JP2008538685A - 無線通信装置上の音声品質を監視するための方法および装置 - Google Patents

無線通信装置上の音声品質を監視するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線装置の音声品質および音声品質に関連する診断データの監視を行うための方法および装置。閾値レベルの音声品質性能が経験されると追加の予防策および/またはさらなる監視が行われることを可能にする閾値の監視が実行されることができる。音声および診断の監視の結果は、通信ネットワークによって経験された品質関連問題を評価および決定するための報告を、その後収集、分析、および生成することのできるサービスプロバイダに通信されることができる。
【選択図】 図2

Description

関連技術
[35U.S.C.§119に基づく優先権主張]
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、ここで参照により本明細書に明示的に組み込まれる2005年4月21日に出願された「無線装置における音声品質を監視するための装置および方法」と題された米国仮出願第60/674,165号に基づいて優先権を主張するものである。
説明される観点は一般に、無線通信装置およびネットワーク通信に関する。より具体的には、説明される観点は、無線装置からの音声/データ処理関連データの収集、報告、および分析に加えて無線通信装置上の音声品質の監視に関する。
無線ネットワーキングは、銅線または光ケーブルなどの直接の電気的接続なしに1つまたはそれより多くの無線装置をその他のコンピュータ装置に接続する。無線装置は、無線または部分的に無線のコンピュータネットワークにわたって、データを、典型的にはパケットの形態で通信し、そして該ネットワーク上で「データ」または「通信」チャネルをオープンしているため、したがって、該装置はデータパケットを送信および受信することができる。無線装置は、しばしば、プログラムおよびハードウェアコンポーネントなどの無線装置資源を有し、それらは、ネットワーク上でデータを送受信するためのオープン通信接続の使用のような、それらの設計および特有のプロトコルまたは構成に従ってデータを使用および生成するように個別的にまたは共同して動作する。
移動電話、ページャ、ハンドヘルド(handheld)コンピュータなどの無線通信装置は、業務上の使用および私的な使用の両面に関して益々普及が進んでいる。そのような装置の1つの利点は、それらの装置の「無線の」観点が、それらの装置がユーザが望むときはいつでも、およびユーザが望むいかなる場所でも利用されることができるようにすることである。無線装置の利用が拡大するにつれて、および関連する無線通信ネットワークが拡大するにつれて、ユーザは、高品質な無線通信への高まり続ける期待を持つ。したがって、無線装置を利用するときにユーザが満足する1つの観点は、無線装置によって送信および受信される音声の品質に関係する。
無線装置上で経験される音声品質は、多くの異なるネットワークの条件によって影響される。例えば、音声品質は、無線周波数(RF)の状態、地理的領域内の基地局(すなわちセルサイト)の数、移動無線通信装置によって経験されるセルサイトのハンドオフの回数などによって影響され得る。よくあることだが、ユーザが継続的な音声品質に関連する問題を経験するとき、不満を持ったユーザは、別なサービスプロバイダがより優れた音声品質のサービスを提供するであろうという希望を持ってサービスプロバイダを変更することを選ぶ可能性がある。サービスプロバイダの立場からすれば、サービスプロバイダの変更を選んだ不満を持ったユーザは、顧客を失うこと、すなわち収益を失うことにつながる。
現在、無線通信ネットワークにおいて音声の品質を測定するための多くの異なる手段が存在する。例えば、音声電話技術において、特にデジタル化された音声接続の帯域幅の要求を小さくするためにコーデック(codecs)が使用される場合、平均オピニオンスコア(Mean Opinion Score)(MOS)が、接続によって受信された人の音声の知覚される品質の数値的な指示を提供する。典型的に、MOSは、関連するMOSアルゴリズムまたはルーチンを実行することによって導き出される。MOSは1から5までの範囲の1つの数値として表され、ここで1は最低の知覚品質であり、5は最高の知覚品質である。音声品質のスコアまたは測定値を提供するために多くの異なるアルゴリズムが実行されることもできる。例えば、シングルサイド音声品質測定(Single Sided Speech Quality Measure)(「3SQM」)、Eモデル、音声品質モニタ(Voice Quality Monitor)(VQmon)、音声品質の知覚的評価(Perceptual Evaluation of Speech Quality)(PESQ)、知覚的音声品質測定(Perceptual Speech Quality Measure)(PSQM)があり、これらのすべては国際電気通信連合(ITU)によって公表および標準化されている。しかし、上述の音声品質測定テストは、そのテストにおいてフィールドテクニシャンがネットワークの効率を計るためにネットワークを通って旅する実地試験に、または新しく製造もしくは修理された無線装置に対する品質管理テストに実施が限られている。
したがって、「使用中の」無線装置、あるいは最終的な顧客またはユーザによって使用されている装置の音声品質を監視するためのデバイス、装置および方法を開発する必要がある。「使用中の」無線装置の音声品質のそのような監視は、サービスプロバイダにネットワークの性能に関する実時間のデータを提供する。サービスプロバイダに実時間のネットワークの性能データを提供することによって、サービスプロバイダは、ネットワークに関連するおよび/または装置に関連する問題を効率的におよび効果的に特定することができ、その結果、ユーザ/顧客に積極的なサポートを提供することができる。この点で、サービスプロバイダは、既存のまたは潜在的なネットワークに関連するおよび/または装置に関連する懸念および/または欠陥を見抜くことができ、積極的に問題を解決することができる。さらに、サービスプロバイダは、サービス品質保証契約(SLAs)の一部としてユーザにサービスレベルの誓約を提供することが多い。現在は、これらの誓約の履行を正確におよび効率的に測定および監視する手段は存在しない。したがって、サービスプロバイダがそれらサービスプロバイダのSLAsを効果的に履行することができるように、ネットワーク性能の実時間の監視を、音声品質の監視の形態で提供することがさらに必要とされている。
[サマリー]
本方法、装置、デバイス、プロセッサ、およびコンピュータプログラムモジュールは、無線装置上の音声品質および音声品質に関連する診断データの継続的な監視を提供する。監視の結果は、次に音声品質データおよび診断データに基づいて報告を収集、分析、および/または生成することができるサービスプロバイダに実時間で通信通信されることができる。生成された報告は、通信ネットワークによって経験される品質関連問題を評価するための基礎を提供する。この点で、サービスプロバイダは、ネットワークの問題および/または装置の問題に効率的におよび効果的に対処することができ、その結果、ユーザ/顧客に積極的なサポートを提供することができる。閾値レベルの音声品質性能が経験されると追加の予防策および/またはさらなる監視を可能にする閾値の監視が実行されることができる。
一つの観点において、無線通信装置上の音声品質性能を監視するための方法が規定される。無線装置において実行されるこの方法は、音声データおよび関連する診断データを監視することと、音声データに基づいて音声品質スコアを決定することと、診断データ、および音声品質スコアまたは音声データのうちの少なくとも1つをネットワーク装置に通信することとを含む。いくつかの観点によれば、音声品質スコアを決定することは、平均オピニオンスコア(MOS)アルゴリズム、シングルサイド音声品質測定(3SQM)アルゴリズム、Eモデルアルゴリズム、音声品質モニタ(VQmon)アルゴリズム、音声品質の知覚的評価(PESQ)アルゴリズム、知覚的音声品質測定(PSQM)アルゴリズム等のような音声品質アルゴリズムを実行することを含む。別の観点において、その方法は、音声品質スコアを閾値と比較することと、閾値が満たされる場合に適切なアクション(action)をとることとを含むことができる。適切なアクションは、増加されたインターバルで音声品質データを監視すること、または所定のイベントの発生に基づいて監視することを含むことができる。閾値が満たされる場合にとられるべきその他の適切なアクションは、装置の地理的な位置、無線周波数(RF)の状態などの追加的な診断データを監視すること、および/または無線装置のユーザおよび/またはサービスプロバイダにアラート(alert)通知を送信することを含むことができる。
別の観点において、無線通信装置上の音声品質を測定するためのコンピュータ可読媒体が規定される。コンピュータ可読媒体は、音声データおよび関連する診断データを監視すること、音声データに基づいて音声品質スコアを決定すること、音声品質スコアおよび関連する診断データをネットワーク装置に通信することというステップを無線装置のプロセッサに実行させる、無線装置プロセッサにより実行可能である命令の少なくとも1つのシーケンスを含む。
別の代替的な観点において、無線通信装置内に実装されたプロセッサ装置が規定される。プロセッサは、音声データおよび関連する診断データを監視することと、音声データに基づいて音声品質スコアを決定することと、音声品質スコアおよび診断データをネットワーク装置に通信すること、という動作を実行するように構成される。
音声品質を監視するための無線通信装置もまた本観点を規定する。この装置は、音声データおよび診断データを記憶するために使用可能な記憶ユニットと、その記憶ユニットと通信している音声監視モジュールとを含み、この音声監視モジュールは音声データに基づいて音声品質スコアを決定するために、ならびに音声品質スコアおよび関連する診断データをネットワーク装置に通信するために使用可能である。さらに、この音声監視モジュールは、音声品質スコアを決定するために実行される音声品質ルーチンを含むことができる。加えて、音声監視モジュールは、音声品質スコアを1つまたはそれより多くの所定の音声品質スコア閾値と比較するために、ならびに閾値が満たされる場合に音声品質スコアの決定のレートを増加し、音声品質データをネットワーク装置に通信し、追加的な診断データを監視し、および/または装置のユーザおよび/またはサービスプロバイダにアラート通知を送信するためにさらに使用可能であることができる。
