JP2008538645A - ナノスケールクロスバーに対するマルチプレクサインターフェース - Google Patents

ナノスケールクロスバーに対するマルチプレクサインターフェース Download PDF

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Abstract

本発明の種々の実施形態は、ナノワイヤクロスバーメモリの内容を読み出すための電子的手段を対象とする。本発明の一実施形態では、マイクロスケール又はサブマイクロスケールの信号線(402)が、構成可能なナノワイヤ接合部スイッチ(404)によって、ナノワイヤクロスバーメモリから出る1組の平行なナノワイヤ(310〜315)と相互接続される。マイクロスケール又はサブマイクロスケールの信号線(402)は、単線式マルチプレクサとしての役割を果たし、ナノワイヤクロスバーメモリ内の任意の特定の1ビット記憶素子(316)の内容を読み出すことを可能にする。
【選択図】図4A

Description

本発明は電子デバイス及び電子回路に関し、特に、ナノワイヤクロスバーメモリに格納された情報を読み出し、ナノワイヤクロスバーをサブマイクロスケール及び/又はマイクロスケールの電子機器回路に接続するためのマルチプレクサに関する。
政府の権利に関する記載
本発明は、DARPA Moletronicsによって与えられた、契約#MDA972−01−3−005の下で政府の支援を受けて行われた。政府は本発明において特定の権利を有する。
発明の背景
近年、従来のフォトリソグラフィに基づく方法によって電子デバイス及び電子回路を設計及び製造することが、構成要素のサイズをさらに小さくすることに対する物理的な限界に近づき始めているため、ナノスケール電子回路を製造するための代替の方法が開発されている。ナノワイヤクロスバー技術は、フォトリソグラフィ法によって現時点で製造され得るサブマイクロスケールの回路及び構成要素よりもはるかに小さい寸法を有し、それに応じて高い構成要素密度を有する電子回路及び電子デバイスを製造するために特に有望である新たな手法である。
図1は例示的なナノワイヤクロスバーを示す。図1のナノワイヤクロスバーは、簡単なメモリデバイスを実現する。そのナノワイヤクロスバーは、(1)第1の組の平行なナノワイヤ102と、(2)双安定ビット記憶(bit-storage)層104と、(3)第1の層の平行なナノワイヤ102に対して垂直な第2の層の平行なナノワイヤ106とを含む。第1の層のナノワイヤ102のうちの1つのナノワイヤと、第2の層のナノワイヤ106のうちの1つのナノワイヤとが最小限に離隔している各点、即ち交差部分にある、ビット記憶層104の各小領域内に、1ビットの情報が格納される。例えば、図1において斜線で示される、ビット記憶層104の小領域108は、ナノワイヤ110の上にあり、且つナノワイヤ112の下にあり、その小領域と接触しているナノワイヤ110及び112の部分と共に、ナノスケールメモリ内の1ビット記憶素子114としての役割を果たすナノワイヤ接合部を形成する。
多くのナノスケールメモリの実施形態において、図1の1ビット記憶素子114のような1ビット記憶素子の内容は、固有抵抗のような、ナノワイヤ接合部内の双安定ビット記憶層の物理状態を変更するために、1ビット記憶素子を形成するために交差するナノワイヤの一方又は両方に電圧信号又は電流信号を加えることによって変更される。例えば、図1では、1ビット記憶素子114を変更するために、図1において矢印116のような矢印によって示されるような信号を、ナノワイヤ110及び112のうちの一方又は両方に加えることができる。一般に、アドレス指定された1ビット記憶素子を全ての他の1ビット記憶素子と区別するために、残りのナノワイヤには信号が加えられないか、又は異なる信号が加えられる。多くの実施形態において、書込み動作を実行するために、相対的に大きな信号が加えられて、物理状態を変更するのに対して、読出し動作を実行するために、相対的に小さな信号が加えられ、物理状態を一般に変更することなく、単に判定される。読出し動作では、ナノワイヤクロスバーのナノワイヤに1つ又は複数の信号を加えることによって、1ビット記憶素子を形成するために交差する2つのナノワイヤのうちの一方又は両方における信号の存否又は強度から、1ビット記憶素子の物理状態が判定される。ナノワイヤクロスバーによって実現されるナノスケールメモリは、1ビット記憶素子の2次元のアレイと見なすことができ、各1ビット記憶素子は、1ビット記憶素子を形成するために交差する2つのナノワイヤを通じて、別個に、且つ一意にアドレス指定可能である。場合によっては、2次元ナノスケールメモリ内の1ビット記憶素子の行全体、列全体、又はそれより大きなグループに、1回の動作でアクセスすることができる。
