JP2008524491A - 蒸気回収制御弁 - Google Patents

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Abstract

燃料タンクに接続可能な入口ポート(28A)および燃料蒸気回収デバイスに接続可能な出口ポート(30A)が装備されたハウジングを含む燃料蒸気制御弁を提供する。入口ポートおよび出口ポートは、燃料タンク内の圧力がしきい値を超えるときのみ、入口ポートから出口ポートの方向に燃料蒸気が流れる第1の弁制御通路を介して流通状態にある。第2の弁制御通路により、燃料タンク内の圧力が燃料蒸気回収デバイスの圧力を下回るときのみ、出口ポートから入口ポートへ反対方向に蒸気が流れる。

Description

発明の分野
本発明は、流量制御弁に関し、特に、燃料タンクと、燃料蒸気回収デバイス、例えばキャニスタとの間に、それらの間の蒸気の流れを制御するために車両に搭載する燃料蒸気回収制御弁に関する。
発明の背景
車両に一般に搭載されるタイプの燃料タンクは、例えば、エンジンの運転中の燃料消費量(燃料タンク内の圧力が低下する)、温度の変動(温度が上昇すると燃料タンク内の圧力が上昇し、温度が低下すると燃料タンク内の圧力が低下する)、燃料補給(タンク内の圧力が上昇する)などのいくつかのパラメータが変化することで圧力の変動を受ける。
燃料タンク内の圧力がこのように変化すると、エンジンへの燃料供給が不安定になるため、エンジンの性能全般に影響を及ぼす可能性があり、極端な場合、燃料タンクが変形し、例えば、燃料漏れを生じる可能性がある亀裂の形で、燃料タンクにダメージを与える可能性さえある。
最近の車両には、一般に、燃料タンクから、それ自体公知のカーボンキャニスタなどの回収デバイスへ燃料蒸気が移送される蒸気制御システムが設けられる。この目的のために、一方では、燃料タンクから燃料蒸気を選択的に排気し、他方では、燃料タンク内へ空気を流すことができるように、燃料タンクと蒸気回収デバイスとの間で流通状態にある制御圧弁を設けることも公知である。しかしながら、燃料液滴が蒸気回収システムへ流れないようにし、かつ燃料消費量を低減させるために、燃料タンクから不要な燃料蒸気を排気しないことが望ましい。
蒸気制御弁の中には、注入管の入口の圧力状況に応答して開閉する圧力応答性のものもある。別の圧力応答弁は、燃料タンク自体の蒸気圧力に応答する。さらなる別のタイプの燃料蒸気制御弁は、燃料タンク内の燃料レベルに応答する。
燃料タンク内に生じる燃料蒸気は収集されて蒸気回収デバイス(すなわち、カーボンキャニスタ)に移送され、この蒸気回収デバイスではエンジンに供給される空気が、一方ではエンジンに注入されるガス混合物を濃縮し、他方では大気に漏れる燃料蒸気を低減または削減するために、燃料蒸気によって濃縮され、これは、高まり続けている環境要求事項になりつつあり、数年以内には環境管理当局による強制的な要求事項になると思われる。
しかしながら、タンクからの燃料蒸気の排気(燃料蒸気とともに燃料液滴を伴う場合も多い)を低減するために、ひいては、全体的な燃料消費量を低減するために、所定の圧力しきい値より燃料タンク内の燃料蒸気圧力が上昇するときのみ、カーボンキャニスタへの燃料蒸気の排気が行われることが必要とされる。
このことに関して開示した従来技術には、燃料タンクに接続可能な第1のポートと、燃料蒸気回収デバイスに接続可能な第2のポートとが装備されたハウジング、およびタンク内の圧力が第1のしきい値まで上昇すると、前記第1のポートから前記第2のポートへと第1の方向に蒸気が流れるようにし、または、タンク内の圧力が、燃料蒸気回収デバイスの圧力を下回ると、反対の第2の方向に蒸気が流れるようにするための弁アセンブリを含む燃料蒸気圧力制御弁に関するRavalの国際公開公報第0208597号(A1)(特許文献1)がある。
