JP2008531224A - 椅子及び椅子用腰部サポートパッド、腰部サポートパッドアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の腰部サポート装置に関する問題点を克服することを目的としている。
【解決手段】このため、椅子背もたれの第1サポート面(31)によるサポートに加え、椅子使用者の背中を補助サポートするよう構成したバックアセンブリ(24)を備えたオフィスチェア(10)が提供される。椅子の背もたれは、腰部サポートパッド(91)を備えた腰部サポートユニット(28)を有しており、腰部サポートパッド(91)の左右半体に対する非対称サポートを提供する。非対称サポートの負荷は、椅子使用者をより快適にサポートするよう独立して調節可能である。またこの椅子の背もたれは、腰部サポートユニット(28)の垂直方向近傍に設けた骨盤サポートパッド(29)も有している。
【選択図】図1

Description

本出願は、2005年3月1日に出願された米国仮出願第60/657312号による利益を主張する。
本発明は、オフィスチェアに関するものであり、より具体的には、椅子使用者の背中をサポートする腰部サポートおよび骨盤サポートを備えたオフィスチェアに関するものである。
従来のオフィスチェアは、好ましくは快適性および調節性を実現するよう設計されている。
このようなオフィスチェアは、傾斜制御機構(チルトコントロールメカニズム)を保持するベースを備えており、そのベースには、シートアセンブリおよびバックアセンブリが可動的に相互連結される。
傾斜制御機構は、上後方に延長してシートアセンブリの後方近傍でバックアセンブリを保持するバック支柱を備えている。
傾斜制御機構は、シートとバックアセンブリとを相互結合させ、椅子使用者の動きに応じてシートおよびバックアセンブリを共に後方傾斜させるとともに、椅子および背もたれをある程度前方傾斜させることができる。
さらに、このような椅子は、後方傾斜の際に椅子を基準とした背もたれの移動もできるのが通常である。
米国仮出願第60/657312号
またこのような椅子は、さらに使用者の体を種々の位置でサポートする追加サポートアセンブリを有するように設計されている。
この点、使用者の腰部領域における背中の低位置に対して調節可能サポートを設けるようにしたサポートアセンブリが提供されてきた。
しかし、従来のオフィスチェア設計における困難の一つは、オフィスワーカーの身体的特徴や快適性嗜好は様々であり、多様な個人の嗜好を満足させる単一の椅子形状を設計するのは困難であるということである。
快適性を改善するため、腰部サポートを使用者の背中に沿って上昇調節できる腰部サポートが知られている。
しかし、このような腰部サポートは、背中の腰部領域に局部的圧力を与える傾向があるので、往々にして快適ではないことが分かっている。
そこで、本発明の目的は、従来の腰部サポート装置に関する問題点を克服するところにある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、椅子使用者をサポートするためのシート−背もたれのアセンブリからなる椅子において、この椅子の後部には、使用者がそこに位置した場合に使用者の腰部領域をサポートするように腰部サポートパッドを有する腰部サポート装置を設け、この腰部サポートパッドは、前記腰部サポートパッドの垂直中心線の両側に位置する左右の半体からなり、前記腰部サポートパッドは、使用者の腰部領域を非対称的にサポートし、前記左右半体は、その各サポート面にわたって圧力分布を生じ、前記左右半体の一方による前記圧力分布は、他方の前記左右半体による圧力分布とは異なることを特徴とする。
また、その一つが他方の内側に配置される複数の同心エラストマのサポートリングを設け、このサポートリングは、前記サポートリングがその周囲長の大部分にわたってそれぞれ分離するよう相互離間した隣接周囲端を有しており、前記サポートパッドは、隣接する前記サポートリング間を放射対角線状に延長して各サポートリングとこれに隣接するサポートリングとを結合するコネクタウェブを有しており、前記サポートリングの隣接組のそれぞれは、周囲を相互離間する複数の前記コネクタウェブを有することを特徴とする。
更に、椅子用腰部サポートパッドであって、この椅子用腰部サポートパッドには、椅子使用者の背中の腰部領域と接触してこれをサポートするよう適合した前部サポート面を有する腰部サポートパッドを設け、この腰部サポートパッドは、この前部サポート面を延長する垂直中心線の両側に位置するサポートパッド対向部を有しており、前記腰部サポートパッドは、前記腰部サポートパッドを非対称支持して非対称的に変化する前記サポートパッド対向部の圧力分布を生じさせて前記サポートパッド対向部を通じて前記サポート面が与える圧力分布を変化させるように構成して設け、さらに前記椅子用腰部サポートパッドには、前記腰部サポートパッドアセンブリを椅子に取り付けるためのコネクタブラケットを有するサポート機構を設け、このサポート機構は、さらに、前記サポートパッド対向部のサポートを変化させることができるサポートアーム装置を有しており、前記サポート機構は、さらに、前記サポート機構の左部および右部による腰部サポートパッドのサポートを変化させる調節機構を有していることを特徴とする。
更にまた、腰部サポートパッドと、椅子への取付に適合させたベース、およびこのベースに連結しており前記腰部サポートパッドをその上端に支持させたサポートアームを備えたサポート機構とからなる腰部サポートパッドアセンブリであって、前記サポート機構は、前記サポートアームと協働してサポートパッド対向部の左右半体により椅子使用者の腰部領域に与えられるサポート圧量を変化させる調節アセンブリを有しており、前記調節アセンブリは、前記サポートパッド対向部のそれぞれのサポート圧を独立して変化させるアクチュエータ装置を有しており、一方の前記サポートパッド対向部による前記サポート圧は、他方の前記サポートパッド対向部による前記サポート圧とは独立して変化できることを特徴とする。
また、椅子使用者の背中領域をサポートするよう適合させたサポートパッド装置を備えた椅子において、開口フレーム領域を構成するリング状フレームを有するバックフレームを設け、このバックフレームは、前部フレーム部と後部フレーム部とで構成され、前記前部フレーム部および後部フレーム部は、このフレーム部の内側端を通り前記開口フレーム領域へと開口するポケットを有しており、前記椅子は、さらに、椅子使用者の下部背中領域のサポートに適合させたサポートパッドを有するサポートパッド装置を設け、前記サポートパッドは、下方に延長するサポートアームを有しており、このサポートアームは、前記ポケットに挿入されそれに固定係合される接続端を備えていることを特徴とする。
