JP2008542943A - 証券の番号印字方法、番号印字済み証券を処理する方法、および番号印字方法を実施する番号印字装置 - Google Patents

証券の番号印字方法、番号印字済み証券を処理する方法、および番号印字方法を実施する番号印字装置 Download PDF

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Abstract

積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行に配置された複数個の証券印画を有する複数の基材に番号印字する方法に関する。上記方法は、証券印画の各々に対して通し番号を付与することにより、10N枚の処理単位から成る連続的な基材を番号印字する工程を含む。通し番号は次の式により算出される。通し番号(Serial#)=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]式中、Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、rは、10N枚の連続的な基材の処理単位を識別し、iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置される基材上の列および行を識別し、sは、番号印字されるべき証券印画が配置される基材を識別する番号であり、且つ関数MOD(x;y)は、xでyを除算した整数の余りを戻す所謂る法関数である。通し番号(Serial#)の桁N+2および桁N+1は、桁N+2および桁N+1に対する所定シーケンスの桁対を担持する二重番号印字輪(13、14)の継続的な起動により生成される。番号印字方法を実施する番号印字ボックスが同様に説明されている。

Description

本発明は、概ね、銀行券、小切手、身分証明書もしくは旅券などの証券を作製するために使用される基材であって、各々が、行および列の形態で配置された複数個の証券印画を含む基材を番号印字する方法に関する。本発明はまた、この番号印字方法に従い番号印字された基材を処理する方法に関する。本発明は更に、上記番号印字方法を実施し得る番号印字装置すなわちナンバリングボックスもしくは番号印字ボックスに関する。
証券印刷、特に銀行券の印刷または同様の証券の印刷の分野において、印刷された証書は一般的に印刷処理の最後において番号印字され、各証書は、証券の所謂る通し番号を構築する英数字および/または記号の独特の組み合わせを受ける。
番号印字は、一般的に、印刷および処理工程の所定段階であって、印刷されるシート(sheet)またはウェブ(web)が個別的な証券へ未だ切断されない所定段階において実施される。この段階において、最終的に証券を形成することが意図された証券印画は、基材上に行および列の形態で配置され、所定数の証券印画を含むアレイを形成する。個別シートの形態または反復的長さの連続的ウェブの形態の印刷物は番号印字機(numbering machine)を通り、其処で、基材上の各証券印画に通し番号が付与される。番号印字方法を実施する番号印字方法および装置は、たとえば、特許文献1(特許文献2および特許文献3に対応)、特許文献4(特許文献5に対応)、特許文献6、特許文献7または特許文献8に開示されている。番号印字方法を実施する所謂る番号印字ボックスの例は、たとえば、特許文献9、特許文献10、特許文献8または特許文献11に開示されている。
特許文献4(特許文献5も参照)は、同時的に動作する少なくとも2台の同一番号印字ボックスを備える番号印字機を開示している。少なくとも2台の番号印字ボックスにより形成される通し番号が同一であることを確実にする手段が装備される。各番号印字ボックスは、個別的に起動される一組の個別的な番号印字輪を備え、すなわち、通し番号の1桁(digit)毎に1個の番号印字輪とされる。
番号印字処理の後で番号印字済み基材は一般的に、番号印字済み基材の積層体と先ず個別的な証券の束へ切断する機械において処理される(各証券は、番号印字済み証券印画の内の対応する1個の証券印画を担持する)。一般的に、これらの束は次に帯封されて組合わされることで、証券の包装体(pack)が形成される。たとえば銀行券を担持する基材は通常は、各々が百シートから成る積層体により処理され、各積層体は各々が百枚の銀行券から成る束へ切断され、これらの束は次に処理されて10束から成る包装体を形成し、故に、各包装体は合計で千枚の個別的な銀行券から成る。要約された如く番号印字済み基材を処理して証券の束の包装体を形成することは、たとえば、特許文献1または特許文献6に開示されている。
一定の場合、番号印字済み基材を処理し、継続的に番号印字された証券の個別的包装体とすることが好適である。この作業は、所定の積層体において各基材上の同一位置に存する種々の証券印画が、この積層体から切り出された各束が連続的に番号印字された証券を含む様に番号印字されることを必要とするだけでなく、更に重要なこととして、組合わされた各束の包装体の全体に亙り通し番号の順序の中断なしで完全な一連の有価証券を構築するために、切断された各束が適切方法で番号順に並べられることを必要とする。この作業は、特許文献1に開示された如く、これまでは比較的に複雑な収集システムを必要としていた。
継続的に番号印字された包装体を形成すべく、証券を番号順に並べる問題の解決策は、特許文献7において提案されている。この番号印字方法によれば、各々が百枚の証券から成る10個の束から成る包装体を組合わせることが可能であり、千枚の証券の通し番号は相互に継続的に追随している。しかし、特許文献7において提案された番号印字方法の不都合は、所定の一連の千枚の証書の通し番号に直接的に追随する完全な一連の通し番号を受ける次の一連の千枚の証書が、次のシート積層体に由来する事実に在る。換言すると、継続的に番号印字された一千枚より多い証券を含む包装体を構築することが所望されたなら、継続的に番号印字された所望枚数の証券が達成されるまで、連続する少なくとも2つの積層体を処理し且つ対応する束および包装体を蓄積する必要がある。実際、この先行技術の番号印字方法によると、継続的に番号印字されたM千枚の証券を以て包装体を構築するためには、M個の連続的な積層体(すなわちM×100枚の基材)が必要とされる。
故に特許文献8において改良された番号印字方法が提案され、特許文献8は、提案された番号印字方法は本明細書中に援用される。この番号印字方法に依れば、10N枚のシートから成る所定の積層体(または層)内の証券印画の各々は、単一の積層体が、積層体の処理の後、継続的に番号印字された10N枚の証券から成るk*n個の束を生産する方法で番号印字される(kおよびnは夫々、基材毎の証券印画の行および列の数を表している)。この改良された番号印字方法によれば、各束を番号順に並べることは大幅に単純化されると共に、連続的な積層体間における各束の一時的蓄積を必要とせず、各束は相次いで単純に収集して組合わされる。たとえば、5列および10行の証券印画を担持する百枚のシートの積層体は、継続的に番号印字される完全な一連の5千枚の証券(すなわち百枚の証券の50個の束)を生産し、これらは、継続的な積層体の処理を必要とせずに、直接的に包装体へ組合わされる。
特許文献8に開示された上記番号印字方法は以下の如く要約され得る。k列およびn行で配置された複数個の証券印画を含む基材に対し、10N枚の基材から成る(“層(layer)”とも称される)連続的な処理単位(run)は各々、証券印画の各々に対して通し番号(Serial#)を提供することにより番号印字され、通し番号(Serial#)は次式により算出される。
Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
式中、
Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
rは、10N枚の連続的基材の処理単位すなわち層を識別(identifies)、
iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が印刷された基材上の列および行を識別し、且つ
sは、番号印字されるべき証券印画が印刷された基材を識別する番号である。
上記式において関数MOD(x;y)は、xでyを除算した整数の余りを戻す所謂る法関数(modulus function)である。故に、上記式において関数MOD(s-1;10N)は、0と、10N−1との間の整数を戻す。
