JP2008532451A - 改良型マイクロ移動性管理 - Google Patents

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Abstract

第1のアクセスルータ(AR1)から第2のアクセスルータ(AR2)へのモバイルノード(MN)のハンドオーバーの効率を向上させるためのモバイルノード、方法及び仮想モバイルアンカーポイント(VMAP)である。VMAPは、階層的にモバイルアンカーポイント(MAP)の下及びAR1の上にある。MNは、MAPの下で有効な地域気付アドレス(RCoA)と、AR1の下で有効な第1の局所気付アドレス(LCoA)とを有する。VMAPは、MNがAR2にハンドオーバーすることをVMAPに通知するパス更新メッセージを受信し、AR2の下で有効な第2の局所気付アドレス(LCoA2)を計算し、LCoAにおいて受信されたトラフィックをLCoA2に転送することが可能な改良型マイクロ移動性管理機能を備える。MNのためのVMAPバインディングキャッシュエントリ(VBCE)は、MNのRCoAと、MNのLCoAと、MNに関連付けられた固有値とを含む。VMAPは、MNにおいて用いられるのと同一の関数を用いてLCoA2を計算する。PathUMを受信する前に、VMAPは、MAPから発行された、MNのRCoA及びMNに関連付けられた固有値を含むLCoA宛の拡張ローカルバインディング受信確認(E−LBA)を受信し、その後、それに含まれる情報を用いてMNのためのVBCEを生成または更新することができる。

Description

35 U.S.C.S.119(e)及び37 C.F.R.S.1.78に基づく優先権ステートメント。
この特許出願は、ワシム ハダド(Wassim Haddad)の名の下に、2005年3月7日に出願された出願番号60/658,567号「最適化されたマイクロ移動性管理(OMM)」の先の米国仮特許出願に基づく優先権を主張するものである。
本発明は、モバイルインターネットプロトコルバージョン6(モバイルIPv6)に関し、特に、モバイルIPv6におけるハンドオーバー性能を高めることによって移動性の管理を最適化することに関する。
モバイルIPバージョン4(モバイルIPv4、モバイルIP、MIPv4またはMIP)とモバイルIPv6の最新版(MIPv6)は、ホストまたはモバイルノード(MN;Mobile
Node)に移動性を提供するために構築される。通常(CN)として対応ノード(Correspondent Node)と呼ばれる他のノードは、通常固定されたホストとして考えられる。ここで、図1を参照して、図1は、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF;Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comment)No.3775(参考文献によってここに含まれる)にみられる現在のMIPv6の仕様で示されるような、MIPv6ネットワークアーキテクチャを示している。図1に見られるように、IPネットワーク100は、リンク122上でCN120と通信するMN110を備える。リンク122は、1つの直接的な物理接続だけで構成される可能性は低いが、むしろ、その間での通信を透過的に可能にするルーティング機器の間の一連のリンクを表している。その間のIPコミュニケーションが確立できる限り、一連のリンクがMN110とCN120との間のトラフィックを伝送するために用いられる方法は重要ではない。
MN110は、ホームネットワーク127で有効なホームアドレスを永久に割り当てられる。ホームアドレスは、ホームネットワーク127においてMN110を初期化するときに割り当てられる。MN110は、さらに、ホームネットワーク127内に位置するホームエージェント(HA;Home Agent)130と通信を行う。その他の機能の中で、HA130は、ホームネットワーク127の外部で有効なMN110の外部アドレスを記録している。外部アドレスは、MIPv6のコンテクストにおいて気付アドレス(CoA;Care−of−Address)と呼ばれる。MN110に割り当てられたCoAは、MN110が1つのネットワークから別のネットワークに移動するにつれて時間内に変化する。HA130によって保持されている記録は、MIPv6のコンテクストにおいてバインディング(binding)と呼ばれ、CoAをホームアドレスに結びつける。また、ホームアドレスとCoAとの間のバインディングは、MN110に到達するためにCN120に保持される。HA130もまた、MN110へのホームアドレスで受信されたトラフィックのルーティングに対する責任を負う。受信されたトラフィックは、リンク125上のHA130によってMN110に向けて転送される。
HA130、及びHA130とMN110との間のリンク125上の圧力を減少させるために、階層的なモバイルIPv6の移動性管理(HMIPv6;Hierarchical Mobile IPv6)が開発された。HMIPv6プロトコルの最新の公的に利用可能なバージョンは、IETFのインターネットドラフト<draft-ietf-mipshop-hmipv6-04.txt>(参考文献によってここに含まれる)によって定められ、また、以下ではHMIPv6仕様と呼ばれる。
図2は、HMIPv6仕様により定められたHMIPv6ネットワークアーキテクチャを示している。最も単純な表現では、HMIPv6の基本方針は、HMIPv6ドメイン100’によってMN110を置き換えることである。その結果、HA130で維持されるバインディングを更新する必要性が減少する。そのために、HMPv6ドメイン110’は、モバイルアンカーポイント(MAP;Mobile Anchor Point)210を備える。MAP210は、MIPv6ドメイン100’内のローカルホームエージェントと考えることができる。図2の例示のために、MAP210は、中間ルータIR1 220に接続され、中間ルータIR1 220は中間ルータIR2 222及び中間ルータIR3 224に順番に接続する。アクセスルータAR1 230は、IR2 222に接続される。アクセスルータAR2 232とアクセスルータAR3 234は、ともにIR3 224に接続される。様々なリンク240は、HMPv6ドメイン110’のノード間に情報を送信するために用いられる。いくつかのさらなるリンク242も存在することができるが、(リンク242の破線矢印によって示されるように)HMIPv6の仕様では定められておらず、使用されてもいない。リンク240及び242は、通常有線のリンクである。また、MAP210は、破線矢印244によって示されるように、さらなる中間ルータ及びアクセスルータに接続されることができる。MAP210は、HMIPv6ドメイン110’のエントリーポイントであり、そういうものとしてMN110の代わりに図1のリンク125に接続されるであろう。また、図2は、第1の位置AでHMIPv6ドメイン110’に入り、位置B及びCに沿って移動するMN112を示す。MN112は、位置Aの近くにある間はリンク250を経由してAR1 230に接続され、位置Bの近くにある間はリンク252を経由してAR2 232に接続され、位置Cの近くにある間はリンク254を経由してAR3 234に接続される。例示のため、MN112は位置Bの近くにあるが、全てのリンクを図示している。リンク250〜254は、通常有線のリンクである。
図3は、MN112がHMIPv6ドメイン110’に入るとき(ステップ310)のMN112とHMIPv6ドメイン110’の他のノードとの間で行われる動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートを示す。310の後すぐに、MN112は、MAP210とRtAdvの送付者の情報を含むルータ通知(RtAdv)314を受信する。RtAdvメッセージは、定期的にHMIPv6ドメイン110’の各アクセスルータによって送信される。また、RtAdvメッセージが受信されないか、あるいは、MN112の構成からみた予定時刻にそれが受信されない場合、MN112は、任意のルータ要請(RtSol)312を通じて能動的にRtAdv314を要求することもできる。RtSol312は、マルチキャストアドレスと、適切なRtAdvに応答して受信するアクセスルータ(例えば、AR1 230及びAR2 232)に送信されるメッセージである。AR1 230からRtAdv314を受信すると、MN112は、局所気付アドレス(LCoA;Local Care−of−Address)、地域気付アドレス(RCoA;Regional Care−of
Address)を構成し(ステップ316)、アドレスがHMIPv6ドメイン110’で既に使用されていないことを確認するために、そのLCoAで二重アドレス検出(DAD;Duplicate Address Detection)を実行する。一般的なHMIPv6の実装において、LCoAのための一般的なDAD316の手続きが2000ms以上かかることは、既に実験を通して確定されている。LCoAは、AR1 230の下で有効である。HMIPv6の仕様によると、LCoAは、AR1 230のサブネットプリフィックス(subnet prefix)(RtAdv314内で取得される)の最初の64ビットと、MN112によって提供される別の64ビットの値とを連結したものである。RCoAは、MAP210の下で有効である。HMIPv6の仕様によると、RCoAは、MAP210のサブネットプリフィックス(RtAdv内で取得される)の最初の64ビットと、MN112によって提供される別の64ビットの値とを連結したものである。