Borg-Warner Corp.の米国特許第3,616,783号(特許文献2)には、燃料タンクからの蒸気を制御するための多機能弁が開示されており、この弁は、負の圧力または燃料レベルの低下を補償するために逆止め弁が設けられ、蒸気収集装置へ蒸気を流すことができる第1の圧力で開き、この圧力が第2のより低い圧力まで下がるまで開いたままになるように設計され、過度の圧力からタンクおよびシステムを保護するために、安全逃がし弁が設けられている。
Stant Manufacturing Inc.の米国特許第6003499号(特許文献3)には、燃料タンクへのおよび燃料タンクからの蒸気の通気を制御するための装置が開示されている。この装置は、ハウジングと、ハウジング内に位置付けられた第1および第2の弁とを含む。第1の弁は、燃料タンクからの主蒸気流を制御し、燃料タンクへのおよび燃料タンクからの副蒸気流を許容する孔を含む。第2の弁は、燃料タンクへの副蒸気流を制御し、蒸気が燃料タンクへ流れることができる第1および第2の孔を含む。第2の弁は、蒸気が第1の孔を通って流れることができる第1の位置と、蒸気がより大きな流量で第1および第2の孔を通って流れることができる第2の位置との間を移動する。
以上のことから、本発明の目的は、燃料回収装置への燃料蒸気流の流れを制御し、車両の燃料タンクおよび燃料回収装置を通気させるための燃料蒸気制御弁を提供することである。
国際公開公報第0208597号(A1) 米国特許第3,616,783号 米国特許第6003499号
発明の概要
本発明の目的は、車両の燃料タンクと燃料蒸気回収デバイスとの間に装着可能な燃料蒸気制御弁を提供することであり、この制御弁は、以下の機能、すなわち、
・燃料タンクの充填中、燃料タンク内の圧力に応じて、燃料ノズルの自発的な遮断を容易にするように制御弁を閉じたままにする機能と、
・燃料タンク内の圧力が過剰に上昇しないように、通常の動作過程において燃料タンクを通気する機能と、
・燃料タンク内の圧力が降下すると、燃料タンクを通気/換気する(すなわち、燃料タンク内に空気を逆流させる)機能と、
・制御弁と燃料蒸気回収デバイスとの間に延在する導管内の圧力が大気圧より低ければ、制御弁が、タンク内の圧力が降下しないように、タンクからの燃料蒸気流を防ぐ機能
とを有する。
本発明によれば、燃料タンクに接続可能な入口ポート、および燃料蒸気回収デバイスに接続可能な出口ポートが装備されたハウジングを含み、入口ポートおよび出口ポートが、燃料タンク内の圧力がしきい値を超えるときのみ、入口ポートから出口ポートの方向に燃料蒸気が流れる第1の弁制御通路を介して流通状態にあり;かつ燃料タンク内の圧力が燃料蒸気回収デバイスの圧力を下回るときのみ、出口ポートから入口ポートへ反対方向に蒸気が流れる第2の弁制御通路を介して流通状態にある、燃料蒸気制御弁が提供される。
本発明によれば、第1の弁制御通路は、入口ポートに連結された入口チャンバと、出口ポートに連結された出口チャンバとの間に延在するダイヤフラムであり、該ダイヤフラムは、所定の力で第1の弁制御通路を密封する閉位置に通常バイアス(biased)される。
本発明によれば、第1の弁制御通路は、燃料タンク内の圧力が圧力しきい値を下回ったままであるかぎり、ダイヤフラムによって密封されたままであり、第2の弁制御通路は、燃料タンク内の圧力が燃料蒸気回収デバイス内の圧力を下回ると、反対方向にのみ流れる一方向弁である。1つの設計として、入口チャンバおよび出口チャンバの両方は、ダイヤフラムと同じ面で延在し、ダイヤフラムの反対の面は、大気に通気された制御チャンバ内に存在する。したがって、第1の弁制御通路と第2の弁制御通路の両方は、出口ポートの圧力が入口ポートの圧力より低いときに密封状態のままである。
本発明の1つの態様によれば、ダイヤフラムは、第1の弁制御通路を規定する周辺支持部材に密封状態で支えられるようにバイアスされる。
本発明によれば、一方向弁は、実質的に低い圧力差においても反対方向にのみ流れを可能にする。
