JP2008533480A - 機械部品の位置および/または形状を検査する装置および方法 - Google Patents

機械部品の位置および/または形状を検査する装置および方法 Download PDF

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Abstract

機械部品を検査する装置は、基底部(1)と、固定および基準システム(31)と、オプトエレクトロニクスシステム測定システム(53)と、変位システム(3、9、26)と、オプトエレクトロニクス測定システムの信号を受け取って処理する処理ユニット(25)とを備える。変位システムはまた、オプトエレクトロニクス測定システムと被検査部品との間を、横軸に沿って相互に平行移動変位できる。予測結果を検査して、少なくとも2つの異なる横方向位置(A、B)において、相互に振動している間の部品の表面(51)に関するオプトエレクトロニクス測定システムにより提供された信号を検出し、処理を実行することにより、仮想表面(51’)に関する情報を得る。この方法および装置により、ハードディスク記憶ユニットの極めて小サイズの構成部品の位置および/または配置および/または形状に関する情報を得ることができる。

Description

本発明は、機械部品の位置および/または形状を検査するオプトエレクトロニクス装置に関し、この装置は、基底部と、被検査部品の固定および基準システムと、被検査部品の少なくとも一部分の位置を表す信号を提供するオプトエレクトロニクスシステムを有する検出装置と、オプトエレクトロニクスシステムと被検査部品との間を回転の縦軸回りに回転変位することを可能にする回転システムと、オプトエレクトロニクスシステムの信号を受け、被検査部品の位置および/または形状に関する情報を提供するように適合された処理ユニットと、を備える。
本発明はまた、被検査部品の固定および基準システムと、被検査部品のうちの少なくとも一部の位置を表す信号を提供する検出装置と、固定および基準システムと検出装置との間の駆動装置とを含む装置によって、機械部品の位置および/または形状の誤差を検査する方法に関し、この方法は、固定および基準システムと検出装置との間を回転軸回りに回転変位させるステップと、被検査部品の位置および/または形状に関する情報を得るために、回転変位中に検出装置によって提供される信号を処理するステップと、を含む。
本発明は、特に、ハードディスク記憶ユニットの構成部品など、極めて小さい寸法の機械部品の検査に適している。このようなユニットには、例えば、ミリメートルまたはそれ以下のオーダーの極めて小さい寸法の、スライダに連結されたディスク上の情報を読み出し/書き込むための、磁気読み出し/書き込みヘッドを含む。固定支持体は、弾性継手によってスライダを支持し、スライダは、磁気ヘッドが電気モータ等によって駆動されて回転すると、磁気ヘッドを、対応するディスクの表面上方に「浮動」する。ディスクの回転とスライダの特定の形状によって、スライダと磁気ヘッドとを対応するディスクの表面から離れる方向に、弾性継手により加えられる力とは反対方向に移動させる傾向にある、揚力が生成される。弾性継手の力と揚力とでバランスを取ることによって、磁気ヘッドは、それらが対応するディスクの上方で、実質的に一定の高さに、位置付けられる。正確な読み出し/書き込みプロセスを達成するために、スライダは直立の姿勢で配置されて、適切な揚力が生成され、それによってディスク表面上方のヘッドを適切な高さ(典型的には、約5〜50nm)に維持することが極めて重要である。
産業界では、ハードディスクをさらに小さく製造する傾向にあり、ハードディスクはフォトカメラやデジタルビデオカメラ機器といった極端に小型の装置内でも利用される。その結果、スライダの寸法、ならびに高品質および高信頼性特徴を確実に維持および向上する必要がある他の構成部品の寸法が、極端に小さくなる。
欧州特許1029219−B1は、例えば、ハードディスクの磁気読み出し/書き込みヘッド用の複数の翼(すなわち「Eブロック」)を備えた支持体など、複雑な形状を備えた機械部品の寸法および/または形状の誤差を検査するためのオプトエレクトロニクス装置を開示している。この装置には、特に、被検査部品を固定および参照するためのシステムと、例えば、公知の影付けタイプのオプトエレクトロニクスシステムを含む検出装置とを含む。被検査部品とオプトエレクトロニクスシステムとは、特に、縦軸回りに、相対的に回転変位することができる。オプトエレクトロニクスシステムは、縦軸を横切り、感光性CCD(「電荷結合素子」)タイプなどの受光体の方に向けられた、例えば赤外線波長の発光体を含む。検査される磁気ヘッドの支持体は、発光体と受光体との間に位置付けられ、オプトエレクトロニクスシステムによって時計回りおよび反時計回りに小さく回転変位している(揺れている)間、発光体により放射される光の一部を遮る。