JP2008524524A - 無段変速機用プッシュベルトの横断要素形成方法 - Google Patents

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Abstract

無段変速機用プッシュベルトの横断要素の打ち抜き工程において、横断要素を支持するための支持部材と、支持部材を受け入れると共に横断要素の周面を形成するための受入スペースを有する型(45)を主に使用する。受入スペースの内面の部分には逃げ部(71)が設けられ、逃げ部は、横断要素の周面の部分に同様の逃げ部を形成するための畝(74)と溝(72)を交互に備える。畝(74)の上部(75)は略平坦であるので、横断要素の抜き打ち工程において支持部材を適切に案内することができ、横断要素の形成が正確に行われる。

Description

本発明は、無段変速機のプッシュベルトの一部としての横断要素の形成方法に関する。プッシュベルトは閉ループ状に形成され、無段変速機は、そのプッシュベルトを掛けるための二つのプーリーを有する。横断要素は、二つの本体面と、その本体面の間に拡がる周面とを備える。周面は、横断要素と、無段変速機のプーリーのプーリーシーブとの接触を確立するための、二つのプーリーシーブ接触面を備え、プーリーシーブ接触面は、横断要素の対向する両側に配置される。
横断要素は、切断部材と、支持部材と、型とを適用することにより、打ち抜き動作の間に基本材料から打ち抜かれる。型は、打ち抜かれる横断要素と、支持部材と、切断部材の一端とを受け入れるための受入スペースを有する。
打ち抜き動作の間に、打ち抜かれる横断要素は、切断部材と支持部材との間に挟まれる。一方側の切断部材、打ち抜かれる横断要素、支持部材と、他方側の型とは相互に移動し、
型の二つの逃げ面は、型内の受入スペースの内面の一部であって、横断要素のプーリーシーブ接触面に所定の逃げ部を形成するための逃げ部が設けられ、
型の逃げ面の逃げ部は、畝と溝の交互のパターンからなり、畝と溝は、打ち抜き動作の間、一方側の切断部材、打ち抜かれる横断要素、支持部材と、他方側の型とが相互に移動する方向と同じ方向に延在する。
無段変速機のプッシュベルトは周知である。通常、そのようなプッシュベルトは、比較的多数の横断要素を支える、2本の無端の、閉ループ状に形成されたリボンのようなキャリアを備える。横断要素は、キャリアの全周にわたって移動可能に配置され、運転中プッシュベルトの動きに関連した力を伝達することができる。
横断要素に関する次の記述に出てくる「方向」は、横断要素がプッシュベルトの一部である状況について言及する。横断要素の縦方向は、プッシュベルトの周方向に一致する。横断要素の垂直横方向は、プッシュベルトの半径方向に一致する。横断要素の水平横方向は、縦方向と垂直横方向の両方に垂直な方向に一致する。隣接する横断要素に関する、「次の横断要素」、「前の横断要素」という言い方は、プッシュベルトの動きの方向に対して用いられている。
横断要素は、水平横方向の両側に、キャリアを受けるための窪みを備えている。横断要素は、キャリアを支持するための支持面を備えている。横断要素は、水平横方向の両側に、プーリーシーブ接触面を備えており、それにより横断要素と、無段変速機のプーリーのプーリーシーブとが接触するようになっている。両プーリーシーブ接触面は、支持面に向かって拡散するように設けられている。この後に用いられる「上」と「下」という用語は、拡散の方向に関連し、これは下から上に向かって定められる。
垂直横方向において、横断要素は、下から上に向かって順番に、基底部、頸部、頭部を備える。頸部寸法は、水平横方向において比較的小さくなっている。基底部は、支持面とプーリーシーブ接触面とを備える。プッシュベルトにおいて、基底部はプッシュベルトの内周側に位置するのに対し、頭部はプッシュベルトの外周側に位置する。
横断要素は、二つの本体面、すなわち前面と背面とを有する。前面と背面は、略平行に延設され、縦方向に対して略垂直となっている。プッシュベルトにおいて、横断要素の前面の少なくとも一部が、次に配置された横断要素の背面の少なくとも一部に当接するようになっており、また横断要素の背面の少なくとも一部が、ひとつ前に配置された横断要素の前面の少なくとも一部に当接するようになっている。支持面とプーリーシーブ接触面が含まれる周面が、二つの本体面の間に拡がっている。