図1A乃至図1Hは、5列(k=5)および10行(n=10)のアレイの証券印画を担持するシートに対して適用された特許文献8の番号印字原理を示す表である。シートは、100枚(N=2)のシートから成る連続的処理単位すなわち層ごとに番号印字されつつあるシート更に厳密には図1A乃至図1Hは夫々、番号印字されるべきs=第1番目、第2番目、第100番目、第101番目、第102番目、第200番目、第201番目および第202番目のシートの証券印画上へ適用される通し番号を夫々例示している。例示のために、この例において “X'1'000'000”に等しい開始番号Start#から減少方向(α=-1)に向けて実施されることが仮定され、記号“X”は、操作者により手動で設定され得る一個以上の付加的な接頭記号(prefix)であり、その故に、番号印字処理の間に自動的に起動されない。図1A乃至図1Hにおいて、上記の5列は文字A〜Eにより表されると共に、各々が、この場合には列Aに対するi=1から列Eに対するi=k=5に亙る対応列番号に帰属する。同様に、各行は、この場合にはj=1からj=n=10に亙る対応行番号により識別される。故に、シート上の各証券印画の位置は、列番号および行番号を表す文字の組み合わせにより表され得る。
図1A乃至図1Cを参照すると、シート1、2および100は、同一層、すなわち番号印字される最初の百枚のシートからなる最初の層に属することが理解される。一方、図1D乃至図1Fに示されたシート101、102および200は全てが第2の百枚のシートの層(すなわちシート101〜200)に属し、図1Gおよび図1Hに示されたシート201および202は両方が第3の百枚のシート(すなわちシート201〜300)の層に属する。追随する各シートは、問題となる閉集合の通し番号に対して番号印字され得る最後のシートまで、すなわち、この例において1'000'000/50=20'000枚目のシートまで、同様の方法で番号印字される。
他方、図2A乃至図2Cは、番号印字が実施された後における第1、第2および第3の百枚のシートの層の積層物から得られた連続的な積層体を例示している。百枚のシートの所定層における各シートは、各位置に対し、同一層内における次のシートは一の位が1だけデクリメントされた通し番号を担持するように通し番号を受ける。たとえば、第1の層のシートの積層物(すなわち、上下に継続的に配設されたシート1〜100から成る積層体)を概略的に表す図2Aを参照すると、上記積層体における各位置は、継続的に番号印字された一連の百枚の証券印画を含む。更に重要なこととして、一つの位置の最後の通し番号に対して直接的に追随する通し番号は、上記積層体において引き続く位置の最初の通し番号である。
図2Aにおいて矢印により表された経路であって、位置A1〜A10に向かい、位置B1からB10まで続き、次に位置C1からC10まで続くなどして位置E10に至る経路は、各通し番号の順序が中断されないで確実に維持するために追随する経路を表している。この経路はまた、継続的に番号印字された束の包装体を形成するために種々の束を番号順に並べるときに追随される経路を表している。
全ての単一層の百枚の証書の各々には、完全な一連の通し番号が付与される。図2Aに例示された如く、第1の百枚のシート (シート1〜100)は、“X'0'995'001”から“X'1'000'000”に亙る通し番号を有する完全で中断しない一連のk*n*10N=5'000個の印画を含む。直接的に追随する層(すなわちシート101〜200から成る第2層)は、図2Bに例示された如く、“X'0'990'001”から“X'0'995'001”に亙る通し番号を有する次の中断しない一連の5'000個の印画を含む。当然乍ら、このことは、たとえば第3の層のシート(シート201〜300)から成る積層体を概略的に示す図2Cに例示された如く、引き続く各層に対して適用される。
特許文献8の番号印字原理によれば、継続的に番号印字されたk*n個の証券印画を有する10N枚のシートの各層は継続的に番号印字されたk*n個の束を産出し、これらは直接的かつ容易に組合わされることにより、通し番号の順序の中断の無い証券の包装体を形成し得る。この番号印字原理の大きな利点は、該原理によれば任意の所望寸法の包装体が構築され得る事実に在る。なぜならば、番号印字順序は、所定の層内だけでなく、継続的な各層の全体に亙っても中断しないからである。各束を継続的に番号順に並べることはそれほどの困難性なしで達成され得る。この方法は各束の一時的蓄積を必要としないからである。所定層の各束は単に、図2Aに概略的に示された経路に沿い継続的に処理されることのみが必要である。
特許文献8には更に、上記の番号印字方法を実施すべく特に設計された番号印字ボックスが開示されている。この番号印字ボックスはハイブリッド番号印字ボックスと見做される。該ボックスは、単に順番に起動される番号印字輪と、独立的に起動される番号印字輪とを組み合わせるからである。たとえば、基材毎に百個未満(k*n<100)の証券印画を有する百枚の基材の連続的な処理単位すなわち層に番号印字する場合、通し番号の1の位および10の位(すなわち桁1〜桁N=2)に対する番号印字輪は、典型的な機械的番号印字輪として構成され得る継続的に起動される番号印字輪であり、且つ百の位および千の位(すなわち桁3および4)に対する番号印字輪は独立的に起動される番号印字輪である。接頭記号輪を除き、引き続く全ての番号印字輪(すなわち桁5、6、7に対する番号印字輪)は再び連続的に、機械的、電気機械的に又は他の任意適切手段により起動される。
百の位および千の位に対する番号印字輪の個別的起動は、任意の適切な番号へのスキップを許容して番号印字順序の非中断を確実にするために必要であり、スキップの量は、基材のレイアウト、特に、基材毎のk*n個の証券印画に依存する。たとえば図1Cおよび図1Dを参照すると、通し番号は第100番目のシートから第101番目のシートへと所定量だけ変化することが理解され得る。たとえば番号印字場所A1に対して通し番号は、第100番目のシート上の“X'0'999'901”から第101番目のシート上の“X'0'995'000”まで変化しなければならず、すなわち、通し番号の桁4は“9”から“5”へとスキップし、他方、桁3は“9”から“0”へとスキップしなければならない。
特許文献8の番号印字ボックスの一つの不都合は、その製造コストが、純粋に機械的な番号印字ボックスの製造コストよりも相当に高い事実に在る。他方、全ての番号印字輪が一連の10個の数字“0”〜“9”を担持する典型的な機械的番号印字ボックスは上記の番号印字方法を実施し得ない。これは、各番号印字輪の変化が完全に連続的に行われ得ることから、特に千の位および百の位の番号印字輪が一つの処理単位から次の処理単位にかけて適切な数だけスキップすることが妨げられることによる。
但し、基材のレイアウトに関する一定の制限があれば、純粋に機械的な番号印字ボックスを設計して特許文献8の上記番号印字方法を実施することが可能である。たとえば、その全ての開示内容が本明細書中に援用される特許文献11は、10の整数倍であるk*n個の証券印画を各々が担持する百枚の連続的基材を各々が有する連続的な処理単位に関して特許文献8の番号印字方法を実施し得る番号印字ボックスを開示している。更に厳密には、開示された番号印字ボックスは特に、20個、40個もしくは50個の証券印画を担持する基材上に6個の桁(および3個の付加的な接頭記号)から成る通し番号を適用し得る。
特許文献11の番号印字ボックスは概略的に、従来の機械的番号印字ボックスと同様であると共に、依然として、通し番号の各桁に対する個別的な10セグメント番号印字輪であって連続的に起動される番号印字輪を備える。しかし、これらの番号印字ボックスの特徴の一つは、各ボックスが、番号印字場所毎に異なる識別の番号印字構成を有する事実に在る。更に厳密には、各番号印字ボックスは、百の位(桁3)および千の位(桁4)に対する異なる識別の番号印字輪であって対応する番号印字場所に対して必要な数字のみを担持する番号印字輪の組み合わせを備えている。単純化のために、特許文献11の番号印字ボックスの構成の詳細な説明は此処では反復されない。
特許文献11の番号印字ボックスの一つの不都合は、通し番号を構成する桁4および桁3は従来の機械的番号印字輪と同様に2個の番号印字輪により生成されることから、各シートに対して桁3および桁4の適切なシーケンスを確実に生成するには適切な起動メカニズムが必要であることである。仮に、これらの2個の番号印字輪がスキップ・エラーに遭遇する場合、各桁の正しい順序は喪失される。特許文献11の番号印字ボックスによると、このスキップ・エラーを回復するために必要な修正操作は非常に複雑であり、このことは特に、百の位および千の位の番号印字輪上で同一の数字が数回に亙り反復されることから、操作者はスキップ・エラーが生じた場所を容易には理解できないことに依る。
特許文献11の番号印字ボックスの別の不都合は、たとえば特許文献11の図2に示された如く、番号印字場所に依存して、百の位および千の位の番号印字輪に対して異なるラチェット/カム形部が必要とされることである。この要件は、上記番号印字ボックスの製造コストにマイナスの影響を与える。
