JP2008539962A - 医療用具 - Google Patents

医療用具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008539962A
JP2008539962A JP2008511292A JP2008511292A JP2008539962A JP 2008539962 A JP2008539962 A JP 2008539962A JP 2008511292 A JP2008511292 A JP 2008511292A JP 2008511292 A JP2008511292 A JP 2008511292A JP 2008539962 A JP2008539962 A JP 2008539962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular member
shaft
distal
lumen
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008511292A
Other languages
English (en)
Inventor
リン カービー、ウォルター
ウェッブ、ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boston Scientific Limited
Original Assignee
Boston Scientific Limited
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boston Scientific Limited filed Critical Boston Scientific Limited
Publication of JP2008539962A publication Critical patent/JP2008539962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0009Making of catheters or other medical or surgical tubes
    • A61M25/0014Connecting a tube to a hub
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0021Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
    • A61M25/0051Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids made from fenestrated or weakened tubing layer
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0097Catheters; Hollow probes characterised by the hub
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M2025/0098Catheters; Hollow probes having a strain relief at the proximal end, e.g. sleeve
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

代替シャフト構成、構造体、アセンブリを含む医療用具およびその製造方法。例えば、一部のシャフト構成は、内管状部材および外管状部材の使用に関係する。また、一部の代替遠位先端構造体、アセンブリ、および、長形医療用具の方法が開示される。また、一部の代替構造体、アセンブリ、および、近位シャフト構造と、医療用具に対するマニホールドとの結合に関する方法が開示される。例えば、医療用具のシャフトには、マニホールド・アセンブリ上の構造体と合わさるようになっているフレア近位部分が設置されることができる。また、マニホールド・アセンブリは、種々の構造体、例えばシャフトのフレア部と合わさるようになっている、突出部および/または窪み部分を含むことができる。