さらに別の観点において、無線通信において音声品質性能を分析するための方法が規定される。この方法は、1つまたはそれより多くの無線通信装置から音声品質スコアおよび関連する診断データをネットワーク装置で受信することと、音声品質スコアおよび診断データを分析することと、音声品質スコアおよび関連する診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成することとを含む。生成された音声品質報告は、診断データを1つまたはそれより多くの無線通信装置上で経験される音声の問題と相関させた情報を提供する。ネットワーク装置によって生成される音声品質報告は、基地局の音声品質報告と、地理的領域の音声品質報告と、無線通信装置タイプの音声品質報告と、無線通信装置の音声品質報告とを含むことができるが、これらに限定されない。
無線装置上の音声品質の監視を設定するための方法によってさらなる観点が規定される。この方法は、音声監視パラメータ、および音声監視に関連する診断監視パラメータをネットワーク装置において設定することと、音声監視パラメータおよび診断監視パラメータを、当該音声監視パラメータおよび診断監視パラメータに従って音声データおよび診断データを監視するために使用可能な1つまたはそれより多くの無線通信装置に通信することとを含む。音声品質パラメータは、音声データ、監視インターバル、監視スケジュール、監視トリガイベント、音声スコアアルゴリズム、閾値条件、および閾限界値(threshold limit)を含むことができる。診断監視パラメータは、位置監視パラメータ、電力監視パラメータ、ハードウェア監視パラメータ、アプリケーション監視パラメータ、およびネットワーク装置監視パラメータデータ含むことができる。
無線通信において音声品質性能を分析するためのコンピュータ可読媒体によってさらに別の観点が規定される。このコンピュータ可読媒体は命令シーケンスを含み、プロセッサによる命令の実行は、複数の無線通信装置から音声品質スコアおよび関連する診断データを受信することと、音声品質スコアおよび診断データを分析することと、音声品質スコアおよび関連する診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成することというステップをプロセッサに実行させる。
さらに、1つまたはそれより多くの無線通信装置から音声品質スコアおよび関連する診断データを受信する、音声品質スコアおよび診断データを分析する、音声品質スコアおよび関連する診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成するという動作を実行するように構成された、ネットワーク装置内に実装された少なくとも1つのプロセッサ装置であるものとして一つの観点が説明される。
1つの代替的な観点において、無線通信装置の音声品質を管理するためのネットワーク装置が規定される。このネットワーク装置は、無線通信装置から音声品質スコアおよび関連する診断データを受信するために使用可能な音声品質パラメータ生成モジュールを含む。そのネットワーク装置はまた、音声品質スコアおよび関連する診断データを記憶するために使用可能な記憶モジュールと、この記憶モジュールと通信している音声品質報告生成モジュールとをさらに含み、ここにおいて音声品質報告生成モジュールは、音声品質スコアおよび関連する診断データに基づいて音声品質報告を生成するために使用可能である。
このように、本明細書において説明される観点は、無線装置上の音声品質および関連する診断データの継続的な監視を行う。監視の結果は、通信ネットワークによって経験された品質関連問題を評価するために後に音声品質スコアおよび関連する診断データに基づいて報告を収集、分析、および/または生成することができるサービスプロバイダに通信されることができる。この点で、サービスプロバイダは、ネットワーク問題に効率的におよび効果的に対処することができ、その結果、ユーザ/顧客に積極的なサポートを提供することができる。閾値レベルの音声品質性能が経験されると追加の予防策および/またはさらなる監視が行われることを可能にする閾値の監視が実行されることができる。
以降、開示された観点が、開示された観点を説明するために、および開示された観点を限定しないように提供された添付の図面と併せて説明され、この図面において同様の記号は当該要素を示す。
ここで、本装置、装置、方法、コンピュータ可読媒体、およびプロセッサが、その図面において本発明の観点が示される添付の図面を参照して以降でより完全に説明される。しかし、装置、装置、方法、コンピュータ可読媒体、およびプロセッサは、多くの異なる形態で実施されることができ、本明細書で説明される観点に限定されると解釈されるべきでなく、むしろこれらの観点は、本開示が綿密で完全になるように、および当業者に本発明の範囲を十分に伝えるために提供される。全体を通じて同様の番号は同様の要素を指す。
一つの観点によれば、図1は、無線装置において音声品質を監視するためのシステムの概略図を提供する。システムは、無線ネットワーク12を介してユーザマネージャサーバ14などのネットワーク装置14と無線通信している1つまたはそれより多くの無線装置10を含む。無線装置は、音声監視モジュール18を実行するために使用可能な処理エンジン16を含む。音声監視モジュールは、最初に消費者ケア代理人(customer care representative)20などのサービスプロバイダ20から無線装置にダウンロードされることができる(矢印Aによって示される)。その代りに、音声監視モジュールは、無線装置の製造業者によって予めインストールされることができるか、またはそうでなければ無線装置にロードされることができる。
音声監視モジュール18は、所定のインターバルで、または所定のイベントの発生時に音声データ22を監視およびロギングするために使用可能である。ロギングされた音声データ22は、音声監視モジュール18によって音声品質スコア24を決定するために使用される。さらに、音声監視モジュールは、無線装置の音声性能に関連する診断データ25を監視およびロギング(またはそうでなければ捕捉(capturing))している。音声品質スコア24および/または音声データ22ならびに関連する診断データ25は、ネットワーク装置14に無線で通信される(矢印Bで示される)。ネットワーク装置14は、音声品質報告生成モジュール28を実行するために使用可能な処理エンジン26を含む。音声品質報告生成モジュール28は、1つまたは複数の無線装置から通信された音声品質スコアおよび関連する診断データを分析することによって1つまたはそれより多くの音声品質報告30を生成するために使用可能である。音声品質報告は、1つまたはそれより多くの無線装置上の音声性能の低下の1つの原因または複数の原因を決定することに当該報告が役立つように、音声品質と診断データの間の相関を提供する。そして次に、音声品質報告30が、無線ネットワークを管理する目的で、もしくはネットワーク内に配置された無線装置の音声品質性能を監視する目的で、サービスプロバイダ20に通信されることができる(矢印Cによって示される)か、または任意のその他の関係する相手(party)に通信されることができる。
図2を参照すると、一つの観点により、音声品質を監視するために使用可能な無線通信装置のブロック図表現が示される。無線装置10は、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、双方向テキストページャ、ポータブルコンピュータ、および無線通信ポータルを有し、ネットワークまたはインターネットへの有線接続も有する可能性がある別個のコンピュータプラットホームなどの任意の種類のコンピュータ化された無線装置を含むことができる。無線装置は、遠隔スレーブ(remote-slave)であるか、または遠隔のセンサ、診断ツール、データ中継装置などの、そのエンドユーザを持たず無線ネットワーク12にわたってデータを単に通信するだけの他の装置であることができる。したがって、本装置および方法は、無線モデム、PCMCIAカード、アクセス端末、パーソナルコンピュータ、電話、またはそれらの任意の組合せもしくは組合せの一部を限定なしに含む有線または無線通信ポータルを含む任意の形態の無線装置またはコンピュータモジュール上で実行されることができる。
無線装置10は、無線ネットワーク12にわたってデータを送信することができ、ルーチンおよびアプリケーションを受信および実行することができ、ユーザマネージャサーバ14、または無線ネットワーク12に接続された別のコンピュータ装置などのネットワーク装置14から送信されたデータをオプションとして表示することができるコンピュータプラットホーム40を含む。コンピュータプラットホーム40は、読み出し専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットホームに共通の任意のメモリなどの揮発性および不揮発性メモリを含むことができるメモリ/データレジストリ(data registry)42を含む。さらに、データレジストリ42は、1つまたはそれより多くのフラッシュメモリセルを含むことができるか、あるいは磁気媒体、光学媒体、テープ、またはソフトもしくはハードディスク(soft or hard disk)などの任意の2次または3次記憶装置であることができる。
さらに、コンピュータプラットホーム40は、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、もしくはその他のチップセットであってよい処理エンジン16、プロセッサ、論理回路、またはその他のデータ処理装置も含む。ASICなどの処理エンジン16または他のプロセッサは、無線装置10のデータレジストリ42内に記憶された音声監視モジュール18などの任意の常駐プログラムとインターフェースをとるアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)レイヤ44を実行することができる。典型的に、API44は、それぞれの無線装置上で実行されるランタイム環境である。1つのそのようなランタイム環境は、カリフォルニア州サンディエゴのカルコム社(Qualcomm,Inc.)によって開発されたBinary Runtime Environment for Wireless(登録商標)(BREW(登録商標))ソフトウェアである。例えば、無線計算装置上でのアプリケーションの実行を制御するように動作する他のランタイム環境が利用されてもよい。
