することができるが、これは、貧弱なリソース利用によるものではない。
関連する問題には、非効率なハードウェア及び帯域幅利用がある。EDGEで提供されるより高いビットレートを達成するためには、特定のMCSエンコーダ用の各無線ブロックは、できる限り完全にパックされるようにしなければならない。例えば、MCS−8無線ブロックは、1088ビットを保持することができる。エンコーダは送信のために500ビットだけを有している場合、可能なEDGEスループットの50%未満しか利用されず、これは、より低いビットレートに解釈されることになる。
これらの問題に対する1つのアプローチには、無線インタフェースを介する測定された全体データスループットに依存して、音声エンコーダあるいはコーデックモードのモードを変更するようにすることである。しかしながら、このアプローチは、変更される無線状態で無線ブロックを変更するEDGE TBFのような「ベアラー(bearer)」に対しては十分には適してしない。換言すれば、ユーザが、TBFが確立される場合に特定のビットレートを交渉するとしても、TBFを介する実際のビットレートは、現在の無線状態の急激な変更に依存して変化する。つまり、測定された全体スループットが、音声エンコーダのモードを変更することができるネットワークエンティティで受信される時点には、無線状態の急激な変更は、そのスループット値を無意味なものとしてしまうことになる。
発明の要約
本発明は、上記の問題を解決し、かつボイスオーバIP(VoIP)品質及び容量を改善するより良い方法を着想した。VoIP接続は、移動無線局との無線インタフェースを介して確立される。VoIP接続に対する現在の無線状態が判定され、その判定結果から、VoIP接続の部分に対する変調及びコーディングスキーム(MCS)が選択される。そのVoIP接続の部分に対する、VoIP音声エンコーディングあるいはコーデックモードは、選択された変調コーディングスキームに基づいて判定される。次に、VoIP音声は、関係するビットレートを有する選択されたVoIP音声エンコーディングモードを使用して、いくつかのVoIPエンコードフレームにエンコードされる。適切な数のVoIPエンコードフレームは、選択された音声エンコーディングモードと選択されたMCSによって与えられるVoIP接続を介して送信するためのVoIPパケットに含められる。このVoIPエンコードフレームの数は、可変であり、かつMCSの変更に伴い変更されても良い。
本発明は、上記の問題を解決し、かつボイスオーバIP(VoIP)品質及び容量を改善するより良い方法を着想した。VoIP接続は、移動無線局との無線インタフェースを介して確立される。VoIP接続に対する現在の無線状態が判定され、その判定結果から、VoIP接続の部分に対する変調及びコーディングスキーム(MCS)が選択される。そのVoIP接続の部分に対する、VoIP音声エンコーディングあるいはコーデックモードは、選択された変調コーディングスキームに基づいて判定される。次に、VoIP音声は、関係するビットレートを有する選択されたVoIP音声エンコーディングモードを使用して、いくつかのVoIPエンコードフレームにエンコードされる。適切な数のVoIPエンコードフレームは、選択された音声エンコーディングモードと選択されたMCSによって与えられるVoIP接続を介して送信するためのVoIPパケットに含められる。このVoIPエンコードフレームの数は、可変であり、かつMCSの変更に伴い変更されても良い。
VoIP接続の耐性を保証すること及びVoIP接続の良好なパフォーマンスを保証することの少なくとも一方を行なうための、あるいはVoIP接続及び他の接続をサポートする通信システムの全体容量を増やすための、別の調整が行なわれても良い。耐性を改善するために、判定されたMCSがサポートすることができるものよりも低いデータレートのVoIP音声エンコーディングモードが選択されても良いし、また/あるいは、MCSが判定した現在の無線状態よりも下位のMCSが選択されても良い。無線通信システムが、GPRS及びEDGEのような時分割多元アクセス(TDMA)タイプのシステムである場合には、VoIPパケットを送信するために必要な判定された数のタイムスロットとは別にもう1つのタイムスロットが耐性を改善するために使用されても良い。
VoIP接続の容量を増やすための、別の調整が行われても良い。例えば、生成されたVoIPパケットは、無線インタフェースを介する送信のための1つ以上の無線ブロックを形成するために使用される。VoIPパケットに含められるVoIPエンコードフレームの数は、選択された音声エンコーディングモードと選択されたMCSで与えられる無線送信ブロックに「納まる(fill-in)」ように意図的に選択される。
この方法は、静的というよりはむしろ動的である。現在の無線状態と選択されたMCSで与えられる無線ブロック当たりで搬送することができる実際の音声ビットの量についての情報を、アプリケーションレイヤでVoIP音声コーダに提供することによって、音声コーダは、使用される音声コーディングパラメータについてのよりインテリジェントな決定を行なうことができる。VoIP接続に対する無線状態の変更が検出されると、1つ以上の変更をそれに応じて行なうことができる。無線状態が悪化する場合、以下の1つ以上の処理が実行されても良い。:MCSを下げること、VoIP音声コーダのレートを下げること、タイムスロットの数を増やすこと、及び選択されたMCSと選択されたVoIP音声コーダレートに対する無線ブロックに納まるようにIPパケット当たりのVoIP音声コーダフレームの数を調整することである。一方、無線状態が改善する場合、以下の1つ以上の処理が実行されても良い。:MCSを上げること、VoIP音声コーダのレートを上げること、タイムスロットの数を減らすこと、及び選択されたMCSと選択されたVoIP音声コーダレートに対する無線ブロックに納まるようにIPパケット当たりのVoIP音声コーダフレームの数を調整することである。
詳細説明
以下の説明では、本発明の全体理解を提供するために、限定するものではなく説明の目的のための特定の詳細を、例えば、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術等で説明する。しかしながら、本発明がこれらの特定の詳細とは離れる他の実施形態で実施されても良いことは当業者には明らかであろう。つまり、当業者は、本明細書で明示的に説明されないあるいは示されてはいないが、本発明の原理を実施し、かつその精神及び範囲内に含まれる様々な構成を実現することができるであろう。いくつかの例では、本発明を不必要な詳細で分かりにくくさせないために、周知の装置、回路及び方法の詳細説明は省略する。本発明の原理、構成、及び実施形態、更にはその特定の例を説明する記述は、本発明の構造及び機能の同等物の両方を包含するように意図されている。加えて、このような同等物は、現在知られている同等物及び将来開発される同等物、即ち、構造とは無関係に同一の機能を実行するように開発される任意の要素の両方を含むことが意図されている。
以下の説明では、本発明の全体理解を提供するために、限定するものではなく説明の目的のための特定の詳細を、例えば、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術等で説明する。しかしながら、本発明がこれらの特定の詳細とは離れる他の実施形態で実施されても良いことは当業者には明らかであろう。つまり、当業者は、本明細書で明示的に説明されないあるいは示されてはいないが、本発明の原理を実施し、かつその精神及び範囲内に含まれる様々な構成を実現することができるであろう。いくつかの例では、本発明を不必要な詳細で分かりにくくさせないために、周知の装置、回路及び方法の詳細説明は省略する。本発明の原理、構成、及び実施形態、更にはその特定の例を説明する記述は、本発明の構造及び機能の同等物の両方を包含するように意図されている。加えて、このような同等物は、現在知られている同等物及び将来開発される同等物、即ち、構造とは無関係に同一の機能を実行するように開発される任意の要素の両方を含むことが意図されている。
つまり、例えば、当業者には、本明細書のブロック図は、技術の原理を実施する例示の回路の概念図を表現していることが理解されるであろう。同様に、フローチャート、状態遷移図、疑似コード及びその類が、コンピュータ可読媒体で実質的に表現することができ、かつコンピュータあるいはプロセッサによって実行することができる様々な処理を表現していることが理解されるであろう。ここで、そのようなコンピュータあるいはプロセッサが明示的に示されているか否かは関係ない。
「プロセッサ」あるいは「コントローラ」で示されている機能ブロックを含む様々な要素の機能は、専用ハードウェアの使用を通して、また、適切なソフトウェアと協働して、ソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通して提供することができる。プロセッサによって提供される場合、その機能は、1つの専用プロセッサ、1つの共有プロセッサ、あるいはそれらのいくつが共有あるいは分散されていても良い複数の個別プロセッサによって提供することができる。また、用語「プロセッサ」あるいは「コントローラ」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的に参照するために解釈されるべきではなく、また、これらは、これに制限することなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェア記憶用のリードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び不揮発記憶部を含むことができる。
図1は、移動体無線通信システム10の一例を示している。移動体無線通信システム10は、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)及びサービス統合デジタルネットワーク(ISDN)等の1つ以上の回線交換ネットワーク12に、移動体交換局(MSC)16コアネットワークノードを介して接続していて、また、インターネットのような1つ以上のパケット交換ネットワーク14に、在圏GPRSサポートノード(SGSN)20及びゲートウェイサポートノード(GGSN)22を介して接続している。PSTN12及びISDN14は、回線交換コアネットワークであり、また、MSCコアネットワーク16は、回線交換サービスをサポートする。インターネットは、パケット交換コアネットワークであり、SGSN20及びGGSN22はパケット交換ネットワークである。これらのコアネットワークに加えて、関係するコアネットワークノードに、VoIP及びマルチメディアサービスのようなIPベースのサービスを提供するインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)13がある。このIMS13は、メディアベースのサービスを搬送するためのメディアリソース機能(MRF)15を含んでいても良い。IMSは、これらのコアネットワーク、GGSN22及びSGSN20に接続されている。MSC16、IMS13及びSGSN20は、ホーム加入者サーバ(HSS)18のような移動体加入者データベースに接続され、また、無線アクセスネットワークに接続されている。
