JP2008533371A - 排気処理構成要素用の増強ブッシュ付きハウジング - Google Patents

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ヨーゼフ ミュラー、ヘルマン
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Abstract

本発明は、第1壁厚(4)と第1軸長(5)の外被管(3)並びに第2壁厚(7)と第2軸長(8)の少なくとも1個のブッシュ(6)を有し、その少なくとも1個のブッシュ(6)が少なくとも部分的に外被管(3)の外側に接し、その外被管(3)に結合されている排気処理構成要素(2)用のハウジング(1)に関し、このハウジング(1)において、少なくとも1個のブッシュ(6)が、外被管(3)の第1軸長(5)より短い第2軸長(8)で形成されている。また本発明は、自動車における相応した排気処理構成要素と排気装置に関する。

Description

本発明は、第1壁厚と第1軸長の外被管並びに第2壁厚と第2軸長の少なくとも1個のブッシュを有し、該少なくとも1個のブッシュが少なくとも部分的に外被管の外側に接し、その外被管に結合されている排気処理構成要素用のハウジングに関する。かかるハウジングは、特に自動車用内燃機関の排気ガスに含まれる有害物質を転換するために利用される排気処理構成要素を収容すべく用いられる。
かかる排気処理構成要素用ハウジングを形成する際、種々の多くの基準を考慮せねばならない。例えばハウジングは、自動車の排気装置における熱的、動的負荷に耐えねばならない。また、かかる排気処理構成要素は一般に量産されるので、コスト要因についても十分に考慮せねばならない。ハウジングは、排気処理構成要素の構造的一体化を期すためおよび排気装置への取付け用のベースとして用いられる。また、ハウジングは排気処理構成要素から大気への熱伝達にかなり影響を与える。従って、ハウジングは排気処理構成要素に関する主要な構造部品であり、これは既に種々の技術開発主題でもあった。
益々重要になっている別の観点は、かかる排気処理構成要素の重量にある。レース用エンジン分野や手動機器に採用される排気処理構成要素に対しても軽量化(重量低減)が望まれる。この目的のため、多数の切欠き開口が設けられた外被管や極めて薄い壁厚を有する外被管が公知である。これで製造した外被管の弱さは、排気処理構成要素を排気装置に固定する際や、場合によってはその製造の際に既に、排気装置内における大きな熱的、動的負荷の下での永続的利用を害する排気処理構成要素の弱体化を生じさせる。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題を少なくとも部分的に解消することにある。また、一方では軽量化を実現し、他方では排気装置内での排気処理構成要素の永続的固定も保証する排気処理構成要素用ハウジングを提供することにある。更に、ハウジングの製造ないし集積化が単純に行えるようにハウジングを形成することにある。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有する排気処理構成要素用ハウジングによって解決される。ハウジングの特に有利な実施態様並びに特に有利な利用分野は、従属請求項に示す。なお、請求項に個々に記載した特徴は、技術的に任意に組み合わせることができ、そして、本発明の他の実施態様をなす。また、説明を補完するために、全般的な説明ないし図を参照しての説明の部分も関与する。
排気処理構成要素用のハウジングは、第1壁厚と第1軸長の外被管と、第2壁厚と第2軸長の少なくとも1個のブッシュとを有する。該ブッシュは、少なくとも部分的に外被管の外側に接し、該外被管に結合される。ハウジングは、少なくとも1個のブッシュが、外被管の第1軸長より短い第2軸長で形成されたことを特徴としている。
かかるハウジングは金属材料で作られ、ほぼ円筒状の構造を持つ。しかし基本的には、ハウジングを断面長円形、円錐形又は他の形状になし得る。ハウジングは、特に排気装置における熱的および動的負荷に耐えるために適用され、即ち、例えば1000℃迄の温度にも耐えるために適用される。