横断要素の前面には、突起が配置されているのに対し、横断要素の背面には孔が配置されている。これらの突起と孔の位置は、互いに対応し、突起と孔は、通常頭部に配置される。プッシュベルトにおいて、横断要素の突起の少なくとも一部が、次の横断要素の孔の中に入るようになっている。従って、プッシュベルトの周方向に垂直な平面において、隣接する横断要素同士の位置ずれが防止される。
プーリーシーブ接触面は、プーリーシーブと最適に接触するように、縦方向に拡がる逃げ部を有し、逃げ部は、例えば、波状または鋸状にされる。とりわけ、逃げ部は、横断要素のプーリーシーブ接触面とプーリーシーブとの間に油膜が形成されるのを防ぐように機能し、その結果、プッシュベルトがプーリーに対して滑るのを防ぐ。横断要素のプーリーシーブ接触面に逃げ部を適用すると、他にも有利な効果がある。それは、プッシュベルトの横断要素同士の小さな寸法の違いが、プッシュベルトとプーリーの慣らし運転の過程で減少し得るということである。これは、逃げ部があることにより、プーリーシーブ接触面の僅かな磨耗が、上記違いが最も大きい箇所で起こるようになるからである。つまり、プーリーとプッシュベルトは、お互いに擦り減り、その結果、プッシュベルトの横断要素のプーリーシーブ接触面とプーリーシーブとが、しっかり接触する。そして、プッシュベルトはプーリーに沿って、極めて安定した状態で案内される。
実際、横断要素のプーリーシーブ接触面の逃げ部が、例えば、波状または鋸状である場合、逃げ部は、畝と溝の交互パターンからなる。畝の上部は、その表面が最初は比較的小さいので、プーリーシーブに接触すると、比較的簡単に少し擦り減り、その結果、プッシュベルト内の様々な横断要素間の寸法の違いがなくなって一様になる。EP 0 994 275には、横断要素のプーリーシーブ接触面に配置されたいくつかの逃げ部が開示されている。同開示には、正弦形状の逃げ部が、好適な実施形態として提示されている。
横断要素は、打ち抜き工程により、シート状の基本材料から製造される。打ち抜き工程では、切断部材と支持部材が用いられる。切断部材は、切断抵抗の影響を受けながら、基本材料から横断要素を切り抜くためのものである。支持部材は、打ち抜き工程の間、横断要素を支持力によって支持するためのものであり、また、横断要素の前面を冷間再形成の工程により形成するためのものである。支持面と切断面はどちらも、その周囲が横断要素の周囲とほぼ等しくなっている。打ち抜き工程の間、切断部材は、圧力の影響を受けながら、基本材料を貫通する。その際、打ち抜かれる横断要素と基本材料は、相対的に移動する。その時、打ち抜かれる横断要素は、切断部材と支持部材の間に挟まれる。
さらに、打ち抜き工程においては、型が用いられる。型には、打ち抜かれる横断要素と、支持部材と、切断部材の一端を受け入れるための受入スペースが備えられている。受入スペースの内周は、切断部材と、支持部材と、打ち抜かれる横断要素の内周にほぼ一致するようになっていて、これにより受入スペースは、切断部材と、支持部材と、打ち抜かれる横断要素とを、ごく僅かな遊びで受け入れることができる。
打ち抜き工程において、横断要素の各プーリーシーブ接触面の形状と寸法は、型の逃げ面によって決定される。プーリーシーブ接触面の望ましい逃げ部は、それを形成するための逃げ面上の逃げ部によって決定される。プーリーシーブ接触面上に形成された「正」としての逃げ部に対し、逃げ面上の逃げ部は「負」とみなされる。上述したように、現状技術によれば、プーリーシーブ接触面の逃げ部は、波状または鋸状であり、好適には縦方向に略直角な方向において正弦形状になっている。従って、型の逃げ面上の逃げ部もまた、波状または鋸状とされ、好適には、打ち抜き工程時に横断要素と型との相互間に生じる動作方向(以後、「打ち抜き動作方向」と言う)に対して、略垂直の方向において正弦形状とされる。つまり、型の逃げ面には、畝と溝が交互に設けられ、畝と溝は、打ち抜き動作方向に平行に延びている。
横断要素の寸法が正確であることは、極めて重要である。特に、横断要素の厚み、すなわち、横断要素の縦方向の寸法が、水平横方向において出来る限り一定であること、そして、すべての横断要素の突起と孔の位置が等しいことが重要である。それにより、プッシュベルト内で、横断要素は出来る限り平行かつ一直線上に並ぶことができる。
