JP2008539301A - 酸化組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
水溶液中に、効果的な量の酸化化合物と、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、アミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系(thickening system)と、前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質と、を含んでなる粘弾性の酸化的な処方がここに開示される。この酸化的な処方はさらに酸化剤に対し安定な乳白剤又は色素を含んでもよい。
Description
本発明は、粘性及び弾性の両方を有する濃厚酸化組成物に関し、かつ、特に、注ぎが容易で、全自動洗濯機のディスペンサー中を流れる濃厚漂白剤に関する。
特許文献1(米国特許第5,104,571A号明細書)、特許文献2(米国特許第4,952,333A号明細書)、特許文献3(米国特許第4,931,207A号明細書)、及び引用文献4(米国特許第4,839,077A号明細書)は、懸濁剤を伴う漂白剤組成物を開示する。
米国特許第5,104,571A号明細書
米国特許第4,952,333A号明細書
米国特許第4,931,207A号明細書
米国特許第4,839,077A号明細書
特許文献5(米国特許第5,804,545号明細書)及び特許文献6(米国特許第5,348,682号明細書)は、アミンオキシド及びせっけんを伴う漂白剤組成物を開示する。
米国特許第5,804,545号明細書
米国特許第5,348,682号明細書
特許文献7(米国特許第6,051,676号明細書)は、ポリカルボン酸塩を含有する漂白剤組成物を開示する。
米国特許第6,051,676号明細書
特許文献8(米国特許第5,229,027号明細書)、特許文献9(米国特許第5,225,096号明細書)、及び特許文献10(米国特許第第5,185,096号明細書)は、ヨウ素酸塩を伴う漂白剤組成物を開示する。
米国特許第5,229,027号明細書
米国特許第5,225,096号明細書
米国特許第第5,185,096号明細書
特許文献11(米国特許第4,839,077号明細書)は、界面活性剤及びコポリマー増粘剤を含有する、注ぎが可能な漂白剤を開示する。
米国特許第4,839,077号明細書
特許文献12(欧州特許第0,912,696号明細書)は、漂白剤を含有する三成分系からなる界面活性剤増粘剤系を開示する。
欧州特許第0,912,696号明細書
特許文献13(米国特許出願第20030186827号明細書)は、濃厚な発泡漂白剤組成物を開示する。
米国特許出願第20030186827号明細書
本発明の態様は、効果的な量の酸化化合物と、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値;及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系(thickening system)と、前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質と、水と、所望により色素又は乳白剤と、を含んでなる酸化組成物を含む。
本発明の別の態様は、0.01〜7%の範囲の量の次亜塩素酸塩ナトリウムと、i)ラウリン酸及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、C8、C10、C12、C14、C16及びそれらの混合物からなる群から選択されるアルキル基を有するジメチルアルキルアミンオキシド、を含んでなる濃厚系と、前記次亜塩素酸塩を安定化するために効果的な量の塩化ナトリウム及び水酸化ナトリウムと、水と、スチレンの比率が10%より大きく50%以下であるスチレン/アクリレートコポリマーを含んでなる乳白剤と、を含んでなる、漂白組成物を含む。
本発明のさらなる態様は、a)効果的な量の次亜ハロゲン酸塩生成化合物を提供する工程、b)i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系を提供する工程と、c)前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質を提供する工程と、d)水を提供する工程と、e)所望により色素又は乳白剤を提供する工程と、f)工程a)〜d)及び所望によりe)において提供された物質を混合して酸化組成物を形成する工程とを含んでなる、酸化組成物の調製方法を含む。
本発明のさらなる態様は、液状漂白組成物を用いて布地を処理するための方法であって、a)効果的な量の次亜塩素酸塩生成化合物、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系、前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質、水、並びに所望により色素又は乳白剤を含んでなる漂白組成物を提供する工程と、前記漂白組成物を、希釈せずに又は希釈した状態で、前記布地と接触させる工程と、及び前記布地を前記漂白組成物と接触させる前、及び/又は接触中、及び/又は接触後に、水及び従来の洗濯洗剤を含んでなる水性溶液を用いて前記布地を洗濯する工程と、を含んでなる、前記方法を含む。
本発明のさらなる態様は、a)効果的な量の次亜ハロゲン酸塩生成化合物を提供する工程と、b)i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系を提供する工程と、c)前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質を提供する工程と、d)水を提供する工程と、e)所望により色素又は乳白剤を提供する工程と、f)工程a)〜d)及び所望によりe)において提供された物質を混合して酸化組成物を形成する工程と、を含んでなる、酸化組成物の調製方法を含む。
液状漂白組成物を用いて布地を処理するための方法であって、a)効果的な量の次亜塩素酸塩生成化合物、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系、前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質、水、及び所望により色素又は乳白剤、を含んでなる漂白組成物を提供する工程と、(b)前記漂白組成物を、希釈せずに又は希釈した状態で、前記布地と接触させる工程と、(c)前記布地を前記漂白組成物と接触させる前、及び/又は接触中、及び/又は接触後に、水及び従来の洗濯洗剤を含んでなる水性溶液を用いて前記布地を洗濯する工程と、を含んでなる。