これに制限することのない例では、無線アクセスネットワークは、GSMベースであり、かつこれは、基地局システム(BSS)24として参照される。このGSMベース/EDGEシステムのタイムで本明細書で説明される技術は、他のタイプの無線アクセスネットワークに適用されている。BSS24は、複数の基地送受信局(BTS)28に接続されている1つ以上の基地局コントローラ(BSC)26(ここでは、1つだけ示されている)を含んでいる。この基地局コントローラ26は、自身の制御の下、BTS28によってサービスが提供されているセル(在圏セル)に対する無線リソース及び無線接続性を制御する。BTS28は、エアインタフェースを介する無線通信を使用して移動体無線局(MS)30と通信する。各基地送受信局(BTS)28は、1つ以上のセルにサービスを提供する。在圏セルそれぞれに対しては、この基地送受信局28は、そのセル内の移動局と通信するための無線送信リソース(典型的には、BSCによって管理され、割り当てられる)のプールを提供する。各基地送受信局(BTS)28は、コントローラと、無線送受信機と、各在圏セル内の無線送受信を処理するベースバンド処理回路を含んでいる。
各基地局(MS)30は、無線送受信機と、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)機能を提供するためのデータ処理制御エンティティ/機能を含んでいる。当業者は、移動局30と、そのデータ処理及び制御は、典型的には、いくつかの他の機能及びアプリケーションを含んでいることを理解するであろう。移動局30は、また、ディスプレイ画面、キーパッド、スピーカ、マイクロフォン、及びその類のような入力/出力装置を含んでいる。
EDGE、EGPRSあるいはGPRSでは、テンポラリブロックフロー(TBF)と呼ばれる第1リンクレイヤプロトコルコンテキストは、移動局から無線ネットワークへのセットアップアップリンクであり、第2TBFは、無線ネットワークから移動局へのセットアップダウンリンクである。TBFは、ネットワーク内の移動局(MS)とパケット制御ユニット(PCU)間の論理接続として見ることができる。PCUはBSC26に配置することができる一方で、PCUは、BTS28、SGSN20等に配置することもできる。図2は、当業者にはよく知られているEDGEシステムの通信プロトコル図である。TBFは、BSC内の無線リンク制御(RLC)プロトコルレイヤエンティティとMS間のテンポラリ(一時)接続として示される。アップリンクTBFとダウンリンクTBFが一旦データ接続に対して確立されると、無線リソース(EDGEタイプのシステムにおけるタイムスロット)を、無線/エアインタフェースを介して接続をサポートするために割り当てる。基地局コントローラ(BSC)26は、移動局(MS)30とコアネットワーク間でLLCフレーム(図2のBSS上の「リレー」として示される)を中継する。メディアアクセス制御(MAC)レイヤは、利用可能な物理無線チャネルがアクティブである様々なTBFから到来するデータブロックの多重化、TBFが各タイムスロットに対して選択されるBSCに統合されているタイムスロットスケジューリングメカニズムを介して、様々な移動体ユーザ間の調停を管理する。
一般的には、PCUは、LQCを実行し、かつBSC、BTS、SGSN等内に配置することができる。限定する目的ではなく説明の目的だけに、PCUはBSC内に存在すると想定する。これに限定しない例におけるBSC26は、20ミリ秒無線送信ブロック毎に、VoIP送信用の変調及びコーディングスキームMCSを選択する。VoIP送信用のより良い無線状態とは、より多くのVoIPエンコードビットを各20ミリ秒無線ブロックに含めることができることを意味し、ここで、より上位の変調及びコーディングスキーム(MCS)が選択される。以下の表は、各変調及びコーディングスキーム(MCS)における、20ミリ秒無線ブロック毎のEDGEに対するVoIPエンコードビットを示している。
ボコーディング(vocoding)あるいはコーデックモードは、典型的には、利用可能な帯域幅を想定する所望の音声品質に基づいて判定され、VoIP接続に対する現在の無線状態は考慮しない。本発明者は、より良いVoIP通信は、選択されるMCS(選択MCS)を、無線送信前の無線ブロックをチャネルエンコード及び変調するために使用されるチャネルエンコーダ及びモジュレータへ提供するだけでなく、音声が符号化(ボコード)され、フレーム化され、パケット化されるVoIPアプリケーションレイヤへも提供することによって達成することができることを認識した。
これについて、図3は、移動局(MS)30の機能ブロック図を示している。ここでは、参照番号(1)で、MS30を介在するVoIP通信用に選択されているMCSが、無線ブロックの伝統的なチャネルエンコーディング及び変調用のEGPRS下位プロトコルレベルと、上位アプリケーションプロトコルレベルでのVoIPアプリケーションとの両方に提供される。この情報を用いて、参照番号(2)で、VoIPアプリケーションは、現在の無線状態に適切なVoIP通信用の音声コーダ/デコーダ(コーデック)モードを選択する。EGPRSでは、このコーデックは、AMRコーデックである。現在の検出されている無線状態に基づいて、例えば、図5に示されるリンク品質コントローラ(LQC)32によって、MCSが選択される。上位のコーデックモードは、上位ビットレートコーデック出力に対応し、下位コーデックモードは、下位ビットレートコーデック出力に対応する。
移動局のコーデックは、参照番号(3)で、IPパケット用にいくつかのAMRフレームを選択する。このいくつかのAMRフレームは、EGRPSレベルで選択されているMCSに対して使用されることになる無線ブロックサイズを満足するために、与えられる選択されたAMRコーデックモードで最適化される。例えば、20ミリ秒の音声は、20ミリ秒の無線ブロックと一致する1つのAMRフレームにエンコードされても良い。AMRフレームは、パケット化され(IPパケットにパックされ)、そして、参照番号(4)で、そのIPパケットは、移動局30内で、図2に示されるSNDCP/LLC及びRLC/MACレイヤに対応するEGPRSレイヤ(群)へ送信される。EGPRSレイヤ(群)は、パケットデータを搬送するための無線送信ブロックを形成し、参照番号(5)で、送信に必要とされるデータ量と、各タイムスロットに合うデータ量とを比較することによって、各無線送信ブロックを送信するためのいくつかのタイムスロットを選択する。例えば、1つのタイムスロットだけが必要とされ、かつ1つのタイムスロットがPCUによってMSへ割り当てられる場合、MSはそのデータを送信する。1つのタイムスロットだけが必要とされ、かつ2つのタイムスロットがPCUによってMSへ割り当てられる場合、MSはそのデータを送信し、かつTBFの解放をリクエストする。2つのタイムスロットが必要とされ、1つのタイムスロットだけがPCUによってMSへ割り当てられる場合、MSはそのデータの送信を開始し、かつ2つのタイムスロットへのアップグレードについてPCUへリクエストする。2つのタイムスロットが必要とされ、かつ2つのタイムスロットがPCUによってMSへ割り当てられる場合、MSはそのデータを送信する。参照番号(6)で示されるように、無線送信ブロックは、VoIP送信の部分(1つ以上のパケット)に対する選択MCSに従って、チャネルエンコードされ、かつ変調され、そして、無線インタフェースを介して送信される。
同様の処理がVoIP接続に対するダウンリンクで実行されるが、この機能は、異なるエンティティあるいはノードによって実現されることが好ましい。これに関して、図4は、IMSノード14の機能ブロック図を示している。ここでは、参照番号(1)で、VoIP通信用に選択されているMCSが、IMSノードで実行されるVoIPアプリケーションに提供される。この情報を用いて、参照番号(2)で、VoIPアプリケーションは、現在の無線状態に適しているVoIP通信用のAMRコーデックモードを選択する。参照番号(3)で、選択されたAMRコーデックモードは、IPパケット用にいくつかのAMRフレームを選択する。このいくつかのAMRフレームは、EGPRSレベルで選択されているMCSに対して使用されることになる無線ブロックサイズを満足するために、与えられる選択されたAMRコーデックモードで最適化される。AMRフレームは、パケット化され、そして、参照番号(4)で、そのIPパケットは、図5に示されるパケット制御ユニット31を使用して実現されるEGPRSレイヤへ送信される。この例では、CPUはBSC26内に配置される。パケット制御ユニット31は、パケットデータを搬送するための無線送信ブロックを形成し、そのパケット制御ユニット31に関係するタイムスロットスケジューラ40は、例えば、移動局に対して上述したものと同様の方法であっても良い方法で、参照番号(5)で、各無線送信ブロックを搬送するためのいくつかのタイムスロットを選択する。この無線送信ブロックは、1つ以上の基地局28へ提供される。参照番号(6)で示されるように、この基地局28は、VoIP送信の部分(1つ以上のパケット)に対する選択MCSに従って無線送信ブロックのチャネルエンコーディング及び変調と、無線インタフェースを介して、選択されたタイムスロット中でのその変調情報の送信を含む物理レイヤ動作を実現する。
図5は、ブロック図による、リンク品質コントローラ(LQC)32を示している。これは、本例では、パケット制御ユニット(PCU)31に含まれている。ここでも、PCU31は、BSC、基地局、あるいはSGSNのようなコアネットワークノードに配置することができる。LQC32は、MCS選択テーブル36を含むMCSセレクタ34を含んでいる。この選択テーブル36への入力は、RSSI、SIR、CIR、BER、BLER等のVoIP接続に関係する1つ以上の検出されている無線状態であっても良い。より良い無線状態は、上位の番号(より高いスループットではあるが、より耐性が低い)のMCSが選択されることになり、また、あまり好ましくない無線状態は、下位の番号(スループットは低いがより耐性が高い)のMCSが選択されることになる。選択されたMCSは、タイムスロットスケジューラ40へ提供され、このタイムスロットスケジューラ40も、VoIPパケットをIMSノード14から受信する。タイムスロットスケジューラ40は、VoIPパケットを、選択されたMCSに基づくサイズとなる無線送信ブロックへ変換する。このタイムスロットスケジューラ40は、例えば、図3のステップ(5)に対して説明される処理を使用して、選択されたMCSで無線送信ブロックを搬送するために必要とされるいくつかのタイムスロットを判定する。PCU31で形成される無線ブロックと、選択されたタイムスロットは、移動局30に対するエアインタフェースを介して送信用の適切な基地局(群)28へ転送される。
図6は、基地局28のブロック図を示している。TBFデータキュー70は、移動局30へのダウンリンク送信用の無線送信ブロックをバッファする。このキュー70から出力される無線ブロックは、このTBF用に選択されているMCSを使用して、チャネルエンコーダ72でチャネルエンコードされ、モジュレータ74で変調される。次に、変調された出力は、RF送信機76で無線を介して送信される。RF送信機76は、変調された無線ブロックデータを送信する間にタイムスロットに関する情報をタイムスロットスケジューラ40から受信する。また、基地局は、移動局30から受信するアップリンク無線ブロックをBSC26へ転送する。但し、ここでは、アップリンク通信用のブロックのRF受信、復調及びチャネルデコーディングブロックについては示していない。基地局28は、移動局30から受信するアップリンク通信の信号品質を検出し、選択されているMCSを判定/調整するために、その検出した無線状態をLQC32へ提供する。一実施形態では、この無線状態情報は、各20ミリ秒の無線ブロックに対して更新される。
