JP2008532387A - 高性能空間的シンボル対応付けを使用するofdm−mimo通信システムおよび関連する方法 - Google Patents

高性能空間的シンボル対応付けを使用するofdm−mimo通信システムおよび関連する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008532387A
JP2008532387A JP2007557109A JP2007557109A JP2008532387A JP 2008532387 A JP2008532387 A JP 2008532387A JP 2007557109 A JP2007557109 A JP 2007557109A JP 2007557109 A JP2007557109 A JP 2007557109A JP 2008532387 A JP2008532387 A JP 2008532387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
serial
transmitter
coupled
transmit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007557109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4634468B2 (ja
Inventor
イェンスー リ
Original Assignee
インターデイジタル テクノロジー コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターデイジタル テクノロジー コーポレーション filed Critical インターデイジタル テクノロジー コーポレーション
Publication of JP2008532387A publication Critical patent/JP2008532387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4634468B2 publication Critical patent/JP4634468B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0618Space-time coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0014Three-dimensional division
    • H04L5/0023Time-frequency-space
    • H04L5/0025Spatial division following the spatial signature of the channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0044Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
    • H04L5/0046Determination of how many bits are transmitted on different sub-channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Abstract

OFDM−MIMO無線通信システムにおける送信機は、それぞれのデータ・ストリームを送信するために複数のアンテナを使用する。チャネル・シンボルに対応付けされる前に、符号化された2進ビットは2つのグループに分割される。1つのグループは、従来のシステムのようにチャネル・シンボルに対応付けされる。2進ビットの別のグループは、空間的マップ指標を発生させるために使用される。空間的マップ指標は、それぞれの副搬送波に対してチャネル・シンボルを送信するためにどのアンテナを使用するべきかを決定する。実際的には、情報ビットがチャネル・シンボルとそのチャネル・シンボルを送信するアンテナの組み合わせにより連帯的に表される。したがって、同一のデータ速度を実現するために、より小さい信号コンスタレーションしか必要としない。さらに、従来の切り換えダイバーシティと同様な空間ダイバーシティの実現が可能である。従来のOFDMシステムに対して、非ゼロ副搬送波の数は平均的に半減し、ピーク対平均値比の削減をもたらす。

Description

本発明は、無線通信システムに関し、そしてより詳細には、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplex:OFDM)変調を使用し、複数の送受信アンテナを備える無線通信システムに関する。
多入力・多出力(Multiple-Input Multiple-Output:MIMO)無線通信システムは、送信機において複数のアンテナ素子を含み、および受信機において複数のアンテナ素子を含む。個々のアンテナ・アレイは、送信機において及び受信機においてそれらに関連付けられたアンテナ素子群に基づき形成される。このアンテナ素子群は、マルチパスが多い環境で使用されるが、その環境においては様々な物体が散乱しているために、それぞれの信号にマルチパスの伝播が現れる。
MIMO通信システムは、送信機と受信機の間の無線リンクの容量が改善されることを可能とするという利点がある。マルチパスが多い環境では、送信機と受信機の間に複数のチャネルを発生させることが可能である。従って1つのユーザに対するデータを、同時にかつ同一の帯域幅を使用して、これらのチャネル上で並列に、無線により送信することが可能である。
直交周波数分割多重(OFDM)変調はまた、複雑な受信機設計を必要とすることなく、マルチパス環境において有効である。OFDMおよびMIMO技法の組み合わせは、802.llnやE(Evolved)−UTRAなどの様々な規格に適合されており、かつ次世代無線データ通信にとって有望である。
図1において示されるように、OFDM−MIMO送信機10においては、リンク信頼性を改善するために、直列のビット情報ストリーム12がチャネルエンコーダ14により符号化される。符号化された直列ビット情報ストリーム16は次に、必要なデータ速度を実現するためにパンクチャ機構(puncturer)18によりパンクチャ(puncture)される。パンクチャード符号化された直列ビット情報ストリーム20は次にバースト誤りを回避するために、インタリーブ機構(interleaver)22によりインタリーブされる。
インタリーブされたビット24は次に、総データ・スループットを増加させるために、複数の直列ビット情報のサブストリーム(substream)28、30に多重化機構26により分割される。複数の送信機チェーン40が、多重化機構26に結合され、それぞれの送信機チェーンが個々の直列ビット情報のサブストリーム28、30を受信する。
それぞれの送信機チェーン40は、個々の直列ビット情報のサブストリームを並列ビット情報ビットサブストリームに変換するための、シリアル−パラレル変換機構42を含む。例証された例においては、3チャネルのビット、50(1)〜50(3)、51(1)〜51(3)が、シリアル−パラレル変換機構42から信号マップ機構(signal mapper)44に提供される。信号マップ機構44は、3チャネルのビット、50(1)〜50(3)、51(1)〜51(3))をチャネル・シンボル52、53に対応付け(map)する。
次にチャネル・シンボル52のブロックは、逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)モジュール46などの、OFDM変調機構により変調される。OFDM変調機構46により変調されるチャネル・シンボル・ブロックの長さは、副搬送波(subcarrier)の総数により決定される。OFDM変調機構は、周波数領域の信号を時間領域の信号に変換する。時間領域信号は、送信アンテナ48(1)、48(2)により送信される。実際的にはそれぞれのチャネル・シンボル52、53は副搬送波上で送信され、チャネル・シンボル・ブロックは全帯域幅を占める。