ステップ316の後、MN112は、MAP210宛の局所バインディング更新(LBU;Local Binding Update)318を送信することによって、MAP210の新たに構成されたLCoA及びRCoAをMAP210に通知する。LBU318は、途中のルータによってHMIPv6トポロジーに沿って転送され、MAP210まで適切なリンク240を辿る。HMIPv6の仕様で定められたように、MAP210は、その後、その責任において他のいかなるものもMN112によって提示されたRCoAを現在使用していないことを確認するために、DADを実行する(ステップ320)。一般的なHMIPv6の実装において、一つのRCoAのための一般的なDAD320の手続きが20〜30ms以上かかることは、既に実験を通して確定されている。DAD320が肯定的(positive)である場合(即ち、RCoA及びLCoAが既に使用中である場合)、MAP210は、局所バインディングにRCoA及びLCoAを登録し、HA130とともにRCoAを登録するために適切な段階を(即ち、HA130に対するBU、図3には図示せず)とる。局所バインディングを確認するために、MAP210は、さらにMNのLCoA宛の局所バインディング受信確認(LBA;Local Binding Acknowledgement)を送信する。その後、MAP210は、局所HAとして動作し、MN112の代わりにRCoA宛の全てのパケットを受信し、要約し、直接MN112のLCoAに転送する。これは、図3上で「トラフィック」324として太線の矢印で示されている。
HMIPv6仕様によると、MN112がBに向かって移動するとき(ステップ330)、MN112は、AR1 230からAR2 232にハンドオーバーする必要がある。例えば、リンク250〜254が無線であるところでは、HMIPv6の仕様は、MN112がハンドオーバー手続きが開始されたネットワークを初期化またはネットワークに応答すべき時期を決定するための閾値を厳密には提供しない。しかしながら、MN112とAR1 230との間の無線通信品質の測定値を判断基準として用いることができる。MN112によってハンドオーバーが開始されたら、RtAdv334を受信したものに対してRtSol332が送信される。RtAdv334は、それがRtSol332に応答して送信されない場合、ハンドオーバー手続きが開始されたネットワークの最初のメッセージであるかもしれないが、MN112は、いつ新たに構成されたLCoA2(ステップ336)を選択して実際のLCoAを取り下げるかについての最終決定権を常に有する。その時に、HMIPv6仕様で定められたMN112は、LCoA2が既に使用されていないことを確認するためにDADを実行する(再び、+2000ms)。LCoA2は、AR2 232の下で有効である。HMIPv6仕様によると、LCoA2は、AR2 232のサブネットプリフィックス(RtAdv334内で取得される)の最初の64ビットとMN112によって提供された別の64ビットの値とを連結したものである。
ステップ336の後、MN112は、MAP210宛の局所バインディング更新(LBU;Local Binding Update)338を送信することによって、新たに構成されたLCoA2をMAP210に通知する。LBU338は、適切なリンク240を辿り、途中にあるルータによってHMIPv6トポロジーに沿ってMAP210まで転送される。その後、MAP210は、LCoAに置き換えて局所バインディングにLCoA2を登録する。RCoAは変化していないので、この時点でのHA130の更新は全く必要ない。局所バインディングを確認するために、MAP210はさらに、MN112のLCoA2宛に局所バインディング受信確認(LBA;Local Binding Acknowledgement)342を送信する。その後、MAP210は、局所HAとして動作し、MN112の代わりにRCoA宛の全てのパケットを受信し、カプセル化し、MN112のLCoA2に直接それらを転送する。これは、図3上に「トラフィック」344として太線の矢印で示されている。
AR1 220との接続が切断された時点で、トラフィックはMN112に到達するのを中断するため、ハンドオーバーがMN112によっていつ開始され、またはいつ受理されるべきであるかの決定は重要である。ハンドオーバー手続き(MAP210とMN112との間の転送時間に加えられるステップ336のDAD手続きのためだけの2000ms)により生じる遅延を考慮すると、予想された一般的なHMIPv6の実装において、提示された解決策が実行可能でないことがと容易に予測できる。会話の音声アプリケーションの場合、250msより長い遅延によりアプリケーションが実行不可能になるため、特に問題がある。
この問題を考慮した場合、高速ハンドオーバー手続きは、HMIPv6のコンテクストで適用される場合、潜在的な解決策であると考えられた。高速ハンドオーバー手続きは、また参考文献によってここに含まれるIETFのインターネットドラフト<draft-ietf-mipshop-fast-mipv6-02.txt>において、以下で高速ハンドオーバー仕様と呼ばれ、仕様が定められている。高速ハンドオーバー仕様の基本的特徴は、現在MN112に役立つAR1 220が、隣接しているアクセスルータの情報を送るのを可能にすることである。その結果、LCoA2をより高速に構成することが可能となる。HMIPv6仕様は、その付録1において提案された高速ハンドオーバー仕様の適応を提供する。図3Bは、図3の既に開発された実施例のコンテキストにおける適応を提示する。
図3Bにおいて、Bに向かって移動するステップ330は、HMIPv6仕様で変更された高速ハンドオーバーの出発点である。その後、MN112は、プロキシRtSol(PrRtSol)352をAR1に送る。AR1はそれに対して、プロキシRtAdv(PrRtAdv)354と共にAR2 232の代わりに応答する。また、PrRtAdv354は、AR1 230から自発的に送信されることができたが、そのような事象のための閾値を指定しない。PrRtAdv354が送信されるのとほぼ同時に、MAP210は、AR1 230からAR2 232に対してMN112のためにハンドオーバーが行われる必要があると決定する(ステップ358)。残念ながら、MAP210がどのようにしてそのような決定358を行うことができるかについての案内は、高速ハンドオーバー仕様、またはより適切には、HMIPv6仕様において全く認識されていなかった。指定されたメカニズムがある場合、それはMAP210が決定358を行うのを可能にすることを認識できず、AR1 230とMN112との間の通信品質に関する情報を効率的に取得するために、MAP210はHMIPv6トポロジーに配置されない。適切な瞬間に(即ち、PrRtAdv354が送信されるのとほぼ同時に)どうにか決定358を行うことができたと仮定して、MAPは入って来るMN112のノードを通知するためにAR2に宛てられたハンドオーバー開始(hi;handover initiate)を送信する。ハンドオーバーが実行されることができる場合、AR2は、さらに指定されたハンドオーバー受信確認(hack;handover acknowledge)362で応答する。もしhack362が肯定的(positive)である場合(即ち、ハンドオーバーが実行できる場合)、MAP210は、それを受信した上で、LCoAで受信されたトラフィックをLCoA2に対して通過させる(tunneling)ことを開始する。これは、図3Bにおいて「トラフィック」364として太線の矢印で示されている。
PrRtAdv354の受信後のあるポイントでは、MN112は、AR1 230からAR2 232までのハンドオーバーを続けることを決定するはずである。しかしながら、この場合も同様に、閾値は全く指定されない。決定を行うときはいつも、MN112は、既に提示されたものに対し同様の方法で、AR2 232のサブネットプリフィックス(今回は、RtAdv334の代わりにPrRtAdv354から取得される)の最初の64ビットとMN112によって提供される他の64ビットの値とを連結して、LCoA2を構成する(ステップ356)。ステップ356では、HMIPv6仕様で指定されるMN112は、LCoA2が既に使用中ではないことを確認するためにDADを実行する(ここでも+2000ms)。その後、MN112は、HMIPv6トポロジーの中で高速局所バインディング更新(FBU;Fast local Binding Update)368をMAP210まで送信する。その後、MAP210は、高速局所バインディング受信確認(FBA;Fast local Binding Acknowledgement)372を送る前に、LCoAとLCoA2とを交換するために局所バインディングを更新する。
HMIPv6の代替手段のコンテキストにおけるこの高速ハンドオーバーは、FBU368とFBA372とを交換する前にトラフィック364を許容するという利点を有しているが、依然としてステップ356においてLCoA2を有効にするためにDADを用いている(+2000ms)。LCoA2が有効でない場合、ハンドオーバーは適切に実行されず、状況は図3に示される不十分な手続きに戻ってしまう。しかしながら、図3Bに示された手続きには、MN112のハンドオーバーの決定(ステップ356)とハンドオーバーを開始するというMAP210の決定(ステップ358)との間の同期において別の問題がある。上述したように、AR1 230からAR2 232へのMN112のハンドオーバーの関連性をMAP210に知らせるのに必要なメカニズムは、HMIPv6または高速ハンドオーバー仕様のいずれかで指定される場合、認識されなかった。さらに、MAP210は、AR1 230とMN112との間の通信品質に関する情報を効率的に取得するためにHMIPv6トポロジーの中には配置されない。また、MN112に近づくようにMAP210を移動することは、そのようなMAP機能の利点を大幅に減少させる(即ち、HA130に向けての信号を発することを減少させる)であろう。
このように、HMIPv6トポロジーとの互換性があり、会話音声アプリケーションやその他の時間に依存するアプリケーション等の様々なアプリケーションの要件をサポートするのに十分効果的なハンドオーバーの解決方法が必要である。