図7は、MRFエンティティ15を使用して実現することができるIMSノードのブロック図を示している。選択されているMCSは、BSC内のMCSセレクタ34によって提供される情報から受信される、あるいは判定される。選択されたMCSに基づいて、コーデックモードセレクタ80は、ボコード音声に対する関係ビットレートを有する関係コーデックモードを選択する。選択されたコーデックモードは、AMRコーデック82へ提供され、これは、選択されたコーデックモードに従ってVoIP音声をボコードする。コーデックフレーマ(codec framer)84は、ボコード音声データを受信して、現在のMCS選択に基づいて選択されている、選択されたAMRコーデックに従ってそのデータをフレーム化する。コーデックフレーマ84は、VoIPパケッタイザ86によってVoIPパケットに含めるいくつかのフレームを生成する。その数は、選択されたMCSに基づいて、EGPRSレイヤで使用される無線送信ブロックに最適に納めるために、選択されたコーデックモードに基づいて判定される。換言すれば、コーデックフレーマ84は、選択されたMCSによって決定される無線ブロックサイズに納まるような、AMRコーデックフレームの正しい数を選択することができる。これは、コーデックフレーマ84へ提供される選択されたAMRコーデックモードは、選択MCSによっても決定されるからである。VoIPパケットは、BSCを介して基地局へ提供される。
図8を参照すると、基地局30は、アップリンク用の機能と同様の機能を実行する。これは、アップリンクとダウンリンクは、異なるMCSを有することができるからである。移動局は、AMRコーデックモードセレクタ50を含んでいて、これは、このTBF用の選択アップリンクMCSを受信する。アップリンクMCSは、BSCのMCSセレクタ34によって判定され、そして、一般的にはブロック51で示されるように、MSへ送信される。選択されたコーデックモードは、受信したVoIP音声をボコードするAMRコーデック52へ提供される。出力ビットストリームは、上述のダウンリンクに対する説明のように、選択されているコーデックモードに従って、AMRコーデックフレーマ54でフレーム化される。AMRコーデックフレームは、VoIPパケットに形成され、それは、TBFデータキュー58に記憶される。このパケットは、選択されたMCSに従ってチャネルエンコードされ、かつ変調される。その変調データは、無線送信ブロックに形成され、それは、タイムスロットスケジューラによって識別されるタイムスロットを介して送信される。
移動局あるいはIMSノード内のVoIPアプリケーションがVoIPコーデックモードを選択し、20ミリ秒のVoIP音声をVoIP音声ボコードビットへエンコードする例について検討する。上位コーデックモードはより良い音声品質を意味する。これは、より多くのビットで、20ミリ秒のVoIP音声を搬送するからである。以下の表2は、様々なAMRコーデックモードあるいはレートのEDGE例を含んでいる。
以下の表3は、最下位MCSを示している。これは、使用することができ、かつ依然として、パケットに関係する20ミリ秒の無線ブロックへ送信するために使用される様々な数のタイムスロット(例、0.5、1、1.5あるいは2)に対する2つの音声エンコード音声フレームをIPパケットに適合させることができる。より少ないの数のタイムスロットが使用される場合、より高いビットレートを有するより上位のMCSは、より多くのデータを適切に送信するために使用されなければならない。より多くのタイムスロットを追加することによって、より低いのビットレートで、より耐性のあるMCSを使用することができる。ここで、表2は、与えられるMCSモードに対して、どれくらいの数のタイムスロットが必要とされるかを示している。MCS1とAMR4.75に対しては、1つのタイムスロットで十分であり、そうすることで、20ミリ秒期間に対するデータのすべてが、20ミリ秒無線ブロック期間中に送信される1つのタイムスロットに納まるような、1.5あるいは2タイムスロットを使用する必要がなくなる。より多くのタイムスロットは、AMR WB12.65に対して必要とされる場合がある。その結果、無線状態が要求する下位のMCSを悪化させる場合、タイムスロットスケジューラは、選択されるコーデックモードによって実現されるビットレートを維持するために使用されるタイムスロットの数を増やすことができる。あるいは、無線状態が悪化する場合には、コーデックレートを、VoIPデータを正常に送信するために低下させることが必要となる。
以下の表4は、2つの異なるAMRコーデックモード−AMR4.75(ナローバンド(NB))及びAMR12.65(ワイドバンド(WB))に対する平均パケットサイズを示している。コーデックによってIPパケットに含まれるより多くのフレームを用いることで、パケットサイズは増加するが、ビットレートのコストは削減される。IPパケット当たりのフレーム数は、MCSブロックサイズを保持することができるIPパケット当たりの最大AMRフレーム数に基づく最大構成可能制限まで選択される。これは、送信側で音声をバッファするための時間と、無線ネットワークの容量利用との間のトレードオフとなる。
各無線ブロック送信に対するMCS選択を行なう下位プロトコルレイヤ(群)と、上位アプリケーションプロトコルレイヤで行われるVoIPコーデックモード選択間の調整がないと、VoIP接続には悪影響が発生する。これは、非効率な音声配信あるいは低品質音声配信によるものである。例えば、履歴イベントに基づいて低品質/低ビットレートコーデックモードを選択することを想定すると、20ミリ秒の音声は240ビットで生成される。現在の無線状態に基づいて、この20ミリ秒に対して、MCSセレクタが上位のMCSー7を選択すると想定することで、897ビットが使用のために利用可能となる。VoIPアプリケーションが、このより高い容量を知らない場合、利用可能な897ビットの25%しか使用されないことになる。聴取パーティは、余計な帯域幅を消費することなく、より良好な音声品質を経験することができる。
より良い結果を得るために、いつくかの構成可能な代替の1つを使用することができる。例えば、VoIPエンコーダは、MCS−7送信の可用性を通知して、AMR4.75からAMR12.65WBへ変更する。この場合、20ミリ秒の音声期間に対して224ビットに代えて376ビットが生成される。これらの音声ビットは、IPパケット当たり1AMRフレームを有する1タイムスロットで直ちに送信される。その結果、受信機は、システムに余計な「コスト」を発生させることなく、より良好な音声を受信する。選択的には、VoIPエンコーダは、MCS−7による送信の可用性を通知することができ、そうすることで、AMR4.75からAMR12.65WBへ変更する。この場合、20ミリ秒の音声期間に対して376ビットが生成される。AMRコーデックも2AMRを各IPパケットにパックするように変更する。その結果、40ミリ秒の音声期間中に640ビットが生成される。この40ミリ秒の音声は、1つの無線ブロックを介して送信される(例えば、20ミリ秒で1タイムスロット)。当初の状況と比較して、システム容量は2倍になる。これは、音声がそのタイムスロット上の2つ目の無線ブロック期間毎に送信されるからである(追加のバッファリング時間は20ミリ秒という少ない消費で)。
20ミリ秒の音声当たり376ビットに対応する履歴イベントに基づいて、VoIPエンコーダが高ビットレートコーデックである12.65WBを選択するという、別の問題のある状況について検討する。一方で、MCSセレクタは、176ビットのみで搬送することができるという現在の劣悪な無線状態に基づいて、最小のMCS−1を選択する。ここで、VoIPアプリケーションの音声エンコーダは、MCSの制限を知らないので、IPパケットは、376ビットでパケット制御ユニットへ到達する。ここで、パケット制御ユニットは、接続に対して2つのタイムスロットを適合させ割り当てることができるとしても、このパケット制御ユニットは、必要とされる376ビットよりも依然といて少ない352ビットの容量を提供する。その結果、データが生成される時点での速度よりも送信は遅れ、その結果、バッファアンダーラン及び聴取パーティでの音声品質の低下が生じる。
この問題のある状況は、本明細書で説明される技術的なアプローチを適用することによってより良好に処理される。例えば、AMRコーデックは、MCS−1の選択を通知し、AMR4.75をIPパケット当たり2AMRフレームに変更する。これにより、40ミリ秒毎に320ビットを生成する。これらの40ミリ秒の音声は、それぞれが176ビットを搬送する2つの無線ブロック期間、即ち、2×176=352>320ビットで送信することができる。その結果、音声は、話者側のパーティの移動局から中断することなく滑らかに継続することになる。
現在のMCSと音声コーデックモード間には重要な相互作用が存在する。コーデックには選択MCSが提供されるので、適切なモード/レート適合を行なうことができる。VoIPパケットに含まれるVoIPエンコードフレームの数は、選択された音声エンコーディングモードと選択されたMCSで与えられる無線送信ブロックに納まるように意図的に選択される。
耐性及びVoIP接続の良好なパフォーマンスの少なくとも一方を保証するために、あるいはVoIP接続及び他の接続をサポートする通信システムの全体容量を増加させるための他の調整を行なうこともできる。耐性を改善するためには、VoIP音声エンコーディングモードは、判定されたMCSがサポートできるものよりも低いデータレートで選択されても良く、及び/あるいは、現在の無線状態で判定されるMCSよりも下位のMCSが選択されても良い。無線通信システムが、GPRS及びEDGEのような、時分割多元アクセス(TDMA)タイプのシステムである場合、VoIPパケットを送信するために必要とされる判定された数のタイムスロットとは別にもう1つのタイムスロットを耐性を改善するために使用されても良い。
図9及び図10は、2つの異なる例を示していて、これらの例は、無線状態(C/I dB)と、使用されるタイムスロットの数との間の相関関係を示している。図9は、パケット当たり2AMRフレームでAMRモードが4.75に対するものであり、図10は、パケット当たり2AMRフレームで、AMRモードが12.65に対するものである。破線は、各C/Iで選択されるMCSを示している。実線は、IPパケット当たりのコーデックとAMRフレーム数に対する特定のMCSモードに対してどれくらいの数のタイムスロットが必要とされるかを示している。この音声は、1つのタイムスロットで直ちに送信される。その結果、受信機は、システムにコストを追加することなく、良好な音声品質を得ることになる。
そうすることで、容量の増加及びVoIP接続の信頼性の向上の少なくとも一方を行なうために複数の調整が行なわれても良い。無線状態が悪化する場合、次の処理の1つ以上が実行されても良い。:MCSを下げること、VoIP音声コーダのレートを下げること、及び選択されたMCS及び選択されたVoIP音声コーダレートに対する無線ブロックに納まるようにIPパケット当たりのVoIP音声コーダフレームの数を調整することである。一方で、無線状態が改善する場合、次の処理の1つ以上が実行されても良い。MCSを上げること、VoIP音声コーダのレートを上げること、タイムスロット数を減らすこと、選択されたMCS及び選択されたVoIP音声コーダレートに対する無線ブロックに納まるようにIPパケット当たりのVoIP音声コーダフレーム数を調整することである。その他の調整が使用されても良い。