図1は、例示的なナノワイヤクロスバーの簡単な概略図を提供する。図1の個々のナノワイヤは長方形の断面を有するように示されるが、ナノワイヤは、円形の、楕円形の又はさらに複雑な断面を有することもでき、ナノワイヤは、多くの異なる幅又は直径、及び縦横比又は離心率を有することができる。ナノワイヤは、金属及び/又は半導体素子又は化合物、ドープされた有機ポリマー、複合材料、ナノチューブ及びドープされたナノチューブ、並びに多くのさらに別のタイプの導電性材料及び半導体材料から、インプリントリソグラフィを用いて、表面上での化学的な自己集合及び基板への転写によって、所定位置における化学合成によって、並びに種々の他の技術によって製造され得る。双安定ビット記憶層104は、図1において、2組の平行なナノワイヤ間にある連続層として示されるが、代案として、不連続にすることができるか、又は別個の層ではなく、ナノワイヤの周囲にある鞘のような分子コーティング、或いはナノワイヤ内の構成原子又は分子を構成することができる。また、双安定ビット記憶層104も、多種多様な異なる金属材料、半導体材料、ドープされたポリマー材料、及び複合材料から構成することができる。
従来の電子デバイスにナノワイヤクロスバーを組み込むために、ナノワイヤクロスバーの個々のナノワイヤリード線をサブマイクロスケール及びマイクロスケールの信号線に相互接続することに関して、個々のナノワイヤを特定し、及び操作することを含む、大きな問題に直面する場合がある。これらの問題に対する1つの解決策は、ナノワイヤクロスバーと一体化されるマイクロスケール又はサブマイクロスケールのアドレス線を有するデマルチプレクサを利用することである。図2は、ナノワイヤクロスバーメモリの個々のビット記憶素子がマイクロスケール又はサブマイクロスケールのアドレス線を介して一意にアクセスされることを可能にするために、ナノスケール/マイクロスケールのデマルチプレクサと一体化されるナノワイヤクロスバーメモリを示す。図2では、16×16ナノワイヤクロスバー202が、平行ナノワイヤ層を有し、それらの層において、ナノワイヤがナノワイヤクロスバーアレイ202の境界を通り越して延長され、第1のデマルチプレクサ204及び第2のデマルチプレクサ206が形成される。デマルチプレクサ204は、ナノワイヤ208のような、ナノワイヤクロスバーの第1の平行ナノワイヤ層から延長されたナノワイヤを含み、ナノワイヤ208には、垂直なマイクロスケール又はサブマイクロスケールの供給電圧線210、及び4つの対212〜215の垂直なマイクロスケール又はサブマイクロスケールのアドレス線が上又は下にある。第2のデマルチプレクサ206は、ナノワイヤクロスバーの第2の平行ナノワイヤ層の延長されたナノワイヤから同様に実現される。図2に示された具現化形態のような、或る特定のタイプの具現化形態では、アドレス線は、相補対として存在し、各対が多数ビットアドレスのうちの1ビットと、その反転したビットとを表しており、一方、他の具現化形態では、単一のアドレス線が使用され得る。4つの対のアドレス線212〜215を通じて入力される4ビットアドレスは、ナノワイヤ208のような、16個のナノワイヤのそれぞれに一意のアドレスを与えるのに十分であり、2つのデマルチプレクサ204及び206のそれぞれの4つの対のアドレス線に同時に入力される2つの4ビットアドレスは、ナノワイヤクロスバーアレイ202内の256個のナノワイヤ接合部の中から、特定のナノワイヤ接合部を一意にアドレス指定することができる。
特定の1ビット記憶素子において交差するナノワイヤクロスバーメモリのナノワイヤ上に書込み信号を加えることによって、1ビット記憶素子の状態を、2値「0」及び「1」を符号化する2つの双安定状態のうちの所望の状態に設定することができる。しかしながら、読出し信号を加えることによって、所与の1ビット記憶素子において状態を判定することは、はるかに難しくなる可能性がある。ナノワイヤクロスバーメモリの設計者、製造業者、供給メーカー、及びそれを内蔵する製品の製造業者、並びに最終的にはそのようなデバイスの使用者は、ナノワイヤクロスバーメモリ内の1ビット記憶素子の状態を読み出すための信頼性が高く、且つ効率的に製造される手段が必要であることを認識しており、他のタイプのナノワイヤクロスバーによって実現されるデバイスの設計者、製造業者、供給メーカー、それを内蔵する製品の製造業者及び使用者は、ナノワイヤクロスバーによって実現されるデバイスをサブマイクロスケール及びマイクロスケールの電子機器回路に相互接続するための信頼性が高く、且つ効率的に製造されるインターフェースが必要であることを認識している。