本発明のさらなる態様は、a) 効果的な量の次亜塩素酸塩生成化合物、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系;前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質、水、及び所望により色素又は乳白剤、を含んでなる漂白組成物を提供する工程と、b) (a)の組成物を含有する、漂白剤に対し安定な調剤容器を提供する工程と、c) (b)から(a)を、全自動洗濯機の漂白剤ディスペンサー、分注容器、引き込み口、開口部、穴へと分注し、流し込み、添加するための説明書を容器上に提供する工程と、を含んでなる酸化キットを含む。
定義
本文献においては、以下の技術用語が使用され、以下に示される意味を有する。
本文献においては、以下の技術用語が使用され、以下に示される意味を有する。
本明細書中で使用する場合、用語「ディスペンサー」及び「分注容器」は、漂白剤及び/又は酸化組成物を入れるための入れ口(又は開口部)、及び、その漂白剤及び/又は酸化組成物を洗濯機の内容物へと希釈して行き渡らせるための手段を有する全自動洗濯機の一部をいう。この手段にはチューブ類とバルブを含み得る。典型的には、ディスペンサーは洗濯機内に収納され、使用者が目にするのは入れ口のみである。
本明細書中で使用する場合、「ミセル」とは、界面活性剤分子等の個々の成分が液体媒質中で自己会合することにより自然発生的に形成される構造体である。これらの分子凝集体は、所定の温度範囲において、所定の界面活性剤に対する特定の濃度(臨界ミセル化濃度(CMC)としても知られる)を超える高い濃度条件下において、モノマーの状態又は溶解している(が会合していない)状態の界面活性剤分子と平衡状態にある。「通常の」ミセルは、できるだけ水との接触を避ける、界面活性剤の親油性(疎水性)部分を含む相対的に疎水性のコア領域と、分子の疎油性(親水性)末端により形成される外部親水性領域とによって特徴付けられる。凝集体における界面活性剤分子の数に応じて、ミセルの形態は、球形から偏球形又は扁長形の楕円形へと変化することができ、後者には、伸長した又はロッド型ミセル並びにディスク型ミセルが含まれる。特に、アルキル鎖の延長によるロッド型ミセルも好ましい(例えば、参照により本明細書に組み入れられる、Smithの特許文献14(米国特許第5,011,538号明細書)を参照されたい)。
米国特許第5,011,538号明細書
本明細書中で使用する場合、用語「ハイドロトロープ」は、界面活性剤ミセル系の相挙動と相互作用し、またそれを改変する界面活性剤又は共界面活性剤(cosurfactant)系を含む。
用語「粘弾性」とは、粘性、すなわち、エネルギーが液体全体にわたって消散しているという点において液体様であること、及び、弾性、すなわち、エネルギーが液体中に保存されているという点において固体様であること、の両方によって特徴付けられる挙動の組み合わせを示す液体について言う。粘弾性とは、本明細書中において開示される酸化配合物との一般的関連において使用される。
本明細書中で開示される酸化組成物は「粘弾性」と称され得る粘性および弾性の両方の特性を兼ね備える。粘性成分の配合は、制御された注ぎを可能にするために十分に高くなければならないが、その酸化組成物がディスペンサーを容易に通り抜けられるように、かつ洗濯サイクルの間に完全に使い尽くされて次の洗濯に残りが持ち越されないように、十分に低くなければならない。弾性成分は溶液をひとつに保ち、液はね、液垂れ、または汚い流れを最小限にしながら、布地の特定の領域上へ、及び/又は全自動洗濯機の漂白剤ディスペンサー内へと容易に注げるようにする。得られる配合が、使用者が簡単に注げるという利益を提供しながら、洗濯機の漂白剤ディスペンサーを通過する一定の溶液輸送速度を提供する。さらに、好適な粘弾特性は、酸化溶液の位置が使用者に視覚的にわかるようにするための色素又は乳白剤の添加を可能にする。
実施形態を詳述する前に、本明細書中において使用する用語は、特定の実施形態を記述することを目的としており、いかなる様式においても本発明の範囲を制限することを意図するものでないことが理解される。
本明細書中に引用されている全ての刊行物、特許及び特許出願は、上記又は下記いずれのものも、それぞれ個々の刊行物、特許又は特許出願が参照により組み入れられるために具体的かつ個別的に示されているのと同程度に、その全体が参照により本明細書中に組み入れられる。
本明細書中及び添付の特許請求の範囲において使用する場合、内容がそうでないことを明示していない限り、複数形の指示対象をも含むことに留意しなければならない。したがって、例えば、「界面活性剤」と言及した場合、2種類又はそれ以上のかかる界面活性剤を含む。
別に定義しない限り、本明細書中に記載の全ての技術用語及び科学用語は、本発明に関連する当業者により共通的に理解されるものと同様の意味を有する。本明細書に記載されたものと均等な多数の方法及び原料が本発明の実践において使用可能であるが、好ましい原料及び方法が本明細書に記載される。
明細書及び請求項中で使用される原料、成分、反応条件などを表現する全ての数字は、全ての場合で、用語「約」により修飾されるものと理解される。本明細書中に示される広範な範囲の主題を説明する数値域及びパラメーターは概算であるにもかかわらず、具体的実施例中に説明される数値は可能な限り正確に記す。全ての数値は、しかし、各試験測定値においてみられる標準偏差から必然的にもたらされる一定の誤差を本質的に含む。
レオロジー
先に記したように、本明細書中に開示される組成物は、重大なレオロジー特性パラメーターである弾性及び粘性を有する。弾性を数値化するために、振動又は調節されたストレスクリープ測定を実行可能な装置を使用することができる。本明細書中に開示される組成物のレオロジーは、ストレスストレッチレオメーターを用いて、25℃にて、同心円筒構造を使用し、振動モード及び粘度モードで測定した。ストレスストレッチレオメーターを用いた周波数掃引は、弾性及び粘性係数G’及びG”、及び振動数の関数としての複素粘度をそれぞれ示す振動データを生じる。本明細書中に開示される粘弾性組成物に関し、低振動数においてG”はG’より優勢であり、この系はゼロせん断粘度、振動数の減少を伴う複素粘度のプラトー値により特徴付けられる。弾性は振動数が増すのに関連して相対的重要度を増し、そのことは、G”に対するG’の比率は迅速に大きくなり、最終的に「交差」して、より高い振動数の領域ではG’がG”を超えることにより見ることができる。これらの系における弾性の発生は、G’がG”と交差する振動数として、又はより簡便には、緩和定数と称される、時間単位を有するこの数値の逆数として数値化される。ゼロせん断粘度が特定幅の範囲内であるが緩和定数が0.05秒未満の液体は、ベタベタした状態又はシロップ状である。従って、当業者は所望の注ぎ性能を有せしめるために0.05秒を超える緩和定数が必要であることを認識するであろう。