ドイツ特許第25 02 987号 米国特許第3,939,621号 米国特許第4,045,944号 ドイツ特許第26 34 221号 米国特許第4,072,100号 欧州特許第0 167 196号 欧州特許第0 598 679号 国際公開WO2004/016433 ドイツ特許第30 47 390号 欧州特許第0 718 112号 国際公開WO2005/018945 なし
(発明の概要)
故に本発明の概略的な課題は、改良された番号印字方法および番号印字ボックスを提供することに在る。本発明は、特に、高信頼性であると共に操作が容易で製造がコスト効率的である番号印字ボックス構成を提案することを課題とする。
これらの課題解決は、特許請求の範囲の独立請求項の主題により達成される。
特に、本発明の第一の客体は、印刷された証券印画を有する基材に番号印字する方法であり、その特徴は請求項1に記載されている。
本発明によれば、各基材は、積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行で基材上に配置された複数個の証券印画を有する。本発明による番号印字方法は、
証券印画の各々に対して通し番号(Serial#)を付与することにより、10N枚を処理単位としての連続的基材に番号印字する工程を含む。
通し番号(Serial#)は次式により算出される。
Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
式中、
Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
rは、10N枚の連続的な基材の処理単位を識別し、
iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置される基材上の列および行を識別し、且つ
sは、番号印字されるべき証券印画が配置される基材を識別する番号である。
本発明によれば、上記通し番号の桁N+2および桁N+1は、該桁N+2および桁N+1に対する所定シーケンスの桁対を担持する二重番号印字輪の継続的な起動により生成される。
本発明の第二の客体は、
複数のシートまたはウェブの反復的長さ部分の形態である複数の基材であって、積k*nは10または25の整数倍であるk列およびn行で配置された証券印画を各々が含む複数の基材を処理する方法であって、以下の工程を含む方法である。
−上記番号印字方法に従い、10N枚の処理単位から成る連続的な基材に番号印字する工程、
−継続的に番号印字された10N枚の基材から成る連続的な積層体(piles)を形成するために、継続的に番号印字された各処理単位の基材を積層する工程、
−継続的に番号印字された個別的な証券から成るP個の包装体を形成するために、上記積層体を処理する工程であって、個別的な各証券は1個の証券印画を担持する工程。
本発明の更に別の客体は、シート供給またはウェブ供給による印刷機械において、積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行で配置された複数個の証券印画を含む複数の基材を活版印刷で番号印字する番号印字ボックス(numbering box)であり、
当該番号印字ボックスは、次式により与えられるd個の桁から成る通し番号(Serial#)を各基材上の所定場所に付与し、
Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
式中、
Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
rは、10N枚の連続的な基材の処理単位を識別し、
iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置される基材上の列および行を識別し、且つ
sは、番号印字されるべき証券印画が配置される基材を識別する番号である。
この番号印字ボックスは、d-1個の番号印字輪、すなわち、桁1〜桁Nに対するN個の番号印字輪と、所定シーケンスの桁対を担持する桁N+2および桁N+1に対する1個の二重番号印字輪と、桁N+3〜桁dに対するd-N-2個の番号印字輪とを含む。
本発明によれば、2個の別個の番号印字輪の別々の起動により2個の桁N+2および桁N+1を生成するのではなく、これらの桁は、必要なシーケンスの桁対を担持する単一の番号印字輪により生成される。これにより、特にスキップ・エラー(skipping error)の場合に適切な位置へ各番号印字輪を設定する問題が顕著に緩和される。これに加え、以下の説明から理解されるように、番号印字ボックスは全ての番号印字場所に対して共通のラチェット/カム形態を使用し得る。
本発明の好適実施形態は、従属請求項の主題である。
本発明の他の特徴および利点は、非限定的な例としてのみ呈示されると共に添付図面に示された本発明の実施形態に関する以下の詳細な説明を読破すれば更に明確に理解される。
次に、本発明の実施形態が記述される。単純化のために、番号印字されるべき基材は個別的なシートの形態を取ることが仮定される。故に“シート(sheet)”の用語は以下において、“基材(substrate)”を表すことを意図して使用される。但し、番号印字されるべき基材は、連続的ウェブの反復的長さ部分の形態を取り得る。故に、本発明の範囲内において“基材”の用語は、個別的なシート、および連続的ウェブの反復的長さ部分を表す。
本発明の番号印字方法に対して適用可能な基本要件は、各シート上に印刷された合計k*n個の証券印画(整数kおよびnは夫々、各シート上の証券印画の行および列を表す)が、10または25の整数倍とされる。この制限理由は、以下の記述を読破すれば更に明確となろう。更なる仮定は、各処理単位が10N枚の連続的なシートに対して、番号印字が実施されることである。銀行券の番号印字は典型的には、各処理単位が百枚(N=2)の連続的なシートから成る連続的処理単位に対して実施され、番号印字された百枚のシートから成る各処理単位は、次に、上述の切断、束ね、帯封および包装の各処理に委ねられる。番号印字処理単位の各々は選択的に“層”と定義される。連続的処理単位は、継続的な通し番号を有する証券印画の連続層を含むからである。故に以下において“処理単位”および“層”の用語は、一つの同一対象物、すなわち継続的に番号印字される10N枚のシートの集合を表すために使用される。
本明細書中で既に言及された如く、上記番号印字方法は、次の式により算出される通し番号(Serial#)を証券印画の各々に対して提供することにより、10N枚の処理単位から成る連続的な基材に対して番号印字する工程を有する。
Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
式中、
Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
rは、10N枚の連続的な基材の処理単位を識別し、
iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置されるシート上の列および行を識別し、且つ
sは、番号印字されるべき証券印画が配置されるシートを識別する番号である。
以下において単純化のために、番号印字が減少方向に実施される(故にαは−1に等しい)ことが仮定される。番号印字は増加方向において等しく実施され得る。故に、減少方向の番号印字の場合に上記式は次の如く読み替えられる。
Serial#=Start#-(r-1)*k*n*10N-((i-1)*n+(j-1))*10N-MOD(s-1;10N)]
説明目的で、各シートはk=5列およびn=10行から成る配列で配置された50個の証券印画を担持すること、および減少方向の番号印字が開始する最初の通し番号(Serial#)は“X'1'000'000”であることが更に仮定される。当然乍ら、これらの値は単に非限定的な例として挙げられている。“X'1'000'000”から“X'0'000'001”に亙る通し番号に依れば、百万個の別の、印画の閉集合が一意的な通し番号により番号印字され得ることが容易に理解される。当然乍らこの個数は、最初の通し番号(Serial#)を増加することにより、通し番号に対して数桁を加えることにより、および/または、本例において“X”により象徴される如く文字もしくは記号の如き一個以上の接頭記号の配備により、増加され得る。
通し番号を構成する桁および接頭記号の個数は、当然乍ら、番号印字されるべき証券の閉集合に対して適合される。典型的に、(一切の接頭記号を除く)桁の個数nは、5桁〜8桁の範囲である。