処理エンジン16は、無線装置10の機能と、無線ネットワーク12上での無線装置の操作性(operability)とを使用可能にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびそれらの組合せで具現化される様々な処理サブシステム46を含む。例えば、処理サブシステム46は、その他のネットワーク装置との通信を開始することおよび維持すること、ならびにその他のネットワーク装置とデータを交換することを可能にする。音声監視モジュール18が音声データ、地理的位置データ、無線周波数(RF)データなどのデータを生成するために複数のサブシステムに依存する本観点において、それらサブシステムは、ボコーダ監視サブシステム48、位置決定サブシステム50、診断監視サブシステム52などを含むことができるが、これらに限定されない。無線装置がセルラ電話として規定される観点において、通信処理エンジン16は、サウンド、不揮発性メモリ、ファイルシステム、送信、受信、サーチャ(searcher)、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、主制御、リモートプロシージャ、ハンドセット、電力管理、デジタル信号プロセッサ、メッセージング、コールマネージャ、Bluetooth(登録商標)システム、Bluetooth(登録商標)LPOS、ポジション(position)エンジン、ユーザインターフェース、スリープ、データサービス、セキュリティ、認証、USIM/SIM、音声サービス、グラフィックス、USB、GPRS、MPEGなどのマルチメディアなど(明瞭にするために、これらのすべてが図2に示されているわけではない)の処理サブシステム46のうちの1つまたはこれらの組合せをさらに含むことができる。開示された観点に関して、処理エンジン16の処理サブシステム46は、コンピュータプラットホーム40上で実行されるアプリケーションと相互作用する(interact)任意のサブシステムコンポーネントを含むことができる。例えば、処理サブシステム46は、音声監視モジュール18に代わってAPI44からのデータ読み取りおよびデータ書き込みを受信する任意のサブシステムコンポーネントを含むことができる。
コンピュータプラットホーム40のデータレジストリ42は、音声品質論理54を実行するために使用可能な音声監視モジュール18を含む。音声品質論理は、音声データ22をロギングする音声データデータベース56と通信している。音声品質論理は、監視の特性を規定する設定可能な音声監視パラメータ57に依存する。例えば、音声監視パラメータ57は、音声品質論理が所定の時間範囲内で、および/または所定のイベントの発生時に所定の時間インターバルで音声データを監視する、すなわちロギングするように構成されることができる。さらに、音声監視パラメータは、監視される音声データを規定するように構成されることができる。いくつかの観点において、監視される音声データは、APIレイヤ44を用いてボコーダ監視サブシステム48からロギングされる音声サンプルとして規定されることができる。
いくつかの観点において、音声品質論理54は、無線装置10の音声性能に関連する診断データをロギングするか、またはそうでなければ記憶する診断データベース64と通信している。概して、診断データは、音声品質性能に悪影響または好影響をもたらすデータとして規定される。診断データは続いてネットワーク装置14に通信され、無線装置上の音声の劣化の1つの原因または複数の原因を決定するために診断データを音声スコアと相関させる音声品質報告を生成することに使用される。この点で、診断データベース64は、無線装置特定データ(wireless device-specific data)を記憶するように構成されることができる、および/または無線装置と無線ネットワークとの間の相互作用(interaction)に関連するデータであることができる。いくつかの観点において、診断データは、地理的位置データ、無線周波数(RF)データ、および無線装置と通信しているネットワーク装置などを含むことができる。例えば、診断データベース64は、地理的位置データ66、RF環境データ68、無線装置と通信しているネットワークノード(すなわち、IP基地局、移動交換局(mobile switching centers)など)の識別などのネットワークエンティティデータ70、または無線装置のハードウェアの性能データ、アプリケーション/ソフトウェアの性能データなどの任意のその他の所定の追加的なデータ72を含むことができる。
地理的位置データ66は、適切な全地球測位システム(GPS)メカニズムを含むGPS監視サブシステム50から検索されることができる。RFデータは、例えば無線装置の信号電力データを提供し、診断監視サブシステム52から検索されてもよい。その診断監視サブシステム52から検索可能な関連RFデータは、符号分割多元接続(CDMA)プロトコルの通信を使用する無線装置のための「サーチャおよびフィンガ(searcher and finger)」情報と、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)プロトコルの通信を使用する装置用のターミナルアダプタ(TA)のための広帯域符号分割多元接続「フィンガ」情報とを含むことができるが、これらに限定されない。
音声品質論理は、監視された音声データ22に基づいて音声品質スコア24を決定する。多くの観点において、音声品質論理54は、1つまたはそれより多くの音声品質アルゴリズムまたはルーチンを実行して1つまたはそれより多くの音声品質スコア24を決定する。いくつかの観点において、音声品質スコアは、任意の既知のまたは将来的な平均オピニオンスコア(MOS)アルゴリズムを使用して計算され得るMOSとして規定される。知られているMOSアルゴリズムの例は、国際電気通信連合(ITU)標準P.563によって規定されたシングルサイド音声品質測定(「3SQM」)、ITU標準P.861によって規定された知覚的音声品質測定(「PSQM」)、ITU標準P.862によって規定された音声品質の知覚的評価(「PESQ」)、ITU標準G.107によって規定されたEモデル、ITUによってまだ標準化されていないEモデルの拡張である音声品質モニタ(「VQmon」)などを含む。記載されている観点におけるどの音声品質アルゴリズムまたはMOSアルゴリズムの実装も限定的とみなされず、本明細書において説明される観点は、任意の現在知られているアルゴリズムまたは将来開発される任意のアルゴリズムを使用して実装されることができることに留意されたい。音声品質スコア24は、音声データデータベース56に記憶される音声品質スコアログ58にロギングされることができる。
いくつかの観点において、音声監視モジュール18は、決定された音声品質スコア24が予め定められた音声品質スコア閾値を満たすかどうかを決定するための閾値論理60を含むことができる。概して、閾値パラメータ62は、ネットワーク装置14または何らかの他のネットワーク装置において行われる設定によって規定され、閾値および条件を含む。閾値は、数値、例えば許容できるまたは許容できない音声品質スコアに関連する限界を規定する値であってよい。例えば、MOSスコアは1から5までの範囲をとり、したがって許容可能なMOSスコアを識別すると考えられることができる閾値は約3から約4.5までである可能性がある。閾値条件は、「よりも小さい」、「よりも大きい」、「と等しい」、「以下」、「以上」などを含むことができる。明瞭にするために、閾値を「満たす」という用語は、本明細書においては、測定された値が予め定められた値を超える、それと等しい、またはそれを下回る場合を規定するために使用される。
音声品質スコア24が予め定められた閾値62を満たす場合、特定の予め定められたアクションが行われることができる。これらの予め定められたアクションは、閾値パラメータ62によって規定され、閾値がひとたび満たされると行われるように構成されることができ、またはその代りに、閾値論理60は、その閾値が所定の回数満たされると予め定められたアクションを発生させるように構成されることができる。予め定められたアクションは、音声データを監視することおよび音声品質スコアを決定することのレートを増加すること、追加の無線装置関連データを監視すること、および/または関係のある相手に閾値の通知を通信することを含むことができるが、これらに限定されない。
いくつかの観点において、閾値62が満たされるとき、音声データ22の監視、および関連する音声品質スコア24の決定は、増加されたレートで、すなわち、より短いインターバルで、より短い時間範囲に渡って、予め定められたイベントの発生時に、またはより多くの予め定められたイベント(すなわち、閾値が満たされる前は監視をトリガしなかったイベント)の発生時に行われることができる。例えば、音声データの監視、および関連する音声品質スコアの決定が、閾値が満たされる前には、2秒毎に1回行われている場合、音声データの監視、および関連する音声品質スコアの決定は、閾値が満たされた後は、5ミリ秒毎に1回行われることができる。
その他の観点において、閾値62が満たされると、閾値論理60は、診断データまたは追加的な診断データを監視し、そしてそれらを診断データベース64に記憶するために使用可能であることができる。閾値論理60は、満足される閾値の発生が診断データの最初の監視および記憶をトリガする(すなわち、閾値が満たされるまで診断データの監視が行われない)ように構成されることができる。閾値が満たされる前に診断データの監視および記憶が行われるその他の観点において、以前に監視・記憶されていない追加的な診断データが監視されることができ、および/または以前に監視された診断データが最初のインターバルより小さい別のインターバルで監視および記憶されることができる。
その他の観点において、予め定められた閾値パラメータ62は、予め定められたアラート閾値が満たされる場合に閾値通知の生成とその閾値通知の通信を行う音声監視モジュール18の閾値論理60内で構成されることができる。閾値が満たされる場合、アラート通知を生成するために閾値アラート/通知論理74が実行される。続いて、アラート通知は、無線装置のユーザに内部的に通信される、および/またはユーザマネージャサーバなどのネットワーク装置を介してサービスプロバイダに外部的に通信されるなど、通信モジュール76を介して適切な相手に通信されることができる。いくつかの観点においては、閾値が、音声監視モジュールを実行するすべての無線装置に関して実装されるネットワーク全体の閾値となるが、他の観点では、ユーザ/顧客に提供されるサービスレベルがアラート通知の閾値を決定付ける。例えば、装置もしくはユーザ識別、装置の種類もしくはモデル、装置のハードウェアもしくはソフトウェアのバージョン、加入レベル、および/または顧客サービスコードなどの装置特性に基づいて、さまざまな装置がさまざまな閾値を有することができる。アラート通知は、電子メール通信、ショートメッセージサービス(SMS)通信などの形態をとることができる。