更に、椅子使用者の背中をサポートするためのバックアセンブリを備えた椅子において、前記バックアセンブリは、開口領域を構成する環状フレームと、前記開口領域にわたって延長しておりその周囲が前記環状フレームの各周囲に接合しており前方に面して椅子使用者の背中をサポートする背もたれ面を構成するサポートファブリックとを有しており、前記椅子は、さらに、前記バックフレームに結合しており前記開口部に突出するサポートアームを備えた腰部サポートアセンブリを有しており、前記サポートアームは、その上端にフックを有しており、前記腰部サポートアセンブリは、さらに、腰部パッドを有しており、この腰部パッドは、それが下方に懸架するとともに前記サポートファブリックにもたれるよう前記フックに掛けるための係合部を有しており、前記係合部は、上方傾斜方向の腰部パッドとともに前記フックに係着するように構成されるとともに前記腰部パッドが下方懸架方向に枢動できるよう構成されており、前記腰部パッドの下部端は、自由に懸架しており、前記腰部パッドは、前記サポートファブリックが前記腰部パッドの前記サポートアームからの脱落を防止するよう、前記サポートファブリックの近傍に位置したときに前記傾斜方向への枢動が阻止されることを特徴とする。
本発明は、椅子使用者の腰部領域や骨盤領域をサポートする改良バックアセンブリに関するものである。
本発明のバックアセンブリは、背中の腰部領域に配置される腰部サポート装置を備えており、これは様々な椅子使用者のサイズに適応するため垂直に調節可能である。
また、骨盤サポートユニットすなわちプッシャーを腰部サポートの下方に設け、使用者の骨盤領域における背中を緩やかに押圧することもできる。
このバックアセンブリは、サスペンションファブリックを備えた開口環状フレームを有するタイプであり、このサスペンションファブリックは、フレーム間を延長してバックフレームの中央開口部を閉鎖する。
このサスペンションファブリックは、薄層素材にすぎないので、腰部サポートアセンブリによるサポートをより容易に感じることができ、これは腰部サポートパッドにとって重要である。
椅子使用者の背中に対するサポートを最適化する際、腰部サポートパッド自体は、同心サポートリングで構成されているのであって、これは径方向で隣接する同心サポートリングの隣接組は、それらの間を延長するコネクタウェブによって柔軟性をもって結合している。
同心サポートリングのそれぞれは、使用者が腰部サポートパッドを歪ませた場合、外側サポートリングがまず使用者に接触してそれから連続して次の線状サポートリングが使用者をサポートするように、隣接するリングからある程度独立して移動できる。
これにより、サポートリングそれぞれによって、使用者の背中が与える圧力をより大きく変化させることができる。
さらに、腰部サポートパッドは、使用者がこのサポートパッドを十分に押圧した場合、より容易に使用者の背中形状に適合するよう調節可能である。
したがって、本発明による腰部サポートは、従来の腰部サポートのような腰部サポートパッドの使用者側への移動または使用者からの離間に依存せずとも、適切な人間工学的姿勢を維持しつつ、要望のサポート量を提供できるものである。
また、腰部サポートパッドは、板ばねに類似するサポートアームに担持されており、このサポートアームには、その中間に垂直に延長した開口部が設けられており、サポートアームの長さの大部分にわたってサポートアームの左右半体に分割されている。
サポートアームは使用者に応じて後方に屈曲できるところ、サポートアームの左右半体それぞれの屈曲点すなわち支点は、腰部サポートパッドのサポートが腰部サポートパッド左右半体につき非対称になるよう独立して調整することができる。
このサポートアームにより、腰部サポートパッドの非対称サポートが可能になり、その左右半体それぞれが、様々な負荷(あるいは停止状態)に応じてさらに独立して移動可能となるとともに、腰部サポートパッドの動きに抵抗した様々な非対称の逆圧を使用者に与えることができるようになる。
このサポートアームにより、支点の調整による屈曲量に対するサポート量を変化させることができる。
腰部の非対称サポートは、腰部サポートパッドを移動させずにそれぞれ独立回転して各サポートアーム半体の支点を調節する一対の調整クランクによって調整できる。
このように、椅子使用者は、より正確に腰部サポートパッドによるサポートを非対称的に調節できることになるが、この非対称サポートにより椅子使用者の快適性が改善されることが分かっている。
さらに、骨盤サポートは、腰部サポートの垂直近傍に設けられており、使用者の背中の様々な領域をサポートできる。
本明細書でより詳細に説明されるように、上記のバックアセンブリの装置により、より快適な使用者の背中のサポートシステムが提供される。
本発明のその他の目的や、変形例は、以下の明細書の記述および添付の図面により明らかになる。
そのために、以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
所定の用語が以下の記述で使用されるが、これは便宜上のものであって、限定されるものではない。
例えば、「上方に」、「下方に」、「左に」、「右に」という用語は、参照している図面を基準とした方向を指している。
「内側に」、「外側に」という用語は、装置や指摘した部品の中央側へまたは中央から離れる方向を指している。
このような用語は、具体的に言及された語や、派生語や同様の意味を有する語が含まれる。
図1〜図4に示すように、本発明は、オフィスチェアである椅子10に関するものであり、これは、椅子使用者の様々な身体的特徴や快適性嗜好に適応する様々な発明事項を備えている。
また、本発明は、椅子10の改良アセンブリに関するものである。
一般的に、この椅子10は、容易に高さ調節可能な改良されたアームアセンブリ12を備えている。
アームアセンブリ12の構造は、2005年3月1日に出願した米国特許仮出願第60/657632号(発明の名称「ARM ASSEMBLY FOR A CHAIR」、権利者は本発明の共通譲受人であるハワース・インク)に開示されている。
本出願の開示は、引用をもって本明細書に開示したものとする。
椅子10は放射状脚部14を有するベース13で支持されており、この放射状脚部14はキャスタ15により床に支持されている。
さらにベース13は、垂直に突出してその上端で傾斜制御機構18を保持する支柱台16を備えている。
この支柱台16は、空気圧シリンダをその内部に有しており、これは傾斜制御機構18の床に対する高さを調整するものである。
傾斜制御機構18は、制御ボディ19を備えており、ここに一対の略L字状の支柱20の前端が枢軸的に保持されている。
支柱20は、共に後方に収束してコネクタハブ22(図3)を構成し、ここにバックアセンブリ24のバックフレーム23が支持される。
この傾斜制御機構18の構造は、ハワースインクに帰属する2005年3月1日出願の米国特許仮出願第60/657541号および2005年6月10日出願の米国特許仮出願第60/689723号(両出願の発明の名称は「TILT CONTROL MECHANISM FOR A CHAIR」である)、ならびに2005年3月1日出願の米国特許仮出願第60/657524号(発明の名称は「TENSION ADJUSTMENT MECHANISM FOR A CHAIR」である)に開示されている。
これらの特許出願の開示は、引用によって本発明に記載したものとする。
バックアセンブリ24には、バックフレーム23の周囲に対応して支持されるサスペンションファブリック25が設けられており、これは椅子使用者の背中をサポート(支持)するサスペンション表面26を構成する。
バックアセンブリ24の構造は、ハワースインクに帰属する2005年5月1日出願の米国特許仮出願第60/657313号(発明の名称は「CHAIR BACK」である)に開示されている。