横断要素を製造するための打ち抜き装置の様々な構成要素は、相対移動可能に配置される。型と支持部材が相対的に移動する時、支持部材の案内もまた、型の逃げ面に沿って行われる。逃げ面には、波状または鋸状、好適には正弦形状の逃げ部が備えられるので、支持部材と型との間の接触は、逃げ面の畝の上部と局所的に平坦な支持部材との間の接触ラインに限定される。
打ち抜き工程の第1の局面では、切断部材と支持部材にかかる圧力は次第に大きくなる。そして、とりわけ、横断要素の突起と孔を形成するために、冷間再形成の工程が横断要素の本体面で行われる。打ち抜き工程の間に横断要素にかかる力により、横断要素は斜めに傾いてしまう可能性がある。傾いている間、支持部材が型の逃げ面を圧迫し、逃げ面の畝の上部における圧力が非常に高くなるので、逃げ面上の逃げ部の局所的な弾性変形(これは、ヘルツ圧縮としても知られている)が起こる。そのため、型の受入スペース内で支持部材を案内するための剛性が減少する。その結果、突起と孔の位置がきちんと定まらなくなり、横断要素の厚みが横断要素の横幅内で等しくなくなるおそれがある。従って、様々な横断要素が、プッシュベルト内で支えられた時、平行かつ一直線上に順次並ばないおそれがある。無段変速機にプッシュベルトが適用されている間、これらの偏差は、横断要素の磨耗や負荷といった望ましくない事態をさらに招く可能性があり、破損につながる可能性がある。
本発明の重要な目的は、概して横断要素の寸法の正確さを向上させることであり、特に、横断要素の厚みと横断要素の突起と孔の位置の正確さを向上させることである。この目的のために、本発明は、適用される型の逃げ面における逃げ部の畝の上部が略平坦で、この逃げ部の溝の谷部が凹曲面である、横断要素を形成する方法を提供する。
本発明に係る方法を適用することの利点は、支持部材と型の逃げ面との間に、より大きな接触領域を実現されるので、同じ力が支持部材にかかった場合、畝の上部にかかる圧力が低下するということである。圧力の低下により、畝のヘルツ圧縮が減少するか、あるいは全くなくなる。従って、圧力の低下により、支持部材の傾きが少なくなる。一般的に、型の逃げ面上の畝の上部が略平坦になっている逃げ部を適用すると、逃げ面の弾性が減少する。そして、その過程で、受入スペースの形状をとどめる能力が増し、打ち抜き装置の構造の剛性が増す。
本発明の対策の結果、より正確な横断要素が打ち抜かれることが可能となる。特に、突起と孔の位置がより正確に定まり、各横断要素の厚みがより均一になる。その結果、プッシュベルト内の横断要素同士の相互位置や平行度が向上する。これは、無段変速機への適用という観点からすれば、磨耗の減少、トランスミッションの効率化、最大荷重の増加、寿命の長期化などの更なる利点をもたらす。
上部が略平坦な畝を持つ逃げ部の更なる利点は、型の耐磨耗性が増すことである。型の受入スペースの内面にかかる局所的な圧力が減少する結果、型の磨耗速度が遅くなり、より長期にわたって最小限必要とされる正確さを維持しながら、型を打ち抜き装置内で使用することができる。
上述の利点に加えて、横断要素のプーリーシーブ接触面の逃げ部を、逃げ部の畝の上部が丸くなるように、そして例えば略正弦形状になるように、形成することができる。そのような畝の上部形状は、上述したように、プーリーのプッシュベルトの慣らし運転工程に有益である。本発明によれば、横断要素の打ち抜き工程で用いられる型の逃げ面の逃げ部に設けられる溝の谷部が凹曲面になっているので、横断要素のプーリーシーブ接触面の逃げ部に設けられる畝の上部の丸い形状が得られる。
好適には、打ち抜き動作方向に対して垂直方向における、型の逃げ面の逃げ部に設けられた畝の略平坦な上部同士の間隔と、略平坦な上部の寸法との比率は、2対1である。そのような逃げ部を用いることにより、適切な逃げ部が横断要素のプーリーシーブ接触面で得られると同時に、横断要素の打ち抜き工程時に、型内で支持部材が適切に案内される。
さらに、型の逃げ面の逃げ部に設けられる溝の谷部が、打ち抜き動作方向に対して垂直方向においてほぼ正弦曲線状であるとき、そのような逃げ部を用いることにより、横断要素のプーリーシーブ接触面の逃げ部の上部が、ほぼ正弦形状になることが好ましい。
次に本発明を、図面を参照しながら、本発明の以下の記述に基づいて説明する。尚、以下の記述において、同一の参照符号は、同一あるいは同様の部材を表す。