発明の概要
本発明の種々の実施形態は、ナノワイヤクロスバーメモリの内容を読み出すための電子的手段を対象とする。本発明の一実施形態では、マイクロスケール又はサブマイクロスケールの信号線が、構成可能なナノワイヤ接合部スイッチによって、ナノワイヤクロスバーメモリから出る1組の平行なナノワイヤと相互接続される。マイクロスケール又はサブマイクロスケールの信号線は単線式マルチプレクサとしての役割を果たし、それによりナノワイヤクロスバーメモリ内の任意の特定の1ビット記憶素子の内容が、3サイクルの読出し動作で読み出されることが可能になる。
発明の詳細な説明
本発明の種々の実施形態は、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子の内容を読み出すための電子マルチプレクサを含む。ここでの説明において、用語「ナノワイヤ」は、従来のフォトリソグラフィ技術によって現時点で製造され得るサブマイクロスケールの信号線の幅よりも細く、50ナノメートル未満、20ナノメートル未満、又は10ナノメートル未満の幅を有する信号線を意味する。用語「ナノワイヤ接合部」は、ナノワイヤと別の構成要素、即ち第2のナノワイヤ若しくは信号線、又はより大きいスケールの他の構成要素との間の相互接続部を意味する。図3A〜図3Dは、第1の電子マルチプレクサ手段、その電子マルチプレクサ手段を利用する読出し動作、並びに電子マルチプレクサ手段の欠陥及び不利な点を示す。図3Aは、図3A〜図3Dの全てにおいて用いられる、図示する上での取り決めを用いる。図3Aでは、6×6ナノワイヤクロスバーメモリ302が、第1の組の垂直な平行ナノワイヤ304〜309のナノワイヤと、第2の組の水平な平行ナノワイヤ310〜315のナノワイヤとを相互接続するナノワイヤ接合部に形成された36個の1ビット記憶素子のそれぞれにおいて、1ビットの情報を格納する。図3A〜図3Dにおいて、各ナノワイヤ接合部は、水平ナノワイヤを垂直ナノワイヤに一方向に相互接続する、ダイオード316のようなダイオードとして表される。ナノワイヤ接合部316の場合には、水平ナノワイヤ311及び垂直ナノワイヤ305が相互接続され、電流信号又は電圧信号が一般に、ナノワイヤ接合部316を通って、水平ナノワイヤ311から垂直ナノワイヤ305に伝えられるが、通常の動作条件下では、逆方向に伝えられない。ナノワイヤクロスバーの双安定メモリ層は、信号がダイオード記号内の矢印の方向によって示される順方向に進むことを可能にするが、逆方向に信号が進むのを阻止する半導体の副層、薄膜、或いは別の化学的又は物理的手段を含む。ダイオードのナノワイヤ接合部は、後述されるように、ナノワイヤクロスバーメモリ内の不要な回路をなくすので、ナノワイヤクロスバーメモリの応用形態において好ましい。
第1のデマルチプレクサ318が、水平な1組のナノワイヤ310〜315への電圧信号又は電流信号の入力を制御し、第2のデマルチプレクサ320が、垂直な1組のナノワイヤ304〜309への信号の入力を制御する。従って、デマルチプレクサ318によってナノワイヤ311に第1の書込み信号を加え、デマルチプレクサ320によってナノワイヤ305に、対応する第2の書込み信号を加えることによって、1ビット記憶素子316のような、特定の1ビット記憶素子に書込みを行うことができる。ナノワイヤクロスバーメモリの或る特定の実施形態では、第1の書込み信号は、相対的に大きな正の電圧信号とすることができ、第2の書込み信号は、相対的に大きな負の電圧信号とすることができる。第1及び第2の書込み信号を加える結果として、1ビット記憶素子の両端において大きな電圧降下が生じ、1ビット記憶素子が2つの安定した物理状態のうちの一方に設定される。水平ナノワイヤ311に第2の書込み信号を加え、垂直ナノワイヤ305に第1の書込み信号を加えることによって、即ち言い換えると、ナノワイヤに加えられる電圧信号の符号を逆にすることによって、1ビット記憶素子を2つの安定した物理状態のうちの他方に設定することができる。
