JP2008541734A5 - - Google Patents

Claims (24)

1つ以上の真核細胞種のin vitro増殖を補助するための方法であって、
天然の基底膜又は基底膜合成細胞によって培養物中に生産された基底膜様基質を含む粒子に前記細胞種の細胞を播種する工程、及び
前記播種した細胞の増殖に適切な条件下で、前記播種した細胞をin vitroで培養する工程
を含み、前記粒子が約500μm未満の大きさである、方法。

前記粒子が、約50μmから400μmの範囲の平均径を有する、請求項１に記載の方法。

前記粒子が天然の基底膜を含む、請求項１に記載の方法。

前記天然の基底膜が精細管に由来する、請求項３に記載の方法。

前記天然の基底膜が、血管、血管周囲の組織、胎盤、肺、皮膚、及び骨髄組織又は骨/骨髄接触面からなる群から選択される組織に由来する、請求項３に記載の方法。

前記粒子が、少なくともコラーゲンタイプIV及びラミニンからなる規則的に相互作用する分子のネットワークを含む基底膜様基質を含む、請求項１に記載の方法。

前記方法が、前記細胞が播種されている粒子の調製をさらに含み、前記調製が、基底膜合成細胞を適切なビーズに接着させて、基底膜成分の発現及び分泌に適切な条件下でビーズに結合した細胞を培養することによって、基底膜様基質に少なくとも部分的に被覆されたビーズを含む粒子を生産する工程を含む、請求項１に記載の方法。

前記基底膜合成細胞が、前記細胞を播種する前に前記粒子から除去されるか又は破砕される、請求項７に記載の方法。

前記基底膜様基質が安定化されている、請求項６に記載の方法。

前記基底膜合成細胞が、増殖させようとする細胞とビーズ上で共培養される、請求項６に記載の方法。

前記基底膜合成細胞が、内皮細胞、ケラチノサイト、シュヴァン細胞、セルトーリ細胞、骨芽細胞、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項６に記載の方法。

前記播種した細胞が、内皮細胞、皮膚の線維芽細胞、筋芽細胞、及び心筋芽細胞からなる群から選択される、請求項１に記載の方法。

前記播種した細胞が、胚性幹細胞、成体間葉幹細胞、及び臍帯血細胞からなる群から選択される、請求項１に記載の方法。

前記基底膜合成細胞がセルトーリ細胞であり、前記播種した細胞が精原幹細胞である、請求項７に記載の方法。

前記基底膜合成細胞が骨芽細胞であり、前記播種した細胞が造血幹細胞である、請求項７に記載の方法。

基底膜合成細胞によって培養物中に生産された基底膜様基質に少なくとも部分的に被覆されたビーズを含む、約500μm未満の大きさの粒子の調製物。

前記粒子が約50μmから400μmの範囲の平均径を有する、請求項１６に記載の調製物。

前記基底膜様基質が、少なくともコラーゲンタイプIV及びラミニンからなる規則的に相互作用する分子のネットワークを含む、請求項１６に記載の調製物。

前記粒子が、基底膜合成細胞を適切なビーズに接着させて、基底膜タンパク質の発現及び分泌に適切な条件下でビーズに結合した細胞を培養することを含む工程によって調製される、請求項１６に記載の調製物。

前記基底膜合成細胞が内皮細胞、ケラチノサイト、シュヴァン細胞、セルトーリ細胞、骨芽細胞、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項１９に記載の調製物。

天然の基底膜を含む、約500μm未満の大きさを有する粒子の調製物。

前記粒子が約50μmから400μmの範囲の平均径を有する、請求項２１に記載の調製物。

前記天然の基底膜が精細管に由来する、請求項２１に記載の調製物。

前記天然の基底膜が、血管、血管周囲の組織、胎盤、肺、皮膚、及び骨髄組織又は骨/骨髄接触面からなる群から選択される組織に由来する、請求項２１に記載の調製物。