本発明の第1の側面は、モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)ネットワークにおいて、第1のアクセスルータ(AR1)から第2のアクセスルータ(AR2)へのモバイルノード(MN)のハンドオーバーの効率を向上させるための、仮想モバイルアンカーポイント(VMAP)を目的とするものであり、VMAPは、階層的にモバイルアンカーポイント(MAP)の下かつAR1の上にあり、MNは、MAPの下で有効な地域{きょくち てき}気付アドレス(RCoA;Regional Care−of Address)と、AR1の下で有効な第1の局所気付アドレス(LCoA;Local Care−of Address)とを有し、VMAPは、改良型マイクロ移動性管理(OMM;imprOved Micro Mobility Management)機能を備える。OMM機能は、MN412がAR2にハンドオーパーしていることをVMAPに通知するパス更新メッセージ(PathUM;Path Update Message)を受信し、AR2の下で有効な第2の局所気付アドレス(LCoA2)を計算し、LCoAで受信されたトラフィックをLCoA2に転送することができる。
任意に、VMAPは、少なくともMNのRCoAを備えるMNのためのVMAPバインディングキャッシュエントリ(VBCE;VMAP Binding Cache Entry)と、MNに関連付けられた固有値とを含むことができる。この場合、LCoA2の計算は、以下の関数を用いることによって実行される。
LCoA2=MNのRCoA、MNのLCoA及びMNに関連付けられた固有値をハッシュ化することによって得られる64ビットと連結された、AR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビット
また、VMAPのOMM機能はさらに、PathUMを受信する前に、LCoA宛のMAPから発行される拡張局所バインディング受信確認(E−LBA;Extended−Local Binding Acknowledgement)を受信し、E−LBAは、少なくともMNのRCoA、MNのLCoA及びMNに関連付けられた固有値とを含み、MNのためのVBCEが既に存在する場合、E−LBAに含まれる情報を用いてMNのためのVBCEを更新し、MNのためのVBCEが存在しない場合、E−LBAに含まれる情報を用いてMNのためのVBCEを生成することもできる。
さらに、VMAPのOMM機能は、さらにAR2及びMNから成るグループの1つによって発行されたPathUMを受信し、PathUMがMNから発行される場合、VMAPに直接送信されたPathUMからAR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出し、PathUMがAR2から発行される場合、LCoA宛のPathUMのソースアドレス領域からAR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出することもできる。
他の任意の実装では、VMAPのOMM機能は、さらに、E−LBAの中のバインディング存続期間の値(Binding Lifetime value)を受信し、MNのためのVBCEにバインディング存続期間の値を加え、バインディング存続期間の満了のときにMNのためのVBCEを除去することもできることを示唆している。
VMAPのOMM機能は、さらに、第2のモバイルノード(MN2)からMN2がVMAPにハンドオーバーを要求するための拡張ルータ要請(E−RtSol)を受信し、前のLCoA(LCoA−MN2)宛のPathUMを送信し、ルータ通知(RtAdv)をMN2に送信することもでき、E−RtSolは、前のLCoA(LCoA−MN2)を含む。
本発明の第2の側面は、モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)のネットワークにおいて、モバイルノード(MN)が第1のアクセスルータ(AR1)から第2のアクセスルータ(AR2)にハンドオーバーするための方法を目的とするものであって、仮想モバイルアンカーポイント(VMAP)は、階層的にモバイルアンカーポイント(MAP)の下、かつAR1の上にあり、MNは、MAPの下で有効な地域{きょくち てき}気付アドレス(RCoA;Regional Care−of Address)と、AR1の下で有効な第1の局所気付アドレス(LCoA;Local Care−of Address)とを有する。上記方法は、VMAPにおいて、MNのための固有値と、LCoA宛の拡張局所バインディング受信確認(E−LBA;Extended−Local Binding Acknowledgement)の中のMNのRCoAとをMAPから受信するステップと、MNのためのVMAPバインディングキャッシュエントリを生成し、MNのための固有値はLCoA及びRCoAとともにVMAPにおいて保持されるステップと、MNから拡張ルータ要請(E−RtSol)をAR2に送信し、それによってMNのハンドオーバーをAR2に要求し、E−RtSolはMNのLCoAを含むステップと、AR2からルータ通知メッセージ(RtAdv)をMNに送信するステップと、AR2からMNの第1のLCoA宛にパス更新メッセージ(PathUM)を送信するステップと、VMAPにおいてPathUMを受信するステップと、VMAPにおいてMNの第2のLCoA(LCoA2)を計算するステップと、VMAPにおいてLCoAで受信されたトラフィックをLCoA2に転送するステップと、を含む。
本発明の第3の側面は、モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)のネットワークにおいて、VMAPが使用可能なMIPv6のドメインにおいて有効な第1の局所気付アドレス(LCoA)を用いて第1のアクセスルータ(AR1)に接続されるモバイルノード(MN)を目的とするものであって、MNは、MNに関連付けられ、VMAPが使用可能なドメインのモバイルアンカーポイント(MAP)と共有される固有値を有し、MNは、MAPの下で有効な地域{きょくち てき}気付アドレス(RCoA)を有する。MNは、AR1から第2のアクセスルータ(AR2)へのハンドオーバーが必要であることを検知することが可能で、LCoAを含むAR2に拡張ルータ要請(E−RtSol)を送信し、ルータ通知(RtAdv)をAR2から受信し、AR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビットをRtAdvから抽出し、AR2の下で有効な第2のLCoA(LCoA2)を以下の関数を用いて計算する、改良型マイクロ移動性管理(OMM)機能を備える。
LCoA2=MNのRCoA、MNのLCoA及びMNに関連付けられた固有値を共にハッシュ化することによって得られる64ビットと連結された、AR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビット
任意に、MNのOMM機能はさらに、LCoA2を計算する前に、AR1宛のパス更新メッセージ(PathUM)を送信することも可能であり、PathUMは、AR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビットを少なくとも含む。
さらに別のオプションは、MNのOMM機能がさらに、LCoA2を計算した後、LCoA宛のパス更新メッセージ(PathUM)を送信することが可能であり、PathUMがAR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビットを少なくとも含むようにするためのものである。
本発明は、HMIPv6との互換性のある、改良型マイクロ移動性管理のメカニズムを提供する。改良されたメカニズムは、新しいアクセスルータへの最初のアクセスルータとの間の通信のハンドオーバーを容易にするために既存のアドレス管理の手続きを利用する。そのため、仮想モバイルアンカーポイントの新しい機能は、MAPと比較してモバイルノード(MN)により近い状態で導入される。例えば、MNは、最初のアドレスが有効な状態でそれに従って最初のアクセスルータに接続されることができる。VMAPは、階層的に、最初のアクセスルータがMAPとMNとの間で交換されたメッセージの軌跡を保つことに対し責任をもつ。VMAPはさらに、新しいアクセスルータの下で有効なMNの新しいアドレスを計算し、MNの新しいアドレスに対しMNの最初のアドレスで受信されたトラフィックを通過させる(tunneling)ことによって、新しいアクセスルータへのMNのハンドオーバーが確認されるとすぐに反応する。VMAPにおけるハンドオーバーは、新しいアクセスルータまたは新しいアクセスルータの近くの第2のVMAPからのこの趣旨のメッセージの受信によって確認される。局所バインディング更新及び受信確認の手続きがMNとMAPとの間で完了しているとき、新しいアドレスの利益のためにそれがMAPレベルで廃棄されるので、VMAPはMNの最初のアドレスにおけるトラフィックを受信するのを停止する。本発明はまた、それらのリンクの存在に縛られないが、場合によっては階層的な木のトポロジー(即ち、メッシュネットワーク)の外のルータとの間に存在するリンクを利用する。