ここで述べるハウジングは2分割構造で形成され、外被管とブッシュとを有している。ブッシュは、外被管の外側を少なくとも部分的に取り囲み、このため、ブッシュの内周面の少なくとも一部が外被管の外側面に接し、特に少なくとも1個のブッシュの少なくとも両側の終端箇所で接する。好適には、外被管およびブッシュは互いに接合技術的に結合されるが、基本的には、ブッシュ自体を外被管の一部となし得る。ブッシュと外被管との相対位置は、排気装置への組込み様式および/又は発生する熱的ないし動的負荷を考慮して自由に選定できる。その際、ブッシュの少なくとも大部分が外被管に接触するとよい。ブッシュは外被管から突出して配置せず、外被管の先端近くに、或いは外被管のほぼ中央に配置すると望ましい。
外被管は1.5mm以下、特に1.0mm以下、更には0.5mm以下の第1壁厚を有するとよい。場合により、外被管を0.3mm以下の壁厚としてもよい。外被管の第1軸長は、少なくとも50mm、好適には70mm以上、特に少なくとも90mmである。
そして、ブッシュは外被管の第1軸長より短い第2軸長で形成す。このため、ブッシュは外被管の外周面の一部にわたってしか延びていない。特にブッシュを、外被管の所定箇所における増強体又は補強体として用い、もって排気処理構成要素ないしハウジングの剛性を高め或いは隣接する排気装置構成要素への補助的な結合箇所或いは特に適した結合箇所をも用意する。その場合、特に軽量のハウジングを用意し、同時に運転期間中にわたる排気処理構成要素の固定ないし構造的完全性についての要件を満たす。場合により複数、例えば2又は3個のブッシュも利用できる。これは、例えば排気処理構成要素を軸方向に互いに間隔を隔てた2箇所で排気管に固く又はガイド形式で結合するときに生ずる。
ハウジングの実施態様において、少なくとも1個のブッシュの第2軸長は10〜40mmとする。少なくとも1個のブッシュが15〜20mmの第2軸長を有するとよい。この結果、比較的小幅のブッシュが得られ、該ブッシュは排気処理構成要素の重量にあまり影響しない。しかも同時にその第2軸長は、例えば隣接する構成要素への接合技術的結合に対する十分な強度ないし材料厚さを用意すべく選択できる。
更に外被管の第1壁厚を、少なくとも1個のブッシュの第2壁厚より薄くするとよい。第2壁厚(D2)は、外被管の第1壁厚(D1)の少なくとも1.5倍、更には特に少なくとも2倍だけ大きくすると望ましい(Fを係数として、D2?F×D1)。また第2壁厚が1.5mmを超過しないのがよい。これにより、外被管を正に、外被管が排気処理構成要素の外形形状を与え、排気処理構成要素全体の支持機能が主に増強ブッシュにより実現される程の厚さに形成できる。
更に、外被管と少なくとも1個のブッシュが、異なる熱膨張係数を有するとよい。これは、外被管とブッシュが、熱負荷時に異なった度合いで熱膨張し、冷却時に異なった度合いで収縮することを意味する。その際、ブッシュが外被管より小さな熱膨張係数を有する形態が望ましい。この結果、熱的交番負荷時でもブッシュが内部に位置する外被管に遅れて膨張することを保証し、もって外被管との接触を常に保証できる。この異なる熱膨張係数は、例えば異なる材料で実現される。その際、金属材料、例えばオーステナイト鋼やフェライト鋼を利用すると有利である。
ハウジングの一実施態様では、少なくとも1個のブッシュを外被管の先端に配置する。これは特に、排気処理構成要素又はハウジングと排気装置の他の構成要素との片持ち固定しか望まれないときに有利である。外被管の終端箇所の材料肉厚部が、排気管に固定するために利用できる。かかる構造に対し、特に短いブッシュが採用される。しかし、外被管の他端でも類似した固定を行うときは、外被管の両端に、この種ブッシュを設け得る。