図3Aに示されるナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子の内容は、ダイオードのようなナノワイヤ接合部324〜329によって、水平な1組のナノワイヤ310〜315と相互接続される単線式マルチプレクサ322を用いて読み出される。単線式マルチプレクサ322は、読出し動作によって生成される信号を増幅するために、増幅器330に接続されることができ、及び抵抗器322を通じて接地334にも相互接続される。抵抗器332の抵抗は、信号、即ち水平ナノワイヤ310〜315から単線式マルチプレクサ322への入力が、増幅器322に向かうほど十分に高く、且つ入力信号が存在しない場合に、単線式マルチプレクサ322が低電圧状態又は低電流状態に引っ張られるほど十分に低くなるように注意深く選択される必要がある。さらに、その抵抗は、水平ナノワイヤ310〜315を単線式マルチプレクサ322と相互接続する、ダイオードのようなナノワイヤ接合部324〜329が望ましくない状態に変化する、即ち損傷するのを防ぐために、可変にする必要があるかもしれない。
図3Bは、単線式マルチプレクサによって容易にされる読出し動作を介して、ナノワイヤ接合部の高抵抗状態に対応する、1ビット記憶素子、即ちナノワイヤ接合部316の開いた状態を検出することを示す。水平ナノワイヤ311と垂直ナノワイヤ305との間の交差部分にある白丸336によって示されるように、1ビット記憶素子316が開いた状態にあり、図3Bにおいて記号「H」338によって、及びナノワイヤ311に対応する線上に重ね合わせられた太く濃い線340によって示される相対的に弱い電圧信号又は電流信号が、第1のデマルチプレクサ318によってナノワイヤ311に加えられる場合、入力信号が単線式マルチプレクサ322まで流れ、結果として、増幅器330から出力される信号線上に記号「H」342によって示されるように、単線式マルチプレクサによって信号が検出される。第2のマルチプレクサ320によって垂直ナノワイヤ304及び306〜309に加えられる相対的に弱い電圧信号又は電流信号が入力と一致する結果として、ダイオードのようなナノワイヤ接合部には順方向バイアスがかけられないので、水平ナノワイヤ311に加えられる相対的に弱い電圧信号又は電流信号はナノワイヤ接合部344〜348を通過する。第2のデマルチプレクサは、図3Bにおいて記号「L」350によって示されるように、垂直ナノワイヤ305に低電圧を印加するが、開いた状態にあるナノワイヤ接合部316の高抵抗に起因して、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に加えられる弱い電圧信号又は電流信号は、デマルチプレクサ320によって低状態に保持された垂直ナノワイヤ305まで、ナノワイヤ接合部316を通って流れることができない。第1のデマルチプレクサ318は、水平ナノワイヤ310及び312〜315を低電圧状態に保持し、垂直ナノワイヤ304及び306〜309を水平ナノワイヤ310及び312〜315と相互接続する残りの全てのナノワイヤ接合部には、順方向にバイアスがかけられないので、これらのナノワイヤを通って、水平ナノワイヤ310及び312〜315まで、電流又は電圧が漏れることはできない。従って、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に加えられる相対的に弱い電圧信号又は電流信号だけが単線式マルチプレクサ322に達する。留意すべきは、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に加えられる信号が、接地334に逃がされるのではなく、大部分は増幅器330に送られるほど、抵抗器332の抵抗は十分に高い。
図3Cにおいて、水平ナノワイヤ311と垂直ナノワイヤ305との間の交差部分にある黒丸352によって示されるように、1ビット記憶素子316が低抵抗状態にあるとき、即ち閉じている場合、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に加えられる相対的に弱い電流信号又は電圧信号は、単線式マルチプレクサ322まで流れるのではなく、第2のデマルチプレクサ320によって低電圧状態又は低電流状態に保持された垂直ナノワイヤ305まで、ナノワイヤ接合部316を通って流れる。従って、低レベル信号354が、単線式マルチプレクサ322と相互接続された増幅器330によって出力される。
残念なことに、図3A〜図3Cに関して上述された単線式マルチプレクサの具現化形態に関連した問題が生じることがある。これらの問題は主に、ダイオードのようなナノワイヤ接合部324〜329が水平ナノワイヤ310〜315を単線式マルチプレクサ322に相互接続することに関連する。