本発明の1つの特定の態様によれば、出口チャンバは、出口チャンバ内に同軸に延在する管状壁部の形状のものであり、第2の弁制御通路は、管状壁を通って延在する一つまたは複数の孔でありかつ出口チャンバと入口チャンバとの間を連通する。第1の改変例によれば、一方向弁は、管状壁部に形成された一つまたは複数の孔を覆って装着された弾性スリーブの形状のものであり、弾性スリーブは、第2の弁制御通路を通常密封するように一つまたは複数の孔を覆って隙間なく支えられ、出口チャンバと入口チャンバとの間に所定の圧力差があると、スリーブが変形して、第2の弁制御通路を開く。
第2の改変例によれば、第2の弁制御通路は、出口チャンバと入口チャンバとの間に延在する孔の形状のものであり、密封部材が、入口チャンバ内に延在し、入口チャンバ内が真空の場合に、孔との密封係合を解除するように変形または変位可能である。密封部材は、特定の設計によれば、その一端で枢動可能にハウジングに固定されかつ他端が留められていない状態の薄板状の部材である。
本発明のさらなる別の態様によれば、密封部材は、崩落しないように保護レセプタクル内に受け入れられるか、または崩落しないように保護シールドの後方に延在する。
さらなる別の態様によれば、密封部材はきのこ弁である。
以下、本発明を理解し、実際の実施方法を認識するために、添付の図面を参照しながら、非限定的な例としてのみ、いくつかの態様について記載する。
発明の詳細な説明
図1は、入口パイプ14が装備された燃料タンク12と、典型的にはカーボンキャニスタである燃料蒸気回収デバイス16とを含む、概して符号10で示された車両の燃料システムを略図的に示す。順に、燃料蒸気回収デバイス16は、パイプ18を介してエンジン(図示せず)の燃料噴射システムに結合されてもよい。タンク12および燃料蒸気回収デバイス16の中間に、本発明に基づく燃料蒸気制御弁20が装備されており、この燃料蒸気制御弁20は、パイプ22を介して燃料タンクに接続され、パイプ24を介して燃料蒸気回収デバイス16に接続される。以下、残りの図面を参照しながら、いくつかの態様について詳細に記載する。しかしながら、図1の図は略図にすぎず、実際の車両燃料システムは、図示していないさらに多くの弁および他のコンポーネントを含むということが認識される。
図2および図3A〜図3Cを参照しながら、本発明の第1の態様が開示され、同図は、入口ポート32Aおよび出口ポート34Aをそれぞれ規定する入口管部28Aおよび出口管部30Aを装備したハウジング26を含む、符号20Aで示された弁を示す。ハウジング26A内には、環状弁座44が上端部に形成された管状壁部42によって仕切られた入口チャンバ36Aおよび出口チャンバ38Aが延在する。
ダイヤフラム50の周辺密封ウェッジ52が、ハウジング26Aの周辺環状溝54とカバー62の対応するクランプ部分58との間で密封状態で締め付けされることで、ダイヤフラム50を保持し、ダイヤフラム50の上方に延在する制御チャンバ66が、入口チャンバ36Aまたは出口チャンバ38Aのいずれとも流通状態にならないように密封係合する。
本発明の1つの改変例によれば、カバー62は、制御チャンバ66を大気にさらす、破線で示した孔68を含む。
図2からさらに分かるように、ダイヤフラム50は、一端でカバー62の一部分に支えられ、かつ他端でダイヤフラム50に支えられたコイルばね72によって、密封隆起部44に通常バイアスされ、このばねは、カバー62から延在する支持体74と、ダイヤフラム60から延在するばね保持突出部76とによって軸方向に保持される。カバー62は、典型的にはハウジング26Aにスナップ式に装着されるが、例えば、接着、熱溶接、または音波溶接などの他の方法で付着されてもよい。
入口チャンバ36Aと出口チャンバ38Aとの間には、環状壁部分42の隆起部44に支えられたダイヤフラム50によって通常密封された第1の弁制御通路が延在する。第2の弁制御通路84が、入口チャンバ36Aと出口チャンバ38Aとの間に延在し、自己バイアスされて前記孔84を密封する弾性スリーブ部材86によって通常密封される。
スリーブ86の弾性が、第2の弁制御通路84を開くための、このスリーブの変形に必要な最小圧力を決定するということが認識される。第2の弁制御通路84を通る流体の流れが、出口チャンバ38Aから入口チャンバ36Aの方向にのみ可能であって、逆方向は可能ではないことがさらに認識される。