図4は、本発明の教示にかかる改良型マイクロ移動性管理(OMM)ドメイン400と呼ばれるHMIPv6互換のドメインのネットワーク形態を示している。OMMドメイン400のノードには異なる機能があるが、OMMドメイン400の階層構造は、先に提示したHMIPv6ドメイン110’の階層構造と同様である。OMMドメイン400は、モバイルアンカーポイント(MAP)410を備える。MAP410は、OMMドメイン400におけるローカルホームエージェントとみなすことができる。図4に示す実施例の目的のために、MAP410はVMAP1 420に接続され、そしてVMAP1は、VMAP2 422及びVMAP3 424に接続する。VMAPアクセスルータVAMP AR1 430は、VMAP1 420に接続される。VMAPアクセスルータVMAP AR2 432及びアクセスルータAR3 434は、ともにVMAP3 424に接続される。様々なリンク240は、OMMドメイン400のノード間に情報を送るのに用いられる。また、いくつかのさらなるリンク440が、OMMドメイン400内の少なくともVMAPの同一階層レベル(ARの視点からみて)の間に存在する。本発明は、後に示すように、いくつかのさらなるリンク442が存在する可能性を考慮に入れるが、それらが要因となって複雑度が増加するという観点から奨励されない。リンク240、440及び442は、通常有線のリンクである。また、MAP410は、点線の矢印244によって示されるように、さらにルータに接続されることができる。MAP410は、OMM400のエントリーポイントであり、MN110の代わりになるものとして図1のリンク125に接続される。また、図4は、第1の位置AにおいてOMMドメインに入り、位置B及びCに沿って移動するMN412を示す。MN412は、位置Aの付近にあるリンク250を経由してVMAP AR1 430に接続され、位置Bの付近にあるリンク252を経由してVMAP AR2 432に、位置Cの付近にあるリンク254を経由してAR3 434に接続される。説明のために、MN412は位置Bの近くにあるが、全てのリンクを表示している。リンク250〜254は、通常無線リンクである。
本発明では、後に明らかにされるように、OMMドメイン400内の全てのVMAPが使用可能なルータは、それらの間で交換されたメッセージを認証できることが望ましい。これは、あらかじめ設定されたキーを用いることで実行できると思われるが、認証機能を提供する他のいかなるメカニズムでも使用することができる。さらに、MN412及びMAP410は、ともにMN412に関連する同一の固有の値を提供することができると仮定する。これは、例えばCGA(Cryptographically Generated Address)メカニズム等の認証機関または他の手段を用いてあらかじめ確立された既存の秘密鍵(SecretKey)のハッシュ値であることができる。秘密鍵は、OMMドメイン400の他のノードでは利用できず、また利用可能にしてはいけないが、秘密鍵のハッシュ値を提供することにおいてはリスクは全くない(ハッシュ関数を経由して元の値は数学的に失われている)。以下の議論では、明確さのためだけに、hash(SecretKey)は、MN412に関連する固有値を代表するものとして用いられる。
図5は、MN412が位置AにおいてOMMドメイン400に入る(ステップ510)ときの、OMMドメイン400のMN412と他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートを示している。ステップ510の後すぐに、MN412は、MAP410及びE−RtAdvの送信者に関する情報を含む拡張されたルータ通知(E−RtAdv)を受信する。E−RtAdv514には、さらに、OMMドメイン400はVMAPが使用可能である(即ち、少なくとも1つのVMAPがOMMドメイン400内に存在する)ことを示す印を含む。その印は、標準のRtAdvメッセージの中にフラグのビットを追加することによって実装されてもよい。
E−RtAdvメッセージは、OMMドメイン400の各アクセスルータによって定期的に送信される。それが受信されないか、またはMN112の構成から見た期限時間内に受信されない場合、MN412は、任意のルータ要請(RtSol)512を通じて能動的に要求することもできる。RtSol512は、マルチキャストアドレスに送信されたメッセージであり、受信するアクセスルータ(例えば、VMAP AR1 430及びVMAP AR2 432)は適切なE−RtAdvに応答する。VMAP AR1 430からE−RtAdvを受信すると(リンク250〜254が無線である場合に、AR1 430のE−RtAdv314が、1以上のE−RtAdvが受信された場合の最良のE−RtAdvメッセージであると仮定する。最良のE−RtAdvとは、E−RtAdvの伝播信号の品質がMN412による評価において最も良い特性を有することを意味する。)、MN412は、局所気付アドレス(LCoA)、地域気付アドレス(RCoA)を構成する(ステップ516)。MN512は、LCoAを構築するのに用いられる仕組みに応じて、そのアドレスがOMMドメイン400内で既に使用中でないことを確認するために、そのLCoAにおいて二重アドレス検出(DAD;Duplicate Address Detection)を実行(ステップ517)しなければならないこともある。一般的なHMIPv6の実装におけるLCoAのための一般的なDAD517の手続きは2000ms以上かかることが経験を通じて既に確定されているので、固有のサフィックス(suffix)を用いるLCoAを構築することは有益である。LCoAは、VMAP AR1 430の下で有効である。HMIPv6の仕様によると、LCoAは、VMAP AR1 430のサブネットプリフィックス(E−RtAdv514内で取得される)の最初の64ビットと、MN412によって提供される別の64ビットの値との連結である。RCoAは、MAP410の下で有効である。上述したように、それは異なって好適に構築されることができるが、このことは本発明の範囲外に該当するものである。同様に、RCoAを構築するために様々なメカニズムを用いることができる。RCoAのためのメカニズムの1つは、MAP410のサブネットプリフィックス(E−RtAdv514内で取得される)最初の64ビットとMN412によって提供される別の64ビットの値との連結である。
ステップ516の後、MN412は、MAP410宛のローカルバインディングアップデート(LBU)518を送信することによって、新たに構成されたLCoA及びRCoAをMAP410に通知する。LBU518は、途中のルータによってHMIPv6トポロジーに沿って転送され、MAP410まで適切なリンク240を辿る。HMIPv6の仕様によると、その後MAP410は、その責任において他のいかなるものもMN412によって提示されたRCoAを現在使用していないことを確認するために、DADを実行(ステップ520)しなければならない。RCoAを構築するために用いられたメカニズムによって、それは必要でないかもしれないので、ステップ520は、本発明のコンテキストにおいては任意であるとしてみなされる。MAP410はその後、ローカルバインディングにRCoA及びLCoAを登録し、HA130とともにRCoAを登録するための適切なステップ(即ち、HA130に対するBU、図5には図示していない)をとる。ローカルバインディングを確認するために、MAP510はさらに、MN412のLCoA宛に拡張ローカルバインディング受信確認(E−LBA)522を送信する。E−LBA522は、合意されたハッシュ関数(例えば、MD5等)を用いて実行される秘密鍵のハッシュ値に対応する値を含む情報を通常の一番上に含む。E−LBA522は、最良の実施例においては、バインディング存続期間及びMN412のRCoAをさらに含む。これらの3つの値は、例えば、E−LBA522の1つの付加的な領域に含むことができる。E−LBA522にこの情報を含む理由は、本発明のハンドオーバー機能の説明を通して後に明らかにされる。E−LBA522を受信する各VMAP(即ち、VMAP1 420、VMAP2 422及びVMAP AR1 430)は、以下の構造を有する仮想バインディングキャッシュエントリ(VBCE)を生成する。
・LCoA−RCoA−バインディング存続期間(提供された場合)−Hash(SecretKey)
LCoAは、E−LBA522の目的地領域から特定される。その後、MAP410は、ローカルHAとして動作し、MN412に代えてRCoAに宛てられた全てのパケットを受信し、カプセル化してMN412のLCoAに直接それらを転送する。これは、図5において、「トラフィック」524として太線の矢印で示されている。
図6は、MN412がポイントBに向かって移動するとき(ステップ530)の、OMMドメイン400のMN412と他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートを示している。この位置で、MN412は、VMAP AR1 430からVMAP AR2 432にハンドオーバーする必要があることを検知する。リンク250〜254が無線の場合、MN412がハンドオーバー手続きを開始すべき時期を決定するための、本発明によって提供される厳密な閾値はない。しかしながら、MN412とVMAP AR1 430との間の無線通信品質の測定結果は、判断基準として用いられることができる。本発明では、ハンドオーバー手続きは、VMAP AR2 432(即ち、新たなアクセスルータ)にE−RtSol532を送信することによってMN412により開始される必要がある。E−RtSolは、以下の値が追加されたRtSolメッセージの全ての情報を含む:LCoA(即ち、VMAP AR1 430の下で有効なアドレス)、及び潜在的には、以下の関数に対応する値:Hash[Hash(SecretKey)|LCoA](即ち、LCoAとハッシュ化された秘密鍵とのハッシュ値)。
E−RtSol532の受信後、VMAP AR2 432は、RtAdv534(または、E−RtAdvの可能性もある)を送信する。VMAP AR2 432は、MN412がE−RtSol532の実際の送信源であることを証明しなければならない。さもなければ、メカニズムが危険にさらされる可能性がある。しかしながら、証明に関する仕様の詳細は、本発明の範囲外に該当する。RtAdv534の受信後、MN412は、VMAP AR2 432の下で有効なLCoA2を以下の数式を用いて構成する(ステップ536)。
LCoA2=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA]からの64ビットに連結されたRtAdv534のソースアドレスの最初の64ビット(即ち、VMAP AR2 432のプリフィックス)