加えて、閾値を満たすことが増加された監視および品質スコアの決定、ならびに/または診断データもしくは追加的な診断データの監視をもたらすために使用可能な閾値論理60を用いて音声監視モジュールが構成される観点において、当該論理は、所定の期間の後に、または所定の品質スコアが達成された、もしくは所定の期間中保持された後に「許容可能な状態」に戻るように監視を行うように構成されることができる。「許容可能な状態」は、本明細書において、音声監視パラメータ57の中で構成される許容可能な品質スコアとして規定される。
上述のように、コンピュータプラットホーム40は、無線装置10の様々なコンポーネントの間の、および無線装置10と無線ネットワーク12の間の通信を可能にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびそれらの組合せで具現化される通信モジュール76をさらに含むことができる。通信モジュールは、無線通信接続を確立するための必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組合せを含むことができる。通信モジュール76は、音声品質スコア24および/または音声データ22および/または診断データをネットワーク装置14に通信するために使用可能である。音声監視モジュールは、音声品質スコア、音声データ、および/または診断データを所定のインターバルで、予め定められたイベントの発生時に、サービスプロバイダ/ネットワーク装置などの認可された相手の要求を受けて、または音声監視モジュールによって規定された任意のその他の時点で通信するように構成されることができる。音声品質スコア閾値を利用する観点において、音声監視モジュールは、満足される閾値の発生後にのみ、音声データ、音声品質スコア、および/または診断データが通信されるように構成されることができる。代替として、音声データ、音声品質スコア、および診断データは、満足される閾値の発生の前および満足される閾値の発生の後の両方で通信されることができる。音声データ、音声品質スコア、および/または診断データは個々にまたは一緒に通信されるように構成されることができることも留意される。
さらに、無線装置10は、無線装置への入力を生成するための入力メカニズム78と、無線装置のユーザよる消費に関する情報を生成するための出力メカニズム80とを有する。例えば、入力メカニズム78は、キーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、音声認識モジュールと共同するマイクロホンなどのメカニズムを含むことができる。ある定まった観点において、入力メカニズム78は、無線装置上でアプリケーションをアクティブ化するためのユーザ入力を提供する。さらに、例えば、出力メカニズム80は、ディスプレイ、オーディオスピーカ、触覚フィードバックメカニズムなどを含むことができる。
図3を参照すると、別の観点により、ユーザマネージャサーバなどのネットワーク装置14のブロック図が示される。ネットワーク装置は、任意の種類のハードウェア、サーバ、パーソナルコンピュータ、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、または専用もしくは汎用のいずれかの計算装置の任意の計算装置のうちの少なくとも1つを含むことができる。さらに、本明細書においてネットワーク装置14上で動作させられると説明された、またはネットワーク装置14によって実行されると説明されたモジュールおよびアプリケーションは、ネットワーク装置14上で完全に実行されることができるか、またはその代りに、その他の観点において、別個のサーバまたはコンピュータ装置が協力して動作して、使用可能なフォーマットのデータを相手に提供することができ、および/またはネットワーク装置14によって実行されるモジュールおよびアプリケーションと無線装置10との間のデータフローにおける別個の制御のレイヤを提供することができる。
ネットワーク装置14は、無線ネットワーク14をわたってデータを送信および受信できる、ならびにルーチンおよびアプリケーションを実行できるコンピュータプラットホーム130を有する。コンピュータプラットホーム130はデータ記憶装置132を含み、それは、読み出し専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリ(RAMおよびROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットホームに共通の任意のメモリのような揮発性および不揮発性メモリを具備することができる。さらに、データ記憶装置132は、1つまたはそれより多くのフラッシュメモリセルを含んでもよいし、あるいは磁気媒体、光媒体、テープ、またはソフトもしくはハードディスクなどの任意の2次または3次記憶装置であってもよい。さらに、コンピュータプラットホーム130は、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、もしくはその他のチップセットであってよい処理エンジン26、プロセッサ、論理回路、またはその他のデータ処理装置も含む。コンピュータプラットホーム130は、ネットワーク装置14の様々なコンポーネント間の通信だけでなく、ネットワーク装置14と無線ネットワーク12との間の通信もまた可能にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、およびそれらの組合せで具現化される通信モジュール134をさらに含むことができる。例えば、説明された観点において、通信モジュールは、音声監視モジュール18と、関連する音声品質監視パラメータ57と、閾値パラメータ62とを無線装置に通信するように構成される。加えて、通信モジュールは、音声品質スコアログ58、音声データログ22などの音声品質データを受信し、そのようなデータを音声データベース136に記憶するように構成される。通信モジュールは更に、位置データ66、RFデータ68、ネットワークエンティティデータ70、および追加的な診断データ72などの診断データを受信し、そのようなデータを診断データベース138に記憶するように構成される。通信モジュールは、無線通信接続を確立するための必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組合せを含むことができる。
ネットワーク装置のデータ記憶装置132は、音声品質監視モジュール18を無線装置に通信するように、ならびに設定可能な音声品質監視パラメータ57、および/または設定可能な閾値パラメータ62を無線装置に通信するために使用可能な音声品質監視設定モジュール140を含む。設定可能な音声品質監視パラメータは、音声データの監視インターバル、音声データの監視範囲、および/または音声データの監視をトリガするイベントを含むが、これらに限定されない。さらに、音声品質監視パラメータは、どの音声関連サブシステムが監視されるべきかに関する詳細、例えば、ボコーダ監視サブシステムのサンプリングを含むことができる。さらに、音声品質監視パラメータは、音声品質スコアを決定するために実行される音声品質ルーチンまたはアルゴリズムを規定することができる。加えて、音声品質監視パラメータは、どの診断データが監視およびロギングされるべきか、ならびにそれがどのように監視およびロギングされるべきかに関する詳細、すなわち、診断データの監視インターバル、範囲、トリガイベントなどを規定することができる。音声品質スコア閾値を実装する観点において、音声品質監視設定モジュールは、閾値、および閾値を囲む条件を規定する。さらに、閾値パラメータは、一つの閾値が満足された時に何が行われるべきかを規定することができる。例えば、音声データおよび/または診断データの監視インターバルを減少すること、診断データを監視すること、追加的な診断データを監視すること、アラート通知を送信することなど。いったん音声品質監視パラメータおよび/または音声品質スコア閾値が規定されてしまうと、当該パラメータおよび/または当該閾値は通信モジュール134を介して無線装置に通信される。
ネットワーク装置14のデータ記憶装置132は、音声品質スコアログおよび診断データに基づいて音声品質報告を生成するために使用可能な音声品質報告生成モジュール28を含む。加えて、音声品質報告生成モジュール28は、各ネットワークノードに置かれたネットワーク装置から通信される基地局データまたは移動交換局データなどの、その他のネットワーク装置から通信される追加的な診断データログに依存することができる。音声品質報告生成モジュールは、位置データ66、RFデータ68、ネットワークエンティティデータ70、追加的な診断データ72などのような受信された音声スコアログ58のデータおよび診断データを、音声品質報告生成モジュール28により操作されることができるデータに処理するためのデータ分析論理142を含む。音声品質報告モジュール28は、分析されたログデータを音声品質報告に変換するための音声品質報告生成論理144をさらに含む。音声品質報告は、音声性能の低下の1つの原因または複数の原因についての洞察を与える目的で音声スコアと診断データとの間の相関を提供する。この点で、音声品質報告は、報告機能を要求するまたは必要とする相手に関係のある任意の音声関連データを含むことができる。音声品質報告の例は、基地局の音声品質報告と、地理的地域の音声品質報告と、無線通信装置の種類の音声品質報告と、無線通信装置の音声品質報告とを含むが、これらに限定されない。
無線ネットワーク12は、無線ネットワーク12に接続された任意の装置と無線装置10との間の無線通信を可能にするために、少なくとも部分的に、使用可能な任意の通信ネットワークを含む。さらに、無線ネットワーク12は、当該ネットワークを形成するすべてのネットワークコンポーネントおよびすべての接続された装置を含むことができる。例えば、無線ネットワーク12は、セルラ電話ネットワークと、カリフォルニア州サンディエゴのカルコム社から入手可能なMEDIAFLOシステムなどフォワード・リンク・オンリー(Forward Link Only)(FLO)ネットワークなどのマルチキャストネットワークと、衛星用のDVB−S、ケーブル用のDVB−C、地上波テレビジョン用のDVB−T、ハンドヘルド向け地上波テレビジョン用のDVB−Hなどのデジタルビデオ放送(digital video broadcasting)(DVB)ネットワークと、地上波電話ネットワーク(terrestrial telephone network)と、衛星電話ネットワークと、赤外線データ通信協会規格(Infrared Data Association)(IrDA)ベースのネットワークなどの赤外線ネットワークと、短距離無線ネットワークと、Bluetooth技術のネットワークと、ZigBeeプロトコルのネットワークと、超広帯域(UWB)プロトコルのネットワークと、家庭内無線周波数(home radio frequency)(HomeRF)ネットワークと、共有ワイヤレスアクセスプロトコル(shared wireless access protocol)(SWAP)ネットワークと、ワイヤレスイーサネット(登録商標)製品互換性推進協議会(WECA)ネットワーク、ワイヤレス・フィデリティ・アライアンス(wireless fidelity alliance)(「Wi−Fiアライアンス」)ネットワーク、および802.11ネットワークなどの広帯域ネットワークと、公衆交換電話網と、インターネットなどの公衆混成通信ネットワーク(public heterogeneous communications network)と、私設通信ネットワークと、地上移動無線ネットワーク(land mobile radio network)とのうちの少なくとも1つ、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
