JP2008533935A5

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Publication number: JP2008533935A5
Application number: JP2008502160A
Authority: JP
Filing date: 2006-03-20
Publication date: 2010-12-02
Anticipated expiration: 2026-03-20

Description

無線デバイスにおいて設定可能なパフォーマンスレベルをモニタするための方法及び装置

関連文献

［米国特許法§１１９に基づく優先権主張］
特許に関する本出願は、米国特許仮出願番号第６０／６６３，５１５号、名称“無線デバイスにおいて設定可能なパフォーマンスレベルをモニタするための方法及び装置（Methods and Apparatus for Monitoring Configurable Performance Level in a Wireless Device）”、２００５年３月１８日出願、及び米国特許仮出願番号第６０／６６４，６６９号、名称“無線デバイスに対する長期パフォーマンスパラメータを表示するために方法及び装置（Method and Apparatus for Displaying Long-Term Performance Parameters for a Wireless Device）”、２００５年３月２２日出願、に優先権を主張し、両者とも本出願の譲受人に譲渡され、そして本明細書中に引用によって両者ともその全体が取り込まれている。

記載される実施形態は、一般に無線通信デバイス及びコンピュータ・ネットワークに係る。さらに詳しくは、記載される実施形態は、無線デバイス上でパフォーマンス（performance）統計値を集めることに関する。

無線ネットワーキングは、１又はそれより多くの無線デバイスを別のコンピュータ・デバイスに、銅配線又は光ケーブルのような直接の電気的な接続を用いることなく接続する。無線デバイスは、無線又は部分的に無線コンピュータ・ネットワークをわたり、一般的にパケットの形式で、データを通信し、そしてネットワーク上に“データ”チャネル又は “通信”チャネルを開設する、その結果、そのデバイスはデータ・パケットを送ることができそして受け取ることができる。無線デバイスは、無線デバイス・リソース、例えば、プログラム及びハードウェア・コンポーネント、を多くの場合有する。その無線デバイス・リソースは、ネットワーク上でデータを伝送しそして受信するために、例えば、開放型通信回線を使用して自身の設計及び特定のプロトコル又は環境設定にしたがってデータを使用しそして発生するように個々にそして共同して動作する。

無線デバイスは、計算能力を向上させて製造されており、そしてパーソナル・コンピュータと同等になりつつある。セルラ電話機のような、これらの“高性能な”無線デバイスは、自身のローカル・コンピュータ・プラットフォーム上へとインストールしたアプリケーション・プログラミング・インターフェース（“ＡＰＩ”：application programming interface）を有し、それはソフトウェア開発者がセルラ電話機上で動作するソフトウェア・アプリケーションを創造することを可能にする。ＡＰＩは、無線デバイス・システム・ソフトウェアとソフトウェア・アプリケーションとの間に位置し、ソフトウェア開発者が特定のセルラ電話機システム・ソース・コードを有することを必要とせずにセルラ電話機の機能をアプリケーションに利用できるようにさせる。

セルラ電話機キャリア・ネットワークが競合する世界では、高収入を生んでいる顧客の先を見越したサポートが、ネットワーク・キャリアの収益性を維持するためそして増加させるために望まれている。したがって、無線デバイスの予め決められたパフォーマンスレベルをモニタするための装置及び方法を提供することは、都合が良いはずである。
米国特許出願番号第１１／０７８，２３５号明細書

サマリー

記載される実施形態は、無線デバイスパフォーマンス（performance）統計値をモニタするように動作する装置、方法、コンピュータ読み取り可能な媒体、及びプロセッサを具備する。変更可能なしきい値を満足すると、対応するパフォーマンスデータは、遠隔サーバのような、別のデバイスに自動的に転送され、そのデバイスは顧客サポート施設にいる認定された人に警告することができ、それによりその認定された人が、そのパフォーマンスデータに対応するいずれかのデバイスに関連する問題及び／又はネットワークに関連する問題を解決するために適切な対応行為を取れるようにする。そのうえ、予め決められた報告パラメータに基づいて、無線デバイスからのパフォーマンス統計値は、遠隔サーバのような予め決められたデバイスにアップロードされることができ、そしてその統計値は、次にパフォーマンスの概要報告を生成するために利用されることができる。

１つの態様では、無線ネットワーク上の無線デバイスのパフォーマンスをモニタする方法は、パフォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値を無線デバイス上で得ること、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む；該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定すること；該決定されたパフォーマンス統計値を対応する該しきい値設定値と比較すること；及び該決定されたパフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生すること、を具備することができる。

１つの関連する態様では、機械読み取り可能な媒体は、機械により実行されるときに、上に述べられた動作を機械に実行させる命令を具備することができる。別の１つの関連する態様では、少なくとも１つのプロセッサは、上に述べられた動作を実行するように構成されることができる。

さらなる１つの態様では、無線デバイスは、パフォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値を得るための手段、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む；該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定するための手段；該決定されたパフォーマンス統計値を対応する該しきい値設定値と比較するための手段；及び該パフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生するための手段、を具備することができる。

別の１つの態様では、無線デバイスは、メモリ及び該メモリ中に存在するパフォーマンスモジュールを具備することができる。該パフォーマンスモジュールは、パフォーマンスパラメータ及び予め決められたしきい値設定値を備える監視環境設定値、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該予め決められたしきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む；該監視環境設定値に基づいて該パフォーマンス統計値を決定するように動作する監視論理回路；及び該パフォーマンス統計値が該予め決められたしきい値設定値を満足するときに、通知メッセージを発生するように動作する報告論理回路、を含むことができる。

さらに別の１つの態様では、無線デバイスのパフォーマンスをモニタする方法は、無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生すること、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送すること；該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスから計算されたパフォーマンス統計値を受け取ること；及び該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生すること、を具備することができる。

さらなる１つの態様では、装置は、無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生するための手段、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送するための手段；該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスからの計算されたパフォーマンス統計値を受け取るための手段；及び該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生するための手段、を具備することができる。

さらに別の１つの態様では、無線デバイスのパフォーマンスをモニタすることを管理するための装置は、無線デバイスによる受信のために監視環境設定値を発生するためそして伝送するように動作する環境設定値発生器、該監視環境設定値はモニタするためにパフォーマンスパラメータを識別する；無線デバイスパフォーマンス統計値を受け取りそして記憶するように動作する情報保管場所、該無線デバイスパフォーマンス統計値は該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスによって収集された該パフォーマンスパラメータに関係する統計値を含む；及び該無線デバイスパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生するように動作する報告発生器を具備するパフォーマンスマネージャ制御モジュール、を具備する。

［詳細な説明］
開示された実施形態は、その開示された実施形態を限定するためではなく説明するために用意された添付された図面とともに以降に記載される。図面では、類似の表示は、類似の要素を示す。

図１は、ダウンロードされたパフォーマンス監視環境設定値に基づいて無線ネットワークを用いる無線デバイスのパフォーマンス及び使用に関係する統計値をモニタしそして報告する装置及び方法を具備するシステム１００の１態様を図示する。システム１００は、無線ネットワークに関係する統計値及び無線ネットワークに無関係な統計値を含む無線デバイスに基づいたパフォーマンスデータ及びパフォーマンス統計値１２４をモニタし、記録し、そしてアップロードするように動作する。例えば、ある複数の態様では、そのようなパフォーマンスデータ及びパフォーマンス統計値は、無線デバイス上のソフトウェア・アプリケーション、無線デバイスのハードウェア・コンポーネントのパフォーマンス及び使用に関係する情報を含むことができるが、それらに限定されない。そのソフトウェア・アプリケーションは、例えば、メディア・アプリケーション、テキスト・メッセージ通信アプリケーション、音声通話アプリケーション、インターネット・アクセス・アプリケーション又はウェブ・ブラウザ・アプリケーション、及び文書作成と文書管理アプリケーションであり、ハードウェア・コンポーネントは、例えば、キー、キーボード又は音声認識モジュールのような入力手段、ディスプレイ及びスピーカのような出力手段、バッテリのような電源、メモリ、プロセッサ、等である。言い換えれば、パフォーマンスデータ及びパフォーマンス統計値は、無線インターフェース情報、例えば、デバイスと通信ネットワーク及び／又は別のデバイスとの間のいずれかのデータ又は通信、同様に非無線インターフェース情報、例えば、デバイス上で生じている機能性、に関係することがある。さらに、ある複数の態様では、無線インターフェースパフォーマンスデータ及び統計値は、コール・ドロップ（call drop）に関連する情報、アクセス失敗に関連する情報、及びサービスの劣化に関連する情報のような接続品質情報を含むが、それらに限定されない。

システム１００は、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４によって生成されたパフォーマンス監視環境設定値１１８により管理されるような予め決められたパフォーマンスデータをモニタするように動作する。モニタされたパラメータ１８７（図２）に対する予め決められたパフォーマンスしきい値１８８（図２）が満足されるときに、システム１００は、顧客サービス代理人のような予め決められたパーティ（party）に、例えば除外報告１４４を用いてさらに通知するように動作する。例えば、除外報告１４４は、所定のしきい値が既に満足されていることを指示するメッセージであることができ、そして所定のパフォーマンス統計値、所定のしきい値、及び任意の他のパフォーマンスに関連するデータ及び／又はデバイスの状態に関連する情報をさらに含むことができる。その上、システム１００は、収集されたパフォーマンス統計値１２４の解析に基づいて概要報告１４８をさらに生成することができる。その上、報告は、オンラインでそして電子媒体、例えば、電子メール、により認定されたユーザに対して利用可能であり得る。これらの報告は、例えば、先を見越して顧客をサポートするため、サービス・レベル契約書（ＳＬＡ：Service Level Agreements）に同意する際にネットワーク・キャリアのコミットメントを評価するために、そして高いユニット当りの収入（ＡＲＰＵ：Average Revenue Per Unit）顧客のサービス品質及び接続品質をモニタするために使用されることができる。

一般に、システム１００は、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４と通信するパフォーマンスモジュール１１４を備える無線デバイス１０２を含むことができ、そのパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４は無線ネットワーク１１０を介してデバイス制御機能を提供する。さらに、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４は、顧客ケア・ワークステーション１０６と通信することができ、顧客サービス代理人、マーケッティング代理人及び／又はフィールド・エンジニアのような認定されたユーザ１０８によって管理される。認定されたユーザ１０８は、有線接続１０９又は無線ネットワーク１１０を経由してパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４の機能へのアクセスを提供することができ、そして例えば、顧客ケア・ワークステーション１０６を介して無線デバイス１０２とさらに通信することができる。