この特許出願の開示は、引用によって本発明に記載したものとする。
使用者を更にサポートするため、バックアセンブリ24は、腰部サポートユニット28を備えており、これは使用者の背中の腰部領域をサポートするように構成されており、またこのサポートによる快適性を改良するため調節可能である。
また、バックアセンブリ24には、使用者の骨盤領域の後方に位置する骨盤サポートユニット29が設けられている。
また、椅子10は、使用者のシートが保持される上方サポート面31を構成するシートアセンブリ30を備えている。
まず腰部サポートユニット28および骨盤サポートユニット29を支持するバックアセンブリ24については、腰部サポートユニット28が図5〜図8に概略的に示されている。
バックフレーム23は、一対の垂直サイドレール35と、上部レール36と、下部レール37とを備えており、これらはバックアセンブリ24の上部コーナ38および下部コーナー39で結合して、フレーム中央開口部40を有する環状すなわち継ぎ目なしのフレームを構成する。
図5〜図7から分かるように、バックフレーム23は、使用者の背中を人間工学的にサポートする輪郭形状となっている。
特に、サイドレール35は、図2や図5に示すように後方にカーブしているとともに、サイドレール35の底部位に対し外側(図1)にカーブしている。
さらに、上部レール36および下部レール37は、一般使用者の曲線にできるだけ適合するようにそれぞれカーブしている。
使用者をサポートするため、バックアセンブリ24は、フレームに固着したサスペンションファブリック25を有している。
特に、バックフレーム23は、周囲のスプラインチャンネル42(図1、図5、図6)を備えており、ここにサスペンションファブリック25の周囲端が固定される。
さらに図5〜図7によると、バックフレーム23は、サポート構造43を備えており、そこにサイドレール35および下部レール37が相互固定接続している。
このサポート構造43は、椅子中心線41(図1)に沿ってサイドレール35の中央のすぐ下の高さ位置まで延長する垂直のサポート柱44を備えている。
このサポート柱44には、側方に延長しており各外端がサイドレール35の端部に固着した一対の水平のサポート柱アーム45が設けられている。
サポート柱44の下端には、前方に突出してそれから下方に突出して下部レール37に固定係合する略L字形状のコネクタフランジ46(図5および図7)が設けられている。
さらに、このサポート柱44の下端には、下方に突出しており固定ボルト50(図8)およびナット51により支柱20に固定連結されるバヨネットコネクタ49が設けられている。
バックアセンブリ24の部品の詳細については、図7がこれらの分解図を示している。
バックフレーム23は、上記のサポート構造43とこのサポート構造43のサポート柱アーム45に支持される後部フレームリング56とを備える後部フレームユニット55からなる。
さらにバックアセンブリ24は、後部フレームリング56との重畳取付に適合させた前部フレームリング57を備えており、これによりその周囲にスプラインチャンネル42を構成する。
さらに、バックアセンブリ24は、上記のサスペンションファブリック25とエラストマスプライン58(図7および図8)とを備えている。
後部フレームユニット55は、サポート構造43と後部フレームリング56とからなるが、このサポート構造43および後部フレームリング56は、上記の形状輪郭を有する一体成形構造として同時成形される。
スプラインチャンネル42を維持しつつこの輪郭形状の成形を容易にするため、後部フレームリング56および前部フレームリング57はそれぞれ別個に成形され、それから両方が固定される。
サポート構造43については、サポート柱44は、フレーム中央開口部40の下半分で中央に位置している。
サポート柱44は、サポート柱ベース端59と一対のサポート柱半体60、61とを備えており、このサポート柱半体60、61は、垂直に延長するサポート柱スロット62によりそれぞれ分割される。
したがって、サポート柱44は、サポート柱44の大部分の長さに沿って延長するサポート柱スロット62によって、分割柱として形成される。
サポート柱半体60、61は、サポート柱ベース端59とともに一体形成される。
このように、サポート柱半体60、61は、サポート柱ベース端59により片持ち支持される。
後部フレームユニット55および前部フレームリング57は、要望の形状に成形したガラス充填ナイロン材から形成される。
このナイロン材は、使用者による負荷が与えられた場合、種々のフレーム領域に柔軟性を与えるよう一定の撓みを有している。
サポート柱半体60、61はそれぞれ分離しているので、それぞれ独立して連結することができ、よってフレームの上部コーナー38および下部コーナ39の撓曲および移動が容易になる。
サポート柱半体60、61は、水平のサポート柱アーム45と一体的に接合する。
サポート柱アーム45の外端は、外側に延長しており、後部フレームリング56の垂直端と一体的に成形される。
サポート柱ベース端59において、このサポート柱ベース端59は、サポート柱底壁65で終結しており(図5、図7、図8)、これはそこを垂直に貫通するボア66とともに形成されている。
さらにサポート柱底壁65は、バヨネットコネクタ49と一体的に形成されている。
図8のように、ボア66はこのサポート柱底壁65およびバヨネットコネクタ49を垂直に貫通している。
バックフレーム23と支柱20とを結合すると、締結具50は、より詳細に説明するように支柱20から上方に延長するとともに、締結具50のボア66を貫通してサポート柱底壁65を越えて垂直に突出する。
締結具50の上端は、図8に示すようにナット51を係合して、バックフレーム23を支柱20に固定する。
図8に示すサポート柱底壁65については、この底壁は前方に延長して、L字状のコネクタフランジ46の水平足部68を構成し、コネクタフランジ46はそれから下方に指向して垂直脚部69を構成する。
そこで、サポート柱ベース端59は、バックフレーム23の下部レール37を固定支持するにつき役立つ。
下部レール37は、このようにより堅く支持されているので、最も移動量が大きいサポート柱アーム45や上部コーナ38により支持されるフレーム中間領域よりも使用者の負荷を受けた移動がより少なくなる。
このように、後部フレームユニット55は、バックフレーム23全体に対し制御された柔軟性を与えることができる。
図7によると、後部フレームリング56は、上部リング部71と、下部リング部72と、垂直に延長する左右リング部73とを有している。
図7および図26に示される下部リング部72の中間において、上方に開口しており円形柱75(図26)の近傍に位置している凹部のサポートポケット74が設けられる。
この機能は以下詳細に説明される。サポートポケット74は、側壁76と接しており、この側壁76は、その下端でエラストマスプライン58を導入するよう適合させたスプライン溝78のすぐ近傍に切欠部77を有している。
前部フレームリング57(図7)は、正面部80と、後部フレームリング56側に面する背面部81とを有しており、それらが当接するに適するように、また超音波溶接によりそこに固着するよう適合している。
前部フレームリング57は、垂直リング部82と、上部リング83と、下部リング部84とによって形成される。