従来のOFDM−MIMO送信機10に関連付けられたいくつかの潜在的な問題がある。無線の規格の進化に際して、高いデータ速度を実現するために、16QAMや64QAMなどの高位変調方式が使用される。しかしながらこれらの高位変調方式は、一定のビット誤り率(Bit Error Rate:BER)を実現するためには、高い信号対雑音比(Signal-to-Noise Ratio:SNR)を必要とする。一定のビット誤り率(BER)を実現するために高いSNRを必要とする変調方式は、逆にマルチパスのフェージング環境において悪影響を受け、その結果、その無線リンクが信頼性を欠くことになる。そのうえ、いずれのOFDMシステムにおいてもピーク対平均値比(Peak-to-Average Ratio:PAR)は高くなる。PARが高いと、RF回路設計において、特に電力増幅器において問題を発生させる。
したがって以上の背景を考慮して、信号対雑音比(SNR)が減少しても、必要なビット誤り率(BER)を実現する頑強なOFDM−MIMO通信システムを提供することが、本発明の目的である。
直列ビット情報ストリームを複数の直列ビット情報のサブストリームに分割するための多重化機構、および多重化機構に結合された複数の送信機チェーンを具備する送信機を具備するOFDM−MIMO無線通信システムが、本発明による、このおよび他の目的、特徴、および利点を提供する。
それぞれの送信機チェーンは、個々の直列ビット情報のサブストリームを受信し、それぞれの直列ビット情報のサブストリームを並列ビット情報のサブストリームに変換するための、多重化機構に結合されたシリアル−パラレル変換機構を具備することができ、かつ並列ビット情報のサブストリームから第1のビット・グループを入力として受信するために、信号マップ機構がシリアル−パラレル変換機構に結合される。それぞれの信号マップ機構は、特定の副搬送波に対応する。第1の入力を有するアンテナ選択機構は、並列ビット情報のサブストリームから第2のビット・グループを受信するためにシリアル−パラレル変換機構に結合され、そして第2の入力は、信号マップ機構からチャネル・シンボルを受信するために信号マップ機構に結合される。
アンテナ選択機構からの複数の出力に、複数のOFDM変調機構を結合することができる。送信アンテナは、それぞれのOFDM変調機構に結合される。アンテナ選択機構は、シリアル−パラレル変換機構からの第2のビット・グループに基づき、それぞれの副搬送波に対するチャネル・シンボルを送信するために、送信アンテナの1つを選択する。
それぞれの送信機チェーンにおけるアンテナ選択機構は、選択された送信アンテナに関連付けられたOFDM変調機構にチャネル・シンボルを提供し、また一方、選択されなかった送信アンテナに関連付けられたOFDM変調機構に代替信号(placeholder)を提供する。それぞれの送信機チェーンにおけるアンテナ選択機構は、チャネル・シンボルを送信するために該アンテナ選択機構に関連付けられた送信アンテナ群のそれぞれの1つの選択を、シリアル−パラレル変換機構からの第2のビット・グループに基づき変更する。
本発明によるOFDM−MIMO通信システムは、送信機と受信機の間のデータ・リンクにおける頑強さ(robustness)を改善する。送信機は、同一のデータ速度に対してより小さいコンスタレーションしか使用せず、したがってある状況下においては、同一のパケット誤り率(Packet Error Rate:PER)を実現するために、より低いSNRしか必要としない。これは、チャネル・シンボルおよびアンテナ選択ビットによって連帯的に表される送信情報ビットに基づく。
符号化されたビットが、複数の送信アンテナの間で効果的に分配されるが故に、空間ダイバーシティが実現されることがもう一つの利点である。さらに、代替信号を受信するそれぞれのOFDM変調機構に対して、平均の非ゼロ入力は、従来のOFDM−MIMO通信システムと比較して平均的に半分にまで削減され、結果としてのOFDM波形のピーク対平均値比(PAR)の低下をもたらす。
それぞれの送信アンテナは、指向性アンテナを具備することができる。あるいはまた、それぞれの送信アンテナは、無指向性アンテナを具備することができる。
送信機はまた、それぞれの送信アンテナからそれぞれの送信機チェーンに対する参照信号を定期的に送信することができる。無線通信システムはさらに、複数の受信アンテナ、複数の受信アンテナに結合された複数のOFDM復調機構、および複数のOFDM復調機構に結合された複数のチャネル推定機構を含む受信機を具備する。
それぞれのチャネル推定機構は、それぞれの送信アンテナから定期的に送信される参照信号を受信することができ、かつそれぞれの個々の送信アンテナと、チャネル推定機構に関連付けられた個々の受信アンテナの間の無線周波数(RF)特性を推定することができる。
受信機はさらに、それぞれが個々の副搬送波に対応する信号デマップ機構(signal demapper)であって、それぞれのOFDM復調機構に結合された複数の信号デマップ機構を具備することができる。それぞれのデマップ機構は、どのチャネル・シンボルが送信されたか、およびチャネル・シンボルを送信するために、どの送信アンテナが使用されたかを判定することができる。これは、それぞれのデマップ機構が、チャネル・シンボルをそれぞれの送信アンテナから送信された推定されたチャネル・シンボルと比較することにより判定される。必要ならデマップ機構はまた、チャネル復号化を容易にするためにソフト・ビット出力を計算することができる。
本発明のもう一つの態様は、上で定義されたように、無線通信システムにおいて送信機および受信機の間で通信するための方法を対象にする。
本発明はここで、本発明の好適な実施形態が示される添付図面を参照して、以下により完全に記述されることになる。しかしながら本発明は、多くの異なった形態にて具体化することができ、ここに詳しく説明された実施形態に限定されると解釈されるべきでない。これらの実施形態はむしろ、本開示が綿密で完全となり、かつ本発明の範囲を当業者に完全に伝えることになるために提供される。全体を通して同様な番号は同様な要素を参照する。
本発明によるOFDM−MIMOの無線データ通信システムは、アンテナ・パターン変調を従来のOFDM変調の技法と組み合わせる。情報ビットは、チャネル・シンボルおよびアンテナ選択ビットにより連帯的に表される。この組み合わせは、同一のデータ転送速度を実現するために、従来の変調技法のみを使用する場合に比して、事実上、より小さいコンスタレーションしか使用しない。そのうえこの組み合わせは、同一のビット誤り率(BER)を実現するためにより少ない送信電力しか必要としない。
本OFDM−MIMO通信システムの別の利点は、符号化されたビットが実際的には複数の送信アンテナの間で分配されるため、空間ダイバーシティが実現されることである。さらに、代替信号を受信するOFDM変調機構のそれぞれに対して、非ゼロ副搬送波の平均数は、従来のOFDM−MIMO通信システムと比較して平均的に半分にまで減少し、結果としてのOFDM波形のピーク対平均値比(PAR)の低下をもたらす。
ここで図2において例証される送信機100を参照すると、直列ビット情報ストリーム112が、チャネルエンコーダ114によって符号化され、リンクの信頼性を改善する。符号化された直列ビット情報ストリーム116は次に、必要なデータ速度を実現するために、パンクチャ機構118によってパンクチャされる。パンクチャード符号化された直列ビット情報ストリーム120は次に、インタリーブ機構122によってインタリーブされ、バースト誤りを回避する。
インタリーブされたビット124は次に、多重化機構126によって複数の直列ビット情報サブストリーム128、130に分割され、全体のデータ・スループットを増加させる。複数の送信機チェーン140が、多重化機構126に結合され、それぞれの送信機チェーンが個々の直列ビット情報サブストリーム128、130を受信する。
それぞれの送信機チェーン140は、個々の直列ビット情報サブストリームを並列ビット情報ビットサブストリームに変換するため、シリアル−パラレル変換機構142を含む。例証された例においては、シリアル−パラレル変換機構142から3つのチャネル・ビット150(1)〜150(3)、151(1)〜151(3)が提供される。