様々な実施形態が詳細に示されかつ説明されているが、請求項は、特定の実施形態あるいは例に制限されるものではない。例えば、任意のコーデックが使用されても良い。別のコーデックの例には次のものを含んでいる。:G.729、G.729a、MPC−MLQアルゴリズムを使用するG723.1、ACELPアルゴリズムを使用するG723.1、G.711、iBLC、RCU拡張iBLC,G.729あるいはG723.1、拡張G.711、iPCM−wb、iSAC等である。上述の説明は、任意の特定の要素、ステップ、範囲、あるいは機能が本質的なものであり、請求項の範囲に含まれなければならいことを意味するように解釈されるべきではない。本発明の特徴的な構成要素の範囲は、請求項によってのみ定義される。法的な保護の範囲は、許可される請求項及びそれらの等価物で列挙される記載によって定義される。本発明は開示の実施形態に制限されるものではなく、様々な変形及び等価構成を含むように意図されていることが理解されるべきである。
Claims (35)
- 移動無線局(30)との無線インタフェースを介して確立されるボイスオーバIP(VoIP)接続に関係する現在の無線状態を判定して、前記VoIP接続を使用するための方法であって、
前記判定された現在の無線状態に基づいて、前記VoIP接続を介して通信されるVoIP情報の部分に対する変調及びコーディングスキーム(MCS)を判定し、
前記判定された変調及びコーディングスキームの少なくとも一部に基づいて、前記VoIP接続の部分に対する、関係するビットレートを有するVoIP音声エンコーディングモードを選択し、
前記選択されたVoIP音声エンコーディングモードを使用して、VoIP音声を、前記判定されたMCSに依存する可変の数のVoIPエンコードフレームにエンコードし、
前記数のVoIPエンコードフレームを、前記VoIP接続を介する送信用のVoIPパケットに含める
ことを特徴とする方法。 - 前記VoIPエンコードフレームの可変の数は、前記無線インタフェースを介して送信される無線ブロックに含まれるVoIPビット量を最大にするための最適数である
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 更に、異なるMCSが前記VoIP接続に対して判定される場合、前記VoIPエンコードフレームの可変の数を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 更に、前記判定されたMCSがサポートすることができるものよりも低いデータレートのVoIP音声エンコーディングモードを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記現在の無線状態に対して判定されたMCSよりも下位のMCSを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 当該方法は、GPRSあるいはEDGEタイプのシステムで使用するためのものであり、
接続をサポートするための無線チャネルリソースはタイムスロットを含み、
前記VoIP音声エンコーディングは、アダプティブマルチレート(AMR)コーダ/デコーダ(コーデック)(82)によって実行される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 更に、前記VoIPパケットの送信時に使用するためのタイムスロットの数を判定する
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 前記VoIPパケットを送信するために、前記判定された数のタイムスロットとは別にもう1つのタイムスロットを使用する
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 更に、前記VoIPパケットを使用して、無線送信ブロックを形成し、
前記判定されたMCSを使用して、前記無線送信ブロックをチャネルエンコードし、かつ変調し、
前記判定された数のタイムスロットを使用して、前記無線インタフェースを介して、前記チャネルエンコードされ、かつ変調された無線送信ブロックを送信する
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記無線送信ブロックは、固定サイズであり、
更に、前記無線送信ブロックに納まるように、前記VoIPパケットに含まれるVoIPエンコードフレームの数を調整する
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 更に、前記VoIP接続の耐性を向上させるために、
前記MCSを下げること、
前記VoIP音声エンコーディングのレートを下げること、
前記タイムスロットの数を増やすこと、
前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコーディングモードに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声コーダフレームの数を調整すること
の1つ以上を選択する
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 更に、前記VoIP接続に対する無線状態の変更を検出し、
前記変更が無線状態の改善である場合、
MCSを上げること、
前記VoIP音声エンコーディングのレートを上げること、
前記タイムスロットの数を減らすこと、
前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコーディングモードに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声コーダフレームの数を調整すること
の1つ以上を選択する
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 当該方法は、移動局で、あるいはインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)ノード(15)で実現される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 無線アクセスネットワーク(24)を介する無線インタフェースを介して確立されるボイスオーバIP(VoIP)をサポートするための移動ノード(30)で使用するための装置であって、
前記VoIP接続に関係する判定された現在の無線状態に基づいて、前記VoIP接続を介して送信されるVoIP音声情報の部分に対して使用するチャネルエンコーディングスキーム及び変調スキームを選択するための変調及びコーディングスキーム(MCS)セレクタ(51)と、
(1)前記選択されたMCSの少なくとも一部に基づいて、前記VoIP音声情報の部分に対する、関係するビットレートを有するVoIP音声エンコーディングモードを選択し、(2)前記選択されたVoIP音声エンコーディングモードを使用して、前記VoIP音声情報を、前記選択されたMCSに依存する可変の数のVoIPエンコードフレームにエンコードするように構成されているVoIP音声エンコーダ(52)と、
前記数のVoIPエンコードフレームを、前記VoIP接続を介する送信用のVoIPパケットに含めるためのVoIPパケッタイザ(56)と
を備えることを特徴とする装置。 - 前記VoIPエンコードフレームの可変の数は、前記移動ノードによって前記無線インタフェースを介して送信される無線ブロックに含まれるVoIPビット量を最大にするための最適数である
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記VoIP音声エンコーダは、更に、異なるMCSが前記VoIP接続に対して判定される場合、前記VoIPエンコードフレームの可変の数を変更するように構成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記VoIP音声エンコーダは、更に、前記判定されたMCSがサポートすることができるものよりも低いビットレートのVoIP音声エンコーディングモードを選択するように構成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記MCSセレクタは、更に、前記現在の無線状態に対して判定されたMCSよりも下位のMCSを選択するように構成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 当該装置は、前記VoIP接続をサポートするための無線チャネルリソースがタイムスロットを含み、かつ前記VoIP音声エンコーダが、アダプティブマルチレート(AMR)コーダ/デコーダ(コーデック)である、GPRSタイプのシステムで使用するように構成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 前記VoIPパケットの送信時に使用するためのタイムスロットの数を判定するための回路(64)を更に備える
ことを特徴とする請求項19に記載の装置。 - 前記VoIPパケットを使用して、無線送信ブロックを形成するように構成されている回路(54)と、
前記選択されたチャネルエンコーディングスキームに基づいて、情報をチャネルエンコードするためのチャネルエンコーダ(60)と、
前記選択された変調スキームに基づいて、前記チャネルエンコーダからのチャネルエンコード情報を変調するためのモジュレータ(62)と、
前記判定された数のタイムスロットとは別にもう1つのタイムスロットを使用して、前記無線インタフェースを介して、前記変調された情報を送信するように構成されている無線送受信回路(64)と
を更に備えることを特徴とする請求項20に記載の装置。 - 前記無線送信ブロックは、固定サイズであり、
前記VoIP音声エンコーダは、更に、前記無線送信ブロックに納まるように、前記VoIPパケットに含まれるVoIPエンコードフレームの数を調整するように構成されている
ことを特徴とする請求項21に記載の装置。 - 前記VoIP接続の耐性を向上させるために、
前記MCSを下げること、
VoIP音声エンコーダのレートを下げること、
前記タイムスロットの数を増やすこと、
前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコーダレートに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声エンコーダフレームの数を調整すること
の1つ以上を選択するように構成されている制御回路(51)を更に備える
ことを特徴とする請求項21に記載の装置。 - 前記現在の無線状態が改善する場合、
MCSを上げること、
VoIP音声エンコードのレートを上げること、
前記タイムスロットの数を減らすこと、
前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコードモードに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声エンコーダフレームの数を調整すること
の1つ以上を選択するように構成されている制御回路(51)を更に備える
ことを特徴とする請求項21に記載の装置。 - 無線アクセスネットワーク(24)を介する無線インタフェースを介して確立されるボイスオーバIP(VoIP)接続をサポートするためのネットワークノード(15)で使用するための装置であって、
前記VoIP接続を介してVoIP音声情報の部分の送信時に使用するための、前記VoIP接続に関係する判定された現在の無線状態に基づいている選択された変調及びコーディングスキーム(MCS)の少なくとも一部に基づいて、前記VoIP接続を介して通信されるVoIP音声情報の部分に対するボコーディングモードを選択するように構成されているコーデックモードセレクタ(80)と、