そのようなシナリオでは、LCoA2はMAP410によって既に検証されまたは提供された固有の情報のみを用いて取得されるという事実によって陳腐化されているので、LCoA2においてDADを実行する必要は全くない。ハッシュが一意の入力に対し一意の出力を提供することは、数学的に証明されている。
最良の実施例においては、E−RtSol532の受信後、VMAP AR2 432は、LCoA宛のパス更新メッセージ(PathUM)535を送信する。PathUM535は、好ましくは、OMMドメイン400のルータ間で利用可能な認証メカニズム(例えば、予め設定された鍵)を用いて署名される。PathUM535は、階層化構造の外で送信され、可能であればリンク440を利用する。言い換えると、PathUM535が宛てられたLCoAは、VMAP AR1 430の責任下にあるので、PathUM535は、VMAP AR2 432からVMAP AR1 430に対し、OSPF(Open Shortest Path First)のようなルーティングプロトコルを用いて最適化されたパス上に送信される。他の変形例は、LCoAは依然としてMN412によって使用されることができ、MN412からVMAP AR1 430にPathUM535’を送信するようにするものである。これは、潜在的により高価なエアインタフェースを使用するため、それほど効果的でない選択肢と考えられるが、PathUM535’がVMAP AR2 432のサブネットプリフィックスをさらに含む限り、本発明の目的に対しては適切に動作する。
PathUM535の受信後(または、付随的は535’)VMAP AR1 430は、そのVBCEうちの一つにLCoAがあるかどうかをチェックする。既に導入されたものを呼び戻して、VBCEは、対応するLCoA、対応するRCoA及び対応するハッシュ値(秘密鍵)、及び場合によってはバインディング存続期間をリストにし、PathUM535または535’はLCoAを提供する。LCoAがVBCEに存在する場合、VMAP AR1 430は、もし使用されていればPathUM535の署名をチェックし、もし有効であればMN412と同様の数式を用いてLCoA2を計算する(ステップ537)。
LCoA2=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA]からの64ビットと連結されたPathUM535のソースアドレスまたはPathUM535’のコンテンツ(即ち、VMAP AR2 432のプリフィックス)の最初の64ビット
また、VMAP AR1 430は、VBCEからRCoA及びハッシュ値(秘密鍵)を取得し、VBCEのLCoAを用いて相互に関連付けられたPathUM535または535’からLCoAを取得する。その後、VMAP AR1 430は、LCoA2を用いてVBCEを更新し、すぐにLCoAで受信されたパケットをLCoA2に対して別のルートで送信し始める(ステップ537)。従って、VMAP AR1 430は、LCoAで受信したパケットをカプセル化し、利用可能であればリンク440(例えばOSPFを経由して)を用いてMN112のLCoA2に対し直接転送する。これは、図6において、「トラフィック」544として太線の矢印で示されている。
この時点で、MN412は、事実上VMAP AR2 432の責任範囲下にある。LCoAで受信されたトラフィックは、新たに構成されたLCoA2に対して事実上転送される。唯一なくなったステップは、その結果としてLCoA2の利益のために用いられるのを止めるためにLCoAがMAP410に通知することである。これは、以前と同様にLBU及びE−LBAを用いて行われる。2つのアクセスルータの間のピンポンが頻繁であるアクセスネットワークにおいて、この更新を遅延させることにおける利点がある可能性がある。いかなるトラフィックの損失も経験せず、本発明で提案されるハンドオーバーが非常に効率的であるので、本発明は、MAP410のローカルバインディングの正式な更新を開始する前に、所定の遅延を導入することによって2つのアクセスルータ間でハンドオーバーを行うための真の必要性があることを保証するのに用いることができる。
ステップ536の後、MN412は、MAP410宛てのLBU538を送ることによって、新たに構成されたLCoA2のMAP410を通知することができる。LBU538は、適切なリンク240を辿り、途中にあるルータによってHMIPv6トポロジーに沿ってMAP410まで転送される。その後、MAP410は、LCoAに置き換えてローカルバインディングにLCoA2を登録する。RCoAは変化していないので、この時点ではHA130の更新は必要ない。ローカルバインディングを確認するために、MAP210はさらに、MN412のLCoA2宛てにE−LBA542を送信する。その後、MAP410がローカルHAとして動作し、MN412に代えてRCoA宛の全てのパケットを受信し、カプセル化し、MN412のLCoA2にそれらを直接転送する。この時点で、LCoAはMAP410のレベルで使用を中止されるので、VMAP AR1 430で構築された転送は使用を中止される。E−LBA542は、前に提示されたE−LBA522と同様に用いられ、従って、最良の実施例においては、バインディング存続期間及びMN412のRCoAを含んでいる。E−LBA542を受信する各VMAP(即ち、VMAP1 420、VMAP3 424及びVMAP AR2 432)は、仮想バインディングキャッシュエントリ(VBCE)を生成するか、または更新する(ステップ543)。
図7は、MN412がポイントCに向かって移動するとき(ステップ730)のOMMドメイン400のMN412と他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートを示している。この位置で、MN412は、VMAP AR2 432からAR3 434へのハンドオーバーが必要であることを検知する。リンク250〜254が無線である場合、MN412がハンドオーバー手続きを開始すべき時期を決定するための、本発明で提供される厳密な閾値はない。しかしながら、MN412とVMAP AR2 432の間の無線通信品質の測定結果は、判断基準として用いられることができる。上述したように、ハンドオーバー手続きは、AR3 434(即ち、新しいアクセスルータ)にE−RtSol732を送信することによって、MN412により開始される必要がある。E−RtSolは、以下の値が追加されたRtSolメッセージの全ての情報を含んでいる:LCoA2(即ち、VMAP AR2 432の下で有効なアドレス)、及び潜在的には、以下の関数に対応する値:Hash[Hash(SecretKey)|LCoA2](即ち、LCoA2とハッシュ化された秘密鍵とのハッシュ値)。E−RtSol732はさらに、Hash(SecretKey)の値を用いて署名される(悪意を持つユーザからの誤ったハンドオーバーの開始を避けるため)。
E−RtSol732の受信後、AR3 434は、RtAdv734(または、潜在的にE−RtAdv)を送信する。RtAdv734の受信後、MN412は、以下の式を用いてAR3 434の下で有効なLCoA3を構成する(ステップ736)。
LCoA3=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA2]からの64ビットに連結されたRtAdv434のソースアドレスの最初の64ビット(即ち、AR3 434のプリフィックス)
また、そのようなシナリオでは、LCoA3はMAP410によって既に検証されまたは提供された固有の情報のみを用いて取得されるという事実によって陳腐化されているので、LCoA3においてDADを実行する必要は全くない(DADは、ここでは任意であり、推奨されない)。
最良の実施例においては、AR3 454は、VMAPの機能を有していないので、AR3 434とVMAP AR2 342との間のリンク442は、存在しない(リンク442は、この時点では全く影響がないが、その効果は、図8を参照してさらによく理解される)。E−RtSol732の受信後、AR3 434は、LCoA2宛のパス更新メッセージ(PathUM)735を送信する。PathUM735は、好ましくは、OMMドメイン400のルータ間で利用可能な認証メカニズム(例えば、あらかじめ設定された鍵)を用いて署名される。最良の実施例では、PathUM735は、階層構造の内側で送信され、従って、VMAP3 424の近くを通る。リンク442が存在する場合、PathUM735に一致するPathUM735’が直接リンク442の上に送信される。他の変形例は、LCoA2がまだMN412によって使用できる間に、MN412からVMAP AR2 432にPathUM735”を送信することである。これは、潜在的により高価なエアインタフェースを使用するため、あまり効果的でない選択肢であると考えられるが、PathUM735”がAR3 434のサブネットプリフィックスをさらに含む限り、本発明の目的のためには適切に動作する。さらなる他の変形例は、LCoA3を構成した後、MN412からVMAP AR2 432にPathUM735'''を送信することである。この場合、リンク442が存在するか存在しないかについて考慮する必要がある。これは、潜在的により高価なエアインタフェースを使用するため、あまり効果的でない選択肢であると考えられるが、PathUM735'''がAR3 434のサブネットプリフィックスをさらに含む限り、本発明の目的のためには適切に動作する。
PathUM735(735’、735”または735''')の受信後、VMAP AR2 432は、LCoA2がVBCEの1つにあるかどうかをチェックする。LCoA2がVBCEに存在する場合、VMAP AR2 432は、もし使用されていれば、PathUM735または735’の署名をチェックし、有効であれば、MN412と同じ式でLCoA3を計算する(ステップ737)。