Description

本発明は一般に、医療用具に関する。更に詳しくは、本発明は、管腔を画定する長形シャフトを含む、カテーテルなどの医療用具に関する。
長形医療用具は一般に、患者の生体組織内の通り抜け、および/または患者の生体組織内での治療を容易にするために使用される。カテーテル、内視鏡などの体腔内での使用に向けた様々な長形医療用具が過去数十年にわたって開発されている。患者の生体組織は非常に曲がりくねっていることから、このような用具において幾つかの性能上の特長を兼ね備えることが望ましいことが多い。例えば、用具は、特に近位端の近傍では相対的に高レベルの押出し性およびトルク性を有することが望ましいことがある。また、用具は、特に遠位端の近傍では相対的に可撓性があることが望ましいことがある。各々が特定の長短所を有する幾つかの異なる長形医療用具構造体およびアセンブリが知られている。しかしながら、現在、代替長形医療用具構造体、アセンブリ、および方法を提供する必要性が継続的にある。
例えば、医療用具用の幾つかの異なる軸構造体、アセンブリ、および方法が知られているが、現在、知られているものに対する代案を提供する必要性が継続的にある。更に、医療用具用の異なる遠位先端構造体、アセンブリ、および方法が知られているが、やはり、現在、代案を提供する必要性が継続的にある。さらに、カテーテル上になど、医療用具上にマニホールドおよび/またはハブおよび歪み除去アセンブリを設置することが一般的に知られている。しかしながら、現在、マニホールドを医療用具に結合する代替構造体、アセンブリ、および方法を提供する必要性が継続的にある。
本発明は、カテーテルなど、医療用具用設計、材料、および製造法の種々の代案を提供する。いくつかの実施形態は、カテーテルなど、長形医療用具用代替シャフト構造体、アセンブリ、及び方法を提供することに関係する。他の実施形態は、長形医療用具用の代替遠位先端構造体、アセンブリおよび方法に関係する。いくつかの付加的な実施形態は、近位シャフト構造および医療用具とのマニホールドの結合に関する代替構造体、アセンブリ、および方法に関係する。
いくつかの実施形態の上記の要約は、本発明の各開示された実施形態または全ての実行例を説明することを意図したものではない。以下の図、詳細な説明によって、更に詳しくこれらの実施形態が例示される。
本発明は、添付図面に関連して本発明の様々な実施形態の詳細な説明を考慮するとより完全に理解することができる。
本発明は、様々な改変例および代替形態に修正可能であるが、本発明の細目は、図面においては一例として示したものであり、詳細に説明される。しかしながら、本発明を説明する特定の実施形態に限定することを意図したものではないことを理解されたい。それどころか、本発明の精神および範囲に該当する全ての改変、均等物、および代案を包含することを意図する。
以下の定義する用語について、これらの定義は、異なる定義が特許請求の範囲または本明細書の他の場所で与えられていない限り、適用されるものとする。
全ての数値は、明示的に示しているか否かを問わず、「約」という語によって改変されることが想定されている。「約」という語は一般に、当業者であれば詳細に記述する値と同等(即ち、同じ機能または結果を有する)と考える数字の範囲を指す。多くの例において、「約」という語は、最も近い有効数字に四捨五入される数字を含むことができる。
終点による数字範囲の詳細な記述には、その範囲内の全ての数字が含まれる(例えば、1から5では、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、および5を含む)。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるとき、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈から別段の明らかな指示がない限り、複数形の対象物を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「または」という語は、文脈から別段の明らかな指示がない限り、一般的に、「および/または」を含むその意味において採用されている。
以下の詳細な説明は、異なる図面の類似の要素が同じ番号が付されている図面を参照しながら読まれたい。図面は必ずしも縮尺通りではないが、例示的な実施形態を示しており、且つ本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
ここで、1つの例示的な実施形態に係る医療用具10を示す図1および図2を参照する。一般に、本医療用具は、カテーテル10であることができ、中心軸、つまり縦軸xに沿って延在する略長形のシャフト12を含むことができる。軸xはカテーテル10の長さに沿って延在しており、必ず、シャフト12の形状および/または湾曲に従う。シャフト12は、近位端18を有する近位部分16と、遠位端22を有する遠位部分20とを含むことができる。遠位部分20には遠位先端部28が配置されることができ、且つ近位部分16にはマニホールド・アセンブリ14が結合されることができる。
初期事項として、医療用具10は、血管内カテーテル10として、特に供給カテーテル、案内カテーテル、および/または診断用カテーテルとして示されているが、これは、例示のみを目的としたものであることを認識されたい。本発明の種々の態様を実施する他の医療用具は、実質的には長形管腔を画定し、且つ随意的にマニホールドを含む任意の医療用具に関係することができる。他の実施形態は、バルーン・カテーテル、アテローム切除術カテーテル、薬剤供給カテーテル、ステント送達カテーテル、内視鏡、イントロデューサー・シース、流体供給用具、他の点滴または吸引用具、用具送達(即ち、移植)用具などの医療用具に関係することができる。したがって、以下の図および説明は、供給カテーテル、案内カテーテルおよび/または診断用カテーテルを対象としている。他の用途においては、構造体および直径および/または長さに関するサイズは、特定の用具の所望の特性によっては大きく異なる場合がある。
さらに、シャフト12、マニホールド・アセンブリ14、および遠位先端部28は一般に、幅広い種類の構造体および/または構成を含むことができることを認識されたい。本願で示すとともに説明する特定の構成および構造体は一例としてのみであり、且つ請求されるような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、幅広い種類の代替構造体および/または構成を用いることができることを理解されたい。
このようなことを理解した上で、以下は、当該の構造体を含むカテーテル10の一部の例示的な実施形態を論じたものである。第1に、シャフト構造12の例示的な実施形態を論じ、遠位先端部28の構造の少なくとも一部の例を論じる。その後、シャフト12およびマニホールド・アセンブリ14の構造およびマニホールド・アセンブリ12をシャフト12の近位部分16に取り付ける方法の例示的な実施形態に関して論じる。
シャフト12は、所期の目的によっては、カテーテル10の所望の特性が得られるように製造され、構造体を含み、且つ各種材料で作られることができる。例えば、シャフト12は、例えば患者の脈管構造を介して、要望どおりにカテーテル10を操作する上で妥当な、所望のレベルの可撓性、トルク性、および/または他の特性を維持するように供給および/または製造されることができる。この点を踏まえて、本願などで特に論じるものを含め、用いることができるシャフト構造の広範囲にわたる可能性があることを理解されたい。適切な供給カテーテル、案内カテーテルおよび診断用カテーテル・シャフトの構造および材料の一部の他の例は、米国特許第5,569,218号明細書、米国特許第5,603,705号明細書、米国特許第5,674,208号明細書、米国特許第5,680,873号明細書、米国特許第5,733,248号明細書、米国特許第5,853,400号明細書、米国特許第5,860,963号明細書、米国特許第5,911,715号明細書、米国特許第6,866,665号明細書に見出されることができ、これらの特許の全ての開示内容全体は、引用により本願に組み入れられる。シャフトの構造の一部のさらなる例としては、米国特許出願第10/238,227号明細書(米国特許出願公開第2004−0045645号明細書)において開示されているものがあり、やはり、この特許は、引用により本願に組み入れられる。
シャフト12は、例えば、血管内挿入および通り抜けを可能にするために、所望の使用に妥当な長さおよび外径を有することができる。例えば、一部の実施形態においては、シャフト12は、約1cmから300cmまで、またはそれ以上の範囲、または、一部の実施形態においては、約20cmから250cmまでの範囲の長さと、約30.48cm(1フィート)から約609.6cm(20フィート)までの範囲、一部の実施形態においては、30.48cm(1フィート)から304.8cm(10フィート)までの範囲の外径を有することができる。更に、略円形の外径と円形の横断面形状とを含むと示しているが、シャフト12は、本発明の精神から逸脱することなく、他の外径および/または横断面形状または種々の形状の組み合わせを含むことができることを認識することができる。例えば、略管状シャフト12の外径および/または横断面形状は、所望の特性によっては、楕円、矩形、正方形、三角形、多角形など、または、その組み合わせ、または、任意の他の適切な形状とすることができる。
一部の実施形態においては、カテーテル10は、患者の小さな生体組織内での使用に向けて適合、および/または構成されているシャフト12を含むマイクロカテーテルであることができる。例えば、一部の実施形態は、曲がりくねり、および/または狭い血管に位置する目標物を治療する際に特に有用である。このような血管の一部の例としては、神経血管系内、冠血管系内の特定の部位内、または、表層大腿動脈、膝窩動脈、または腎動脈など末梢血管系内の部位内の血管を挙げることができる。一部の実施形態における目標部位は、曲がりくねった血管路、例えば、約90℃の屈曲部より大きい場合がある複数の曲げ部または屈曲部を含み、且つ直径が約8mm以下の範囲、場合によってはわずか2mmから3mmまでまたは以下である血管を伴う血管路、もしくはそれらのいずれか一方を介してのみアクセス可能である、脳内の部位などの神経血管部位である。この点を踏まえて、シャフト12は、約30.48cm(1フィート)から121.92cm(4フィート)までの範囲の外径を含むことができる実施形態もある。
しかしながら、カテーテル10は、患者の生体組織内の他の目標部位内で使用されることができ、その場合、シャフト12は、そのように適合される実施形態もある。例えば、カテーテル10は、消化系、つまり、柔らかい組織での他の用途、または、医療用用途に向けた組織内への挿入を含む任意の他の用途に適合されることができ、また、シャフト12は、当該の用途に妥当に適合されることができる。例えば、いくつかの実施形態においては、カテーテル10は、イントロデューサー・シースとして使用されることができ、その場合、シャフト12は大幅に短尺化したものであることができる。また、カテーテル10は、特定の用途および/または手順に適合されたさらなる構造体および材料を含むことができる。さらに、いくつかの他の実施形態においては、シャフト12は、カテーテル10の所望の機能および特性によっては、膨張部材または固定部材、用具展開部材、センサー、光学素子、切除用具など、または、幅広い種類の他の構造体のいずれなどのさらなる用具または構造体を含むことができる。
ここで図2を参照すると、少なくとも一部の実施形態においては、シャフト12は、縦軸xに沿ってシャフト12の長さを拡張する少なくとも1つの管腔15を含む略管状の構造を有することができる。また、これは、マニホールド・アセンブリ14がないシャフト12の部分横断面図である、図3を参照すると分かる。管腔15は、シャフト12の内面11によって画定されることができ、且つ流体を伝達するか、または、一部の実施形態においては、ガイド・ワイヤ、ステント、コイル(塞栓コイルなど)、治療用粒子(塞栓粒子など)、切除用具、または、別のカテーテル、例えば、診断用カテーテル、バルーン・カテーテル、ステント送達カテーテルなど、およびその他など、別の医療用具を受け取ることができる内径を有することができる。一部の実施形態においては、管腔15は、約30.48cm(1フィート)から約304.8cm(10フィート)までの範囲の外径を有する別の医療用具に対応するように適合、および/または構成されることができる。
この実施形態においては、シャフト12は、内管状アセンブリおよび/または部材24と、内管状部材24の少なくとも一部の周りに配置された外管状アセンブリおよび/または部材26とを含む略管状の構造を含む。しかしながら、これは一例としてのみであることを理解されたい。内管状部材24は、シャフト12の内面11を少なくとも部分的に画定し、したがって管腔15を画定する。
内管状部材24は、遠位部分20内の地点からシャフト12の近位部分16内の地点まで延在することができる。内管状部材24の長さは、例えばシャフト12の長さ、内管状部材24の所望の特性および機能、および他の当該のパラメータによって変わる可能性がある。いくつかの実施形態においては、内管状部材24は、実質的にシャフト12の長さ全体、例えば、近位端18近傍の地点から遠位端22近傍の地点まで拡張することができる。例えば、内管状部材24の長さを、約1cmから300cmまで、またはそれ以上の範囲、または、いくつかの実施形態においては、約20cmから250cmまでの範囲とすることができる。
図3を参照すると、内管状部材24は、近位部分33と遠位部分35とを含むことができる。近位部分33および遠位部分35は、内管状部材24の任意の近位部または遠位部であることができるが、場合によっては、部分33/25は、内管状部材24および外管状部材26の相対位置に対して画定されることができる。例えば、遠位部分35は、外管状部材26の遠位端39を超えて遠位に延在する内管状部材24の任意の部分であることができ、一方、近位部分35は、外管状部材26の遠位端39内に、または、外管状部材26の遠位端39の近位に配置される内管状部材24の任意の一部であることができる。いくつかの実施形態においては、遠位部分35は、0.5cm以上の範囲、または約1cm以上、または2cm以上の範囲、いくつかの実施形態においては約3cmから約20cmまでの範囲の長さを有することができる。いくつかの実施形態においては、遠位部分35は遠位先端部28構造部内に配置され、および/または遠位先端部28構造部の一部であるか、または、遠位先端部28構造部の一部であるか、または、そうでない場合には遠位先端部28構造部を含むことができ、その一部の例について以下でより詳細に論じる。
内管状部材24は、例えば、管腔15を画定する、即ちサイズが約0.0254cm(0.01インチ)から約0.127cm(0.05インチ)までの範囲、または、サイズが約0.0381cm(0.015インチ)から約0.0762cm(0.03インチ)までの範囲、または、サイズが約0.04064cm(0.016インチ)から約0.06604cm(0.026インチ)までの範囲の内径を有することができる。しかしながら、先に示したように、管腔15(内管状部材24の内径によって画定)は、他の材料、流体、または医療用具をその中に受け入れるように適合、および/または構成される(例えば、サイズ決定する)ことができ、この点を踏まえると、管腔15のサイズは、所望の特性および所期の用途によって変わる可能性がある。
また、内管状部材24は、サイズが約0.02794cm(0.011インチ)から約0.1397cm(0.055インチ)までの範囲、またはサイズが約0.0381cm(0.015インチ)から約0.0762cm(0.03インチ)までの範囲、またはサイズが約0.04826cm(0.019インチ)から約0.07366cm(0.029インチ)までの範囲である外径を有することができる。しかしながら、これらの寸法は、例示的な実施形態としてのみ呈示されるものであり、且つ他の実施形態においては、内管状部材24の内径および外径のサイズは、用具の所望の特性および機能によっては、示された寸法から大きく変わる可能性があることを理解されたい。
シャフト12の内管状部材24または他の部分は、カテーテル10の所望の特性および機能によっては1つ以上のさらなる管腔を画定することができ、当該のさらなる管腔は、所望の特性および機能によっては、管腔15と同じかまたは管腔15と異なるものとして成形され、サイズ決定され、適合され、および/または構成されることができる。
内管状部材24は、幅広い種類の材料および/または構造体を含み、且つ幅広い種類の材料および/または構造体で製造されるか、もしくは、幅広い種類の材料および/または構造体を含むか、または、幅広い種類の材料および/またはで製造されることができる。内管状部材24は、単層管状構造または多層管状構造、または、その組み合わせを有することができる。例えば、内管状部材24は、単一の材料層によって形成された単一管状部材することができるか、または、1つの実施形態においては、複数の管状部材、および、同じおよび/または異なる組み合わせにおいて内管状部材24を成すことができる複数の材料層、もしくは、複数の管状部材、または、同じおよび/または異なる組み合わせにおいて内管状部材24を成すことができる複数の材料層によって形成されることができる。更なる他の実施形態においては、内管状部材24のうち、単一の層構造を含むことができる部分もあれば、多層構造を含むことができる部分もある。適切な材料の一部の例としては、高分子、金属、金属合金、または、その合成物または組み合わせがあるが、これらに限定されない。
一部の適切な高分子の一部の例としては、ポリオキシメチレン(POM)、テレフタル酸ポリブチレン(PBT)、ポリエーテル・ブロック・エステル、ポリエーテル・ブロック・アミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK)、ポリイミド、ポリアミド、硫化ポリフェニレン(PPS)、酸化ポリフェニレン(PPO)、ポリスホン、ナイロン、パーフルオロ(プロピル・ビニル・エーテル)(PFA)、ポリエーテル・エステル、変性ポリオレフィン樹脂など、一部の接着樹脂、高分子/金属合成物など、または、それらの混合物、配合物、または組み合わせを挙げることができるがこれらに限定されるものでなく、また、潤滑性高分子を含むか、または、潤滑性高分子で構成されることができる。一部の他の潜在的に適切な高分子材料としては、外管状部材26に関連して以下に記載されるものを挙げることができる。適切なポリエーテル・ブロック・エステルの一例は、商標ARNITELで販売されており、ポリエーテル・ブロック・アミド(PEBA)の1つの適切な例は、ペンシルバニア州バーズボロのATOMCHEM POLYMERSから商標PEBAX(登録商標)で販売されている。一部の実施形態においては、接着樹脂は、例えば、連結層としておよび/または構造体の材料として使用されることができる。適切な接着樹脂の一例は、Mitsui Chemicals America,Inc.から商標ADMER(登録商標)で販売されている変性ポリオレフィン樹脂である。さらに、高分子材料は、一部の例においては液晶高分子(LCP)と配合されることができる。例えば、いくつかの実施形態においては、混合物は約5%のLCPまで含むことができる。これは、いくつかの実施形態においてはトルク性を高めることが既に分かっている。
適切な材料および金属合金の一部の例としては、304Vステンレス鋼、304Lステンレス鋼、316Lステンレス鋼など、ステンレス鋼、超弾性(即ち、擬弾性)または線形弾性ニチノールなどのニッケルチタン合金、ニッケルクロム合金、ニッケルクロム鉄合金、コバルト合金、タングステンまたはタングステン合金、タンタルまたはタンタル合金、金または金合金、MP35−N(約35%のNi、35%のCo、20%のCr、9.75%のMo、最大1%のFe、最大1%のTi、最大0.25%のC、最大0.15%のMn、および最大0.15%のSiという組成を有する)など、または、他の適切な金属、または、それらの組み合わせまたは合金を挙げることができる。いくつかの実施形態においては、溶接、半田付け、ろう付け、圧接、摩擦嵌合、接着などの金属結合法に適切な金属または金属合金を使用することが望ましい。
図3を参照すると、内管状部材24の少なくとも一部は、多層管状構造を有することができる。図示する例は、内層34と、内層34の周りに配置された中間層32と、中間層32の周りに配置された補強層31と、補強層31と中間層32との周りに配置された外層30とを含む。内管状部材24の所望の特性によって、1つ以上の補強層の有無を問わず、層数を加減することができることを理解されたい。さらに、他の実施形態においては、層は、所望の特性を達成するために異なる方法で配設されることができる。例えば、補強層31は、異なる半径方向の位置に配置されることができるか、全体的に別の層内に配置されることができるか、内管状部材24の外面上に配置されることができるか、または、先に示したように、単になしとすることができる。さらに、層30、32、34について説明しているが、これらの層は別々に設けられることができるが、単一および/または単体の層および/または構造体を形成することができる。複数の層、例えば、層30、31、32、34の一部または全ては、適切な材料、例えば、内管状部材24内での使用に向けて先に論じたもので作られることができる。
一部の実施形態においては、内層34は、例えば、HDPEまたはPTFEなどの潤滑性高分子、または、パーフルオロアルキル・ビニル・エーテル(PFA)(更に詳しくは、パーフルオロプロピル・ビニル・エーテルまたはパーフルオロメチル・ビニル・エーテル)などを有するテトラフルオロエチレンの共重合体を含むことができる。一部の特定の実施形態においては、内管状部材24の長さを延長することができるPTFE管が内層34として使用される。
さらに、いくつかの実施形態においては、中間層32および外層30は各々、個々に、撓み高分子、例えば、約5Dから約90Dまでの範囲のジュロメーターを有する高分子材料を含むことができる。例えば、中間層32および/または外層30は、PEBA、ポリエーテル・エステル・エラストマー、または他の同様の材料の1つまたはそれ以上の管状セグメントを含むか、またはPEBA、ポリエーテル・エステル・エラストマー、または他の同様の材料の1つまたはそれ以上の管状セグメントで構成されることができる。中間層32および/または外層30の形成に使用される材料のジュロメーターは、所望の特性によっては、同じものとすることができるか、または、互いに異なるものとすることができる。例えば、中間層32は、内管状部材24の少なくとも一部に沿って外層30材料よりも高いジュロメーターを有する材料で作られることができる。他の実施形態においては、逆のことが当てはまる場合があり、更なる他の実施形態においては、2つの層30/32は、同じまたは同様の可撓性特性を有する材料を含むことができる。
いくつかの実施形態においては、層30/32の一方は、複数の中間層32および/または外層30の異なる長手方向の部分に異なる度合いの可撓性を与えるために、異なる可撓性特性を有する材料を含む複数の管状セグメントで構成されることができる。例えば、一部の実施形態においては、層30/32の一方または両方は、1つ以上の近位セグメント(例えば、43/47)と、1つ以上の遠位セグメント(例えば、45/45)とを含むことができる。場合によっては、一方または両方の層30/32における1つ以上の近位セグメント(例えば、43/47)は、各々または両方のそれぞれの層30/32の遠位セグメント(例えば、45/45)内に含まれた材料よりも高いジュロメーターを有する材料を含むことができる。このような構造は、例えば、内管状部材24のより遠位部分をより可撓性とするために用いられることができる。また、このような構成は、例えば、可撓性遠位先端構成またはその一部を実現する際に有用である可能性がある。