関係するビットレートを有するVoIPボコーディングモードに従って、前記VoIP音声情報をエンコードVoIPデータへエンコードするように構成されているVoIPコーデック(82)と、
前記選択されたVoIP音声ボコーディングモードを使用して、前記選択されたMCSに依存する可変の数のVoIPエンコードフレームを生成するために、前記エンコードVoIPデータをフレーム化するように構成されているコーデックフレーマ(84)と、
前記数のVoIPエンコードフレームを、前記VoIP接続を介する送信のためのVoIPパケットに含めるためのVoIPパケッタイザ(86)と
を備えることを特徴とする装置。 - 前記ネットワークノードは、使用時に、前記無線アクセスネットワークに接続される、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)ノード(15)である
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 前記選択されたMCSは、前記無線アクセスネットワークから受信される情報から判定され、かつ前記VoIP接続の変更に対する無線状態に応じて変更し得る
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 前記可変の数のVoIPエンコードフレームは、前記移動ノードによって前記無線インタフェースを介して送信される無線ブロックに含まれるVoIPビット量を最大にするための最適数である
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 前記コーデックフレーマは、更に、異なるMCSが前記VoIP接続に対して判定される場合、前記VoIPエンコードフレームの可変の数を変更するように構成されている
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 前記コーデックモードセレクタは、更に、前記判定された変調スキーム及び前記判定されたコーディングスキームがサポートすることができるものよりも低いビットレートのVoIPボコーディングモードを選択するように構成されている
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 当該ネットワークノードは、前記VoIP接続をサポートするための無線チャネルリソースがタイムスロットを含み、かつ前記VoIPコーデックが、アダプティブマルチレート(AMR)コーデック(82)である、GPRSタイプのネットワークで使用するように構成されている
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 前記コーデックモードセレクタは、(1)前記VoIP接続の耐性を向上させるために、前記VoIP音声エンコーダのレートを下げること、及び前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコーダレートに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声エンコーダフレームの数を調整することの1つ以上を選択し、(2)現在の無線状態が改善する場合、前記VoIP音声エンコーダのレートを上げること、及び前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声エンコーダレートに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声エンコーダフレームの数を調整することの1つ以上を選択するように構成されている
ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。 - 請求項31に記載のネットワークノードとともに使用するための無線アクセスノードであって、
前記VoIP接続に関係する現在の無線状態を判定するためのリンク品質コントローラ(32)と、
前記VoIPパケッタイザからVoIPパケットを受信し、前記無線インタフェースを介して送信するための無線送信ブロックを形成するためのパケットコントローラ(40)とを備え、
前記コーデックフレームは、各無線送信ブロックに納まるように、前記VoIPパケットに含まれるVoIPエンコードフレームの数を調整するように構成されている
ことを特徴とする無線アクセスノード。 - 各無線送信ブロックを送信するために必要とされるタイムスロットの最小の数を判定し、各無線送信ブロックの送信時に使用するための前記判定された数のタイムスロットとは別にもう1つのタイムスロットのスケジューリングを行なうように構成されている
ことを特徴とする請求項33に記載の無線アクセスノード。 - 前記VoIP接続の耐性を向上するために、(1)前記MCSを下げること、及び前記タイムスロットの数を増やすことの1つ以上を選択し、(2)前記現在の無線状態が改善する場合、前記MCSを上げること、及びVoIP音声エンコーダのレートを上げること、及び前記選択されたMCS及び前記選択されたVoIP音声コーダレートに対する前記無線ブロックに納まるように、IPパケット当たりのVoIP音声エンコーダフレームの数を調整することの1つ以上を選択するように構成されている制御回路(31)を更に備える
ことを特徴とする請求項33に記載の無線アクセスノード。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US68423205P | 2005-05-25 | 2005-05-25 | |
US11/346,565 US8289952B2 (en) | 2005-05-25 | 2006-02-03 | Enhanced VoIP media flow quality by adapting speech encoding based on selected modulation and coding scheme (MCS) |
PCT/SE2006/050144 WO2006126964A2 (en) | 2005-05-25 | 2006-05-22 | Enhanced voip media flow quality by adapting speech encoding based on selected modulation and coding scheme (mcs) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008543168A true JP2008543168A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=37452479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008513432A Pending JP2008543168A (ja) | 2005-05-25 | 2006-05-22 | 選択された変調及びコーディングスキーム(mcs)に基づく音声エンコーディングの適合化によるvoipメディアフロー品質の拡張 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8289952B2 (ja) |
EP (1) | EP1884054A4 (ja) |
JP (1) | JP2008543168A (ja) |
MX (1) | MX2007013223A (ja) |
RU (1) | RU2404523C2 (ja) |
TW (1) | TW200708159A (ja) |
WO (1) | WO2006126964A2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011514749A (ja) | 2008-02-20 | 2011-05-06 | リサーチ イン モーション リミテッド | スピーチ符号器の動作レートを選択する装置および関連する方法 |
WO2015178017A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 日本電気株式会社 | 通信装置 |
WO2017169090A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 端末、基地局及びコーデックモード切替方法 |
KR20180014031A (ko) * | 2015-06-10 | 2018-02-07 | 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 | 서비스 레이트를 위한 조정 방법 및 디바이스 |
US11039341B2 (en) | 2016-05-20 | 2021-06-15 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for scheduling voice service in packet domain |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060268900A1 (en) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Local switching of calls setup by multimedia core network |
US20060268848A1 (en) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Connection type handover of voice over internet protocol call based low-quality detection |
US7970400B2 (en) * | 2005-05-25 | 2011-06-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Connection type handover of voice over internet protocol call based on resource type |
US8289952B2 (en) | 2005-05-25 | 2012-10-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Enhanced VoIP media flow quality by adapting speech encoding based on selected modulation and coding scheme (MCS) |
US7720046B2 (en) * | 2005-09-23 | 2010-05-18 | St-Ericsson Sa | Synchronizing a channel codec and vocoder of a mobile station |
WO2007083665A1 (ja) * | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 無線送信装置および無線送信方法 |
US7787377B2 (en) | 2006-02-03 | 2010-08-31 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Selective redundancy for Voice over Internet transmissions |