電話ネットワークの好適な例は、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、改良型移動電話サービス(advanced mobile phone service)(AMPS)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、移動体通信用グローバルシステム(global system for mobile communications)(GSM)、シングルキャリア(1X)無線伝送技術(RTT)、エボリューションデータオンリー(evolution data only)(EV−DO)技術、汎用パケット無線サービス(GPRS)、エンハンストデータGSM環境(enhanced data GSM environment)(EDGE)、高速ダウンリンクデータパケットアクセス(HSPDA)、アナログおよびデジタル衛星システム、ならびに無線通信ネットワークおよびデータ通信ネットワークのうちの少なくとも1つにおいて使用され得る任意の他の技術/プロトコルなどのアナログおよびデジタルネットワーク/技術のうちの少なくとも1つ、またはこれらの任意の組合せを含む。
図4を参照すると、一つの観点において、音声品質を監視するための無線装置10はセルラ電話を含む。セルラ電話システム100は、キャリアネットワーク104を介して有線ネットワーク102に接続された無線ネットワーク12を含むことができる。向上された計算能力を有する無線装置10が製造されており、無線ネットワーク12上で音声およびデータを含むパケットをしばしは通信することができる。上述のように、これらの「スマートな」無線装置10は、ソフトウェア開発者が当該セルラ電話10上で動作するソフトウェアアプリケーションを作成し、当該装置の特定の機能を制御することを可能にする、それらの無線装置のローカル・コンピュータ・プラットホーム40上に存在するAPIs44を有する。図3は、セルラ無線ネットワークのコンポーネントと、本システムの一つの観点の要素の相互関係とをより完全に示す代表的な図である。セルラ無線ネットワーク12は単なる例示に過ぎず、そのシステムによって無線装置10などの遠隔モジュールが互いの間で、および/または、無線ネットワークのキャリアおよび/もしくはサーバを、限定なしに、含む無線ネットワーク12のコンポーネントの間で無線により通信する任意のシステムを含むことができる。
システム100において、ネットワーク装置14は、音声品質報告生成モジュール28、音声品質スコア、音声データ、または追加的な診断データを記憶するための別個のデータリポジトリ106と、有線ネットワーク102(例えばローカルエリアネットワーク、LAN)を介して通信している可能性がある。さらに、データ管理サーバ108は、後処理能力、データフロー制御などを提供するためにネットワーク装置14と通信している可能性がある。ネットワーク装置14、データリポジトリ106、およびデータ管理サーバ108は、セルラ電気通信サービスを提供するために必要とされる任意のその他のネットワークコンポーネントと共にセルラ電話システム100上に存在する可能性がある。ネットワーク装置14および/またはデータ管理サーバ108は、インターネット、安全なLAN、WAN、またはその他のネットワークなどのデータリンクであってよいデータリンク110および112を介してキャリアネットワーク104と通信する。キャリアネットワーク104は、移動交換局(「MSC」)114に送信される(概してデータパケットである)メッセージを制御する。さらに、キャリアネットワーク104は、インターネットおよび/またはPOTS(「一般電話サービス(plain old telephone service)」)などのネットワーク112によってMSC114と通信する。概して、ネットワーク112において、ネットワークまたはインターネット部分がデータを転送し、POTS部分が音声情報を転送する。MSC114は、データ転送のためのデータ網および/またはインターネット部分、ならびに音声情報のためのPOTS部分のような、別のネットワーク118によってマルチプルの(multiple)基地局(「BTS」)116に接続されることができる。最終的に、BTS118は、ショートメッセージサービス(「SMS」)、またはその他の無線による方法によって無線装置10のような、無線装置にメッセージを無線で同報通信する(broadcasts)。
図5は、一つの観点による、無線装置において音声品質を監視ための、およびネットワーク装置において音声品質報告を生成するための方法を詳細に説明するメッセージフロー図である。イベント200において、ネットワーク装置(14)の音声品質監視設定モジュール(140)が、音声品質の監視のための音声監視パラメータおよび閾値パラメータ(57および62)を設定する。これらのパラメータは、音声データの監視インターバル、音声データの監視範囲、音声データの監視をトリガするイベント、監視されるべきデータ、閾値、閾値条件、監視されるべき診断データ、診断データの監視インターバルなどを含むことができる。さらに、閾値パラメータが設定される場合、音声データの監視インターバルを減少すること、音声データの監視範囲を減少すること、音声データの監視をトリガする追加的なイベント、診断データの監視、診断データの追加的な監視、アラート通知などの、閾値が満たされる場合のアクションに関する条件が規定されることができる。
イベント210において、ネットワーク装置(14)が、ブートストラップ命令を無線装置(10)の音声監視モジュール(18)に送信することによって無線装置との通信を開始する。ブートストラップ命令は、ショートメッセージサービス(SMS)通信、自動コールバック(ACB)通信、または任意のその他の好適な通信メカニズムを用いて送信されることができる。イベント220において、音声監視モジュール(18)がブートストラップ命令を解析し、イベント230において、音声監視モジュールが通信モジュール(76)を呼び出してネットワーク装置との通信を開始する。一つの観点において、ハイパーテキスト転送プロトコル/伝送制御プロトコル(HTTP/TCP)が通信プロトコルとして実装される。イベント240において、音声品質監視設定モジュール(140)が通信モジュール(134)を呼び出して、設定可能な音声監視および閾値パラメータをネットワーク装置から無線装置にダウンロードする。イベント250において、音声品質監視設定モジュールが無線装置に肯定応答メッセージを送信して、設定パラメータのダウンロードが完了したことを音声品質監視モジュールに通知する。
イベント260において、無線装置の音声監視モジュール(18)が、音声データ(22)およびオプションで診断データ(64)を監視することと、監視された音声データに関する音声品質スコア(24)を決定することとを開始する。イベント270において、音声品質モジュール(18)は、例えば音声品質の低下を示す規定された閾値を音声品質スコアが満たすことを決定し、音声監視モジュールは、音声データの監視インターバルを減少すること、および診断データ、または位置データ、RFデータなどの追加的な診断データを監視することによって応答する。
イベント280において、音声監視モジュールが音声品質スコアおよびロギングされた診断データをネットワーク装置に通信することを望み、通信モジュール(76)を呼び出してネットワーク装置との通信を開始する。一つの観点において、ハイパーテキスト転送プロトコル/伝送制御プロトコル(HTTP/TCP)が通信プロトコルとして実装される。イベント290において、音声監視モジュール(18)が通信モジュール(76)を呼び出して、ロギングされた音声品質スコア、および診断データを無線装置からネットワーク装置にダウンロードする。イベント300において、音声監視モジュールがネットワーク装置に肯定応答メッセージを送信して、ロギングされたデータのダウンロードが完了したことをネットワーク装置に通知する。
イベント310において、ネットワーク装置(14)の音声品質報告生成モジュール(28)が音声品質スコアおよび診断データを分析し、ロギングされたデータの要約報告を生成する。イベント320において、音声品質報告がネットワーク装置からサービスプロバイダ/消費者サービス(20)に通信され、イベント330において、サービスプロバイダが報告を分析し、ネットワークまたは装置内の問題の領域を修正するための適切なネットワークまたは無線装置のアクションをとる。
図6を参照すると、一つの観点により、無線装置上の音声品質の監視のための方法を詳細に説明する流れ図が示される。イベント400において、無線装置の音声監視モジュールが、第1の所定のインターバルで音声データおよび診断データを監視およびロギングするように構成される。代替的な観点において、音声監視モジュールは、最初にだけ音声データを監視およびロギングするように構成されることができる。概して、音声データは、ボコーダ、または音声サンプルを記録する何らかのその他の装置からの音声データをサンプリングすることによって監視される。音声および診断データが監視されるインターバルは、音声監視モジュールの設定の中で規定される。サービスプロバイダ、装置の製造業者、音声監視モジュールの供給業者、または音声監視モジュールの設定パラメータにアクセスできる任意のその他の主体は、予め定められたインターバルを設定することができる。所定のインターバルで監視することに加えて、音声監視モジュールは、所定の時間範囲内で監視するように、および/または所定のイベントの発生と同時に監視するように構成されることができる。