パフォーマンスデータを提供する装置及び方法は、パフォーマンス統計値を決定するためにパフォーマンスに関連するパラメータをモニタすることを含むことができる。上記したように、パフォーマンス統計値は、ネットワークに関連する及び／又はネットワークとは無関係であることができ、そして無線インターフェース情報及び／又は非無線インターフェース情報を取り扱うことができる。接続品質がモニタされる態様では、例えば、パフォーマンス関連パラメータは、コール・ドロップの数及び／又はレート（Number of Call Drops/Number of Call Success）のような情報、アクセス失敗の数及び／又はレート（Number of Access Failure/Number of Access Attempt）、及びサービスの劣化の数及び／又はレート（Number of Service Degradation/Number of Call Success）を含むが、それらに限定されない。このケースでは、例えば、“サービスの劣化”は、無線ネットワークを用いて設定された通信接続の間に、すなわち、通話の間に又はアイドル・モードの間に、生じる予め決められた許容可能なしきい値よりも低い信号強度又は一時的な機能停止を含む。

さらに、モニタされるパフォーマンスパラメータ及び／又はパフォーマンス統計値は、対応する予め決められたしきい値と比較されることができ、そこでは、所定のパフォーマンスパラメータに対して、しきい値の値は、少なくとも１つのしきい値条件と少なくとも１つの対応するしきい値を表すことができる。例えば、しきい値条件は、少ない、多い、等しい、及びそれらの組み合わせのような演算子であり得る。同様に、しきい値の値は、許容可能なレベル又は許容できないレベルに対応する値であり得る。その意味で、又は一例として、しきい値は、上限、下限、及び／又は範囲であり得る。そのような予め決められたしきい値は、ユーザ設定可能であり、そしてパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４からダウンロードされることができる。モニタされたパラメータ及び／又はモニタされた統計値が対応する予め決められたしきい値を満足する場合に、そのような状態は、設定されたパフォーマンス情報をロギングすること及び／又は予め決められたパーティに通知を生成することをトリガでき、その予め決められたパーティは、例えば、顧客サービス代理人であり、それはその後問題を直すために状態を検討することができる。さらに、収集されたパフォーマンスデータは、概要報告に含まれることができ、それは無線デバイスの予め決められたグループを追跡するために使用されることができ、その無線デバイスは、例えば、類似のモデル・タイプのデバイス、同じ地理的領域内で動作しているデバイス又は同じネットワーク・デバイスを用いて動作しているデバイス、及び／又は例えば、高平均収入ユーザに関係するデバイスのような任意の予め決められた特性を有するデバイスである。

本明細書中に記載される装置及び方法により実行されるアクティビティは、任意の形式の無線デバイス又は有線又は無線通信ポータルを含むコンピュータ・モジュール上で実行されることができ、その無線通信ポータルは、無線モデム、ＰＣＭＣＩＡカード、アクセス端末、パーソナル・コンピュータ、電話機、又はそれらの任意の組み合わせ又は副次的な組み合わせを含むがそれらの限定されない。

図２を参照して、無線デバイス１０２は、ソフトウェア・アプリケーション及び環境設定値を受け取りそして実行するように動作するコンピュータ・プラットフォーム、例えば、パフォーマンスモジュール１１４とパフォーマンス監視環境設定値１１８、を含むことができ、そして無線ネットワーク１１０を介して除外報告及び予定された報告の両者を伝送することができる。

無線デバイス１０２は、任意のタイプのコンピュータ化された、セルラ電話機１０２のような無線デバイス、個人ディジタル補助装置、双方向テキスト・ページャ、携帯型コンピュータ、そして無線通信ポータルを有し、そしてしかもネットワーク又はインターネットへの有線接続を有する分離型コンピュータ・プラットフォームでさえも含むことができる。無線デバイスは、遠隔操作子機、又は自身のエンド・ユーザを持たないが無線ネットワーク１１０をわたってデータを単純に通信する他のデバイス、例えば、遠隔センサ、診断ツール、及びデータ・リレー、であり得る。

無線デバイス１０２は、しかもコンピュータ・プラットフォーム１１２に相互接続された入力手段１８２及び出力手段１８４を含むことができる。入力手段１８２は、無線デバイス１０２への入力を発生するために動作し、そしてキー又はキーボード、マウス、タッチ−スクリーン・ディスプレイ、及び音声認識モジュールのような手段を含むことができる。出力手段１８４は、ディスプレイ、音響スピーカ、及び例えば、無線デバイス１０２のユーザに情報を中継するための触覚型フィードバック手段を含むことができる。

コンピュータ・プラットフォーム１１２は、メモリ１８６を同様に含むことができ、それは揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含むことができ、例えば、読出し専用メモリ及び／又はランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ及びＲＯＭ）、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュ・カード、又はコンピュータ・プラットフォームに一般的な任意のメモリである。さらに、メモリ１８６は、１又はそれより多くのフラッシュ・メモリ・セルを含むことができる、又は磁気媒体、光学的媒体、テープ、又はソフト・ディスクあるいはハード・ディスクのような任意の２次的又は３次的な記憶デバイスであり得る。その上、メモリ１８６は、収集されたパフォーマンスデータを記憶するように動作することができる。

さらに、コンピュータ・プラットフォーム１１２は、処理エンジン１９８を含むことができ、それは用途特定集積回路（ＡＳＩＣ：application specific integrated circuit）、又は他のチップセット、プロセッサ、論理回路、あるいは別のデータ処理デバイスであり得る。処理エンジン１９８は、アプリケーション・プログラミング・インターフェース（ＡＰＩ）層１９６を実行するように動作し、そのＡＰＩ層はメモリ１８６中に記憶された任意の常駐プログラム、例えば、パフォーマンスモジュール１１４、とインターフェースできる。１つの態様では、ＡＰＩ１９６は、それぞれの無線デバイス上で実行するランタイム環境である。そのようなランタイム環境の１つが、カリフォルニア州、サンディエゴ市のクァルコム社によって開発されたバイナリ・ランタイム・エンバイロメント・フォー・ワイアレス（BINARY RUNTIME ENVIROMENT FOR WIRELESS（登録商標））（ＢＲＥＷ（登録商標））ソフトウェアである。例えば、無線演算デバイス上でアプリケーションの実行を制御するように動作する別のランタイム環境が、利用されることができる。

処理エンジン１９８は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、実行可能な命令、データ、及びそれらの組み合わせに組み込まれた様々な処理サブシステム２００を含み、それらは無線デバイス１０２の機能及び無線ネットワーク１１０上で無線デバイスの動作を可能にする。例えば、処理サブシステム２００は、別のネットワーク・デバイスと通信を開始しそして維持すること、そしてデータを交換することを可能にすることができる。セルラ電話機のような１つの態様では、処理エンジン１９８は、処理サブシステム２００の１つ又はその組み合わせを含むことができ、例えば、サウンド、不揮発性メモリ、ファイル・システム、伝送、受信、サーチャ、層１、層２、層３、主制御、遠隔処置、手持ち機器、出力管理、診断、ディジタル信号プロセッサ、ボコーダ、メッセージ通信、コール・マネージャ、ＢＬＵＥＴＯＯＴＨ（登録商標）システム、ＢＬＵＥＴＯＯＴＨＬＰＯＳ、所在地決定、所在地決定エンジン、ユーザ・インターフェース（ＵＩ：user interface）、スリープ、限定されたサービス、保安措置、認証、加入者認識情報モジュール（ＳＩＭ：subscriber identity module）及びユニバーサルＳＩＭ（ＵＳＩＭ）、音声サービス、グラフィックス、ユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ：universal serial bus）、映画エキスパート・グループ（ＭＰＥＧ：Motion Picture Expert Group）標準マルチメディア、汎用パケット無線通信サービス（ＧＰＲＳ：General Packet Radio Service）標準マルチメディアのようなマルチメディア、等である。

開示された態様に関して、処理サブシステム２００は、コンピュータ・プラットフォーム１１２上で実行されるアプリケーションと情報交換する任意のサブシステム・コンポーネントを含むことができる。例えば、処理サブシステム２００は、常駐パフォーマンスモジュール１１４の代わりにＡＰＩ１９６から読み出すデータ及び書き込むデータを受け取る任意のサブシステム・コンポーネントを含むことができる。さらに、ＡＰＩ内部の及びいずれかの処理サブシステム内部の任意のパフォーマンスデータは、パフォーマンスモジュール１１４によってモニタされる又は収集されることができ、そしてメモリ１８６内部のパフォーマンスログ１２０中に収集されたパフォーマンスデータ２２１として記憶されることができる。

例えば、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ：Code Division Multiple Access）システムにおける接続品質に関連するある複数の態様では、コール・ドロップ、コール成功、アクセス試み、アクセス失敗、及びサービスの劣化は、ＣＤＭＡイベントと、例えば、無線デバイス処理サブシステムから検索することができる“オーバー・ジ・エア（Over The Air）”（ＯＴＡ）メッセージとの組み合わせから検索されることができる。例えば、直接関係するＣＤＭＡイベントは、タイマ値、カウンタ値、及びアクセス・プロープ試みの数、等を含むことができるが、それらに限定されない。さらに、例えば、直接関係するＣＤＭＡＯＴＡメッセージは、逆方向トラフィック・チャネル・メッセージ及びアクセス・チャネル・メッセージを含むことができるが、それらに限定されない。

ユニバーサル移動電話通信システム（ＵＭＴＳ：Universal Mobile Telecommunications System）のような、別のシステム実行では、ＯＴＡメッセージは、パフォーマンス統計値１２４を決定するためにパフォーマンスモジュール１１４によって利用されることができる。パフォーマンス統計値を決定するためのメッセージの系列の評価に関係するさらなる詳細に関しては、上記に引用によって取り込まれている、例えば、米国特許出願番号第１１／０７８，２３５号、フォーク（Fok）らの名称“無線通信ネットワーク上の無線デバイスの接続品質を決定するための装置及び方法（Apparatus and Methods for Determining Connection Quality of a Wireless Device on a Wireless Communication Network）”、代理人文書番号第０５０３７４号、２００５年３月１０日出願、を参照のこと。

コンピュータ・プラットフォーム１１２は、さらに、ハードウェア、ソフトウェア、実行可能な命令、データ、及びそれらの組み合わせの中に組み込まれている通信モジュール２０２を含むことができ、無線デバイス１０２の様々なコンポーネントと無線ネットワーク１１０との間の通信を可能にするように動作する。通信モジュール２０２は、無線デバイスへの入力の任意の点、及び／又はそれからの出力の任意の点を含むことができるいずれかのコンポーネント／ポート／インターフェースを含むことができ、同様に、信号伝送チェーン及び受信チェーンに関係するコンポーネントを含むことができる。そのように、通信モジュール２０２は、配線により接続された通信のためのインターフェース・コンポーネント及び無線通信のためのインターフェース・コンポーネントを含むことができる。例えば、通信モジュール２０２は、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０（図１）によって発生された監視環境設定値１１８を受け取るように動作し、同様に、パフォーマンスモジュール１１４によって発生された及び／又は収集されたパフォーマンス統計値１２４及びいずれかの他の収集されたパフォーマンスデータ２２１をパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４（図１）に伝送するように動作する。