出口チャンバ38に露出されたダイヤフラム50の断面積比率は、入口チャンバ36Aに露出された断面積(輪状)より実質的に小さいことで、出口チャンバから入口チャンバへの方向に実質的に低い加圧流体が流れてもダイヤフラム50が開位置に変位しないようにされるが、一方で、バイアスばね72の公称しきい値およびダイヤフラム50の弾性に勝る圧力差が生じ、その反対方向、すなわち、入口チャンバ36Aから出口チャンバ38Aへ流体が流れると開位置に変位することがさらに留意される。
図3Aは、完全に密封された位置、すなわち、第1の弁制御通路80がダイヤフラム50によって密封され、第2の制御通路84がスリーブ86によって密封された状態の弁20Aを示す。この位置において、入口チャンバ36Aと出口チャンバ38Aとの間の流れは実質的に存在せず、すなわち、共に図示していないが、燃料タンクとキャニスタとの間の流体の流れが存在しないということである。この位置は、入口チャンバと出口チャンバ間、ひいては、燃料タンクと蒸気回収デバイスとの間の圧力が実質的に均衡したときに生じる。
図3Bに、燃料タンク内の圧力が上昇すると、その結果それに対応して入口チャンバ36Aの圧力上昇が生じることで、管状壁42の環状縁部44との係合を解除するようにダイヤフラム50を形成するため、第1の弁制御通路80が開いて出口チャンバ38Aへ流体が流れることができる位置である第2の位置が示されている。ダイヤフラム50を開位置に変位させるためのカットオフ圧力が、ダイヤフラム50の弾性およびばね72のバイアス効果に決定されることが認識される。
図3Cの位置において、蒸気回収デバイス(すなわち、キャニスタ)の圧力が、燃料タンク内の蒸気圧力より高いことで、結果として弾性スリーブ86が変形して第2の弁制御通路84を露出し、それにより流体が出口チャンバ38Aから入口チャンバ36Aの方向に流れ、燃料タンク(図示せず)内に流入できる位置が示されている。
トップカバー62が換気孔(図2の68)を含む改変例において、第1の弁制御通路を露出するようにダイヤフラム50を開位置に変位するための圧力しきい値は、制御チャンバ66に存在する大気圧も考慮にいれる。
以下、図4の態様を参照すると、図2に関連して開示したハウジング26Aに基本的に類似したハウジング部分26Bが示されており、適切な管類(図示せず)によって燃料タンクに接続可能な入口ポート32Bを規定しかつ環状入口チャンバ36B内に延在する入口管28Bを含む。前述した態様に関連してすでに説明したように、隆起部94を有する管状壁部分92が形成され、隆起部94を覆って、ダイヤフラム(図5A〜図5Cを参照)の下方で第1の弁制御通路が延在する。図2および図3の態様に関連して開示した配置に類似した壁92に、孔98の形状をした第2の弁制御通路が形成され、シールド壁100にも入口管28Bの開口部の反対に延在する孔104が形成されることで、そこを通る流体の流れが、シールド部分100および対応する壁部分92の間に形成された空間108への実質的な直接アクセスを有することになる。
以下、図4および図5A〜図5Cをさらに参照すると、密封部材112の上側部分が可撓性があり、密封位置(図5Aおよび図5B)と開位置(図5C)との間で自由に変位するように、スタッド114によってその下端部でハウジングに固定された弾性薄板形状の密封部材112が空間108内に配置されることが認識できる。
第1の弁制御通路80Bに関連した配置は、図2および図3に示した第1の態様に関連して開示したものと同一であり、読者は上記開示に着目されたい。
図4Aにおいて、制御弁20Bが、全閉位置、すなわち、第1の弁制御通路80Bが、ダイヤフラム50によって閉じられ、第2の弁制御通路98が、薄板状の密封部材108によって密封された状態に示されている。この位置は、入口チャンバ36Bの圧力が、ダイヤフラム50をその開位置に、および燃料タンクの、結果的に入口チャンバ36Bの圧力が出口チャンバ38Bの圧力より高い位置に変位するのに必要な所定の圧力しきい値より低いときに生じるように理解される。
