JP2008535690A - 塗布具 - Google Patents

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シュヴァン−スタビロ コスメティクス ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー
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Abstract

本発明は、ケーシング(10)と、塗布されるべき物質(26)のための貯蔵手段(24)と、ボールホルダ(21)内に回転可能に支持されたボール(20)を備えた塗布手段と、上記ボールを密閉的に保持する、上記ケーシングに対する第1の位置と、上記物質の塗布のために上記ボールを解放する、上記ケーシングに対する第2の位置との間で、所定の移動通路(74,76,78)に沿って変位可能なシール手段(16)と、上記貯蔵手段(24)内の圧力を高めるための高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)とを備え、上記シール手段(16)が、上記移動通路の所定の部分において上記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)に結合されるように構成された塗布具に関する。本発明によれば、上記移動通路(74,76,78)の、上記第1の位置によって範囲が定められた第1の部分(74)においては、上記シール手段(16)が上記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)とは無関係状態にある。

Description

本発明は塗布具に関し、この塗布具は、
ケーシングと、
塗布されるべき物質のための貯蔵手段と、
ボールホルダ内に回転可能に支持されたボールを備えた塗布手段と、
上記ボールを密閉的に保持する、上記ケーシングに対する第1の位置と、上記物質の塗布のために上記ボールを解放する、上記ケーシングに対する第2の位置との間で、所定の通路に沿って変位可能なシール手段と、
上記貯蔵手段内に高められた圧力を発生させるための高められた圧力発生手段とを備え、
上記シール手段は、上記通路の所定の部分において上記高められた圧力発生手段に結合されるように構成されている。
上述した種類の塗布具は、例えば特許文献1から公知である。
上記シール手段は、上述の第1の位置において上記ボールを密閉的に保持しているので、上記シール手段は、ボールホルダとボールとの間に隙間が生じる態様で、ボールをボールホルダ内に押しつけており、貯蔵手段内の圧力が高められるや否や、塗布されるべき物質が上記隙間を通じて洩出する可能性がある。従来の塗布具においては、上記第1の位置から上記第2の位置までのシール手段の通路の所定の部分、すなわち、上記シール手段が高められた圧力発生手段に結合される通路部分は、上記第1の位置に直接隣接しており、ボールがシール手段によってボールホルダに押し付けられているにも拘わらず、高められた圧力が貯蔵手段内に発生して、上記塗布されるべき物質が洩出するおそれがある。
欧州特許公開第1 445 121 A1号明細書
本発明の課題は、塗布されるべき物質の流出が軽減されるような、本明細書の冒頭に記載された種類の塗布具を開発することにある。
本発明によれば、本明細書の冒頭に記載された種類の塗布具において、上記第1の位置によって範囲が定められた、上記通路の第1の部分においては、上記シール手段が上記高められた圧力発生手段とは無関係状態にあることによって上記課題が解決される。
換言すれば、上記シール手段が上記第1の位置から上記高められた圧力発生手段に結合される上記第2の位置へ移行する通路部分は、第1の位置に直接隣接していない。それどころか、高められた圧力発生手段に対するシール手段の結合は、上記通路の後の部分においてのみ生じ、そのため、ボールとボールホルダとの間に隙間が開いている状態でボールがシール手段によってボールホルダ内に押し付けられている限り、貯蔵手段内の圧力が高められることはない。貯蔵手段内の圧力の上昇は、シール手段がボールから離れて上述した隙間が閉鎖されているときにのみ発生する。これにより、塗布されるべき物質が流出する危険性が低減する。
本発明の好ましい実施の形態によれば、上記シール手段を上記ケーシングに対して変位させるためのねじ溝が設けられている。この構成は、実施するのに機械的に特に容易である。
これに加えて、またはこれの代わりに、バヨネット接続を設けることも可能である。
さらなる好ましい構成においては、移動通路の所定の部分において、上記シール手段を上記高められた圧力発生手段に結合する手段が設けられている。このような結合手段は、上記通路の最初の部分における非結合状態を本質的に可能にする。