LCoA3=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA2]からの64ビットに連結された、PathUM735または735’のソースアドレスまたはPathUM735”または735'''のコンテンツからの最初の64ビット(即ち、AR3 434のプリフィックス)
また、VMAP AR2 432は、VBCEのLCoA2を用いることに関連して、VBCEからRCoA及びHash(SecretKey)を、PathUM735(735’、735”または735''')からLCoA2を取得する。その後、VMAP AR2 432は、LCoA3を用いてVBCEを更新し、すぐに、LCoA2で受信されたパケットを別ルートでLCoA3に送信し始める(ステップ737)。その結果、VMAP AR2 432は、LCoA2で受信されたパケットをカプセル化し、リンク440(利用可能であるなら)及び潜在的に442(例えばOSPFを経由して)を用いてMN112のLCoA3に直接転送する。これは、図7上で「トラフィック」744として太線の矢印で示されている。
この時点で、MN412は、事実上AR3 434の責任範囲下にある。LCoA2で受信されたトラフィックは、新たに構成されたLCoA3に対して事実上転送される。唯一なくなったステップは、その結果としてLCoA3の利益のために用いられるのを止めるためにLCoA2がMAP410に通知することである。これは、以前と同様にLBU及びE−LBAを用いて行われる。
ステップ736の後、MN412は、MAP410宛のLBU738を送ることによって、MAP410の新たに構成されたLCoA3をMAP410に通知することができる。LBU738は、適切なリンク240を辿り、途中にあるルータによってHMIPv6トポロジーに沿ってMAP410まで転送される。その後、MAP410は、LCoA2に置き換えてローカルバインディングにLCoA3を登録する。RCoAは変化していないので、この時点ではHA130の更新は必要ない。ローカルバインディングを確認するために、MAP210はさらに、MN412のLCoA3宛にE−LBA742を送信する。その後、MAP410は、ローカルHAとして動作し、MN412に代えてRCoA宛の全てのパケットを受信し、カプセル化し、MN412のLCoA3に直接それらを転送する。この時点で、LCoA2は、MAP410のレベルで使用を中止されるので、VMAP AR2 432で構築された転送は使用を中止される。E−LBA742は、前に提示されたE−LBA542及び522と同様に用いられ、従って、最良の実施例においては、バインディング存続期間及びMN412のRCoAを含んでいる。E−LBA742を受信する各VMAP(即ち、VMAP1 420及びVMAP3 424)は、仮想バインディングキャッシュエントリ(VBCE)を生成するか、または更新する(ステップ743)。
図8は、MN412がポイントCからポイントBに向かって戻るときのOMMドメイン400のMN412と他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートを示している。この位置で、MN412は、AR3 434からVMAP AR2 432へのハンドオーバーが必要であることを検知する。リンク250〜254が無線である場合、MN412がハンドオーバー手続きを開始すべき時期を決定するための、本発明で提供される厳密な閾値はない。しかしながら、MN412とAR3 434の間の無線通信品質の測定結果は、判断基準として用いられることができる。上述したように、ハンドオーバー手続きは、VMAP AR2 432(即ち、新しいアクセスルータ)にE−RtSol832を送信することによって、MN412により開始される必要がある。E−RtSolは、以下の値が追加されたRtSolメッセージの全ての情報を含んでいる:LCoA3(即ち、AR3 434の下で有効なアドレス)、及び潜在的には、以下の関数に対応する値:Hash[Hash(SecretKey)|LCoA3](即ち、LCoA3とハッシュ化された秘密鍵とのハッシュ値)。E−RtSol872はさらに、Hash(SecretKey)の値を用いて署名される(悪意を持つユーザからの誤ったハンドオーバーの開始を避けるため)。
E−RtSol832の受信後、VMAP AR2 432は、図6及び7の他の実施例に示すような標準のRtAdv、または、本実施例のために、MN−RtAdv834(潜在的には、E−RtAdvのVMAPフラグと共に)を送信する。MN−RtAdvは、階層的にVMAP AR2 432の上のVMAPであるものとして、VMAP3 424のアドレスをさらに含む。MN−RtAdv834の受信後、MN412は、以下の式を用いてVMAP AR2 432の下で有効なLCoA4を構成する(ステップ836)。
LCoA4=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA3]からの64ビットに連結されたRtAdv834のソースアドレスの最初の64ビット(即ち、VMAP AR2 432のプリフィックス)
また、そのようなシナリオでは、LCoA4は、MAP410によって既に検証されまたは提供された固有の情報のみを用いて取得されるという事実によって陳腐化されているので、LCoA4においてDADを実行する必要は全くない(DADは、ここでは任意であり、推奨されない)。
最良の実施例においては、AR3 434は、VMAPの機能を有していないので、AR3 434とVMAP AR2 342との間のリンク442は存在せず、E−RtSol832の受信後、VMAP432は、LCoA3宛のパス更新メッセージ(PathUM)835を送信する。PathUM835は、好ましくは、OMMドメイン400のルータ間で利用可能な認証メカニズム(例えば、あらかじめ設定された鍵)を用いて署名される。最良の実施例では、PathUM835は、階層構造の内側で送信され、VMAP3 424に直接到達する。リンク442が存在する場合、PathUM835に一致するPathUM835’が、AR3 434に送信される。AR3 434は、VMAP3 424へさらにそれを転送する必要がある(AR3 434はVMAPの機能を有していないので)。他の変形例は、LCoA3がまだMN412によって使用できる間に、MN412からVMAP3 424にPathUM835”を送信することである。これは、潜在的により高価なエアインタフェースを使用するため、あまり効果的でない選択肢であると考えられるが、PathUM835”がVMAP AR2 432のサブネットプリフィックスをさらに含む限り、本発明の目的のためには適切に動作する。さらなる他の変形例は、LCoA4を構成した後、MN412からVMAP3 424(MN−RtAdv834に含まれるアドレス)にPathUM835'''を送信することである。メッセージはそれによってVMAP3 424に送信されるので、この場合、VMAP AR2 432のプリフィックスは、除外することができる。これは、潜在的により高価なエアインタフェースを使用するため、あまり効果的でない選択肢であると考えられるが、本発明の目的のためには適切に動作する。
PathUM835(835’、835”または835''')の受信後、VMAP3 424は、LCoA3がVBCEの1つにあるかどうかをチェックする。LCoA3がVBCEに存在する場合、VMAP3 424は、もし使用されていれば、PathUM835または835’の署名をチェックし、有効であれば、MN412と同じ式でLCoA4を計算する(ステップ837)。
LCoA4=Hash[RCoA|Hash(SecretKey)|LCoA3]からの64ビットに連結された、PathUM835または835’または835'''のソースアドレスまたはPathUM835”のコンテンツからの最初の64ビット(即ち、VMAP AR2 424のプリフィックス)
また、VMAP3 424は、VBCEのLCoA3を用いることに関連して、VBCEからRCoA及びHash(SecretKey)を、PathUM835(835’、835”または835''')からLCoA3を取得する。その後、VMAP3 424は、LCoA4を用いてVBCEを更新し、すぐに、LCoA3で受信されたパケットを別ルートでLCoA4に送信し始める(ステップ837)。その結果、VMAP3 424は、LCoA3で受信されたパケットをカプセル化し、この場合は(例えばOSPFを経由して)リンク240を用いてMN112のLCoA4に直接転送する。これは、図8上で「トラフィック」844として太線の矢印で示されている。
この時点で、MN412は、事実上VMAP AR2 432の責任範囲下にある。LCoA3で受信されたトラフィックは、新たに構成されたLCoA4に対して事実上転送される。唯一なくなったステップは、その結果としてLCoA4の利益のために用いられるのを止めるためにLCoA3がMAP410に通知することである。この場合には、LBU及びE−LBAを用いて最終的な更新を行うことにおいて効率が向上することはないことに留意されたい。
ステップ836の後、MN412は、MAP410宛のLBU838を送ることによって、MAP410の新たに構成されたLCoA4をMAP410に通知することができる。LBU838は、適切なリンク240を辿り、途中にあるルータによってHMIPv6トポロジーに沿ってMAP410まで転送される。その後、MAP410は、LCoA3に置き換えてローカルバインディングにLCoA4を登録する。RCoAは変化していないので、この時点ではHA130の更新は必要ない。ローカルバインディングを確認するために、MAP210はさらに、MN412のLCoA4宛にE−LBA842を送信する。その後、MAP410は、ローカルHAとして動作し、MN412に代えてRCoA宛の全てのパケットを受信し、カプセル化し、MN412のLCoA4に直接それらを転送する。この時点で、LCoA3は、MAP410のレベルで使用を中止されるので、VMAP3 424で構築された転送は使用を中止される。E−LBA842は、前に提示されたE−LBA742及、542及び522と同様に用いられ、従って、最良の実施例においては、バインディング存続期間及びMN412のRCoAを含んでいる。E−LBA842を受信する各VMAP(即ち、VMAP1 420、VMAP3 424及びVMAP AR2 432)は、仮想バインディングキャッシュエントリ(VBCE)を生成するか、または更新する(ステップ843)。