欧州特許1029219−B1に記載されているとおり、例えば、受光体が提供する信号を適切に処理することによって、機械的な基準に対して、いくつかの部品の位置に関する、部品の幾何学的および形状の特徴を検出することができる。回転中における、被検査部品が遮る光の部分の変動量は、受光体から提供される信号の「変動範囲」を決定する。被検査部品およびオプトエレクトロニクスシステムの振れ角度の大きさ、より具体的には横方向の大きさが小さくなるにつれて、遮られる光の変動量、したがって、信号の変動範囲が減少する。被検査部品の寸法が極めて小さく(例えば、1ミリメートル未満)、振れ角度が、例えば、特定用途の物理的な特徴によって制限される場合、処理信号の変動範囲が制限されることは、有用な信号の変動範囲が減少するにつれて回避できない光ノイズの負の影響が大きくなることを考えると、高信頼性結果を達成するのを必ずしも保証しない。
欧州特許1029219−B1による装置は、ハードディスクのスライダの配置および他の特徴を検査するために利用できる。しかし、スライダの横方向の寸法が著しく小さい場合は、先に述べた信頼性の不足といった問題が生じる可能性がある。
本発明の目的は、ハードディスクのスライダなどの被検査部品が特に小さな寸法であったとしても、正確で高信頼性の結果を得ることができる、機械部品の幾何学的な特徴を検査するオプトエレクトロニクス装置を提供することである。
この目的および他の目的ならびに利点は、請求項1による装置によって、および請求項14による方法によって達成される。
本発明による装置は、特に、回転の縦軸回りに回転する回転システムを支持する基底部と、縦軸に対して横方向の平行移動軸を画定する横方向平行移動システムと、検査される機械部品用の固定および基準システムと、オプトエレクトロニクス測定システムと、を含む。本発明の方法に従って作動すると、装置は、被検査部品とオプトエレクトロニクス測定システムとを、平行移動軸に沿って相互に平行移動させ、回転軸回りに相互に回転させることができる。
平行移動軸に沿った変位の有用性および本発明の他の有利な態様が、非限定の例としてのみ提示される、以下の詳細な説明および添付の図面から明らかとなろう。
図1〜2に示されるオプトエレクトロニクス装置は、複雑な形状の機械部品、より詳細には、ヘッドスタックアセンブリ(「HSA」)40の部品を検査するために利用される。図1〜2のHSAは、図3で、概略図であるが、より詳細に示され、複数の翼44を備えたEブロック42を含む。薄板46が翼44に連結され、自由端で、スライダ50を支持している。スライダに連結された読み出し/書き込みヘッドや薄板とスライダとの間に配置されたジンバルなどHSAの他の詳細物は、簡略化および明瞭化のために、図には示されていない。図1〜2に示された装置は、多くの点で、欧州特許1029219−B1に記載の装置(図1)に類似し、基底部1を含み、この基底部1には、縦軸を画定し、ネジによって基底部1に固定される支持部5を含む公知のタイプの縦方向平行移動システム3を備えた変位システムが連結されている。支持部5は、保護構造4を支持し、この構造4上を縦方向の摺動体11を平行移動することができる。保護構造4は、縦方向平行移動システム3の構成部品を含む。この構成部品は、例えば、それ自体は公知で、図には示されておらず、送りネジによって縦軸に沿って、縦方向の摺動体11を平行移動させるための第1の電気モータを備えた駆動装置と、基底部1に対する縦方向の摺動体11の位置に関する信号を提供するための第1の回転トランスデューサ、またはエンコーダを備えた検出装置と、である。縦方向の摺動体11は、保護構造4に沿って摺動可能な可動ビーム2を含んでいる。可動ビーム2には、2本の支柱8、10を支持するための支持板6が連結されている。2つの案内スピンドル14、16の第1端部分が支柱8に連結され、一方、第2端部分が支柱10に連結されている。ブッシング18、20を備えた2つの構成部品が案内スピンドル14に連結され、一方、ブッシング22を備えた第3の構成部品が案内スピンドル16に連結されている。構成部品18、20、22は、例えばネジによって、可動テーブル28の第1側面に連結されている。可動式テーブル28は、変位システム、より詳細には、縦軸を横切る、より詳細には直交する平行移動軸を画定する横方向平行移動システム9の一部である。横方向平行移動システム9は、支柱8に連結された第2電気モータ24を備える対応する駆動装置と、第2トランスデューサ(図示せず)を備えた他の検出装置と、モータ24に連結された接続部30を含む伝達機構とを含む。伝達機構は、接続部30と一体のウォームネジ32と、ウォームネジ32に連結されたネジ付き構成部品またはリードナット34とを有する。リードナット34に連結された結合要素36が、可動テーブル28に固定されている。第2電気モータ24によって、ウォームネジ32が、その軸回りに、いずれかの方向に回転し、その結果、リードナット34が平行移動軸に沿って平行移動する。結果として、可動テーブル28は、スピンドル14、16によって設けられる案内部に沿って、摺動体11の支柱8、10に対して、平行移動することができる。支柱8、10はまた、誘導または光学タイプの例として、公知のタイプの位置センサ38を支持している。位置センサ38は、平行移動軸に沿って変位する間に、可動テーブル28が限定停止位置に到達することを検出する。位置センサ38は、結合要素36と一体の要素と、公知の方法で協働する。