WO2008075890A1 (en) * | 2006-12-18 | 2008-06-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for transmitting/receiving data and control information through an uplink in a wireless communication system |
JP2009005064A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | Ip電話端末および電話会議システム |
CN101355611B (zh) * | 2007-07-25 | 2011-12-07 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 语音会议系统及应用该语音会议系统的便携式电子装置 |
CN101646143B (zh) * | 2008-08-07 | 2012-02-01 | 上海华为技术有限公司 | 一种网域提示的方法和接入点装置 |
US8971241B2 (en) * | 2008-09-30 | 2015-03-03 | Qualcolmm Incorporated | Techniques for supporting relay operation in wireless communication systems |
US8374101B2 (en) * | 2009-07-30 | 2013-02-12 | Nec Laboratories America, Inc. | Multicast with joint layer resource allocation in broadband wireless networks |
EP2395685B1 (en) * | 2010-06-10 | 2018-08-08 | ADVA Optical Networking SE | An apparatus and a method for modulation of an optical signal |
KR101811220B1 (ko) | 2012-02-16 | 2018-01-25 | 삼성전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서 휴대 단말기의 VoIP 처리 방법 및 장치 |
US9208798B2 (en) | 2012-04-09 | 2015-12-08 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Dynamic control of voice codec data rate |
US8971315B2 (en) | 2013-01-30 | 2015-03-03 | Dell Products L.P. | Selecting information handling system communication protocol based on network constraints |
US20140269461A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for link augmentation |
US9668261B1 (en) * | 2013-12-26 | 2017-05-30 | Marvell International Ltd. | Method and apparatus for transmitting wireless network operational information |
KR102221021B1 (ko) * | 2014-07-21 | 2021-02-26 | 삼성전자주식회사 | 전자 장치 및 인터넷 프로토콜 기반의 네트워크에서 패킷을 처리하는 방법 |
WO2017062596A1 (en) | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Kodiak Networks, Inc. | Ptt network with radio condition aware media packet aggregation scheme |
KR102477464B1 (ko) | 2015-11-12 | 2022-12-14 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 시스템에서 음성 패킷의 크기를 제어하기 위한 장치 및 방법 |
TWI637623B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-10-01 | 群邁通訊股份有限公司 | VoIP通訊模組、電子裝置及VoIP通訊方法 |
JP6995496B2 (ja) * | 2017-05-17 | 2022-01-14 | 富士通株式会社 | 通信制御装置、通信制御システム、通信制御プログラム、及び通信制御方法 |
WO2020133237A1 (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 华为技术有限公司 | 一种数据传输的方法、网络芯片以及通信系统 |
CN114079972A (zh) * | 2020-08-21 | 2022-02-22 | 华为技术有限公司 | 一种编码速率调整方法及相关设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004114684A2 (en) * | 2003-06-18 | 2004-12-29 | Sony Electronics Inc. | Method and apparatus for non-centralized network bandwidth management |
Family Cites Families (59)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI943609A (fi) | 1994-08-03 | 1996-02-04 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä kanavan allokoimiseksi solukkoradiojärjestelmässä |
US5701294A (en) | 1995-10-02 | 1997-12-23 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | System and method for flexible coding, modulation, and time slot allocation in a radio telecommunications network |
FI105867B (fi) | 1997-01-30 | 2000-10-13 | Nokia Networks Oy | Kanavanosoitus matkaviestinjärjestelmässä |
US5987032A (en) | 1997-03-26 | 1999-11-16 | Motorola, Inc. | Hierarchical resource hopping method, system, base station, head-end unit, and subscriber unit for variable resource size communication systems |
EP1021757A1 (en) | 1997-07-25 | 2000-07-26 | Starvox, Inc. | Apparatus and method for integrated voice gateway |
US6590928B1 (en) | 1997-09-17 | 2003-07-08 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Frequency hopping piconets in an uncoordinated wireless multi-user system |
DE69925990T2 (de) | 1998-04-03 | 2006-05-11 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Flexibles kanalzugriffsverfahren und resourcenzuteilung in einem universalen mobiltelefonsystem (umts) |
GB2344721B (en) | 1998-12-10 | 2003-05-14 | Motorola Ltd | Handover determination and power control adjustment in mobile communications systems with frequency hopping |
US6493541B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-12-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Transmit power control time delay compensation in a wireless communications system |
US6804244B1 (en) | 1999-08-10 | 2004-10-12 | Texas Instruments Incorporated | Integrated circuits for packet communications |
JP2001156749A (ja) | 1999-09-17 | 2001-06-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Cdma移動局装置 |
US6868080B1 (en) | 2000-01-27 | 2005-03-15 | Cisco Technology, Inc. | Voice over internet protocol call fallback for quality of service degradation |
US6282192B1 (en) | 2000-01-27 | 2001-08-28 | Cisco Technology, Inc. | PSTN fallback using dial on demand routing scheme |
US6845123B1 (en) | 2000-02-25 | 2005-01-18 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Frequency hopping sequence allocation |
US6725036B1 (en) | 2000-05-30 | 2004-04-20 | Nokia Telecommunications Ojy | System and method of controlling application level access of a subscriber to a network |
EP1161104A1 (en) | 2000-06-02 | 2001-12-05 | TELEFONAKTIEBOLAGET L M ERICSSON (publ) | Call control network, access control server and call control method |