これらを接合した場合、前面フレームリング57および後部フレームユニット55によってバックフレーム23を構成する。
腰部サポートユニット28については、図5および図6に概略的に示されており、これは、バックフレーム23の底部から上方に突出してその上端で腰部サポートパッド91を支持する調節アセンブリ90を備えている。
調節アセンブリ90は、キャリッジ92を備えており、このキャリッジ92は、腰部サポートパッド91の高さを調節するために、特に使用者が腰部サポートパッド91の高さを使用者の背中に沿った最も快適な高さ位置に調節できるようにするために垂直可動である。
キャリッジ92は、サポートアーム93を支持しており、このサポートアーム93は、椅子使用者による圧力およびそれによるサポートパッドの動きに対する抵抗力または逆圧を発生させつつ、使用者の動きに応じて腰部サポートパッド91が後方に移動するよう、板ばねとして効果的に機能する。
さらにこのサポートアーム93は、腰部サポートパッド91の一方の半体がより弱い逆圧を与えて使用者に応じてより容易に後方に移動するのに対し腰部サポートパッド91の他方の半体がより堅いサポートを提供するというように、腰部サポートパッド91の非対称サポートを提供する。
このように、腰部サポートパッド91は、使用者が腰部サポートパッド91を機械的に移させずとも、動きに対する調節可能な逆圧すなわち抵抗力を与えるものである。
腰部サポートパッド91の非対称サポートは、一対の調節クランク94、95(図6)によって調節できる。
この調節クランク94、95は、それぞれ独立して回転可能であり、サポートアーム93による腰部サポートパッド91の各左右半体の使用者へのサポート量を独立して設定できる。
これにより、使用者が椅子に座ると、使用者の身体的サイズに応じて異なる量だけサスペンションファブリック25が伸長し、腰部サポートパッド91が移動する。
図9および図10によると、調節アセンブリ90は、垂直のサポートブラケット97を有しており、これはキャリッジ92が矢印98(図9)に示される垂直方向に移動可能にするようキャリッジ92を保持する。
キャリッジ92は、このキャリッジ92から上方に突出するサポートアーム93を有しており、サポートアーム93の上端には、図11に示すような腰部サポートパッド91を保持する一対のアームフック99が設けられている。
図12〜図16によると、腰部サポートパッド91は、調節アセンブリ90による利点に加え、さらに快適性および適合性を高める構造を有している。
より具体的には、この腰部サポートパッド91は、プラスチック材、好ましくは適切な弾性レベルをもたらすPTEGコポリステルで成形される。
ここに記載されているように、腰部サポートパッド91は、それぞれ放射状に離間する同心のサポートリング106〜109により画定される略長形状となっている。
より具体的には、腰部サポートパッド91は、水平に延長しパッド正面102から後方に偏倚した中央取付部101を備えている。
この中央取付部101は、後壁103を有しており、ここに図17に示すような一対のサスペンションスロット104が形成されている。
このサスペンションスロット104は、それぞれのアームフック99に掛けられ、後壁103の下部はサポートアーム93に掛けられる。
腰部サポートパッド91をサポートアーム93に固定するには、それ以外の締結具は不要である。
より具体的には、腰部サポートパッド91は、アームフック99に掛けられ、図17の垂直方向で枢支される。
腰部サポートパッド91は拘束されておらず取り外しのために前方に枢動できるが、腰部サポートパッド91がサスペンションファブリック25の対向後面に当接する位置になるとこのサスペンションファブリック25が腰部サポートパッド91の回転およびアーム93からの分離を阻止するため、腰部サポートパッド91の脱落が阻止される。
連続した固体構造の腰部サポートパッドは知られているが、本発明の腰部サポートパッド91は、それぞれ略平行に離間して延長し前方から後方に偏倚した複数の同心のサポートリング106〜109で構成される。
隣接する一対のサポートリングは、成形のコネクタウェブ111〜114によって結合する。
最も内側のサポートリング106は、コネクタウェブ111によりその垂直部位が中央取付部101に結合するとともにその他の水平部位が完全に中央取付部101から分離した状態になるよう、二つの部位で中央取付部101の両端に結合している。
サポートリング106〜109およびコネクタウェブ111〜114は、全て一体構造として成形されているので、一つのサポートリングのその他のサポートリングに対する相対的逆圧や、使用者が移動した場合のその相対移動は、腰部サポートパッド91を形成する成形材の変形のため、依然として許容されている。
これらの同心のサポートリング106〜109は、リングの周長に沿ってそれぞれ分離独立しており、使用者の背中に対し様々な所定圧力分布量をもたらすことができるとともに、使用者の背中により後方に押圧された場合にパッド正面102の輪郭を変化させることができる。
使用時には、前方の最も外側のサポートリング109が最初に使用者と接触し、そして使用者が後方に押圧した場合には次のサポートリング108が使用者をサポートする。
このように、サポートリング106〜109は、連続して使用者の背中を効果的にサポートする。
外側の3つのサポートリング107〜109は、それぞれコネクタウェブ112〜114によりそれぞれ結合する。
腰部サポートパッド91の上半分において、コネクタウェブ112〜114は、上部コーナ116に位置している。
しかし、下部コーナ117の領域においては、そのようなコネクタウェブは設けられていない。
その代わり、追加のコネクタウェブ119〜121が、腰部サポートパッド91内で下方かつ外向きに対称配置される。
このように、特定の腰部形状によって、上部コーナ116の領域における使用者の背中がより良好にサポートされる。
これは、コネクタウェブ112〜114によって上部コーナ116における剛性が、上部コーナ116間における腰部サポートパッド91の上部位よりも多少高くなるためである。
中間領域においては、サポートリング106〜109の水平部位は、それぞれ完全に分離しており、比較的柔軟性が高くなっている。
しかし、腰部サポートパッド91の下半分がコネクタウェブ119〜121の領域において多少堅くなり下部コーナ117の柔軟性がより高くなるよう、下部コーナ117の領域においてはコネクタウェブは設けられていない。
コネクタウェブ111〜114およびコネクタウェブ119〜121を選択位置することによって、腰部サポートパッド91の反応特性につき、使用者の接触による腰部サポートパッド91の変形に応じた圧力分布を変化させるよう選択的に設計することができる。
さらに、コネクタウェブ111〜114、119〜121の高さ、幅、位置、および数に応じて、機能性質を変化させることができる。
図16によると、サポートリング106〜109の断面形状は、それぞれ整合しておりほぼ長方形となっていることに気付く。
しかし、これらサポートリング106〜109の厚さ、断面形状、および幅は、腰部サポートパッド91の反応特性を変化させるため変更しうる。