可動テーブル28の第2側面には、例えばネジによって、回転テーブル13が連結される。回転テーブル13は、変位システム、より詳細には回転システム26の一部であり、回転の縦軸を画定している。オプトエレクトロニクス測定システム53を含む検出装置用の略C字型の支持体15が、例えばネジによって、(支持体15の)中央部17で、回転テーブル13に固定され、オプトエレクトロニクス測定システム53の構成部品を自由端19、21で支持している。オプトエレクトロニクス測定システム53は、例えば、欧州特許1029219−B1に記載のシステムのように、公知の影付けタイプのシステムであり、光ビームを発生する発光体54と、光を受けて対応する電気信号を生成する受光体55とを含む。
さらに、回転システム26は、第3モータ27を備えた対応駆動装置を含む。第3モータ27によって、回転テーブル13が回転の縦軸回りに回転する。回転テーブル13が時計回りおよび反時計回りに小さく回転変位する(振れる)ことによって、支持体15の端部19、21、したがって、それらと一体のオプトエレクトロニクス測定システム53の構成部品が、回転テーブル13の回転軸にほぼ垂直な平面Y−Zにおいて振動することができる。支持体15の時計回りおよび反時計回りに可能な振動は、図面には示されていない、それ自体は公知の方法で、摺動体11に固定された、適切に調節可能な機械基準によって、または回転テーブル13の内部に置かれる公知のデバイスによって、制限できる。回転テーブル13、したがってオプトエレクトロニクス測定システム53の角度位置に応じた信号を供給する第3の回転トランスデューサ29を含む別の検出装置が、モータ27に連結されている。
電気モータと、トランスデューサと、オプトエレクトロニクスシステム53の構成部品とが、導線Cによって図に簡単な形態で表された公知の方法で、図1および図2に概略的に示され、参照符号25で特定された、電源、制御および表示機能を含む処理ユニットに接続される。
HSA40は、公知のタイプの固定および基準システム31に固定されている。図1に示されるように、作業台49を含む固定および基準システム31は、例えば、ネジによって基底部1に連結され、例えば、欧州特許1029219−B1に記載され、図示されているように、被検査部品の寸法および形状に応じて、異なる形状や構造を有することができる。図3は、基準ブロック59などの、オプトエレクトロニクス測定システム53に対して基準平面rを画定する表面58を含む、作業台49に固定された、固定および基準システム31の特定の詳細部分を示している。保護要素61が、表面58に堆積してオプトエレクトロニクスシステム53が基準面を適切に検出するのを妨げる埃や他の異物から、基準ブロック59を保護する。
固定および基準システム31は、より具体的には基準平面rに対して、検査されるHSA40の位置を特定および固定する。
HSA40のスライダ50を検査するための、本発明による装置の作動について、図3〜7を参照して、ここで説明する。
本発明で開示される装置は、対応する薄板46に連結された各スライダ50の高さおよび空間配置または姿勢(種々の軸についての傾斜角度、すなわち「ロール」および「ピッチ」)を検査するために用いることができる。先に記載したとおり、これらの特徴は、正確な読み出し/書き込みプロセスにとって重要である。
HSA40は、薄板46が、縦軸および平行移動軸にほぼ平行な平面上に位置するように、固定および基準システム31に固定されている。
明瞭にするために、オプトエレクトロニクス装置の作動は、以下に、まず、装置の公知の部品を利用する方法に従うスライダ50の検査について記載し、次いで、本発明の装置による新規の検査方法を記載することによって説明される。
図4は、簡単な形態で、例えば、上面に対応する、図3に示されたスライダ50のうちの1つのほぼ平坦な表面51の交差線(オプトエレクトロニクスシステム53と一体の基準システムXYZの平面Y−Z上の)を示している(明らかに、検査は、下面と対応表面を基準にして同じ方法で実行できる)。表面51は、横方向の寸法bを有する。このような基準システムにおいては、X軸は、回転の縦軸と平行で、基準平面r上にあり、Y軸は光線と平行で、Z軸は両方と直交している。