その場合、上記結合手段は、上記シール手段における第1の結合要素と、上記高められた圧力発生手段における第2の結合要素とを有し、これらは摩擦係合によって、および/または積極的な係止係合によって、一体に結合可能である。
その場合、上記二つの結合要素は、シール手段および高められた圧力発生手段にそれぞれ一体的に設けることができ、または上記構成部品に連結された別部分の形態で設けることができる。
上記結合手段は、高められた圧力発生手段および/またはシール手段に歯リングを有するものとすることができる。
換言すれば、この構成は原則的に積極的な係止結合を伴って作動する。
このような積極的な係止結合も摩擦結合も、全体的に見て、貯蔵手段に生じる圧力上昇を制限するための例えば滑りクラッチを提供するように構成することができる。
特に歯リングの場合、本発明によれば、係止手段および/または高められた圧力発生手段上に少なくとも1個の歯状突起を有する結合手段を備えることができる。
歯リングおよび/または歯状突起は、少なくとも1個の縦方向のスロットを備えた円筒状突出部上に設けられるのが好ましい。
この構成は、例えば3個も歯リングを備えた構成と比較して、より容易に結合係合状態が生じるので好ましい。
本発明の特に好ましい特徴によれば、高められた圧力発生手段が、貯蔵手段内の圧力を低下させることに関して制御可能である。
このことには、特に洩れがないことが保障されるという利点がある。
本発明のさらに好ましい実施の形態によれば、少なくとも1個の雌ねじ溝要素と少なくとも1個の雄ねじ溝要素とを備えた伝達手段を有する、高められた圧力発生手段が提供され、上記伝達手段は、少なくとも二つの作動状態を採ることができる。すなわち、
上記二つのねじ溝要素が互いに噛合して、高められた圧力を発生させる第1の作動状態と、
上記二つのねじ溝要素が互いに噛合せず、これにより、高められた圧力が低下せしめられる第2の作動状態とを採ることができる。
換言すれば、本発明のこの好ましい実施の形態によれば、上記二つのねじ溝要素が一体に結合されて高められた圧力を発生させ、かつ非結合状態とされて上記貯蔵手段内の圧力を低下させる。このことは、構造的に見て極めて簡素であり、安価かつ取扱いが容易であるという解決策を提供する。
塗布具のユーザーは、使用後に貯蔵手段内の圧力を低下させるのを忘れることがある。このような場合、状況によっては、塗布されるべき物質が貯蔵手段内で損傷を受ける可能性がある。さらに、上記物質が流出しないことを保証するのは不可能である。
本発明の特に好ましい実施の形態によれば、少なくとも二つの状態、すなわち休止状態と作動状態とを採ることができ、かつ貯蔵手段内の圧力を低下させる手段を備えた塗布具が提供される。
換言すれば、本発明のこの構成においては、その動作が終了した後に、塗布具が休止状態に移行するや否や、貯蔵手段内の圧力が自動的に低下せしめられる。
この点において、この塗布具は、シール手段をケーシングに対する第1の位置に挿入することによって休止状態にされるように構成することができる。
換言すれば、本発明のこの構成においては、シール手段をケーシングに対する第1の位置に、すなわち、ボールを密封的に保持する位置に挿入すると、貯蔵手段内における自動的な圧力低下が行なわれる。
以下、添付図面を参照して、ペンシルの形態を有する好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1を参照すると、このペンシルは、ケーシングとして機能しかつ図1に示された作動位置(休止位置)でこれにキャップ12が螺装される外軸10を有する。この目的のために、符号14で示されたねじ溝が存在する。キャップ12は、図1に示された休止位置においてチップ18を密封するように包囲するシール16を有する。チップ18の自由端にはボール20がボールホルダ21に保持され、このボールホルダ21をシール16が密封するように保持している。
チップ18は、ボール20から遠い側の端部においてカートリッジ円筒22によって囲まれている。キャップ12は、後述で詳細に説明される態様で、円筒22に対し回転可能に部分的に結合されている。
円筒22の内部空間は、インク26のための貯蔵手段24を形成している。貯蔵手段24のボール20から遠い側には、周囲雰囲気に対してシールする役目を果たす密閉体28が配置されている。貯蔵手段24の後部境界は、プランジャ30によって構成されている。このプランジャ30は、貯蔵手段24内に摺動可能に配置されている。ボール側から見ると、プランジャ30の背後にプランジャホルダ32が配置されている。コントロール用押し棒34がプランジャホルダ32内に突出している。スプリング36の一端がコントロール用押し棒34に当接し、他端が閉鎖キャップ38に当接している。