US6882847B2 (en) | 2000-06-15 | 2005-04-19 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Fractional reuse through channel allocation tiering |
DE10035041B4 (de) | 2000-07-19 | 2006-07-13 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Einstellung von Sendeparametern von einem Sender für digitale Rundfunksignale |
JP2002189650A (ja) | 2000-12-20 | 2002-07-05 | Hitachi Ltd | 計算機制御方法及び装置並びにその処理プログラムを格納した記録媒体 |
FI20002848A (fi) | 2000-12-22 | 2002-06-23 | Nokia Corp | Vuon valvonta tietoliikenneverkossa |
US7433683B2 (en) | 2000-12-28 | 2008-10-07 | Northstar Acquisitions, Llc | System for fast macrodiversity switching in mobile wireless networks |
FI112138B (fi) | 2001-02-09 | 2003-10-31 | Nokia Corp | Kehittynyt menetelmä ja järjestely tiedon siirtämiseksi pakettiradiopalvelussa |
US7227850B2 (en) | 2001-04-04 | 2007-06-05 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Cellular radio communication system with frequency reuse |
DE10118192A1 (de) | 2001-04-11 | 2002-10-24 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Übertragung von digitalen Signalen |
US6956836B2 (en) | 2001-05-17 | 2005-10-18 | Ericsson, Inc. | Asymmetric frequency allocation for packet channels in a wireless network |
US6996087B2 (en) | 2001-07-31 | 2006-02-07 | Lucent Technologies Inc. | Communication system including an interworking mobile switching center for call termination |
FI20011715A (fi) | 2001-08-27 | 2003-02-28 | Nokia Corp | Koodekin toiminnallisen moodin valinta |
US7580424B2 (en) | 2001-09-25 | 2009-08-25 | Hughes Network System, Llc | System and method for providing real-time and non-real-time services over a communications system |
US6757542B2 (en) | 2001-09-27 | 2004-06-29 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Total radio network solution for GSM/EDGE |
US7200125B2 (en) | 2001-10-12 | 2007-04-03 | Nortel Networks Limited | Method and apparatus for differentiated communications in a wireless network |
KR100744347B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2007-07-30 | 삼성전자주식회사 | 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 데이터 송/수신장치 및 방법 |
KR100474682B1 (ko) * | 2001-10-31 | 2005-03-08 | 삼성전자주식회사 | 무선통신시스템에서 패킷 재전송을 위한 송수신 장치 및 방법 |
ATE496506T1 (de) | 2002-02-21 | 2011-02-15 | Ericsson Telefon Ab L M | Bidirektionale optimierung des tbfs für tcp |
AU2003215882A1 (en) | 2002-04-01 | 2003-10-13 | Schema Ltd. | Hybrid channel allocation in a cellular network |
US20060050680A1 (en) | 2002-04-15 | 2006-03-09 | Spatial Communications Technologies, Inc. | Method and system for providing authentication of a mobile terminal in a hybrid network for data and voice services |
US7239861B2 (en) | 2002-08-26 | 2007-07-03 | Cisco Technology, Inc. | System and method for communication service portability |
WO2004034680A1 (en) | 2002-10-07 | 2004-04-22 | Interdigital Technology Corporation | System and method for simulation of performance of measurement-based algorithms for slotted wireless communications |
US6788676B2 (en) | 2002-10-30 | 2004-09-07 | Nokia Corporation | User equipment device enabled for SIP signalling to provide multimedia services with QoS |
US20040141572A1 (en) | 2003-01-21 | 2004-07-22 | Johnson Phillip Marc | Multi-pass inband bit and channel decoding for a multi-rate receiver |
US7295549B2 (en) | 2003-02-14 | 2007-11-13 | Ntt Docomo, Inc. | Source and channel rate adaptation for VoIP |
US8437368B2 (en) | 2003-06-04 | 2013-05-07 | Nokia Corporation | System and method for handing over a call from a packet-switched network to a circuit-switched network |
US20050047396A1 (en) | 2003-08-29 | 2005-03-03 | Helm David P. | System and method for selecting the size of dynamic voice jitter buffer for use in a packet switched communications system |
US7433690B2 (en) | 2003-12-15 | 2008-10-07 | International Business Machines Corporation | Conversion of voice-over-IP media control messaging into mobile control channel signaling using a voice-over IP gateway |
DE602004020860D1 (de) * | 2003-12-25 | 2009-06-10 | Ntt Docomo Inc | Funkkommunikationssystem, Sender, Empfänger und Funkkommunikationsverfahren |
JP4412005B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2010-02-10 | 株式会社日立製作所 | 適応変調方法並びにデータレート制御方法 |
GB0405174D0 (en) | 2004-03-08 | 2004-04-07 | Nokia Corp | Communication system |
US20050226227A1 (en) * | 2004-04-12 | 2005-10-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for processing voice packet data in a mobile communication system providing voice service using packet network |
US7558286B2 (en) * | 2004-10-22 | 2009-07-07 | Sonim Technologies, Inc. | Method of scheduling data and signaling packets for push-to-talk over cellular networks |
FI20041659A0 (fi) | 2004-12-23 | 2004-12-23 | Nokia Corp | Menetelmä liikkeen reitittämiseksi VoIP-päätteeseen matkaviestinjärjestelmässä |
US20060140113A1 (en) | 2004-12-29 | 2006-06-29 | Anderlind Erik E | Method for efficiently transmitting communications in a system supporting dedicated and shared communication channels |