例えば、図3に示す実施形態を参照すると、中間層32は、約40Dから約70Dまでの範囲のジュロメーターを有する、PEBA、ポリエーテル・エステル・エラストマー、または他の同様の材料など、可撓性高分子を含む近位部分43を含み、および/または約40Dから約70Dまでの範囲のジュロメーターを有する、PEBA、ポリエーテル・エステル・エラストマー、または他の同様の材料など、可撓性高分子からなる近位部分43を含むことができる。中間層32は、約15Dから約30Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子を含む遠位部分45を含み、および/または約15Dから約30Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子からなる遠位部分45を含むことができる。さらに、外層30は、約25Dから約55Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子を含む近位部分47を含み、および/または約25Dから約55Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子からなる近位部分47を含むことができる。また、外層30は、約15Dから約35Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子を含む遠位部分49を含み、および/または約15Dから約35Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子からなる遠位部分49を含むことができる。
1つ以上の補強層31は、存在する場合には、内管状部材24に所望の特性を与えるために、任意の適切な材料および構造体で構成されることができる。補強層31は、所望の特性を与えるようになっている材料および/または構造体を含む、例えば、編組、コイル、フィラメント、ワイヤ、または当該の構造体の連続などを含むことができる1つ以上の支持部材を含むことができる。補強層を構成する適切な材料の例としては、先に論じたものなどの高分子、金属、または金属合金など、または、幅広い種類の他の適切な材料のいずれかかがある。
いくつかの実施形態においては、補強層31はコイル31であることができる。コイル31は、所望のトルク、可撓性および/または他の特性を達成するために妥当な寸法および形状を有する長形フィラメント(例えば、ワイヤ、リボンなど)で形成されることができる。例えば、コイル31の形成に使用されるフィラメントは、円形、平坦、楕円、矩形、正方形、三角形、多角形など、または任意の適切な形状であることができる。コイル31は、従来の巻装技術によって螺旋状に巻回されることができる。コイル31の隣接する巻きのピッチは、各巻回部が次の巻回部に触れるように緩みなく巻回されることができるか、または、ピッチは、コイル31が密集せずに巻回されるように設定されることができる。ピッチを、コイル31の長さを通じて一定とすることができるか、または、所望の特性、例えば、可撓性によっては変動することができる。例えば、いくつかの実施形態においては、コイル31は、コイルが近位部分よりも遠位部分において可撓性があるように、相対的に広いピッチを含む遠位部分と、相対的により密集したピッチを有する近位部分とを含むことができる。補強層31は、内管状部材24の全長を拡張することができるか、または、その長さの一部に沿ってのみ延在することができる。
内管状部材24は、妥当な方法および/または手法、例えば、押出し、共押出し、断続性層共押出し(ILC)、熱結合法、熱収縮法、融合、巻回、配置、接着、機械結合、はんだ付け、溶接、成形、鋳造など、またはその他のいずれか1つまたは組み合わせを用いて構成されることができる。いくつかの実施形態においては、層および/または構造体30/31/32/34の1つまたはそれ以上は別々に形成され、その後、共に連結および/または接合されることができ、一方、いくつかの実施形態においては、層および/または構造体30/31/32/34の1つまたはそれ以上は、適切な手法を用いてともに形成されることができる。
例えば、いくつかの実施形態においては、層および/または構造体30/31/32/34は、内管状部材24を形成するために、押出し、共押出し、断続性層共押出し(ILC)、鋳造、成形、熱収縮法、融合、巻回などによって別々に形成され、その後、熱収縮法、摩擦嵌合、機械的嵌合、化学結合、熱結合、溶接(例えば、抵抗溶接、Rf溶接、またはレーザー溶接)、半田付け、ろう付け、接着、圧接、または、コネクタ部材または材料の使用など、またはそれらの組み合わせなど、適切な手法を用いて共に連結または結合されることができる。
いくつかの他の実施形態においては、内管状部材の層および/または構造体の1つ以上は、押出し、共押出し、断続性層共押出し(ILC)など、適切な手法を用いて同時にまたは同様の回数でともに形成されることができる。いくつかの他の実施形態においては、1つ以上の層、例えば、内層34および補強層31は、別々に形成および/または設置されることができ、その後、さらなる層、例えば、層32および30を、適切な手法によって層31および34上に、層31および34を覆うように、または層31および34とともに形成して内管状部材24を形成することができる。
内管状部材24は、均一の剛性を有することができるか、または、長さに沿って剛性が異なる場合がある。所望の特性によっては、例えば、近位端から遠位端にかけての漸進的な剛性減少を達成することができる。漸進的な剛性減少は、連続的なものとすることができるか、または段階的なものとすることができ、また、例えば、層30/31/32/34の1つまたはそれ以上のサイズ、厚み、または他の物理的な面を変えることによって、または、例えば、層30/31/32/34の1つまたはそれ以上において使用される材料を変えることによって達成されることができる。特性および材料の当該の変動性は、例えば、ILCなどの手法を用いることによって、別個の押出し管状セグメントを融合させることによって、または、場合によっては、特定の構造体および/または層の特性および/または特定の構造体および/または層の有無を変えて達成されることができる。
図3を参照すると、外部材26は、近位端37を有する近位領域36と、遠位端39を有する遠位領域38とを含む略管状部材であることができる。外部材26は、近位端18と遠位端22との間のシャフト12の長さに沿った場所にて、内管状部材24の少なくとも一部の周りに配置されることができる。図示する実施形態においては、外部材26は、シャフト12の近位部分16に沿って内外管状部材26の周りに配置されるが、他の場所が可能であることを理解されたい。
また、外部材26の長さは、例えば、シャフト12の長さ、カテーテル10の所望の特性および機能、他のこのようなパラメータによっては変動する可能性がある。いくつかの実施形態においては、外部材26は、外部材26を内管状部材24の長さの大部分を覆うように配置されることを可能にする長さを有し、いくつかの実施形態においては、内管状部材24の大部分または内管状部材24の遠位端から15cm以下まで、および/または内管状部材24の大部分または内管状部材24の近位端から15cm以下まで配置される。いくつかの実施形態においては、外管状部材26の長さは、約1cmから299cmまで、またはそれ以上の範囲、または、いくつかの実施形態においては、約19cmから249cmまでの範囲であることができる。
外部材26は、内管状部材24の一部を収容するか、または取り囲むように適合され、および/または構成されることができる管腔40を画定する。いくつかの実施形態においては、管腔40は、サイズが約0.0381cm(0.015インチ)から約0.1524cm(0.06インチ)までの範囲、いくつかの実施形態においてはサイズが約0.0508cm(0.02インチ)から約0.0889cm(0.035インチ)までの範囲である内径を有することができる。いくつかの実施形態においては、外部材26は、サイズが約0.04064cm(0.016インチ)から約0.1778cm(0.07インチ)までの範囲、またはサイズが約0.0508cm(0.02インチ)から約0.1016cm(0.04インチ)までの範囲である外径を有することができる。しかしながら、本願で呈示される上記および他の寸法は一例としてのみであることを理解されたい。
少なくともいくつかの実施形態においては、外部材26は、内管状部材24の外径より大きい内径を有することができる。この点を踏まえて、外管状部材26は、隙間または空間42が内管状部材24の外面25の少なくとも一部と外部材26の内面27との間で画定されるように、内管状部材24の周りに配置されることができる(即ち、内管状部材24の一部は外部材の管腔40内に配置される)。いくつかの実施形態においては、隙間または空間42は、サイズが約0.000508cm(0.0002インチ)から約0.01016cm(0.004インチ)までの範囲、いくつかの実施形態においてはサイズが約0.00127cm(0.0005インチ)から約0.00762cm(0.003インチ)までの範囲であることができる。やはり、上記の寸法は一例としてのみであることを理解されたい。
一般的に、隙間または空間42の相対的に大きな部分は、空いた状態、またはその長さの大部分に沿って、場合によっては、外部材26の長さの大部分に沿って、カテーテル10の一切の他の構造体によって埋められていない状態のままである。例えば、いくつかの実施形態においては、隙間または空間42のうち、50%以上、75%以上、90%以上、または95%以上は、空いた状態および/またはカテーテルの一切の他の構造体によって埋められていない状態のままである。
いくつかの実施形態においては、外部材26の長さに沿った種々の取り付け地点が、内管状部材24への取り付けに使用されることができる。その結果、隙間または空間42は、これらの取り付け地点にて部分的または完全に埋め、かつ、この点を踏まえて、埋められていない状態の多重および/または複数の別個の隙間または空間と考えることができるものに分割されることができる。さらに、コイル、帯体、編組、高分子層など、他の構造体は、隙間または空間42の各部を埋めることができる。たとえそうであっても、このような多重隙間または空間42、またはそのように構成された多重隙間または空間42は、それでも、外管状部材26の長さのかなりの部分に沿って集合的に延在して、その長さの大部分にわたって、例えば、先に示したような全長のうちの割合で、全体的に実質的に埋められていない状態のままであることができる。この点を踏まえて、外部材26は、ねじれ剛性および横方向の剛性など、所望の特性をカテーテル・シャフト12に与えたり補強したりする働きをすることができ、また、内管状部材24のうち、少なくとも隙間または空間42によって取り囲まれた部分が管腔40から離れており、いくつかの実施形態においては管腔40内で曲がり、および/または横方向に移動することを可能にすることができる。外部材26を内管状部材24に連結する構造体、方法、および手法の一部の例について、以下でさらに詳細に論じる。
外部材26は、所望のレベルの剛性、トルク性、可撓性、および他の特性、もしくは、剛性、トルク性、可撓性、または他の特性を有するように適合され、および/または構成されることができる。当業者は、外部材26の寸法、構造体および材料は、主として、最終的なカテーテル10の所望の特性および機能によって決まり、かつ、広範囲にわたる寸法、構造体、および材料のいずれかを用いることができることを認識するであろう。
外部材26の所望の剛性、トルク性、横方向の可撓性、曲げ性、または他の当該の特性は、外部材26の構造体によって与えられか、または高められることができる。例えば、外部材26は、外管状部材26の一部において、または、その全長に沿って形成された、溝、切り込み、スリット、スロットなど、1つまたは複数の開口44を含む、肉薄壁部管状構造体を含むことができる。このような構造体は、外部材26またはその一部が、所望のレベルの横方向の可撓性を有し、ならびに、近位領域36から遠位領域38までトルクおよび押出し力を伝達する能力を有することを可能にすることができるために望ましいとであろう。開口44は、本質的に任意の公知の方法で形成されることができる。例えば、開口44は、ミクロ機械加工、のこ切断、レーザー切断、研削、フライス削り、鋳造、成形、化学エッチングまたは処理などの方法、または、他の公知の方法などによって形成されることができる。いくつかの当該の実施形態においては、外部材26の構造体は、管の各部を切断および除去もしくは切断または除去することによって開口44が形成される。
いくつかの実施形態においては、開口44は、該開口44を介して管腔40と外部材26の外部との間で流体連通があるように外部材26を完全に貫通することができる。いくつかの実施形態においては、開口44は、内面または外面にて、外部材26の構造体内に部分的に延在することができる。一部の他の実施形態は、外部材26の構造を通る完全な開口44と部分的開口44との両方の組み合わせを含むことができる。開口44の形状およびサイズは、例えば、所望の特性を達成するために変わる可能性がある。例えば、開口44の形状は、正方形、円形、矩形、丸薬状、楕円、多角形、長形、凸凹など、本質的に任意の妥当な形状を含むように変わる可能性があり、また、丸味を帯びたかまたは四角い縁部を含むことができ、また、長さおよび幅などが可変である可能性がある。
さらに、開口44の、またはいくつかの実施形態においては形成されることができる関連の背骨または梁の間隔、配置、および/または配向は、所望の特性を達成するために変えられることができる。例えば、外部材26の長さに沿った開口44の数または密度は、所望の特性によっては一定とすることができるか、または、変わる場合がある。例えば、開口44の数または外部材26の一端近くでの互いとの近接は高い場合があり、一方、スロットの数および外部材26の他端近くでの互いとの近接は相対的に低く、且つ存在しないか、もしくは、そのどちらか、あるいはその逆の場合がある。例えば、図1、図2、および図3に示す実施形態においては、外部材26の遠位領域38は、近位領域36に位置する複数の開口44に対して相対的に高い密度を有する複数の開口44を含む。この点を踏まえて、遠位領域38の方が、近位領域36に対して大きな度合いの横方向の可撓性を有する可能性がある。開口44の密度は、外管状部材の長さにわたって徐々にまたは段階的に変わる可能性がある。上記で示唆されるように、外部材26の特定の各部は、当該の開口を含まない場合がある。
いくつかの実施形態においては、外部材26の全長の約10%から約50%までの遠位部は、相対的に高い密度でその中に画定された開口44を含むことができ、一方、外部材26の約50%から約90%までの近位部は、相対的に低い密度でその中に画定された開口44を含み、且つこのような開口44がないか、もしくは、相対的に低い密度でその中に画定された開口44を含むか、または、このような開口44がない。例えば、いくつかの実施形態においては、約30cmから約70cmまでの範囲の長さを有する遠位領域38は、相対的に可撓性の増大が得られるように相対的に高い密度でその中に開口44を含み、一方、外部材26の近位領域36内の残りの長さは、相対的な剛性の増大が得られるように、相対的に低い密度でその中に画定された開口44を含み、かつ、このような開口44がないか、もしくは、相対的に低い密度でその中に画定された開口44を含むか、または、このような開口44がない。しかしながら、本願で呈示される上記および他の寸法は、例示的な実施形態としてのみであり、かつ、他の実施形態においては、開口44の配置は、用具の所望の特性および機能によっては、示され寸法から大きく変動する可能性があることを理解されたい。
先に示唆されたように、開口44は、1つ以上の背骨または梁が外部材26内に形成されるように形成されることができる。このような背骨または梁50(図1)は、外部材26のうち、開口44が外管状部材26の本体内に形成された後に残る部分を含むことができる。このような背骨または梁50は、所望のレベルの横方向の可撓性を維持しながら、相対的に高いレベルのねじれ剛性を維持する働きをすることができる。一部の実施形態においては、一部の隣接する開口44は、管の円周部の周りに互いに重なり合う部分を含むように形成されることができる。他の実施形態においては、一部の隣接する開口44は、必ずしも互いに重なり合うとは限らないが、所望の度合いの横方向の可撓性が得られるパターンで配置されるように配置されることができる。さらに、開口44は、所望の特性を達成するために、外部材26の長さに沿って、または、外部材26の円周部の周りに配設されることができる。例えば、開口44は、外部材26の円周部の周りに両側に本質的に等しく配置されるなど、左右対称形のパターンで配設されか、または、外部材の長さに沿って一定の間隔で等しく配置されることができるか、または、密度が増加または減少するパターンで配設されることができるか、または、非対称形または不規則なパターンで配設されることができる。
集合的に、これらの図およびこの説明は、スロットの配置、数、および構成の変化は、本発明の範囲から逸脱することなく変動する場合があることを示すものである。シャフト構造および管状本体内に形成された切り込みまたはスロットの配置もしくはシャフト構造または管状本体内に形成された切り込みまたはスロットの配置の一部のさらなる例は、米国特許第6,428,489号明細書、米国特許出願第09/746,738号明細書(米国特許出願公開第2002/0013540号明細書)、および米国特許出願第10/400,750号明細書(米国特許出願公開第2004−0193140号明細書)で開示されており、これらの特許の全ては、引用により本願に組み入れられる。また、シャフト構造および/または医療用具内で使用される管状本体内で形成された切り込みまたはスロットの配置の一部のさらなる例は、米国特許出願第10/375,493号明細書および米国特許出願第10/400,750号明細書で開示されており、これらの特許の開示内容も、引用により本願に組み入れられる。
外部材26の構造体に加えて、外部材26の構造体と組み合わせて、または、外部材26の構造体の代案として、外部材26について選択する材料は、所望の特性を有するように選択されることもできる。外部材26は、カテーテル10の所望の特性によっては、使用に適した任意の材料で形成されることができる。例えば、外部材26は、使用される構造体を前提として、所望の弾性係数を有する材料で形成されることができる。適切な材料の一部の例としては、金属、金属合金、高分子など、または、その組み合わせまたは混合体がある。
適切な金属および金属合金の一部の例としては、304Vステンレス鋼、304Lステンレス鋼、316Lステンレス鋼などのステンレス鋼、線形弾性または超弾性(即ち、擬弾性)ニチノールなどのニッケルチタン合金、ニッケルクロム合金、ニッケルクロム鉄合金、コバルト合金、タングステンまたはタングステン合金、MP35−N(約35%のNi、35%のCo、20%のCr、9.75%のMo、最大1%のFe、最大1%のTi、最大0.25%のC、最大0.15%のMn、および最大0.15%のSiという組成を有する)、ハステロイ(登録商標)、モネル400(登録商標)、インコネル625(登録商標)などの合金、または、他の適切な材料、またはそれらの組み合わせまたは合金がある。一部の実施形態においては、溶接、半田付け、ろう付け、圧接、摩擦嵌合、接着などの金属結合法に適切な金属または金属合金を使用することが望ましい。適切な高分子材料の一部の例としては、ポリ(L−ラクチド)(PLLA)、ポリ(D、Lラクチド)(PLA)、ポリグリコリド(PGA)、ポリ(L−ラクチド−コ−D、Lラクチド)(PLLA/PLA)、ポリ(L−ラクチド−コ−グリコリド)(PLLA/PGA)、ポリ(D、L−ラクシド−コ−グリコリド)(PLA/PGA)、ポリ(グリコリド−コ−炭酸トリメチレン)(PGA/PTMC)、酸化ポリエチレン(PEO)、ポリジオクサノン(PDS)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリヒドロキシルブチレート(PHBT)、ポリ(ホスファゼン)、ポリD,L−ラクシド−コ−カプロラクトン)(PLA/PCL)、ポリ(グリコリド−コ−カプロラクトン)(PGA/PCL)、ポリ酸無水物(PAN)、ポリ(オルト・エステル)、ポリ(燐酸エステル)、ポリ(アミノ酸)、ポリ(ヒドロキシ・ブチレート)、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリ(メタクリル酸ヒドロキシエチル)、ポリウレタン、ポリシロキサン、およびそれらの共重合体、または、それらの混合体または組み合わせがあるがこれらに限定されない。一部の他の潜在的に適切な高分子材料としては、内管状部材24に関連して先に記載したものを挙げることができる。
先に示したように、いくつかの実施形態は、シャフト12の様々な構造体および/または構成品(例えば、外管状部材26、内管状部材24など)内に、線形弾性または超弾性ニチノールを含むことができる。ニチノール(登録商標)という語は、この材料の形状記憶挙動を初めて観察した合衆国国防省海軍武器研究所(NOL)の研究所グループによって造り出されたものである。ニチノール(登録商標)という語は、ニッケルの化学記号(Ni)、チタンの化学記号(Ti)、および海軍武器研究所(NOL)を特定する頭字語を含む頭字語である。一部の実施形態においては、ニチノール合金は、約45重量%から約60重量%までの範囲でニッケルを含むことができ、残りは本質的にチタンである。しかしながら、他の実施形態においては、重量%によるニッケルとチタンおよび/または他の微量元素の範囲は、上記の範囲と異なる場合があることを理解されたい。市販されているニチノール合金の族内では、化学においては類似のものであるが、明確かつ有用な機械特性を示す「超弾性」(擬弾性)および「線形弾性」と指定された部類がある。
いくつかの実施形態においては、超弾性合金、例えば超弾性ニチノールを使用して所望の特性を達成することができる。当該の合金は一般に、応力/歪み曲線において実質的な「超弾性平坦域」または「フラグ領域」を示す。適切な超弾性合金は、一部の他の非超弾性材料に対して、塗布および応力除去時に、例えば体内にカテーテルに設置中に、塑性変形がほとんどなく形状を回復する能力のある程度の強化を示す外部材26となるために、当該合金は一部の実施形態においては望ましいものであることができる。