また、外被管と少なくとも1個のブッシュが、少なくとも1個の増強組織を有するとよい。この増強組織は、例えば材料集積部、条溝、膨出部等として形成し得る。外被管とブッシュは少なくとも1個の増強組織を有し、該増強組織が、場合により重なり合う。ブッシュの少なくとも1個の増強組織と外被管の少なくとも1個の増強組織とが互いにかみ合っていると特に好ましい。その際、増強組織を膨出部や条溝の形で円周方向に環状に形成すると特によい。膨出部や条溝の断面形状を各条件に応じて選定し、例えば断面半円形、Ω状又は類似した増強組織の形状になし得る。それが断面半円形の環状の増強組織である場合、これがブッシュの第2軸長の10mmより小さな幅にわたり延びているとよい。特に有利な実施態様では、外被管とブッシュの増強組織を、互いにかみ合って形成し、特にかみ合い結合とする。
ハウジングの発展形態に応じ、少なくとも1個のブッシュが、少なくとも区域的に円周方向に延びていない縁部を備えた少なくとも片側の終端箇所を有する。前記のように、かかるブッシュは円周方向に環状に形成され、このため、ブッシュは軸方向において両側に終端箇所を有する。この場合、少なくとも片側の終端箇所が、外被管の先端に対して平行に延びておらず、少なくとも区域的に、円周方向ないしそれに対して平行に延びていないと望ましい。この結果、縁部は円周方向において終端箇所より長くなる。従って、例えばハウジングの片持ち固定の際、外被管への曲げ荷重を減少するための手段が得られる。縁部はかくして円周方向に延びる設定破断箇所を持たず、その結果、外被管の外側面にわたる幅広い平坦な経過に基づいて、小さな曲げ荷重しか生じない。
また特に曲げ荷重を減少すべく、少なくとも1個のブッシュが、第2壁厚に比べ小さな壁厚の少なくとも片側の終端箇所を有するとよい。これは、少なくとも1個のブッシュがその全第2軸長にわたり一定した第2壁厚を持たず、終端箇所の領域で小さな壁厚が持つことを意味する。壁厚の減少は、連続的に行うとよい。即ち第2壁厚から、縁部における例えば0.5〜0.3mmの最小値迄の連続的な経過で行う。この処置も、曲がりのために外被管に外側から作用する力を局所的に減らし、ハウジング重量の軽減に資する。
ハウジングの他の実施態様では、外被管と少なくとも1個のブッシュを、互いに少なくとも部分的に硬ろう付けおよび/又は溶接する。なおここでは、基本的に少なくとも1個のブッシュを、焼きばめ、圧延、圧着又は類似の方式で外被管上に設け得る。好適な接合技術的結合の形成のため、構成要素を互いに硬ろう付け又は溶接(レーザ溶接)する。各結合領域は、円周および長手方向において、断続的或いは連続的に形成される。
その場合、少なくとも1個のブッシュが、溶接継手を形成するための少なくとも1個の接触領域および/又は硬ろうを収容する少なくとも1個の溜めを有するとよい。特に、ブッシュが少なくとも1個の接触領域と溜めとを形成するとよい。外被管とブッシュとの接触領域を、例えば円周方向に閉じていない溶接継手を形成するために用い、もって少ない溶接点で経済的且つ迅速に外被管へのブッシュの固定が行える。この接触領域はブッシュの円周にわたり形成できるが、所々でしか互いに結合されていない接触領域を、例えば所望の溶接点の箇所に形成してもよい。外被管に向けて延びる窪みとして接触領域を形成する際、例えば設置すべき溶接点の位置が自動的に認識できる。少なくとも1個の溜めは、通常、外被管から離れたブッシュの一部を形成し、これにより、例えばそれら構成要素間に隙間が生ずるようにして形成できる。そこに、例えば粒子状の硬ろうを置く。該硬ろうは、ハウジングの後での熱処理時、一方で外被管とブッシュとの結合を強化し、他方で相互の結合部を気密に形成することを保証する。従って、少なくとも1個の溜めをブッシュないし外被管の円周に環状に形成するとよい。
本発明の他の課題に応じ、少なくとも1個のハウジング内に流体が貫流する多数の通路を有する少なくとも1個のハニカム構造物を配置し、その少なくとも1個のハウジングを本発明に基づく上述の形式で形成した排気処理構成要素とするとよい。このハニカム構造物は、少なくとも部分的に成形した耐熱性金属箔で形成できる。なお通路とは、ハニカム構造物の軸方向長の少なくとも一部にわたり延びている特に長い隙間を意味する。通路を少なくとも部分的に閉鎖し、排気ガスが或る通路から隣の通路に流れる連絡通路を形成するようにするとよい。排気処理構成要素として、触媒コンバータ、フィルタ、粒子トラップ、吸収器、混合器或いは類似した反応器が考えられる。