図1A乃至図1Hおよび図2A乃至図2Cは、冒頭において既に述べた通りである。これらの図は、各シートが5(k=5)列および10(n=10)行で配置された50個の証券印画を担持する状況に関連することを想起されたい。各シート上に番号印字されるべき証券印画の合計数が10または25の整数倍である限りにおいて、図1A乃至図1H、図2A乃至図2Cおよび図3に関して記述された同一の番号印字および処理原理が他のシート構成に対して適用可能である。たとえば図4A、図4Bは、5列および8行で配置された40個の証券印画を担持するシートが上記原理に従い番号印字される例を示す一方、図6A、図6Bは5列および5行で配置された25個の証券印画を担持するシートを番号印字する例を示している。図1A乃至図1H、図4A、図4Bおよび図6Aおよび図6Bに示されたシート・レイアウトは、此処でも単に例示的である。40個の証券印画を有するシートは各々、たとえば、証券印画が4列および10行で配置されるように印刷され得る。
図3は、図1A乃至図1Hおよび図2A乃至図2Cに関して述べた50個の証券印画を有するシート上の各位置A1〜E10に対し、連続的に番号印字されたシート上に出現する通し番号の桁5、桁4および桁3の展開を要約する表である。
図3において要約される如く、提案された番号印字原理の特異性は、各番号印字場所に、桁4および桁3により形成されて決定された桁対(以下においては桁対4|3と表される)の循環的発生に在る。たとえば、番号印字場所A1には、以下の4種類の別個の桁対のシーケンスが循環的に出現する。
“0|0−9|9−5|0−4|9”
更に厳密には、桁対“0|0”は層1、3、5、7など(すなわち奇数番号を有する層)の第1シートを番号印字するときに番号印字場所A1に出現する一方、桁対“5|0”は層2、4、6、8など(すなわち偶数番号を有する層)の第1シートを番号印字するときに番号印字場所A1に出現する。他方、桁対“9|9”は奇数番号を有する層の残りの99枚のシートを番号印字するときに番号印字場所A1に出現する一方、桁対“4|9”は偶数番号を有する層の残りの99枚のシートを番号印字するときに番号印字場所A1に出現する。各番号印字場所において同一の状況が生ずるが、図3の表に要約される如く、各々の場合において4対のシーケンスは異なる。
番号印字された各シートが50個の証券印画を担持する仮定に基づく上記の例において、上記のシーケンスの反復周期は2層である。その理由は次の通りである。一つの層内の所定場所の通し番号は、引き続く層内における同一場所における通し番号から、N=2およびk*n=50とする場合における所定層内で継続的な通し番号の合計数に対応するk*n*10Nに相当する数だけ異なる。このことは、通し番号の千の位に対応する桁4(N+2番目の桁)が、一つの位置から下位の位置へと、k*n*10N/10N+1=k*n/10=5の増分だけスキップすることを意味する。桁4は10個の別個の値(すなわち数字“0”〜“9”)を取り得ることから、同一位置上で再び反落するためには2層周期が必要である。数学的用語で表現すると、その後に桁対のシーケンスが反復される層の個数(すなわち層周期)は次式で表される。
LCM(k*n;100)/k*n
式中、関数LCM(x;y)はxおよびyの最小公倍数を戻す。
故に、各々が40個の証券印画を担持するシートの番号印字の場合、層周期は5層(LCM(40;100)/40=200/40=5)に等しい。同様に、各々が60個の証券印画を担持するシートの番号印字の場合、層周期は同様に5層(LCM(60;100)/60=300/60=5)に等しい。25個の証券印画を担持するシートの番号印字の場合、層周期は4層(LCM(25;100)/25=100/25=4)に等しい。図5および図7は夫々、図4A、図4Bおよび図6A、図6Bに例示された如きシート上の各番号印字位置に対し、継続的に番号印字されたシート上に出現する桁5、桁4および桁3の展開を要約する、図3の表と類似した表である。図5に示された如く、桁対4|3のシーケンスは5層後に再び開始する一方、図7において桁対4|3のシーケンスは4層後に再び開始する。
本明細書中において上述の如く、各番号印字場所に対しては、一定の層周期を以て反復される桁対4|3の所定シーケンスが存在する。故に、桁4および桁3に対する番号印字輪は、必要な桁対のみを担持して同時的に起動されるように単純化され得る。これは以下において記述されることから、桁4および桁3に対する番号印字輪は、適切な桁対を担持する1個の二重輪として構成される。
図3の表を再び参照すると、番号印字場所A1に対する桁対4|3のシーケンスは“0|0−9|9−5|0−4|9”である。このシーケンスは4個の別個の対のみから成り、該シーケンスは好適には二重輪の周縁部上で規則的間隔で2回または3回反復されることから、二重輪は2桁の数を担持する8個もしくは12個の番号印字セグメントを呈し、これは、他の番号印字輪の通常の10セグメント構成に最も近い。このことは、各番号印字輪の角変位が全ての番号印字輪間において実質的に同一であることを確実とするために好適である。シート毎の印画の個数k*nに依存して、結果的な二重番号印字輪は、8セグメント、10セグメントまたは12セグメントの番号印字輪として設計される。
40個の証券印画を担持するシートを番号印字する場合、桁対4|3のシーケンスは、図5の表に示された如く10個の別個の対を含む。この場合に桁対4|3のシーケンスは、10セグメントの二重番号印字輪の形状を取る二重輪上に1回のみ出現する。60個の証券印画を担持するシートを番号印字するときに同様のことが当てはまる、と言うのも、桁対4|3の反復周期は同様に5層だからである。25個の証券印画を担持するシートを番号印字する場合、桁対4|3のシーケンスは、図7の表に示された如く8個の別個の対を含む。この場合に桁対4|3のシーケンスは、8セグメントの二重番号印字輪の形状を取る二重輪上に一度のみ出現する。
二重番号印字輪に対して直接的に追随する番号印字輪、すなわち桁5(=N+3)に対する番号印字輪のトリガ操作は、桁対4|3に対する二重輪が“仮想的ゼロ”を通過するとき、すなわち、当該2桁数が次の番号印字位置の2桁数より小さい番号印字位置から回転するときに開始される。たとえば各々が50個の印画を担持するシートの場合、番号印字場所A1において桁5に対する番号印字輪の起動は、二重輪が、桁対“0|0”を担持する番号印字セグメントから桁対“9|9”を担持する継続的な番号印字セグメントへ回転するときに行われる。これは、番号印字場所B5に対して二重輪が、桁対“3|5”を担持する番号印字セグメントから、桁対“8|6”を担持する継続的な番号印字セグメントへ回転するときに発生する。これらの“トリガ操作場所”は、図3、図5および図7の表において黒色の太線で概略的に表される。
本例において、各層の第1シートの証券印画に対して適用された通し番号の全てが、2個の最下位桁として0を有するときに、図3、図5および図7の表に例示された如く、桁対4|3は各層の第1シートおよび第2シートの間で下位の位置へ切換わる。このことは、桁対4|3が連続して2回変化することを意味し、すなわち、一つの層から次の層に切換わるとき、および各層の第1シートから第2シートへ切換わるときに変化することを意味する。たとえば(他の全ての番号印字場所に対して同様のことが当てはまるが)、図1C、図1Dおよび図1Eにおける番号印字場所B5を参照すると、層1の最後のシートすなわち第100番目のシートと、層2の第1シートおよび第2シートすなわち第101番目のシートおよび第102番目のシートに対して継続的に印刷される通し番号は、夫々、“X'0'998'501”、“X'0'993'600”および“X'0'993'599”であり、桁対4|3は、順次、“8|5”から“3|6”から“3|5”へ変化する。桁対4|3に対する二重輪の起動は桁2に対する番号印字輪に基づいてトリガされるべきであることから、且つ一つの層の最後のシートから次続層の第1シートへと切換わるときに通し番号の桁2は“0”に等しいことから、上記内容は、桁2に対する番号印字輪が、第1の数字“0”に追随する第2の数字“0”を担持する第11番目の番号印字セグメントを担持すべきことを意味する。故に、この識別の番号印字例において、桁2に対する番号印字輪は、連続的な2個のゼロを担持する11個の番号印字セグメントを備えた印字輪として設計される。これに加え、桁2に対する番号印字輪は一の位の番号印字輪によりトリガされ、この状況は百枚から成る処理単位の間に10回だけ生ずることから、起動メカニズムは、桁2に対する11セグメント番号印字輪の付加的な回転をトリガすべく設計されねばならない。
図8は、提案された番号印字方法を実施する番号印字ボックスの概略斜視図である。図8に示された番号印字ボックスは、各々が50個の証券印画を有するシート上の番号印字場所A1に対して特に設計される。この番号印字ボックスは、参照番号11〜17により夫々表された7個の番号印字輪を備える。付加的な番号印字輪および/または接頭記号印字輪が配備される得るが、単純化のために、これらは図8には示されていない。番号印字輪11〜17は夫々、通し番号の桁1〜桁7に対する番号印字輪に対応する。上述の如く桁3および桁4に対する番号印字輪13および14は、所定シーケンスの桁対を担持する二重番号印字輪として設計される。