この図では、表面51の外側の辺(または縁部)は2つの点eおよびeで示されている。
縦方向の摺動体11の平行移動は、構造4内に収容された第1電気モータと結合されたエンコーダとによって制御され、オプトエレクトロニクス測定システム53が、スライダ50の検査を実行することを要求される、図3に示された横断平面S1(実質的に図4の平面内にある)にある位置に到達すると、移動を停止する。
第3モータ27は、オプトエレクトロニクス測定システム53の構成部品を、図4の断面平面と対応する断面平面S1内で実質的に振動させることによって、回転テーブル13を、回転軸回りに、時計回りおよび反時計回りに小さく回転変位するように制御している。このような回転変位中に、オプトエレクトロニクス測定システム53は、例えば、基準ブロック59の表面58によって画定される基準平面rに対して、スライダ50の、より詳細には対応表面51の、空間位置を検出し、検出データを処理ユニット25で処理する。
オプトエレクトロニクスシステム53の受光体55と、回転トランスデューサ29によって提供される信号に基づいて、点eの高さzが、オプトエレクトロニクスシステム53の回転(すなわち振れ)角度θの関数として定義されることができる。回転軸が、図4で示された、考慮する断面における表面51の中間点を含んでいると仮定すると、高さzは以下の式で表すことができる。
Figure 2008533480
ここで、zp0は、角度θ=0での点eの高さzである。
スライダ50とオプトエレクトロニクスシステム53は、最初の位置に対して、小さく相互に振動し、振動は、角度−θと角度+θとの間に含まれている。公知のとおり、角度が小さいと、角度の正弦は、実質的に、ラジアンの角度の値に一致し、(式1)は以下のように簡略化できる。
Figure 2008533480
類似の式3を、点eについて考えることができる。
Figure 2008533480
ここで、zn0は、角度θ=0での点eの高さzである。
図5に示される平面θ−Z上では、式2および式3は、交点Iで交わる直線RとRで表される。システムが前もって適切に校正されていると仮定すると、オプトエレクトロニクスシステム53の光ビームが基準面rと平行である条件は、θ=0の値に相当し、基準平面rの高さは、z=0の値に相当する。
点Iは、点eおよび点eの高さzが同じ、すなわち、それらの点が両方とも、オプトエレクトロニクスシステム53の光ビームと一直線になる状態を表している。値zは、平面rに対する表面51の中心部分の高さを示している。この状態に対応する角度θは、基準平面rに対するX軸回りのスライダ50の表面51の傾斜φ(図4参照のこと)を表し、振れ角として定義される。このような角度は、スライダ50の空間配置または姿勢を画定する一因となり、対応するディスク上方でのヘッドの適切な読み出し/書き込みプロセスを保証するために、角度は、実質的にヌル値でなければならない。
実際には、オプトエレクトロニクスシステム53により提供される信号は、ノイズの影響を受け、角度θに依存する点eとeの高さzを表す対応する曲線は、直線RとRの一部と一致しない。さらに、光ビームと表面51とがほぼ一直線になり、スライダ50の両側表面(上面および下面)に関する信号が混合し、ほとんど区別できなくなると、交点Iでの光ノイズの影響は大きくなる。図5に示された曲線Sは、実際に供給された信号の典型的な傾向を示している。
上述のノイズのために、交点Iは、直線の交差として得られる。この直線は、ノイズが無視できると予測される限定された振れ間隔で、オプトエレクトロニクスシステム53によって供給される信号の値に基づく線形回帰を含む処理によって得られる。より具体的には、第1の直線が、第1の制限された間隔で検出される点eに関するデータの回帰処理によって得られる。この処理に用いられるデータは、zが大きい、すなわち、決定される点Iから最も離れた(+θにより近い間隔θ〜θにおける角度の値が対応する)データ、すなわち、恐らく、ノイズにあまり影響されないデータである。同様の処理が、第2の直線に対して実行される。第2の直線は、第2の間隔で検出される点eに関するデータ、より具体的には、zが大きいデータ(−θにより近い間隔θ〜θにおける角度の値が対応する)から得られる。
スライダ50の表面51の、同じ振れ角度での横方向の寸法bが小さくなると、スライダ50により遮られる光の変化量と、対応する寸法zの変化量とが小さくなる。
図5に示されたグラフでは、このことは、直線RとRの勾配が小さくなり、検出間隔(θ〜θおよびθ〜θ)におけるzの変化間隔が小さくなることを意味する。言い換えると、受光体55によって供給される信号の「変動範囲」が小さくなる。
例えば、横方向の寸法bが1ミリメートルのオーダーで、スライダ50とオプトエレクトロニクスシステム53との間で、10°を超えずに相対的に回転するスライダの場合、(図5で簡略化された形態で示され、参照記号ΔzとΔzとで特定された)有用な間隔の高さは、数10μmである。