上述の単線式マルチプレクサの具現化形態に関連する第1の問題は、水平ナノワイヤと単線式マルチプレクサとの間にダイオードのようなナノワイヤ接合部を形成することが、技術的に、又は経済的に実用的でない可能性があることである。単線式マルチプレクサは、部分的に、又は完全にナノワイヤクロスバーメモリの外部に、別個のステップで製造され得る。ナノワイヤとマイクロスケール又はサブマイクロスケールの単線式マルチプレクサとの間に信頼性があるダイオードのようなナノワイヤ接合部を形成することは、場合によっては、技術的に実現できないことがあるか、又は単線式マルチプレクサの具現化形態を大量生産するのに費用がかかりすぎるようにするほどの付加的な製造コストをもたらす可能性がある。場合によっては、ナノワイヤとマイクロスケール又はサブマイクロスケールの単線式マルチプレクサとの間の交差部分はもちろんのこと、ナノワイヤクロスバーメモリ内のどこであっても、信頼性の高いダイオードのようなナノワイヤ接合部を製造することが実用的でないか、又は不可能であることさえある。
上述の単線式マルチプレクサの具現化形態に関連する第2の問題は、水平ナノワイヤを単線式マルチプレクサと相互接続するダイオードのようなナノワイヤ接合部を製造することができる場合であっても、それらの接合部は、ナノワイヤクロスバーメモリ内に望ましくない回路が確実に発生しないようにするために、比較的精密な寸法公差の範囲内で製造されなければならないことである。図3Dは、ナノワイヤを単線式マルチプレクサと相互接続するダイオードのようなナノワイヤ接合部が、指定された一方向の信号伝送特性で動作しない場合の、読出し動作中のナノワイヤクロスバーメモリ内の望ましくない回路を示す。図3Dでは、1ビット記憶素子316が開いた状態にあり、結果として、第1のマルチプレクサ318によってナノワイヤ311に加えられる弱い電圧信号又は電流信号が、単線式マルチプレクサ322にまで伝えられる。しかしながら、それらの仕様に従って順方向にバイアスをかけられないにもかかわらず、ナノワイヤ接合部324及び326〜329が、単線式マルチプレクサ322から水平ナノワイヤ310及び312〜315まで戻るように、逆方向に電流を流す。従って、第1のデマルチプレクサ318によってナノワイヤ311に加えられる信号は、増幅器330まで流れるのではなく、ナノワイヤ310及び312〜315を介して、第1のデマルチプレクサに戻り、結果として、図3Bに関連して上述されたように、1ビット記憶素子が開いた状態にある際に検出されるべき高レベル信号ではなく、単線式マルチプレクサによって低レベル信号356が出力される。
上述の単線式マルチプレクサの具現化形態に関連する第3の問題は、水平ナノワイヤを単線式マルチプレクサに相互接続するダイオードのようなナノワイヤ接合部の電気的特性を、単線式マルチプレクサ、及びナノワイヤクロスバーメモリの他の電子部品の電気的特性に対して注意深くバランスをとる必要があることである。例えば、水平ナノワイヤを単線式マルチプレクサに相互接続するダイオードのようなナノワイヤ接合部は、第1のデマルチプレクサによって水平ナノワイヤに加えられる信号によって順方向にバイアスをかけられる必要があるが、信号が加えられない場合には、順方向にバイアスをかけられるべきではなく、即ち低抵抗状態になるべきではない。ダイオードのようなナノワイヤ接合部の特性と単線式マルチプレクサの特性とをマッチングさせることは困難である場合がある。
図4A〜図4Eは、本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す。図4A〜図4Eは、図3A〜図3Dにおいて用いられたのと同じような図示する上での取り決めを用いており、その取り決めは、簡略化のために、繰返し説明されない。本発明の一実施形態を表す、第2の単線式マルチプレクサの具現化形態では、上記で前述された具現化形態のように、ダイオードのようなナノワイヤ接合部を介して、水平ナノワイヤ310〜315が単線式マルチプレクサ402と相互接続されるのではなく、代わりに、スイッチのようなナノワイヤ接合部を通じて相互接続される。図4Aにおいて、これらスイッチのようなナノワイヤ接合部が、水平ナノワイヤ310〜315と単線式マルチプレクサ402の交差部分にある、白丸404のような白丸によって示される。