番号印字輪11〜17はフレーム5内に支持された共通シャフト6上に取付けられ、各番号印字輪は上記シャフトにより画成された共通軸心Oを中心に回転し得る。第1の番号印字輪11に続き、付加的なカム輪10が配備される。このカム輪10の目的は以下において明らかとなろう。
回転輪10〜17は、該回転輪の継続的な回転を制御する起動メカニズムにより相互に連結される。この起動メカニズムは、シャフト6に固定された起動レバー1であって回転輪10〜17と同一の軸心Oを中心に回転する起動レバー1を備える。起動レバー1は一端に、当分野で公知の如く各番号印字ボックスを担持する番号印字シリンダ上に典型的に配置された(不図示の)対応起動用湾曲部もしくはカム上で転動するように設計された起動ロール1aを担持し、レバー1は起動中に循環運動を行う。起動レバー1の目的は、回転輪10〜17の継続的起動を開始することである。この目的の為に起動レバー1は、回転軸心Oを中心に回転可能に支持された捕捉担体4に対して連結され、この捕捉担体は、起動中にレバー1と同一の循環回転運動に従う。捕捉担体4は、回転輪10〜17の側面上に伸長する6個および3個の平行なフィンガ部材を夫々が備える2個の起動爪すなわち捕捉部2a、2bを支持する。両方の爪2a、2bは、両端部が捕捉担体4に固定された軸体3上に取付けられる。爪2a、2bは、該爪の平行フィンガ部材が回転輪10〜17の側面に存在するラチェットもしくはカム形部の方向に押圧されるように(不図示の)スプリングにより事前押圧され、第1起動爪2aは印字輪11、12、14、15、16および17と協働し、他方、第2起動爪2bは回転輪10、12および13と協働する。
カム輪10は、図9に詳細に示されると共に、その左側面上にラチェット形部10aを備えたディスクとして設計される。ラチェット形部10aは、10個の凹所100および1個の切欠き105を有する。このラチェット形部10aは、第2起動爪2bの第1フィンガ部材と協働する。
番号印字輪11は、図10に詳細に示される。それは、一連の10個の数字“0”〜“9”を担持する従来の10セグメント番号印字輪として設計される。カム輪10と同様に、番号印字輪11はその左側面上に、10個の凹所110および1個の切欠き115を有するラチェット形部11aを更に備え、切欠き115の位置は、数字“0”を印刷するように番号印字輪11が位置決めされたときに第1起動爪2aの第1フィンガ部材が切欠き115内に収まることにより、第1起動爪2aの次のフィンガ部材が、起動されるべき次続番号印字輪すなわち番号印字輪12のラチェット形部に対して接触する。
番号印字輪12は図11Aおよび図11Bに詳細に示される。本例において従来の番号印字輪と対照的に、印字輪12は、2個の連続する0を有する一連の数字“0”〜“9”、すなわち、“0−0−1−2−3−4−5−6−7−8−9”の11個の数字を担持する11セグメント番号印字輪として設計される。番号印字輪12はその左側面上に、11個の凹所120を有するが切欠きは有しないラチェット形部12aを更に備え、このラチェット形部12aは、第1起動爪2aの第2フィンガ部材と協働する。
番号印字輪12の右側面上には、1個の切欠き125を有するカム形部12bが更に配備される。このカム形部12bは、第2起動爪2bの第2フィンガ部材と協働すると共に、第2爪2bを選択的に起動または起動解除するために使用される。切欠き125の寸法は、番号印字輪12の2個の連続的セグメントに対してのみ、すなわち、印字輪12が2個の連続的な数字“0”のいずれか一方を印刷するために位置決めされたときに、第2起動爪2bの第2フィンガ部材が切欠き125内に収まることにより起動される。印字輪12の残りの各位置に対し、起動爪2bはカム形部12bの円形周縁部に当接し、押圧されて起動解除される。“起動解除”されている間、爪2bは、第1起動爪2aが印字輪14を起動することを阻止する結果、他の次続的な印字輪15〜17の一切の起動を阻止する。実際、この構成において起動爪2bは、第1起動爪2aが印字輪14のラチェット形部に向けて更に移動することを阻止する。以下の内容から理解される如く、百枚の連続的なシートの処理単位毎の間に1回のみ生ずる状況であって、番号印字輪11のラチェット形部11aの切欠き115および印字輪12のカム形部12bの切欠き125が第2起動爪2bに臨むとき(すなわち通し番号の桁1および桁2の両方が“0”に等しいとき)にのみ、起動爪2aは印字輪14、および続く印字輪の内の該当印字輪を起動し得る。
番号印字輪13および14は、図12Aおよび図12Bに詳細に示される。番号印字輪13および14は、二重番号印字輪13|14を形成するためにピン30により相互に固定される。両方の印字輪13および14は一連の数字“0−9−0−9−0−9−0−9−0−9−0−9”および“0−9−5−4−0−9−5−4−0−9−5−4”を夫々担持する12セグメント番号印字輪として設計され、これらの印字輪は、結果的な二重番号印字輪13|14が、一連の12個の桁対“0|0−9|9−5|0−4|9−0|0−9|9−5|0−4|9−0|0−9|9−5|0−4|9”、すなわち、既に上述された如く50個の証券印画を担持するシート上の番号印字場所A1のための対応する一連の桁対4|3である一連の桁対“0|0−9|9−5|0−4|9”の3倍を担持する様に、相互に組み合わされる。
図12Aに示された如く番号印字輪13の右側面上には、第2起動爪2bの第3の最後のフィンガ部材と協働する12個の凹所130を有するラチェット形部13aが配備される。このラチェット形部13aは選択的に番号印字輪14の左側面上に配備され、結果的に構成は同一であり、すなわち、番号印字輪13および14間に配設されたラチェット形部である。
図12Bに示された如く番号印字輪14の右側面上には、12個の凹所140と、相互に対して120°に分布された3個の切欠き145とを有するラチェット形部14aが配備される。このラチェット形部14aは、第1起動爪2aの第3フィンガ部材と協働する。ラチェット形部14a上の各切欠き145は、引き続く番号印字輪(すなわち番号印字輪15)の起動が実施されるべきとき、すなわち、本例における二重番号印字輪の完全な一回転毎に3回生ずる、桁対4|3が“0|0”から“9|9”へ切換わる(すなわち上述の“仮想的ゼロ”を通過する)ときに、第1起動爪2aの対応フィンガ部材が切欠き145に収まるように配置される。
番号印字輪15〜17は、図13に詳細に示される。それらは番号印字輪11の鏡像であり、すなわち、それらもまた一連の数字“0”〜“9”を担持する10セグメント番号印字輪として構成され、(左側面上ではなく)各印字輪の右側面上には、10個の凹所150、160、170および1個の切欠き155、165、175が設けられる。番号印字輪15、16、17上のラチェット形部15a、16a、17aは、第1起動爪2aの残りの3個のフィンガ部材と協働する。
各ラチェット形部の凹所間の間隙の深さ、各切欠きの深さ、および起動爪2a、2bの協働するフィンガ部材の長さは、次に記述される起動シーケンスに従い各回転輪を起動するように設計かつ寸法設定される。図8のボックスの起動原理は、異なる番号印字状況に対して回転輪10〜17の位置が概略的に示された図14A乃至図14Cにおいて概略的に示される。更に厳密には各図は、第1番目のシート(図14A)、第2番目、第91番目、第92番目、第93番目、第100番目および第101番目のシート(図14B)、および第102番目、第191番目、第192番目、第193番目、第200番目および第201番目のシート(図14C)を番号印字する間における回転輪10〜17の位置を示している。図14Aに表された如く、各図は左から右にかけて、カム輪10、一の位の番号印字輪11、十の位の番号印字輪12、百の位および千の位に対する二重番号印字輪13|14、一万の位の番号印字輪15、十万の位の番号印字輪16、および百万の位の番号印字輪17を示している。通し番号を構成する各数字は、暗色背景上の白色文字として示される。また、回転輪10〜17の夫々のラチェット形部10a〜17a、ならびに、印字輪12のカム形部12bも示される。更に、ラチェット形部上の灰色領域は、回転輪10、11、12、14、15、16および17のラチェット形部10a、11a、12b、14a、15a、16aおよび17aにおける上述の切欠き105、115、125、145、155、165および175の存在を概略的に示している。
単純化のために、図14A乃至図14Cにおいて各回転輪は番号印字セグメント間で等間隔で示される。但し、この識別実施形態において、図8〜図13に示された如く印字輪11および15〜17は10セグメント番号印字輪であり、印字輪12および印字輪13|14は夫々、11セグメント印字輪および12セグメント印字輪である。