図9は、本発明の教示にかかるVMAP900のモジュラの説明を示している。VMAPは、VBCE910を含み、認証モジュール920、中間ルータ機能930、及びアクセスルータ機能940を備えることができ、改良型マイクロ移動性管理(OMM)機能950及び階層モバイルIPv6機能960を備える。認証モジュール920は、隣接するノードとMNとで交換されたメッセージを認証するのに用いられる場合、上で示したように処理を行う。中間ルータ機能930は、この役割で適切に動作するように、上述したVMAP3 424などのVMAPに存在している。階層モバイルIPv6機能960は、上述したような既存のHMIPv6の特徴を受け持つ。アクセスルータ機能940は、この役割で適切に動作するように、上述したVMAP AR2 432などのVMAPに存在している。中間ルータ機能930及びアクセスルータ機能940は、必ずしも相互排他的ではない。
OMM機能950は、MN412が新しいARにハンドオーバーしていることをVMAP950に通知する、上述したPathUMのうちの1つを受信し、新しいARの下で有効な新しい局所気付アドレス(nLCoA)を計算し、MNの前のLCoAで受信されたトラフィックをnLCoAに転送することができる。
MNのためのVBCE910は、少なくともMNのRCoA、MNのLCoA、及びMNに関連づけられた固有値を含み、LCoA2を計算するステップは、上述した関数を用いて実行される。
LCoA2=MNのRCoA、MNのLCoA、及びMNに関連づけられた固有値を共にハッシュ化することによって得られる64ビットと連結された、新しいARのサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビット
任意に、PathUMを受信する前に、OMM機能950はさらに、LCoA宛のMAPから発行された拡張局所バインディング受信確認(E−LBA)を受信することができる。上で示したように、E−LBAは、少なくともMNのRCoA及びMNに関連付けられた固有値を含む。その後、OMM機能950は、さらに以下のステップのうち1つを実行することができる。
MNのためのVBCEが既に存在する場合、E−LBAに含まれる情報を用いてMNのためのVBCEを更新するステップ、及び
MNのためのVBCEが存在しない場合、E−LBAに含まれる情報を用いてMNのためのVBCEを生成するステップ
さらに、OMM機能950は、さらに、AR2及びMNからなるグループのうちの1つによって発行されたPathUMを受信し、PathUMがMNから発行される場合、VMAPに直接送信されたPathUMからAR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出し、またはPathUMがAR2から発行される場合、LCoA宛のPathUMのソースアドレス領域からAR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出することができる。
また、OMM機能は、さらにE−LBAの中のバインディング存続期間の値を受信し、MNのためのVBCEにバインディング存続期間の値を加え、バインディング存続期間の満了のときにMNのためのVBCEを除去することができる。
上で示したように、VMAP900は、VMAP900のOMM機能950を通じて、さらに、第2のモバイルノード(MN2)がVMAPにハンドオーバーを要求するための拡張ルータ要求(E−RtSol)を第2のモバイルノード(MN2)から受信し、E−RtSolは、前のLCoA(LCoA−MN2)を含む。その後、VMAPは、LCoA−MN2宛のPathUMを送信し、MN2にルータ通知(RtAdv)を送信する。
図10は、本発明の教示にかかるMN1000のモジュラの説明を示している。MN1000は、認証モジュール1020、OMM機能1050、及びHMIPv6機能1060を備える。認証モジュール1020は、他のノードと交換されたメッセージの認証に用いられる場合、上で示したような処理を行う。階層モバイルIPv6機能1060は、上述したような既存のHMIPv6の特徴を受け持つ。OMM機能は、第1のAR1から第2のアクセスルータ(AR2)へのハンドオーバーを行う必要があることを検知し、AR1の下で有効なLCoAを含むAR2に拡張ルータ要請(E−RtSol)を送信し、AR2からルータ通知(RtAdv)を受信し、RtAdvからAR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビットを抽出し、以下の関数を用いてAR2の下で有効な第2のLCoA(LCoA2)を計算することができる。
LCoA2=MNのRCoA、MNのLCoA、及びMNに関連づけられた固有値を共にハッシュ化することによって得られる64ビットと連結された、AR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビット
任意に、LCoA2を計算する前に、OMM機能はさらに、AR1宛のパス更新メッセージ(PathUM)を送信することができ、PathUMは、AR2のサブネットプリフィックス対応する64ビットを少なくとも含む。
同様に、LCoA2を計算した後に、OMM機能はさらに、LCoA宛のパス更新メッセージ(PathUM)送信することができ、PathUMは、AR2のサブネットプリフィックスに対応する64ビットを少なくとも含む。
直接のリンクが存在している限り、最終的にPathUMが交換される2つのVMAPは、単一のMAPの下にある必要は全くないことに注意されたい。
本発明のいくつかの実施例は、添付図面で示され、上記記載で説明されるが、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の教示から逸脱しない範囲で多数の再配置、変更、及び置換が可能であるものと理解されたい。さらに、ノード間の通信は、多くの中間ノードの間の情報の経路選択と転送を伴うと思われる。このことは、本発明に影響せず、従って説明では明確に言及しない。一般に、本発明の説明でなされた記述は、必ずしも本発明の様々な請求された側面のいずれかを制限するというわけではない。さらに、いくつかの記述は、いくつかの発明の特徴に適用するが、他のものには適用されなくてもよい。図面では、同様のまたは同一の要素は、複数の図中で同じ参照番号で指定され、表現された様々な要素は、必ずしも原寸{げんすん}に比例{ひれい}して描かれるというわけではない。
従来技術のモバイルインターネットプロトコルバージョン6の構造を表したものである。 従来技術によるHMIPv6の仕様によって定められたHMIPv6のネットワークアーキテクチャである。 従来技術によるMNがHMIPv6ドメインに入るときの、モバイルノードとHMIPv6ドメインの他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作とフローチャートである。 従来技術によるMNがHMIPv6ドメインに入るときの、モバイルノードとHMIPv6ドメインの他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作とフローチャートである。 本発明の教示にかかる、改良型マイクロ移動性管理(OMM)の特徴を実装するHMIPv6互換のドメインのネットワーク形態(トポロジー)である。 本発明にかかる、MNがOMMドメインに入るときのOMMドメインのモバイルノード(MN)と他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートである。 本発明にかかる、MNがポイントBに向かって移動するときのOMMドメインのMNと他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートである。 本発明にかかる、MNがポイントCに向かって移動するときのOMMドメインのMNと他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートである。 本発明にかかる、MNがポイントBに向かって戻るときのOMMドメインのMNと他のノードとの間の動作及び作用についてのノードの動作及びフローチャートである。 本発明の教示にかかるVMAPのモジュールを表したものである。 本発明の教示にかかるモバイルノードのモジュールを表したものである。

Claims (10)

  1. モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)ネットワークにおいて、第1のアクセスルータ(AR1)から第2のアクセスルータ(AR2)へのモバイルノード(MN)のハンドオーバーの効率性を向上させるための仮想モバイルアンカーポイント(VMAP)であって、前記仮想モバイルアンカーポイントは、階層的にモバイルアンカーポイント(MAP)の下かつ前記第1のアクセスルータの上にあり、前記モバイルノードは、前記モバイルアンカーポイントの下で有効な地域気付アドレス(RCoA)と、前記第1のアクセスルータの下で有効な第1の局所気付アドレス(LCoA)とを有し、
    前記モバイルノード412が前記第2のアクセスルータにハンドオーバーすることを前記仮想モバイルアンカーポイントに通知するパス更新メッセージ(PathUM)を受信することと、
    前記第2のアクセスルータの下で有効な第2の局所気付アドレス(LCoA2)を計算することと、
    前記第1の局所気付アドレスにおいて受信されたトラフィックを前記第2の局所気付アドレスに転送することと、