スイッチのようなダイオード接合部は構成可能である。それらの接合部は、水平ナノワイヤを通じて第1のリセット信号を加え、且つ単線式マルチプレクサを通じて第2のリセット信号を加えることによって開かれることができ、水平ナノワイヤに第1のセット信号を加え、且つ単線式マルチプレクサに第2のセット信号を加えることによって閉じられ得る。リセット信号及びセット信号の符号及び大きさは、スイッチのようなナノワイヤ接合部の特定の化学的特性及び物理的特性に応じて異なることができる。例えば、場合によっては、第1のリセット信号は、ナノワイヤに印加される相対的に大きな正の電圧を構成することができ、第2のリセット信号は、単線式マルチプレクサ402に印加される相対的に大きな負の電圧を構成することができる。この場合、相対する第1及び第2のセット信号は同様の大きさを有するが、逆の極性を有することができる。
図4B〜図4Eは、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子の内容を読み出すために用いられる3サイクル読出し動作を示す。図4B〜図4Eに関連して説明される例では、1ビット記憶素子316の内容が読み出される。図4Bに示されるように、第1のステップでは、図4Bにおいて記号「R」によって示される第1のリセット信号(例えば、記号406)が、全ての水平ナノワイヤ310〜315に加えられ、第2のリセット信号408が、単線式マルチプレクサ402に加えられる。次に、図4Cに示される第2のステップでは、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に第1のセット信号が加えられ、単線式マルチプレクサ402に第2のセット信号410が加えられる。次いで、図4D及び図4Eに示されるように、図3A〜図3Cに関連して前述された、第1及び第2のデマルチプレクサによってナノワイヤに供給される低の弱い電圧信号又は電流信号のパターンが再び加えられ、1ビット記憶素子316の内容が読み出される。図4Dに示されるように、1ビット記憶素子316が開いた状態にある場合に、第1のデマルチプレクサ318によってナノワイヤ311に加えられる弱い電圧信号又は電流信号は、閉じたスイッチのようなダイオード404を通じて、単線式マルチプレクサ402まで流れる。その信号は、単線式マルチプレクサ404と相互接続された増幅器410によって増幅され、高レベル信号412が出力される。残りのスイッチのようなナノワイヤ接合部403及び405〜408は開いており、残りの水平ナノワイヤ310及び312〜315と単線式マルチプレクサ402との間では、いずれの方向にも電流は流れることができない。かくして、上述された、ナノワイヤと単線式マルチプレクサとの間にあるダイオードのようなナノワイヤ接合部に関連した問題は回避される。逆に、図4Eに示されるように、1ビット記憶素子316が閉じた状態にある場合、第1のデマルチプレクサ318によって水平ナノワイヤ311に加えられる弱い電圧信号又は電流信号は、その時点で低い抵抗状態にあるナノワイヤ接合部316を通じて、単線式マルチプレクサではなく、第2のデマルチプレクサ320まで流れ、結果として、単線式マルチプレクサによって低レベル信号414が出力される。残りの水平ナノワイヤ310及び312〜315を単線式マルチプレクサ402に相互接続するスイッチのようなダイオードは開いており、水平ナノワイヤ310及び312〜315を通って第1のデマルチプレクサ318までの意図していない任意の電流の逆流が防止される。
本発明は特定の実施形態に関して説明されてきたが、本発明は、これらの実施形態に限定されることは意図されていない。本発明の思想の範囲内にある変更が、当業者には明らかであろう。例えば、スイッチのようなナノワイヤ接合部を製造して、ナノワイヤクロスバー内の平行なナノワイヤの1つの面のナノワイヤを単線式マルチプレクサに相互接続するために、多数の異なる技術及び材料のいずれかを用いることができる。別の例として、単線式マルチプレクサを用いて、メモリを含む、ナノワイヤクロスバーによって実現される任意の数のデバイスから情報を取り出すことができる。スイッチのようなナノワイヤ接合部の具現化形態に応じて、代替の実施形態では、異なる読出しサイクルのシーケンスが使用され得る。さらなる実施形態では、マルチプレクサワイヤは、他のナノスケール、サブマイクロスケール又はマイクロスケールの部品と相互接続されるナノワイヤとすることもできる。