いくつかの他の実施形態においては、線形弾性合金、例えば線形弾性ニチノールを使用して、所望の特性を達成することができる。例えばいくつかの実施形態においては、特定の線形弾性ニチノール合金は、作製された材料が応力/歪み曲線において実質的に「超弾性平坦域」または「フラグ領域」を示さないように冷間加工、方向性応力、および熱処理、もしくは、冷間加工、方向性応力、または熱処理の適用によって生成されることができる。その代わりに、このような実施形態においては、回復可能な歪みが増大するにつれて、塑性変形が始まるまで多少線形の関係で、応力が増大し続ける。一部の実施形態においては、線形弾性ニッケルチタン合金は、大きな温度範囲にわたってDSC及びDMTA分析によって検出可能であるマルテンサイト/オーステナイト位相変化を示さない合金である。例えば、一部の実施形態においては、約−60℃から約120℃までの範囲において、DSC及びDMTA分析によって検出可能であるマルテンサイト/オーステナイト位相変化はない。したがって、当該の材料の機械的曲げ特性は広い温度範囲にわたって一般に、温度の影響には不活性である。いくつかの特定の実施形態においては、周囲温度または室温での合金の機械特性は、実質的に体温での機械特性と同じである。いくつかの実施形態においては、線形弾性ニッケルチタン合金では、外部材は、曲りくねった生体組織周りで優れた「押出し性」を示すことができる。少なくとも一部の線形弾性特性を示す適切なニッケルチタン合金の一例は、日本国神奈川県の株式会社古河テクノマテリアルから市販されているFHP−NT合金である。さらに、少なくとも一部の線形弾性特性を示す適切なニッケルチタン合金の一部の例としては、米国特許第5,238,004号明細書および米国特許第6,508,803号明細書で開示されているものであり、これらの特許は、引用により本願に組み入れられる。
いくつかの実施形態においては、シャフト12の外部材26または他の部分は、形状記憶材料、例えば形状記憶ニチノールなどの形状記憶合金で形成されることができる。当該の実施形態においては、例えば、シャフト12の外部材26または他の部分を第1の挿入構成部から第2の使用構成部に移動させる際に、または、例えば、外部材26が別の形状に変形後に所望の形状を「思い出す」ように、カテーテルの展開または使用において、形状記憶効果を利用することができる。
例えば、いくつかの実施形態においては、外部材26は、室温ではマルテンサイトである形状記憶合金を含むか、または、室温ではマルテンサイトである形状記憶合金で製造されることができ、かつ、室温と体温との間の温度範囲のどこかで最終的なオーステナイト遷移温度(A)を有する。例えば、一部の当該の実施形態においては、形状記憶合金は、約25℃と約37℃(例えば、およそ体温)との範囲で最終オーステナイト遷移温度を有する。いくつかの当該の実施形態においては、最終オーステナイト遷移温度は、体温にて最終遷移を確保するために、体温を少なくとも若干下回ることが望ましいであろう。この特長によって、外部材26をマルテンサイト状態で患者の体内に挿入して、生体組織内で、または、目標部位にて、より高い体温に晒されたときに、予め形成されたオーステナイト形状を取ることができる。この実施形態においては、外部材26の展開は、形状記憶効果によって達成されることができる、つまり、材料が暖かくなるにつれて、マルテンサイト形態からオーステナイト形態に遷移して、第1の構成から第2の構成に外部材26の変形が引き起こされる。
他の例示的な実施形態においては、外部材26は、体温(例えば、およそ37℃)またはそれ以上の範囲である遷移温度M(ここで、M=歪み誘起マルテンサイトへの最高温度)を有することができる形状記憶合金を含むか、または、体温(例えば、およそ37℃)またはそれ以上の範囲である遷移温度M(ここで、M=歪み誘起マルテンサイトへの最高温度)を有することができる形状記憶合金で製造されることができ、体温を下回ると、この合金は、最終オーステナイト遷移温度(A)またはそれ以上にて外部材26の設置を可能にするのに十分な応力誘起マルテンサイト特性を保持する。換言すると、これによって、予め形成されたオーステナイト状態の外部材26を含め、カテーテルを生体組織内に挿入し、かつ通り抜けることができ、生体組織内で、応力誘起マルテンサイト(SIM)遷移するように各部を促すことができる応力に外部材26を晒すことができる。その後、外部材26は、重大な塑性変形またはその他の方法での永久的な変形なく、最終オーステナイト遷移温度を実質的に上回る場合がある温度にて、通り抜けの応力から開放されたときに、予め形成されたオーステナイト形状を回復することができる。さらに、一部の当該の実施形態においては、外部材26は、例えば、ガイド・カテーテルなど、供給カテーテルにおいて、応力誘起マルテンサイト(SIM)状態にて抑制され、重大な塑性変形またはその他の方法での永久的な変形なく、最終オーステナイト遷移温度を実質的に上回る場合がある温度にて、カテーテルの抑制から開放されたときに、予め形成されたオーステナイト形状を回復することができる。これらの実施形態においては、最終オーステナイト温度は全く低い、例えば4℃以下である場合があり、または、最大室温またはそれ以上である場合がある。
他の実施形態においては、外部材26は、体温にてマルテンサイトである形状記憶合金を含むか、または体温にてマルテンサイトである形状記憶合金で製造されることができ、且つ体温を上回る温度範囲のどこかで、最終オーステナイト遷移温度(A)を有する。この特長によって、外部材26を含むカテーテルをマルテンサイト状態で通り抜かせ、且つ体温より高い温度に晒されるまでマルテンサイト状態を維持することができる。その後、外部材26を、体温を上回る必要な温度まで加熱して、外部加熱手段または機構を使用してマルテンサイトからオーステナイトへの変形を行うことができる。当該の機構としては、カテーテルまたは他の用具を介した加熱流体の注入、外部材26を加熱する電気的エネルギーまたは他のエネルギーの使用、または、他の当該の手法を挙げることができる。一部の当該の実施形態においては、形状記憶合金は約37℃から約45℃の範囲の最終オーステナイト遷移温度を有する。最終オーステナイト遷移温度は、確実に体温での最終遷移がないようにするために、体温を若干上回ることが望ましいであろう。先に説明したように、所望の遷移温度を有する一部の例またはニチノール円筒管を公知の方法に従って準備することができる。
図3を参照すると、外管状部材26は、幅広い種類の適切な手法のいずれかを用いて内管状部材24に結合することができ、幅広い種類の適切な手法の一部の例としては、接着、摩擦嵌合、機械的嵌合、圧接、化学結合、熱結合、溶接(例えば、抵抗溶接、Rf溶接、またはレーザー溶接)、半田付け、ろう付け、または、コネクタ部材または材料の使用など、またはそれらの組み合わせを挙げることができる。先に論じたように、少なくともいくつかの実施形態においては、外管状部材26は、空間または隙間42が内管状部材24の内面25の少なくとも一部と、外部材26の内面27との間で画定されるように、内管状部材24の周りに配置されることができる(即ち、内管状部材24の一部は外部材の管腔40内に配置される)。
図3においては、外部材26は、1つ以上の近位取り付け地点53と、1つ以上の遠位取り付け地点59と、1つ以上の中間取り付け地点61とにて、内管状部材24に結合されている。いくつかの実施形態においては、当該の取り付け地点は、例えば、接着材、例えば、シアノアクリレートまたは他の適切なタイプの接着剤を使用して達成されることができる。少なくともいくつかの実施形態においては、外部材26の相対的に小さな部分のみが、種々の取り付け地点にて内管状部材24に結合される。例えば、各個の結合継手の長さは、特に、中間結合継手には、わずかに、約5cm以下、または3cm以下、または1cm以下、または0.5cm以下とすることができる。一部の実施形態においては、妥当な場合には、結合部は、外管状部材の長さに沿って、開口44のうちの5つまたはそれ以下、または、開口44のうちの3つまたは2つさえ、またはそれ以下の下または中に延在する。一部の実施形態は、シャフト12の長さに沿って離間された複数の中間取り付け地点61を含むことができる。一部の実施形態においては、シャフト12の長さに沿った取り付け地点間の距離は、約5cmと約40cmの範囲、または、約7cmから約30cmまでの範囲とすることができ、シャフト12の長さに沿って変動するか、または一定であることができる。例えば、取り付け地点間の間隔は、シャフトの遠位端の近くで共に接近するとすることができ、また、シャフト12の遠位部分の近くでさらに遠くなることができる。
先に示したように、シャフト12の遠位部分20は遠位先端部28を含むことができる。遠位先端部28は、成形性、可撓性、操作性、非外傷性特性などの特性を、例えば、シャフト12の遠位部分および/または遠位端に与えるように適合され、および/または構成される構造体、アセンブリ、構造、および構成であることができる。幅広い種類の遠位先端構造、構成、および/または構造体が、カテーテルなどの医療用具上での使用に向けて一般的に知られており、かつ、使用されることができる。いくつかの実施形態においては、遠位先端部28は、シャフト12の遠位部分20に配置されることができるとともに、シャフト12の他の部分を超えて遠位に延在することができる。
一部の実施形態においては、遠位先端部28は単に、所望の特性が得られるように種々の材料および/または種々の構造体を含むシャフト12の各部および/または構成品(例えば、内管状部材24および/または外管状部材26)である。例えば、図3に示す実施形態においては、遠位先端部28は内管状部材24の遠位部分20を含み、および/または内管状部材24の遠位部分20の周りに延在することができる。この点については、遠位先端部28は、内管状部材24の遠位部分20を含むことができるとともに、さらに、内管状部材24の遠位部分20の周りに配置された1つ以上のさらなる層および/または構造体52を含むことができる。しかしながら、他の実施形態においては、遠位先端部28は、シャフトの他の部分から離れて、かつ異なると考えることができるが、遠位先端部を形成するためにシャフト12の遠位部分に結合される構造体および/または材料を含むことができる。
図3において、層52は、内管状部材24の遠位部分20の周りに配置されている。内管状部材24の層30、32、34は、例えば、先に論じたように、所望の可撓性の特性を有する材料を含む遠位部分、例えば45及び49を含むことができる。さらに、層52は、任意の適切な材料または構造体で製造されるか、または、任意の適切な材料または構造体を含むことができるとともに、任意の適切なプロセス、特定の用途および所望の特性で変わる材料、構造体、およびプロセスによって配置されることができる。例えば、一部の実施形態においては、1つ以上のさらなる層および/または構造体は、高分子または他の当該の材料の層、または、コイル、編組、リボン、ワイヤ、帯体などの構造体を含むことができる。
この実施形態においては、外層52は、内管状部材24の遠位部分35の周りに配置された高分子材料を含み、および/または内管状部材24の遠位部分35の周りに配置された高分子材料で製造されることができる。例えば、外層52は、約5Dから約35Dまでの範囲のジュロメーターを有する可撓性高分子材料を含むことができる。適切な高分子の一部の例としては、内管状部材24に関して先に論じたものを挙げることができ、一例は、PEBA材料などである。認識することができるように、一部の実施形態においては、コイル層31は、遠位先端部28内に部分的に延在するが、終わり、且つ遠位端22から近位に一定の間隔で配置される。しかしながら、他の実施形態においては、コイル31、または、他の当該の補強構造体などは、遠位端22まで延在することができる。さらに、1つ以上の層および/または構造を遠位先端部28において使用することができることを理解されたい。
外層52は、外部材26と外層52との間での遷移部において略一定の直径を維持するように妥当にサイズ決定されることができるとともに、円滑な遷移部が得られるように、外部材26の遠位端39と当接し、および/または重なり合う部分65を含むことができる。さらに、図示する実施形態と同様に、外管状部材26は、その遠位端39にて窪んだ部分または直径減少部分を含むことができ、外層52は、円滑な遷移部が得られるように、窪んだ部分と重なり合うことができる。しかしながら、他の実施形態においては、テーパーまたは逓減遷移部を実現することができる。
外層52は、任意の妥当な手法を用いて、例えば、押出し、共押出し、断続性層共押出し(ILC)、被覆、熱収縮法、熱接着、熱結合、鋳造、成形、端部同士での外層材料の一つまたは幾つかのセグメントの融合、接着、化学結合、圧接、摩擦嵌合、機械的嵌合など、またはそれらの組み合わせによって構成および/または配置されることができる。
潤滑性被覆、親水性被覆、保護被覆、または他のタイプの被覆を、各部またはシャフト12全体を覆うように施すことができる。フッ素重合体などの疎水性被覆では、カテーテル取り扱いおよび用具交換を向上させる乾燥潤滑性が得られる。潤滑性被覆は、挿入および操作性を支援することができる。適切な潤滑性高分子類は当技術分野で周知であり、シリコーンなど、酸化ポリアリーレン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ヒドロキシ・アルキル・セルロース誘導体、アルギン、糖類、カプロラクトンなどの親水性高分子、およびそれらの混合体および組み合わせを挙げることができる。親和性高分子は、適当な潤滑性、結合、溶解性を有する被覆が得られるように、親和性高分子間で、または、定式化された量の不水溶性化合物(一部の高分子を含む)と配合されることができる。当該の被覆を作製するために使用される当該の被覆および材料および方法の一部の他の例を、米国特許第6,139,510号明細書および米国特許第5,772,609号明細書に見出すことができ、これらの特許は、引用により本願に組み入れられる。
また、いくつかの実施形態においては、ある程度のMRI適合性をシャフト12内に与えることができることを理解されたい。例えば、磁気共鳴映像法(MRI)装置との適合性を高めるために、ある程度のMRI適合性を与えるような方法または使用材料で外管状部材26の各部、内管状部材24の各部、またはシャフト12の他の部分を構成することが望ましいであろう。例えば、シャフト12内の相対的に導電性の構造体の長さは、MRI装置によって生成されるMRI磁場の影響を受けたときに当該の構造体内で作製された不当な共振波のために不当な熱を発生させないような長さに限定されることができる。あるいは、またはさらに、各部、またはシャフト12全体は、実質的に画像を歪ませて実質的な人為的影響(人為的影響とは画像内のギャップ)を作製したりしない材料で製造されることができる。例えば、特定の強磁性体は、MRI画像内に人為的影響を及ぼす恐れがあるために適切ではないであろう。さらに、また、シャフト12の全てまたは各部は、MRI装置が画像化することができる材料および/または構造体で製造されるか、含浸するか、メッキされるか、または、被覆されるか、または、MRI装置が画像化することができる材料および/または構造体をその他の方法で含むことができる。これらの特性を示す一部の材料としては、例えば、タングステン、エルジロイ(登録商標)、MP35M、ニチノール(登録商標)など、およびその他がある。さらに、一部の構造体は、マーカー帯体、マーカーコイル、リング、含浸高分子部など、当該の材料を含むかまたは当該の材料で製造された一部の構造体をシャフト12に追加するかまたは含めることができる。当業者は、これらの材料は、本発明の精神から逸脱することなく広く変わる可能性があることを認識するであろう。
さらに、シャフト12の全てまたは各部、またはその構成品または層は、エックス線撮影による視覚化を容易にするために、X線不透過性材料および構造体もしくは材料または構造体で製造されるか、含浸するか、メッキされるか、被覆されるか、または、X線不透過性材料および/または構造体をその他の方法で含むことができる。X線不透過性材料は、医療処置中に、相対的に明るい像を蛍光透視スクリーンに生成するか、または、別の画像化手法を可能にすると理解されている。この相対的に明るい画像は、カテーテル10のユーザーがその所在場所を判断する一助となることができる。X線不透過性材料の一部の例としては、X線不透過性充填材などを搭載した金、白金、パラジウム、タンタル、タングステン合金、高分子材料を挙げることができるがこれらに限定されない。
例えば、図1から図3を参照すると、内管状部材24は、中間層32と外層30との間の遠位部分35内に、または、他の位置および/または場所に1つ以上のX線不透過性マーカー部材55を含むことができる。さらに、外管状部材26は、その上に配置される1つ以上のマーカー部材57を含むことができる。図示する実施形態においては、外管状部材26は、その外面内に画定された1つ以上の窪んだ部分を含むことができ、1つ以上のマーカー部材57は、例えば、圧接を介してその中に配置されたと示されている。図示する実施形態においては、マーカー部材55および57は管状マーカー帯体であるが、マーカーコイル、リング、含浸高分子部など、他のマーカー構造体および構成が使用されることができるとともに、シャフト12に沿っておよび/またはシャフト12内で種々の場所に配置されることができることを理解されたい。さらに、長形シャフト12またはその各部は、特定の用途によっては、希望に応じて湾曲処理および/または成形されるか、または、希望に応じて湾曲処理および/または成形されるように適合され、および/または構成されることができる。
この時点では、シャフト構成の様々な例示的な実施形態を既に論じているので、ここで、焦点は、マニホールド・アセンブリ14およびシャフト12の近位部分16の構造体、および、シャフト12に対するマニホールド・アセンブリ14の結合および/または取り付けに関係する各種方法に移る。
再び図3を参照すると、認識することができるように、管腔15は、縦軸xに沿ってシャフト12の近位端18を通って、シャフト12の近位端18にて近位開口13を形成する。シャフト12の近位部分16は外方に広げられており、且つテーパー処理、もしくは口広げ加工されるか、またはテーパー処理されたセグメント、例えば部分19を含むことができる。いくつかの実施形態においては、この外方に広げられ、且つテーパー処理、もしくは口広げ加工されるか、またはテーパー処理されたセグメントは、以下で更に詳細に論じるように、マニホールド・アセンブリ14の一部と合わさり、および/または結合するように適合され、および/または構成されることができる。
いくつかの実施形態においては、シャフト12の近位部分16は、該部分19内のシャフト12の内面11が縦軸xから離れて斜めに延在するように外方に広げられており、且つテーパー処理、もしくは口広げ加工されるか、またはテーパー処理される部分19を含むことができる。例えば、部分19は、該部分19内のシャフト12の内面11が縦軸xに対して角度Aにて外方に延在するように広げられており、且つテーパー処理されるか、または口広げ加工されるか、もしくはテーパー処理されることができる。角度Aは、縦軸xに対して、約1°から約45°までの範囲、または約5°から約30°までの範囲、または、約10°から約20°までの範囲であることができる。
また、シャフト12の近位部分16は、第1の部分19の遠位に配置された第2の部分17を含むことができ、しかも、第1の部分19に隣接することができる。第2の部分17は、該第2の部分17内のシャフト12の内面11が、縦軸xに略平行である方向に延在するか、または他の実施形態においては、縦軸xから異なる角度である方向に延在することができるように形成されることができる。しかしながら、いずれの場合においても、部分19は、該部分19内のシャフト12の内面11が第2の部分17内のシャフト12の内面11に対して角度Bにて延在するように、第2の部分17に対して斜めに外方に広げられ、且つテーパー処理されるか、または口広げ加工されるか、もしくはテーパー処理されることができる。いくつかの実施形態においては、角度Bは、約1°から約45°までの範囲、約5°から約30°までの範囲、または約10°から約20°までの範囲であることができる。図示する実施形態においては、第2の部分17内のシャフト12の内面11は縦軸xに略平行に延在し、この点を踏まえて、角度AおよびBは、この例の場合は略同じとなると認識することができる。しかしながら、これは、全ての実施形態で必要とは限らず、且つ他の実施形態は、異なる角度AおよびBを含むことができることを理解されたい。
シャフト12の近位端18にて、管腔15は、近位端18よも遠位の地点にてシャフト13の直径より大きい直径を有することができる。さらに、第1の部分19は、近位端21と遠位端23とを含むことができ、部分19の口広げ加工および/またはテーパー処理のために、近位端21近傍の管腔15の内径は、遠位端23近傍の管腔15の内径より大きい。同様に、少なくとも一部の実施形態においては、近位開口13の近傍の管腔15の内径を、第2の部分17内の管腔15の内径より一般的に大きいとすることができる。近位端18でのシャフト12の内径11は、第2の部分17内のシャフト12の内面11より縦軸xから離れた地点にて配置され、且つ終端することができる。
図示する実施形態において、部分19は、略線形に近位および外方に広げられ、および/またはテーパー処理される。しかしながら、他の実施形態においては、口広げ加工および/またはテーパー処理は、曲線を成して、または段階的に行なわれる場合があり、これは、均一である場合もあれば、均一ではない場合もある。例えば、角度AおよびBは一定であることができるか、または、テーパー処理および/または口広げ加工された部19に長さに沿って変動する場合がある。一部の実施形態においては、フレア部19は、約0.1cmから約10cmまでの範囲、または、約0.5cmから約5cmまでの範囲の長さを有することができる。しかしながら、これらの長さは一例としてのみ示されており、かつ、他の長さを用いることができることが企図されていることを理解されたい。
図3を参照すると、いくつかの実施形態においては、シャフト12の近位部分16の厚みを変え、および/または強化することができる。例えば、1つ以上の材料層は、外径部の厚み増大を達成するためシャフトの近位部分16の周りに配置されることができる。例えば、いくつかの実施形態においては、そのようなさらなる層および/または構造体は、例えばマニホールド・アセンブリ14内の構造体との合わさり、結合および/または接合の向上に対応するように、直径が増大したシャフトの近位部分16となることができる。その点については、シャフト12の近位部分16は、シャフト12の近位部分16の少なくとも一部の周りに配置された第1の層105、および、一部の実施形態においては、第2の層107、またはそれ以上の層を含むことができる。これらの層105および107は、任意の適切な材料、例えば、先に論じたものを含むことができるとともに、任意の適切な手法、例えば、先に論じたものを用いて配置され、および/または作製されることができる。
例えば、いくつかの実施形態においては、層105は、ADMIR(登録商標)など、変性ポリオレフィン接着樹脂の内部分と、PEBA材料など、可撓性高分子材料を含む外部分とを含む共押出し管を含み、および/またはADMIR(登録商標)など、変性ポリオレフィン接着樹脂の内部分と、PEBA材料など、可撓性高分子材料を含む外部分とを含む共押出し管で製造されることができる。接着樹脂部分は、シャフト12と層105との間の連結層の役目をすることができる。また、外層107は、PEBA材料など、可撓性高分子材料の管も含むことができる。内管および外管のいずれも、シャフトの周りに配置され、且つ熱接合、熱処理および/または熱接合、収縮管接合など、熱的取り付け手法を用いてシャフトに取り付けられることができる。
図3から認識することができるように、いくつかの実施形態においては、シャフト12の近位部分16は、シャフト12の他の部分に対して小径部分を含むことができる領域140を含むことができる。例えば、図示する実施形態においては、内管状部材24の内層34のみが近位領域140内に延在し、外管状部材26および内管状部材24の他の層/構造体はすべて、領域140の遠位で終了する。認識することができるように、部分19および17は、少なくとも部分的に領域140内に延在することができる。いくつかの実施形態においては、この小径領域140は、一部の例を以下で論じる特定の方法論を用いてフレア部19を作製することができるように設けられる。しかしながら、これは必ずしも全ての実施形態において必要であるとは限らない。いかなる点においても、シャフトの近位部分16の周りの1つ以上の層および/または構造体、例えば、層105および107の設置は、例えば領域140を覆うように、シャフト12の近位部分16の外径を増強する一助となることができる。わかるように、いくつかの実施形態においては、層105および107も、シャフトの他の部分を覆うように延在することができる。例えば、層105および107は、外管状部材26の近位端37を覆うように延在すると示されている。