イベント410において、音声監視モジュールは、監視された音声データに対する音声品質スコアを決定する。音声品質スコアは、音声品質ルーチンまたはアルゴリズムを使用して決定される。いくつかのアルゴリズムにおいて、音声監視モジュールは、国際電気通信連合(ITU)標準P.563によって規定されたシングルサイド音声品質測定(「3SQM」)、ITU標準P.861によって規定された知覚的音声品質測定(「PSQM」)、ITU標準P.862によって規定された音声品質の知覚的評価(「PESQ」)、ITU標準G.107によって規定されたEモデル、ITUによってまだ標準化されていないEモデルの拡張である音声品質モニタ(「VQmon」)などの知られている平均オピニオンスコア(MOS)アルゴリズムを使用してMOSを決定する。多くの観点において、いったん音声品質スコアが決定されてしまうと、当該スコアは無線装置内で関連する音声品質スコアログにロギングされる。
イベント420において、無線装置は、音声品質スコアおよび診断データをネットワーク装置に通信する。音声品質スコアおよび診断データの通信は、音声データの通信をさらに含むことができる。音声品質スコアのネットワーク装置への通信は任意の時点で行われることができ、ほとんどの観点において音声監視モジュール内で設定可能であることに留意されたい。いくつかの観点においては、音声品質スコアは当該スコアが決定された後で個々に通信されることができ、その他の観点においては、音声品質スコアはロギングされ、蓄積されたロギングされたスコアが所定のインターバルで、所定のイベントの発生と同時に、またはサービスプロバイダ/ネットワーク装置の管理者の要求を受けてネットワーク装置に通信される。音声品質スコア閾値を実装する特定の観点において、音声品質スコアおよび関連する診断データの通信は、閾値が満たされた後にのみ行われる。
決定430において、音声監視モジュールは、音声品質スコアが所定の閾値を満たすかどうかを決定する。上述のように、閾値は値または条件によって規定される。減少されたインターバルでの(すなわち、増加されたレートでの)監視、診断データの監視、追加的な診断データの監視、および/または適切な相手にアラート通知を通信することをトリガする閾値が音声監視モジュール内で構成されることができる。さらに、監視インターバルを減少すること、監視されるデータを増加すること、および/またはアラート通知を通信することなどのトリガイベントが発生する前に(2回以上の)所定の回数満たされるべき閾値を提供する閾値が構成されることができる。品質スコアが閾値を満たさない場合、音声監視モジュールはイベント400に戻り、最初の第1の所定のインターバルで監視が続行する。
品質スコアが規定された閾値を確かに満たす場合、決定440において、音声監視モジュールは、閾値を満たすことがアラート通知を許すかどうかを決定する。音声品質監視モジュールは、満たされているすべての閾値がアラート通知を許すように構成されることができるか、または音声品質監視モジュールは、満たされている特定の予め定められた閾値のみがアラート通知を許すように構成されることができる。概して、アラート通知は、音声監視モジュールがそのような通知を送信するように構成されている場合、または音声品質スコアが規定された閾値よりもはるかに大きいか、もしくははるかに小さい場合、サービスプロバイダなどの適切な相手に送信される。いくつかの観点において、無線装置のユーザに対して提供されているサービスレベルが、音声監視モジュールが閾値が満たされる場合にアラート通知を通信するように構成されるかどうかを決定付ける。閾値が満たされることがアラート通知を許すという決定がなされる場合、イベント450において、アラート通知が適切な1つまたは複数の相手に通信される。
閾値が満たされることがアラート通知を許さないという決定がなされる場合に、またはアラート通知が送信された後で、イベント460において、音声監視モジュールが最初の第1の所定のインターバルよりも小さな第2の所定のインターバルでの監視を開始する。例えば、最初に監視が1秒毎に1回行われる場合、いったん閾値が満たされると、監視は5ミリ秒(ms)毎に1回行われることができる。
そのレートで音声データが監視されるレートを増加することに加えて、音声監視モジュールは、イベント470において、閾値が満たされることが診断データの監視をトリガするように、または診断データが閾値が満たされる前に監視されていた場合には追加的な診断データの監視をトリガするように構成されることができる。さらに、音声監視モジュールは、閾値が満たされることの発生が、減少されたインターバルで診断データを監視することをもたらすように構成されることができる。イベント490において、音声品質スコア、診断データ、およびオプションで音声データがネットワーク装置に通信される。上述のように、音声品質スコア、音声データ、および/または追加的な診断データのネットワーク装置への通信は、任意の時点で行われることができ、ほとんどの観点において音声監視モジュール内で設定可能である。
イベント480において、音声監視モジュールが、第2のインターバルで監視された音声データに対する音声品質スコアを決定し、イベント500において、音声品質スコアが引き続き閾値を満たすかどうかに関する決定がなされる。閾値がもはや満たされない場合、プロセスはイベント400に戻り、音声データの監視は第1のインターバルで実行され、診断データおよび/または追加的な診断データの監視は中断されることができる。代替として、音声監視モジュールは、閾値がもはや満たされないことの(2回以上の)指定された回数の発生の後にのみ第1の所定のインターバルに戻るように構成されることができる。閾値がまだ満たされている場合、プロセスはイベント460に戻り、音声データの監視は第2のインターバルで実行され、診断データまたは追加的な診断データの監視が継続する。代替として、その他の観点において、音声監視モジュールは、第2の所定のインターバルでの音声データの監視、および診断データまたは追加的な診断データの監視を中断し、所定の期間の後で、またはその他の予め定められたイベントの発生後に第1の所定のインターバルに戻るように構成されることができる。
図7を参照すると、さらに別の観点により、音声品質監視モジュールを設定するための方法を示す流れ図が提示される。イベント600において、ネットワーク装置(14)が、無線装置上で実行される音声監視モジュールを設定する働きをする音声監視パラメータおよび閾値パラメータを生成する。概して、サービスプロバイダの担当者はネットワーク装置と通信して、個々の無線装置または複数の無線装置のいずれかに関する音声監視パラメータを設定する。上述のように、音声監視パラメータは、音声データを監視するレートまたはインターバル、音声データの監視をトリガする1つまたは複数のイベント、何を監視すべきかに関する詳細、品質スコアを計算するために使用されるルーチンまたはアルゴリズム、診断監視基準などを含むことができるが、これらに限定されない。閾値パラメータは、閾限界値と、監視インターバルを減少すること、診断データの監視、追加的な診断データの監視、アラート通知を生成することおよび通信することなどの、閾値が満たされると行われることの閾値条件とを含むことができるが、これらに限定されない。音声監視パラメータおよび閾値パラメータは、無線装置の音声品質監視モジュールの実行の開始時に構成されることができるか、または音声監視パラメータは、1つまたは複数の無線装置が音声監視モジュールを実行している間の任意の時点で再構成されることができる。イベント610において、ネットワーク装置は、生成された音声監視パラメータを1つまたはそれより多くの無線装置に通信する。概して、ネットワーク装置は、無線装置との無線通信を開始し、音声監視および閾値パラメータを無線装置に無線でダウンロードすることを続ける(proceed with)。音声監視および閾値パラメータは、当該パラメータの生成時に1つまたは複数の無線装置に通信されることができるか、またはその代りに、生成されたパラメータは保存され、続いて、所定の時間に1つまたは複数の無線装置に通信されることができる。
図8を参照すると、さらに別の観点により、音声品質報告を生成するための方法を示す流れ図が提示される。イベント700において、ネットワーク装置は、1つまたはそれより多くの無線装置から音声品質スコアデータおよび診断データを受信する。診断データは、位置データ、RFデータ、ネットワークエンティティデータ、その他の診断データなどを含むことができるが、これらに限定されない。上述のように、診断データを監視し、その後通信する必要性は、無線装置で実行される音声品質監視モジュールの設定に基づく。診断データの監視は、音声データの監視の間ずっと行われるように構成されてもよいし、または診断データの監視は、音声品質スコア閾値が満たされたときにのみ行われることに制限されてもよい。診断データは、なぜ1つの無線装置または複数の無線装置が無線通信ネットワーク内で音声品質に関連する問題を経験しているのかについての洞察を与えることに寄与する。
イベント710において、ネットワーク装置は、無線装置から受信された音声品質スコアデータおよび診断データを分析および処理する。いくつかの観点において、ネットワーク装置はロギングされたフォーマットのデータを受信し、したがってデータは音声品質報告を生成することに先立って適切な処理および分析を必要とする。イベント720において、音声品質報告を生成するために、処理されたおよび分析された音声品質スコアデータおよび診断データが提供される。音声品質報告は、1つの無線装置、複数の無線装置、またはネットワークにおける音声品質の低下の1つの原因または複数の原因についての洞察を与えるために診断データを音声品質スコアと相関させる。上述のように、音声品質報告は個々の無線装置に固有であることができるか、または音声品質報告は無線ネットワーク全体中の複数の無線装置に基づくことができる。音声品質報告は、音声品質モジュールを実行する無線装置から受信された任意の音声品質データ、音声品質モジュールを実行しないその他の無線装置、その他のネットワーク装置、または音声品質に関連する任意のその他のデータに基づくことができる。音声品質報告は、任意のネットワークまたは装置の属性に基づくことができる。例えば、音声品質報告は、基地局もしくはその他のネットワークノードの相互作用、音声品質スコア、電力(すなわちRF)データ、位置データ、特定された地理的領域内の無線装置に基づくそのような報告、または特定された地理的領域内の音声品質スコアなどに基づくことができる。
イベント730において、ネットワーク装置は音声品質報告をサービスプロバイダに通信する。通信は、無線ネットワークにわたって、または有線ネットワークにわたって行われることができる。任意の許容可能な形態の通信が使用されることができ、例えば、報告は電子メール(Eメール)、ファイル転送などを介して通信されることができる。いったんサービスプロバイダに通信されると、サービスプロバイダの担当者は当該報告を分析してネットワークまたは特定の無線装置に関連する問題を特定することができ、ネットワーク内で、または装置レベルで問題を修正する(rectify)ための適切なアクションをとることができる。