したがって、検査されるスライダの横方向の寸法bが極めて小さい場合、信頼性のあるデータの間隔の振幅は小さすぎて、十分正確に、繰り返し処理することができない。特定の処理に関しては、交点I、したがって寸法zおよび振れ角θを決定することは難しくなる。
zの変化間隔を広げるために、部品40とオプトエレクトロニクスシステム53との間の回転の増幅を大きくすることが考えられる。しかし、この解決法は常に可能であるとは限らない。例えば、回転中における装置の機械的配置寸法を考慮する場合、すなわち、回転中に、スライダ50が他の構成部品によって、またはオプトエレクトロニクスシステム53の集光に関連する問題によって、オプトエレクトロニクスシステム53に対して「隠される」可能性を考慮する場合などである。
本発明の装置によって実行される検査方法によると、回転テーブル13の加振変位に加えて、縦軸に沿った摺動体11の位置が定義されると、回転テーブル13が連結されている可動テーブル28の平行移動軸に沿った変位も、第1および第2の横方向位置の間で制御される、と予測される。テーブルの変位はモータ24、先に記載した伝達機構および位置センサ38によって制御される。
図6は、簡略化された形態で、実線によって、図4と同じ断面S1上のスライダ50の表面51の断面を、3つの位置で示している。この3つの位置とは、オプトエレクトロニクスシステム53と一体の、図4と同様に定義された基準システムXYZにおける、第1の横方向端位置Aと、第2の中心位置と、第3の横方向端位置Bである。
先に記載したとおり、以後は、単に例として、上面の表面51を基準とし、下面およびそれに対応する面を基準にしたのと同じ方法で検査を実行できる。
基準システムXYZに関して、スライダ50は、例えば同一量ΔYだけ、横方向端位置A、Bの方へ、Y軸に沿って、正の向きおよび負の向きの両方に中心位置から平行移動する。横方向端位置A、Bは、結果として、横方向の中心位置に対して同じ距離で反対側に位置している。Y軸に沿った平行移動変位により、表面51は、中心位置および横方向位置A、Bの両方で、Y軸と同一の振れ角φを形成する。スライダ50と基準システムXYZとの間の相対的な平行移動と振れとが、図1および図2で示された実施形態において、基準システムを定義するオプトエレクトロニクスシステム53の平行移動と回転変位によって、実現される。各横方向位置A、Bでは、オプトエレクトロニクスシステム53とスライダ50との間に1回または複数回の振れサイクルが実行され、横方向位置A、Bにおける表面51の端部をそれぞれ定義する、点e 、e とe 、e の空間位置に関する値が得られる。図7のグラフは、振れ角度θが変化するときのオプトエレクトロニクスシステム53によって検出され、点e 、e とe 、e の位置を表す値zの理論的傾向を示している。表面51が中心位置にある場合、オプトエレクトロニクスシステム53は、典型的には、表面51の末端部を検出しないが、明瞭化のために、図7のグラフは、点eとeの振れ角度θ、すなわち、中心位置での表面51の端部の関数として、値zの理論的傾向も示している。
横方向端位置A、Bでのスライダ50の表面51に関する値を検出することによって、仮想、すなわち「バーチャルの」スライダの空間位置を得ることができる。スライダの上面(特定の例における)は、横方向の寸法bapp(実際のスライダの横方向の寸法よりも長い)と、終点e 、e とを備えた仮想表面51’を有し、Y軸と「見かけの横振れ」角φRappを形成する。
見かけの横振れ角の値は、終点e 、e を表す、図7の理論上の直線の交点Iappの座標θappに対応する。仮想スライダの表面51’の中心部分の高さは、点Iappの座標zに対応している。
仮想表面51’がY軸と形成する角度φRappは、以下の式で表すことができる。
φRapp=arcsen(ΔZapp/bapp)(4)
ここで、ΔZappは、点e と点e との間の高さの差として定義される。
全く同様にして、スライダ50の表面51がY軸と形成する角度φは、以下の式で表すことができる。
φ=arcsen(ΔZreal/b)(5)
ここで、ΔZrealは、点eと点eとの間の高さの差として定義される。
振れ角度が小さくなるに伴い、角度のarcsen関数は、ほぼ角度に一致し、(式4)および(式5)は簡略化して、それぞれ次の(式6)と(式7)を得ることができる。
Figure 2008533480
スライダ50がY軸に沿って平行移動変位すると、点e と点eと同様に、点e と点eとは同じ高さになる。その結果、それらの差は同じ、すなわち、
ΔZapp=ΔZreal(8)
となり、振れ角φは以下の式で表すことができる。
φ=φRapp×bapp/b(9)
