JP2008526165A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 無線端末用の多重バンド・アンテナ・システム（１００）であって、
   給電端子（１２２）と接地端子（１２４）とを有する構成が可能な多重バンド・アンテナ（１２０）と、
   前記給電端子（１２２）に接続し、前記多重バンド・アンテナ（１２０）へ送信信号を提供するように構成された送信回路（１２）と、
   前記接地端子（１２４）に直列に接続され、異なる送信周波数に対し異なるアンテナタイプを実現することにより前記多重バンド・アンテナ（１２０）のインピーダンスを制御するよう構成された並列受動回路（１４０，１４２，１４４）または並列能動回路を有する整合回路網（１３０）であって、前記多重バンド・アンテナ（１２０）が第１の周波数帯にて動作するときは開放回路として動作し、前記多重バンド・アンテナ（１２０）が第２の周波数帯にて動作する時は短絡回路として動作することでインピーダンスを制御するように構成される整合回路網（１３０）と、
   を備えることを特徴とする多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
2. 前記第１の周波数帯が低周波数帯を含み、前記第２の周波数帯が高周波数帯を含むことを特徴とする請求項１に記載の多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
3. 前記受動回路（１４０，１４２，１４４）が、キャパシタまたはインダクタ（１４２，１４４）と並列接続された、インダクタとキャパシタとの直列回路（１４０）を備えることを特徴とする請求項１に記載の多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
4. 前記整合回路網（１３０）が
   第１回路経路（１３４）と、
   第２回路経路（１３６）と、
   現在の送信周波数帯に基づいて、前記接地端子（１２４）を前記第１回路経路（１３４）または前記第２回路経路（１３６）へ選択的に接続するスイッチング回路（１３２）と、
   を備えること特徴とする請求項１に記載の多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
5. 第２の接地端子（１２４）と、
   前記第２の接地端子（１２４）に接続され第２の整合回路網（１３０）と、をさらに備え、
   前記第２の整合回路網（１３０）が、現在の送信周波数帯に基づいて多重バンド・アンテナの特性をさらに制御するように構成されていること特徴とする請求項１に記載の多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
6. 前記多重バンド・アンテナ（１２０）が
   給電端子（１２２）を含んでいる主アンテナ（１２６）と、
   寄生的な接地端子（１２４）を含んでいて、前記主アンテナ（１２６）に容量的に結合する寄生アンテナ（１２８）と、を備え、
   前記整合回路網（１３０）が前記寄生的な接地端子（１２４）に結合すること特徴とする請求項１に記載の多重バンド・アンテナ・システム（１００）。
7. 広い周波数範囲に亘って多重バンド・アンテナ（１２０）の効率を改善する方法であって、
   現在の送信周波数帯に基づいて前記多重バンド・アンテナ（１２０）のインピーダンスを制御して異なる送信周波数に対し異なるアンテナタイプを実現するために、前記多重バンド・アンテナ（１２０）の接地端子（１２４）に並列受動回路（１４０，１４２，１４４）または並列能動回路を有する整合回路網（１３０）を直列に接続するステップと、
   前記多重バンド・アンテナ（１２０）が第１の周波数帯で動作するときは開放回路として動作し、前記多重バンド・アンテナ（１２０）が第２の周波数帯で動作するときは短絡回路として動作するように、前記整合回路網（１３０）を構成するステップとを含むことを特徴とする方法。
8. 前記第１の周波数帯が低周波数帯を含み、前記第２の周波数帯が高周波数帯を含むことを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. 前記並列能動回路が、第１回路経路（１３４）と、第２回路経路（１３６）と、スイッチ（１３２）とを備え、
   前記整合回路網（１３０）を構成するステップは、前記スイッチ（１３２）を、現在の送信周波数帯に基づいて前記接地端子（１２４）を前記第１回路経路または前記第２回路経路（１３４，１３６）へ接続するよう選択的に制御するステップを含むことを特徴とする請求項７に記載の方法。
10. 第２の整合回路網（１３０）を前記多重バンド・アンテナ（１２０）の第２の接地端子（１２４）に接続するステップと、
    現在の送信周波数帯に基づいて、前記多重バンド・アンテナ（１２０）のインピーダンスをさらに制御するように第２の整合回路網（１３０）を構成するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項７に記載の方法。