更に、排気管と上述の排気処理構成要素とを有し、前記排気管を少なくとも1個のハウジングに溶接した排気装置も好適である。そのための溶接領域として、ブッシュを内部に設けた領域を用い得る。溶接継手を、排気管とブッシュと外被管とを貫通して形成した形態が特に有利である。これは例えば増強組織の領域において行う。
また、上述の排気処理構成要素と排気装置を備える自動車も好ましい。ここで自動車とは、あらゆる分野の車両(乗用車、トラック、オートバイ等)を意味する。他の用途は、手動機器(芝刈機、チェーンソー等)における排気処理装置である。
以下、図を参照して本発明およびその技術分野を詳細に説明する。図は本発明の特に優れた実施例を示すが、本発明はこれに限定されない。
図1は、排気処理構成要素2に対するハウジング1の有利な実施例を、半縦断面図で概略的に示す。ハウジング1は、第1壁厚4と第1軸長5の外被管3並びに第2壁厚7と第2軸長8のブッシュ6を備える。ブッシュ6は外被管3の外側に接し、外被管3に、例えば高温真空ろう付け法で結合されている。ブッシュ6の第2軸長8は、外被管3の第1軸長5より短い。図示の実施例では、ブッシュ6を外被管3の先端9にぴったり合わせて配置している。外被管3とブッシュ6は、各々円周方向12に環状に形成した増強組織10を有している。該増強組織10は、排気処理構成要素2又はハウジング1を排気管7に溶接継手19により固定するために用いられる。この溶接継手19は、排気管17とブッシュ16と外被管3との中に延びるか、それらを貫通して延びている。排気処理構成要素2は、流体が貫流する多数の通路15を持ったハニカム構造物14を備える。前記通路15は、少なくとも部分的に成形した金属箔21で形成している。
図2は、排気管17に溶接継手19で固定した排気処理構成要素2の異なる実施例を概略的に示す。この図は、中心線の上側半部に排気処理構成要素2の縦断面を示し、下側半部にその側面図を示している。縦断面図から解るように、ブッシュ6は外被管3の外側に固定され、第2壁厚7に比べ小さな壁厚の終端箇所(境界部)11を備える。終端箇所11は、外被管3の先端9から離れた箇所に位置している。ここで、ハウジング1の内部領域に挿入された排気管17へのハウジング1の図示した片持ち固定は、円周方向12に延びる溶接継手19で行っている。該溶接継手19は、外被管3の先端9ないしはブッシュ6のその壁厚が減少されていない終端箇所に沿って延びている。外被管3への曲げ荷重を減少すべく、ブッシュ6は少なくとも区域的に円周方向12に延びていない縁部13を有する終端箇所11を備える。縦断面図と側面図との対比で解るように、縁部13の経過は終端箇所11の領域にわたり小さな壁厚寸法で延びている。
図3は、排気管17の内部に配置した複数の排気処理構成要素2を有する自動車18を示す。該排気処理構成要素2は、例えば排気ガスに含まれる有害物質を転換し又は自動車18の内燃機関20内で発生した有害物質および/又は固形物質を少なくとも部分的に捕捉するために用いられる。排気ガスはその浄化後に大気中に放出される。本発明に基づくハウジング1を備えた、ここに提案する排気処理構成要素2は、特に構成要素の重量が重要な用途に採用される。
図4、図5および図6は、各々ハウジング1の異なる実施例を示し、そこに図示した外被管3の先端9にぴったり合わせて配置したブッシュ6は、溶接継手を形成するために少なくとも1個の接触領域22と、硬ろうを収容するための溜め23とを有している。図4のブッシュ6は対称構造を有し、中央に接触領域22、それに隣接して両側に溜め23を各々有している。この形態では、組立後も溜め23に到達でき、この結果硬ろうをその後もなお供給できる。図6は逆の構造を示し、硬ろうは有利に組立前に溜め23の領域に供給される。図5から、ブッシュ6の2分割構造が明らかである。ここには、ブッシュ6の構造に関して優れた実施例しか示さないが、外被管3とブッシュ6との結合様式を考慮に入れて、他の類似した変形例も目的に適う。