図1は、例えば自動車において採用される、無段変速機を概略的に示す図である。無段変速機は、参照符号1によって概略的に示されている。
無段変速機1は、別個のプーリーシャフト2、3に配置された2つのプーリー4、5を備える。プーリー4、5の回りに配置された、閉ループ状の無端プッシュベルト6が、プーリーシャフト2、3間でトルクを伝達するように機能する。各プーリー4、5は、2つのプーリーシーブを備える。プッシュベルト6が、前記2つのプーリーシーブ間に挟持されるように配置される。それにより、摩擦の働きを受けながら、プーリー4、5とプッシュベルト6の間に力が伝達される。
上記プッシュベルト6は、少なくとも一つの無端のキャリア7を備える。キャリア7は通常、多数のリングから成る。キャリア7の全長に沿って、複数の横断要素10が配置される。横断要素10は隣接しあい、キャリア7に対して周方向に移動可能となっている。便宜上、図1には、これらの横断要素10のうち数個を示してある。
図2と図3は横断要素10を示している。横断要素10の前面が、参照符号11によって概略的に示され、横断要素10の背面が、参照符号12により概略的に示されている。以下の記述において、前面11と背面12はそれぞれ、本体面11、12とも言う。周面19が、本体面11、12の間に拡がる。
垂直横方向において、横断要素10は、基底部13、比較的細い頸部14、矢の先端のような形状の頭部15をこの順に備える。プッシュベルト6において、基底部13は、プッシュベルト6の内周側に位置するのに対し、頭部15は、プッシュベルト6の外周側に位置する。また、プッシュベルト6において、横断要素10の前面11の少なくとも一部が、次に配置された横断要素10の背面12の少なくとも一部に当接する。一方、横断要素10の背面12の少なくとも一部が、ひとつ前に配置された横断要素10の前面11の少なくとも一部に当接する。図2に示すように、横断要素10の基底部13は、頸部14への移行部に、二つのキャリア7を支持するための二つの支持面16を備える。また、基底部13は、二つのプーリーシーブ接触面17を備える。横断要素10がプーリー4、5上を移動する時、前述のプーリーシーブ接触面17を介して、横断要素10とプーリーシーブの接触面とが接触するようになっている。二つのプーリーシーブ接触面17の間には、底面18が拡がっている。支持面16、プーリーシーブ接触面17、および底面18は、周面19の一部である。
横断要素10の前面11には、突起21が備えられている。図示の例では、突起21は頭部15に位置し、背面12の孔に対応している。図3において、孔は破線で描かれ、参照符号22が付されている。プッシュベルト6において、横断要素10の突起21の少なくとも一部が、次に配置された横断要素10の孔22内に位置している。突起21とそれに対応する孔22は、プッシュベルト6の周方向に垂直な平面における、隣接する横断要素10同士の位置ずれを防ぐ役割を果たしている。
頭部15は、支持面16に対向する二つの保持面23を備える。横断要素10がプッシュベルト6に配置される時、キャリア7が存在するスペースが、半径方向において、一方で支持面16により区分され、他方で保持面23により区分される。さらに、頭部15は、互いに接続する二つの上面24を備える。各上面24は、その端部において頭部15の保持面23に繋がっている。保持面23と上面24は共に、周面19の一部である。
次に、横断要素10の公知である打ち抜き工程を、図4と図5aから図5dに基づいて説明する。
図4には、打ち抜き装置60の打ち抜き領域と、その領域内に配置されたシート状の基本材料50が、概略的に描かれている。打ち抜き装置60は、基本材料50から横断要素10を切り抜くための切断部材30を備える。切断部材30は、案内板35の案内スペース36の中に収容される。案内スペース36の重要な機能は、打ち抜き動作が行われる間、切断部材30を案内することである。支持部材40は、切断部材30に合わせて配置され、打ち抜き工程の間、横断要素10を支持するためのものであり、また、横断要素10の前面11を冷間再形成の工程により形成するためのものである。切断部材30と支持部材40はどちらも円周が、打ち抜かれる横断要素10の円周に略一致する。支持部材40は、型45における受入スペース46内に収容される。受入スペース46の重要な機能は、打ち抜き動作が行われる間、支持部材40と横断要素10の両方を案内することである。受入スペース46の内周は、切断部材30、支持部材40、および横断要素10の円周に略一致する。当初、基本材料50は、一方側の切断部材30並びに案内板35と、他方側の支持部材40並びに型45の間に位置する。基本材料50のうち、切断部材30と支持部材40の間に位置する部分(以後、打ち抜き部51と言う)が、横断要素10を形成するようになっている。基本材料50の他の部分、すなわち、案内板35と型45との間に位置する部分は、以後、残部52と言う。