以上に加え、サポートリング106〜109は、腰部サポートパッド91の垂直中心線の領域に後方湾曲部位を有しており、中央溝123を形成している(図12および図14)。脊柱への圧迫は不快であり好ましくないので、この中央溝123は使用者の脊椎骨に合わせられており、腰部サポートパッド91と使用者の脊椎骨との身体的接触を最小限にするか好ましくはそれをなくしている。
コネクタウェブ111〜114およびコネクタウェブ119〜121は、ほぼ斜めに位置合わせしているが、これらの配置間にコネクタウェブを追加することも可能であるし、またコネクタウェブは、千鳥状に交互に設け、腰部サポートパッド91の反応特性を代替させることも可能であることは理解されよう。
また、内側のサポートリング106〜108は、継ぎ目なしの輪として形成されている。
最も外側のサポートリング109は、腰部サポートパッド91の下側中央部が除去されていること以外は、ほぼ同様である。
具体的には、最も外側のサポートリング109のコネクタウェブ112間の領域は設けられていないので、腰部サポートパッド91には空間すなわち切欠部124(図12および図13)が形成されており、骨盤サポートユニット29用の空間が生じ、腰部サポートパッド91が最下位置に置かれるときにこの空間には骨盤サポートユニット29が配置されるようになる。
この位置において、骨盤サポートユニット29と腰部サポートパッド91とが多少重なる。
次に、調節アセンブリ90については、これは垂直のサポートブラケット97を有している。
このサポートブラケット97は、図19および図20に示すように、水平に延長するブラケット底壁126とともに形成されており、その中心部には、図8に示すようにブラケット底壁126がボルト50を垂直に貫通できるよう締結具スロット127を備えている。
ロケータフランジ128は、ブラケット底壁126の上方に設けられており、それらの間には図8に示すようにナット51端を配置する。
その結果、サポートブラケット97は、図5に示すようにサポート柱ベース端に固着され、そこから垂直に突出して腰部サポートパッド91をサスペンションファブリック25の近傍に配置する。
さらに、サポートブラケット97は、一対の側壁面130を有する略アーチ状の正面壁129を備えている。
この一対の側壁面130は、垂直方向に延長するガイドスロット131により分離されている。
ガイドスロット131は、上記のキャリッジ92と共働してキャリッジ92の垂直方向へのスライドを案内する。
側壁面130は、垂直のラチェット歯132を備えており、これは、使用者がキャリッジ92を押すことでキャリッジ92を垂直に移動できるところ、キャリッジ92と共働してキャリッジ92を所定の高さに選択保持する。
図10に示すように、ラチェット歯132に対向する側面壁130の正面には、垂直に延長するスロット133が設けられている。
キャリッジ92をスライドさせるため、このキャリッジ92は、ガイドスロット131にスライドして係合するスライドハウジング135を備えている。
このスライドハウジング135は、スライドハウジング本体壁136と、垂直に延長しておりガイドスロット131内にスライドして導入されるガイド部137とを備えている。
このガイド部137は、図18に示すように締結具スロット127から部分的に突出する後壁138を備えており、またこのガイド部137は略円筒形状であり、内部チャンバ139を形成する。
さらに、後壁138は、一対の垂直離間した締結具ボア140を備えている。
図10および図18に示すように、スライドハウジング135の正面には、垂直に延長しておりそれぞれの支点ブロック143を中に取り付けるための一対の溝142が形成されている。
各支点ブロック143は、概して長方形の板として形成されており、垂直にラック歯144の列を有している。
さらにここに記載するように、支点ブロック143は、調節クランク94、95によって駆動されてそれぞれ独立して支点ブロック143の垂直位置を調節する。
また、スライドハウジング135は、サポートアーム93用のコネクタスロット146(図10および図18)を備えている。
スライドハウジング135を垂直サポートブラケット97に固定するため、キャリッジ92の露出外表面となるハウジングカバー148が設けられる。
ハウジングカバー148は、締結具150を挿入係合するように形成した後方に突出する一対の締結柱149を有している。
これらの締結具150は、サポートブラケット97の背面に位置するリテーナ板151を貫通しており、スライドハウジング135のサポートブラケット97からの脱落を防止する。
図21および図22に示すように、このリテーナ板151は、一対の締結具孔152を有しており、ここに締結具150が挿入される。
リテーナ板151は、弾性ばね鋼からなり、ラチェット歯132と解放可能に係合するように構成されている。
特に、リテーナ板151は、一対の片持ち指部153を有するとともに、アーチ状のデテント154をその上端部に設けており、ガイドスロット131をまたぐラチェット歯132のそれぞれの列と係合する。
したがって、リテーナ板151は、ラチェット歯132と係合して十分な力を受けてキャリッジ92をスライドさせつつ、また手動による調節力が存しない場合に望まない移動を防止しつつ、スライドハウジング135の脱落を防止する。
このようにして、キャリッジ92はサポートブラケット97に保持されており、垂直方向に調節可能である。
腰部サポートパッド91がサポートアーム93を介してキャリッジ92に保持されるので、腰部サポートパッド91の高さは、キャリッジ92を移動することで調節できる。
この弾性のサポートアーム93については、弾性的に撓むよう、弾性ばね鋼で形成されている。
サポートアーム93は、コネクタヨーク156を支持する片持ちばね体157(図23〜図25)で形成されている。
このコネクタヨーク156は、上記のアームフック99を備えており、また片持ちばね体157の上端に摩擦嵌合する。
より具体的には、図23〜図25を参照すると、片持ちばね本体157の下端には、後方に突出するロケータフランジ158が設けられている。
図18に示すように、このロケータフランジ158は、スライドハウジング135側のコネクタスロット146内に収容される。
そこに配置すると、片持ちばね本体157は、この片持ちばね本体157とこれに対向するスライドハウジング135のスライドハウジング本体壁136との間に支点ブロック143を挟んだ状態で、スライドハウジング135とハウジングカバー148との間を上方に延長する。
片持ちばね本体157が垂直方向で静止しているところ、これらの支点ブロック143は、図18および図23〜図25の矢印160に示すように、自由にスライドする。
図23については、片持ちばね157には、中央開口部161が設けられており、これにより片持ちばね本体157が左板半体162および右板半体163に分けられる。
支点ブロック143のそれぞれは、ラック歯144が中央開口部161内で露出した状態で、左板半体162または右板半体163のそれぞれ一つの直ぐ近傍でこれと接触して、共働すなわちスライドする。
このように、左板半体162および右板半体163のそれぞれは、その一面をスライドする一つの支点ブロック143を備えている。
図18に示すように、部品を組み立てた場合、片持ちばね本体157の上端164は、点線に示すように、支点ブロック143の上端165、166の真上の位置で後方に屈曲できる。