これに加えて図14Aは、対応するラチェット/カム形部および切欠きと協働するフィンガ部材を備えた起動メカニズムの2個の起動爪2aおよび2bを概略的に示している。単純化のために、爪2a、2bは図14Bおよび図14Cには示されない。図14Aにおいて、たとえば、第1起動爪2aの第1、第3、第4および第5のフィンガ部材の端部は印字輪11、14、15および16のラチェット形部11a、14a、15aおよび16aの切欠き115、145、155および165と協働し、他方、第1起動爪2aの第2および第6のフィンガ部材の端部は印字輪12および17のラチェット形部12aおよび17aと夫々接触する。同様に、この図において、第2起動爪2bの第1および第3のフィンガ部材の端部は回転輪10および13のラチェット形部10aおよび13aと夫々接触する一方、第2起動爪2bの第2フィンガ部材の端部は印字輪12のカム形部12bの切欠き125と協働する。故に、図14Aに示された構成において第2起動爪2bは有効であると見做され、故に第1起動爪2aは自由に印字輪14〜17を起動する。
回転輪10〜17の起動は以下の如く行われる。
−通し番号X'1'000'000を担持する第1番目のシート(図14A)から開始し、印字輪11〜16は“0”番号印字位置に在る(印字輪12は、その第2の“0”番号印字位置に位置決めされる。他方、印字輪17は“1”番号印字位置に在り、この段階において第2起動爪2bが(印字輪12のカム形部12b上の切欠き125に対する第2起動爪の第2フィンガ部材の協働により)起動することにより、第1起動爪2aが印字輪14、15、16および17の起動を可能にし、この構成において第1起動爪2aは、印字輪11、13|14、15および16のラチェット形部11a、12a、14a、15aおよび16aと協働する。
−第1シートから第2シートへと切換わるとき(図14B)、第1起動爪2aは印字輪11、12、13|14、15、16および17の各々を下位の番号印字位置もしくは番号印字場所へ、すなわち、“0”、“0”、“0|0”、“0”、“0”、“1”から、“9”、“9”、“9|9”、“9”、“9”、“0”へ起動することにより、結果として通し番号は“X'1'000'000”から“X'0'999'999”へ変化し、この処理において第2起動爪2bもカム輪10を次続位置へ回転させ、これは、切欠き105を象徴する灰色領域の変位により概略的に示される。
−第2シートから第91シート(図14B)にかけて、第2起動爪2bの第2フィンガ部材はもはやカム形部12bの切欠き125に対面しないので爪は起動解除されると共に、第1起動爪2aは継続的に印字輪11および12を起動し、印字輪12は、印字輪11が番号印字位置“9”から“0”へと切換わる毎に下位の番号印字位置へ回転し、これにより、結果として通し番号は連続的に、第2シートに対する“X'0'999'999”から第91シートに対する“X'0'999'910”まで変化し、この処理時に、回転輪10、13|14および15〜17は起動されず且つ動かない。
−第91シートから第92シートに切換わるときに(図14B)、第1起動爪2aは印字輪11および12を下位の番号印字位置へと起動し、印字輪12はその最初の“0”番号印字位置へ回転することにより、次の反復のために第2爪2bを起動し、処理において通し番号は“X'0'999'910”から“X'0'999'909”へと変化する。
−第92シートから第93シートへと切換わるときに(図14B)、第1起動爪2aは印字輪11を下位の番号印字位置へ起動し、他方、第2起動爪2bは(切欠き125の壁部に対する爪の第2フィンガ部材の協働により)印字輪12の付加的起動を引き起こし、印字輪11はその第2の“0”番号印字位置へ回転する。この処理において、起動爪2bもまたカム輪10をその次続位置へ起動し、通し番号は“X'0'999'909”から“X'0'999'908”へ変化する。
−第93シートから第100シートにかけて(図14B)、第1起動爪2aは印字輪11を継続的に下位の番号印字位置へ、すなわち番号印字位置“8”から“1”まで7回起動する。他方、起動爪2bはカム輪10を継続的に次続位置へ7回起動し、この処理の最後に起動爪2bの第1フィンガ部材は、カム輪10のラチェット形部10aの切欠き105に対面しかつ切欠き105へ浸入し、この処理において通し番号は継続的に、“X'0'999'908”から“X'0'999'901”まで変化する。
−第100シートから第101シートに切換わるときに(図14B)、第1起動爪2aは印字輪11を“0”番号印字位置へと起動し、他方、第2起動爪2bは(カム輪10の切欠き105に対する爪2bの協働に依り)カム輪10および二重番号印字輪13|14の起動を引き起こすことにより、二重印字輪13|14の番号印字位置を“9|9”から“5|0”位置へ変化させる。結果として、通し番号は“X'0'999'901”から“X'0'995'000”へ変化する。
回転輪10〜17の起動は基本的に、第101シートから第201シートにかけて同様の様式で行われる。すなわち、
−第101シートから第102シートへと切換わるときに(図14C)、第1起動爪2aは印字輪11、12および13|14の各々を下位の番号印字位置へ、すなわち夫々、“0”、“0”、“5|0”から“9”、“9”、“4|9”へと起動することにより、結果として通し番号は“X'0'995'000”から“X'0'994'999”へ変化し、この処理において第2起動爪2bはカム輪10を次続位置へ回転させる。印字輪15、16および17は、第1爪2aが印字輪14のラチェット形部14a上の切欠き145のいずれにも対面せずかつ引き続く各印字輪のラチェット形部から離間するので起動されない。
−第102シートから第191シートにかけて(図14C)、第2起動爪2bは再び起動解除され、且つ第1起動爪2aは継続的に印字輪11および12を起動することにより、結果として通し番号は連続的に第102シートに対する“X'0'994'999”から第191シートに対する“X'0'994'910”まで変化し、この処理の間に回転輪10、13|14および15〜17は再び、起動されず且つ運動しない。
−第191シートから第192シートへと切換わるときに(図14C)、第1起動爪2aは印字輪11および12を下位位置へ起動し、印字輪12はその第1の“0”番号印字位置へ回転することにより第2爪2bを起動する。該処理において通し番号は“X'0'994'910”から“X'0'994'909”へ変化する。
−第192シートから第193シートへと切換わるときに(図14C)、第1起動爪2aは印字輪11を下位の番号印字位置へ起動し、他方、第2起動爪2bは印字輪12の付加的起動により印字輪12は第2の“0”番号印字位置へ回転する。この処理において、起動爪2bはカム輪10を、その次続位置へ起動し、通し番号は“X'0'994'909”から“X'0'994'908”へ変化する。
−第193シートから第200シートにかけて(図14C)、第1起動爪2aは印字輪11を継続的に下位の番号印字位置へ、すなわち番号印字位置“8”から“1”まで7回起動し、他方、起動爪2bはカム輪10を継続的に次続位置へ7回起動する。この処理において通し番号は“X'0'994'908”から“X'0'994'901”まで変化する。
−第200シートから第201シートに切換わるときに(図14C)、第1起動爪2aは印字輪11を“0”番号印字位置へ起動し、他方、第2起動爪2bはカム輪10および二重番号印字輪13|14の起動を引き起こす(第2起動爪2bは再びカム輪10の切欠き105内に浸入する)ことにより、二重印字輪13|14の番号印字位置を“4|9”から“0|0”位置へ変化させる。故に、結果として通し番号は“X'0'994'901”から“X'0'990'000”へ変化する。
この起動原理は、一連の二百枚のシート毎に反復される。
上述の番号印字ボックス構成および起動原理は全ての番号印字場所に対して同一であり、唯一の相違点は、二重番号印字輪13|14により担持された桁対のシーケンスに在る。
図8に示された番号印字ボックス構成の一つの単純化形態は、最初の通し番号(Start#)を識別の一連の番号に制限することに在る。より詳細には、減少方向の番号印字に対し、最初の通し番号が該通し番号の2個の最下位桁の夫々に対して9を有する番号(たとえば“X'1'000'000”ではなく“X'0'999'999”)であれば、桁対4|3は各処理単位の百枚の連続的シートの全てに対して同一のままである。たとえば、50個の証券印画を有するシート上の番号印字場所A1に対し、第1シートから第100シート(すなわち層1)は通し番号“X'0'999'999”〜“X'0'999'900”により番号印字され、処理単位全体の間において桁対4|3は“9|9”に等しく、他方、同一の番号印字場所A1に対して第101シート〜第200シート(すなわち層2)は通し番号“X'0'994'999”〜“X'0'994'900”により番号印字され、処理単位全体の中において桁対4|3は“4|9”に等しい。百万枚の証書の閉集合が“X'0'000'001”〜“X'1'000'000”に亙る通し番号で番号印字される先の番号印字例とは対照的に、この第2の例において百万枚の証書の閉集合はは“X'0'000'000”〜“X'0'999'999”に亙る通し番号で番号印字される。