上記の説明では、本発明の完全な理解を提供するために、説明の目的上、特定の用語が使用された。しかしながら、本発明を実施するために、特定の細部が必要とされないことは、当業者には明らかであろう。本発明の具体的な実施形態の上記の説明は、例示及び説明のために提示される。それらの説明は、本発明を網羅的にすること、又は本発明を開示されたそのものずばりの形態に限定することは意図されていない。上記の教示に鑑みて、多数の修正及び変形が可能であることは明らかである。それらの実施形態は、本発明の原理及びその実用的な応用形態を最もわかりやすく説明し、それにより当業者が、本発明及び種々の実施形態を、企図された特定の用途に適するように種々の修正を加えて最大限に利用できるようにするために図示及び説明される。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物によって規定されることが意図されている。
例示的なナノワイヤクロスバーを示す図である。 ナノワイヤクロスバーメモリの個々の1ビット記憶素子がマイクロスケール又はサブマイクロスケールのアドレス線を介して一意にアクセスされることを可能にするために、ナノスケール/マイクロスケールのデマルチプレクサと一体化されたナノワイヤクロスバーメモリを示す図である。 第1の電子マルチプレクサ手段、その電子マルチプレクサ手段を利用する読出し動作、並びに電子マルチプレクサ手段の欠陥及び不利な点を示す図である。 第1の電子マルチプレクサ手段、その電子マルチプレクサ手段を利用する読出し動作、並びに電子マルチプレクサ手段の欠陥及び不利な点を示す図である。 第1の電子マルチプレクサ手段、その電子マルチプレクサ手段を利用する読出し動作、並びに電子マルチプレクサ手段の欠陥及び不利な点を示す図である。 第1の電子マルチプレクサ手段、その電子マルチプレクサ手段を利用する読出し動作、並びに電子マルチプレクサ手段の欠陥及び不利な点を示す図である。 本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す図である。 本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す図である。 本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す図である。 本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す図である。 本発明の一実施形態を表す、ナノワイヤクロスバーメモリ内の選択された1ビット記憶素子を対象にする読出し動作を容易にするのに適した単線式マルチプレクサの一具現化形態を示す図である。

Claims (10)

  1. ナノワイヤクロスバーのためのマルチプレクサインターフェースであって、
    マルチプレクサワイヤ(402)と、
    ナノワイヤ接合部によって相互接続される少なくとも2組の平行ナノワイヤを有するナノワイヤクロスバーと、
    前記ナノワイヤクロスバーの前記少なくとも2組の平行ナノワイヤのうちの1組からの1つのナノワイヤ(311)を前記マルチプレクサワイヤ(402)とそれぞれ相互接続する、スイッチのようなナノワイヤ接合部(404)とを含む、ナノワイヤクロスバーのためのマルチプレクサインターフェース。
  2. 前記マルチプレクサワイヤ(402)が、出力信号を生成する増幅器(410)に接続される、請求項1に記載のマルチプレクサインターフェース。
  3. 前記スイッチのようなナノワイヤ接合部(404)がそれぞれ、前記ナノワイヤ接合部において前記マルチプレクサワイヤと交差する前記ナノワイヤクロスバーの前記ナノワイヤ(311)に第1のリセット信号を加え、同時に前記マルチプレクサワイヤ(402)に第2のリセット信号を加えることによって、開いた状態にされることができ、
    前記スイッチのようなナノワイヤ接合部(404)がそれぞれ、前記ナノワイヤ接合部において前記マルチプレクサワイヤ(402)と交差する前記ナノワイヤクロスバーの前記ナノワイヤ(311)に第1のセット信号を加え、同時に前記マルチプレクサワイヤに第2のセット信号を加えることによって、閉じた状態にされることができる、請求項1に記載のマルチプレクサインターフェース。
  4. 前記ナノワイヤクロスバー内の選択されたナノワイヤ接合部(316)の現在の状態は、
    前記ナノワイヤ接合部を通じて前記マルチプレクサワイヤと相互接続された前記ナノワイヤ(310〜315)のそれぞれに第1のリセット信号を加え、及び前記マルチプレクサワイヤ(402)に第2のリセット信号を加え、
    前記マルチプレクサワイヤ(402)及び前記選択されたナノワイヤ接合部(404)の両方と相互接続された前記ナノワイヤ(311)に第1のセット信号を加え、及び前記マルチプレクサワイヤに第2のセット信号を加え、並びに