図4Bに示す位置において、第1の弁制御通路80Bは、燃料タンクから入口チャンバ36Bを介して出口チャンバ38B内へ流体が流れ、そこから燃料蒸気回収デバイスへ自由に流れるように開かれる。この位置は、燃料タンク内の圧力に応じて、すなわち、圧力しきい値よりも燃料タンク内の圧力が上昇するときに生じる。
図4Cの位置において、第1の弁制御通路80Bは閉位置に示されているのに対して、第2の弁制御通路98は、薄板状の密封部材112が開位置に変位されるため開かれ、すなわち、管状壁部分から係合が解除され、その結果、シールド100に支えられるため、出口チャンバ38Bから入口チャンバ36Bへ蒸気が流れる。この位置は、燃料タンク内で真空が発生する間に生じ、例えば、燃料消費量に応じて、またはタンク内の燃料および燃料蒸気の体積が低減する極寒地において生じる。
第2の弁制御通路98は、シールド壁100に形成された孔104を通して薄板状の密封部材112にかかるわずかな流体圧力により、入口ポートから出口ポートの方向に流れる流体の流れの影響下で閉じられた状態を維持することが留意される。
概して符号20Cで示され、図4および図5A〜図5Cに関連して示された態様に非常に類似した、本発明による制御弁を示す図6および図7A〜図7Cに、本発明のさらなる態様が示されている。本態様と前の態様との間の主な違いは、環状壁部分内の出口チャンバ38Cと、環状壁部分外の入口チャンバ36Cとを規定する環状壁部分136に形成された第2の弁制御通路134の構成にある。環状壁部分の上側隆起部138は、ダイヤフラム140(図7A〜図7C)を密封し、それらの間に第1の弁制御通路80Cを構成する。第2の弁制御通路134は、出口チャンバ38Cと入口チャンバ36Cとの間に延在するチャネルの形状をしたものであり、入口管148の出口146と対面する傾斜床支持体144で入口チャンバ36Cで終端する。第2の弁制御通路は、その一端154でハウジング26Cに固定された、破線で示す薄板状の密封部材152によって密封可能である。図7Aおよび図7Bから分かるように、密封部材152は、第2の弁制御通路1434を密封する床144を覆って密封状態で支えられる密封位置にあり、一方、図7Cにおいて、密封部材152は、出口チャンバ38Cから入口チャンバ36Cの方向へ流体が流れるように、床144からの係合が解除される。
図7Aにおいて、弁20Cは全閉位置、すなわち、第1の弁制御通路80Cが密封位置にあることでダイヤフラム140が隆起部138を覆って密封状態で支えられ、第2の弁制御通路が、傾斜床144を覆って密封状態で支えられ、第2の弁制御通路134を密封する薄板状の密封部材152によって密封される状態に示されている。図7Bの位置において、第1の弁制御通路80Cは、隆起部138からの係合を解除するために、ダイヤフラム140の変位によって開かれ、それにより入口チャンバ36Cから出口チャンバ38Cの方向に流体が流れるのを可能にし、一方、第2の弁制御通路134は、密封位置に維持される。
図8において、上記の薄板状の弾性密封部材182を参照した第2の態様の改変例が示されている。概して符号20Dで示された弁は、図2に関連して開示されたハウジング26Aと基本的に類似するハウジング部分26Dを含み、適切な管類(図示せず)によって燃料タンクに接続可能である入口ポート32Dを規定しかつ環状入口チャンバ36D内に延在する入口管28Dを含む。隆起部156を有する管状壁部分154が形成され、隆起部156上に、ダイヤフラム164の下方で第1の弁制御通路158が延在する。孔166の形状をした第2の弁制御通路が、図2および図3の態様に関連して開示された配置に類似して、管状壁部分154の下方の壁168に形成され、管状壁部分154を覆って確実に装着するためのリング部分174を含むシールド部材172と、孔166の反対に延在しかつ薄板状の弾性密封部材182を支持するシールド壁部分178とが提供される。リング部分174は、孔166から入口チャンバ36Dへ流体が流れるようにするために、孔186を有して形成される。シールド壁部分174は、孔166と実質的に反対に延在する突出部188を有してさらに形成されることで、弾性の薄板状の密封部材182を支持し、変位を防ぐ。図8に開示された弁の動作は、前述した態様に関連して、特に、図4および図5の態様に関連して開示されたものに類似している。