先に記したように、本明細書中に開示される組成物は、重大なレオロジー特性パラメーターである弾性及び粘性を有する。弾性を数値化するために、振動又は調節されたストレスクリープ測定を実行可能な装置を使用することができる。本明細書中に開示される組成物のレオロジーは、ストレスストレッチレオメーターを用いて、25℃にて、同心円筒構造を使用し、振動モード及び粘度モードで測定した。ストレスストレッチレオメーターを用いた周波数掃引は、弾性及び粘性係数G’及びG”、及び振動数の関数としての複素粘度をそれぞれ示す振動データを生じる。本明細書中に開示される粘弾性組成物に関し、低振動数においてG”はG’より優勢であり、この系はゼロせん断粘度、振動数の減少を伴う複素粘度のプラトー値により特徴付けられる。弾性は振動数が増すのに関連して相対的重要度を増し、そのことは、G”に対するG’の比率は迅速に大きくなり、最終的に「交差」して、より高い振動数の領域ではG’がG”を超えることにより見ることができる。これらの系における弾性の発生は、G’がG”と交差する振動数として、又はより簡便には、緩和定数と称される、時間単位を有するこの数値の逆数として数値化される。ゼロせん断粘度が特定幅の範囲内であるが緩和定数が0.05秒未満の液体は、ベタベタした状態又はシロップ状である。従って、当業者は所望の注ぎ性能を有せしめるために0.05秒を超える緩和定数が必要であることを認識するであろう。
粘度モードにおいて、サンプルは連続的旋回運動中でせん断される。せん断粘度の測定値はせん断応力の関数として作成され、流れの場が平衡に到達し、粘度が定常値に到達した後の各せん断応力値においてデータが収集される。対象の粘弾性組成物における流れの挙動は下式で与えられるEllisモデルによく適合し:
せん断粘度=Vo/[1+ (せん断応力/応力1/2)(α−1)]、
式中、Vo、応力1/2、及びαは調整可能なパラメーターである。ここに、Voはゼロせん断粘度に相当し、応力1/2はせん断粘度がゼロせん断粘度の半分まで落ちる点における応力値をいい、αはシアシニング(Shear−thinning)の度合(シェアシニング領域における応力の関数として、どれくらい迅速に粘度が低下するか)に関連する。理論に縛られることなく、弾性がより大きい流体に伴う流動不安定性及び通常の力によって妨げられずに、狭窄部を通過する流れをよりスムーズに維持するためには、よりニュートン性の、又は流動様の流れに関連する高い応力1/2値が有益であることが信じられている。従って当業者は、特定のゼロせん断粘度範囲内の組成物に関して、全自動洗濯機のディスペンサーによる使用のために10Paより大きい応力1/2値が所望されることを認識するであろう。理論に縛られることなく、レオロジー的なこの組み合わせが、本明細書中に記載の発明の組成物を包含する固有の位相空間を規定し、この位相空間は、例えば乳白剤及び色素等の微粒子を長時間安定的に懸濁する新規な性能を呈し、さらに、制御可能な注ぎ特性及び好適な全自動洗濯機のディスペンサー特性を提供する。140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きい応力1/2値、及び0.05秒より大きい緩和定数により規定される位相空間内の発明的組成物の実施形態は、沈殿あるいは相分離を起こすことなく微粒子を長時間懸濁させることができ、さらに、漂白剤に対し安定な分配容器を利用する酸化的キットを用いて分配される際の優れた注ぎ性能を呈し、さらには、例えば、当該技術分野で知られた従来の漂白組成物等の「水で薄めた」液体を分配するように製造者により全自動洗濯機の分配装置が設計されている場合、通常は流れに対し制約を与える前記全自動洗濯機の分配装置内を流れるための「濃厚すぎない」等の好ましい流体特性を呈する。
せん断粘度=Vo/[1+ (せん断応力/応力1/2)(α−1)]、
式中、Vo、応力1/2、及びαは調整可能なパラメーターである。ここに、Voはゼロせん断粘度に相当し、応力1/2はせん断粘度がゼロせん断粘度の半分まで落ちる点における応力値をいい、αはシアシニング(Shear−thinning)の度合(シェアシニング領域における応力の関数として、どれくらい迅速に粘度が低下するか)に関連する。理論に縛られることなく、弾性がより大きい流体に伴う流動不安定性及び通常の力によって妨げられずに、狭窄部を通過する流れをよりスムーズに維持するためには、よりニュートン性の、又は流動様の流れに関連する高い応力1/2値が有益であることが信じられている。従って当業者は、特定のゼロせん断粘度範囲内の組成物に関して、全自動洗濯機のディスペンサーによる使用のために10Paより大きい応力1/2値が所望されることを認識するであろう。理論に縛られることなく、レオロジー的なこの組み合わせが、本明細書中に記載の発明の組成物を包含する固有の位相空間を規定し、この位相空間は、例えば乳白剤及び色素等の微粒子を長時間安定的に懸濁する新規な性能を呈し、さらに、制御可能な注ぎ特性及び好適な全自動洗濯機のディスペンサー特性を提供する。140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きい応力1/2値、及び0.05秒より大きい緩和定数により規定される位相空間内の発明的組成物の実施形態は、沈殿あるいは相分離を起こすことなく微粒子を長時間懸濁させることができ、さらに、漂白剤に対し安定な分配容器を利用する酸化的キットを用いて分配される際の優れた注ぎ性能を呈し、さらには、例えば、当該技術分野で知られた従来の漂白組成物等の「水で薄めた」液体を分配するように製造者により全自動洗濯機の分配装置が設計されている場合、通常は流れに対し制約を与える前記全自動洗濯機の分配装置内を流れるための「濃厚すぎない」等の好ましい流体特性を呈する。
本明細書中に開示される実施形態は、140〜265センチポワズ(cP)の範囲のゼロせん断粘度、10パスカル(Pa)より大きい応力1/2値、及び、20Hz未満のクロスオーバー周波数、又は同等には、0.05秒より大きい緩和定数のいずれかにより測定されるような弾性を有する。
さらに、本明細書中に開示される酸化組成物は、高価な増粘剤に依存しないが、その代わりに界面活性剤及び/又はハイドロトロープの粘度増強特性を利用した、安定で、やや濃厚で自由に流動する濃度を提供する液状ジェルである。本明細書中に使用される液状ジェルは、ほとんどは水であり、その中に活性成分を含む分散相が、やや濃厚で自由に流動する製品を提供するように分散された連続相を含んでなるコロイドとして定義される。この液状ジェルは半透明から透明で、また乳白色であってもよい。この液状ジェルは、染色された布地を前処理するために使用される、又は全自動洗濯機の漂白剤ディスペンサーと共に用いて使用される酸化組成物に対し、好ましい物理的状態である。この液状ジェルは通常の液状漂白剤よりも流動性が低く移動しにくいため、入れすぎ、及び/又は、こぼれが起きにくい。液状ジェルはまた、酸化剤に対し安定な染料、着色剤、色素又は乳白剤により着色され又は染色することもできるため、魅力的な媒体である。さらに、本明細書中に開示される酸化組成物を特定の染料、色素及び/又は乳白剤と組み合わせて使用する場合、可視波長光及び紫外波長光に介在される劣化を懸濁可能な素材が防ぐため、それらは(例えば透明なプラスチック製ボトル等の)透明から半透明な容器中にパッケージングすることができる。