    前記マルチプレクサワイヤ(402)及び前記選択されたナノワイヤ接合部(316)の両方と相互接続された前記ナノワイヤ(311)に弱い信号を加え、前記マルチプレクサワイヤと相互接続された前記ナノワイヤクロスバーの任意の残りのナノワイヤを低レベル状態に保持し、前記選択されたナノワイヤ接合部と相互接続されるけれども、前記マルチプレクサワイヤと相互接続されない任意の他のナノワイヤを低レベル状態に保持し、前記選択されたナノワイヤ接合部と相互接続されるけれども、前記マルチプレクサワイヤと相互接続されない任意の他のナノワイヤを低レベル状態に保持し、及び前記残りのナノワイヤに弱い信号を加えることによって判定され得る、請求項1に記載のマルチプレクサインターフェース。
  5. 電圧信号又は電流信号のうちの一方が前記ナノワイヤ(310〜315)及び前記マルチプレクサワイヤに加えられて、前記選択されたナノワイヤ接合部の現在の状態が判定される、請求項4に記載のマルチプレクサインターフェース。
  6. 前記ナノワイヤクロスバー内の前記ナノワイヤを相互接続する前記ナノワイヤ接合部(316)が、ダイオードのようなナノワイヤ接合部であり、
    前記ナノワイヤクロスバーがメモリであり、前記ナノワイヤクロスバー内の前記ナノワイヤを相互接続する前記ナノワイヤ接合部の物理状態によって情報が格納される、請求項1に記載のマルチプレクサインターフェース。
  7. 前記マルチプレクサワイヤ(402)がサブマイクロスケールの信号線、又はそれよりも大きな信号線である、請求項1に記載のマルチプレクサインターフェース。
  8. ナノワイヤ接合部を通じて相互接続された少なくとも2組の平行なナノワイヤを有するナノワイヤクロスバー内の2つのナノワイヤを相互接続する選択されたナノワイヤ接合部(316)の現在の状態を判定するための方法であって、
    スイッチのようなナノワイヤ接合部(404)を通じて、前記ナノワイヤクロスバーの1組の平行なナノワイヤ(310〜315)をマルチプレクサワイヤ(402)に相互接続し、及び
    前記1組の平行なナノワイヤ及び前記マルチプレクサワイヤに信号を加え、前記マルチプレクサワイヤから出力される信号(412、414)によって、前記選択されたナノワイヤ接合部(316)の前記現在の状態を判定することを含む、方法。
  9. 前記1組の平行なナノワイヤ及び前記マルチプレクサワイヤ(402)に信号を加えることが、
    前記スイッチのようなナノワイヤ接合部(404)を通じて前記マルチプレクサワイヤと相互接続された前記ナノワイヤクロスバーの前記ナノワイヤ(310〜315)のそれぞれに第1のリセット信号を加え、及び前記マルチプレクサワイヤ(402)に第2のリセット信号を加え、
    前記マルチプレクサワイヤ(402)及び前記選択されたナノワイヤ接合部(316)の両方と相互接続された前記ナノワイヤ(311)に第1のセット信号を加え、及び前記マルチプレクサワイヤに第2のセット信号を加え、並びに
    前記マルチプレクサワイヤ(402)及び前記選択されたナノワイヤ接合部(316)の両方と相互接続された前記ナノワイヤ(311)に弱い信号を加え、前記マルチプレクサワイヤと相互接続された前記ナノワイヤクロスバーの任意の残りのナノワイヤを低レベル状態に保持し、前記選択されたナノワイヤ接合部(316)と相互接続されるけれども、前記マルチプレクサワイヤ(402)と相互接続されない任意の他のナノワイヤを低レベル状態に保持し、前記選択されたナノワイヤ接合部(316)と相互接続されるけれども、前記マルチプレクサワイヤ(402)と相互接続されない任意の他のナノワイヤを低レベル状態に保持し、及び前記ナノワイヤクロスバーの前記残りのナノワイヤに弱い信号を加えることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 電圧信号又は電流信号のうちの一方が前記ナノワイヤ及び前記マルチプレクサワイヤ(402)に加えられて、前記選択されたナノワイヤ接合部(316)の現在の状態が判定され、
    前記ナノワイヤクロスバー内の前記ナノワイヤを相互接続する前記ナノワイヤ接合部(316)が、ダイオードのようなナノワイヤ接合部であり、
    前記マルチプレクサワイヤ(402)がサブマイクロスケールの信号線、又はそれよりも大きな信号線である、請求項9に記載の方法。
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