それぞれの送信機チェーン140においてはまた、入力として並列ビット情報のサブストリーム128、130から第1のビット・グループ150(1)〜150(2)、151(1)〜151(2)を受信するために、信号マップ機構144がシリアル−パラレル変換機構142に結合される。アンテナ選択機構145は、並列ビット・ストリーム情報のサブストリームから第2のビット・グループ150(3)、151(3)を受信するために、シリアル−パラレル変換機構142に結合された第1の入力を有し、さらに第2の入力は、信号マップ機構からチャネル・シンボル152、153を受信するために信号マップ機構144に結合される。
例証された例においては、1対の、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール146などのOFDM変調機構が、アンテナ選択機構145からの個々の出力対に結合される。それぞれのIFFTモジュール146(1)、146(2)は、受信されたチャネル・シンボル152、153をバッファリングし、チャネル・シンボルのブロックを形成する。チャネル・シンボル・ブロックの長さは、データ副搬送波の総数によって決定される。チャネル・シンボル・ブロックの中のそれぞれのチャネル・シンボルは、特定の副搬送波上で送信されるべきデータを表す。それぞれのIFFTモジュール146(1)、146(2)は次に、受信されたチャネル・シンボル152、153の1ブロックを変調し、周波数領域信号を送信アンテナ148(1)、148(2)により送信するべく、時間領域信号に変換する。
副搬送波毎に対して、シリアル−パラレル変換機構142からの第2のビット・グループ150(3)、151(3)(すなわち、アンテナ選択ビット)に基づき、チャネル・シンボル152、153を送信するための送信アンテナ148(1)、148(2)の1つを、選択機構145が選択する。より詳細には、それぞれの送信機チェーン140(1)、140(2)におけるアンテナ選択ビット150(3)、151(3)は、特定の送信アンテナ148(1)または148(2)を選択するために使用される。
例証された例においては、アンテナ選択ビット150(3)、151(3)は1ビットであり、その結果、2つの異なったアンテナ148(1)または148(2)の内の1つを選択するために使用することが可能である。当業者により容易に理解されるように、2つより多くの送信アンテナ148(1)、148(2)がアンテナ選択機構145に結合される場合には、2つより多くの異なった送信アンテナ選択を提供するために、アンテナ選択ビット150(3)、151(3)は1ビットより多くなることになる。
特定の副搬送波のアンテナ選択ビット150(3)、151(3)が0の値を取る場合には、この副搬送波に対してチャネル・シンボル152、153をOFDM変調機構146(1)に送り、一方、この特定の副搬送波に対してはOFDM変調機構146(2)に0の代替信号を送るであろう。同様に、特定の副搬送波のアンテナ選択ビット150(3)、151(3)が1の値を取る場合には、この副搬送波に対してチャネル・シンボル152、153をOFDM変調機構146(2)に送り、一方、OFDM変調機構146(1)に0の代替信号を送るであろう。それぞれの送信機チェーン140(1)、140(2)において、これが繰り返される。
代替信号を受信するそれぞれのOFDM変調機構146(1)、146(2)に対して、非ゼロ入力(副搬送波)の数は、従来のOFDM−MIMO送信機に比較して平均的に半分にまで減少し、結果としてのOFDM波形のピーク対平均値比(PAR)の低下をもたらす。例証されたOFDM−MIMO送信機100は送信機チェーンを140(1)と140(2)の2つだけ有するが、当業者によって容易に理解されるように、2つより多くの送信機チェーンを持つOFDM−MIMO送信機にも本発明を適用することができる。
上で述べたように、それぞれの送信機チェーン140(1)、140(2)において送信アンテナ148(1)、148(2)により送信される情報ビットは、チャネル・シンボル152、153、およびアンテナ選択ビット150(3)、151(3)により一緒に表される。アンテナ選択ビット150(3)、151(3)が、異なったOFDM変調機構146(1)、146(2)、およびそれらに対応する送信アンテナ148(1)、148(2)を選択する結果として、より小さい信号コンスタレーションしか必要としない。この組み合わせはまた、同一のビット誤り率(BER)を実現するためにより少ない送信電力しか必要としない。
ちなみに図1における信号マップ機構44は、チャネル・シンボル52、53を発生させるために、3つのチャネル・ビット50(1)〜50(3)、51(1)〜51(3)を変調する。3つの情報ビットがあるが故に、変調は8PSKとすることができる。その一方図2における信号マップ機構144は、それぞれのシンボルが2つの情報ビット150(1)および150(2)並びに151(1)および151(2)から成るため、QPSKとなる。
図1における信号マップ機構44は、x−y面上に8シンボル点が可能な信号コンスタレーションを発生させるが、一方、図2の信号マップ機構144は、x−y面上に4シンボル点が可能な信号コンスタレーションを発生させるのみである。
信号マップ機構144がx−y面において等価な8シンボル点を発生させるためには、アンテナ・パターン変調が使用される。アンテナ選択機構145は、2つの送信アンテナ148(1)、148(2)の内の1つを選択し、チャネル・シンボル152、153を送信する。それぞれの送信機チェーン140における2つの送信アンテナ148(1)、148(2)は、受信機から2つの異なったアンテナ・パターンが見えることになるように、一意なRFの特性を有する。可能な4シンボル点のそれぞれは、2つの異なったアンテナ・パターンの1つを使用して送信することができるため、OFDM−MIMO受信機は8つの可能なシンボルを検出可能となる。
信号マップ機構144により使用されるQPSK変調に対する信号コンスタレーションは、信号マップ機構44によって使用される8PSK変調に対する信号コンスタレーションに対してかなり少ない。したがって同一の送信電力に対して、QPSKコンスタレーションの異なった2つの信号点の間の最小距離は、8PSKコンスタレーションの異なった2つの信号点の間の最小の距離よりはるかに大きくなる。その結果、同一のBERを実現するためには、8PSK変調が使用されている時と対照的にQPSK変調が使用されるときには、より少ない送信電力を必要とすることになる。
この特定の例においては、信号マップ機構144に対する信号コンスタレーションサイズは、信号マップ機構44に対する信号コンスタレーションのサイズの半分である。それにもかかわらず、それぞれの送信機10、100から送信されるデータに対するデータ速度は同一である。一定の状況下で、本発明による送信機100は、同一のサービス品質を実現するためにより少ない送信電力しか必要とせず、または同一のサービス品質にてより広範囲をカバーする。
送信アンテナ148(1)、148(2)に対するアンテナ・パターンは、指向性または無指向性である場合がある。複数の無指向性アンテナがあるとき、それぞれの無指向性アンテナは、マルチパスのフェージングにより、受信機によってはやはり異なって見えるであろう。
ここでより詳細に説明されることになるように、受信機がアンテナ選択ビット150(3)と151(3)の異なる値を区別できるように、送信機100は、既知の参照ビットを定期的に送信することが必要である。これらの参照ビットは、例えばパイロット・ビットと呼ばれる。アンテナ変調チャネル・シンボルを受信するための受信機200のブロック図を図3に提供する。
それぞれの送信機チェーン140(1)、140(2)に対する、それぞれのOFDM変調機構146(1)、146(2)に関連付けられたそれぞれの送信アンテナ148(1)、148(2)のRF特性を受信機200が測定するために、既知の参照ビットが送信機100により定期的に送信される。これらの参照ビットは、例えばパイロット・ビットと呼ばれる。