図2から明らかなように、プランジャ30は、組み付けられた状態でプランジャホルダ32内の窓42に係合する突起40を備えている。プランジャホルダ32は、そのプランジャ30から遠い側の端部において、回転結合のために、カートリッジ円筒22内の対応する窪みに係合する突起44および46を有する。したがって、プランジャホルダ32は、明らかにカートリッジ円筒22に回転式に結合されるが、軸線方向に摺動可能にカートリッジ円筒22内に保持される。
プランジャホルダ32はまた、そのプランジャ30から遠い側の端部においてコントロール用押し棒34に結合する役目を果たすほぼ半球状の雌ねじ溝要素48を内部に備えている。
コントロール用押し棒34は、雌ねじ溝要素48に対して相補関係にある複数の雄ねじ溝要素を備え、これらの雄ねじ溝要素の一つに符号50が付されている。雄ねじ溝要素50は、螺旋溝の複数の区分に対応し、300°をいくらか超える角度に亘ってそれぞれ延びている。これらは、約27°の角度に亘って延びる長手方向の溝52によって中断されている。
コントロール用押し棒34は、そのボール20から遠い側の端部に、外軸10内の対応する窪みに回転結合のために結合する突起54,56,58,60を備えている。しかしながら、コントロール用押し棒34は、閉鎖キャップ38と突き当て62との間の外軸10に対し軸線方向へ摺動可能である。図示のペンシルの機能は下記の通りである。
図4〜図7は、ケーシングの役目を有する外軸10に対するキャップ12の種々の作動位置を示す。
図4〜図7から特に明らかなように、キャップ12の内部空間には、シール16を越えて突出し、かつ少なくとも1本の縦方向のスロット68を有する円筒形状の突出部66が設けられている。突出部66の内側には、一連の歯状突起が形成されており、これら歯状突起のうちの一つが例えば符号70によって示されている。
円筒22は、突出部66に形成された歯状突起70に適合する歯リング72を備えている。
前述のように、図1は、このペンシルの休止位置、すなわちケーシングの役目をする外軸10にキャップ12が螺装され、特にシール16がボール20を密封した位置を示す。同じ位置(休止位置)が図4にも示されている。キャップ12が外軸10から螺脱される方向に回されると、キャップ12は図4の左方へ向かって移動する。キャップ12の移動通路の最初の部分74(図4)においては、歯状突起70が歯リング72に係合せず、そのため円筒22もキャップ12によって回動されない。そうではなく、歯状突起70は、キャップ12の移動通路の後の部分76においてのみ歯リング72に係合することになり、休止位置から作動位置に移行する。この位置においては、シール16はすでにボール20から離れている。この状態が図5に示されている。歯状突起70が歯リング72に係合するために、円筒22はキャップ12とともに回転する。
部分76には、図6および図7に示すように歯状突起70が再び歯リング72から離れる部分78が隣接している。この作動位置においては、外軸10に対してキャップ12をこれ以上回しても、円筒22はもはや回動されない。
図1に示された作動位置(休止位置)、すなわちキャップ12が外軸10に螺装されている状態においては、雌ねじ溝要素48が溝52内にある。したがって、この作動位置においては、コントロール用押し棒34とプランジャ30との間の結合はない。したがって、プランジャ30は、密閉体28またはインク26に対していかなる圧力も加えていない。
キャップ12が外軸10から螺脱する方向に回されると、キャップ12の移動通路の最初の部分74においては、キャップ12と円筒22との間には未だ回転結合作用が存在していないために、プランジャホルダ32は回転しない。プランジャホルダ32の回転運動は、キャップ12の通路部分76において、特に歯状突起70が歯リング72に係合することによって初めて発生する。雌ねじ溝要素48は、その回転運動によって溝52から離れ、雄ねじ溝要素50内に入り込む。その状態でのさらなる回転によって、雌ねじ溝要素48が雄ねじ溝要素50に沿って移動し、これによって、これまで突き当て62に支持されていたコントロール用押し棒34がスプリング36に対して変位される。その結果、スプリング36の弾性復元力がコントロール用押し棒34を介してプランジャホルダ32に、したがってプランジャ30に作用し、これによって、貯蔵手段24内の圧力が上昇する。雄ねじ溝要素50はその端部において、それ以上回転すると雌ねじ溝要素48が当接する突き当て64によって回転が制限される。図示の実施の形態においては、雌ねじ溝要素48が突き当て64に当接すると、キャップ12が、歯状突起70がもはや歯リング72に係合しない部分78に達するように寸法が選ばれている。