    を可能とする、改善型マイクロ移動性管理(OMM)機能を備えることを特徴とする、仮想モバイルアンカーポイント。
  2. 前記モバイルノードの地域気付アドレスと、
    前記モバイルノードの第1の局所気付アドレスと、
    前記モバイルノードに関連付けられた固有値と、
    を少なくとも含む、前記モバイルノードのためのVMAPバインディングキャッシュエントリ(VBCE)をさらに含み、
    前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットと、前記モバイルノードの地域気付アドレス、前記モバイルノードの第1の局所気付アドレス及び前記モバイルノードに関連付けられた固有値を共にハッシュ化することによって得られる64ビットとを連結する関数を用いて、前記第2の局所気付アドレスの計算を実行することを特徴とする、請求項1に記載の仮想モバイルアンカーポイント。
  3. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    前記パス更新メッセージを受信する前に、前記モバイルアンカーポイントから発行された前記第1の局所気付アドレス宛の拡張ローカルバインディング受信確認(E−LBA)を受信し、前記拡張ローカルバインディング受信確認は、前記モバイルノードの地域気付アドレス及び前記モバイルノードに関連付けられた固有値を少なくとも含むことと、
    前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリが既に存在する場合、前記拡張ローカルバインディング受信確認に含まれる情報を用いて前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリを更新するステップ、及び前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリが存在しない場合、前記拡張ローカルバインディング受信確認に含まれる情報を用いて前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリを生成するステップのうち1つを実行することと、
    を可能とすることを特徴とする、請求項2に記載の仮想モバイルアンカーポイント。
  4. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    前記第2のアクセスルータ及び前記モバイルノードから成るグループのうちの1つによって発行された前記パス更新メッセージを受信することと、
    前記パス更新メッセージが前記モバイルノードから発行される場合に、前記仮想モバイルアンカーポイントに直接送信された前記パス更新メッセージから前記AR2のサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出することと、
    前記パス更新メッセージが前記第2のアクセスルータから発行される場合に、前記第1の局所気付アドレス宛の前記パス更新メッセージのソースアドレス領域から前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する最初の64ビットを抽出することと、
    を可能とすることを特徴とする、請求項2に記載の仮想モバイルアンカーポイント。
  5. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    前記拡張ローカルバインディング受信確認の中のバインディング存続期間の値を受信することと、
    前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリに前記バインディング存続期間の値を加えることと、
    前記バインディング存続期間の満了のときに前記モバイルノードのための前記VMAPバインディングキャッシュエントリを除去することと、
    を可能とすることを特徴とする、請求項3に記載の仮想モバイルアンカーポイント。
  6. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    第2のモバイルノード(MN2)が前記仮想モバイルアンカーポインにハンドオーバーを要求する拡張ルータ要請(E−RtSol)を前記第2のモバイルノード(MN2)から受信し、前記拡張ルータ要請は、前の局所気付アドレス(LCoA−MN2)を含むことと、
    前記前の局所気付アドレス(LCoA−MN2)宛のパス更新メッセージを送信することと、
    ルータ通知(RtAdv)を前記第2のモバイルノードに送信することと、
    を可能とすることを特徴とする、請求項1に記載の仮想モバイルアンカーポイント。
  7. モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)ネットワークにおいて、第1のアクセスルータ(AR1)から第2のアクセスルータ(AR2)へのモバイルノード(MN)のハンドオーバーを行う方法であって、仮想モバイルアンカーポイント(VMAP)は、階層的にモバイルアンカーポイント(MAP)の下かつ前記第1のアクセスルータの上にあり、前記モバイルノードは、前記モバイルアンカーポイントの下で有効な地域気付アドレス(RCoA)と、前記第1のアクセスルータの下で有効な第1の局所気付アドレス(LCoA)とを有し、
    前記仮想モバイルアンカーポイントにおいて、前記第1の局所気付アドレス宛の拡張局所バインディング受信確認(E−LBA)内の前記モバイルノード及び前記モバイルノードの地域気付アドレスのための固有値を前記モバイルアンカーポイントから受信するステップと、
    前記仮想モバイルアンカーポイントにおいて、前記モバイルノードのためのVMAPバインディングキャッシュエントリを生成し、前記モバイルノードのための固有値は、前記第1の局所気付アドレス及び前記地域気付アドレスとともに保持されるステップと、
    前記モバイルノードから拡張ルータ要請メッセージ(E−RtSol)を前記第2のアクセスルータに送信し、それによって前記モバイルノードのハンドオーバーを前記第2のアクセスルータに要求し、前記拡張ルータ要請メッセージは前記モバイルノードの第1の局所気付アドレスを含むステップと、
    ルータ通知メッセージ(RtAdv)を前記第2のアクセスルータから前記モバイルノードに送信するステップと、
    前記モバイルノードの第1の局所気付アドレス宛のパス更新メッセージ(PathUM)を前記第2のアクセスルータから送信するステップと、
    前記仮想モバイルアンカーポイントにおいて、前記パス更新メッセージを受信するステップと、
    前記仮想モバイルアンカーポイントにおいて、前記モバイルノードの第2の局所気付アドレス(LCoA2)を計算するステップと、
    前記仮想モバイルアンカーポイントにおいて、前記第1の局所気付アドレスにおいて受信されたトラフィックを前記第2の局所気付アドレスに転送するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  8. モバイルインターネットプロトコルバージョン6(MIPv6)ネットワークにおける前記MIPv6ネットワークのVMAPが使用可能なドメイン内で、その下にあって有効な第1の局所気付アドレス(LCoA)を用いる第1のアクセスルータ(AR1)に接続されたモバイルノード(MN)であって、前記モバイルノードは、前記VMAPが使用可能なドメインのモバイルアンカーポイント(MAP)と共有され、前記モバイルノードに関連付けられた固有値を有し、前記モバイルノードは、前記モバイルアンカーポイントの下で有効な地域気付アドレス(RCoA)を有し、
    前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータ(AR2)へのハンドオーバーを行う必要があることを検知することと、
    前記第1の局所気付アドレスを含む前記第2のアクセスルータに拡張ルータ要請(E−RtSol)を送信することと、
    前記第2のアクセスルータからルータ通知(RtAdv)を受信することと、
    前記ルータ通知から前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する64ビットを抽出することと、
    前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する64ビットと、前記モバイルノードの地域気付アドレス、前記モバイルノードの第1の局所気付アドレス及び前記モバイルノードに関連付けられた固有値を共にハッシュ化することによって得られる64ビットとを連結する関数を用いて、前記第2のアクセスルータの下で有効な第2の局所気付アドレス(LCoA2)を計算することと、
    を可能とする、改良型マイクロ移動性管理(OMM)機能を備えることを特徴とする、モバイルノード。
  9. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    前記第2の局所気付アドレスを計算する前に、前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する64ビットを少なくとも含む、前記第1のアクセスルータ宛のパス更新メッセージ(PathUM)を送信することを可能とすることを特徴とする、請求項8に記載のモバイルノード。
  10. 前記改良型マイクロ移動性管理機能は、さらに、
    前記第2の局所気付アドレスを計算した後に、前記第2のアクセスルータのサブネットプリフィックスに対応する64ビットを少なくとも含む、前記第1の局所気付アドレス宛のパス更新メッセージ(PathUM)を送信することを可能とすることを特徴とする、請求項8に記載のモバイルノード。
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