要するに、この上端165、166は、それぞれの左板半体162および右板半体163が後方に屈曲できる支点すなわち曲げ点となる。
図23に示すように、これらの支点ブロック143は、独立移動が可能であり、左板半体162および右板半体163が異なった屈曲性質を生じるよう、それぞれ垂直に相対的に偏位できる。
特に、右板半体163は、左半分板162よりも容易に屈曲可能である。
このように、支点ブロック143はそれぞれ垂直に偏位できるので、左板半体162がより高い曲げ点で屈曲するとともに図25に示すように右半分板163がより低い曲げ点で自由に屈曲できる。
片持ちばね本体157の上端には、コネクタヨーク156が支持される指部166が設けられている。
これらの指部166により、腰部サポートパッド91の非対称移動がさらに容易になる。
片持ちばね本体157により、腰部サポートパッド91を弾性支持するので、この片持ちばね本体157は、この腰部サポートパッド91の非対称サポートを提供し、腰部サポートパッド91の左右半体が異なった性能特性を有するようになる。
特に、左板半体162は、図示されるように、腰部サポートパッド91の左半体の移動につき強い抵抗力を与えるとともに、右板半体162が腰部サポートパッド91の右半体の後方移動につきより弱い抵抗力を与える。
この抵抗力は、それぞれ支点ブロック143を揃えることで均等にできる。
これらの支点ブロック143の垂直位置を調節するため、調節クランク94、95が設けられている。
これら調節クランク94、95は、メイン軸168を有しており、メイン軸168の外側にハンドピース169が設けられる。
メイン軸168の内側端には、駆動ギヤ170が設けられており、この駆動ギヤ170には、図18に最もよく示されているように、その周囲を部分的に延長するギヤ歯171が設けられており、駆動ギヤ170は矢印172の方向に回転できる。
メイン軸168の内側端は、中央支持軸173に対し回転可能に支持されるとともに、スライドハウジング135の側壁174で支持される。
駆動ギヤ170は、この駆動ギヤ170の回転により支点ブロック143が垂直移動するよう、支点ブロック143のラック歯144と係合する。
メイン軸168が共通の中心支持軸173に支持されているところ、このメイン軸168は、それぞれ独立して回転可能であって、支点ブロック143の一つが他方の支点ブロック143から完全に独立してその位置を調節するため調節クランク94または95が独立して回転する。
このようにして、椅子の使用者は、腰部サポートパッド91を移動させずに最も快適な腰部サポートパッド91の非対称サポート量を容易に調節できる。
このサポートは、サポートアーム93を静止位置から撓ませずに使用者による圧力に抵抗する腰部サポートパッド91によるものである。
以上の腰部サポートユニット28に加え、さらに図26〜図30に示すような骨盤サポートユニット29も設けることができる。
より具体的に後部フレームリング56に形成された剛性サポートポケット74については、これは、使用者側に面してその後部骨盤領域を押圧するよう適合させた骨盤サポート175の下端を保持するために設けられる。
図28〜図30を参照すると、骨盤サポートサポート175すなわちプッシャは、片持ちの支持アーム177に支持される拡張したサポートパネル176を有している。
支持アーム177の下端には、分岐して一対の脚部179を有するプラグ部178が設けられている。
脚部179の遠方端には、側方すなわち外側に突出してサポートポケット74に形成される切欠部77と結合するコブ181が設けられている。
また、プラグ部178には、後方に開口して有底穴により形成されるロック凹部182が設けられている。
前部フレームリング57と後部フレームリング56とを溶接結合した場合も(図27)、サポートポケット74は、依然としてこれらのリング57、56の界面から上方に開口している。
これにより、骨盤サポート175のプラグ部178をサポートポケット74に下向きに差し込むことができる。
この下方差し込みの際、脚部179は互いに内方に曲がり、コブ181が対応する切欠部77と揃ってコブ181が切欠部77に収容され、直線状態に戻る。
骨盤サポート175は、プラスチックのような屈曲可能な弾性材で形成されているため、支持アーム177は、挿入時やさらに取外時に前方に屈曲可能であり、円形柱75が対応するロック凹部182と揃うまで円形柱75は上方にスライドできる。
そして、円形柱75がロック凹部182に収容され、支持アーム177が直線状態に戻る。
これらの構成部品により、骨盤サポート175の垂直移動が防止される。
弾性の屈曲可能なサスペンションファブリック25がサポートパネル176の正面183(図5)に位置しているため、サスペンションファブリック25は、円形柱75が骨盤サポート175の脱落を最も効果的に防ぐよう骨盤サポート175を後方に押圧する傾向がある。
ただし、サスペンションファブリック25も伸縮可能なので、骨盤サポート175は依然として前方に屈曲でき、サポートポケット74から骨盤サポート175を取り外すことができる。
上記の記述は、好ましい腰部サポートユニット28および骨盤サポートユニット29に関するものである。
腰部サポートパッド91は、図31〜図34のような別の形状であってもよい。
より具体的には、別の腰部サポートパッド200は、全体形状、ウェブの位置、およびウェブの構造以外は、腰部サポートパッド91とほぼ同等である。
より具体的には、この腰部サポートパッド200は、中央取付部201を有しており、この例では中央取付部201は、腰部サポートパッド200をアームフック99ではなくスクリュー孔を有する適切なサポートアームへ固定取付するための締結具孔202を備えている。
この特定の腰部サポートパッド200は、広い外側端とより狭い中央領域とで構成される砂時計の形状である。
腰部サポートパッド200は、複数の同心のサポートリング206〜209により構成される。
これは、コネクタウェブ211〜214および追加のコネクタウェブ219〜221により放射状に分離した状態で結合しており、連続して使用者の背中を接触サポートする。
このように、使用者によりサポートリングが後方に移動する場合に、まず外側のサポートリング209が効果を生じ、そして内側のサポートリングが引き続き効果を生じる。
この形状において、最も内側のサポートリング206は、上記のコネクタウェブ111と同様に形成された一対のコネクタウェブ211により中央取付部201に連結している。
また、外側のサポートリング207〜209は、上部コーナ216で外側に斜めに延長するコネクタウェブ212〜214によって支持される。
腰部サポートパッド200は、コネクタウェブ219〜221が腰部サポートパッド200の下部コーナ217で斜めに相互接近して位置しているという点で異なっており、上部コーナ216および下部コーナ217における反応性質はほぼ同様である。
また、コネクタウェブ119〜212と比較するとコネクタウェブ219〜221がより外側に移動しているため、腰部サポートパッド200の下半分の背骨領域における柔軟性がより高まる。
さらに、コネクタウェブ212〜214およびコネクタウェブ219〜221は、後方に曲がった形状に形成されているという点で異なっている。