しかしながら、製造上の誤差により、正確な噛合状態が困難になることもあり得る。したがって、上記縦方向のスロット68が設けられている。さらに詳しく言うと、もし、歯状突起70が、なおも歯リング72に係合している間に、雌ねじ溝要素48が突き当て64に当接した場合には、突出部66は、縦方向のスロット68のために拡大することができ、その結果、歯状突起70は歯リング72上でスリップし(滑りクラッチ)、そのため、歯状突起70および歯リング72が損傷することはない。
今や貯蔵手段24内で生成された高められた圧力は、インク26の排出に利用される。ペンシルはここで作動位置になる。
ペンシルの使用後、キャップ12が再び外軸10に螺装されると、部分76における前述した結合作用により、雌ねじ溝要素48が雄ねじ溝要素50に沿って戻り、再び溝52内に入り込む。その結果、スプリング36の作用で、コントロール用押し棒34が突き当て62に向かって復帰し、これに支持される。したがってスプリング36は、もはやプランジャホルダ32およびプランジャ30を介してインク26に作用することはない。その状態では、もはや貯蔵手段24内の圧力が高められることはなく、優しい作用によってインク26および密閉体28を保護する点で、かつインク漏れ対策の見地に関して大きな効果がある。
キャップ12が外軸10に螺装されると、プランジャ30は、雌ねじ溝要素48が溝52内に入り込むまでボール20から離れる。この状態において、プランジャ30がインク26をチップ18から吸い出さないように、プランジャホルダ32は従動プランジャを形成している。さらに詳しく言えば、プランジャホルダ32は、プランジャ30を伴わずに窓42の軸線方向の長さだけボール20から離れることができる。
窓42内の突起40に加えて、またはこれに代わり、プランジャホルダ32とプランジャ30との間に、弾性的結合手段を設けることも可能である。
しかしながら、この弾性的結合手段および/または遊びは、コントロール用押し棒34と、貯蔵手段24の範囲を定めるプランジャ面との間の何処かに接続することも可能である。
図1に示された回転伝達手段は、貯蔵手段24内のインク充填レベルの低下を補償することができる。さらに詳しく言えば、インク充填レベルが低下すると、プランジャホルダ32は徐々に貯蔵手段24内に移動するが、コントロール用押し棒34は、スプリング36に対する位置を充填レベルによって変えることはなく、そのために、圧力を高めるための同一の復元力が常に得られる。
閉鎖キャップ38は、ショックアブソーバの態様で弾性的に保持されることが可能である。スプリング36、すなわち、その復元力が貯蔵手段24内に高められた圧力を発生させる弾性要素が伝性的保持作用のために役立つ。これにより、この構成は、構成部品点数の最少化を提供する。
上述の説明、請求項および図面に開示された本発明の特徴は、種々の実施の形態において本発明を実施するために個々に、および組み合わせても不可欠なものである。
本発明の特に好ましい実施の形態によるペンシルの縦断面図 図1のペンシルのプランジャの構造を示す図 図1のペンシルのコントロール用押し棒を示す図 キャップとペンシルとの協調動作に関する概略的断面図 キャップとペンシルとの協調動作に関する概略的断面図 キャップとペンシルとの協調動作に関する概略的断面図 キャップとペンシルとの協調動作に関する概略的断面図 キャップを備えたペンシルの先端部分の概略的断面図 キャップを備えたペンシルの先端部分の概略的断面図
符号の説明
10 外軸
12 キャップ
14 ねじ溝
16 シール
18 チップ
20 ボール
22 カートリッジ円筒
24 貯蔵手段
26 インク
28 密閉体
30 プランジャ
32 プランジャホルダ
34 コントロール用押し棒
36 スプリング
38 閉鎖キャップ
44,46,54,56,58,60 突起
48 雌ねじ溝要素
50 雄ねじ溝要素
52 溝

Claims (13)

  1. ケーシング(10)と、
    塗布されるべき物質(26)のための貯蔵手段(24)と、
    ボールホルダ(21)内に回転可能に支持されたボール(20)を備えた塗布手段と、
    前記ボール(20)を密閉的に保持する、前記ケーシング(10)に対する第1の位置と、前記物質(26)の塗布のために前記ボール(20)を解放する、前記ケーシング(10)に対する第2の位置との間で、所定の通路(74,76,78)に沿って変位可能なシール手段(16)と、
    前記貯蔵手段(24)内に高められた圧力を発生させるための、高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)とを備え、
    前記シール手段(16)は、前記通路(74,76,78)の所定の部分(76)において前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)に結合されるように構成された塗布具において、