図3を参照すると、開口13を含め、近位端18は、口または漏斗領域29と説明することができるものを含み、および/または画定されることを認識することができる。口および/または漏斗領域29の内径は、シャフト12の他の部分に沿って管腔15の内径より大きいとすることができるとともに、先に示したように、直径のテーパー変化を含むことができる。さらに、口および/または漏斗領域29の外径は、例えば、直径強化層105および107の設置のためにその場所の元のシャフトの外径より大きいと考えられる。
少なくともいくつかの実施形態においては、これらの特長は、単独で、または組み合わせで、特定の所望の特性に対応することができる。例えば、以下の一部の例示的な実施形態においてわかるように、当該の口および/または漏斗領域29があると、シャフト12の近位端18は、マニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体と、より良好に合わさり、マニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体を受け取り、且つマニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体内に延在するか、もしくは、マニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体と、より良好に合わさるか、マニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体を受け取るか、またはマニホールド・アセンブリ14内の対応する合い構造体および/または取り付け構造体内に延在することができる(以下でより詳細に論じる)。当該の合い係合は、マニホールド・アセンブリ14に対するシャフト12の良好なセンタリングおよび/または配設に対応することができるとともに、良好な結合区域に対応することができる。さらに、場合によっては、口および/または漏斗領域29は、マニホールド・アセンブリ14とカテーテル・シャフト12との間の円滑な遷移部を実現する一助となることができる。例えば、一部の実施形態においては、口広げ加工および/または漏斗処理は、シャフト13の近位端18が物体を導いてシャフト12を出入りさせる漏斗(即ち、シャフト12の管腔15)と同様の働きをすることを可能にすることができる。例えば、この特長は、マニホールド・アセンブリ14を介してシャフト12を出入りする他の医療用具、および/または流体、および/または材料のより容易な挿入および/または引込に潜在的に対応するシャフト12とマニホールド14との間の円滑な遷移部を実現することをより容易にすることができる。
先に論じたように、近位部分16を含むシャフト構成を形成する幾つかの例示的な方法を論じるに当たり、ここで、図6から図9を参照されたい。図6においては、先に論じたような層および/または構造体30、31、32、34を含む内管状部材24が呈示されている。内管状部材24は、先に論じたような方法および材料を用いて構成されることができる。認識することができるように、内管状部材24は、該内管状部材24の少なくとも一部の部分に対して小径部分を含むことができる近位領域140を含み、および/または内管状部材24の少なくとも一部の部分に対して小径部分を含むことができる近位領域140が設けられる。例えば、図示する実施形態においては、内管状部材24の内層34のみが近位領域140内に延在し、一方、他の層/構造体(30、31、32)は領域140の遠位で終わる。いくつかの実施形態においては、内管状部材24は、このような構成を有するように構成され、一方、他の実施形態においては、層/構造体30、31、32は、初めは領域140に存在することができ、その後、領域140を作るために内管状部材24から除去および/または剥離される。
図7においては、マンドレル150は、テーパー処理および/またはフレア部19を作るために、内管状部材24および/またはシャフト12の近位端に挿入された状態で示されている。さらに、図7においては、外管状部材26は、シャフト12を形成するために内管状部材24に取り付けられた状態で示されている。認識することができるように、内管状部材24および外管状部材26の取り付けは、テーパー処理および/またはフレア部19の作製の前または後に行われることができる。
マンドレル150は、例えばシャフト12の近位端にて少なくとも一部が管腔15内に挿入されたときに、マンドレル150を使用してテーパー処理および/またはフレア部19を作製しやすいようにサイズおよび形状もしくはサイズまたは形状を有することができる。この点を踏まえて、マンドレル150、または少なくともその一部は、テーパー処理および/またはフレア部19に所望の形状および/またはサイズを与えるように設計される形状および/またはサイズを有する外面を含むことができる。
例えば、マンドレル150は、遠位部分152と、近位部分154とを含むことができ、遠位部分152は、テーパー処理および/またはフレア部19を作製しやすいように管腔15への挿入に向けて適合され、および/または構成された(例えば、サイズ決定され、および/または成形された)外面153を有する。遠位部分152は、例えば、管腔15の内径より略大きい外径を有し、且つこの点を踏まえて、管腔15内に挿入されたとき、希望に応じて管腔15のサイズを増大させることができる1つ以上の部分を含むことができる。さらに、マンドレル150の一部の当該の部分は、当該のテーパ処理および/または口広げ処理を管腔15に行うために、口広げ処理および/またはテーパー処理されることができる。
例えば、図示する実施形態においては、マンドレル150の遠位部分152は、第1の一定直径部155と、テーパー処理および/またはフレア部156と、第3の部分157とを含むことができる。第1の一定直径部155は、管腔15の内径に一般的に対応する外径を含むことができる。テーパー処理および/またはフレア部156は、第1の一定直径部155から第3の部分157まで一般的に増大する外径を含むことができる。マンドレル150は、第1の一定直径部155およびテーパー処理および/またはフレア部156の少なくとも一部が管腔15内に延在するように管腔15内に挿入されることができる。認識することができるように、テーパー処理および/またはフレア部156は、管腔15内に挿入されたとき、管腔15の一部を変形させ、および/または成形することができ、その結果、例えば、テーパー処理および/またはフレア部19が作製される。例えば、図示する実施形態においては、マンドレル150は、テーパー処理および/またはフレア部19を作製するために、内管状部材24および/またはシャフト12の近位領域140内に挿入される。
いくつかの実施形態においては、シャフト12のマンドレル150および/または近位部分もしくはその両方を、管腔15へのマンドレル150の挿入前、挿入中、または挿入後に加熱することができる。このような加熱は、希望に応じて、シャフトの変形を可能にする一助となることができ、および/またはシャフトが変形形状を維持することを可能にする一助となることができる。しかしながら、他の実施形態においては、このような加熱は不要である。
先に論じたように、いくつかの実施形態においては、シャフト12の近位部分16の厚みは、変更され、および/または強化されることができる。その点については、図9および図10は、シャフト12の近位部分16の少なくとも一部の周りの第1の層105と、第2の層107との蒸着を示す。先に示したように、この層105は、任意の適切な材料を含むことができるとともに、任意の適切な手法を用いて配置および/または作製されることができる。図に示すように、マンドレル150は、これらの層105/107の蒸着中に管腔15内に配置されたままとすることができるが、これは、全ての実施形態において必要というわけではない。これらの工程の実行後、図3に示す全般的な構造体を有する長形シャフトを取得することができることを認識することができる。しかしながら、幅広い種類の他の構造体および/または構成を用いることができることを理解されたい。例えば、上記の種々の実施形態では別々の内管状部材24および/または外管状部材26を含む構成を説明しているが、このような構成は必要なものではない。
例えば、ここで、図10を参照されたい。図10は、一部の点では先に示したものと類似のものであるが、シャフト212を形成するために2つ又はそれ以上の管状アセンブリではなく、単一の管状アセンブリを含む代替シャフト212の1つの例示的な実施形態を示しており、同様の参照番号は、先の種々の実施形態で論じた類似の構造体を指すために使用されている。シャフト212は、中央軸または縦軸xに沿って延在し、近位端18を有する近位部分16を含むとともに、縦軸xに沿って延在する管腔215を画定する。シャフト212は、単一のまたは多層の管状構成を含むことができるが、この実施形態においては、内層234と、補強層231と、外層230とを含む多層管状構成を含む。層230、231、234は、先の種々の実施形態において論じた層30、31、32、34と類似の材料、構造体および構造を含むことができる。さらに、1つ以上の補強層の有無を問わず、層数を加減することができることを理解されたい。
認識することができるように、シャフト212の近位部分16は、第1の部分19内のシャフト212の内面211が縦軸xから離れて斜めに延在するように外方に広げられ、および/またはテーパー処理される第1の部分19を含むことができる。第1の部分19は、他の実施形態に関して先に論じたように口広げ処理され、および/またはテーパー処理されることができる。
また、図10から認識することができるように、内面212の近位部分16は、内面212の他の部分に対して小径部分を含むことができる領域140を含むことができるとともに、また、先の種々の実施形態で論じているように、シャフトの近位部分16の周りに1つ以上の層および/または構造体、例えば層105および107を含むことができる。この点を踏まえて、先の実施形態において論じた構造体および/または方法の少なくとも一部は、幅広い種類のシャフト構成において使用されることができることを理解されたい。
ここで、マニホールド・アセンブリ14の一部の例示的な実施形態を論じる上で、図4、図4A、および図5を参照されたい。マニホールド・アセンブリ14は、種々の材料で製造されるとともに、当技術分野で一般的に公知であるような構造体を含むことができ、且つハブ構造体およびハブ部分92もしくはハブ構造体またはハブ部分92、および、歪み除去構造体および/または歪み除去部分94を含むことができる。
ハブ92は、シャフト12と結合、および/または合わさるように適合され、および/または構成されることができる構造体を含むことができる。例えば、ハブ92は、先に論じたシャフト12または212の近位部分16を受け取り、場合によっては、先に論じたシャフト12または212の近位部分16と合わさるようになっている構造体を含むことができる。ハブ92は、該ハブ92を通り、および/またはシャフト12の管腔15への医療用具、流体または他の材料の挿入用経路に対応し、および/または該挿入用経路を画定するように適合され、および/または構成された構造体を含むことができる。さらに、ハブ92は、その多くは当技術分野で周知である、ルアー取付具、止血弁などの弁、封止用具、膨張用具および/または流体供給用具、または、他の取付具、弁、用具など、他の構造体および/または用具へのハブ92、ひいてはカテーテル10の結合を可能にするように適合され、および/または構成された構造体を含むことができる。例えば、図示する実施形態においては、例えば、ルアー取付具との螺着可能な結合に向けてハブ92の外面上にねじ山132を設けることができる。
歪み除去部分94は、ハブ93の一部とシャフト12の近位部分16の一部の周りに延在し、且つ例えば、シャフト・アセンブリ12とマニホールド14および/またはハブ92の残りとの間での可撓性の遷移に対応するために、所望の可撓性特性に対応することができる構造体を含むことができる。例えば、歪み除去部分94は、所望の可撓性特性に対応するために、例えば、その表面に画定された、テーパー処理厚み、溝、チャンネル、棟、または他の当該の構造体など、変動する外形を含むことができる。少なくともいくつかの実施形態においては、歪み除去部分94は、その近位端よりも遠位端の方を可撓性とすることができる。所望の特性を達成するために、幅広い種類の構造体のいずれかを歪み除去部分に使用することができることを理解されたい。使用することができる歪み除去構成の一部の例は、米国特許第6,273,404号明細書で開示されており、この特許は、引用により本願に組み入れられる。歪み除去部分94は、当技術分野で一般的に公知である幅広い種類の構造体および/または方法のいずれかを用いて、例えば、接着、摩擦嵌合、機械的嵌合、化学結合、熱結合、熱収縮材料、成形、鋳造、溶接(例えば、抵抗溶接、レーザー溶接)、半田付け、ろう付け、構成品を接合または結合するための外スリーブまたは高分子層の使用など、またはそれら組み合わせによって、ハブ93および/またはシャフト12上に配置、および/またはそれらと結合されることができる。
いくつかの実施形態においては、ハブ92は、近位端97を有する近位部分96と、遠位端99を有する遠位部分98とを含むハブ本体93を含むことができる。本体93の近位部分96は、その中に延在する管腔110を画定し、管腔110は、近位端または近位部120と遠位端122とを含む。遠位部分98は、その中に延在するキャビティおよび/またはポケット102を画定し、ポケット102は、近位端104を含む近位部分101と、遠位端106を含む遠位部分103とを含む。いくつかの実施形態においては、ポケット102の遠位部分103は、近位部分101より大きな内径を含むことができる。管腔110およびポケット102は、大略的に共通軸x’に沿って延在することができ、管腔110とポケット102との間の接合部にて画定された開口124を介して流体連通している。
ポケット102および/またはポケット102を画定するハブ本体93の構造体は、カテーテル・シャフトの少なくとも近位部分、例えば、先に論じたシャフト12または212の近位部分16を受け取り、場合によっては、カテーテル・シャフトの少なくとも近位部分、例えば、先に論じたシャフト12または212の近位部分16と合わさるように適合され、および/または構成されることができる。例えば、ポケット102は、シャフト12の近位端18と、近位部分16の少なくとも一部とを受け取るようになっている内径を有することができる。さらに、ハブ本体93は、シャフト12の近位端18と合わさり、および/またはシャフト12の近位端18を受け取るように適合され、および/または構成される位置決め、取付および/または結合構造体を画定することができる。
例えば、図4Aを参照すると、1つ以上の突出部114および/または1つ以上の窪み部分112は、開口124の周りおいてハブ本体93内に画定されることができる。突出部114および/または窪み部分112は、開口124の周りに略環状に延在することができ、突出部114は、ポケット102内に遠位に延在し、窪み部分は、ポケット102から離れて近位に延在する。例えば、開口124は、突出部114によって取り囲まれ、および/または、ある程度、突出部114によって画定されることができる。別の例として、突出部114は、突出部112によって取り囲まれ、および/または、ある程度、突出部112によって画定されることができる。この点を踏まえて、突出部114または窪み部分112のいずれか、または、両方は、シャフト12の近位部分16がポケット102内に進められたときに、口および/または漏斗領域29を含め、シャフト12の近位端18がシャフト12の近位部分16と合わさるように、位置決め構造体(即ち、「位置決めドーム」)または機構を画定することができる。例えば、シャフト12のフレアおよび/またはテーパー処理近位端18は窪み部分112と合わさり、且つ窪み部分112内に延在することができる。また、シャフト12の口および/または漏斗領域29は、例えば、突出部114の一部がシャフト12の管腔15内に延在するように、突出部114の少なくとも一部を受け取り、且つ突出部114の少なくとも一部と合わさることができる。
さらに、いくつかの実施形態においては、ポケット102の近位部分101は、近位端18の近傍でシャフト12の近位部分16の外径に大略的に対応する内径を含むことができる。別の言い方をすれば、シャフト12の近位部分16は、ポケット102の近位部分101の内径に大略的に対応する外径および/または厚みを含むことができる。一部の実施形態においては、これは、例えば、シャフト12の近位部分上に、外層、例えば、層105/107を設けることによって所望の直径/厚みを達成することができる。この点を踏まえて、ポケット102の近位部分101およびシャフト12の近位部分16の相対的なサイズ決定は、妥当な方法でマニホールド・アセンブリ14にシャフト12を合わせる一助となることができることを認識することができる。
認識することができるように、且つシャフト12の口および/または漏斗領域29に関して少なくとも多少先に論じたように、ハブ本体93上の当該の合い構造体は、シャフト12をマニホールド・アセンブリ14と位置合わせする一助となることができ、良好な結合区域に対応することができ、且つマニホールド・アセンブリ14とカテーテル・シャフト12との間の円滑な遷移部を実現することができる。少なくともいくつかの実施形態においては、先に論じたように、ハブ本体93上の合い構造体と、シャフト12の口および漏斗もしくは口または漏斗領域29との組み合わせによって、マニホールド・アセンブリ14とシャフト12との位置合わせ、および/または取り付けを達成する際の大きな利点を得ることができる。
ハブ92は、妥当に位置決めされると、任意の適切な手法を用いて、例えば、例えば、接着、摩擦嵌合、機械的嵌合、化学結合、熱結合、熱収縮材料、成形、鋳造、溶接(例えば、抵抗溶接、レーザー溶接)、半田付け、ろう付け、構成品を接合または結合するための外スリーブまたは高分子層の使用など、またはそれら組み合わせによって、シャフト12に固定されることができる。いくつかの実施形態においては、シャフト12で満たされていないポケット102内の任意の残りの空間の各部または全ては、ハブ93をシャフト12に取り付けるために、接着剤、例えば、紫外線硬化型接着剤160で満たされ、その後に、例えば、紫外線エネルギーを用いて硬化するか、または、自然硬化することができる。いくつかの実施形態においては2段階プロセスが用いられ、接着剤の初期の量がシャフト12の近位部分に塗布されると、シャフトが進められてハブ92と嵌め合い係合し、接着剤は自然硬化して、例えばポケット102の近位部分101内および/または近傍でシャフト12とハブ92とを接合させる。その後、接着剤の第2の量がポケット102、例えばポケットの遠位部分内に挿入され、および/またはその他の方法で塗布されることができ、且つ自然硬化する。
ハブ管腔108は、結合されると、ハブ本体93が通る、ハブの近位端または近位部分120とシャフト12の管腔15との間の通路を画定する。この通路は、例えば、ハブを通り、且つシャフトの管腔15に入る医療用具、流体、または材料の挿入に対応することができる。認識することができるように、ハブがシャフトに取り付けられると、ハブの縦軸x’は、シャフト12の縦軸xと大略的に一致することができるが、これは、全ての実施形態において必要というわけではない。
マニホールド・アセンブリ14は、ハブ92および歪み除去部94を含め、幅広い種類の適切な方法のいずれかを用いて、且つ幅広い種類の適切な材料を使用して製造されることができる。例えば、マニホールド・アセンブリ14またはその各部は、成形、鋳造、形削り、または、一般的に知られている他の形成手法を用いて製造されることができる。例えば、マニホールド・アセンブリ14またはその各部は、射出成形法および/または挿入成形法を用いて製造されることができる。いくつかの他の実施形態においては、前もって製作され、その後にシャフト12の近位部分に取り付けられるのではなく、マニホールド・アセンブリ14は、例えば、シャフト12の近位端16上でハブを成形、鋳造、形削り、または、その他の方法で形成することによって、シャフト12の近位部分上に製造されることができる。
様々な材料のいずれかをマニホールド・アセンブリ14またはその構成品に使用することができる。例えば、様々な高分子のいずれかを使用することができる。ハブ部分および歪み除去部分は、同じ材料または異なる材料で製造されることができる。高分子材料の一部の例としては、カテーテル10の他の構成品に関して既に先に論じたものを挙げることができ、また、ポリカーボネート、ポリアミド、ナイロン、ポリエーテル・ブロック・アミド(PEBA)、熱可塑性加硫物、または、それらの混合体、組み合わせ、および共重合体、もしくは、それらの混合体、組み合わせ、または共重合体、または、任意の他の適切な材料を挙げることができる。いくつかの実施形態においては、ハブ部分92はナイロン材で製造されることができ、歪み除去部94は、Adanced Elastomer System,LPから市販されているSantoprene(登録商標)など、熱可塑性加硫物で製造されることができる。
本発明は、上述した特定の実施形態に限定されたものと考えるべきではなく、むしろ、添付の特許請求の範囲において公正に定めるような本発明の全ての態様を包含すると理解するべきである。様々な改変、同等のプロセス、ならびに、本発明が適用可能と考えられる数多くの構造体は、本明細書を検討すると、本発明が対象とする当業者には容易に明らかになろう。本開示内容は、多くの点において、例示的なものにすぎないことを理解されたい。本発明の範囲を超えることなく、特に、形状、サイズ、および種々の工程の構成に関して、種々の変更を詳細に行なうことができる。本発明の範囲は、言うまでもなく、添付の特許請求の範囲が表されている言語において定義される。
カテーテル、例えば供給カテーテル、案内カテーテルまたは診断カテーテルとして示す、本発明の1つの例示的な実施形態に係る医療用具の部分側面平面図である。 図1の医療用具の一部の部分横断面図である。 遠位先端の構成の一例を含む、図1の医療用具のシャフトの一部の部分横断面図である。 マニホールド・アセンブリおよびシャフトの近位部分の一部を示す、図1の医療用具の近位部分の横断面図である。 図4の円4a内に画定された区域の拡大図である。 ハブ部分および歪み除去部分を含むマニホールド・アセンブリおよびシャフトの近位部分の一部を示す、図1の医療用具の近位部分の分解横断面図である。 外管状部材の取り付け前、且つ近位端の口広げ加工前のシャフト構造の内管状アセンブリの近位部分の横断面図である。 外管状部材の取り付け、および近位端を口広げ加工するためのマンドレルの挿入を示す、図6の内管状アセンブリの部分の横断面図である。 近位端の周りの材料の第1の層の取り付けを示す、図7の内管状アセンブリの部分の横断面図である。 近位端の周りの材料の第2の層の取り付けを示す、図8の内管状アセンブリの部分の横断面図である。 フレア近位端を含む管状シャフトの代替近位部分の横断面図である。