図7のグラフはまた、点e、eを表す理論上の直線の交点によって定義される、座標θ、Zの点Iを示している。図7における点IとIappの位置は、スライダ50の表面51と仮想表面51’とが同じ高さzにあることを示している。
本発明によって得られる利点は明らかであり、より具体的には、利点は、スライダとオプトエレクトロニクスシステム53をY軸に沿って相互に平行移動し、異なる2つの位置A、B(例えば、中心位置から一方または他方の方向にΔYだけ離れた)で、表面51の位置に関する値を得る可能性に対する結果である。実際、点e 、e 、すなわち仮想表面51’の端部を表す理論上の直線は、それぞれ、点e、eを表す理論上の直線よりも角度係数(絶対値で)が大きい。これによって、同一角度間隔に対して、オプトエレクトロニクスシステム53によって検出される、対応する値の変化間隔を大きくし、この結果、回帰直線を処理するためのより信頼性の高いデータを得ることができる。より具体的には、間隔θ〜θでは、点e を表す直線に沿ったzの変化間隔(図7では基準ΔZnappで示されている)は、点eを表す直線に沿ったzの変化間隔(基準ΔZ)よりも大きい。同様に、間隔θ〜θでは、点e を表す直線に沿ったzの変化間隔(基準ΔZpappで示されている)は、点eを表す直線に沿ったzの変化間隔(基準ΔZ)よりも大きい。
言い換えると、スライダ50の表面51の端部を、オプトエレクトロニクス測定システム53の回転軸から離れて移動させることは、Y軸に沿って一方および他方に相互に平行移動することによって得られるが、これにより、受光体55が提供する信号の変動範囲を、電気または電子増幅手段を用いずに、増幅することができる。
このように、高さZと振れ角φの両方は、横方向の延びが極めて小さい部品の場合であっても、極めて正確に繰り返し可能に、決定することができる(振れφは、極めて簡単な数学的処理によって決定することができる)。
本発明によって、2つの異なった断面S1、S2(図3に示された)で2回の後続の振れサイクルを実行することによって、例えばピッチなどの、スライダ50の他の表面特徴も検査することができる。表面51を引用した例では、第1の検査を断面S1で実行後、オプトエレクトロニクスシステム53は、平行移動システム3によって縦軸に沿って変位し、所望の断面S2で停止する。したがって、ピッチ値は、S1およびS2で得られる考慮しているスライダ50の表面51の高さの差を、断面S1、S2の間の距離で割ることによって得られる。
同様の結果は、基底部1に対してオプトエレクトロニクスシステム53を固定することによって、また、検査部品を支持する固定および基準システム31を横方向に平行移動し、回転軸回りに回転させることによって、得ることができる。同様に、スライダ50を支持する構成部品によって実行される変位もあれば、オプトエレクトロニクスシステム53によって実行される変位もある。
実質的に、本発明は多くの実施形態を包含し、これら実施形態では、検査される機械部品とオプトエレクトロニクス測定システム53とが、いずれにしても、縦軸回りに相互に振れて変位し、平行移動軸に沿って平行移動することができる。
機械部品とオプトエレクトロニクスシステム53との間の相対的な振れ変位は、典型的には、横方向端位置A、Bだけで生じる。横方向端位置A、Bでは、スライダ50の表面51の縁部の位置が得られる。しかし、相対的な振れ変位は、一方の位置から他方の位置に横方向に変位している間に、連続して実現うることもできる。
前に述べたとおり、本発明による検査方法の本発明の説明では、説明を簡略で明瞭にするために、スライダ50が平行移動軸の中心位置にある場合、考慮している部分における表面51の中間点が回転の縦軸上にあると仮定されてきた。この基本条件が物理的に生じない場合であっても、いずれにせよ、常に、本発明による検査方法を実行するためにそれを参照し、典型的には、ソフトウェアで実行される簡単な公知の数学的処理によって、異なる配置を考慮して、補正することができる。
本発明はまた検査方法も包含し、これらの方法では、スライダ50の表面51の端部に関する取得が、中心位置に対して等距離にない横方向端位置A、Bで生じる。言い換えると、オプトエレクトロニクスシステム53とスライダ50とは、Y軸に沿って、正の向きの特定の量、負の向きの別の量で、相互に平行移動することができる。
さらに、例えば、振れている間に同じEブロックに連結されたそれぞれのスライダ50の表面51の縁部を検出することによって、複数の部品を同時に検査することができる。
前に述べたとおり、本発明による装置および方法は、HSAのスライダなど寸法が小さい部品を検査するのに特に有用である。しかし、例えば、翼44や薄板46、または少なくとも1つの略平面を備えた任意の他の機械部品など、HSAの他の部品を検査するために利用することも明らかである。