一実施形態において、液状ジェル酸化組成物は、効果的な量の次亜ハロゲン酸塩生成化合物と、i)例えばラウリン酸等の少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び25度の温度で0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、例えばアミンオキシド等のハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系と、前記次亜ハロゲン酸塩を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質と、水とを含む。
各種の実施形態における個々の構成成分を以下、より特定的に記述する。本明細書中で使用するとき、全ての比率は、別に特定化されない限り、活性成分の重量パーセントである。さらに、用語「効果的な量の」は、例えば濃厚化、懸濁、洗濯等の意図される目的を達成するために十分な量を意味する。
上記に列挙された成分に加えて、本明細書中で開示される濃厚酸化組成物は、所望により香料、色素、着色剤、本明細書中で乳白剤、漂白剤、溶媒、キレート剤及び/又はビルダーを含んでもよく、それらのいくつかを以下で論じる。
酸化化合物
当業者に知られた、任意のペルオキシゲン漂白剤ならびにハロゲン漂白剤及び/又は、水溶液中で酸化剤を生成できる成分を放出するハロゲン漂白剤を含む任意の酸化剤及び/又は漂白剤が、本明細書中で使用するために好適であり得る。本発明の酸化剤のもとは、着色されたしみ、有機物のしみ、および土を除去するための組成物の性能を高め、一般に繊維に対する漂白効果を提供し、悪臭分子を破壊してさらに使用中に細菌、バクテリア、ウィルス及びその他の微生物を殺すか又はレベルを減少させるという点では、漂白剤として作用する。
当業者に知られた、任意のペルオキシゲン漂白剤ならびにハロゲン漂白剤及び/又は、水溶液中で酸化剤を生成できる成分を放出するハロゲン漂白剤を含む任意の酸化剤及び/又は漂白剤が、本明細書中で使用するために好適であり得る。本発明の酸化剤のもとは、着色されたしみ、有機物のしみ、および土を除去するための組成物の性能を高め、一般に繊維に対する漂白効果を提供し、悪臭分子を破壊してさらに使用中に細菌、バクテリア、ウィルス及びその他の微生物を殺すか又はレベルを減少させるという点では、漂白剤として作用する。
本発明によれば、酸化剤はハロゲン漂白剤でもある。一実施形態において、酸化剤は、各種次亜ハロゲン酸塩を生成する種、例えば、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の次亜ハロゲン酸塩、ハロアミン、ハロイミン、ハロイミド及びハロアミドからなる群から選択される漂白剤から選択され得る。これらの全てはin situで次亜ハロゲン漂白剤種を生成すると信じられている。
酸化剤は、次亜ハロゲン酸塩又は次亜ハロゲン漂白剤種を生成する次亜ハロゲン酸塩生成元であり得る。以降、用語「次亜ハロゲン酸塩」は、別に示されない限り次亜ハロゲン酸塩又は次亜ハロゲン酸塩生成元の両方を記載するために使用する。次亜臭素酸塩又は次亜臭素酸塩生成元もまた好適であるが、一実施形態において、次亜ハロゲン酸塩酸化剤は、次亜塩素酸塩又は次亜塩素酸塩生成元である。代表的な次亜塩素酸塩生成元には、次亜塩素酸ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウムおよびカルシウム塩、塩素化リン酸三ナトリウム十二水塩、カリウム及びナトリウムジクロロイソシアヌラート及びトリクロロシアヌル酸が挙げられる。使用に好適な有機漂白剤のもととしては、トリクロロシアヌル酸及びトリブロモシアヌル酸、ジブロモシアヌル酸、及びジクロロシアヌル酸、及びそれらのカリウムおよびナトリウム塩、N−ブロモ化及びN−塩素化スクシンイミド、マロンイミド、フタルイミド及びナフタルイミド等の複素環式N−ブロモ及びN−クロロイミドが挙げられる。ジブロモジメチルヒダントイン及びジクロロジメチルヒダントイン、クロロジメチルヒダントイン、N−クロロスルフアミド(ハロアミド)及びクロラミン(ハロアミン)等のヒダントイン類も同様に好適である。
別の実施形態において、次亜ハロゲン酸塩酸化剤は、アルカリ金属次亜塩素酸塩、アルカリ土類金属次亜塩素酸塩、又はそれらの混合物である。一実施形態中で利用することができる特に効果的な酸化剤は、NaOClの化学式を有する次亜塩素酸ナトリウム塩である。
本発明によれば、酸化剤は、酸素、ペルオキシヒドラート又は活性酸素生成化合物を含む酸素漂白剤であり得る。本明細書中で使用するために好適なペルオキシゲン漂白剤は、過酸化水素及びそれらの生成元を含む。本明細書中で使用するとき、過酸化水素の生成元とは化合物を水と接触させたときに活性酸素を生じる任意の化合物をいう。本明細書中で使用するための好適な水溶性の過酸化水素生成元としては、過炭酸塩、予め形成された過カルボン酸、ペルシリケート(persilicates)、ペルスルファート(persulphates)、ペルボラート(perborates)、有機及び無機のペルオキシド及び/又はヒドロペルオキシドが挙げられる。
一実施形態において、過酸化水素は本発明の水溶性化合物中に利用される。ペルオキシ漂白剤を含んでなる本発明の化合物は、漂白活性化剤又はその混合物をさらに含み得る。「漂白活性化剤」は、過酸を生成する過酸化水素のようなペルオキシ漂白剤と反応する化合物を意味する。従って、生成された過酸は、活性化された漂白剤を構成する。本明細書中で使用される好適な漂白剤活性化剤は、エステル、アミド、イミド、またはアンヒドリドの分類に属するものを含む。このタイプの好適な化合物の例は、特許文献14(英国特許第GB 1 586 769号明細書)及び特許文献15(英国第GB 2 143 231号明細書)中に、及び特許文献16(欧州特許出願公開EP−A−62 523号明細書)中に記載される小球状のそれらの製剤に関する方法において開示されている。