Claims (28)

  1. 近位端を有する近位部分および遠位端を有する遠位部分を含むとともに縦軸に沿って延在する管腔を画定する長形シャフトを備え、
    前記シャフトの近位部分は、前記近位端の近傍に配置されたフレア部を含み、該フレア部は外方へ、且つ前記シャフトの縦軸に対して斜めに広げられている医療用カテーテル。
  2. 前記シャフトは、前記管腔を画定する内面を画定し、前記フレア部内におけるシャフトの内面が前記縦軸から離れて斜めに、且つ近位に延在するように前記フレア部が広げられている請求項1に記載の医療用カテーテル。
  3. 前記シャフトは、前記管腔を画定する内面を画定し、前記シャフトの近位部分は、前記フレア部の遠位に配置された第2の部分を含み、該第2の部分内における前記シャフトの内面は前記縦軸に対して第1の方向に延在し、前記フレア部内におけるシャフトの内面は外方へ、且つ前記第1の方向に対して斜めに延在している請求項1または請求項2に記載の医療用カテーテル。
  4. 前記第1の方向が前記シャフトの前記縦軸と平行に延在している請求項3に記載の医療用カテーテル。
  5. 前記管腔は、前記シャフトに沿ってより遠位な地点での前記管腔の直径よりも大きな直径を前記シャフトの前記近位端にて有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  6. 前記フレア部は近位端と遠位端とを含み、前記フレア部の口広げ加工のために、フレア部の近位端の近傍における管腔の内径は、フレア部の遠位端の近傍における前記管腔の内径よりも大きい請求項1から請求項5のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  7. 前記フレア部は、近に、かつ外方へ略線形に、広げられているか、またはテーパー処理されている請求項1から請求項6のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  8. 前記フレア部は、曲線状に広げられているか、または段階的に広げられている請求項1から請求項6のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  9. 前記フレア部は、前記シャフトの残部に沿った管腔の内径よりも大きい内径を有する口を画定する請求項1から請求項8のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  10. 前記シャフトの管腔と流体連通しているハブ管腔を含む、シャフトの近位端に結合されたハブを更に備え、前記ハブは、シャフトのフレア部内において少なくとも部分的に配置される、前記ハブから延在する1つ以上の突出部を含む請求項1から請求項9のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  11. 前記ハブは、前記ハブ管腔と流体連通している遠位開口を画定し、前記1つ以上の突出部は、遠位開口の周りに環状に延在している請求項10に記載の医療用カテーテル。
  12. 前記ハブは、前記ハブ内に画定された1つ以上の窪み部分を含み、シャフトのフレア部は、前記窪み部分内に少なくとも部分的に配置されている請求項10または請求項11に記載の医療用カテーテル。
  13. 前記ハブは、前記ハブ管腔と流体連通している遠位開口を画定し、前記1つ以上の窪み部分は、前記遠位開口の周りに環状に延在している請求項12に記載の医療用カテーテル。
  14. 前記ハブは、紫外線硬化型接着剤を使用して前記シャフトの近位端に結合されている請求項10から請求項13のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  15. 前記長形シャフトは、
    近位部分と遠位部分とを含むとともに外面と管腔とを画定する長形内管状部材であって、高分子材料の第1の層と補強部材とを含む前記長形内管状部材と、
    外面と内面とを有する長形外管状部材であって、前記外面内に画定される複数の開口を含み、前記内管状部材の外面の少なくとも一部が前記外部材の内面から離間されるように前記内管状部材の周りに配置される前記長形外管状部材とを備える請求項1から請求項14のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  16. 前記長形シャフトは、
    近位部分および遠位部分を含むとともに外面および管腔を画定する長形内管状部材と、
    近位端および遠位端を有するとともに内面および外面を画定し、且つ前記外面内に画定された複数の開口を含み、外管状部材の遠位端が、該遠位端の近傍における外管状部材の少なくとも1つの他の部分に沿った外径よりも小さい外径を有する小径部分を含む長形外管状部材であって、前記内管状部材の遠位部分に前記外管状部材がないように、且つ前記近位部の一部に沿って内管状部材の外面と外管状部材の内面との間に空間が形成されるように内管状部材の周りに配置される前記外管状部材と、
    前記内管状部材の遠位部分と外管状部材の遠位端とに結合された遠位先端構造体とを備え、
    前記遠位先端構造体の少なくとも一部は外管状部材の小径部分と重なり合っている請求項1から請求項15のいずれかに記載の医療用カテーテル。
  17. 医療用具の用途に使用されるハブであって、
    近位端を有する近位部分および遠位端を有する遠位部分を含む本体と、
    前記近位部分内に画定された管腔と、
    前記遠位部分内に画定されたポケットとを備え、
    前記管腔および前記ポケットは、該管腔とポケットとの間の接合部にて画定された開口を介して流体連通しており、
    前記ハブは、前記本体内で前記開口の周りに画定され、かつ前記ポケット内に延在している1つ以上の突出部と、本体内において前記開口の周りに画定された1つ以上の窪み部分との少なくとも一方を含むハブ。
  18. 医療用カテーテルの製造方法であって、
    縦軸に沿って延在する管腔を画定する長形シャフトを準備する工程であって、前記シャフトは、近位端を有する近位部分および遠位端を有する遠位部分を含み、シャフトの近位部分は、前記近位端の近傍に配置されたフレア部を含み、該フレア部は外方へ、且つ前記シャフトの縦軸に対して斜めに広げられている工程と、
    開口を有する管腔を画定するハブ本体を含むハブを準備する工程であって、前記ハブは、本体内において前記開口の周りに画定された1つ以上の突出部と、本体内において開口の周りに画定された1つ以上の窪み部分との少なくとも一方を含む工程と、
    前記シャフトの管腔および前記ハブの管腔が流体連通しているように、前記突出部の少なくとも一部の周りにシャフトのフレア部を配置する工程、およびシャフトの管腔およびハブの管腔が流体連通しているように、前記窪み部分の少なくとも一部内にシャフトのフレア部を配置する工程の少なくとも一方の工程と、
    前記ハブをシャフトに取り付ける工程とを備える方法。
  19. 前記ハブは、紫外線硬化型接着剤を使用して前記シャフトに取り付けられる請求項18に記載の方法。
  20. 請求項18または請求項19に記載の方法に従って製造された医療用カテーテル。
  21. 縦軸に沿って延在する管腔を画定する長形シャフトを備え、
    前記シャフトは、近位端を有する近位部分および遠位端を有する遠位部分を含み、前記シャフトの近位部分は、ハブと合わさる手段を含む医療用カテーテル。
  22. 近位端を有する近位部分および遠位端を有する遠位部分を含む本体と、
    遠位開口を有する、前記本体によって画定された管腔と、
    カテーテルの長形シャフトと合わさる手段とを備える、医療用カテーテルとともに使用されるハブ。
  23. 近位部分および遠位部分を含み、且つ外面および管腔を画定する長形内管状部材であって、高分子材料の第1の層と補強部材とを含む長形内管状部材と、
    外面および内面を有し、且つ前記外面内に画定された複数の開口を含む長形外管状部材であって、前記内管状部材の外面の少なくとも一部が前記外部材の内面から離間されるように前記内管状部材の周りに配置される長形外管状部材とを備える医療用カテーテル。
  24. 前記内管状部材は、高分子材料の1つまたはそれ以上の層を更に含み、前記補強部材は高分子材料の2つの層の間に配置される請求項23に記載の医療用カテーテル。
  25. 前記外管状部材は、前記内管状部材の遠位部分に前記外管状部材がないように、前記内管状部材の前記近位部分の周りに配置される請求項23または請求項24に記載の医療用カテーテル。
  26. 近位部分および遠位部分を含むとともに外面および管腔を画定する長形内管状部材と、
    近位端および遠位端を有するとともに外面および内面を画定し、且つ前記外面内に画定された複数の開口を含み、外管状部材の遠位端が、該遠位端の近傍における外管状部材の少なくとも1つの他の部分に沿った外径よりも小さい外径を有する小径部分を含む長形外管状部材であって、
    前記内管状部材の遠位部分に前記外管状部材がないように、且つ前記近位部の一部に沿って内管状部材の外面と外管状部材の内面との間に空間が形成されるように内管状部材の周りに配置される長形外管状部材と、
    前記内管状部材の遠位部分と外管状部材の遠位端とに結合された遠位先端構造体とを備え、
    前記遠位先端構造体の少なくとも一部は外管状部材の小径部分と重なり合っている医療用カテーテル。
  27. 前記先端構造体は、前記内管状部材の遠位部分上に配置された材料の1つまたはそれ以上の層を含む請求項26に記載の医療用カテーテル。
  28. 前記外管状部材は金属材料を備える請求項26または請求項27に記載の医療用カテーテル。
JP2008511292A 2005-05-09 2006-05-09 医療用具 Pending JP2008539962A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/125,987 US20060264904A1 (en) 2005-05-09 2005-05-09 Medical device
PCT/US2006/017991 WO2006122155A1 (en) 2005-05-09 2006-05-09 Medical device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008539962A true JP2008539962A (ja) 2008-11-20