成形材の弾力性のため、これらのコネクタウェブ212〜214は、より平坦なコネクタウェブ112〜114およびコネクタウェブ119〜212とは対称的に、J字形状のスプリングとして機能する。
これにより、径方向に隣接したサポートリングがそれぞれさらに独立して移動できることになる。
これは、コネクタウェブ212〜214およびコネクタウェブ219〜221の長さが、上記の平坦なコネクタウェブよりも長いため、弾力性が高まるからである。
この腰部サポートパッド200は、腰部サポートパッド91と同様に、使用者の背骨部との接触を避けるため、脊椎骨領域において中央離間溝223も備えている。
上記の発明により、改良された腰部サポートパッド構造が提供される。さらに、腰部サポートパッドによる非対称サポートを可能とする改良された腰部サポートパッド支持装置が提供される。
本発明の実施例が例示として詳細に開示されたが、開示された装置の変形あるいは変更、再構成は、本発明の範囲内にあると認められる。
本発明によるオフィスチェアの正面図である。 本発明によるオフィスチェアの側面図である。 本発明によるオフィスチェアの後部等角図であり、腰部・骨盤サポートユニットを示している。 本発明によるオフィスチェアの正面等角図である。 バックアセンブリの側面図であって、腰部・骨盤サポートユニットを示している。 バックアセンブリの後部拡大等角図である。 バックアセンブリのバックフレームの分解等角図である。 骨盤サポートユニットすなわちプッシャを備えた傾斜制御機構にバックアセンブリを取り付けるためのバヨネットコネクタ装置の側面の拡大断面図である。 腰部サポートユニットの調節アセンブリの等角図である。 調節アセンブリの分解図である。 調節アセンブリに設けた腰部パッド付きの腰部サポートユニットの等角図である。 腰部パッドの等角図である。 腰部パッドの正面図である。 腰部パッドの上面図である。 腰部パッドの側面図である。 図13の線16−16による腰部パッドの側面の断面図である。 腰部サポートユニットの拡大断面図である。 調節アセンブリの拡大断面図である。 調節アセンブリのサポートブラケットの背面図である。 図19の線20−20によるサポートブラケットの側面の断面図である。 弾性リテーナ板の正面図である。 図21の線22−22による弾性リテーナ板の側面の断面図である。 腰部サポートユニット用の弾性スプリング板の正面図である。 点線による左側面の屈曲を示した弾性スプリング板の左側面図である。 点線による右側面の屈曲を示した弾性スプリング板の右側面図である。 骨盤サポートユニットのバックフレームに設けた取付ポケットの拡大正面図である。 骨盤サポートユニットとフレーム取付ポケットとの結合を示した断面図である。 骨盤サポートユニットの正面図である。 骨盤サポートユニットの側面図である。 図28の線30−30による骨盤サポートユニットの側面の断面図である。 第2実施例による腰部サポートパッドの正面図である。 第2実施例による腰部サポートパッドの上面図である。 第2実施例による腰部サポートパッドの側面図である。 図31の線34−34による腰部サポートパッドの断面図である。
符号の説明
10 椅子
12 アームアセンブリ
13 ベース
14 放射状脚部
15 キャスタ
18 傾斜制御機構
16 支柱台
19 制御ボディ
20 支柱
24 バックアセンブリ
28 腰部サポートユニット
29 骨盤サポートユニット
30 シートアセンブリ
43 サポート構造
55 後部フレームユニット
90 調節アセンブリ
91 腰部サポートパッド

Claims (25)

  1. 椅子使用者をサポートするためのシート−背もたれのアセンブリからなる椅子において、この椅子の後部には、使用者がそこに位置した場合に使用者の腰部領域をサポートするように腰部サポートパッドを有する腰部サポート装置を設け、この腰部サポートパッドは、前記腰部サポートパッドの垂直中心線の両側に位置する左右の半体からなり、前記腰部サポートパッドは、使用者の腰部領域を非対称的にサポートし、前記左右半体は、その各サポート面にわたって圧力分布を生じ、前記左右半体の一方による前記圧力分布は、他方の前記左右半体による圧力分布とは異なることを特徴とする椅子。
  2. 前記圧力分布は、均等レベルと非対称レベルとの間で圧力分布の調節を可能とするよう、前記左右半体において可変であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記椅子は、さらに、椅子後部にてその固定端が後部のフレームに連結するとともにそのサポート端が前記腰部サポートパッドに連絡するサポートユニットを有しており、このサポートユニットは、それぞれ前記左右半体を支持し前記圧力分布を生じる第1および第2のサポート部を有していることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  4. 前記サポート部は、前記圧力分布をそれぞれ変化させる手動調整可能な独立の調整機構を有することを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  5. 前記サポート部は、少なくともその長手方向の一部分で分離される板ばね部により構成されることを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  6. その一つが他方の内側に配置される複数の同心エラストマのサポートリングを設け、このサポートリングは、前記サポートリングがその周囲長の大部分にわたってそれぞれ分離するよう相互離間した隣接周囲端を有しており、前記サポートパッドは、隣接する前記サポートリング間を放射対角線状に延長して各サポートリングとこれに隣接するサポートリングとを結合するコネクタウェブを有しており、前記サポートリングの隣接組のそれぞれは、周囲を相互離間する複数の前記コネクタウェブを有することを特徴とする椅子用腰部サポートパッド。
  7. 前記腰部サポートパッドは、その面を延長する垂直中心線の両側に位置するサポートパッド対向部を有しており、前記コネクタウェブおよび前記腰部サポートパッドは、前記腰部サポートパッドがこれと接触する椅子使用者の背中に与える圧力分布を制御するため、前記垂直中心線からの様々な距離に配置されることを特徴とする請求項6に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  8. 前記腰部サポートパッドは、上部コーナおよび下部コーナを有しており、前記コネクタウェブは、前記下部コーナの柔軟性を高める前記垂直中心線の近傍に設けた追加の前記コネクタウェブに対し、剛性を高めるよう前記垂直中心線の遠方に配置したことを特徴とする請求項7に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  9. 前記腰部サポートパッドの上半分における前記コネクタウェブは前記上部コーナ側に接近配置して剛性を高めるとともに、前記腰部サポートパッドの下半分側に接近配置する前記コネクタウェブは、前記上部コーナーの遠方に配置して前記下部コーナーの柔軟性を高めることを特徴とする請求項8に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  10. 