本明細書中で使用されるこのような化合物の好適な例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ナトリウム3,5,5トリメチルヘキサノイロキシベンゼンスルホナート、例えば特許文献17(米国特許第4,818,425号明細書)中に記載のジペルオキシドデカン酸、及び、例えば特許文献18(米国特許第4,259,201号明細書)に記載のペルオキシアジピン酸のノニルアミド、及びn−ノナノイロキシルベンゼンスルホナート(NOBS)である。置換された又は置換されていないベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム及びペンタノイルカプロラクタムからなる群から洗濯されるN−アシルカプロラクタム類、又はそれらの混合物も同様に好適である。対象の漂白剤活性化剤における特定のファミリーは、特許文献19(欧州特許第624 154号明細書)中に開示されており、このファミリー内で特に好ましいものはクエン酸アセチルトリエチル(ATC)であった。クエン酸アセチルトリエチルは最終的にクエン酸とアルコールに分解されて環境に友好的であるという利点を有する。さらに、クエン酸アセチルトリエチルは保管において製品中に良好な加水分解に対する安定性を有する、効率的な漂白剤活性化剤である。対象となる漂白剤活性化剤の特定のファミリーもまた、特許文献20(米国特許第5,741,437号明細書)、特許文献21(米国特許第6,010,994号明細書)及び特許文献22(米国特許第6,046,150号中明細書)に開示され、一般に、n−アルキルアルキルアンモニウムアセトリトリル活性化剤として記述され、またこのファミリー内で特に好ましいものはn−メチルモルホリニウムアセトニトリル(MMA)である。
英国特許第GB 1 586 769号明細書
英国第GB 2 143 231号明細書
欧州特許出願公開EP−A−62 523号明細書
米国特許第4,818,425号明細書
米国特許第4,259,201号明細書
欧州特許第624 154号明細書
米国特許第5,741,437号明細書
米国特許第6,010,994号明細書
米国特許第6,046,150号中明細書
さらに、その他の分類のペルオキシドを、過酸化水素に対する代替物及びそれらの生成元として、又は過酸化水素及びその生成元と組み合わせて使用することができる。好適な分類には、ジアルキルペルオキシド、ジアシルペルオキシド、実行された過カルボン酸、有機及び無機的なペルオキシド及び/又はヒドロペルオキシドを含む。好適な有機ペルオキシド/ヒドロペルオキシドには、ジベンゾイルペルオキシド等のジアシル及びジアルキルペルオキシド/ヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、及びそれらの混合物を含む。本発明の化合物において使用されるための好適な実行されるペルオキシ酸は、ジペルオキシドデカンジオール酸 DPDA、マグネシウムペルフタル酸、ペルラウリン酸、ペルベンゼン酸、ジペルオキシアゼン酸及びそれらの混合物を含む。
ペルスルファート塩又はそれらの混合物は、本発明に記載の組成物中に使用可能な活性酸素の代替的供給元である。一実施形態において、ペルスルファート塩は、本明細書中でモノペルスルファート第3塩の形で使用することができる。モノペルスルファート塩の一例としては、商品名Curox(登録商標)としてPeroxide Chemie GMBHから、商品名CaroatとしてDegussaにより、及び商品名OxoneとしてDu Pontから、カリウムモノペルスルファートの形で市販されている。Peroxide Chemie GMBHから商業的に入手可能なジペルスルファート塩等のその他のペルスルファート塩は、本発明に記載の組成物中に使用することができる。
固体の酸化剤及び/又は固体の漂白剤成分を利用する実施形態においては、素材は好ましくは、沈降又は沈殿が最小限であるように水系組成中に懸濁させることができるように十分小さな粒子サイズ及び/又は平均粒子サイズ分布を有する、微細分割された粒子の形態で利用される。粒子状の酸化剤のもとを利用する別の実施形態においては、保管中に水系組成中での前記の剤の分解を防ぐため及び/又は遅らせるために、前記の剤を当該技術分野で知られた方法によりコーティングし、及び/又はカプセル化する。しかし、選択されるこのようなカプセル化の手段及び素材は、例えば、使用前に洗濯機の中で希釈される間など、より大量の水の中に前記組成物が希釈される際に、酸化剤の放出が提供されるように選択される。複数の酸化剤を利用する実施形態、又は酸化剤を組み合わせる、2次的な酸化剤及び/又は酸化剤及び/又は活性化剤を組み合わせる実施形態においては、前記素材は別々に分散された粒子成分として存在してもよく、所望によりコーティングされ、及び/又はカプセル化されてもよく、またはコーティングされ、及び/又はカプセル化された各種の剤のコア造粒物としてもよく、このようなコーティング又はカプセル化の素材は、保存条件下でコア造粒物中に水が浸透することを防ぎ、又は遅らせ、しかし前述したように放出を提供するために作用する。
さらなる実施形態において、本発明の化合物が使用のため希釈される場合に、漂白強度の保持を伴う迅速な漂白強度を有する前記組成物を提供するために、水溶性酸化剤及び微粒子酸化剤の両方のもとを組み合わせる。
さらなる実施形態において、例えば上記の(不適切な)直接的な適用を行った場合でも、弱い繊維または染料を痛めたり漂白しすぎたりすることがないであろう組成物を提供すること等の、最小の漂白効果を提供するか、又は全く漂白効果を与えないような発明組成物においては、水溶性の低い酸化剤、又はコーティングされた及び/又はカプセル化された酸化剤のみが利用されるが、このような組成物は洗濯機中等で使用前に希釈される際に酸化剤を放出することができ、その酸化剤の希釈のレベルは繊維又は染料を痛めないであろう。
次亜塩素酸塩漂白剤化合物
次亜塩素酸塩は本発明に対し特に適用可能であり、議論の大半には次亜塩素酸塩を含むであろう。しかし、次亜塩素酸塩を使用する場合はいつでも、その他の次亜ハロゲン酸塩生成元が置換可能であろうことが留意されるべきである。
次亜塩素酸塩は本発明に対し特に適用可能であり、議論の大半には次亜塩素酸塩を含むであろう。しかし、次亜塩素酸塩を使用する場合はいつでも、その他の次亜ハロゲン酸塩生成元が置換可能であろうことが留意されるべきである。