コンピュータ・プラットフォーム１１２は、さらにパフォーマンスモジュール１１４を含み、それはハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、データ及び実行可能な命令のうちの１つ又はいずれかの組み合わせを含むことができる。パフォーマンスモジュール１１４は、様々な手段によってメモリ１８６中へロードされることができ、その手段は無線ネットワーク１１０に接続されたいずれかのコンピュータ・デバイスからダウンロードされることができ、そしてエンド・ユーザに配送される前に、例えば、製造時に、無線デバイス１０２上にスタティックにロードされることができるが、それらに限定されない。パフォーマンスモジュール１１４がそれからダウンロードされるコンピュータ・デバイスは、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４及び顧客ケア・ワークステーション１０６を含む。

パフォーマンスモジュール１１４は、本明細書中に説明された機能を実行するための１つ又は複数の手段を含むことができる。ある複数の態様では、例えば、パフォーマンスモジュール１１４は、１又はそれより多くの予め決められたパフォーマンス統計値１２４を発生するように動作する統計値発生元論理回路１１３を含む。例えば、統計値発生元論理回路１１３は、監視環境設定値１１８によって認識される１つ又は複数のパフォーマンスパラメータ１８７に関係するパフォーマンス統計値１２４を発生することができ、そしてそのパフォーマンス統計値をパフォーマンスログ１２０中に記憶することができる。パフォーマンスログ１２０は、任意のタイプの永続性メモリ又は非永続性メモリであることができる及び／又はパフォーマンス統計値１２４、収集されたパフォーマンスデータ２２１、及び／又はいずれかの他のデータのようなデータを受け取るようにそして記憶するように動作するデータ保管場所であり得る。あるいは、統計値発生元論理回路１１３は、１又はそれより多くの統計値がその中からモニタされることができる予め決められた複数のパフォーマンス統計値を発生するように予めプログラムされることができる。

ある複数の態様では、パフォーマンス統計値１２４は、ＡＰＩ、処理サブシステム、アプリケーション、ＯＴＡメッセージ、及び／又はＯＴＡメッセージと処理サブシステムを経由して検索されたイベントとの組み合わせの範囲内のデータに基づいて計算されることができる。ある複数の実施形態では、監視環境設定値１１８は、パフォーマンス統計値１２４に関係する全てのパラメータを列挙する必要がない。統計値発生元論理回路１１３の一部を含んでいるソフトウェア・アルゴリズムは、パフォーマンス統計値１２４を計算するために実行可能であり、そして設定されたパフォーマンス統計値１２４をモニタするためそして計算するために要求される中間的なパラメータがどのようなものであっても記憶装置を管理することができる。

監視環境設定値１１８のパフォーマンスパラメータ１８７は、予め決められたパフォーマンス統計値１２４を決定するためのデータの識別情報（identification）、及び／又は統計値それ自身の識別情報を含むことができる。さらに、パフォーマンスログ１２０中に記憶されたパフォーマンスデータの値は、デバイスの寿命のあいだの累積データ、及び／又は予め決められた時間の期間にわたる記憶されたデータ、及び／又は最後のリセット時のデータであり得る。さらに、無線デバイス１０２によってメモリ１８６中に維持されている任意のデータ及び／又は統計値は、環境設定値１１８によって識別されることができ、１又はそれより多くのパフォーマンス統計値１２４とともに遠隔サーバ１０４にログされそして転送されることができる。

さらに、ある複数の態様では、パフォーマンスモジュール１１４は、予め決められたパフォーマンス統計値１２４を対応する予め決められたしきい値設定値１８８と比較するように動作する監視論理回路１１５を含むことができ、そのしきい値設定値１８８は監視環境設定値１１８中に含まれることができる。上記のように、環境設定値１１８は、追跡されるべき少なくとも１つのパフォーマンス統計値１２４に関係する１又はそれより多くのパフォーマンスパラメータ１８７と対応するしきい値設定値１８８を含むことができる。例えば、監視論理回路１１５は、パフォーマンス統計値１２４が対応するしきい値設定値１８８を満足するかどうかを決定することが可能であり、そしてその統計値が設定値を満足するか否かに基づいて予め決められた行為を行うことが可能である。ある複数の態様では、例えば、監視論理回路１１５は、収集されたパフォーマンスデータ２２１をパフォーマンスログ１２０中に記憶させることができ、その収集されたパフォーマンスデータ２２１はパフォーマンスパラメータ１８７、しきい値設定値１８７、及び無線デバイス及び／又はハードウェア及び／又は無線デバイスのソフトウェア・コンポーネントの状態のような所定のパフォーマンス統計値１２４に関係付けられることができる任意の別のデータである。

別の１つの例では、統計値発生元論理回路１１３によりパフォーマンス統計値１２４を更新すると、監視論理回路１１５は、それぞれの更新されたパフォーマンス統計値１２４をその関係するしきい値設定値１８８と比較することができる。ある複数の態様では、その比較に基づいて及び／又は（下記にさらに詳細に議論される）環境設定値１１８中の報告パラメータ１９０に基づいて、監視論理回路１１５は、その設定されたしきい値を満足するパフォーマンス統計値、及び／又はいずれかの又は全てのパフォーマンス統計値、しきい値、及び／又はパフォーマンスに関連するデータ、を識別する除外報告１４４を発生することができる。その上、ある複数の実施形態では、しきい値を満足すると、アップロードされた除外報告情報は、次のものを含むことができるが、それらに限定されない、それらは：無線デバイス識別情報、除外データ、例えば、統計値の名前と／又はコード及び値のような接続品質統計値の識別子；及び無線デバイス・サブシステムから収集されることができるアップロードされた日付と時間、である。

それに加えて、ある複数の態様では、パフォーマンスモジュール１１４は、マネージャ・サーバ１０４へのような予め決められたアドレスへ、除外報告１４４、パフォーマンスログ１２０、及び／又はそのコンポーネントのいずれかを伝達するために報告論理回路１１７を含むことができる。例えば、設定可能な予め決められた報告パラメータ１９０に基づいて、報告論理回路１１７は、収集されたパフォーマンスデータ２２１、パフォーマンス統計値１２４及び／又は対応する除外報告１４４をパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４及び／又は別の１つの予め決められたパーティに伝送するように動作する。例えば、パフォーマンスログ１２０内部に含まれる情報は、サーバ１０４（図１）によって利用されることができ、無線デバイスのパフォーマンスに関連する概要報告１４８（図１）を発生することができる。別の１つのケースでは、例えば、所定のパフォーマンス統計値１２４がその対応するパフォーマンスしきい値設定値１８８を満足することが監視論理回路１１５によって通知されたときに、報告論理回路１１７は、サーバ１０４に除外報告１４４を伝達することができる。さらに、例えば、報告パラメータ１９０に基づいて、収集されたパフォーマンスデータ２２１及び／又はパフォーマンス統計値１２４のような予め決められた情報は、予め決められそして設定可能な計画通りに、又は予め決められたイベントに基づいてパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４にアップロードされることができる。予め決められたイベントは、予め決められたしきい値の１つ又はいずれかの組み合わせを満足すること、認定されたパーティからの要請を受け取ること、通信接続の設定、等を含むことができる。さらに、ある複数の態様では、送信の後で、パフォーマンスモジュール１１４は、ログ１２０及び統計値１２４をリセットすることができる。

さらに、監視環境設定値１１８は、アクセス・パラメータ１９１を含むことができ、それは例えば、パフォーマンス統計値１２４を検索するために誰にメモリ１８６へのアクセスを認めるかを決定することができる。認定されたユーザは、特定の遠隔デバイス、例えば、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４及び顧客ケア・ワークステーション１０６を含むことができる。

ある複数の態様では、選択された統計値及び／又はパフォーマンスログは、無線デバイス１０２と無線ネットワーク１１０とのあいだのオープン通信接続を経由して伝送されることができ、オープン接続をわたって進行中の音声コール又はデータ・コール上に“ピギー・バック”されることができる。あるいは、セルラ・ネットワーク環境設定では、パフォーマンス統計値１２４は、ショート・メッセージ・サービス（ＳＭＳ：short message service）を経由して及び／又はハイパーテキスト伝達プロトコル（ＨＴＴＰ：Hypertext Transfer Protocol）メッセージを経由してパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４に伝送されることができる。その上に、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４の別の１つの態様は、予定されたベースで又は場当たり的なベースでネットワーク１１０を介して無線デバイス１０２から選択された統計値１２４を“引き抜く（pull）”ことができる。

パフォーマンスモジュール１１４は、制御コマンド１２６を受け取るようにそして実行するように動作する無線デバイス制御モジュール１４６をさらに含む。制御コマンド１２６を受け取ると、監視論理回路１１５及び／又は無線デバイス制御モジュール１４６は、コマンドを解釈するために、そしてどの行為が要請されるかを決定するように動作する。例えば、制御コマンド１２６は、無線デバイスによって実行されようとしているアクティビティ、例えば、パフォーマンスモジュール１１４を実行すること、監視環境設定値１１８を更新すること及び／又は実行すること、及び／又はある種の遠隔で管理されるアクティビティを実行すること、を含む任意のコマンドであり得る。デバイス制御モジュール１４６は、図４を参照してさらに詳細に下記に議論される。

さらに、例えば、制御コマンド１２６を受け取ると及び／又は実行すると、監視論理回路１１５及び／又は無線デバイス制御モジュール１４６は、下記に議論されるように、制御コマンドを検証するための要請で、及び／又は受領通知メッセージでサーバ１０４に応答することができる。例えば、そのような受領通知メッセージは、環境設定値１１８をダウンロードするためのブートストラップ・コマンドに応答して伝送されることができる。

ある複数の態様では、無線デバイス１０２と遠隔デバイス、例えば、遠隔サーバ１０４及び顧客ケア・ワークステーション１０６、との間のデータ伝送は、無線ネットワーク１１０を経由する限定されたアクセス通信チャネルを介して伝送されることができる。その通信チャネルは、限定されたサービス環境設定値１９２に基づいて設定されることができ、そして遠隔サーバ１０４に統計値１２４を伝送するために、又は無線デバイス１０２に監視環境設定値１１８を含むパフォーマンスモジュール１１４の少なくとも一部をダウンロードするために使用されることができる。ある複数の態様では、限定されたアクセス通信チャネルは、エンド・ユーザに利用可能でないことがある。さらに、限定されたアクセス通信チャネルは、通信の許容されるタイプを識別する限定されたサービス設定値１９４、及び利用されることができる関係付けられた通信チャネルに基づいて設定されることができる。限定されたサービス環境設定値１９２は、無線ネットワーク１１０を介してダウンロードされることができ、例えば、シリアル接続を経由して無線デバイス１０２にローカルに伝達されることができる、又は無線デバイス１０２上に事前にロードされることができる。