アンテナ変調チャネル・シンボルを受信するための受信機200のブロック図を図3に提供する。例証された実施形態において、受信アンテナ248(1)、248(2)は個々にOFDM復調機構246(1)、246(2)に結合される。OFDM復調機構246(1)、246(2)は、受信された信号を時間領域から周波数領域に変換するための、例えば高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)モジュールである。それぞれの副搬送波上のOFDM−復調信号は、アンテナ変調チャネル・シンボルを含む。
上に述べられたように、受信機200がアンテナ選択ビット150(3)、151(3)の異なる値を区別できるように、送信機100は、既知の参照ビットを定期的に送信する。これらの参照ビットは、例えばパイロット・ビットと呼ばれる。
それぞれの受信アンテナ248(1)、248(2)により受信された信号に関しては、OFDM復調機構246(1)、246(2)に入力として適用される。OFDM復調機構246(1)、246(2)は、受信された信号をバッファリングし、受信信号のブロックを形成する。受信信号ブロックの長さは、データ副搬送波の総数によって決定される。受信された信号ブロックは時間領域信号であり、さらにOFDM復調機構246(1)、246(2)によって周波数領域信号に変換される。OFDM復調機構246(1)、246(2)の出力は、複数のデマップ機構244(1)〜244(N)に渡される。
OFDM復調機構246(1)、246(2)の出力はまたチャネル推定機構250に送られ、そこでチャネル推定機構250は受信された信号から既知の参照ビットを抽出する。これらの参照ビット(例えば、パイロット・ビットである場合がある)は、当業者に容易に理解されるように、それぞれの送信および受信アンテナ対に関連付けられた受信された信号の無線周波数(Radio Frequency:RF)特性を推定するために使用される。チャネル推定機構250はRF特性を推定し、さらに推定されたRF特性をデマップ機構244(1)〜244(N)に渡す。
それぞれの送信および受信アンテナ対に関連付けられた受信された信号のRF特性には、振幅、位相、遅延拡散、および周波数応答などの属性を含むことができる。デマップ機構244(1)〜244(N)は、副搬送波毎にて、それぞれの送信および受信アンテナ対に関連付けられた受信された信号および推定された信号の間のユークリッド距離(Euclidean Distance:ED)を計算する。デマップ機構244(1)〜244(N)は、それぞれの副搬送波に対する最終出力として、最小ユークリッド距離に関連付けられたビット群を選択する。
ここでデマップ機構244(1)〜244(N)が、図4aおよび図4bに示されるように重畳されたコンスタレーションを参照し、より詳細に記述されることになる。デマップ機構244(1)〜244(N)のそれぞれには、それぞれが受信アンテナ248(1)、248(2)に関連付けられた、複数の重畳された空間配置が見える。
チャネル・シンボルに対してBPSK変調が使用され、かつ2つの送信機チェーン140(1)、140(2)が送信機100にて採用されていると仮定すると、それぞれの受信機のデマップ機構244(1)〜244(N)におけるそれぞれの重畳されたコンスタレーションには16の信号点が見えるであろう。16の信号点のそれぞれは、ビット列a1122に一意に関連付けられ、ここでc1およびc2は送信機チェーン140(1)および140(2)からの個々のチャネル・シンボル152、153である。BPSKが仮定されているため、1つのチャネル・シンボルは1ビットのみから成る。このビット列においては、a1とa2は、送信機チェーン140(1)および140(2)に対する個々のアンテナ選択ビット150(3)、151(3)である。
受信機200は、チャネル推定機構250からチャネル推定値を受信すると、受信アンテナ248(1)、248(2)のそれぞれの副搬送波に対する信号コンスタレーションを復元する。図4a、図4bでは、特定の副搬送波について、受信アンテナ248(1)および248(2)に対して復元された重畳されたコンスタレーションの例を例証する。RFチャネル特性が周波数選択性であるなら、復元された重畳されたコンスタレーションは副搬送波毎に変化するであろう。
特に図4aは受信アンテナ248(1)に対して復元されたコンスタレーションであり、さらに図4bは受信アンテナ248(2)に対して復元されたコンスタレーションである。図4a、図4bにおいてはまた、受信された信号324、326が示される。それぞれの受信アンテナ248(1)、248(2)に対して、デマップ機構244(1)〜244(N)は受信された信号324、326と16の候補のそれぞれの間の距離を計算する。言い換えれば、受信アンテナ248(1)、248(2)により受信されたそれぞれの副搬送波に対して、それぞれが一意なビット列a1122に関連付けられた距離を持つ、16の距離が存在するであろう。
同一のビット列に関連付けられた距離は、次に自乗され、さらにすべての受信アンテナ248(1)、248(2)に亘って加算される。そして最小の総距離に関連付けられたビット列が、デマップ機構244(1)〜244(N)の最終出力として選択される。例証された例においては、ビット列0010(330)が、総距離d=dl+d2がすべての可能なビット列の中で最小であるが故に選択される。
図4aでは、受信アンテナ248(1)に対しては、受信された信号324と復元された信号点0000(332)の間の距離が最小である。しかしながら、信号ポイント0010(330)と受信された信号326の間の総距離が最小である。したがって、ビット列0000(332)ではなく、0010(330)が選択される。
同一の空間的ストリーム(例えば、同一の送信機チェーン140(1)または140(2))からのビットは次にパラレル−シリアル変換機構242へ供給され、そこで複数の副搬送波における並列ビットが直列ビット列に変換される。すべての空間的データ・ストリームの直列データは次に、分離機構(demultiplexer)226によって単一のストリームに分離される。単一のストリームは次に、デインタリーブ機構(deinterleaver)222、デパンクチャ機構(depuncturer)218、および復号機構214に供給される。
ユークリッド距離の計算はRF特性に依ることができる。図4aおよび図4bの例においては、それぞれの送信および受信アンテナ対の間のRF特性が複素チャネル利得によって表される。
前述の例においては、デマップ機構244(1)〜244(N)からハード・ビット値が出力される。チャネル復号を容易にするために、デマップ機構244(1)〜244(N)が一定の状況下においてソフト・ビット値を出力することが必要である。さらに図3において例証されたOFDM−MIMO受信機200を参照すると、受信アンテナ248(1)、248(2)は異なるが、同一の副搬送波からの信号が、デマップ(demapping)ブロック244(1)〜244(N)に供給され、ここでチャネル・ビット(例えば、152と153)およびアンテナ選択ビット(150(3)と151(3))の両方を含む、ソフト・ビットが計算される。ソフト・ビットの1つの例には、符号化されたビットの対数尤度比(Log-Likelihood Ratio:LLR)がある。興味があるビットがb0なら、b0のLLRは次のように定義される:すなわち、
Figure 2008532387
である。
LLRを計算する前に、受信機200は最初に、送信機100から規則的に送信された既知の参照信号を使用してチャネル推定機構250を介してチャネル推定を行う。次に、同一の空間的ストリーム(例えば、データ・ストリーム128、130)に対応するソフト・ビットが、個々のパラレル−シリアル変換機構242に供給され、この機構がすべての副搬送波の並列データを直列データに変換する。すべての空間的データ・ストリームの直列データは次に、分離機構226により単一のストリームに分離される。上記で議論したように、単一のストリームは次に、デインタリーブ機構222、デパンクチャ機構218、および復号機構214に供給される。