型45は、型表面47を備える。型表面47の重要な機能は、基本材料50の残部52を支持することである。型45の受入スペース46の内面は、周縁48を介して、型表面47に連続している。横断要素10の周面19の表面品質を向上させるために、周縁48は斜めに面取りされ、斜面49が型表面47と受入スペース46の内面の間に拡がっている。
次に、打ち抜き動作を、図5aから図5dに基づいて説明する。同図には、打ち抜き動作の、連続する各段階が概略的に描かれている。
第1段階、つまり初期段階では、図5aに概略的に示されるように、基本材料50の打ち抜き部51が、切断部材30と支持部材40の間に挟まれ、残部52が案内板35の案内面37と型45の型表面47の間に挟まれる。この工程では、締め付け力が、案内面37と型表面47に略垂直な方向に作用する。
第2段階では、図5bに概略的に示されるように、一方側の案内板35、残部52、型45と、他方側の切断部材30、打ち抜き部51、支持部材40の全体とが、圧力の影響を受けながら、相対的に移動する。この工程では、動作方向が、案内面37と型表面47に対して、ほぼ直角となっている。この相対移動の結果、切断部材30が基本材料50を貫通し、打ち抜き部51が型45の受入スペース46の中に圧入される。第2段階の間に、打ち抜き部51と、切断部材30及び支持部材40のそれぞれとが接触する位置において、冷間再形成の工程も行われ、とりわけ、孔22と突起21がそれぞれ形成される。
第3段階では、図5cに概略的に示されるように、連続する相互移動の結果、打ち抜き部51が残部52から完全に切り取られる。その後、一方側の型45と支持部材40と、他方側の案内板35と切断部材30とが離れるように動かされる。その際、残部52と案内面37との接触は維持され、残部52と型表面47との接触は失われる。
第4段階では、図5dに概略的に示されるように、一方側の型45と支持部材40と、他方側の案内板35と切断部材30との相互移動の結果、残部52が型表面47から離れた位置にくる。この位置で、残部52を取り外すことができる。さらに、打ち抜き部51が型表面47の平面より上にくるように、型45と支持部材40が相互移動するので、打ち抜き部51も取り外すことができる。この工程において、支持部材40は、押し部材として機能する。
図6は、型45と型45に収容される支持部材40の断面を概略的に示す。型45と支持部材40は、相互に移動可能に配設される。型45と支持部材40はどちらも、横断要素10を形成する目的で用いられる打ち抜き装置60の一部である。
型45の受入スペース46の内面の部分は、打ち抜かれる横断要素10のプーリーシーブ接触面17の形状と寸法を決定するもので、逃げ面70として示されている。逃げ面70には、逃げ部71が設けられる。この逃げ部71を用いて、横断要素10の打ち抜き工程時に、横断要素10のプーリーシーブ接触面17に、逃げ部が形成される。図6には、逃げ面70の逃げ部71が誇張されて大きく描かれている。一般的に、逃げ面70の逃げ部71には、畝と溝が交互に設けられる。畝と溝は、逃げ面70を横切って平行に、型45と支持部材40とが相互移動可能な方向と同じ方向に延設される。
現状技術によれば、横断要素10のプーリーシーブ接触面17上の逃げ部は、波状または鋸状であり、好適には正弦形状になっている。従って、横断要素10のプーリーシーブ接触面17上のこのような逃げ部を形成するために用いられる、型45の逃げ面70上の逃げ部71もまた、波状または鋸状にされる。
支持部材40は、型45の受入スペース46内に、僅かな遊びをもって収容される。型45と支持部材40が相互移動する時には、支持部材40は型45の逃げ面に沿って案内される。