図１に戻って参照して、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４（又は複数のサーバ）は、通信モジュール１５２と組み合わせてパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０を介して、無線ネットワーク１１０をわたって無線デバイス１０２にソフトウェア・エージェント又はアプリケーション、例えば、監視環境設定値１１８を含んでいるパフォーマンスモジュール１１４の任意の部分、を送り、その結果、無線デバイス１０２はその常駐アプリケーション及びサブシステム２００からの情報を返す。パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４は、少なくとも１つのいずれかのタイプのサーバ、パーソナル・コンピュータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、特殊用途演算デバイス又はプロセッサ・アセンブリ１５０をさらに備える汎用演算デバイス、のいずれかの任意の演算デバイスを備えることができる。さらに、分離型のサーバ又はパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４に関係するコンピュータ・デバイスがあり得て、そのパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４はパーティに利用可能なフォーマットでデータを提供するため、及び／又は無線デバイス１０２とパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４との間のデータ・フローにおいて制御の別の層を提供するために協力して働く。

パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４は、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０を備えることができ、それはソフトウェア、ハードウェア、データ、及び一般に無線デバイス１０２から収集される統計値１２４の収集と報告を管理するように動作する任意の実行可能な命令をさらに含むことができる。パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、ログ１２０及び／又は統計値１２４及び／又は無線デバイス１０２から受け取られる収集されたパフォーマンスデータ２２１を受け取りそして記憶するように動作する情報保管場所１３６をさらに含むことができる。情報保管場所１３６は、任意のタイプのメモリ又は記憶デバイスを含むことができる。

上記したように、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、通信モジュール１５２と組み合わせて、アップロードされた統計値１２４、同様に他のパフォーマンスに関連するデータ２２１、ログ１２０、等を受け取るように、そして顧客サービス担当者のような予め決められたパーティに利用可能にされることができるパフォーマンス報告を発生するように動作される。ある複数の態様では、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、予め決められたしきい値が満足されるときに除外報告１４４を発生するようにそして顧客ケア・ワークステーション１０６に伝送するように動作する報告発生器１４２を備えることができる。除外報告１４４は、除外データ、すなわち、無線デバイス１０２から受け取られるそれぞれのパフォーマンス統計値と関連データ、を含むことができる。１つの実施形態では、そのような除外報告１４４は、下記を含むことができるが、それらに限定されない、それらは：無線デバイス識別情報；定義及び／又はコードを含むことができるパフォーマンス統計値識別子；パフォーマンス統計値及び／又はしきい値を表している値；及び除外報告１４４の発生及び／又はしきい値を満足することが生じる日付と時間である。そのうえ、報告１４４は、電子媒体、例えば、ファクシミリと電子メールによって、任意の予め決められたパーティに伝送されることができる。別の態様では、しきい値除外及びそれに付随するデータは、遠隔サーバ１０４へのアクセスを有する予め決められた認定されたユーザ１０８によってオンラインで見ることができる。

しきい値除外報告１４４を発生することに加えて、報告発生器１４２は、計画ベースで無線デバイス１０２から受け取られるパフォーマンス統計値１２４に基づいて概要報告１４８を発生するように動作する。概要報告１４８は、定期的なベースで、１つ又は任意の組み合わせの無線デバイスのパフォーマンスの一般的なレベルをモニタするために使用されることができる。例えば、ある複数の態様では、無線デバイスのための顧客サービス・サポートは、認定されたユーザ１０８であり得る複数の顧客サービス担当者の間で分配されることができる。そのようなシナリオでは、報告発生器１４２は、ユニット当りの高平均収入（ＡＲＰＵ）顧客に対するような無線デバイスの予め決められたサブセットに対して、及び／又はサービス・レベル契約書（ＳＬＡ）への満足度を決定するためのキャリアにより、パフォーマンス統計値を要約する報告１４８を発生するように動作することができる。報告１４８は、各認定されたユーザ１０８に指定された無線デバイスに対するパフォーマンス統計値をまとめることで発生されることができる。

除外報告１４４でのように、概要報告１４８は、認定されたユーザ１０８にオンラインで見せることができる、及び／又は例えば、電子メール又はファクシミリを介して、任意の予め決められたパーティへ送られることができる。例えば、報告１４８は、顧客ケア・ワークステーション１０６のようなデバイスへ通信モジュール１５２を介して伝送されることができる。報告発生器１４２の出力に基づいて、認定されたユーザ１０８は、認識されたどのような問題点を解決するために適切な行為を行うことができる。

さらに、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、環境設定値発生元モジュール１４０を含むことができ、それは認定されたユーザ、例えば、認定されたユーザ１０８の制御の下で環境設定値１１８を発生することを、そして以前に開示されたように、環境設定値１１８を含むパフォーマンスモジュール１１４の全て又は一部を無線デバイス１０２にダウンロードすることを実行可能である。それに加えて、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、パフォーマンス管理制御論理回路１３４からの要請で認定されたユーザ１０８からのコマンドに基づいて選択されたパフォーマンス統計値１２４を“プルする（pull）”ことができる、又はパフォーマンス統計値１２４は、無線デバイス１０２から“プッシュされる（push）”ことがある。

図３を参照して、環境設定値発生元モジュール１４０の１つの実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、実行可能な命令、データ、及び／又は環境設定値発生元モジュール１４０が環境設定値１１８を発生することを可能にする任意の別の関係する論理回路を含むことができる。ある複数の態様では、環境設定値発生元モジュール１４０は、複数のパラメータからの選択に基づいて所定の環境設定値１１８の様々なコンポーネントをアセンブルする環境設定論理２５４を実行するように動作することができる。例えば、異なるネットワーク・プロバイダは、異なる移動体技術、例えば、ＣＤＭＡとＵＭＴＳ、を利用することができる。したがって、環境設定値１１８を作るパラメータは、無線デバイスのタイプ／製造／モデルに応じて、及び／又はネットワーク・サービス・プロバイダ／通信プロトコルに応じて変化することがある。その意味で、環境設定論理２５４は、環境設定値１１８のパラメータをそこから選択するための適切なメニューを生成させるために複数の無線デバイスのタイプ／モデル２５６と複数のネットワーク・サービス・プロバイダ／プロトコル２５８のメニューから選択する能力をユーザに提供することができる。

ある複数の態様では、環境設定値発生元モジュール１４０は、１又はそれより多くの環境設定パフォーマンスパラメータ１８７（図２）がそこから選択される複数のパフォーマンスパラメータ２４２を含むことができる。複数のパフォーマンスパラメータ２４２は、システムのオペレータ、例えば、認定されたユーザ１０８が無線デバイス・ネットワークに関連するパフォーマンス及び／又はネットワークに無関係なパフォーマンスに関連する及び／又はそれに関係することがある任意の予め決められた数の及び／又は任意のタイプのパラメータをモニタするためそしてそれについて報告するためにパフォーマンスモジュール１１４を設定することを可能にする。複数のパフォーマンスパラメータ１８７は、それぞれが１又はそれより多くのパフォーマンス統計値１２４に関係する。

その上、ある複数の態様では、環境設定値発生元モジュール１４０は、１又はそれより多くの環境設定しきい値設定値１８８（図２）がそこから選択される複数のしきい値設定値２４６を含むことができる。上記したように、しきい値設定値は、予め決められたパフォーマンスパラメータ及び／又はパフォーマンス統計値に対応することができ、そして１又はそれより多くのしきい値条件と１つ又は複数の対応するしきい値の値を含むことができる。しきい値の値は、ある値であり得る、又は所定のイベントに対応することがある。しきい値設定値は、対応するパフォーマンスパラメータ及び／又はパフォーマンス統計値に相互に関係することがある。

さらに、ある複数の態様では、環境設定値発生元モジュール１４０は、１又はそれより多くの環境設定報告パラメータ１９０（図２）がそこから選択される複数の報告パラメータ２４４を含むことができる。複数の報告パラメータ２４４のそれぞれは、複数の報告パラメータ２４４のそれぞれが、対応する収集された統計値が遠隔サーバ１０４にいつアップロードされることができるかを決定することができ、それは予定されたイベントが発生すると、予め決められた時間に、予め決められた間隔で、そして遠隔サーバ１０４及び顧客ケア・ワークステーション１０６によるような遠隔デバイスによってコマンドを受け取るとアップロードすることを含むが、それらに限定されない。

その上、様々なパラメータを個々に選択することよりはむしろ、環境設定論理２５４は、複数の予め決められた環境設定２５０のメニューから選択する能力を有するユーザを提供することができ、その環境設定２５０は認定環境設定値１１８を備える上記のパラメータの予め決められたグループ化を含む。

さらに、上記のように、ある複数の態様では、複数の無線デバイス・タイプ／モジュール２５６のうちの選択されたもの及び複数のネットワーク・サービス・プロバイダ／通信プロトコル２５８のうちの選択されたものは、複数のパフォーマンスパラメータ２４２のうちの所定のものに相互に関係付けられることができる。例えば、ある統計値は、１つのプロトコル又は規格に基づいてデバイス上で又はネットワーク上で利用できないことがある、又は直接関係しないことがあるが、別のプロトコル又は規格を使用する別のデバイス上で又はネットワーク上で利用できることがある。したがって、環境設定論理回路２５４は、無線デバイス１０２のどの監視能力が、関係するデバイス・タイプ、ネットワーク・キャリア及び／又は通信プロトコルに基づいて既にインストールされているべきであるかを決定することができ、そしてそれゆえ、対応するパラメータの適切なセットを含む監視環境設定値１１８を発生することができる。

一旦、所定の環境設定値１１８の特定のパラメータが決定されると、環境設定論理回路２５４は、所定の環境設定値に固有の環境設定ＩＤ２４８を指定することができ、そして、例えば、複数の予め決められた監視環境設定値２５０の中で、後で呼び戻すためにライブラリ中にこの環境設定値を記憶することができる。さらに、環境設定論理回路２５４、及び／又は別のコンポーネントのパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、環境設定値１１８を１又はそれより多くの無線デバイス１０２に伝送するように動作し、そのデバイスの統計値をモニタすること及び記録することを開始するように動作することができる。

図４を参照して、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０及び／又は無線デバイス１０２は、制御論理回路２５２を動作させることによって、無線デバイス１０２上で制御コマンド１２６を実行すること又は無線デバイス１０２へ制御コマンド１２６を伝送することのどちらかを動作することが可能なデバイス制御モジュール１４６を備えることができる。ある複数の態様では、上記したように、無線デバイス１０２は、制御コマンド１２６を単に実行するデバイス制御モジュール１４６のバージョンを含むことができる、ところが別の態様では、本明細書で説明するように、無線デバイスは、完全に機能的なバージョンを含む。