以上の記述および関連図面における便益を享受することにより、本発明の多くの修正および他の実施形態が、当業者の心に浮かぶことであろう。したがって本発明が、開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、さらに修正および実施形態も付加された特許請求の範囲の中に含むべく意図されていることは自明である。
先行技術によるOFDM−MIMO送信機のブロック図である。 本発明によるOFDM−MIMO送信機のブロック図である。 本発明による受信機のブロック図である。 図3に示された受信アンテナの1つに対する復元されたコンスタレーションである。 図3に示された他方の受信アンテナに対する復元されたコンスタレーションである。

Claims (31)

  1. OFDM−MIMO送信機を備える無線通信システムであって、
    前記OFDM−MIMO送信機は、
    直列ビット情報ストリームを複数の直列ビット情報サブストリームに分割する多重化機構と、
    個々の直列ビット情報サブストリームを受信する送信機チェーンであって、前記多重化機構に結合された複数の送信機チェーンと
    を含み、
    該送信機チェーンの各々は、
    該個々の直列ビット情報サブストリームを並列ビット情報サブストリームに変換するための、前記多重化機構に結合されたシリアル−パラレル変換機構と、
    該並列ビット情報サブストリームから第1のビット・グループを入力として受信するための、該シリアル−パラレル変換機構に結合された信号マップ機構であって、それぞれの信号マップ機構が特定の副搬送波に対応する信号マップ機構と、
    該並列ビット情報サブストリームから第2のビット・グループを受信するための、該シリアル−パラレル変換機構に結合された第1の入力、および該信号マップ機構からチャネル・シンボルを受信するための、該信号マップ機構に結合された第2の入力を有するアンテナ選択機構と、
    該アンテナ選択機構からの複数の出力に結合された複数のOFDM変調機構と、
    それぞれのOFDM変調機構に結合された送信アンテナと
    を含み、
    該アンテナ選択機構が、該シリアル−パラレル変換機構からの該第2のビット・グループに基づき、該対応する副搬送波に対する該チャネル・シンボルを送信する該送信アンテナの1つを選択することを特徴とする無線通信システム。
  2. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構が、前記選択された送信アンテナに関連付けられた前記OFDM変調機構へチャネル・シンボルを提供し、前記選択されなかった送信アンテナに関連付けられた該OFDM変調機構へ代替信号を提供することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構は、前記シリアル−パラレル変換機構からの前記第2のビット・グループに基づき前記チャネル・シンボルを送信するために、前記アンテナ選択機構と関連付けられた前記送信アンテナの内のそれぞれの1つを選択することを変更することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. それぞれの送信アンテナが指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. それぞれの送信アンテナが無指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記送信機が、それぞれの送信機チェーンに対してそれぞれの送信アンテナから参照信号を定期的に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 複数の受信アンテナと、
    前記複数の受信アンテナに結合された複数のOFDM復調機構と、
    それぞれの送信アンテナから定期的に送信される参照信号を受信し、前記チャネル推定機構に関連付けられた、それぞれの個々の送信アンテナおよび個々の受信アンテナの間の無線周波数(RF)特性を推定するチャネル推定機構であって、前記複数のOFDM復調機構に結合された複数のチャネル推定機構と
    を具備する受信器をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記受信機が、それぞれのOFDM復調機構に結合された複数の信号デマップ機構をさらに具備し、それぞれの信号デマップ機構が個々の副搬送波に対応することを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
  9. それぞれのデマップ機構が、それぞれの副搬送波に対して、どのチャネル・シンボルが送信されたか、および該チャネル・シンボルを送信するためにどの送信アンテナが使用されたかを判定することを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
  10. 前記受信された信号を前記推定されたチャネル推定に従って復元された重畳された信号コンスタレーションと比較することにより、それぞれのデマップ機構が前記判定を実行することを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
  11. それぞれのデマップ機構が、チャネル復号を容易にするためにソフト・ビット値を計算することを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
  12. 前記多重化機構に直列ビット情報ストリームを提供するチャネル符号化機構をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  13. 前記チャネル符号化機構および前記多重化機構の間に結合されたインタリーブ機構をさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の無線通信システム。
  14. 直列ビット情報ストリームを複数の直列ビット情報サブストリームに分割する多重化機構と、
    個々の直列ビット情報サブストリームを受信する送信機チェーンであって、前記多重化機構に結合された複数の送信機チェーンと
    を含み、
    該送信機チェーンの各々は、
    該個々の直列ビット情報サブストリームを並列ビット情報サブストリームに変換するための、前記多重化機構に結合されたシリアル−パラレル変換機構と、
    該並列ビット情報サブストリームから第1のビット・グループを入力として受信するための、該シリアル−パラレル変換機構に結合された信号マップ機構であって、それぞれの信号マップ機構が特定の副搬送波に対応する信号マップ機構と、
    該並列ビット情報サブストリームから第2のビット・グループを受信するための、該シリアル−パラレル変換機構に結合された第1の入力、および該信号マップ機構からチャネル・シンボルを受信するための、該信号マップ機構に結合された第2の入力を有するアンテナ選択機構と、
    該アンテナ選択機構からの複数の出力に結合された複数の逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールと、
    それぞれのIFFTモジュールに結合された送信アンテナと
    を含み、
    該アンテナ選択機構が、該シリアル−パラレル変換機構からの該第2のビット・グループに基づき、該対応する副搬送波に対する該チャネル・シンボルを送信する該送信アンテナの1つを選択することを特徴とするMIMO送信機。