前記腰部サポートパッドは、略長方形状であることを特徴とする請求項6に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  11. 前記腰部サポートパッドは、前記垂直中心線の領域における前記腰部サポートパッドの垂直方向の寸法よりもその外側端近傍における垂直方向の寸法が長くなった砂時計の形状を有していることを特徴とする請求項6に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  12. 椅子用腰部サポートパッドであって、この椅子用腰部サポートパッドには、椅子使用者の背中の腰部領域と接触してこれをサポートするよう適合した前部サポート面を有する腰部サポートパッドを設け、この腰部サポートパッドは、この前部サポート面を延長する垂直中心線の両側に位置するサポートパッド対向部を有しており、前記腰部サポートパッドは、前記腰部サポートパッドを非対称支持して非対称的に変化する前記サポートパッド対向部の圧力分布を生じさせて前記サポートパッド対向部を通じて前記サポート面が与える圧力分布を変化させるように構成して設け、さらに前記椅子用腰部サポートパッドには、前記腰部サポートパッドアセンブリを椅子に取り付けるためのコネクタブラケットを有するサポート機構を設け、このサポート機構は、さらに、前記サポートパッド対向部のサポートを変化させることができるサポートアーム装置を有しており、前記サポート機構は、さらに、前記サポート機構の左部および右部による腰部サポートパッドのサポートを変化させる調節機構を有していることを特徴とする椅子用腰部サポートパッド。
  13. 前記サポート機構の右部および左部は、その左右端部位が長手方向で少なくとも部分的に分離した片持ちばね板によって画定され、この左右端部位は、それぞれ前記サポートパッド対向部に連結することを特徴とする請求項12に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  14. 前記調節アセンブリは、それぞれ前記左右端部位と共働する第1および第2の調節機構を有しており、この調節機構は、前記左右端部位のばね特性を変化させるよう独立して調節可能であることを特徴とする請求項13に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  15. 前記調節機構は、前記左右端部位が支持される支点を調節して、前記左右端部位によるサポート負荷を変化させることを特徴とする請求項14に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  16. 前記サポート機構は、さらに、前記コネクタブラケットを基準として垂直可動であって使用者の腰部領域に対する前記腰部サポートパッドの垂直高さを変化させるキャリッジを有していることを特徴とする請求項12に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  17. 前記調節機構は、左右のサポート部位を調節する個別の調節機構であって、それにより前記各サポートパッド対向部のサポートを変化させて腰部サポートパッド表面から使用者の腰部領域への圧力分布を変化させることを特徴とする請求項12に記載の椅子用腰部サポートパッド。
  18. 腰部サポートパッドと、椅子への取付に適合させたベース、およびこのベースに連結しており前記腰部サポートパッドをその上端に支持させたサポートアームを備えたサポート機構とからなる腰部サポートパッドアセンブリであって、前記サポート機構は、前記サポートアームと協働してサポートパッド対向部の左右半体により椅子使用者の腰部領域に与えられるサポート圧量を変化させる調節アセンブリを有しており、前記調節アセンブリは、前記サポートパッド対向部のそれぞれのサポート圧を独立して変化させるアクチュエータ装置を有しており、一方の前記サポートパッド対向部による前記サポート圧は、他方の前記サポートパッド対向部による前記サポート圧とは独立して変化できることを特徴とする腰部サポートパッドアセンブリ。
  19. 前記サポートアームは、前記サポートパッド対向部を独立して支持する左右端部を有する片持ちばねであることを特徴とする請求項18に記載の腰部サポートパッドアセンブリ。
  20. 前記調節アセンブリは、前記左右端部が前記サポートパッド対向部を選択的に均等サポートまたは非対称サポートするよう、前記左右端部ごとに支点を変化させることを特徴とする請求項19に記載の腰部サポートパッドアセンブリ。
  21. 前記サポート機構は、前記腰部サポートパッドの高さを垂直方向に調節できる高さ調節機構を有していることを特徴とする請求項18に記載の腰部サポートパッドアセンブリ。
  22. 椅子使用者の背中領域をサポートするよう適合させたサポートパッド装置を備えた椅子において、開口フレーム領域を構成するリング状フレームを有するバックフレームを設け、このバックフレームは、前部フレーム部と後部フレーム部とで構成され、前記前部フレーム部および後部フレーム部は、このフレーム部の内側端を通り前記開口フレーム領域へと開口するポケットを有しており、前記椅子は、さらに、椅子使用者の下部背中領域のサポートに適合させたサポートパッドを有するサポートパッド装置を設け、前記サポートパッドは、下方に延長するサポートアームを有しており、このサポートアームは、前記ポケットに挿入されそれに固定係合される接続端を備えていることを特徴とする椅子。
  23. 前記サポートパッドは、椅子使用者の骨盤領域の近傍に配置されることを特徴とする請求項22に記載の椅子。
  24. 前記サポートパッドの前記接続端は、前記ポケットへの挿入時に内側へ屈曲するとともに前記ポケットとの固定係合時には通常位置まで外側へ屈曲する屈曲可能コネクタアームを有していることを特徴とする請求項22に記載の椅子。
  25. 椅子使用者の背中をサポートするためのバックアセンブリを備えた椅子において、前記バックアセンブリは、開口領域を構成する環状フレームと、前記開口領域にわたって延長しておりその周囲が前記環状フレームの各周囲に接合しており前方に面して椅子使用者の背中をサポートする背もたれ面を構成するサポートファブリックとを有しており、前記椅子は、さらに、前記バックフレームに結合しており前記開口部に突出するサポートアームを備えた腰部サポートアセンブリを有しており、前記サポートアームは、その上端にフックを有しており、前記腰部サポートアセンブリは、さらに、腰部パッドを有しており、この腰部パッドは、それが下方に懸架するとともに前記サポートファブリックにもたれるよう前記フックに掛けるための係合部を有しており、前記係合部は、上方傾斜方向の腰部パッドとともに前記フックに係着するように構成されるとともに前記腰部パッドが下方懸架方向に枢動できるよう構成されており、前記腰部パッドの下部端は、自由に懸架しており、前記腰部パッドは、前記サポートファブリックが前記腰部パッドの前記サポートアームからの脱落を防止するよう、前記サポートファブリックの近傍に位置したときに前記傾斜方向への枢動が阻止されることを特徴とする椅子。
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