本発明による装置および方法は、寸法がより大きい機械部品を検査する際にも大きな利点を提供する。実際、どのような寸法の機械部品の検査も、処理信号の変動範囲の拡大によって改善される。この拡大は、有利には、電気または電子増幅手段を利用せずに達成される。
本発明の好ましい実施形態による装置の斜視図である。 異なる角度位置からの、図1の装置の斜視図である。 図1の方向IIIに沿って示した、図1の詳細部分の拡大側面図である。 ハードディスクのスライダの表面と平面Y−Zとの間の交点を簡略化してグラッフ表示した図である。 公知の装置の受光体によって提供される信号の理論上の傾向と実際の傾向とを概略的に示したグラフである。 種々の横断位置において、ハードディスクのスライダの表面と平面Y−Zとの間の交点を簡略化してグラフ表示した図である。 本発明による装置の受光体によって提供される信号の傾向をグラフ形態で示している。

Claims (21)

  1. 機械部品(40;50)の位置および/または形状を検査するオプトエレクトロニクス装置であって、
    ・基底部(1)と、
    ・被検査部品(40;50)の固定および基準システム(31)と、
    ・被検査部品(40;50)の少なくとも一部分(51)の位置を表す信号を提供するオプトエレクトロニクスシステム(53)を有する検出装置と、
    ・前記オプトエレクトロニクスシステム(53)と被検査部品(40;50)との間を回転の縦軸回りに回転変位させる回転システム(26)と、
    ・前記オプトエレクトロニクスシステム(53)の前記信号を受け、被検査部品の位置および/または形状に関する情報を提供するように適合された処理ユニット(25)と、を備え、
    さらに、回転の前記縦軸に対して横方向の平行移動軸を画定し、および前記オプトエレクトロニクスシステム(53)と被検査部品(40;50)との間を、前記平行移動軸に沿って平行移動変位できる横方向平行移動システム(9)を備えることを特徴とする、オプトエレクトロニクス装置。
  2. 少なくとも1つのほぼ平坦な表面(51)を有する機械部品(40;50)を検査するために、
    前記オプトエレクトロニクスシステム(53)が、前記ほぼ平坦な表面(51)に関する信号を提供し、
    前記横方向平行移動システム(9)が、前記オプトエレクトロニクスシステム(53)と前記ほぼ平坦な表面(51)との間を、前記平行移動軸に沿って平行移動変位できるように適合されている、請求項1に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  3. 前記固定および基準システム(31)が前記基底部(1)に連結されており、
    前記オプトエレクトロニクスシステム(53)が前記回転システム(26)に連結されている、請求項1または2に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  4. 前記オプトエレクトロニクスシステム(53)が前記横方向平行移動システム(9)に連結されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  5. 前記回転システム(26)が回転テーブル(13)を含み、
    前記オプトエレクトロニクスシステム(53)がこの回転テーブル(13)に連結されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  6. 前記回転テーブル(13)が前記横方向平行移動システム(9)に連結されている、請求項5に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  7. 前記回転テーブル(13)に連結された支持体(15)を含み、
    前記オプトエレクトロニクスシステム(53)が前記支持体(15)の自由端に連結された発光体(54)および受光体(55)を含む、請求項5または6に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  8. 前記オプトエレクトロニクスシステム(53)が影付けタイプのシステムである、請求項7に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  9. 前記平行移動軸が前記回転の縦軸に垂直である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  10. 前記回転システム(26)および前記横方向平行移動システム(9)が、前記処理ユニット(25)に接続された、対応する駆動装置(24、27)および対応する検出装置(29)を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  11. 前記平行移動軸に垂直の縦軸を画定する縦方向平行移動システム(3)を含み、