  15. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構が、前記選択された送信アンテナに関連付けられた前記lFFTモジュールへチャネル・シンボルを提供し、前記選択されなかった送信アンテナに関連付けられた該lFFTモジュールへ代替信号を提供することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  16. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構が、前記シリアル−パラレル変換機構からの前記第2のビット・グループに基づき前記チャネル・シンボルを送信するために、前記アンテナ選択機構と関連付けられた前記送信アンテナの内のそれぞれの1つを選択することを変更することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  17. それぞれの送信アンテナが指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  18. それぞれの送信アンテナが無指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  19. 前記送信機が、それぞれの送信機チェーンに対してそれぞれの送信アンテナから参照信号を定期的に送信することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  20. 前記多重化機構に直列ビット情報ストリームを提供するチャネル符号化機構をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  21. 前記チャネル符号化機構および前記多重化機構の間に結合されたインタリーブ機構をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のMIMO送信機。
  22. 無線通信システムにおいて、多重化機構および該多重化機構に結合された複数の送信機チェーンを含む送信機と、受信機との間で通信するための方法であって、
    前記方法は、
    該送信機における該多重化機構を使用して直列ビット情報ストリームを複数の直列ビット情報サブストリームに分割するステップと、
    該送信機におけるそれぞれの送信機チェーンにて個々の直列ビット情報サブストリームを受信するステップと、
    該多重化機構に結合されたシリアル−パラレル変換機構を使用して該個々の直列ビット情報サブストリームを並列ビット情報サブストリームに変換することと、
    特定の副搬送波に対応する各信号マップ機構であって、該シリアル−パラレル変換機構に結合された信号マップ機構にて入力として該並列ビット情報サブストリームからの第1のビット・グループを受信することと、
    該シリアル−パラレル変換機構に結合された第1の入力を入力として有するアンテナ選択機構にて、該並列ビット情報サブストリームから第2のビット・グループを入力として受信すること、および該信号マップ機構に結合された第2の入力にて該信号マップ機構からのチャネル・シンボルを受信することと、
    該アンテナ選択機構に接続された複数のOFDM変調機構に結合された複数の送信アンテナであって、該シリアル−パラレル変換機構からの該第2のビット・グループに基づき該対応する副搬送波に対する該チャネル・シンボルを送信する送信アンテナの1つを該アンテナ選択機構を介して選択することと
    を実行するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  23. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構が、前記選択された送信アンテナに関連付けられた前記OFDM変調機構へチャネル・シンボルを提供すること、および前記選択されなかった送信アンテナに関連付けられた該OFDM変調機構へ代替信号を提供することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. それぞれの送信機チェーンにおける前記アンテナ選択機構が、前記シリアル−パラレル変換機構からの前記第2のビット・グループに基づき前記チャネル・シンボルを送信するために、前記アンテナ選択機構と関連付けられた前記送信アンテナの内のそれぞれの1つを選択することを変更することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. それぞれの送信アンテナが指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. それぞれの送信アンテナが無指向性アンテナを具備することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  27. 前記送信機が、それぞれの送信機チェーンに対してそれぞれの送信アンテナから参照信号を定期的に送信することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  28. 前記受信機が複数の受信アンテナ、該複数の受信アンテナに結合された複数のOFDM復調機構、および該複数のOFDM復調機構に結合された複数のチャネル推定機構を具備し、
    それぞれのチャネル推定機構が、
    それぞれの送信アンテナから前記定期的に送信された参照信号を受信するステップと、
    該チャネル推定機構に関連付けられたそれぞれの個々の送信アンテナおよび個々の受信アンテナの間の無線周波数(RF)特性を推定するステップと
    を具備することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記受信機が、それぞれのOFDM復調機構に結合された複数の信号デマップ機構をさらに具備し、
    それぞれの信号デマップ機構が個々の副搬送波に対応することを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. それぞれのデマップ機構が、それぞれの副搬送波に対して、どのチャネル・シンボルが送信されたか、および該チャネル・シンボルを送信するためにどの送信アンテナが使用されたかを判定することを特徴とする請求項28に記載の方法。
  31. 前記受信された信号を前記推定されたRF特性に従って復元された重畳された信号コンスタレーションと比較することにより、それぞれのデマップ機構が前記判定を実行することを特徴とする請求項30に記載の方法。
JP2007557109A 2005-02-22 2006-02-22 高性能空間的シンボル対応付けを使用するofdm−mimo通信システムおよび関連する方法 Expired - Fee Related JP4634468B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US65505705P 2005-02-22 2005-02-22
US11/358,618 US7333421B2 (en) 2005-02-22 2006-02-21 OFDM-MIMO communication system using smart spatial symbol mapping and associated methods
PCT/US2006/006165 WO2006091620A2 (en) 2005-02-22 2006-02-22 Ofdm-mimo communication system using smart spatial symbol mapping and associated methods

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008532387A true JP2008532387A (ja) 2008-08-14
JP4634468B2 JP4634468B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=36927961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007557109A Expired - Fee Related JP4634468B2 (ja) 2005-02-22 2006-02-22 高性能空間的シンボル対応付けを使用するofdm−mimo通信システムおよび関連する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7333421B2 (ja)