最初の通し番号に関するこの僅かな制限によれば、十の位の番号印字輪はもはや11個のセグメントを有する必要はない。なぜなら、桁対4|3は、百枚の連続的シートに対して一回のみ、すなわち一つの層から次の層に切換わるときにのみ変化するからである。更に、先の例と比較して、桁対4|3のシーケンスは各番号印字場所に対して半分の長さに減少される。たとえば、50個の印画を各々が有するシート上の番号印字場所A1に対し、桁対4|3のシーケンスは単に“9|9−4|9”となる。このことは、二重番号印字輪もまた、この例ではシーケンス“9|9−4|9”を5回だけ担持する10セグメント番号印字輪として設計され得ることを意味する。
上記制限の結果は、図8に示された第2起動爪2bならびにカム輪10が、もはや必要とされないことである。図15Aは、50個の印画を有するシート上の場所A1に、減少方向番号印字方法を実施するための単純化された番号印字ボックスの概略図である。起動メカニズムは従来の機械的番号印字ボックスと同程度に単純であり、すなわち該メカニズムは、番号印字輪11〜17を起動する1個の起動爪2*のみを必要とする。図15Bは、第100、第101、第200、第201、第300および第301のシートを番号印字する間における図15Aの番号印字ボックスの各印字輪の位置を例示している。
図16Aは、40個の印画を有するシート上の場所A1に、減少方向番号印字に対して単純化された番号印字ボックス構成の別の実施形態の概略図である。この例において、番号印字場所A1に対する桁対4|3のシーケンスは“9|9−5|9−7|9−3|9”であり、該シーケンスは二重番号印字輪上で2回反復される。起動メカニズムは此処でも、従来の機械的番号印字ボックスと同様に、番号印字輪11〜17を起動する1個の起動爪2*を備える。図16Bは再び、第100、第101、第200、第201、第300および第301のシートを番号印字する間における図16Aの番号印字ボックスの各印字輪の位置を例示している。
単純化されたボックス構成は、増加方向の番号印字を実施するために設計され得る。数学的用語で表現すると、単純化された番号印字ボックス構成は、次の2事例が想定できる。
(i)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が10N−1に等しい開始番号から減少方向にされる、または、
(ii)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が0に等しい開始番号から増加方向に実施される。
上記事例において、所定シーケンスの各桁対は、次式により算出されるR個の別個の桁対DPを含む。
DP=DPSTART+α*[(r-1)*k*n*+((i-1)*n+(j-1))]
式中、
DPSTARTは、開始番号Start#の桁N+2および桁N+1により形成される桁対であり、且つ
Rは、桁対DPのシーケンスがそれ自体で当該処理単位の後で反復される処理単位の個数r(すなわち層周期)を表し、且つ次式により与えられる。
R=LCM(k*n;100)/k*n
同様に、図8の好適実施形態に関する先の番号印字ボックス構成は、以下の場合に必要とされる。
(i)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が10N−1とは異なる開始番号から減少方向に実施される、または
(ii)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が0とは異なる開始番号から増加方向に実施される。
これらの場合において、所定シーケンスの各桁対は、次式により算出される2*R個の別個の桁対DP1およびDP2を含む。
DP1=DPSTART+α*[(r-1)*k*n*+((i-1)*n+(j-1))]
DP2=DP1+α
上述の実施形態の内の任意の実施形態において、番号印字済みシートの更なる処理は次の如く行われる。
(i)上記番号印字原理に従い番号印字された後、処理単位毎に連続的に番号印字されたシートは、継続的に番号印字された10N枚の基材から成る連続的な積層体を形成すべく積層され、且つ
(ii)各積層体は、継続的に番号印字された個別的な証券のP個の包装体を形成すべく処理され、個別的な各証券は1個の証券印画を担持する。
積層体の処理は、(i)継続的に番号印字された10N枚の証券を各々が有するk*n個の個別的な束を形成するために、行および列に沿って各積層体を切断する工程、および(ii)継続的に番号印字された証券から成るP個の包装体を形成するために、B個の連続的な束を組合わせる工程を含む。包装体の形成に先立ち、各束は更に好適には帯封され得る。
本明細書において、添付の各請求項に記載の本発明の有効範囲から逸脱することなく、当業者に自明の種々の改変および/または改良が上述の各実施形態に対して為され得る。
本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第1番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第2番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第100番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第101番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第102番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第200番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第201番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および10行で配置され、各々が50個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第202番目のシートを表す。 シートに対する最初の3つの番号印字処理単位の後で得られる各々が百枚のシートから成る連続的な積層体の概略図。 シートに対する最初の3つの番号印字処理単位の後で得られる各々が百枚のシートから成る連続的な積層体の概略図。 シートに対する最初の3つの番号印字処理単位の後で得られる各々が百枚のシートから成る連続的な積層体の概略図。 図1Aに例示された如き50個の証券印画を有するシート上の各場所A1〜E10に対し、継続的に番号印字されたシート上に出現する通し番号の桁5、桁4および桁3の展開を要約する表。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および8行で配置され、各々が40個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第1番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および8行で配置され、各々が40個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第101番目のシートを表す。 図4Aおよび図4Bに例示された如き40個の証券印画を有するシート上の各場所A1〜D10に対し、継続的に番号印字されたシート上に出現する通し番号の桁5、桁4および桁3の展開を要約する表。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および5行で配置され、各々が25個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第1番目のシートを表す。 本発明の番号印字方法に従い番号印字されて5列および5行で配置され、各々が25個の証券印画を有するシートの概略図であり、番号印字された第101番目のシートを表す。 図6Aおよび図6Bに例示された如き25個の証券印画を有するシート上の各場所A1〜E5に対し、継続的に番号印字されたシート上に出現する通し番号の桁5、桁4および桁3の展開を要約する表。 図1A乃至図1Cに例示されたシート上の場所A1において番号印字方法を実施する番号印字ボックスの斜視図。 図6の番号印字ボックスのカム輪の斜視図。 図8の番号印字ボックスの一の位の番号印字輪の斜視図。 図8の番号印字ボックスの十の位の番号印字輪の一側の斜視図。 図8の番号印字ボックスの十の位の番号印字輪の反対側の斜視図。 図8の番号印字ボックスの百の位の番号印字輪の斜視図。 図8の番号印字ボックスの千の位の番号印字輪の斜視図。 図8の番号印字ボックスの一万の位の番号印字輪、十万の位の番号印字輪および百万の位の番号印字輪の斜視図。 図8の番号印字ボックスの起動原理を示す図。 図8の番号印字ボックスの起動原理を示す図。 図8の番号印字ボックスの起動原理を示す図。 本発明の番号印字方法を実施する番号印字ボックスの単純化実施形態の概略図。 図15Aの番号印字ボックスの起動原理を示す図。 本発明の番号印字方法を実施する番号印字ボックスの別の単純化実施形態の概略図。 図16Aの番号印字ボックスの起動原理を示す図。