図7aは、実際に適用されている公知の逃げ部71を有する、図6に示した型45の逃げ面70を詳細に示す。逃げ部71は、凹曲面の谷部73を有する溝72と、凸曲面の上部75を有する畝74からなり、図示の例では、逃げ部71の各曲率は、逃げ部71がほぼ正弦形状の断面を持つように選ばれている。
図7bは、本発明に係る逃げ部71を有する、図6に示した型45の逃げ面70を詳細に示す。逃げ部71は、凹曲面の谷部73を有する溝72と、略平坦な上部75を有する畝74からなり、図示の例では、溝72の谷部73は、畝74が延びる方向に対して垂直方向において、ほぼ正弦曲線状になっている。畝74の略平坦な上部75同士の間隔は、上部75の寸法の約2倍になっている。例として、図7bでは、二つの畝74の略平坦な上部75同士の間隔は、矢印Aの寸法で示され、上部75の寸法は矢印Bの寸法で示されている。矢印Aの寸法が矢印Bの寸法の約2倍であるのが、同図よりわかる。
打ち抜き工程の間、横断要素10に力がかかり、横断要素10とその下にある支持部材40が斜めに傾いてしまう可能性がある。逃げ面70に、図7aに示されたような公知の逃げ部71が設けられる場合、畝74の上部75は凸曲面となり、その結果、支持部材40と逃げ面70との接触領域が比較的小さくなってしまう。これにより、支持部材40が傾いた結果として、畝74の上部75に及ぼされる局所的な圧力が非常に高くなるので、畝74の局所的な弾性変形(これは、ヘルツ圧縮としても知られている)が起こる可能性がある。そのため、型45の受入スペース46内で支持部材40を案内するための剛性が減少するという不利益が生じる。
図7bに示された本発明に係る逃げ部71の場合、畝74の上部75は略平坦であり、その結果、支持部材40と逃げ面70との接触領域が比較的大きくなる。その結果、図7aに例示された凸曲面の上部75を持つ公知の逃げ部71の場合よりも、畝74の上部75にかかる圧力が局所的にかなり小さくなる。従って、畝74の上部75のヘルツ圧縮が減少するか、全くなくなる。これにより、型45の受入スペース46内で支持部材40を案内するための剛性が向上する。このため、横断要素10がより正確に形成されるという有利な効果が得られ、これは横断要素10が配置されることになるプッシュベルト6の品質にとって有益である。
図8は、図7bに詳細に示された逃げ面70を持つ型45を適用することにより得られた横断要素10のプーリーシーブ接触面17の断面を詳細に示す。プーリーシーブ接触面17には、逃げ部80が設けられている。逃げ部80は、畝81と溝82の交互パターンを有する。畝81と溝82は、横断要素10の縦方向、すなわち、横断要素10の本体面11、12に略垂直な方向に延びている。打ち抜き工程時、畝81と溝82はそれぞれ、型45の逃げ面70に存在する溝72と畝74により形成される。従って、プーリーシーブ接触面17上の逃げ部80の溝82は、略平坦な谷部83を有し、この逃げ部80の畝81の上部84は、ほぼ正弦曲線状になっている。
図8に示したような逃げ部80を持つ複数の横断要素10が、無段変速機1のプッシュベルト6内に配置される場合、逃げ部80の畝81の上部84の凸湾曲は、プーリー4、5のプッシュベルト6の慣らし運転の過程の観点から有益である。一方、溝82の略平坦な谷部83は、さして大きな役割を果たさない。
本発明の範囲は上述の例に限定されず、添付の特許請求の範囲で定めた本発明の範囲を逸脱しない限り、種々の修正や変形が可能であることは当業者にとって明らかである。
上記において、無段変速機1のプッシュベルト6の一部分としての横断要素10を形成する目的で用いるのに適した方法を説明した。横断要素10は、二つの本体面11、12と周面19とを備える。打ち抜き動作時に、横断要素10は、主に、横断要素10を支持するための支持部材40と、支持部材40を受け入れるとともに、横断要素10の周面19を形成するための受入スペース46を有する型45とを使用することにより、基本材料50から打ち抜かれる。横断要素10の周面19の一部であり、横断要素10と、無段変速機1のプーリー4、5のプーリーシーブとの接触を確立するよう機能する、横断要素10のプーリーシーブ接触面17を形成する目的で、受入スペース46の内面は、二つの逃げ面70からなる。プーリーシーブ接触面17上に、畝81と溝82を交互に有する逃げ部80を形成することができるように、型45の逃げ面70にも、逃げ部71が設けられる。プーリーシーブ接触面17上に「正」として形成される逃げ部80に対して、逃げ面70上の逃げ部71は、「負」であると言える。従って、逃げ面70上の逃げ部71もまた、畝74と溝72が交互に設けられている。