EP (1) EP1851887A4 (ja)
JP (1) JP4634468B2 (ja)
CN (1) CN101151815B (ja)
TW (1) TWI305987B (ja)
WO (1) WO2006091620A2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7558335B2 (en) * 2005-02-10 2009-07-07 Interdigital Technology Corporation Communication system modulating/demodulating data using antenna patterns and associated methods
US7944992B2 (en) * 2005-06-17 2011-05-17 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Multicarrier CDMA system
US8340071B2 (en) * 2005-10-26 2012-12-25 Intel Corporation Systems for communicating using multiple frequency bands in a wireless network
US9084260B2 (en) 2005-10-26 2015-07-14 Intel Corporation Systems for communicating using multiple frequency bands in a wireless network
WO2007049142A2 (en) * 2005-10-28 2007-05-03 Nokia Corporation Apparatus, method and computer program product providing common channel arrangements for soft frequency reuse
US8125941B2 (en) 2006-03-28 2012-02-28 Intel Corporation Wireless communication device and method for communicating voice over a wireless network using bidirectional multiple receiver aggregation
US8116242B2 (en) * 2006-07-18 2012-02-14 Motorola Mobility, Inc. Receiver having multi-antenna log likelihood ratio generation with channel estimation error
US7697959B2 (en) * 2006-10-10 2010-04-13 Intel Corporation Adaptive multiple-antenna systems with omni-directional and sector-directional antenna modes
US20080117865A1 (en) * 2006-11-17 2008-05-22 Li Guoqing C Communication in a wireless network using multiple antennae
KR100895576B1 (ko) * 2007-05-11 2009-04-29 주식회사 팬택 다중입력 다중출력 무선 랜 환경에서 안테나를 선택하여데이터를 전송하는 방법
TWI400902B (zh) * 2007-06-28 2013-07-01 Ind Tech Res Inst 多重輸入輸出通訊系統之符元解映射方法及裝置
KR101525617B1 (ko) * 2007-12-10 2015-06-04 한국전자통신연구원 다중 경로를 이용한 스트리밍 데이터 송수신 장치 및 그방법
KR101678438B1 (ko) * 2010-04-05 2016-11-22 엘지전자 주식회사 다중 안테나를 갖는 송신기
US9088456B2 (en) 2010-04-20 2015-07-21 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Antenna selection scheme based on information bits
CA2813769C (en) * 2010-10-07 2016-09-27 Research In Motion Limited Sparse codes for mimo channel and detector alternatives for sparse code
CN102833043A (zh) * 2012-08-25 2012-12-19 华南理工大学 空分复用多天线系统基于旋转星座图的编解码方法
CN114553268B (zh) * 2022-02-23 2022-12-27 广东工业大学 一种基于MIMO的非相干LoRa通信系统

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003049397A2 (en) * 2001-12-03 2003-06-12 Qualcomm Incorporated Iterative detection and decoding for a mimo-ofdm system
JP2003304216A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Panasonic Mobile Communications Co Ltd Ofdm通信方法およびofdm通信装置
JP2003338802A (ja) * 2001-11-13 2003-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信方法、送信装置および受信装置
JP2004040232A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム、無線送信装置、および無線受信装置
JP2004120730A (ja) * 2002-07-16 2004-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信方法およびそれを用いた送信装置と受信装置
JP2004304760A (ja) * 2002-11-26 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信方法及び送信装置、受信装置
JP2005110228A (ja) * 2003-09-10 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd セキュア通信方法および送信装置、受信装置
JP2005260932A (ja) * 2004-02-27 2005-09-22 Toshiba Corp 通信のシステム、方法及びデバイス
JP2006140853A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Sharp Corp 無線送信機および無線受信機
WO2006082924A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチアンテナ通信装置
JP2008504730A (ja) * 2004-06-23 2008-02-14 アギア システムズ インコーポレーテッド 複数のアンテナを持つ通信システムにおいてパケットサイズに基づいて送信モードを選択する方法および装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185258B1 (en) 1997-09-16 2001-02-06 At&T Wireless Services Inc. Transmitter diversity technique for wireless communications