ハウジングの第1実施例の一部断面図。 排気処理構成要素の第2実施例の一部断面図と一部側面図。 排気装置を備えた自動車の概略図。 ハウジングの第3実施例の一部断面図。 ハウジングの第4実施例の一部断面図。 ハウジングの第5実施例の一部断面図。
符号の説明
1 ハウジング、2 排気処理構成要素、3 外被管、4 第1壁厚、5 第1軸長、6 ブッシュ、7 第2壁厚、8 第2軸長、9 ハウジング先端、10 増強組織、11 終端箇所、12 円周方向、13 縁部、14 ハニカム構造物、15 通路、16 排気装置、17 排気管、18 自動車、19 溶接継手、20 内燃機関、21 金属箔、22 接触領域、23 溜め

Claims (13)

  1. 第1壁厚(4)と第1軸長(5)の外被管(3)並びに第2壁厚(7)と第2軸長(8)の少なくとも1個のブッシュ(6)を有し、少なくとも1個のブッシュ(6)が少なくとも部分的に外被管(3)の外側に接し、該外被管(3)に結合されている排気処理構成要素(2)用のハウジング(1)において、
    少なくとも1個のブッシュ(6)が、外被管(3)の第1軸長(5)より短い第2軸長(8)を有することを特徴とする排気処理構成要素用のハウジング。
  2. 少なくとも1個のブッシュ(6)の第2軸長(8)が、10〜40mmの範囲にあることを特徴とする請求項1記載のハウジング。
  3. 外被管(3)の第1壁厚(4)が、少なくとも1個のブッシュ(6)の第2壁厚(7)より薄くされたことを特徴とする請求項1又は2記載のハウジング。
  4. 外被管(3)および少なくとも1個のブッシュ(6)が、異なる熱膨張係数を有することを特徴とする請求項1から3の1つに記載のハウジング。
  5. 少なくとも1個のブッシュ(6)が、外被管(3)の先端(9)に配置されていることを特徴とする請求項1から4の1つに記載のハウジング。
  6. 外被管(3)および少なくとも1個のブッシュ(6)が、少なくとも1個の増強組織(10)を有することを特徴とする請求項1から5の1つに記載のハウジング。
  7. 少なくとも1個のブッシュ(6)が、少なくとも区域的に円周方向(12)に延びていない縁部(13)を備えた少なくとも片側の終端箇所(11)を有することを特徴とする請求項1から6の1つに記載のハウジング。
  8. 少なくとも1個のブッシュ(6)が、第2壁厚(7)に比べて小さな壁厚の少なくとも片側の終端箇所(11)を有することを特徴とする請求項1から7の1つに記載のハウジング。
  9. 外被管(3)と少なくとも1個のブッシュ(6)とが、互いに少なくとも部分的に硬ろう付けおよび/又は溶接されたことを特徴とする請求項1から8の1つに記載のハウジング。
  10. 少なくとも1個のブッシュ(6)が、溶接継手を形成するための少なくとも1個の接触領域(22)および/又は硬ろうを収容するための少なくとも1個の溜め(23)を有することを特徴とする請求項9記載のハウジング。
  11. 少なくとも1個のハウジング(1)内に配置され流体が貫流できる多数の通路(15)を有する少なくとも1個のハニカム構造物(14)を備えた排気処理構成要素(2)において、
    少なくとも1個のハウジング(1)が請求項1から10の1つに記載の特徴に応じて形成されたことを特徴とする排気処理構成要素。
  12. 排気管(17)と請求項11記載の少なくとも1個の排気処理構成要素(2)とを有する排気装置(16)において、
    排気管(17)が少なくとも1個のハウジング(1)に溶接されたことを特徴とする排気装置。
  13. 請求項11記載の少なくとも1個の排気処理構成要素(2)又は請求項12記載の排気装置(16)を備えることを特徴とする自動車。
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