次亜塩素酸塩は、良好な染色及び土の除去を提供し、さらには広範囲のスペクトルを有する抗微生物剤を提供する酸化剤化学物質である。次亜塩素酸塩漂白剤のもとは、例えば、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩の次亜ハロゲン酸塩、ハロアミン、ハロイミン、ハロイミド及びハロアミドからなる群から選択される漂白剤から選択され得る。これらの全ては、in situで次亜ハロゲン漂白剤種を生成することが信じられている。次亜臭素酸塩も好適であるが、次亜塩素酸塩及び水溶液中で次亜塩素酸塩を生成する化合物もまた好ましい。代表的な次亜塩素酸塩生成化合物には、次亜塩素酸ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウムおよびカルシウム塩、塩素化リン酸三ナトリウム十二水塩、カリウム及びナトリウムジクロロイソシアヌラート及びトリクロロイソシアヌル酸が挙げられる。使用に好適な有機漂白剤のもととしては、トリクロロイソシアヌル酸及びトリブロモクロロイソシアヌル酸、ジブロモクロロイソシアヌル酸、及びジクロロイソシアヌル酸、及びそれらのカリウムおよびナトリウム塩、N−ブロモ化及びN−塩素化スクシンイミド、マロンイミド、フタルイミド及びナフタルイミド等の複素環式N−ブロモ及びN−クロロイミドが挙げられる。ジブロモジメチルヒダントイン及びジクロロジメチルヒダントイン、クロロジメチルヒダントイン、N−クロロスルフアミド(ハロアミド)及びクロラミン(ハロアミン)等のヒダントイン類も同様に好適である。次亜塩素酸アルカリ金属塩、すなわち、ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム塩、カリウム塩及びリチウム、及びそれらの混合物が特に好ましい。
比較的低い塩含量を有するアルカリ金属次亜塩素酸塩漂白剤を使用することが可能である。例えば、次亜塩素酸塩漂白剤は、通常、水酸化ナトリウム溶液、相当する次亜塩素酸金属塩溶液に塩素ガスをバブリングして通すことにより形成され、塩化ナトリウム等の塩の共形成を伴う構造を伴う次亜塩素酸金属塩の形成をもたらす。その他の状況においては、唯一の実質的な副生成物としての水を伴って対応する次亜塩素酸塩を生成するために、例えば、次亜塩素酸とアルカリ金属水酸化物との反応により形成される次亜塩素酸塩を使用することが望ましいことが見いだされている。このように製造される次亜塩素酸塩漂白剤は、「高純度・高濃度の」漂白剤、又は、「低塩・高純度の」漂白剤とも称され、多数の供給源、例えば、Olin Corporationから入手可能であり、次亜塩素酸塩漂白剤を30%水溶液として製造されている。次に得られた溶液を希釈して、本明細書で開示される実施形態における使用に適した次亜塩素酸塩濃度にし得る。
次亜塩素酸塩は、当業者に周知であるその他のアルカリ金属によって形成されてもよい。用語「次亜塩素酸塩」は本明細書中で使用されているが、塩化化合物の使用のみに本発明を限定することを意図するものでなく、上記したようなその他のハロゲン化物又はハライトを含むことを意図している。
組成物中の次亜塩素酸塩及び任意の塩は、組成物のイオン強度の供給源となり得るが、バッファー/電解質も重要な役割を果たす。組成物のイオン強度は濃厚化に対しても影響を及ぼし得る。
一実施形態において、次亜塩素酸塩は約0.01重量%〜約7重量%の範囲の量で存在する。別の実施形態において、次亜塩素酸塩は約1重量%〜約4重量%の範囲の量で存在する。
濃厚系
上述したように、本発明における濃厚化は、2種類又はそれ以上の界面活性剤及び/又はハイドロトロープの混合物を含む系によって介在される。一例として、(i)少なくとも1種類のアルカリ金属せっけん、及び、(ii)トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープを、それぞれ、わずかに濃厚な組成物を生成するのに適当な量で含む系が挙げられる。
上述したように、本発明における濃厚化は、2種類又はそれ以上の界面活性剤及び/又はハイドロトロープの混合物を含む系によって介在される。一例として、(i)少なくとも1種類のアルカリ金属せっけん、及び、(ii)トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープを、それぞれ、わずかに濃厚な組成物を生成するのに適当な量で含む系が挙げられる。
アルカリ金属せっけん
濃厚系の第1成分はアルカリ金属せっけん(アルキルカルボキシレート)である。使用されるせっけんは通常、適当なカルボン酸(例えば、限定するものでないが、ラウリン酸、ステアリン酸、ミスチリン酸等のC6−18カルボン酸、及び、ココ脂肪酸等の不飽和酸)を使用し、例えば、水酸化ナトリウム(NaOH)によって中和することにより、インサイチュー(in situ)で形成される。水酸化カリウム及び水酸化リチウム等のその他のアルカリ金属水酸化物を利用することもできる。これらの脂肪酸の商業的供給源としてはHenkel Corporation’s Emery Divisionが挙げられる。せっけんは約0.1〜10%の量で存在する。一実施形態において、せっけんは約0.5〜1.5重量%の量で存在する。
濃厚系の第1成分はアルカリ金属せっけん(アルキルカルボキシレート)である。使用されるせっけんは通常、適当なカルボン酸(例えば、限定するものでないが、ラウリン酸、ステアリン酸、ミスチリン酸等のC6−18カルボン酸、及び、ココ脂肪酸等の不飽和酸)を使用し、例えば、水酸化ナトリウム(NaOH)によって中和することにより、インサイチュー(in situ)で形成される。水酸化カリウム及び水酸化リチウム等のその他のアルカリ金属水酸化物を利用することもできる。これらの脂肪酸の商業的供給源としてはHenkel Corporation’s Emery Divisionが挙げられる。せっけんは約0.1〜10%の量で存在する。一実施形態において、せっけんは約0.5〜1.5重量%の量で存在する。
共界面活性剤(co−surfactant)として、アルカリ金属アルキルサルフェート、アルキルアリールスルホネート、第1及び第2アルカンスルホネート(SAS、パラフィンスルホネートとも称される)、アルキルジフェニルエーテルジスルホネート、及びそれらの混合物を添加することも可能であり得る。これらの後者の陰イオン性界面活性剤は、好ましくは、平均して約8〜20個の炭素原子のアルキル基を有する。さらに、直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LASとして知られる)等のアルキルアリールスルホン酸のアルカリ金属塩が有用であり得る。典型的なLASはC8−16アルキル基を有しており、それらの例としては、Stepan Chemical CompanyのBIOSOFT(登録商標)、及び、Pilot Chemical Companyによって製造されているCALSOFT(登録商標)が挙げられる。またさらに潜在的に好適な共界面活性剤としては、Dow Chemical Companyから「Dowfax」の名称で、例えば、Dowfax 3B2として、販売されているもののようなアルキルジフェニルエーテルジスルホネートが挙げられる。その他の潜在的に好適な陰イオン性共界面活性剤としては、約16炭素原子のアルキル基を有する、Continental Chemical Companyから販売されているConco Sulfate WRのようなアルカリ金属アルキルサルフェート、及び、Farbwerke Hoechst A.G.,Frankfurt,Germanyによって製造されているHOSTAPUR SASのような第2アルカンスルホネートが挙げられる。