ある複数の態様では、例えば、制御コマンド１２６は、ユーザ識別番号（“ＩＤ”）２６０及び制御アクティビティ２６２を含むことができる。ユーザＩＤ２６０は、制御コマンド１２６の発信者、すなわち、認定されたユーザ１０８、を識別する１つの方法であり得る。例えば、ユーザＩＤ２６０は、名前、番号、ディジタル署名、ハッシュ、又はあるパーティに関係することがある任意の別のタイプのデータ又は値であり得る。さらに、ユーザＩＤ２６０は、制御コマンド１２６中に明確に含まれないことがあるが、むしろ制御コマンド１２６の発生元から導き出されることができる。それに加えて、制御アクティビティ２６２は、制御コマンド１２６の実行を通してパフォーマンスモジュール１１４により無線デバイス１０２上で実行されようとしている動作であり得る。上述したように、これらの動作は、パフォーマンスモジュール１１４の少なくとも一部をダウンロードすることを、そして統計値１２４をアップロードすること及びリセットすることを含むことができる。

制御コマンド１２６を実行すること又は転送することの前に、デバイス制御モジュール１４６は、認可論理２６４を実行することができ、その行為を実行するためにコマンドの送り手の意図を検証し、同様に（ユーザＩＤ２６０を介して）制御コマンド１２６を発している送り手の認証機関を決定する。例えば、検証２６５は、遠隔サーバ１０４から環境設定値１１８をダウンロードすることの前に無線デバイス１０２によって要請されることができる。

ユーザが制御コマンド１２６を発するための認証を有するかどうかを決定するために、認可論理回路２６４は、制御コマンド１２６からユーザＩＤ２６０と制御アクティビティ２６２を解釈することができ、そして複数の制御認可２６８に相互に関係し、そして複数の無線デバイス識別番号（ＩＤ）２７２に相互に関係する複数のユーザＩＤ２７０のデータベースを利用することができる。そのように、検証２６５が受け取られたかどうかそして／又は適切な認証機関が見つけられたかどうかに基づいて、デバイス制御モジュール１４６は、発生された制御コマンド１２６を実行するか否かを決定する認可決定２６６を発生する。

制御認可２６８は、所定のユーザＩＤ２６０及び／又は無線デバイスＩＤ２７２に対する１又はそれより多くの認可された制御アクティビティ２６２を識別することができる。例えば、あるユーザは、ある制御アクティビティを禁じられることがあり、又はある無線デバイスを制御することが可能である。同様に、ある無線デバイスは、それらが許可されている制御アクティビティを実行することを禁じられることがある。複数のユーザＩＤ２７０、複数の制御認可２６８、及び複数の無線デバイスＩＤ２７２は、いずれかの方法で相互に関係付けられることができる。例えば、制御コマンド１２６は、認定されたユーザ１０８のユーザＩＤ２６０、そして複数の無線デバイスＩＤ２７２にうちの特定の１つに対する“現在の統計値のアップロード”の制御アクティビティ２６２を含むことができる。認可論理回路２６４は、制御認可２６８及びユーザＩＤ２７０のデータベースを検索して、所定の無線デバイス１０２についての実行可能な命令をディスエーブルするための許可をユーザが有するかどうかを決定する。

それに加えて、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０の開示されたコンポーネントの実際の位置は、サーバ上に物理的に設置される、及び／又は複数のネットワーク・デバイスの間に分散されることができるかが、限定されないことを注目すべきである。

まとめると、システム１００のある複数の態様では、動作している顧客ケア・ワークステーション１０６を動作している認定されたユーザ１０８は、遠隔サーバ１０４によって発生された除外報告１４４及び／又は概要報告１４８に基づいて顧客、すなわち、無線デバイス、を先を見越してサポートすることができる。報告１４４，１４８は、顧客ケア・ワークステーション１０６に、例えば、電子メールによって、電子的に伝送されることができる、又は顧客ケア・ワークステーション１０６に報告を伝送することを必要とすることなく認定されたユーザによって遠隔サーバ１０４上で見るために利用できるようにされることができる。

システム１００の別の態様では、認定されたユーザ１０８は、ワークステーション１０６から直接に１又は複数の無線デバイス１０２へパフォーマンスモジュール１１４又はその一部をダウンロードすることをイネーブルされることができる。別の態様では、ユーザ・ワークステーション１０６は、遠隔サーバ１０４に従属装置であり得て、サーバ１０４がオペレータ１０８を確認すること、そして無線デバイス１０２への接続性を管理することを要求する。

図５を参照して、ユーザ・ワークステーション１０６は、いずれかのタイプのサーバ、パーソナル・コンピュータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、端末、又は無線デバイス１０２と遠隔サーバ１０４の両者と通信するように動作する特殊用途演算デバイス又は汎用演算デバイスのどちらかの任意の演算デバイス、のうちの少なくとも１つを備えることができる。１つの態様では、ユーザ・ワークステーション１０６は、処理エンジン２３８及び通信モジュール２４０を備えることができる。通信モジュール２４０は、ワークステーション１０６、遠隔サーバ１０４、無線デバイス１０２、同様に、無線ネットワーク１１０上の任意のネットワーク・コンポーネントの間でメッセージとデータを伝送しそして受信するように動作する。別の態様では、顧客ケア・ワークステーション１０６は、無線ネットワーク１１０のいずれかのネットワーク・デバイス、例えば、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４、ネットワークに接続された別の１つのサーバ上に、又は無線デバイス１０２、上でさえ、常駐することができる。

ユーザ・ワークステーション１０６は、コンピュータ・プラットフォーム２２４に相互接続された入力手段２２０及び出力手段２２２を備えることができる。入力手段２２０と出力手段２２２は、無線デバイス１０２のそれぞれの対応する部分に１８２，１８４に類似するものであり、認定されたユーザ１０８がユーザ・ワークステーション１０６とインターフェースすることを可能にし、そしてそのワークステーションを介してパフォーマンスマネージャ・サーバ１０４とそして最終的に無線デバイス１０２とインターフェースすることを可能にする。

ワークステーション・コンピュータ・プラットフォーム２２４は、処理エンジン２３８により実行されるワークステーション制御モジュール２２８を含むデータ・ファイル及びアプリケーションを記憶するためのメモリ２２６をさらに備えることができる。ワークステーション１０６の数及びフィールド・エンジニア１０８の数が制限されないため、ユーザＩＤ２６０は、認定されたユーザ１０８によってメモリ２２６中へと入力され、そして遠隔サーバ１０４と無線デバイス１０２を含むネットワーク・コンポーネントを特定のワークステーション１０６のユーザが識別するように動作するようにできる。

ワークステーション制御モジュール２２８は、グラフィック・ユーザ・インターフェース（ＧＵＩ：Graphic User Interface）論理回路２３２、入力手段２２０、及び出力手段２２２とともに動作する認定論理回路２３０をさらに含むことができ、任意の解析及びコマンド・アクティビティの選択と送信を通して認定されたユーザ１０８を導くことができる。ＧＵＩ論理回路２３２は、例えば、電子メール通信、報告発表を制御することができ、同様に、ワークステーション・コマンド制御モジュール２３４がそれによってパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０及び無線デバイス１０２への任意の制御コマンド１２６を選択しそして伝送することができるメニューを提供することを制御できる。

無線ネットワーク１１０は、無線デバイス１０２と無線ネットワーク１１０に接続された任意のデバイスとの間の無線通信を、少なくとも部分的に、可能にするように動作するいずれかの通信ネットワークを含む。さらに、無線ネットワーク１１０は、全てのネットワーク・コンポーネント、そしてそのネットワークを形成する全ての接続されたデバイスを含むことができる。例えば、無線ネットワーク１１０は、下記の少なくとも１つの、又は任意の組み合わせを含むことができ、それらは：（図４に具体的に表現されたような）セルラ電話ネットワーク；順方向リンクのみの（ＦＬＯ：Forward Link Only）ネットワークのようなマルチキャスト・ネットワーク、例えば、カリフォルニア州、サンディエゴ市のクァルコム社から利用可能なＭＥＤＩＡＦＬＯ（登録商標）システム；ディジタル・ビデオ放送（ＤＶＢ：digital video broadcasting）ネットワーク、例えば、衛星のためのＤＶＢ−Ｓ、ケーブルのためのＤＶＢ−Ｃ、地上波テレビのためのＤＶＢ−Ｔ、携帯型地上波テレビのためのＤＶＢ−Ｈ；地上波電話ネットワーク；衛星電話ネットワーク；赤外線ネットワーク、例えば、赤外線データ連合（“ＩｒＤＡ：Infrared Data Association”）に基づくネットワーク；近距離無線ネットワーク；ＢＬＵＥＴＯＯＴＨ（登録商標）技術ネットワーク；ＺＩＧＢＥＥ（登録商標）プロトコル・ネットワーク；超広帯域（ “ＵＷＢ：ultra wide band”）プロトコル・ネットワーク；家庭無線通信周波数（“ＨｏｍｅＲＦ”）ネットワーク；共用無線接続プロトコル（“ＳＷＡＰ：shared wireless access protocol”）ネットワーク；広帯域ネットワーク、例えば、無線イサーネット互換性提携（“ＷＥＣＡ”）ネットワーク、無線忠実度提携（“Ｗｉ−ＦｉＡｌｌｉａｎｃｅ”）ネットワーク及び８０２．１１ネットワーク；公衆電話交換ネットワーク；公衆異種通信ネットワーク、例えば、インターネット；個人通信ネットワーク；及び陸上移動無線通信ネットワーク、である。

電話ネットワークの好適な例は、下記のアナログ及びディジタル・ネットワーク／技術のうちの少なくとも１つの、又は任意の組み合わせを含む、例えば：符号分割多元接続（ “ＣＤＭＡ：code division multiple access”）、広帯域符号分割多元接続（“ＷＣＤＭＡ”）、ユニバーサル移動電話通信システム（“ＵＭＴＳ：universal mobile telecommunication system”）、高度移動電話サービス（“ＡＭＰＳ：advanced mobile phone service”）、時分割多元接続（“ＴＤＭＡ：time division multiple access”）、周波数分割多元接続（“ＦＤＭＡ：frequency division multiple access”）、直交周波数分割多元接続（“ＯＦＤＭＡ：orthogonal frequency division multiple access”）、移動通信の広域システム（“ＧＳＭ：global system for mobile communication”）、単一キャリア（“１Ｘ”）無線伝送技術（“ＲＴＴ：radio transmission technology”）、発展データ専用（“ＥＶ−ＤＯ：evolution data only”）技術、汎用パケット無線通信サービス（“ＧＰＲＳ：general packet radio service”）、拡張データＧＳＭ環境（“ＥＤＧＥ：enhanced data GSM environment”）、高速ダウンロード・データ・パケット・アクセス（“ＨＳＰＤＡ：high speed downlink data packet access”）、アナログ及びディジタル衛星システム、及び無線通信ネットワークとデータ通信ネットワークのうちの少なくとも１つを使用することができるいずれかの他の技術／プロトコル、である。