    前記縦方向平行移動システム(3)が部品(40;50)と前記オプトエレクトロニクスシステム(53)との間を、前記縦軸に沿って相互に平行移動変位できるように適合されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  12. 前記縦方向平行移動システム(3)が、前記処理ユニット(25)に接続された対応する駆動および検出装置を含む、請求項11に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  13. 被検査部品(40;50)の固定および基準システム(31)に強固に連結された基準ブロック(59)を含み、
    前記基準ブロック(59)が、前記オプトエレクトロニクスシステム(53)に対する基準平面(r)を画定する表面(58)を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス装置。
  14. 被検査部品(40;50)の固定および基準システム(31)と、被検査部品(40;50)のうちの少なくとも一部(51)の位置を表す信号を提供する検出装置(53)と、前記固定および基準システム(31)と前記検出装置(53)との間の駆動装置とを含む装置によって、機械部品(40;50)の位置および/または形状の誤差を検査する方法であって、
    ・前記固定および基準システム(31)と前記検出装置(53)との間を回転軸回りに回転変位させるステップと、
    ・被検査部品(40;50)の位置および/または形状に関する情報を得るために、前記回転変位中に前記検出装置(53)によって提供される信号を処理するステップと、を含む、方法であって、
    ・被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間を、前記回転軸に垂直な、平行移動軸に沿って相互に平行移動させるステップにより、特徴付けされ、
    前記信号が、前記回転変位中に、被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間の異なる相互横方向位置(A,B)において、前記検出装置(53)によって提供される、検査方法。
  15. 少なくとも1つのほぼ平坦な表面(51)を有する機械部品(40;50)を検査するために、
    前記検出装置(53)が、前記回転変位中に、被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間の少なくとも2つの相互横方向位置(A,B)において、前記ほぼ平坦な表面(51)の位置を表す信号を提供する、請求項14に記載の検査方法。
  16. 被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間の前記少なくとも2つの相互横方向位置(A,B)が、横方向の中心である中心位置に対して両側に位置する、請求項15に記載の検査方法。
  17. 被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間の前記少なくとも2つの相互横方向位置(A,B)が、横方向の中心位置から等距離に位置する、請求項16に記載の検査方法。
  18. 前記検出装置(53)により提供される信号を処理するステップが、
    被検査部品(40;50)と前記検出装置(53)との間の前記少なくとも2つの相互横方向位置(A,B)において提供される前記ほぼ平坦な表面(51)の関する信号を組み合わせることにより得られる、仮想表面(51’)に関する処理を含む、請求項15〜17のいずれか1項に記載の検査方法。
  19. 装置により検査するために、
    前記検出装置が、被検査部品(40;50)の少なくとも一部分(51)の位置を表す信号を提供するように適合されたオプトエレクトロニクスシステム(53)を含む、請求項14〜18のいずれか1項に記載の検査方法。
  20. 前記固定および基準システム(31)と前記検出装置(53)との間で、前記回転軸に平行な縦軸に沿って、相互平行移動させるステップと、
    少なくとも1つの横方向断面(S1;S2)において前記変位を停止するステップと、をさらに含み、
    前記信号が前記少なくとも1つの横方向断面(S1;S2)において、前記検出装置(53)により提供される、請求項14〜19のいずれか1項に記載の検査方法。
  21. ハードディスク記憶ユニットの少なくとも1つのスライダ(50)の空間配置を検査するために、
    前記固定および基準システム(31)により固定され、参照される前記機械部品(40)が、複雑な形状を有し、前記少なくとも1つのスライダ(50)を支持する、請求項14〜20のいずれか1項に記載の検査方法。
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