Family

ID=36952636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008511292A Pending JP2008539962A (ja) 2005-05-09 2006-05-09 医療用具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060264904A1 (ja)
EP (1) EP1883442A1 (ja)
JP (1) JP2008539962A (ja)
WO (1) WO2006122155A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012002299A1 (ja) * 2010-06-30 2013-08-22 テルモ株式会社 カテーテル
JP2015517831A (ja) * 2012-03-14 2015-06-25 アクセス サイエンティフィック, エルエルシーAccess Scientific, Llc 可撓性医療用品およびその製造方法
CN111712175A (zh) * 2018-02-19 2020-09-25 本迪特技术有限公司 具有增强的灵活性和可跟踪性的导向工具
JP2020156926A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 テルモ株式会社 カテーテル
WO2022064742A1 (ja) * 2020-09-23 2022-03-31 テルモ株式会社 カテーテル

Families Citing this family (124)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030069522A1 (en) 1995-12-07 2003-04-10 Jacobsen Stephen J. Slotted medical device
EP1401526B1 (en) 2001-07-05 2006-12-06 Precision Vascular Systems, Inc. Troqueable soft tip medical device and method for shaping it
US7914467B2 (en) 2002-07-25 2011-03-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Tubular member having tapered transition for use in a medical device
JP4602080B2 (ja) * 2002-07-25 2010-12-22 ボストン サイエンティフィック リミテッド 人体構造内を進行する医療用具
US8377035B2 (en) 2003-01-17 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Unbalanced reinforcement members for medical device
US7001369B2 (en) 2003-03-27 2006-02-21 Scimed Life Systems, Inc. Medical device
JP4713478B2 (ja) * 2003-09-02 2011-06-29 アボット・ラボラトリーズ 医療器具の送出システム
US7824345B2 (en) 2003-12-22 2010-11-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device with push force limiter
US7850623B2 (en) 2005-10-27 2010-12-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Elongate medical device with continuous reinforcement member
US8251963B2 (en) * 2005-12-08 2012-08-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Flexible needle
US8007434B2 (en) * 2006-03-06 2011-08-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Variable stiffness medical device shaft
US20080097397A1 (en) * 2006-06-08 2008-04-24 Vrba Anthony C Vascular introducer sheath
WO2008034010A2 (en) 2006-09-13 2008-03-20 Boston Scientific Limited Crossing guidewire
US8337424B2 (en) * 2006-11-03 2012-12-25 Syntheon, Llc Device for guiding or exchanging medical implements and medical exchange wire system
US8556914B2 (en) 2006-12-15 2013-10-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel
US7655004B2 (en) 2007-02-15 2010-02-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroporation ablation apparatus, system, and method
US8075572B2 (en) 2007-04-26 2011-12-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suturing apparatus
US8409114B2 (en) 2007-08-02 2013-04-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Composite elongate medical device including distal tubular member
US8105246B2 (en) 2007-08-03 2012-01-31 Boston Scientific Scimed, Inc. Elongate medical device having enhanced torque and methods thereof
US8821477B2 (en) * 2007-08-06 2014-09-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Alternative micromachined structures
US9808595B2 (en) 2007-08-07 2017-11-07 Boston Scientific Scimed, Inc Microfabricated catheter with improved bonding structure
US8568410B2 (en) 2007-08-31 2013-10-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation surgical instruments
US8579897B2 (en) 2007-11-21 2013-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US8262655B2 (en) 2007-11-21 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US9034007B2 (en) 2007-09-21 2015-05-19 Insera Therapeutics, Inc. Distal embolic protection devices with a variable thickness microguidewire and methods for their use
US8114144B2 (en) * 2007-10-17 2012-02-14 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Rapid-exchange retractable sheath self-expanding delivery system with incompressible inner member and flexible distal assembly
US8480657B2 (en) 2007-10-31 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Detachable distal overtube section and methods for forming a sealable opening in the wall of an organ
US20090112059A1 (en) 2007-10-31 2009-04-30 Nobis Rudolph H Apparatus and methods for closing a gastrotomy
US7841994B2 (en) 2007-11-02 2010-11-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device for crossing an occlusion in a vessel
US8262680B2 (en) 2008-03-10 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Anastomotic device
US8376961B2 (en) 2008-04-07 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Micromachined composite guidewire structure with anisotropic bending properties
US20100036294A1 (en) * 2008-05-07 2010-02-11 Robert Mantell Radially-Firing Electrohydraulic Lithotripsy Probe
US8114072B2 (en) 2008-05-30 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation device
US8070759B2 (en) 2008-05-30 2011-12-06 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical fastening device
US8679003B2 (en) 2008-05-30 2014-03-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device and endoscope including same
US8652150B2 (en) 2008-05-30 2014-02-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multifunction surgical device
US8771260B2 (en) 2008-05-30 2014-07-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Actuating and articulating surgical device
US8317806B2 (en) 2008-05-30 2012-11-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic suturing tension controlling and indication devices
US8906035B2 (en) 2008-06-04 2014-12-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic drop off bag
US8403926B2 (en) 2008-06-05 2013-03-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Manually articulating devices
US8361112B2 (en) 2008-06-27 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suture arrangement
US8262563B2 (en) * 2008-07-14 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic translumenal articulatable steerable overtube
US8888792B2 (en) 2008-07-14 2014-11-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Tissue apposition clip application devices and methods
US8211125B2 (en) 2008-08-15 2012-07-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Sterile appliance delivery device for endoscopic procedures
US8529563B2 (en) 2008-08-25 2013-09-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8241204B2 (en) 2008-08-29 2012-08-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Articulating end cap
US8480689B2 (en) 2008-09-02 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Suturing device
US8409200B2 (en) 2008-09-03 2013-04-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8114119B2 (en) 2008-09-09 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8535243B2 (en) 2008-09-10 2013-09-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices and tapered tubular members for use in medical devices
US8337394B2 (en) 2008-10-01 2012-12-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Overtube with expandable tip
US8157834B2 (en) 2008-11-25 2012-04-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotational coupling device for surgical instrument with flexible actuators
AU2009322967B2 (en) * 2008-12-05 2015-06-11 Ams Research Corporation Devices, systems and methods for delivering fluid to tissue
WO2010068814A1 (en) 2008-12-10 2010-06-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Introducer sheath with an embolic coil device and methods for making the same
US8795254B2 (en) 2008-12-10 2014-08-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices with a slotted tubular member having improved stress distribution
US8172772B2 (en) 2008-12-11 2012-05-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Specimen retrieval device
US8828031B2 (en) 2009-01-12 2014-09-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for forming an anastomosis
US8361066B2 (en) 2009-01-12 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8252057B2 (en) 2009-01-30 2012-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical access device
US9226772B2 (en) 2009-01-30 2016-01-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device
US9039676B2 (en) * 2009-06-11 2015-05-26 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Apparatus and methods for catheter steerability
JP2012531270A (ja) * 2009-06-24 2012-12-10 シファメド・ホールディングス・エルエルシー 操作可能な医療用送達装置および使用方法
AU2015210338B2 (en) * 2009-06-24 2018-02-01 Shifamed Holdings, Llc Steerable medical delivery devices and methods of use
US20110098704A1 (en) 2009-10-28 2011-04-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8608652B2 (en) 2009-11-05 2013-12-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Vaginal entry surgical devices, kit, system, and method
US8137293B2 (en) 2009-11-17 2012-03-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Guidewires including a porous nickel-titanium alloy
US8519300B2 (en) * 2009-12-11 2013-08-27 Cardiac Pacemakers, Inc. Method of laser welding a hub to a catheter shaft
US8353487B2 (en) 2009-12-17 2013-01-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. User interface support devices for endoscopic surgical instruments
US8496574B2 (en) 2009-12-17 2013-07-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Selectively positionable camera for surgical guide tube assembly
US9028483B2 (en) 2009-12-18 2015-05-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US8506564B2 (en) 2009-12-18 2013-08-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US9005198B2 (en) 2010-01-29 2015-04-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
WO2011123689A1 (en) 2010-03-31 2011-10-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Guidewire with a flexural rigidity profile
CN103282074B (zh) * 2010-11-03 2016-08-10 比尔卡地亚股份有限公司 可操纵腔内设备和方法
US10092291B2 (en) 2011-01-25 2018-10-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument with selectively rigidizable features
WO2012106628A1 (en) 2011-02-04 2012-08-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Guidewires and methods for making and using the same
US9233241B2 (en) 2011-02-28 2016-01-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9314620B2 (en) 2011-02-28 2016-04-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9254169B2 (en) 2011-02-28 2016-02-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
WO2012125785A1 (en) 2011-03-17 2012-09-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Hand held surgical device for manipulating an internal magnet assembly within a patient
US20150094656A1 (en) * 2011-05-03 2015-04-02 Amr Salahieh Steerable medical devices, systems, and methods of use
EP2704786A4 (en) 2011-05-03 2014-11-26 Shifamed Holdings Llc ORIENTABLE INSTALLATION SHEATH
US9072874B2 (en) 2011-05-13 2015-07-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices with a heat transfer region and a heat sink region and methods for manufacturing medical devices
US8986199B2 (en) 2012-02-17 2015-03-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus and methods for cleaning the lens of an endoscope
US9981113B2 (en) 2012-03-14 2018-05-29 Access Scientific, Llc Flexible medical article and method of making the same
US8961550B2 (en) 2012-04-17 2015-02-24 Indian Wells Medical, Inc. Steerable endoluminal punch
US9427255B2 (en) 2012-05-14 2016-08-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for introducing a steerable camera assembly into a patient
US9078662B2 (en) 2012-07-03 2015-07-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic cap electrode and method for using the same
US9545290B2 (en) 2012-07-30 2017-01-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Needle probe guide
US10314649B2 (en) 2012-08-02 2019-06-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Flexible expandable electrode and method of intraluminal delivery of pulsed power
US9572623B2 (en) 2012-08-02 2017-02-21 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Reusable electrode and disposable sheath
US9277957B2 (en) 2012-08-15 2016-03-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrosurgical devices and methods
JP6509117B2 (ja) 2012-08-31 2019-05-08 ボルケーノ コーポレイション 血管内装置のコンポーネントの取り付け構造
US10098527B2 (en) 2013-02-27 2018-10-16 Ethidcon Endo-Surgery, Inc. System for performing a minimally invasive surgical procedure
CA2905107C (en) 2013-03-11 2020-04-14 Northgate Technologies Inc. Unfocused electrohydraulic lithotripter
US8715315B1 (en) 2013-03-15 2014-05-06 Insera Therapeutics, Inc. Vascular treatment systems
US8679150B1 (en) 2013-03-15 2014-03-25 Insera Therapeutics, Inc. Shape-set textile structure based mechanical thrombectomy methods
JP6437517B2 (ja) 2013-03-15 2018-12-12 インセラ セラピューティクス,インク. 血管治療装置及び方法
US8715314B1 (en) 2013-03-15 2014-05-06 Insera Therapeutics, Inc. Vascular treatment measurement methods
WO2015061034A1 (en) * 2013-10-24 2015-04-30 St. Jude Medical, Cardiology Division, Inc. Flexible catheter shaft and method of manufacture
US10206664B2 (en) 2013-11-13 2019-02-19 Cook Medical Technologies Llc Spiral cut biopsy cannula
JP6278183B2 (ja) * 2014-03-14 2018-02-14 日本ゼオン株式会社 先端偏向可動カテーテル、及びカテーテル用ハブの接合方法
JP6434495B2 (ja) * 2014-03-14 2018-12-05 テルモ株式会社 医療用チューブ
US9901706B2 (en) 2014-04-11 2018-02-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Catheters and catheter shafts
US9782561B2 (en) 2014-10-09 2017-10-10 Vacular Solutions, Inc. Catheter tip
US9636477B2 (en) 2014-10-09 2017-05-02 Vascular Solutions, Inc. Catheter
US10420537B2 (en) 2015-03-27 2019-09-24 Shifamed Holdings, Llc Steerable medical devices, systems, and methods of use
CN107708785B (zh) 2015-04-24 2021-08-20 卡里拉医疗股份有限公司 可转向医疗装置、系统和使用方法
JP6659726B2 (ja) * 2015-05-05 2020-03-04 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティドW.L. Gore & Associates, Incorporated 成形送達シース及び方法
US20170000977A1 (en) * 2015-06-30 2017-01-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device having outer polymeric member including one or more cuts
US10568991B2 (en) 2015-08-12 2020-02-25 Covidien Lp Catheter including leak resistant proximal shaft
WO2017083257A1 (en) 2015-11-09 2017-05-18 Shifamed Holdings, Llc Steering assemblies for medical devices, and methods of use
US11351048B2 (en) 2015-11-16 2022-06-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Stent delivery systems with a reinforced deployment sheath
JP2019508201A (ja) 2016-02-16 2019-03-28 インセラ セラピューティクス,インク. 吸引装置および固定された血流迂回装置
EP4032578A1 (en) * 2016-07-13 2022-07-27 Perfuze Limited High flexibility, kink resistant catheter shaft
EP3284507B1 (en) * 2016-08-19 2023-12-13 Roche Diabetes Care GmbH Cannula unit
US11278701B2 (en) 2016-10-13 2022-03-22 Lake Region Manufacturing, Inc. Apparatus including multiple joined hypotubes and method of making same
US10238834B2 (en) 2017-08-25 2019-03-26 Teleflex Innovations S.À.R.L. Catheter
EP3536371B1 (en) * 2018-03-06 2023-01-25 Phenox Ltd. Catheter with catheter hub
CN112236186B (zh) * 2018-04-30 2023-04-04 爱德华兹生命科学公司 推进式护套样式
US11554249B2 (en) * 2019-05-15 2023-01-17 Surmodics, Inc. Catheter strain relief assembly
WO2020255736A1 (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 株式会社カネカ カテーテル、及びカテーテルの製造方法
JP7251430B2 (ja) * 2019-09-30 2023-04-04 株式会社プロテリアル 医療用編組チューブアッセンブリ
EP4138634A4 (en) 2020-04-20 2024-02-21 Surmodics MD, LLC RADIAL BALLOON CATHETER

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2016274A (en) * 1978-03-07 1979-09-26 Dow Corning Kk Catheter
JPS5671246A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Nec Corp Exposing method for fluorescent screen
JPH0871157A (ja) * 1994-09-08 1996-03-19 Terumo Corp カテーテルチューブ
JPH08266635A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Mejian:Kk 留置針セット用のカテーテル及びその製造方法
JPH10244006A (ja) * 1996-08-07 1998-09-14 Target Therapeutics Inc 膨張性膜を備えた編組み強化注入カテーテル
WO2000045885A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-10 Boston Scientific Limited Catheter with spiral cut transition member
US20030037821A1 (en) * 2000-12-29 2003-02-27 Chang-Hyeon Ji Leak control valve
EP0823262B1 (en) * 1996-08-07 2003-07-16 Target Therapeutics, Inc. Braid reinforced infusion catheter with inflatable membrane