図６を参照して、セルラ無線システム３２２の１態様は、少なくとも１つの無線デバイス１０２とキャリア・ネットワーク３３４を介して有線ネットワーク３３０に接続されたセルラ電話無線ネットワーク３３８とを備える。セルラ無線システム３２２は、単なる具体例であり、そして任意のシステムを含むことができ、それによって、無線デバイス１０２のような遠隔モジュールは、音声及びデータを含んでいるパケットを、限定するのではなく、無線ネットワーク・キャリア及び／又はサーバを含む無線ネットワーク３３８のコンポーネントの２者間及び複数間で及び／又は相互の２者間及び複数間で無線を介して通信する。

システム３２２によれば、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４は、無線デバイス１０２から集められた統計値１２４を記憶するためにデータ保管場所３２４と有線ネットワーク３３０（例えば、ローカル・エリア・ネットワーク、ＬＡＮ）を介して通信することができる。さらに、データ管理サーバ３２８は、パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４と通信することができ、後処理能力、データ・フロー制御、等を提供する。パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４、データ保管場所３２４及びデータ管理サーバ３２８は、セルラ電話通信サービスを提供するために必要ないずれかの別のネットワーク・コンポーネントとともにセルラ無線システム３２２上に存在することができる。

パフォーマンスマネージャ・サーバ１０４、及び／又はデータ管理サーバ３２８は、データ・リンク３３２、例えば、インターネット、安全なＬＡＮ、ＷＡＮ、又は他のネットワーク、を経由してキャリア・ネットワーク３３４と通信することができる。キャリア・ネットワーク３３４は、移動交換センタ（“ＭＳＣ（mobile switching center）”）３４０に送られた（一般的にデータ・パケットである）メッセージを制御する。さらに、キャリア・ネットワーク３３４は、インターネット、及び／又はＰＯＴＳ（“plain old telephone service（簡単な古い電話サービス）”）のようなネットワーク３３６によりＭＳＣ３４０と通信する。一般的に、ネットワーク３３６では、ネットワーク又はインターネット部分はデータを伝達し、そしてＰＯＴＳ部分は音声情報を伝達する。ＭＳＣ３４０は、別のネットワーク３４２、例えば、データ・ネットワーク及び／又はデータ伝達に対するインターネット部分と音声情報に対するＰＯＴＳ部分、によって複数の基地局（“ＢＴＳ（base station）”）に接続されることができる。ＢＴＳ３４４は、ショート・メッセージング・サービス（“ＳＭＳ（short messaging service）”）、又は別の無線を介した方法によって無線デバイス１０２のような無線デバイスに最終的に無線でメッセージを同報通信する。

図７を参照して、無線デバイスに対して累積されたパフォーマンス統計値の除外データを提供するための方法は、１つの無線デバイス又は無線デバイスの選択に引き続きダウンロードするために、パフォーマンスモジュール１１４の少なくとも一部、例えば、環境設定値１１８、をステップ２７４において設定することを認定されたユーザ１０８と開始することができる。

ある複数の態様では、パフォーマンスモジュール１１４は、始めは無線デバイス１０２にはないことがあり、そして無線デバイス１０２へパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０によって“プッシュされる”ことができる、又は無線ネットワーク１１０を介して無線デバイス１０２によってパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０から“プルされる”ことができて、無線デバイス１０２が最新版のソフトウェアを有することを確実にする。別の１つの代案では、無線デバイス１０２へパフォーマンスモジュール１１４をプッシュすること又はプルすることは、任意の方法で、例えば：予め決められたイベントにより開始されることで、設定可能である。

別の態様では、所定の無線デバイス１０２がメモリ中に存在するパフォーマンスモジュール１１４を既に有することがあるとはいえ、しかしながら、最新の監視環境設定値１１８を持たないことがある。ある複数の態様では、監視環境設定値１１８は、サーバ１０４によって発生されることができる。例えば、サーバ１０４上のパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、環境設定値発生元モジュール１４０を実行させることができ、監視環境設定値１１８を発生させる。さらに、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、通信モジュール１５２を実行させることができ、認定されたユーザ１０８の管理の下で１又は複数の無線デバイス１０２に監視環境設定値１１８を転送する。

環境設定値発生元モジュール１４０は、監視環境設定値１１８含む様々なパラメータを決定するため及び／又はカスタマイズするために環境設定論理回路２５４を利用することができ、そして無線デバイス１０２のタイプ／製造／モデル、実際のネットワーク・サービス・プロバイダ、及びモニタされそして記録されようとしている統計値に応じて変えることができる。

認定されたユーザ１０８のコマンドで、パフォーマンス管理制御論理回路１３４は、ステップ２７６において、ブートストラップ・コマンドのような制御コマンド１２６を送ることができ、選択された無線デバイスのメモリ１８６中に存在するパフォーマンスモジュール１１４をロードして実行する。ブートストラップ・コマンドは、限られた通信チャネルを経由して送られることができる、及び／又はＳＭＳ又は自動折り返し電話（automated call back）（ＡＣＢ）プロトコルを介して送られることができる、又は別の無線を介した方法を使用して送られることができる。

ステップ２７８において、無線デバイス制御モジュール１２２は、ブートストラップ・コマンドを解析することができ、そしてオプションとして実行の前に受信したメッセージを検証する及び／又は認証することができる。例えば、無線デバイス制御モジュール１２２は、直ちにコマンドを実行することができる、又はそれを実行する前に制御コマンドを検証するために制御コマンド１２６のソースを問い合わせることができる。他の１つの例では、デバイス制御モジュール１２２は、認可論理回路２６４を利用することができ、制御コマンドに対する認定を決定するために認可データベースに対して制御コマンド１２６に関係するユーザＩＤ２６０及び／又は制御アクティビティ２６２を検査する、それによって認可決定２６６を明確にする。さらに別の代案では、デバイス制御モジュール１２２は、制御コマンド１２６を検証しそして／又は認定するためにデバイス制御モジュール１４６を動作させるために遠隔サーバ１０４を要請することができる。そのようなケースでは、ブートストラップ・コマンドの良好な検証又は認定に基づいて、ステップ２８０において、パフォーマンスモジュール１１４は、無線ネットワーク１１０を経由して遠隔サーバ１０４と、ＨＴＴＰ接続のような接続を確立することができる。

ステップ２８２において、パフォーマンスモジュール１１４は、例えば、遠隔サーバ１０４から環境設定のダウンロードを開始することによって、監視環境設定値１１８を得ることができる。別の態様では、環境設定値１１８は、無線デバイス１０２へのスタティック接続又はシリアル接続を経由する転送を通して得られることができる、又は無線デバイス１０２の製造の間に無線デバイス１０２上に事前にロードされることができる。

前に明らかにされたように、環境設定値１１８は、下記を備えることができる、それは：どちらのパフォーマンス統計値１２４をモニタしそして計算するかを制御するように動作するパフォーマンスパラメータ１８７；どの時刻にパフォーマンス統計値１２４が遠隔サーバ１０４にアップロードされるかを制御するように動作する報告パラメータ１９０；及び遠隔デバイスに提供される無線デバイス１０２への接続許可を規定するアクセス・パラメータを規定するアクセス・パラメータ１９１（図２）である。監視環境設定値１１８の良好なダウンロードの後で、受領通知がステップ２８４において遠隔サーバ１０４に伝送されることができ、環境設定値１１８の良好な伝送を知らせる。

ステップ２８６において、パフォーマンスモジュール１１４は、バックグランド・プロセスとしてランされることができ、環境設定値１１８の解釈されたパラメータに基づいてパフォーマンスデータ２２１を収集し、そしてパフォーマンス統計値１２４を発生する。パフォーマンスモジュール１１４は、無線デバイスのパフォーマンスをモニタするために、発生されたパフォーマンス統計値１２４を対応する予め決められたしきい値設定値１８８と比較する。

少なくとも１つのパフォーマンス統計値１２４が設定されたしきい値１８８のうちの対応する少なくとも１つを満足すると、パフォーマンスモジュール１１４は、ステップ２８８において、通信モジュール２０２及び／又は限定されたサービス環境設定１９２を介して遠隔サーバ１０４とのアップロード手段を確立する。そのようなアップロード手段は、ＨＴＴＰ、ＨＴＴＰＳ、ＦＴＰ、又は別のデータ伝達プロトコルを含むことができる。ステップ２９０において、報告論理回路１１７は、例えば、統計値１２４、環境設定値１１８、収集されたパフォーマンスデータ２２１及び無線デバイス１０２からのいずれかの他の設定可能なデータを含む、除外報告１４４のような通知を通信することができ、そしてその通知を、例えば、遠隔サーバ１０４のような予め決められたアドレスに転送することができる。通信モジュール２０２との組み合わせで、報告論理回路１１７は、任意の通信手段又は無線デバイス１０２がそこに既にアクセスしている接続を使用してその通知を転送することができる。１つの実施形態では、そのようなアップロードは、下記を含むことができるが、それらに限定されない、それらは：無線デバイス識別情報、例えば、無線デバイスＩＤ２７２；等級（description）及び／又はコードを含むことができるパフォーマンス統計値識別子；パフォーマンス統計値及び／又はしきい値を表している値；及び除外報告１４４の発生及び／又は満足するしきい値の発生の日付と時刻、である。

ステップ２９２において、遠隔サーバ１０４は、統計値１２４、収集されたパフォーマンスデータ２２１、及び／又は除外報告１４４の良好なアップロードと、情報保管場所１３６へのそれらの記憶、を知らせる受領通知メッセージを無線デバイス１０２へ伝送することができる。例えば、ある複数の態様では、通信モジュール１５２は、無線デバイスからパフォーマンスに関連する情報を受け取るように動作し、そしてパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、情報保管場所１３６中にこの情報の記憶を指示するように動作する。

ステップ２９４において、報告発生器１４２は、受け取ったパフォーマンス統計値１２４、収集されたパフォーマンスデータ２２１、及び／又は除外報告１４４をアクセスすることができ、そして、ある複数の態様では、除外報告１４４を補足する及び／又は発生することができる。パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、ステップ２９６において、次に除外報告１４４が顧客サービス代理人のような予め決められたパーティに送られるように指示することができる。報告１４４を受け取ると、認定されたユーザ１０８は、そのデータをさらに解析し、そして適切な対応行為を行うことができる。あるいは、除外報告１４４は、遠隔サーバ１０４上に留まることができ、そこでは遠隔サーバ１０４中へとログされた認定されたユーザ１０８によって見られるようにされることができる。