2.ハイドロトロープ
ハイドロトロープとしては、アミンオキシドが、具体的には、以下に示されるようなトリアルキルアミンオキシドが挙げられる。
さらに、モノ−短鎖C1−4アルキル、ジ−長鎖C10−20アルキルアミンオキシドを使用することが好適であり得る。上記構造において、R’及びR’’は1〜3個の炭素原子からなるアルキルであることができ、最も好ましいのはメチルであり、Rは約10〜20個の炭素原子からなるアルキルである。R’及びR’’の両方がメチルである場合、Rは平均約12個の炭素原子からなるアルキルであり、ジメチルドデシルアミンオキシドの構造が得られる。その他のアミンオキシドとしては、C14アルキル(テトラデシル)及びC16(ヘキサデシル)アミンオキシドが挙げられる。前記したものの任意の混合物を使用することも許容可能である。一般的に、より長いアルキル基は皮膚感受性の低減をもたらすのに対して、より短いアルキル基はより優れた洗浄機能に寄与すると思われることが見いだされている。漂白剤に安定なこれら特定のタイプの界面活性剤の代表例としては、Stepan Chemicalによって商標AMMONYX(登録商標)LO及びCOとして販売されているジメチルドデシルアミンオキシドが挙げられる。さらにその他のアミンオキシドは、Lonzaにより商標BARLOX(登録商標)として販売されているもの、Continental Chemical CompanyによるConco XA、Akzoにより販売されているAROMAXTM、及びScher Brothers,Incにより販売されているSCHERCAMOXTMである。これらのアミンオキシドは平均約10〜20個の炭素原子からなる主アルキル鎖基を有する。
ハイドロトロープとしては、アミンオキシドが、具体的には、以下に示されるようなトリアルキルアミンオキシドが挙げられる。
ベタイン及びそれらの誘導体、特にC10−20ベタイン、も本明細書中で開示される組成物における有用なハイドロトロープであると思われる。この定義には、アルキルベタイン、スルホアルキルベタイン及びそれらの混合物の両方が含まれる。特許文献23(Choyらに付与された、米国特許第4,599,186号明細書)、特許文献24(米特許第4,657,692号明細書)及び特許文献25(米国特許第4,695,394号明細書)(これらにより共通的に与えられるもの及びこれらの開示内容は参照により本明細書に組み入れられる)に記述されているもののようなベタインが有効である。
米国特許第4,599,186号明細書
米国特許第4,657,692号明細書
米国特許第4,695,394号明細書
かかるアミンオキシド及びベタインの混合物を含むことも有利であり得る。
ハイドロトロープは通常、約0.1〜10重量%の範囲で存在する。一実施形態において、ハイドロトロープは、約0.75〜2重量%の範囲で存在する。
アルカリ金属せっけん対ハイドロトロープ(例えば、アミンオキシド)の比率は、得られる組成物の粘弾性パラメーターに影響を与える。様々な実施形態において、この比率は0.8:1〜3:1の範囲である。以下に記述される特定の実施形態においては、アミンオキシド対アルカリ金属せっけんの比率は1.5:1である。任意の特定の理論に拘束されることなく、ココ脂肪酸の添加がアミンオキシドを有する長いロッド様ミセルの形成を促進すると信じられている。これらのミセルは、有効な増粘性をもたらすネットワークを形成し得る。したがって、驚くべきことに、本明細書中で規定される所望の粘弾特性は、上記範囲のアミンオキシド対アルカリ金属せっけんの比率において最も首尾良く得られることが見いだされた。
バッファー/電解質
pHを調整するためにpH調整剤を添加してもよく、さらに/又は、pHを維持するためにバッファーを添加してもよい。この場合、レオロジー及び洗浄有効性の両目的のためには、アルカリのpHが好ましい。さらに、次亜塩素酸塩の安定性を維持するためには高いpHが重要である。バッファーの例としては、アルカリ金属のケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、水酸化物、オルトリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩及びこれらの混合物が挙げられる。(さらなるイオン化可能な化合物を必要とするかもしれないが)特定の有機バッファーも好適であると思われる(例えば、ポリアクリレート等)。次亜塩素酸塩の安定性を維持するため、及び、アミンオキシドのプロトン化を避けるためには、pHの制御が必要であり得る。後者の目的のためには、pHはアミンオキシドのpKaよりも高く維持すべきである。活性ハロゲン供給源が次亜塩素酸ナトリウムである場合、pHは約pH10.5よりも高く維持され、好ましくは、pH11よりも高く又は約pH11に維持される。この目的のために最も好ましいのは、アルカリ金属水酸化物、特に、水酸化ナトリウム、カリウム、又はリチウムである。漂白剤と任意の添加物とともに本質的に存在して含まれるpH調整剤/バッファーの総量は、約0.1%〜15%、好ましくは約0.1%〜10%で変動し得る。
水
pHを調整するためにpH調整剤を添加してもよく、さらに/又は、pHを維持するためにバッファーを添加してもよい。この場合、レオロジー及び洗浄有効性の両目的のためには、アルカリのpHが好ましい。さらに、次亜塩素酸塩の安定性を維持するためには高いpHが重要である。バッファーの例としては、アルカリ金属のケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、水酸化物、オルトリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩及びこれらの混合物が挙げられる。(さらなるイオン化可能な化合物を必要とするかもしれないが)特定の有機バッファーも好適であると思われる(例えば、ポリアクリレート等)。次亜塩素酸塩の安定性を維持するため、及び、アミンオキシドのプロトン化を避けるためには、pHの制御が必要であり得る。後者の目的のためには、pHはアミンオキシドのpKaよりも高く維持すべきである。活性ハロゲン供給源が次亜塩素酸ナトリウムである場合、pHは約pH10.5よりも高く維持され、好ましくは、pH11よりも高く又は約pH11に維持される。この目的のために最も好ましいのは、アルカリ金属水酸化物、特に、水酸化ナトリウム、カリウム、又はリチウムである。漂白剤と任意の添加物とともに本質的に存在して含まれるpH調整剤/バッファーの総量は、約0.1%〜15%、好ましくは約0.1%〜10%で変動し得る。
水