US7548747B2 (en) | 2005-03-18 | 2009-06-16 | Research In Motion Limited | Configurable and pushable carrier communications with rich content |
US7397781B2 (en) | 2005-04-18 | 2008-07-08 | Sierra Wireless, Inc. | Configurable multislot class for wireless devices |
US7773569B2 (en) * | 2005-05-19 | 2010-08-10 | Meshnetworks, Inc. | System and method for efficiently routing data packets and managing channel access and bandwidth in wireless multi-hopping networks |
US7970400B2 (en) | 2005-05-25 | 2011-06-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Connection type handover of voice over internet protocol call based on resource type |
US20060268838A1 (en) | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Authentication of an application layer media flow request for radio resources |
US20060268900A1 (en) | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Local switching of calls setup by multimedia core network |
US7801105B2 (en) | 2005-05-25 | 2010-09-21 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Scheduling radio resources for symmetric service data connections |
US8289952B2 (en) | 2005-05-25 | 2012-10-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Enhanced VoIP media flow quality by adapting speech encoding based on selected modulation and coding scheme (MCS) |
US9775093B2 (en) | 2005-10-12 | 2017-09-26 | At&T Mobility Ii Llc | Architecture that manages access between a mobile communications device and an IP network |
-
2006
- 2006-02-03 US US11/346,565 patent/US8289952B2/en active Active
- 2006-05-22 WO PCT/SE2006/050144 patent/WO2006126964A2/en active Application Filing
- 2006-05-22 RU RU2007148501/09A patent/RU2404523C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2006-05-22 MX MX2007013223A patent/MX2007013223A/es active IP Right Grant
- 2006-05-22 JP JP2008513432A patent/JP2008543168A/ja active Pending
- 2006-05-22 EP EP06733513A patent/EP1884054A4/en not_active Withdrawn
- 2006-05-24 TW TW095118369A patent/TW200708159A/zh unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004114684A2 (en) * | 2003-06-18 | 2004-12-29 | Sony Electronics Inc. | Method and apparatus for non-centralized network bandwidth management |
JP2006528437A (ja) * | 2003-06-18 | 2006-12-14 | ソニー エレクトロニクス インク | 非集中型ネットワーク帯域幅制御のための方法及び装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011514749A (ja) | 2008-02-20 | 2011-05-06 | リサーチ イン モーション リミテッド | スピーチ符号器の動作レートを選択する装置および関連する方法 |
WO2015178017A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 日本電気株式会社 | 通信装置 |
KR20180014031A (ko) * | 2015-06-10 | 2018-02-07 | 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 | 서비스 레이트를 위한 조정 방법 및 디바이스 |
JP2018525864A (ja) * | 2015-06-10 | 2018-09-06 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | サービスレート調整方法及び装置 |
KR102016428B1 (ko) | 2015-06-10 | 2019-09-02 | 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 | 서비스 레이트를 위한 조정 방법 및 디바이스 |
US10638351B2 (en) | 2015-06-10 | 2020-04-28 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Service rate adjustment method and apparatus |
WO2017169090A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 端末、基地局及びコーデックモード切替方法 |
JPWO2017169090A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2019-02-07 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 端末、基地局及びコーデックモード切替方法 |
JP7019561B2 (ja) | 2016-03-28 | 2022-02-15 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 端末及びコーデックモード切替方法 |
US11039341B2 (en) | 2016-05-20 | 2021-06-15 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for scheduling voice service in packet domain |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200708159A (en) | 2007-02-16 |
WO2006126964A2 (en) | 2006-11-30 |
WO2006126964A3 (en) | 2007-01-18 |
US8289952B2 (en) | 2012-10-16 |
RU2404523C2 (ru) | 2010-11-20 |
MX2007013223A (es) | 2008-01-16 |
RU2007148501A (ru) | 2009-07-10 |
EP1884054A2 (en) | 2008-02-06 |
EP1884054A4 (en) | 2011-08-31 |
US20060268837A1 (en) | 2006-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008543168A (ja) | 選択された変調及びコーディングスキーム(mcs)に基づく音声エンコーディングの適合化によるvoipメディアフロー品質の拡張 | |
JP5693878B2 (ja) | ユーザ体感品質の測定に基づく符号化方法、端末およびシステム | |
JP4809424B2 (ja) | 低品質の検出に基づくip音声呼の接続タイプの引き継ぎ | |
US8140105B2 (en) | Method for controlling output power in a radio communications network | |
CN101213802B (zh) | 用于控制移动通信系统中的语音业务速率的方法和装置 | |
JP4354641B2 (ja) | ユニバーサル移動電話システム(umts)におけるフレキシブル無線アクセス及びリソース割り当て | |
TWI394472B (zh) | 演進無線系統中電路切換語音應用資料率控制方法 | |
JP5956348B2 (ja) | 可変レート・ボコーダを利用するユーザ機器のためのボイスオーバip容量を改善する方法 | |
US20080013528A1 (en) | METHOD FOR RADIO RESOURCE CONTROL REQUESTED CODEC RATE CONTROL FOR VoIP | |
AU2005255909A1 (en) | Reducing backhaul bandwidth | |
TW200534612A (en) | Codec-assisted capacity enhancement of wireless voip | |
US7103033B2 (en) | Robust vocoder rate control in a packet network | |
CN101180822B (zh) | 通过适应基于所选择调制编码方案(mcs)的语音编码的增强型voip媒体流质量 | |
US20070097957A1 (en) | Method for gracefully degrading packet data voice quality in a wireless communication network | |
JP4847543B2 (ja) | メディアフレームの耐性のある表現形を使用してメディア伝送品質を改善する方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110826 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120323 |