GB0029424D0 (en) * 2000-12-02 2001-01-17 Koninkl Philips Electronics Nv Radio communication system
WO2003085869A1 (fr) * 2002-04-09 2003-10-16 Panasonic Mobile Communications Co., Ltd. Procede et dispositif de communication par multiplexage par repartition orthogonale de la frequence (ofdm)
CN1549471B (zh) * 2003-05-16 2010-05-12 中国科学技术大学 一种提高空时分组码性能的发射机和接收机
US7593472B2 (en) * 2004-10-22 2009-09-22 Integrated System Solution Corp. Methods and apparatus for circulation transmissions for OFDM-based MIMO systems
US7558335B2 (en) * 2005-02-10 2009-07-07 Interdigital Technology Corporation Communication system modulating/demodulating data using antenna patterns and associated methods

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003338802A (ja) * 2001-11-13 2003-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信方法、送信装置および受信装置
WO2003049397A2 (en) * 2001-12-03 2003-06-12 Qualcomm Incorporated Iterative detection and decoding for a mimo-ofdm system
JP2003304216A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Panasonic Mobile Communications Co Ltd Ofdm通信方法およびofdm通信装置
JP2004040232A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム、無線送信装置、および無線受信装置
JP2004120730A (ja) * 2002-07-16 2004-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信方法およびそれを用いた送信装置と受信装置
JP2004304760A (ja) * 2002-11-26 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信方法及び送信装置、受信装置
JP2005110228A (ja) * 2003-09-10 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd セキュア通信方法および送信装置、受信装置
JP2005260932A (ja) * 2004-02-27 2005-09-22 Toshiba Corp 通信のシステム、方法及びデバイス
JP2008504730A (ja) * 2004-06-23 2008-02-14 アギア システムズ インコーポレーテッド 複数のアンテナを持つ通信システムにおいてパケットサイズに基づいて送信モードを選択する方法および装置
JP2006140853A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Sharp Corp 無線送信機および無線受信機
WO2006082924A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. マルチアンテナ通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1851887A4 (en) 2008-06-25
JP4634468B2 (ja) 2011-02-16
CN101151815B (zh) 2012-07-18
CN101151815A (zh) 2008-03-26
TW200637297A (en) 2006-10-16
EP1851887A2 (en) 2007-11-07
US7333421B2 (en) 2008-02-19
WO2006091620A3 (en) 2007-12-21
TWI305987B (en) 2009-02-01
US20060209667A1 (en) 2006-09-21
WO2006091620A2 (en) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4634468B2 (ja) 高性能空間的シンボル対応付けを使用するofdm−mimo通信システムおよび関連する方法
JP4468446B2 (ja) 直交周波数分割多重システムにおける周波数空間ブロック符号の符号化/復号化装置及び方法
JP4436415B2 (ja) 性能向上のための時空間周波数ブロック符号化装置及び方法
US9509384B2 (en) System and method for mapping symbols for MIMO transmission
KR100895992B1 (ko) 다중 안테나를 사용하는 무선통신시스템에서 안테나 개수를확장하기 위한 장치 및 방법
KR100774290B1 (ko) 성능 향상위한 시공간 블록 부호화 장치 및 방법
JP2008519540A (ja) 時空間ブロック符号化を用いるデータの送受信装置及び方法
JP2008503971A (ja) 最大ダイバーシチ最大符号率を有する偶数個の送信アンテナのための時空間ブロック符号装置及び方法
JP2010093815A (ja) 時空間符号化方法、無線信号の送信、受信・復号方法及び装置
KR20060016420A (ko) 성능 향상된 시공간 블록 부호화 장치 및 방법
EP2297907B1 (en) Parallel packet transmission
CN106953674B (zh) 空间调制方法和系统
Otefa et al. Performance analysis of 802.11 n wireless LAN physical layer
JP5488627B2 (ja) Mimo−ofdm受信装置およびmimo−ofdm通信システム
JP2009182578A (ja) Mimo−ofdm受信装置およびmimo−ofdm通信システム
KR100897363B1 (ko) Sftc-ofdm 통신 시스템 및 그의 수신장치
Islam et al. PERFORMANCE ANALYSIS OF A MIMO-OFDM WIRELESS LINK WITH SPACE-TIME BLOCK CODE (STBC)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100803

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100827

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100903

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100927

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees