JP2008524952A - 高速アップリンクパケット接続のノイズレベル伝送方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

ノードBが熱及び背景ノイズレベル(Prx_noise)を測定することができ,同時にRNCが自身の(中央集中した)戦略によって同じ値を上書きしてノードBにおける(分散した)スケジュール決定に用いることができるようにする,高速アップリンクパケット接続の通信フローが示される。

Description

本発明の分野は移動体通信であり,より特定すれば分散スケジュール決定(de−centralized scheduling)を用いるときのリンク適応の改善である。
図1によれば,はん用移動体通信システム(UMTS)パケットネットワーク構成には主な構成要素として,ユーザ装置(UE)と,UMTS地上無線接続ネットワーク(UTRAN)と,コアネットワーク(CN)と,がある。UEは無線インタフェース(Uu)を介してUTRANとインタフェースを持ち,一方UTRANは(有線の)Iuインタフェースを介してコアネットワークとインタフェースを持つ。
図2に,特にUTRAN構成のいくつかの更なる詳細を示す。UTRANは複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)を含み,それらはそれぞれ少なくとも1つの無線ネットワークコントローラ(RNC)を含む。各RNCは,GSMにおける基地局に対応するUMTSの要素である複数のノードBに接続してもよい。各ノードBは,図1に示す無線インタフェース(Uu)を介して複数のUEと無線で接続してもよい。1以上のノードBが別々のRNCに接続しているときでも,特定のUEが複数のノードBと無線で接続してもよい。例えば図2に示すUE1は,RNS1のノードB2及びRNS2のノードB3と無線で接続してもよい。ここで,ノードB2とノードB3とは隣接するノードBである。別のRNSのRNCは,Iurインタフェースによって接続してもよい。Iurインタフェースは,移動体UEが1つのRNCのノードBに属するセルからもう1つのRNCのノードBに属するセルへ移るとき,双方のRNCと接続を保つことができるようにする。RNCのうち1つが,「サービス提供」RNC又は「制御」RNC(SRNC又はCRNC)として働き,他方が「ドリフト」RNC(DRNC)として働く。特定のSRNCに一連のそのようなドリフトRNCを接続することもできる。これらの複数のノードBは,それぞれが隣接セルを制御するという意味で隣接ノードBである。移動体UEは,新たなノードBとコネクションを再確立しないで隣接セルに移ることができる。なぜならば,ノードBが同一のRNCに接続しているか,又は,別のRNCに接続しているときは,各RNCがお互いに接続しているからである。UEがそのような動きをする間,UEがUTRANに対して常に少なくとも1つの無線リンクを維持できるように,時々無線リンクを追加又は放棄する必要がある。これをソフトハンドオーバ(SHO)と呼ぶ。
本発明は3GPP(第3世代パートナシッププロジェクト)のはん用移動体通信システム(UMTS)地上無線接続(UTRA)に関連し,より特定すれば広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)高速アップリンクパケット接続(HSUPA)に関連する。HSUPAは,周波数分割デュプレクス(FDD)モードで用いる強化アップリンク構成である。この構成は,3GPPにおいて規定されつつあり,3GPP第6リリースを目標としている。
現在の構成ではパケットスケジューラがRNCにあり,そのため,RNCとUEとの間の無線資源制御(RRC)層通知インタフェースの帯域制限によって,瞬時トラヒックに適応する能力に限界がある。したがって変動性を持たせるためには,次のスケジュール期間における非活性ユーザの影響を考慮に入れなければならず,パケットスケジューラはアップリンク電力を割り当てることに保守的でなければならない。この解決方法は,高い割当てデータレート及び長い解放タイマ値に対しては帯域的に非効率であることが分かる。
HSUPAの導入によって,いくつかのパケットスケジューラ機能はRNCからノードBへ移動させられる。分散化によって,より素早く過負荷に反応できる可能性が生じ,例えばビットレートをより速く修正することによって,より高いセル能力が得られ,より積極的なスケジュール決定が可能になる。HSUPA及び高速ノードB制御スケジュール決定は,ソフトハンドオーバにおいても提供される。
3GPP技術報告TR25.896 v6.0.0,"Feasibility Study for Enhanced Uplink for UTRA FDD (Release 6)",2004年3月,の7.1章によれば,「ノードBスケジュール決定」という用語は,ノードBが,RNCの設定した限度内でトランスポート形式組合せ(TFC)の組を制御し,そこからUEが適当なTFCを選択することをいう。HSUPAにおいては,ノードBスケジュール決定配下のトランスポートチャネル(E−DCH)のトランスポート形式組合せ(E−TFC)はノードBが制御し,ノードBはUEに,その特定のUEに利用が許可された最大のアップリンク資源を許可することができる。E−TFC(E−DCHトランスポート形式組合せ)は,適用可能最大数のH−ARQ再送信を伴うE−DCHに対する現在有効なトランスポート形式と,適用される送信電力オフセットとの組合せである。(関連する定義及び詳細な説明については,3GPP TS25.309を参照されたい。)第5リリースにおいては,アップリンクスケジュール決定及びレート制御はRNCにある。更に技術報告TR25.896によれば,ノードBにこの能力を与えることによって,アップリンク干渉をよりしっかりと制御することが可能になり,それによって通信容量の増加及びカバー範囲の改善が可能になる。TR25.896は,スケジュール決定に対して次の2つの基礎的な方法を述べている。(1)すべてのアップリンク送信が並行して行われるが,ノードBにおける所望のノイズ増加限界を超えないように十分低いレートで行われるレートスケジュール決定。(2)理論的には送信トラヒックを有する一部のUEだけが特定の時間に送信を許可され,やはりノードBにおける所望の合計ノイズ増加限界を超えないようにする時間スケジュール決定。規定されるHSUPA構成では,双方のスケジュール決定方法が可能になることが期待されている。
本発明は,上述の3GPP TR25.896,"Feasibility Study for Enhanced Uplink for UTRA FDD",及び3GPP仕様書,TS25.309,"FDD Enhanced Uplink - Overall description - Stage 2",v6.1.0,2004年12月,に記載の3GPP第6リリースパケットデータトラヒックのためのHSUPA強化アップリンクDCH(以降EDCHと呼ぶ)に関する。前に示唆したように,現在HSUPA強化は,いくつかのパケットスケジュール決定機能をノードBに分散させるように検討されている。この方法は,バースト状の非実時間トラヒックを,無線ネットワークコントローラ(RNC)において第3層を用いて行うより速くスケジュール決定できる。この思想は,より速いリンク適応によって,アップリンク電力資源をパケットデータユーザ間でより効率的に共有できるというものである。1人のユーザからパケットを送信し終わると,スケジュールされた資源が直ちにもう1人のユーザに利用可能になる。これによって,バースト状の高データレートアプリケーションを動作させているユーザに高データレートが割り当てられているとき,ノイズ増加の変動がピークを持つことを避けることができる。
EDCHに関して多くのパケットスケジューラ機能がノードBに移された結果,ノードBスケジューラがアップリンク資源割当てを行うことになる。しかし,RNCがノードBに対してある目標ノイズ増加を設定できることが望ましい。したがって,DCH及びEDCHによって生じる合計ノイズ増加レベルが目標レベル以下に留まるように,ノードBがスケジュール決定を行う。目標ノイズ増加レベルは,熱及び背景ノイズ(Prx_noise)に比例して設定される。したがってPrx_noiseを,ノードBスケジュール決定において用いられる参照値とする。Prx_noiseは,ノードBにおいて直接測定することもできるし,ノードBアプリケーション部(NBAP)通知を介してRNCが設定することもできる。測定値に関する背景情報は,3GPP TS25.433,v6.4.0,"UTRAN Iub Interface NBAP Signalling",9.2.1.12章,2004年12月,から得ることができる。関連する種々の定義は,3GPP TS25.125,v5.4.0,"Physical Layer - Measurements (FDD)",2003年6月,から得ることができる。
全体のスケジュール決定戦略に応じて,ノードBにおいて直接Prx_noiseを測定するとよい場合と,RNCにその値を設定させるとよい場合がある。したがってHSUPAの通信フローを,ノードBが熱及び背景ノイズレベル(Prx_noise)を測定,設定できるようにし,同時にまたRNCが同じ値を上書きしてノードBスケジュール決定に用いることができるように設計することが課題である。
本発明は,ノードBスケジュール決定が,ノードBにおいて測定したPrx_noise,又はRNCが通知したPrx_noiseのいずれかを用いることができるようにする。RNCがノードBにPrx_noiseを通知すると,ノードBが測定した量をノードBスケジュール決定において上書きすることになる。
ノードBが熱及び背景ノイズを測定できることは既知である。また,RNCが値を設定できることも既知であるが,ノードBが測定し,RNCがその測定値をほかの値で上書きできることは,一般に,また特にHSUPAについて新規である。
本発明は,先行技術に対して多くの利点を有する。その利点は,ノードBスケジュール決定において参照値として用いる熱及び背景ノイズレベルをノードBにおいて測定できるか,又はRNCが通知できるようにネットワークを設定できる柔軟性である。更なる利点は複数ベンダシナリオである。すなわち,ノードBスケジュール決定において,ノードBの測定能力にかかわらず,既知の参照値を常に用いることができることを保証する手段がRNCに与えられる。
本願明細書ではHSUPA改善に関して開示するが,核となる思想は無線インタフェースにおけるほかの状況にも適用可能であり,HSUPAに限定されることなく,アップリンク方向に限定されることもないことを認識されたい。
本技術に関する当業者であれば,上にまとめた方法を,例えば次のようにまとめることもできることを理解するであろう。ノードBにおいて,受信合計広帯域電力値を測定する。次にノードBが受信合計広帯域電力値を,共通測定値情報要素を用いてノードBから無線ネットワークコントローラへ通知する。次にノードBスケジューラは,通知に対してノードBが無線ネットワークコントローラからノイズ値を受信しなかったときは,スケジュール決定を行うために受信合計広帯域電力値を用い,受信したときはノードBが前述のスケジュール決定においてノイズ値を用いる。また当業者であれば,本願に記載の種々の測定値は,推定値を含んでもよいことを理解するであろう。
本発明の実施例を図3に示す。その図によれば,本発明はノードBにおいて次のステップを実行することを提案している。ステップ302において測定が開始されたことを判定した後,ステップ304に示すとおりノードBは熱及び背景ノイズを測定する。ノードBは,RNCの指示によって,又はある内部基準を用いて,上記を実行する。
ステップ306において決定したとおり,ノードBは,要求されたとき又は周期的に,この値をRNCに送信してもよい。測定値を送信するように判定したときは,図示のとおりステップ308において送信する。この測定値は,例えば共通測定値(CMV)情報要素によって通知された受信合計広帯域電力(RTWP)であってよい。
RNCはノードBに対して,測定値の代わりに熱及び背景ノイズレベルをノードBスケジュール決定の参照値として提供してもよい。ノードBは,ステップ310に図示のとおりそのような値が送信されたかどうか検査することができる。
この新しい値を搬送する通知メッセージをRNCから受信すると,ステップ312に図示のとおりノードBはノードBスケジュール決定において測定値を新しい値で上書きする。
ノードBスケジュール決定の参照値として用いられる熱及び背景ノイズレベルは,ステップ314に示すように,測定値又はRNCが通知したものである。
図4は,本発明による無線ネットワークコントローラ(RNC)において実行されるステップを示す簡単なフローチャートである。ステップ402において,測定したPrx_noise値がノードBから受信されたかどうかを判定する。受信されているときはステップ404を実行して,ノードBが測定値を用いるのが望ましいか,又はRNCがノードBに供給した値を用いるのが望ましいかを判定する。判定後,ステップ406においてPrx_noise値と異なる値を送信するか否かを決定する。ステップ406においてはまた,ノードBから受信した測定値がないかどうかも判定する。Prx_noiseを送信するときは,図示のとおりステップ408において行う。Prx_noiseを送信したかどうかにかかわらず,ステップ410において復帰する。
図5に本発明によるシステムを示す。スケジューラ500がノードB502内にあって,RNC504の設定した限度内でトランスポート形式組合せ(TFC)の組を制御し,その組の中からUE506が適当なTFCを選択する。ノードBは,アンテナ510と,受信器512と,Prx_noiseを測定するデバイス514を介した無線インタフェース(Uu)の熱及び背景ノイズ(Prx_noise)を測定する。本発明によれば,Prx_noiseの測定値はメモリに記憶され,線518上の信号として送信器を介してRNC504の受信器522へ送信することができる。RNCには,測定値と異なるPrx_noise値を送信するかどうかを判定するデバイス524が提供される。RNC504が採用する戦略に応じて,線526上の信号を送信器528に与えてもよく,送信器はRNCが設定したPrx_noise値をノードB502の受信器530に与える。ノードBは,メモリ516に記憶した測定値を上書きするために,RNCから受信したPrx_noise値を用いるデバイス532を含んでもよい。このようにしてスケジューラ500は,デバイス514が測定した測定値,又はRNCが供給したPrx_noise値を,RNCが採用する戦略に応じて用いることになる。
本発明を最良の実施例に関して示し,説明したが,本発明の目的を達成するために種々のほかのデバイス及び方法を提供できることは当業者には明白であり,それらは依然として本願請求項の範囲内に入るものである。本願のすべての図面及び付属の最良の実施例に関する記述は,考慮下の発明を完全に厳密に扱うものではないことを理解されたい。当業者であれば,本願の各ステップ及び信号は一般的な因果関係を表すものであって,種々の中間対話を排除するものではなく,更に本願に記載された種々のステップ及び構造は,ここでは更に詳細な説明を必要としない種々の異なるハードウェアとソフトウェアとの組合せを用いて,種々の異なるシーケンス及び構成によって実現できることを理解するであろう。
はん用移動体通信システム(UMTS)のパケットネットワーク構成を示す図である。 UMTSの全体構成を更に詳細に示す図である。 ノードBにおける本発明を実行するステップを示す簡単なフローチャートである。 無線ネットワークコントローラ(RNC)における本発明を実行するステップを示す簡単なフローチャートである。 本発明によるシステムを示す図である。

Claims (16)

  1. 第1ネットワーク要素において,ユーザ装置と前記第1ネットワーク要素との間の無線インタフェース上のノイズの測定値を得る測定ステップと,
    前記ノイズの前記測定値を示す等級を含む測定報告信号を,前記第1ネットワーク要素から第2ネットワーク要素に送信する送信ステップと,
    前記ノイズの前記測定値を,前記第1ネットワーク要素が行うスケジュール決定に用いる利用ステップと,
    を特徴とする方法。
  2. 前記第1ネットワーク要素をノードBに置き,かつ前記第2ネットワーク要素を無線ネットワークコントローラに置き,
    ノイズ測定値を,受信合計広帯域電力値を得るために用い,
    前記報告信号は,共通測定値情報要素を用い,
    前記送信ステップの応答として,ノードBが前記無線ネットワークコントローラからノイズ値を受信しなかったときは,ノードBスケジューラは前記受信合計広帯域電力値をスケジュール決定に用い,受信したときは,前記ノードBは前記ノイズ値を前記スケジュール決定に用いる請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定報告を,前記第2ネットワーク要素が行うスケジュール,受付制御,資源割当て,又は輻輳制御の決定に用いる請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2ネットワーク要素が前記第1ネットワーク要素に送信したノイズ値を,前記第1ネットワーク要素が受信しなかったときは,前記ノイズの前記測定値を前記第1ネットワーク要素が行うスケジュール決定に用い,受信したときは,前記第1ネットワーク要素は前記第1ネットワーク要素が行う前記スケジュール決定に,前記ノイズの前記測定値の代わりに受信した前記ノイズ値を用いる請求項1に記載の方法。
  5. 前記の測定ステップと,送信ステップと,利用ステップとは,無線接続ネットワークのノードBが実行する請求項1に記載の方法。
  6. ユーザ装置と前記第1ネットワーク要素との間の無線インタフェース上のノイズの測定値を得る手段と,
    前記ノイズの前記測定値を示す等級を含む測定報告信号を,前記ネットワーク要素から無線ネットワークコントローラに送信する手段と,
    前記無線ネットワークコントローラが前記ネットワーク要素に送信したノイズ値を,前記ネットワーク要素が受信しなかったときは,前記ノイズの前記測定値を前記ネットワーク要素が行うスケジュール決定に用い,受信したときは,前記ネットワーク要素は前記ネットワーク要素が行う前記スケジュール決定に,前記ノイズの前記測定値の代わりに受信した前記ノイズ値を利用する手段と,
    を特徴とするネットワーク要素。
  7. 前記ネットワーク要素をノードBに置き,
    ノイズ測定値を,受信合計広帯域電力値を得るために用い,
    前記報告信号は,共通測定値情報要素を用い,
    前記送信ステップの応答として,前記ノードBが前記無線ネットワークコントローラからノイズ値を受信しなかったときは,ノードBスケジューラが前記受信合計広帯域電力値をスケジュール決定に用い,受信したときは,前記ノードBが前記ノイズ値を前記スケジュール決定に用いる請求項6に記載のネットワーク要素。
  8. 前記の測定と,送信と,利用とは,無線接続ネットワークのノードBが実行する請求項6に記載のネットワーク要素。
  9. (a)ユーザ装置と前記第1ネットワーク要素との間の無線インタフェース上のノイズの測定値を得る手段と,
    前記ノイズの前記測定値を示す等級を含む測定報告信号を送信する手段と,
    設定ノイズ値を示す等級を含む設定ノイズ値信号を受信しなかったときは,前記ノイズの前記測定値をスケジュール決定に用い,受信したときは,前記スケジュール決定に,前記ノイズの前記測定値の代わりに前記設定ノイズ値を利用する手段と,
    を備える第1ネットワーク要素と,
    (b)前記設定ノイズ値を示す前記設定ノイズ値信号を,前記第1ネットワーク要素に提供する手段を備える第2ネットワーク要素と,
    を特徴とするシステム。
  10. 測定報告に応答して,ネットワーク要素が測定したノイズ測定値を示す等級を含む測定値信号を,スケジュール決定のために前記ネットワーク要素とユーザ装置との間の無線インタフェースを介して提供する受信器と,
    設定ノイズ値を示す等級を含むノイズ信号を提供するデバイスと,
    前記測定値の代わりに前記設定ノイズ値信号の等級によって行う前記スケジュール決定のために,前記設定ノイズ値に応答して,前記ネットワーク要素に同じものを送信する送信器と,
    を特徴とするコントローラ。
  11. ユーザ装置であって,
    前記ユーザ装置とネットワーク要素との間に確立された無線リンクを介して指示された送信特性を示す前記ネットワーク要素からのスケジュール信号に反応して,受信スケジュール信号を提供するアンテナと,
    前記受信スケジュール信号に反応して,前記送信特性によって前記ネットワーク要素への前記無線リンクを介して情報信号を送信のために前記アンテナに提供する信号プロセッサであって,前記スケジュール信号は前記ネットワーク要素が指示し,前記ネットワーク要素は前記ネットワーク要素が行ったノイズ測定値,又は前記無線ネットワークコントローラが前記ネットワーク要素に通知し設定したノイズ値,のいずれかに反応する信号プロセッサと,
    を特徴とするユーザ装置。
  12. 計算機可読媒体に格納された,請求項2に記載の各ステップを実行する実行可能コードを有する計算機プログラム製品。
  13. ノードBが,熱及び背景ノイズレベル値(Prx_noise)を測定及び設定できるようにし,同時に,無線ネットワークコントローラ(RNC)が,自身の中央集中戦略によって前記熱及び背景ノイズレベル値(Prx_noise)を前記RNCが設定した値に上書きして,前記ノードBにおいて分散スケジュール決定に用いることができるようにするはん用移動体通信システム(UMTS)の高速アップリンクパケット接続(HSUPA)の通信方法。
  14. 前記測定報告を,前記第2ネットワーク要素が行うスケジュール,受付制御,又は輻輳制御の決定に用いる請求項7に記載のネットワーク要素。
  15. ノードBにおいて受信合計広帯域電力値を測定するステップと,
    共通測定値情報要素を用いて前記受信合計広帯域電力値を前記ノードBから無線ネットワークコントローラへ通知するステップと,
    前記通知に対して,前記ノードBが前記無線ネットワークコントローラからノイズ値を受信しなかったときは,ノードBスケジューラが前記受信合計広帯域電力値をスケジュール決定に用い,受信したときは,前記ノードBが前記ノイズ値を前記スケジュール決定に用いるステップと,
    を実行することを特徴とする計算機可読媒体に格納された実行可能コードを有する計算機プログラム製品。
  16. ノードBにおいて受信合計広帯域電力値を測定又は推定するステップと,
    共通測定値情報要素を用いて前記受信合計広帯域電力値を前記ノードBから無線ネットワークコントローラへ通知するステップと,
    前記通知に対して,前記ノードBが前記無線ネットワークコントローラからノイズ値を受信しなかったときは,ノードBスケジューラが前記受信合計広帯域電力値をスケジュール決定に用い,受信したときは,前記ノードBが前記ノイズ値を前記スケジュール決定に用いるステップと,
    を実行することを特徴とするチップハードウェア。
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