    前記第1の位置によって範囲が定められた、前記通路(74,76,78)の第1の部分(74)においては、前記シール手段(16)が前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)とは無関係状態にあることを特徴とする塗布具。
  2. 前記シール手段(16)を前記ケーシング(10)に対して変位させるためのねじ溝(14)を備えていることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
  3. 前記シール手段(16)を前記ケーシング(10)に対して変位させるためのバヨネット接続を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の塗布具。
  4. 前記移動通路(74,76,78)の所定の部分(76)において、前記シール手段(16)を前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)に結合する手段(70,72)を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の塗布具。
  5. 前記結合手段(70,72)は、前記シール手段(16)における第1の結合要素(70)と、前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)における第2の結合要素(72)とを有し、該双方の結合要素が、摩擦係合および/または積極的な係止係合によって一体に結合可能であることを特徴とする請求項4記載の塗布具。
  6. 前記結合手段(70,72)は、前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)において、および/または前記シール手段(16)において、歯リング(72)を有することを特徴とする請求項4または5記載の塗布具。
  7. 前記結合手段(70,72)は、前記シール手段(16)において、および/または前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)において、少なくとも1個の歯状突起(70)を有することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載の塗布具。
  8. 前記歯リング(72)および/または前記歯状突起(70)が、円筒状突出部(66)上に設けられていることを特徴とする請求項6または7記載の塗布具。
  9. 前記円筒状突出部(66)が少なくとも1個の縦方向のスロット(68)を有することを特徴とする請求項8記載の塗布具。
  10. 前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)は、前記貯蔵手段(24)内の圧力を低下させるべく調整可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の塗布具。
  11. 前記高められた圧力発生手段(22,30,32,34,36)は、少なくとも1個の雌ねじ溝要素(48)および少なくとも1個の雄ねじ溝要素(50)を備えた伝動手段を有し、該伝動手段は、少なくとも二つの作動状態、すなわち、
    前記二種類のねじ溝要素(48,50)が互いに噛合して、高められた圧力を発生させる第1の作動状態と、
    前記二種類のねじ溝要素(48,50)が互いに噛合せずに、高められた圧力を低下させる第2の作動状態と、
    を採ることが可能であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の塗布具。
  12. 前記塗布具は、少なくとも二つの作動状態、すなわち、休止状態および使用状態を採ることができ、かつ、前記貯蔵手段(24)内の圧力を低下させるために、該塗布具が前記使用状態から前記休止状態に移行されるのに応答する手段(16,22,30,32,34,36,70,72)を備えていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の塗布具。
  13. 前記シール手段(16)が前記ケーシング(10)に対して第1の位置に導入されることによって、前記休止状態にされることを特徴とする請求項12記載の塗布具。
JP2008503385A 2005-03-30 2006-02-23 塗布具 Pending JP2008535690A (ja)

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