Family Cites Families (99)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US368316A (en) * 1887-08-16 Concentrator
US3452740A (en) * 1966-05-31 1969-07-01 Us Catheter & Instr Corp Spring guide manipulator
US4003369A (en) * 1975-04-22 1977-01-18 Medrad, Inc. Angiographic guidewire with safety core wire
US4020829A (en) * 1975-10-23 1977-05-03 Willson James K V Spring guide wire with torque control for catheterization of blood vessels and method of using same
US4215703A (en) * 1978-08-29 1980-08-05 Willson James K V Variable stiffness guide wire
US4425919A (en) * 1981-07-27 1984-01-17 Raychem Corporation Torque transmitting catheter apparatus
US4545390A (en) * 1982-09-22 1985-10-08 C. R. Bard, Inc. Steerable guide wire for balloon dilatation procedure
US4563181A (en) * 1983-02-18 1986-01-07 Mallinckrodt, Inc. Fused flexible tip catheter
US4867173A (en) * 1986-06-30 1989-09-19 Meadox Surgimed A/S Steerable guidewire
US5250069A (en) * 1987-02-27 1993-10-05 Terumo Kabushiki Kaisha Catheter equipped with expansible member and production method thereof
US4811743A (en) * 1987-04-21 1989-03-14 Cordis Corporation Catheter guidewire
US5211183A (en) * 1987-05-13 1993-05-18 Wilson Bruce C Steerable memory alloy guide wires
US4989608A (en) * 1987-07-02 1991-02-05 Ratner Adam V Device construction and method facilitating magnetic resonance imaging of foreign objects in a body
US4964409A (en) * 1989-05-11 1990-10-23 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Flexible hollow guiding member with means for fluid communication therethrough
US5273042A (en) * 1987-10-28 1993-12-28 Medical Parameters, Inc. Guidewire advancement method
US4832047A (en) * 1987-12-15 1989-05-23 Target Therapeutics Guide wire device
US4846186A (en) * 1988-01-12 1989-07-11 Cordis Corporation Flexible guidewire
US4846812A (en) * 1988-03-22 1989-07-11 Menlo Care, Inc. Softening catheter
US4998923A (en) * 1988-08-11 1991-03-12 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Steerable dilatation catheter
US4950257A (en) * 1988-09-15 1990-08-21 Mallinckrodt, Inc. Catheter introducer with flexible tip
US4994069A (en) * 1988-11-02 1991-02-19 Target Therapeutics Vaso-occlusion coil and method
US5507751A (en) * 1988-11-09 1996-04-16 Cook Pacemaker Corporation Locally flexible dilator sheath
US4985022A (en) * 1988-11-23 1991-01-15 Med Institute, Inc. Catheter having durable and flexible segments
US5052404A (en) * 1989-03-02 1991-10-01 The Microspring Company, Inc. Torque transmitter
US4911148A (en) * 1989-03-14 1990-03-27 Intramed Laboratories, Inc. Deflectable-end endoscope with detachable flexible shaft assembly
EP0420993B1 (en) * 1989-04-13 1995-02-15 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Catheter
US4955862A (en) * 1989-05-22 1990-09-11 Target Therapeutics, Inc. Catheter and catheter/guide wire device
US5256144A (en) * 1989-11-02 1993-10-26 Danforth Biomedical, Inc. Low profile, high performance interventional catheters
US5095915A (en) * 1990-03-19 1992-03-17 Target Therapeutics Guidewire with flexible distal tip
US5238004A (en) * 1990-04-10 1993-08-24 Boston Scientific Corporation High elongation linear elastic guidewire
US5147317A (en) * 1990-06-04 1992-09-15 C.R. Bard, Inc. Low friction varied radiopacity guidewire
US5345945A (en) * 1990-08-29 1994-09-13 Baxter International Inc. Dual coil guidewire with radiopaque distal tip
US5125395A (en) * 1990-09-12 1992-06-30 Adair Edwin Lloyd Deflectable sheath for optical catheter
US6165292A (en) * 1990-12-18 2000-12-26 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Superelastic guiding member
US5106455A (en) * 1991-01-28 1992-04-21 Sarcos Group Method and apparatus for fabrication of micro-structures using non-planar, exposure beam lithography
US5315996A (en) * 1991-02-15 1994-05-31 Lundquist Ingemar H Torquable catheter and method
US5231989A (en) * 1991-02-15 1993-08-03 Raychem Corporation Steerable cannula
US5254107A (en) * 1991-03-06 1993-10-19 Cordis Corporation Catheter having extended braid reinforced transitional tip
US5769830A (en) * 1991-06-28 1998-06-23 Cook Incorporated Soft tip guiding catheter
US5304131A (en) * 1991-07-15 1994-04-19 Paskar Larry D Catheter
US5306252A (en) * 1991-07-18 1994-04-26 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Catheter guide wire and catheter
US5741429A (en) * 1991-09-05 1998-04-21 Cardia Catheter Company Flexible tubular device for use in medical applications
US5605162A (en) * 1991-10-15 1997-02-25 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Method for using a variable stiffness guidewire
US5254106A (en) * 1992-04-17 1993-10-19 Feaster Fred T Hydrodissection needle
US5437288A (en) * 1992-09-04 1995-08-01 Mayo Foundation For Medical Education And Research Flexible catheter guidewire
US5334145A (en) * 1992-09-16 1994-08-02 Lundquist Ingemar H Torquable catheter
US5441483A (en) * 1992-11-16 1995-08-15 Avitall; Boaz Catheter deflection control
AU5672194A (en) * 1992-11-18 1994-06-22 Spectrascience, Inc. Apparatus for diagnostic imaging
US5669926A (en) * 1993-01-25 1997-09-23 Aust & Taylor Medical Corporation Surgical instrument
JP3345147B2 (ja) * 1993-01-26 2002-11-18 テルモ株式会社 血管拡張器具およびカテーテル
EP0608775B1 (de) * 1993-01-28 2001-03-21 Angiomed GmbH & Co. Medizintechnik KG Einstückiges Führungsteil und Verfahren zum Herstellen desselben
US5336205A (en) * 1993-02-25 1994-08-09 Target Therapeutics, Inc. Flow directed catheter
US5772609A (en) * 1993-05-11 1998-06-30 Target Therapeutics, Inc. Guidewire with variable flexibility due to polymeric coatings
US5562619A (en) * 1993-08-19 1996-10-08 Boston Scientific Corporation Deflectable catheter
US5720300A (en) * 1993-11-10 1998-02-24 C. R. Bard, Inc. High performance wires for use in medical devices and alloys therefor
US5520194A (en) * 1993-12-07 1996-05-28 Asahi Intecc Co., Ltd. Guide wire for medical purpose and manufacturing process of coil thereof
WO1995015780A2 (en) * 1993-12-10 1995-06-15 Schneider (Usa) Inc. Guiding catheter
CA2135143C (en) * 1993-12-22 2006-01-03 Todd A. Berg Catheter joint with restraining device
US5911715A (en) * 1994-02-14 1999-06-15 Scimed Life Systems, Inc. Guide catheter having selected flexural modulus segments
US5406960A (en) * 1994-04-13 1995-04-18 Cordis Corporation Guidewire with integral core and marker bands
US5666969A (en) * 1994-05-18 1997-09-16 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire having multiple radioscopic coils
EP0794811B1 (en) * 1994-11-23 2002-07-31 Micro Interventional Systems, Inc. High torque balloon catheter
US5569197A (en) * 1994-12-21 1996-10-29 Schneider (Usa) Inc Drug delivery guidewire
US5666968A (en) * 1995-03-17 1997-09-16 Intelliwire, Inc. Flexible guide wire with extension capability and guide wire extension for use therewith
US5551444A (en) * 1995-05-31 1996-09-03 Radius Medical Technologies, Inc. Flexible guidewire with radiopaque outer coil and non-radiopaque inner coil
US6273404B1 (en) * 1995-06-05 2001-08-14 Scimed Life Systems, Inc. Method of making monolithic hub and strain relief
EP0755693A1 (de) * 1995-07-18 1997-01-29 Schneider (Europe) Ag Katheter-Führungsdraht
US5746701A (en) * 1995-09-14 1998-05-05 Medtronic, Inc. Guidewire with non-tapered tip
US5733248A (en) * 1995-11-29 1998-03-31 Scimed Life Systems, Inc. Universal guide catheter
US6428489B1 (en) * 1995-12-07 2002-08-06 Precision Vascular Systems, Inc. Guidewire system
US5807249A (en) * 1996-02-16 1998-09-15 Medtronic, Inc. Reduced stiffness, bidirectionally deflecting catheter assembly
JP3255271B2 (ja) * 1996-03-12 2002-02-12 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリール
US5902254A (en) * 1996-07-29 1999-05-11 The Nemours Foundation Cathether guidewire
GB9623402D0 (en) * 1996-11-08 1997-01-08 Smiths Industries Plc Catheter assemblies and inner cannulae
US5904657A (en) * 1997-02-26 1999-05-18 Unsworth; John D. System for guiding devices in body lumens
US5906618A (en) * 1997-03-20 1999-05-25 Vanderbilt University Microcatheter with auxiliary parachute guide structure
EP0988081A1 (en) * 1997-06-04 2000-03-29 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Steerable guidewire with enhanced distal support
US5951539A (en) * 1997-06-10 1999-09-14 Target Therpeutics, Inc. Optimized high performance multiple coil spiral-wound vascular catheter
US6106485A (en) * 1997-11-18 2000-08-22 Advanced Cardivascular Systems, Inc. Guidewire with shaped intermediate portion
EP1049951A1 (en) * 1997-12-22 2000-11-08 Micrus Corporation Variable stiffness fiber optic shaft
US6251092B1 (en) * 1997-12-30 2001-06-26 Medtronic, Inc. Deflectable guiding catheter
US6171296B1 (en) * 1998-04-28 2001-01-09 Microtherapeutics, Inc. Flow directed catheter
US6045547A (en) * 1998-06-15 2000-04-04 Scimed Life Systems, Inc. Semi-continuous co-extruded catheter shaft
US6048339A (en) * 1998-06-29 2000-04-11 Endius Incorporated Flexible surgical instruments with suction
US6106488A (en) * 1998-08-11 2000-08-22 Scimed Life Systems, Inc. Flexural rigidity profile guidewire tip
GB2347685B (en) * 1998-11-06 2002-12-18 Furukawa Electric Co Ltd NiTi-based medical guidewire and method of producing the same
US6228073B1 (en) * 1998-12-15 2001-05-08 Medtronic, Inc. Angiography luer hub having wings proximal to the plurality of grips and strain relief
US6355027B1 (en) * 1999-06-09 2002-03-12 Possis Medical, Inc. Flexible microcatheter
US6579246B2 (en) * 1999-12-22 2003-06-17 Sarcos, Lc Coronary guidewire system
US6290656B1 (en) * 1999-12-30 2001-09-18 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Guide wire with damped force vibration mechanism
US6866665B2 (en) * 2003-03-27 2005-03-15 Hand Innovations, Llc Bone fracture fixation system with subchondral and articular surface support
US6524301B1 (en) * 2000-12-21 2003-02-25 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Guidewire with an intermediate variable stiffness section
EP1401526B1 (en) * 2001-07-05 2006-12-06 Precision Vascular Systems, Inc. Troqueable soft tip medical device and method for shaping it
US6918882B2 (en) * 2001-10-05 2005-07-19 Scimed Life Systems, Inc. Guidewire with stiffness blending connection
US20040045645A1 (en) * 2002-09-10 2004-03-11 Scimed Life Systems, Inc. Shaped reinforcing member for medical device and method for making the same
ES2338001T3 (es) * 2002-10-10 2010-05-03 Micro Therapeutics, Inc. Microcateter reforzado con trenzado de alambre.
US20040167437A1 (en) * 2003-02-26 2004-08-26 Sharrow James S. Articulating intracorporal medical device
US7001369B2 (en) * 2003-03-27 2006-02-21 Scimed Life Systems, Inc. Medical device
US7166100B2 (en) * 2004-06-29 2007-01-23 Cordis Neurovascular, Inc. Balloon catheter shaft design

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2016274A (en) * 1978-03-07 1979-09-26 Dow Corning Kk Catheter
JPS5671246A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Nec Corp Exposing method for fluorescent screen
JPH0871157A (ja) * 1994-09-08 1996-03-19 Terumo Corp カテーテルチューブ
JPH08266635A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Mejian:Kk 留置針セット用のカテーテル及びその製造方法
JPH10244006A (ja) * 1996-08-07 1998-09-14 Target Therapeutics Inc 膨張性膜を備えた編組み強化注入カテーテル
EP0823262B1 (en) * 1996-08-07 2003-07-16 Target Therapeutics, Inc. Braid reinforced infusion catheter with inflatable membrane
WO2000045885A1 (en) * 1999-02-02 2000-08-10 Boston Scientific Limited Catheter with spiral cut transition member
JP2002536081A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ボストン サイエンティフィック リミテッド 螺旋切り込み移行部材を備えたカテーテル
US20030037821A1 (en) * 2000-12-29 2003-02-27 Chang-Hyeon Ji Leak control valve

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012002299A1 (ja) * 2010-06-30 2013-08-22 テルモ株式会社 カテーテル
JP5956335B2 (ja) * 2010-06-30 2016-07-27 テルモ株式会社 カテーテル
US9656042B2 (en) 2010-06-30 2017-05-23 Terumo Kabushiki Kaisha Catheter and method
JP2015517831A (ja) * 2012-03-14 2015-06-25 アクセス サイエンティフィック, エルエルシーAccess Scientific, Llc 可撓性医療用品およびその製造方法
JP2018051302A (ja) * 2012-03-14 2018-04-05 アクセス サイエンティフィック, エルエルシーAccess Scientific, Llc 可撓性医療用品およびその製造方法
JP2019005597A (ja) * 2012-03-14 2019-01-17 アクセス サイエンティフィック, エルエルシーAccess Scientific, Llc 可撓性医療用品およびその製造方法
JP2020171713A (ja) * 2012-03-14 2020-10-22 アクセス サイエンティフィック, エルエルシーAccess Scientific, Llc 可撓性医療用品およびその製造方法
CN111712175A (zh) * 2018-02-19 2020-09-25 本迪特技术有限公司 具有增强的灵活性和可跟踪性的导向工具
JP2022511153A (ja) * 2018-02-19 2022-01-31 ベンディット テクノロジーズ リミテッド. 柔軟性および追従性が改善されたステアリングツール
JP2020156926A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 テルモ株式会社 カテーテル
WO2022064742A1 (ja) * 2020-09-23 2022-03-31 テルモ株式会社 カテーテル

Also Published As

Publication number Publication date
EP1883442A1 (en) 2008-02-06
US20060264904A1 (en) 2006-11-23
WO2006122155A1 (en) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008539962A (ja) 医療用具
US10207077B2 (en) Medical device
US8231551B2 (en) Elongate medical device with continuous reinforcement member
US7841994B2 (en) Medical device for crossing an occlusion in a vessel
US20230226311A1 (en) Guide extension catheter
JP4401653B2 (ja) 改良された先端チップ及び移行部を有するマイクロカテーテル
CN110072588B (zh) 引导延伸导管
CN109952123B (zh) 导管毂
JP2010502396A (ja) 脈管内の閉塞部を通過するための構造を備えた医療器具
JP4754843B2 (ja) カテーテル
US20080097397A1 (en) Vascular introducer sheath

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111004

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111213