図７の除外報告方法と同様に、図８は、システム１００の別の１つの態様を図示し、そのシステムでは、無線デバイス１０２は、設定可能な計画に基づいて遠隔サーバ１０４に統計値１２４をアップロードすることができる。例えば、この態様は、１又はそれより多くの予め規定された無線デバイス及び／又はある無線デバイスに関係するパフォーマンスパラメータをモニタするために利用されることができる。これらの計画されたアップロードを受け取ると、遠隔サーバ１０４は、顧客サービス代理人、例えば、認定されたユーザ１０８が先を見越した顧客サポートを提供することを可能にするために、モニタされたパフォーマンス統計値１２４の概要報告１４８を生成するように動作する。

具体的に、複数のステップ（２７４，２７６，２７８と２８０）は、図７のそれと類似している。しかしながら、ステップ２８２において受け取られる環境設定値１１８は、報告パラメータ１９０を含むことができ、それは、無線デバイス制御モジュール１２２によって解釈されるときに、ステップ２９８において、監視論理回路１１５が遠隔サーバ１０４とのアップロード手段を予め決められた時間に、例えば、毎月、確立させるように動作する。そのようなアップロード手段は、ＨＴＴＰ、ＨＴＴＰＳ、ＦＴＰ、又は別のデータ伝達プロトコルを含むことができ、そして、ステップ３００において、任意の通信手段又は無線デバイス１０２がそこに既にアクセスしている接続を使用して遠隔サーバ１０４へ全てのパフォーマンス統計値１２４、収集されたパフォーマンスデータ２２１、環境設定値１１８及び無線デバイス１０２からのいずれかの他の設定可能なデータをアップロードすることができる。図７の方法の態様と同様に、そのようなアップロードは、下記を含むことができるが、それらに限定されない、それらは：無線デバイス識別情報、例えば、無線デバイスＩＤ２７２；等級及び／又はコードを含むことができるパフォーマンス統計値識別子；パフォーマンス統計値及び／又はしきい値を表している値；及び除外報告１４４の発生及び／又は満足するしきい値の発生の日付と時刻、である。パフォーマンス統計値１２４の受信の受領通知を受け取ると（ステップ３０２）、ある複数の態様では、無線デバイス制御モジュール１２２は、全てのログ１２０及び統計値１２４をリセットするように動作することができる。

ステップ３０４において、遠隔サーバ１０４は、情報保管場所１３６に受け取ったデータを記憶するように動作し、そしてパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、報告発生器１４２が任意の予め決められたパーティ、例えば、認定されたユーザ１０８に利用可能なパフォーマンス概要報告１４８を生成することを実行させるように動作する。例えば、ある複数の態様では、概要報告１４８は、認定されたユーザ１０８により管理される無線デバイスのうちの少なくとも１つのサブセットに対する累積されたパフォーマンス統計値を要約することができる。

パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０が報告１４８を発生できるとはいえ、モジュール１３０とその対応するコンポーネントは、任意の形式で、例えば、表、マップ、図面表示、平易なテキスト、対話式プログラム又はウェブ・ページ、又は任意の他のデータのディスプレイ又は表示で、複数の無線デバイス１０２から収集された使用量データに関連する情報の平易な画面を表示するように動作することができる。例えば、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、ステップ３０６において、モニタ又はディスプレイ・デバイス上に報告１４８及びパフォーマンスに関連する情報を表示することができ、そして／又はこの情報をＨＴＴＰ、ＨＴＴＰＳ、ＦＴＰ、又は別のデータ伝達プロトコルのような手段を経由してさらに解析するために又は再検討するために別のコンピュータ・デバイスに、例えば、電子メールを介して伝送することができる。

別の１つの態様では、遠隔サーバ１０４にアップロードするために予定される統計データは、全体として又はばらばらで受け取られることができ、そしてパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０によって組み立てられることができる。１つの態様では、パフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０は、無線ネットワーク１１０を経由してパフォーマンス統計値１２４を受け取ることができる、ところが、別の態様は、無線デバイス１０２へのスタティック接続又はシリアル接続を経由して又はある別のコンピュータ・デバイスからあるいはパフォーマンスマネージャ・サーバ１３０及び無線デバイス１０２と通信している記憶媒体からパフォーマンス統計値１２４を受け取るパフォーマンスマネージャ制御モジュール１３０を有することができる。

概要パフォーマンス報告１４８は、任意の形式の出力を含むことができ、それはパフォーマンス統計値１２４の解析及び情報保管場所１３６の中に包含された別の情報、同様に、高ＡＲＰＵ顧客、既知の停電、等のようないずれかの別の関係する情報を表す。

そのように、説明された態様は、例えば、無線ネットワーク・サービス・プロバイダ及び無線デバイス製造者のようなパーティが無線デバイスのパフォーマンスについて報告することを可能にし、そしてこれらの報告に基づいて、先を見越した顧客サポートを提供するように判断させる。例えば、モニタすることは、例えば、再生された媒体ファイルの数のようなアプリケーション使用量、その媒体を再生するために費やした時間、再生された媒体のタイプを含むことができるが、これらに限定されない。任意の予め決められたパフォーマンスパラメータは、モニタすること及び報告することのために設定されることができる。

本明細書中に開示された態様に関連して述べられた、様々な例示的な論理回路、論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ：digital signal processor）、用途特定集積回路（ＡＳＩＣ：application specific integrated circuit）、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ（ＦＰＧＡ：field programmable gate array）又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲート論理回路又はトランジスタ論理回路、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネント、又は本明細書中で説明された機能を実行するために設計されたこれらのいずれかの組み合わせの中に、搭載される又は実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、しかし代わりに、プロセッサは、いずれかの従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステート・マシンであり得る。プロセッサは、演算装置の組み合わせとして与えられることができる。例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、ＤＳＰコアとともに１又はそれより多くのマイクロプロセッサの組み合わせ、又はいずれかの別のそのような構成の組み合わせであり得る。

さらに、本明細書中に開示された態様に関連して説明された方法のステップ又はアルゴリズムは、ハードウェアにおいて、プロセッサにより実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、又は両者の組み合わせにおいて直接実現されることができる。ソフトウェア・モジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュ・メモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、脱着可能なディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、又はこの技術において公知のいずれかの他の記憶媒体の中に存在できる。ある具体例の記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、そこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに接続される。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに集積されることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ＡＳＩＣ中に存在できる。ＡＳＩＣは、ユーザ端末中に存在できる。あるいは、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末中の単体コンポーネントとして存在できる。

前述の開示は例示的な態様及び／又は複数の態様を示すとはいえ、様々な変更及び変形が、記述された態様及び／又は添付された特許請求の範囲によって規定される態様の範囲から逸脱することなくここになされるはずであることを、注意すべきである。なお、記載された態様の要素が単数で説明される又は請求されることがあるけれども、単数形への限定が明白に述べられない限り、複数は予想される。その上、いずれかの態様の全て又は一部及び／又は態様は、それ以外に述べられない限り、いずれかの別の態様の全て又は一部及び／又は態様とともに利用されることができる。

図１は、無線デバイスに関するパフォーマンス情報をモニタするためそして報告するためのシステムの１態様の概要図である。図２は、図１の無線デバイスの１態様の構造図である。図３は、図１のパフォーマンスマネージャ制御モジュールに関係する環境設定値発生元モジュールの１態様の概要図である。図４は、図１のパフォーマンスマネージャ制御モジュールに関係するデバイス制御モジュールの１態様の概要図である。図５は、図１のセルラ電話機ネットワーク態様の１態様の概要図である。図６は、図１のセルラ電話機ネットワーク態様の１態様の概要図である。図７は、図１のシステムの動作の１態様に関係するメッセージ・フロー図である。図８は、図１のシステムの動作の別の１態様に関係する別のメッセージ・フロー図である。

１００…システム，１０２…無線デバイス，１０４…パフォーマンスマネージャ・サーバ，１０６…顧客ケア・ワークステーション，１０８…認定されたユーザ，１０９…有線接続，１２４…パフォーマンス統計値，３２２…セルラ無線システム，３２４…データ保管場所，３２８…データ管理サーバ，３３０…有線ネットワーク，３３２…データ・リンク，３３６，３４２…ネットワーク，３３８…セルラ電話無線ネットワーク。