逃げ面70に設けられた逃げ部71の形状の重要な特徴は、以下のとおりである。すなわち、溝72の谷部73が凹曲面であるのに対し、畝74の上部75が略平坦である。畝74の上部75の略平坦形状に基づいて、抜き打ち工程時に、支持部材40が良好に案内されることが可能になり、その結果、とりわけ、横断要素10の形状の正確さと、横断要素10の突起21と孔22の位置の正確さが増す。溝72の谷部73の凹曲面形状に基づいて、横断要素のプーリーシーブ接触面17上にある逃げ部80の畝81の上部84が、凸曲面にされる。これにより、プーリーシーブ接触面17と、無段変速機1のプーリー4、5のプーリーシーブとが良好に接触するようになる。
プッシュベルトを備えた無段変速機の側面の概略図である。 無段変速機用プッシュベルトの横断要素の正面図である。 図2に示した横断要素の側面図である。 打ち抜き装置の打ち抜き領域の縦断面を、そこに配置された基本材料と共に示した概略図である。 打ち抜き動作の連続する4つの段階を示す図である。 打ち抜き動作の連続する4つの段階を示す図である。 打ち抜き動作の連続する4つの段階を示す図である。 打ち抜き動作の連続する4つの段階を示す図である。 型と型に収容される支持部材を概略的に示す平面図である。 周知の逃げ部を有する、図6に示した型の逃げ面の詳細を示す図である。 本発明に係る逃げ部を有する、図6に示した型の逃げ面の詳細を示す図である。 本発明に係る方法を適用して得られた横断要素の詳細を示す図である。
符号の説明
1 無段変速機
2,3 プーリーシャフト
4,5 プーリー
6 プッシュベルト
7 キャリア
10 横断要素
13 基底部
14 頸部
15 頭部
16 支持面
17 プーリーシーブ接触面
18 底面
19 周面
21 突起
22 孔
23 保持面
24 上面

Claims (1)

  1. 無段変速機(1)のプッシュベルト(6)の一部分としての横断要素(10)の形成方法であって、
    前記プッシュベルト(6)は閉ループ状に形成され、前記無段変速機(1)は、該プッシュベルト(6)を掛けるための二つのプーリー(4、5)を有し、前記横断要素(10)は、二つの本体面(11、12)と、該本体面(11、12)の間に拡がる周面(19)からなり、該周面(19)は、前記横断要素(10)と前記無段変速機(1)のプーリー(4、5)のプーリーシーブとの接触を確立するための、二つのプーリーシーブ接触面(17)からなり、該プーリーシーブ接触面(17)は、前記横断要素(10)の対向する両側に配置され、
    前記横断要素(10)は、切断部材(30)と、支持部材(40)と、型(45)とを適用することにより、打ち抜き動作の間に基本材料(50)から打ち抜かれ、該型(45)は、打ち抜かれる横断要素(10)と、該支持部材(40)と、該切断部材(30)の一端とを受け入れるための受入スペース(46)を有し、
    打ち抜き動作の間に、前記打ち抜かれる横断要素(10)は、前記切断部材(30)と前記支持部材(40)との間に挟まれ、一方側の前記切断部材(30)、打ち抜かれる横断要素(10)、支持部材(40)と、他方側の前記型(45)とは相互に移動し、
    型(45)の二つの逃げ面(70)は、前記型(45)内の受入スペース(46)の内面の一部であって、前記横断要素(10)の前記プーリーシーブ接触面(17)に所定の逃げ部(80)を形成するための逃げ部(71)が設けられ、
    前記型(45)の逃げ面(70)の逃げ部(71)は、畝(74)と溝(72)の交互のパターンからなり、該畝(74)と該溝(72)は、打ち抜き動作の間、一方側の前記切断部材(30)、打ち抜かれる横断要素(10)、支持部材(40)と、他方側の前記型(45)とが相互に移動する方向と同じ方向に延在し、
    前記畝(74)の上部(75)は略平坦であり、前記溝(72)の谷部(73)は凹曲面である、
    横断要素(10)の形成方法。
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