図2〜図8を参照しながら上記に開示した配置は、燃料タンクの充填(給油)中、燃料タンク内の圧力に応じた燃料ポンプの自発的な遮断を容易にするように制御弁が閉じられたまま動作する。しかしながら、通常の動作の過程において、燃料タンクは、一方で燃料タンク内の過度の圧力上昇を防ぎ、実質的に圧力が低下した場合に真空下ではね上がらないように通気される。さらに、制御弁と燃料蒸気回収デバイスとの間に延在するパイプ内の圧力が大気圧より低いときは常に、制御弁は、タンクからの燃料蒸気の流れを防止することでタンク内の圧力降下を防止する。
本発明の態様を通して、第2の弁制御通路は、1つより多くの孔を含んでもよいことが認識されるべきである。
いくつかの態様を図示し詳細に記載してきたが、これらにより本発明の開示が限定されることは意図されておらず、むしろ、必要な変更を加えた、本発明の精神および範囲内にあるすべての改変および配置を包含することが意図されることを理解されたい。
本発明による燃料蒸気回収デバイスおよび燃料制御弁を装備した車両燃料システムの略図である。 全閉/密封位置にある、本発明の第1の態様による弁の断面斜視図である。 以下の異なる動作位置にある、図2の弁を示す縦断面図である。(図3A)その全閉/密封位置にある弁を示す。(図3B)第1の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。(図3C)第2の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。 本発明の他の態様による弁のハウジングの底部分のみの上面斜視図である。 以下の異なる動作位置にある、図4の態様による弁を示す縦断面図である。(図5A)その全閉/密封位置にある弁を示す。(図5B)第1の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。(図5C)第2の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。 本発明の異なる態様による弁のハウジングの底部分のみの上面斜視図である。 以下の異なる動作位置にある、図6の態様による弁を示す縦断面図である。(図7A)その全閉/密封位置にある弁を示す。(図7B)第1の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。(図7C)第2の弁制御通路がその開位置にある弁を示す。 全閉/密封位置にある、本発明の第2の態様の改変例による弁の縦断面図である。

Claims (23)

  1. 燃料タンクに接続可能な入口ポートおよび燃料蒸気回収デバイスに接続可能な出口ポートが装備されたハウジングを含み、該入口ポートおよび出口ポートが、該燃料タンク内の圧力がしきい値を超えるときのみ、該入口ポートから該出口ポートの方向に燃料蒸気が流れる第1の弁制御通路を介して流通状態にあり;かつ該燃料タンク内の圧力が該燃料蒸気回収デバイスの圧力を下回るときのみ、該出口ポートから該入口ポートへ反対方向に蒸気が流れる第2の弁制御通路を介して流通状態にある、燃料蒸気制御弁。
  2. 第1の弁制御通路が、入口ポートに連結された入口チャンバと、出口ポートに連結された出口チャンバとの間に延在するダイヤフラムであり、該ダイヤフラムが、所定の力で該第1の弁制御通路を密封する閉位置に通常バイアス(biased)される、請求項1記載の燃料蒸気弁。