本明細書において開示された観点と関連して説明された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブルロジック装置、離散的なゲート(discrete gate)もしくはトランジスタ論理、別個のハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せを用いて実装または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、その代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサは、計算装置の組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたはそれより多くのマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成として実装されてもよい。
さらに、本明細書において開示された観点と関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形態の記憶媒体に存在することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体から情報を読むことができ、当該記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別法として、記憶媒体はプロセッサに一体化されていてよい。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在してよい。ASICはユーザ端末内に存在してよい。別法として、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ端末内の別個のコンポーネントとして存在してよい。
上述の開示は説明的な観点および/または観点を示すが、添付の特許請求の範囲で規定された、説明された観点および/または観点の範囲を逸脱することなしに本明細書において種々の変更および修正がなされ得ることに留意されたい。さらに、説明された観点の要素は単数形で説明されるまたは特許請求の範囲に記載されることができるが、単数への限定が明示的に述べられていない場合、複数も考慮される。さらに、任意の観点および/または観点のすべてまたは一部は、別途指定されない限り任意のその他の観点および/または観点のすべてまたは一部と共に利用されることができる。
このように、説明された観点は、無線装置上の音声品質の継続的な監視を提供する。監視の結果は、次に通信ネットワークによって経験された品質に関連する問題を評価するための報告を収集、分析、および/または生成することができるサービスプロバイダに通信されることができる。この点で、サービスプロバイダは、ネットワークの問題に効率的におよび効果的に対処することができ、その結果、ユーザ/顧客に積極的なサポートを提供することができる。閾値レベルの音声品質性能が経験されると追加の予防策および/またはさらなる監視が行われることを可能にする閾値の監視が実行されることができる。
本発明の多くの修正およびその他の観点は、上述の説明および関連する図面に示された教示を利用できる、本発明が関連する技術分野の熟練者の頭に浮かぶであろう。したがって、本発明は開示された特定の観点に限定されるべきでなく、修正およびその他の観点は添付の特許請求の範囲の範囲に含まれるように意図されることを理解されたい。本明細書において特有の用語が使用されているが、それらの用語は包括的および説明的な意味でのみ使用されており、限定の目的で使用されていない。
一つの観点による、無線装置上の音声品質の監視を提供するためのシステムの概略図。 一つの観点による、音声品質を監視するために使用可能な無線通信装置のブロック図。 一つの観点による、音声品質監視パラメータを提供し、音声品質報告を生成するために使用可能なネットワーク装置のブロック図。 無線通信装置のレベルで音声品質の監視を実施するためのセルラ電話ネットワークの一つの観点の概略図。 一つの観点による、無線通信装置のレベルで音声品質の監視を提供する方法に関するメッセージフロー図。 さらに別の観点による、無線通信装置のレベルで音声品質を監視するための方法の流れ図。 別の観点による、ネットワーク装置のレベルで音声品質監視パラメータを生成するための方法の流れ図。 さらに別の観点による、ネットワーク装置のレベルで音声品質報告を生成するための方法の流れ図。

Claims (46)

  1. 下記を具備する、無線通信装置上の音声品質性能を監視するための方法:
    無線通信装置において音声データおよび診断データを監視することと、
    前記無線通信装置において前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定することと、
    前記音声品質スコアおよび音声品質データのうちの少なくとも1つ、ならびに前記診断データをネットワーク装置に通信すること。
  2. 無線通信装置において音声データを監視することは、音声データをロギングすることをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  3. 無線装置において診断データを監視することは、位置データと、電力データと、状態マネージャからのハードウェア関連データと、アプリケーション関連データと、ネットワーク装置データのうちの少なくとも1つをロギングすることをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記無線通信装置において前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定することは、音声品質アルゴリズムを実行することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  5. 音声品質アルゴリズムを実行することは、平均オピニオンスコア(MOS)、シングルサイド音声品質測定(3SQM)、Eモデル、音声品質の知覚的評価(PESQ)、および知覚的音声品質測定(PSQM)からなるグループから選択される音声品質アルゴリズムを実行することをさらに具備する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記音声品質スコアおよび音声品質データのうちの少なくとも1つ、ならびに前記診断データをネットワーク装置に通信することは、前記診断データ、前記音声データ、および前記音声品質スコアを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記音声品質スコアを1つまたはそれより多くの所定の音声品質スコア閾値と比較することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記音声品質スコアおよび音声品質データのうちの少なくとも1つ、ならびに前記診断データをネットワーク装置に通信することは、前記音声品質スコアが前記1つまたはそれより多くの所定の音声品質スコア閾値のうちの1つまたはそれより多くを満たす場合に前記音声品質スコアおよび前記音声品質データのうちの少なくとも1つ、ならびに前記診断データをネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項7に記載の方法。
  9. 音声データおよび診断データを前記無線通信装置において監視することは、音声データおよび診断データを第1の所定のインターバルで前記無線通信装置において監視することをさらに具備し、前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると、音声品質データおよび診断データを第2の所定のインターバルで前記無線通信装置において監視することをさらに具備する、ここにおいて、前記第2の所定のインターバルは前記第1の所定のインターバルよりも小さい、請求項7に記載の方法。
  10. 前記第2の所定のインターバルで監視される前記診断データおよび前記音声品質データを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項7に記載の方法。
  11. 前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると追加の診断データを前記無線通信装置において監視することをさらに具備する、請求項7に記載の方法。
  12. 前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると追加の診断データを前記無線通信装置において監視することは、追加の無線通信装置関連データを、位置データと、電力データと、状態マネージャからのハードウェア関連データと、アプリケーション関連データと、ネットワーク装置データとからなるグループから選択されるものとしてさらに定義する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記追加の診断データを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項11に記載の方法。
  14. 音声データおよび診断データを前記無線通信装置において監視することは、音声データおよび診断データを第1の所定のインターバルで前記無線装置において監視することをさらに具備し、複数の比較の結果前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを所定の回数満たす場合に音声品質データおよび診断データを第2の所定のインターバルで前記無線通信装置において監視することをさらに具備する、ここにおいて、前記第2の所定のインターバルは前記第1の所定のインターバルよりも小さい、請求項7に記載の方法。
  15. 前記第2の所定のインターバルで監視された前記音声品質データおよび前記診断データを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項14に記載の方法。
  16. 複数の比較の結果前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを所定の回数満たす場合に追加の診断データを前記無線通信装置において監視することをさらに具備する、請求項7に記載の方法。