Claims

無線ネットワーク上の無線デバイスのパフォーマンスをモニタする方法であって、
パフォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値（monitoring configuration）を無線デバイス上で得ること、ここにおいて、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む、および、ここにおいて該監視環境設定値は変更可能であり、および該監視環境設定値は該無線デバイスによって受け取られる；
該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定すること；
該決定されたパフォーマンス統計値を対応する該しきい値設定値と比較すること；及び
該決定されたパフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生すること
を具備することを特徴とする方法。
監視環境設定値を無線デバイス上で得ることは、該無線ネットワークを経由して遠隔デバイスから監視環境設定値を受け取ることを備えることを特徴とする、請求項１の方法。
監視環境設定値を無線デバイス上で得ることは、少なくとも１つの報告パラメータを受け取ることをさらに備え、そして該報告パラメータに基づいて無線ネットワークを介して別のデバイスに該決定されたパフォーマンス統計値を転送することをさらに備えることを特徴とする、請求項１の方法。
該監視環境設定値は、該無線デバイスのタイプ、該無線デバイスに関係するネットワーク・サービス・プロバイダのアイデンティティ、及び該無線デバイスに関係する通信プロトコルのタイプのうちの少なくとも１つに基づいて複数の監視環境設定値から選択されることを特徴とする、請求項１の方法。
該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定することは、ネットワークに関連するパフォーマンス統計値及びネットワークに無関係なパフォーマンス統計値のうちの少なくとも１つを決定することをさらに備えることを特徴とする、請求項１の方法。
該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定することは、コール・ドロップに関連する測定基準（metric）、アクセス失敗に関連する測定基準、及びサービスの劣化に関連する測定基準のうちの少なくとも１つを決定することをさらに備えることを特徴とする、請求項５の方法。
該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定することは、無線を介したメッセージ及び無線デバイス・コール・イベントのうちの少なくとも１つを検索することをさらに備えることを特徴とする、請求項１の方法。
監視環境設定値を無線デバイス上で得ることは、予め規定され限定されたサービス環境設定値に基づいて無線ネットワークをわたって限定されたアクセス通信チャネルを確立することを備えることを特徴とする、請求項１の方法。
予め規定され限定されたサービス環境設定値に基づいて無線ネットワークをわたる限定されたアクセス通信チャネルを介して別のデバイスに無線デバイスパフォーマンスに関連するデータを転送することをさらに具備することを特徴とする、請求項１の方法。
別のデバイスに無線デバイスパフォーマンスに関連するデータを転送することは、無線デバイス識別情報、該しきい値設定値、該監視環境設定値、及びパフォーマンス統計値識別情報のうちの少なくとも１つを転送することを備えることを特徴とする、請求項９の方法。
該決定されたパフォーマンス統計値を転送することは、予め決められた計画、予め決められたイベント、及び遠隔デバイスによる要請のうちの少なくとも１つに基づいて該決定されたパフォーマンス統計値を転送することをさらに備えることを特徴とする、請求項３の方法。
該予め決められたイベントは、該しきい値設定値を含むことを特徴とする、請求項１１の方法。
機械により実行されるときに、
パォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値を無線デバイス上で得ること、ここにおいて、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む、および、ここにおいて該監視環境設定値は変更可能であり、および該監視環境設定値は該無線デバイスによって受け取られる；
該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定すること；
該決定されたパフォーマンス統計値を該対応するしきい値設定値と比較すること；及び
該パフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生すること
を具備する動作を該機械に実行させる命令を具備することを特徴とする機械読み取り可能な媒体。
フォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値を無線デバイス上で得ること、ここにおいて、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む、および、ここにおいて該監視環境設定値は変更可能であり、および該監視環境設定値は該無線デバイスによって受け取られる；
該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定すること；
該決定されたパフォーマンス統計値を該対応するしきい値設定値と比較すること；及び
該パフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生すること
の行為を実行するために構成されることを特徴とする少なくとも１つのプロセッサ。
パフォーマンスパラメータ及びしきい値設定値を含む監視環境設定値を得るための手段、ここにおいて、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該しきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む、および、ここにおいて該監視環境設定値は変更可能であり、および該監視環境設定値は該無線デバイスによって受け取られる；
該モニタされたパフォーマンスパラメータに基づいて該無線デバイスに対する該パフォーマンス統計値を決定するための手段；
該決定されたパフォーマンス統計値を該対応するしきい値設定値と比較するための手段；及び
該パフォーマンス統計値が該しきい値設定値を満足する場合に、通知を発生するための手段
を具備することを特徴とする無線デバイス。
メモリ；及び
該メモリ中に存在するパフォーマンスモジュール、ここにおいて、該パフォーマンスモジュールは、
パフォーマンスパラメータ及び予め決められたしきい値設定値を含む監視環境設定値、ここにおいて、該パフォーマンスパラメータはモニタされようとしているパフォーマンス統計値に関係し、該予め決められたしきい値設定値は該パフォーマンス統計値に対応する限度を含む、および、ここにおいて該監視環境設定値は変更可能であり、および該監視環境設定値は該無線デバイスによって受け取られる；
該監視環境設定値に基づいて該パフォーマンス統計値を決定するように動作する監視論理回路；及び
該パフォーマンス統計値が該予め決められたしきい値設定値を満足するときに、通知メッセージを発生するように動作する報告論理回路
を具備することを特徴とする無線デバイス。
該監視環境設定値は、該無線ネットワークをわたり該無線デバイスにより受信されることを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該パフォーマンス統計値は、無線干渉統計値及び非無線干渉統計値のうちの少なくとも１つを決定することを備えることを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該パフォーマンス統計値は、コール・ドロップに関連する測定基準、アクセス失敗に関連する測定基準、及びサービスの劣化に関連する測定基準のうちの少なくとも１つを決定することをさらに備えることを特徴とする、請求項１８のデバイス。
該パフォーマンス統計値は、無線を介したメッセージ及び無線デバイス・コール・イベントのうちの少なくとも１つから導かれた情報をさらに備えることを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該監視環境設定値は、複数の予め決められた報告パラメータから選択される予め決められた報告パラメータをさらに備える、ここにおいて、該パフォーマンスモジュールは、該予め決められた報告パラメータに基づいて別のデバイスに該パフォーマンス統計値を伝送するようにさらに動作することを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該パフォーマンスモジュールは、無線ネットワークをわたって該パフォーマンス統計値を伝送するようにさらに動作することを特徴とする、請求項２１のデバイス。
該監視環境設定値は、どのデバイスが該パフォーマンスモジュールをアクセスできるかを識別するアクセス・パラメータをさらに備えることを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該パフォーマンスモジュールは、無線ネットワークをわたる限定されたアクセス通信チャネルを確立するようにさらに動作する、ここにおいて、該限定されたアクセス通信チャネルは、予め規定され限定されたサービス環境設定値に基づく、そしてここにおいて、該パフォーマンスモジュールは、該監視環境設定値を受け取るように又は限定されたアクセス通信チャネルを介して該パフォーマンス統計値を伝送するようにさらに動作することを特徴とする、請求項１６のデバイス。
該限定されたアクセス通信チャネルは、該デバイスのエンド・ユーザに利用可能でないことを特徴とする、請求項２４のデバイス。
遠隔デバイスから受信する制御コマンドを解釈するように動作するデバイス制御モジュールをさらに具備する、ここにおいて、該制御コマンドは、ブートストラップ・コマンド及びリセット・コマンドのうちの少なくとも１つを備える、ここにおいて、該ブートストラップ・コマンドは、該監視環境設定値のダウンロードを開始させるように動作する、そしてここにおいて、該リセット・コマンドは、該無線デバイスからアップロードされたパフォーマンス統計値をリセットすることを特徴とする、請求項１６のデバイス。
無線デバイスのパフォーマンスをモニタする方法であって、
無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生すること、ここにおいて、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；
該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送すること；
該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスから計算されたパフォーマンス統計値を受け取ること；及び
該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生すること
を具備することを特徴とする方法。
該監視環境設定値を発生することは、該パフォーマンス統計値に対応するしきい値パラメータを識別することをさらに備える、ここにおいて、パフォーマンス報告を発生することは、該無線デバイスから受け取られる該計算されたパフォーマンス統計値が該しきい値パラメータを満足するときにパフォーマンス報告を発生することをさらに備えることを特徴とする、請求項２７の方法。
パフォーマンス報告を発生することは、予め決められた計画に基づいて該計算されたパフォーマンス統計値の概要報告を発生することをさらに含むことを特徴とする、請求項２７の方法。
監視環境設定値を発生することは、ネットワークパフォーマンスに関係する統計値及びネットワークに無関係なデバイスパフォーマンス統計値のうちの少なくとも１つをモニタするための監視環境設定値を発生することを含むことを特徴とする、請求項２７の方法。
監視環境設定値を発生することは、コール・ドロップに関連する測定基準、アクセス失敗に関連する測定基準、及びサービスの劣化に関連する測定基準のうちの少なくとも１つをモニタするための監視環境設定値を発生することを含むことを特徴とする、請求項３０の方法。
該パフォーマンス報告の少なくとも一部を別の１つのコンピュータ・デバイスに伝送することをさらに具備することを特徴とする、請求項２７の方法。
該パフォーマンス報告の少なくとも一部を見るために表示することをさらに具備することを特徴とする、請求項２７の方法。
該無線デバイスのタイプ、該無線デバイスに関係するネットワーク・サービス・プロバイダのアイデンティティ、及び該無線デバイスに関係する通信プロトコルのうちの少なくとも１つに基づく複数の監視環境設定値から該監視環境設定値を選択することをさらに具備することを特徴とする、請求項２７の方法。
無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生すること、ここにおいて、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；
該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送すること；
該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスから計算されたパフォーマンス統計値を受け取ること；及び
該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生すること
の行為を実行するために構成されることを特徴とする少なくとも１つのプロセッサ。
機械により実行されるときに、
無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生すること、ここにおいて、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；
該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送すること；
該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスから計算されたパフォーマンス統計値を受け取ること；及び
該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生すること
を具備する動作を該機械に実行させる命令を具備することを特徴とする機械読み取り可能な媒体。
無線デバイス上で少なくとも１つのパフォーマンス統計値をモニタすること、計算すること、及び報告することを開始させるために実行可能な監視環境設定値を発生するための手段、ここにおいて、該監視環境設定値はパフォーマンスパラメータを識別する；
該無線デバイスによる受信のために該監視環境設定値を転送するための手段；
該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスから計算されたパフォーマンス統計値を受け取るための手段；及び
該受け取ったパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生するための手段
を具備することを特徴とする装置。
無線デバイスのパフォーマンスデータをモニタすることを管理するための装置であって、
無線デバイスによる受信のために監視環境設定値を発生するようにそして伝送するように動作する環境設定値発生器、ここにおいて、該監視環境設定値はモニタするためにパフォーマンスパラメータを識別する；
無線デバイスパフォーマンス統計値を受け取りそして記憶するように動作する情報保管場所、ここにおいて、該無線デバイスパフォーマンス統計値は該監視環境設定値に基づいて該無線デバイスによって収集された該パフォーマンスパラメータに関係する統計値を備える；及び
該無線デバイスパフォーマンス統計値に基づいてパフォーマンス報告を発生するように動作する報告発生器を具備するパフォーマンスマネージャ制御モジュール
を具備することを特徴とする装置。
該監視環境設定値は、該無線デバイスパフォーマンス統計値に対応する限度を識別する予め決められたしきい値設定値をさらに備える、ここにおいて、該パフォーマンス報告は、該無線デバイスパフォーマンス統計値が該予め規定されたしきい値設定値を満足するときに除外報告を備えることを特徴とする、請求項３８の装置。
該パフォーマンスマネージャ制御モジュールは、解析のために無線ネットワークをわたって該パフォーマンス報告の少なくとも一部を伝送するようにさらに動作することを特徴とする、請求項３８の装置。
該パフォーマンスマネージャ制御モジュールは、認定されたユーザが該パフォーマンス報告をアクセスすることを可能にするようにさらに動作することを特徴とする、請求項３８の装置。
該無線デバイスに制御コマンドを送るように動作するデバイス制御モジュールをさらに具備することを特徴とする、請求項３８の装置。
該制御コマンドは、ユーザ認識番号及び制御アクティビティを含む、そしてここにおいて、該デバイス制御モジュールは、該制御コマンドを送る前に該制御コマンドを実行するための認定を決定するように動作する認可論理回路をさらに備え、該認定は該ユーザ認識番号及び該制御アクティビティのうちの少なくとも１つに基づくことを特徴とする、請求項４２の装置。
該デバイス制御モジュールは、無線ネットワーク介して位置する別のコンピュータ・デバイスから該制御コマンドを受信するように動作することを特徴とする、請求項４２の装置。
該パフォーマンスパラメータは、コール・ドロップに関連する測定基準、アクセス失敗に関連する測定基準、及びサービスの劣化に関連する測定基準のうちの少なくとも１つをモニタすることを識別することを特徴とする、請求項３８の装置。