  3. 第1の弁制御通路が、燃料タンク内の圧力が圧力しきい値を下回ったままであるかぎり、ダイヤフラムによって密封されたままであり;第2の弁制御通路が、該燃料タンク内の圧力が燃料蒸気回収デバイス内の圧力を下回ると、反対方向にのみ流れる一方向弁である、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  4. 入口チャンバに関連付けられた面でのダイヤフラムの断面積が、出口チャンバに関連付けられた面より広い、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  5. ダイヤフラムが、第1の弁制御通路を規定する周辺支持部材に密封状態で支えられるようにバイアスされる、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  6. 入口チャンバおよび出口チャンバの両方が、ダイヤフラムと同じ面で延在する、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  7. 入口チャンバおよび出口チャンバと反対のダイヤフラムの面が制御チャンバに存在し、該チャンバが大気に任意で通気される、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  8. 第1の弁制御通路と第2の弁制御通路の両方が、出口ポートの圧力が入口ポートの圧力より低いときに密封状態のままである、請求項1記載の燃料蒸気制御弁。
  9. 一方向弁が、実質的に低い圧力差でも反対方向にのみ流れを可能にする、請求項3記載の燃料蒸気制御弁。
  10. 支持部材が円筒状であり、ダイヤフラムがその円形縁に支えられる、請求項5記載の燃料蒸気制御弁。
  11. 支持部材が密封部分とともに形成され、ダイヤフラムが対応する密封表面とともに形成されることで、第1の弁制御通路の間の密封性が高められる、請求項5記載の燃料蒸気制御弁。
  12. ダイヤフラムが、ハウジングの壁に一端で支えられ、該ダイヤフラムに他端で支えられたコイルばねによって、その密封位置にバイアスされる、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  13. 出口チャンバが、該出口チャンバ内に同軸に延在する管状壁部の形状のものであり、第2の弁制御通路が、該管状壁を通って延在する一つまたは複数の孔でありかつ該出口チャンバと入口チャンバとの間を連通する、請求項2記載の燃料蒸気制御弁。
  14. 一方向弁が、管状壁部に形成された一つまたは複数の孔を覆って装着された弾性スリーブの形状のものであり、該弾性スリーブが、第2の弁制御通路を通常密封するように一つまたは複数の孔を覆って隙間なく支えられ、出口チャンバと入口チャンバとの間に実質的に圧力差があると、該スリーブが変形して、該第2の弁制御通路を開く、請求項13記載の燃料蒸気制御弁。
  15. 第2の弁制御通路が、出口チャンバと入口チャンバとの間に延在する孔の形状のものであり、密封部材が、該入口チャンバ内に延在し、かつ、該入口チャンバ内が真空の場合に、該孔との密封係合を解除するように変形または変位可能である、請求項3記載の燃料蒸気制御弁。
  16. 密封部材が、一端で枢動可能にハウジングに固定されかつ他端が留められていない状態の薄板状の部材である、請求項15記載の燃料蒸気制御弁。
  17. 密封部材が、弾性部材である、請求項16記載の燃料蒸気制御弁。
  18. 密封部材が、崩落しないように保護レセプタクル内に受け入れられる、請求項16記載の燃料蒸気制御弁。
  19. 密封部材が、崩落しないように保護シールドの後方に延在する、請求項18記載の燃料蒸気制御弁。
  20. 密封部材が、きのこ弁である、請求項15記載の燃料蒸気制御弁。
  21. 密封部材が、密封ケージ内で変位可能な弾性部材である、請求項14記載の燃料蒸気制御弁。
  22. 実質的に上述し、本明細書および図面に例示した燃料蒸気制御弁。
  23. 実質的に上記特許請求の範囲に記載した燃料蒸気制御弁。
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