  17. 複数の比較の結果前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを所定の回数満たす場合に追加の診断データを前記無線通信装置において監視することは、追加の診断データを、位置データと、電力データと、状態マネージャからのハードウェア関連データと、アプリケーション関連データと、ネットワーク装置データとからなるグループから選択されるものとしてさらに定義する、請求項7に記載の方法。
  18. 前記追加の診断データを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると、アラートメッセージを前記ネットワーク装置に通信することをさらに具備する、請求項7に記載の方法。
  20. 命令の少なくとも1つのシーケンスを具備する、無線通信装置上の音声品質を測定するためのコンピュータ可読媒体、ここにおいて、プロセッサによる前記命令の実行は前記プロセッサに下記のステップを実行させる:
    音声データおよび診断データを無線通信装置において監視することと、
    前記無線通信装置において、前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データをネットワーク装置に通信すること。
  21. 下記の動作を行うように構成された、無線通信装置内に実装された、少なくとも1つのプロセッサ装置:
    音声データおよび診断データを監視することと、
    前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データをネットワーク装置に通信すること。
  22. 下記を具備する、音声品質を監視するための無線通信装置:
    音声データおよび診断データを記憶するために使用可能な記憶ユニットと、
    前記記憶ユニットと通信している音声監視モジュール、前記音声監視モジュールは前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定するために使用可能であり、前記音声品質スコアおよび前記音声データのうちの少なくとも1つ、ならびに前記診断データをネットワーク装置に通信するために使用可能である。
  23. 前記記憶ユニットと通信しており、音声データを生成するために使用可能なボコーダをさらに具備する、請求項22に記載の無線通信装置。
  24. 位置感知装置、電力感知装置、ハードウェア監視装置、およびアプリケーション監視装置のうちの少なくとも1つをさらに具備する、ここにおいて、前記装置は前記記憶ユニットと通信しており、診断データを生成するために使用可能である、請求項22に記載の無線通信装置。
  25. 前記音声監視モジュールは、前記音声品質スコアを決定するために実行される音声品質アルゴリズムをさらに具備する、請求項22に記載の無線通信装置。
  26. 前記音声品質アルゴリズムは、平均オピニオンスコア(MOS)、シングルサイド音声品質測定(3SQM)、Eモデル、音声品質の知覚的評価(PESQ)、および知覚的音声品質測定(PSQM)からなるグループから選択される、請求項22に記載の無線通信装置。
  27. 前記音声監視モジュールはさらに、前記診断データ、前記音声品質スコア、および前記音声データを前記ネットワーク装置に通信するために使用可能である、請求項22に記載の無線通信装置。
  28. 前記音声監視モジュールはさらに、前記音声品質スコアを1つまたはそれより多くの所定の音声品質スコア閾値と比較するために使用可能である、請求項22に記載の無線通信装置。
  29. 前記音声監視モジュールはさらに、前記音声品質スコアが前記1つまたはそれより多くの所定の音声品質スコア閾値のうちの1つまたはそれより多くを満たす場合に前記音声品質スコアおよび前記診断データを前記ネットワーク装置に通信するために使用可能である、請求項28に記載の無線通信装置。
  30. 前記音声監視モジュールはさらに、前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると音声品質スコアの決定のレートを増加するために使用可能である、請求項28に記載の無線通信装置。
  31. 前記音声監視モジュールはさらに、前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されると追加の診断データを監視するために使用可能である、請求項30に記載の無線通信装置。
  32. さらに、前記追加の診断データは、位置データと、電力データと、状態マネージャからのハードウェア関連データと、アプリケーション関連データと、ネットワーク装置データとからなるグループから選択されたものから選択されるデータを具備する、請求項31に記載の無線通信装置。
  33. 前記音声監視モジュールはさらに、前記追加の診断データを前記ネットワーク装置に通信するために使用可能である、請求項31に記載の無線通信装置。
  34. 前記音声監視モジュールはさらに、前記音声品質スコアが前記音声品質スコア閾値のうちの1つを満たすことが前記比較により決定されるとアラートメッセージを前記ネットワーク装置に通信するために使用可能である、請求項28に記載の無線通信装置。
  35. 前記音声データおよび前記診断データは所定のインターバルで記憶される、請求項23に記載の無線通信装置。
  36. 下記を具備する、無線通信装置:
    音声データおよび診断データを監視するための手段と、
    前記音声データに基づいて音声品質スコアを決定するための手段と、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データをネットワーク装置に無線で通信するための手段。
  37. 下記を具備する、無線通信装置における音声品質性能を分析するための方法:
    1つまたはそれより多くの無線通信装置から音声品質スコアおよび診断データをネットワーク装置において受信することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データを分析することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成すること、ここにおいて、前記音声品質報告は音声品質性能を前記診断データと相関させる。
  38. 1つまたはそれより多くの無線通信装置から音声品質スコアおよび診断データをネットワーク装置において受信することは、前記診断データを、位置データと、電力データと、状態マネージャからのハードウェア関連データと、アプリケーション関連データと、ネットワーク装置データとからなるグループから選択されるものとしてさらに定義する、請求項37に記載の方法。
  39. 前記音声品質報告を音声品質の分析のためにサービスプロバイダに通信することをさらに具備する、請求項37に記載の方法。
  40. 下記を具備する、無線装置上の音声品質の監視を設定するための方法:
    音声の監視に関連する診断監視パラメータおよび音声監視パラメータをネットワーク装置において設定することと、
    前記音声監視パラメータおよび前記診断監視パラメータに従って音声データおよび診断データを監視するために使用可能な1つまたはそれより多くの無線通信装置に前記音声監視パラメータおよび診断監視パラメータを通信すること。
  41. 音声の監視に関連する診断監視パラメータおよび音声監視パラメータをネットワーク装置において設定することは、前記音声監視パラメータを、音声データと、監視インターバルと、監視スケジュールと、監視トリガイベントと、音声スコアアルゴリズムと、閾値条件と、閾限界値とからなるグループから選択されるものとしてさらに定義する、請求項40に記載の方法。
  42. 音声の監視に関連する診断監視パラメータおよび音声監視パラメータをネットワーク装置において設定することは、前記診断監視パラメータを、位置監視パラメータと、電力監視パラメータと、ハードウェア監視パラメータと、アプリケーション監視パラメータと、ネットワーク装置監視パラメータデータとからなるグループから選択されるものとしてさらに定義する、請求項40に記載の方法。
  43. 命令の少なくとも1つのシーケンスを有する、無線通信装置において音声品質性能を分析するためのコンピュータ可読媒体、ここにおいてプロセッサによる前記命令の実行は前記プロセッサに下記のステップを実行させる:
    ネットワーク装置において1つまたはそれより多くの無線通信装置から音声品質スコアおよび診断データを受信することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データを分析することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成すること、ここにおいて、前記音声品質報告は音声品質性能を前記診断データと相関させる。
  44. 下記の動作を行うように構成された、ネットワーク装置内に実装された、少なくとも1つのプロセッサ装置:
    音声品質スコアおよび診断データを1つまたはそれより多くの無線通信装置から受信することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データを分析することと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成すること、ここにおいて、前記音声品質報告は音声品質性能を前記診断データと相関させる。
  45. 下記を具備する、無線通信装置における音声品質性能を分析するためのネットワーク装置:
    1つまたはそれより多くの前記無線通信装置から音声品質スコアおよび診断データを受信するために使用可能な通信モジュールと、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データを記憶するために使用可能な記憶モジュールと、
    前記記憶モジュールと通信している音声品質報告生成モジュール、ここにおいて、前記音声品質報告生成モジュールは、前記音声品質スコアおよび前記診断データに基づいて1つまたはそれより多くの音声品質報告を生成するために使用可能である、ここにおいて、前記音声品質報告は音声品質性能を前記診断データと相関させる。
  46. 下記を具備する、無線通信装置の音声品質を管理するためのネットワーク装置:
    複数の前記無線通信装置から音声品質スコアおよび診断データを受信するための手段と、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データを記憶するための手段と、
    前記音声品質スコアおよび前記診断データに基づいて音声品質報告を生成するための手段、ここにおいて、前記音声品質報告は音声品質性能を前記診断データと相関させる。
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