Claims (13)

  1. 積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行に配置された複数の証券印画を基材上に含む複数の基材に番号印字する方法であって、
    証券印画の各々に通し番号(Serial#)を付与することにより、10N枚を処理単位として連続的な基材に番号印字する工程を含み、
    通し番号(Serial#)は次式により算出され、
    Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
    式中、
    Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
    αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
    rは、10N枚の連続的基材の処理単位を識別し、
    iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置される基材上の列および行を識別し、
    sは、番号印字されるべき証券印画が配置される基材を識別する番号であり、且つ
    関数MOD(x;y)は、xでyを除算した整数の余りを戻す所謂る法関数であり、
    上記通し番号(Serial#)の桁N+2および桁N+1は、桁N+2および桁N+1に対する所定シーケンスの桁対を担持する二重番号印字輪(13、14)の継続的起動により生成される基材に番号印字する、方法。
  2. (i)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が10N−1と異なる開始番号から減少方向に実施され、または
    (ii)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が0と異なる開始番号から増加方向に実施され、
    前記所定シーケンスの各桁対は、次式により算出される2*Rの別の桁対DP1およびDP2を含み、
    DP1=DPSTART+α*[(r-1)*k*n*+((i-1)*n+(j-1))]
    DP2=DP1+α
    式中、
    DPSTARTは、開始番号Start#の桁N+2および桁N+1により形成される桁対であり、且つ
    Rは、桁対DP1、DP2のシーケンスが該処理単位の後で反復される処理単位の数rを表し、且つ次式により与えられ、
    R=LCM(k*n;100)/k*n
    式中、LCM(x;y)はxおよびyの最小公倍数を戻す所謂る最小公倍数関数を表す、請求項1記載の方法。
  3. (i)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が10N−1に等しい開始番号から減少方向にされ、または
    (ii)番号印字は、桁N〜桁1により形成される開始番号Start#が0に等しい開始番号から増加方向に実施され、
    上記所定シーケンスの各桁対は、次式により算出されるRの別の桁対DPを含み、
    DP=DPSTART+α*[(r-1)*k*n*+((i-1)*n+(j-1))]
    式中、
    DPSTARTは、開始番号Start#の桁N+2および桁N+1により形成される桁対であり、且つ
    Rは、桁対DPのシーケンスが処理単位の後で反復される処理単位の数rを表し、且つ次式により与えられ、
    R=LCM(k*n;100)/k*n
    式中、LCM(x;y)はxおよびyの最小公倍数を戻す所謂る最小公倍数関数を表す、請求項1記載の方法。
  4. 各処理単位rは百枚の連続的な基材を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 複数のシートまたは反復的長さを有するウェブの形態の複数の基材であって、積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行に配置された証券印画を各々が含む複数の基材を処理する方法であって、
    −請求項1乃至4のいずれか一項に記載の番号印字方法に従って、10N枚を処理単位としての連続的基材に番号印字する工程、
    −継続的に番号印字された10N枚の基材から成る連続的な積層体を形成するために、継続的に番号印字された各処理単位の基材を積層する工程、
    −継続的に番号印字された10N枚の証券から成り、各証券が1個の証券印画を担持するk*n個の個別的な束を形成するために、行および列に沿って各積層体を切断する工程、および
    −継続的に番号印字された個別的な証券から成るP個の包装体を形成するために、B個の連続的な束を組合わせる工程を含む、基材を処理する方法。
  6. 前記包装体の形成に先立ち、証券の各束を帯封する工程を更に含む、請求項5記載の方法。
  7. シート送出またはウェブ送出印刷機械において、積k*nが10または25の整数倍であるk列およびn行に配置された複数個の証券印画を含む複数の基材を活版印刷で番号印字する番号印字ボックスであって、
    当該番号印字ボックスは、次式により与えられるdの桁から成る通し番号(Serial#)を各基材上の所定場所に付与し、
    Serial#=Start#+α*[(r-1)*k*n*10N+((i-1)*n+(j-1))*10N+MOD(s-1;10N)]
    式中、
    Start#は、番号印字が開始する開始番号であり、
    αは、番号印字が減少方向または増加方向のいずれに向けて実施されるかに依存して-1または+1であり、
    rは、10N枚の連続的な基材の処理単位を識別し、
    iおよびjは夫々、番号印字されるべき証券印画が配置される基材上の列および行を識別し、
    sは、番号印字されるべき証券印画が配置される基材を識別する番号であり、且つ
    関数MOD(x;y)は、xでyを除算した整数の余りを戻す所謂る法関数であり、且つ
    当該番号印字ボックスは、桁1〜桁Nに対するN個の番号印字輪(11、12)と、所定シーケンスの桁対を担持する桁N+2および桁N+1に対する1個の二重番号印字輪(13、14)と、桁N+3〜桁dに対するd-N-2個の番号印字輪(15、16、17)とを含むd-1個の番号印字輪(11〜17)を含む、番号印字ボックス。
  8. 前記番号印字輪(11〜17)の継続的な起動のための機械的起動手段(1、1a、2a、2b、3、4、2*)を含む、請求項7記載の番号印字ボックス。
  9. 二重番号印字輪(13、14)は、相互に対して確実に固定された2個の番号印字輪により形成されている、請求項7または8に記載の番号印字ボックス。
  10. 請求項3記載の番号印字方法を実施し得る請求項7乃至9のいずれか一項に記載の番号印字ボックスであって、
    桁1〜桁N-1に対する番号印字輪(11)および桁N+3〜桁dに対する番号印字輪(15、16、17)は数字“0”〜“9”のシーケンスを担持する10セグメント番号印字輪であり、且つ
    桁Nに対する番号印字輪(12)は、2個の連続的な数字“0”を有する数字“0”〜“9”のシーケンスを担持する11セグメント番号印字輪である、番号印字ボックス。
  11. 請求項4記載の番号印字方法を実施し得る請求項7乃至9のいずれか一項に記載の番号印字ボックスであって、
    桁1〜桁Nに対する番号印字輪(11、12)および桁N+3〜桁dに対する番号印字輪(15、16、17)は10セグメント番号印字輪である、番号印字ボックス。
  12. 前記桁対の所定シーケンスは、mを1〜10の間の整数として、前記二重番号印字輪(13、14)上でm回反復される、請求項7乃至11のいずれか一項に記載の番号印字ボックス。
  13. 前記二重番号印字輪(13、14)は、8セグメント、10セグメントまたは12セグメントの番号印字輪である、請求項12記載の番号印字ボックス。
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