本明細書中で開示される酸化組成物の主成分は水であり、好ましくは、軟水、蒸留水又は脱イオン水であることに簡単に留意すべきである。水は、その他の成分を溶解/分散させるために該成分に添加される連続液体相を提供する。存在する水の量は通常30%を超え、99.9%まで高くなることもできるが、通常は、所望される適当な粘弾特性をもたらす十分な量(q.s.)で存在する。
付加的成分
本発明の組成物は、組成物の性能、安定性又は審美的魅力を増大させる、香料、着色剤及び/又は不透明化剤、漂白剤、溶媒、キレート剤及びビルダー等の成分を含むように配合することができる。International Flavors and Fragrance,Inc.から市販されているもの等の約0.01%〜約2%の香料を含んでもよい。本明細書中で開示される実施形態の例は0.1%の香料を含む。少量の顔料及び色素を含んでもよい。例えば、Ultramarine Blue(UMB)及び銅フタロシアニンは、本明細書中で開示される組成物中に含有させ得る、広く使用されている漂白安定色素の例である。アクリレートポリマー又はスチレン/アクリレートコポリマー等の乳白剤を、本明細書中で開示される組成物中に含有させてもよい。一実施形態において、50/50のスチレン/アクリレートコポリマー(Alco Guard 7100,Alco Chemical,Chattanooga,TN)が乳白剤として使用される。50/50のスチレン/アクリレートコポリマーを使用する実施形態は、高いイオン強度又は香料の存在条件下で、10/90のスチレン/アクリレートコポリマー又はアクリレートポリマーと比較して、高い相安定性を示した。
本発明の組成物は、組成物の性能、安定性又は審美的魅力を増大させる、香料、着色剤及び/又は不透明化剤、漂白剤、溶媒、キレート剤及びビルダー等の成分を含むように配合することができる。International Flavors and Fragrance,Inc.から市販されているもの等の約0.01%〜約2%の香料を含んでもよい。本明細書中で開示される実施形態の例は0.1%の香料を含む。少量の顔料及び色素を含んでもよい。例えば、Ultramarine Blue(UMB)及び銅フタロシアニンは、本明細書中で開示される組成物中に含有させ得る、広く使用されている漂白安定色素の例である。アクリレートポリマー又はスチレン/アクリレートコポリマー等の乳白剤を、本明細書中で開示される組成物中に含有させてもよい。一実施形態において、50/50のスチレン/アクリレートコポリマー(Alco Guard 7100,Alco Chemical,Chattanooga,TN)が乳白剤として使用される。50/50のスチレン/アクリレートコポリマーを使用する実施形態は、高いイオン強度又は香料の存在条件下で、10/90のスチレン/アクリレートコポリマー又はアクリレートポリマーと比較して、高い相安定性を示した。
Claims (15)
- a)効果的な量の酸化化合物と、
b)i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系と、
c)前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質と、
d)水と、
e)所望により色素又は乳白剤と、
を含んでなる酸化組成物。 - 前記ハイドロトロープがトリアルキルアミンオキシドである、請求項1に記載の酸化組成物。
- 前記アルカリ金属せっけんが中和C6−18カルボン酸を含む、請求項1に記載の酸化組成物。
- 前記C6−18カルボン酸がインサイチューで中和される、請求項3に記載の酸化組成物。
- 前記C6−18カルボン酸がラウリン酸である、請求項3に記載の酸化組成物。
- 前記トリアルキルアミンオキシドが、ジメチルドデシルアミンオキシド、C8−16アミンオキシド又はその混合物である、請求項2に記載の酸化組成物。
- 前記酸化化合物が次亜ハロゲン酸塩生成化合物である、請求項1に記載の酸化組成物。
- 前記次亜ハロゲン酸塩生成化合物が、次亜塩素酸ナトリウム、カリウム又はリチウム、及びその混合物である、請求項7に記載の酸化組成物。
- 前記次亜ハロゲン酸塩生成化合物が次亜塩素酸ナトリウムである、請求項7に記載の酸化組成物。
- 前記バッファー/電解質が、アルカリ金属ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、水酸化物、オルトリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、ポリリン酸塩及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の酸化組成物。
- 前記バッファー/電解質が、水酸化ナトリウム及び塩化ナトリウムの混合物である、請求項9に記載の酸化組成物。
- 前記乳白剤が、比が90/10のスチレン/アクリレートコポリマーである、請求項1に記載の酸化組成物。
- 前記乳白剤が、比が50/50のスチレン/アクリレートコポリマーである、請求項1に記載の酸化組成物。
- a)0.01〜7%の範囲の量の次亜塩素酸塩ナトリウムと、
b)i)C6−18カルボン酸及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、C8、C10、C12、C14、C16及びそれらの混合物からなる群から選択されるアルキル基を有するジメチルアルキルアミンオキシド、を含んでなる濃厚系と、
c)前記次亜塩素酸塩を安定化し、前記カルボン酸を中和するために効果的な量の塩化ナトリウム及び水酸化ナトリウムと、
d)水と、
e)スチレンの比率が10%より大きく50%以下であるスチレン/アクリレートコポリマーを含んでなる乳白剤と、
を含んでなる、漂白組成物。 - 液状漂白組成物を用いて布地を処理するための方法であって、
a)効果的な量の次亜塩素酸塩生成化合物、i)少なくとも1つのアルカリ金属せっけん、及び(ii)140〜265cPの範囲のゼロせん断粘度、10Paより大きな1/2応力値、及び0.05秒より大きい緩和定数を有する粘弾性組成物を作り出すためにそれぞれを好適な量で含む、トリアルキルアミンオキシド、ベタイン及びその混合物からなる群から選択されるハイドロトロープ、を含んでなる濃厚系、前記酸化化合物を安定化するために効果的な量のバッファー/電解質、水、及び所望により色素又は乳白剤、を含んでなる漂白組成物を提供する工程と、
b)前記漂白組成物を、希釈せずに又は希釈した状態で、前記布地と接触させる工程と、
c)前記布地を前記漂白組成物と接触させる前、及び/又は接触中、及び/又は接触後に、水及び従来の洗濯洗剤を含んでなる水性溶液を用いて前記布地を洗濯する工程と、
を含んでなる、前記方法。
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