JP2008522823A - 鋼ストリップの連続鋳造 - Google Patents

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Abstract

ロール(22)間に溶鋼を送給して鋳造溜めを形成することにより双ロール鋳造機で薄鋳造ストリップ(12)を製造する。鋳造溜めは鋳造ロール(27)端に隣接した1対の側部堰(35)によりロール間で囲い込まれる。溶鋼は、タンディッシュ(26)とコアノズル(27)とを有する金属送給システム(24)を介しロール間隙へと下方に送給される。タンディッシュ(24)、コアノズル(27)及び側部堰(35)は、交換すべき耐火構成要素を離れた場所で一次予熱し、予熱位置から操業位置へと移送装置(49,51,52,53,55,56)により移送することで交換される。摩耗した耐火構成要素は操業位置にて早急に除去及び予熱された交換耐火構成要素との交換がなされて、交換されない耐火物への熱衝撃が防がれる。交換は5分以内又は2分以内に達成できる。

Description

本発明は、ストリップ鋳造機、特に双ロール鋳造機における鋼ストリップの連続鋳造に関する。
双ロール鋳造機においては、冷却され相互方向に回転する1対の水平鋳造ロール間に溶融金属が導入されることにより、移動するロール表面上に金属殻が凝固し、それらがロール間のロール間隙にて合わされて、鋳造ロール間のロール間隙から下方に送給される凝固ストリップ品を製造する。本明細書では「ロール間隙」という語は、鋳造ロールが互いに最接近する領域全般に言及するために用いられる。溶融金属は、取鍋からロール間隙上方に位置したタンディッシュとコアノズルとで構成される金属送給システムを介して注がれることにより、ロール間隙上方にあってロール間隙長さ方向沿って延びるロール鋳造表面に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成することができる。この鋳造溜めを通常囲い込むのは、溢流しないよう鋳造溜めの2端を堰き止めるようロール端面と摺動係合で保持される耐火側板又は側部堰である。
双ロール鋳造機で鋼ストリップを鋳造する場合、ストリップはほぼ1400℃程度の非常な高温でロール間隙を出るので、通常の雰囲気に晒されると、斯かる高温での酸化により非常に急速にスケーリングを生じる。従って、従来から提案されているのは、鋳造ロール下方にシール封入部を設けて高温ストリップを受け入れ、シール封入部を介してストリップをストリップ鋳造機から離反動させ、封入部にストリップの酸化を抑制する雰囲気を含ませることである。酸化抑制雰囲気は、例えばアルゴン又は窒素等の不活性ガスや還元ガスであってよい燃焼排ガス等の非酸化ガスを射出することにより創出できる。若しくは、ストリップ鋳造機操業時に酸素含有雰囲気が侵入しないよう封入部をシールしてもよく、鋳造の初期相でストリップを酸化させてシール封入部から酸素を抜き取ることにより封入部内の雰囲気の酸素含量を減少させることができるのは、特許文献1及び特許文献2に開示の通りである。
鋳造活動の長さは、従来、一般にコアノズル、タンディッシュ及び側部堰の摩耗サイクルにより決められていた。複数取鍋手順は、複数の取鍋を操業位置へと移送できるタレットを用いることにより高温金属源が溶鋼の取鍋に供給可能な場合に限り続けることができる。従って、鋳造活動での注目の焦点は、従来、コアノズル、タンディッシュ及び側部堰の寿命サイクルに向けられていた。ノズル、タンディッシュ又は側部堰が摩耗したら、その時点で交換が必要であり、鋳造活動を停止させて、摩耗した構成要素を交換せねばならなかった。一般に、これには未摩耗の構成要素も同様に除去する必要があった。なぜなら、そうしないと、次回の活動の長さが、摩耗していたが交換されなかった耐火構成要素の残存耐用寿命により制限されてしまうからであり、結果として、耐火物の耐用寿命が無駄になり、鋳造鋼の費用が増加する。更に、交換した構成要素も続けて使われる構成要素も、耐火構成要素の全ては、初回の鋳造活動開始時と同様に予熱しなければ次回の鋳造が続けられない。黒煙化アルミナ、窒化ホウ素及び窒化ホウ素−ジルコニア複合体はこの目的に適した耐火材料の例である。コアノズル、タンディッシュ及び側部堰の全ては、長時間溶鋼との接触に耐えるよう溶鋼温度に近い非常な高温に予熱しなければならないので、鋳造活動と鋳造活動との間にかなりの鋳造時間の無駄が生じていた。特許文献3及び特許文献4を参照のこと。
本発明は、摩耗した耐火物の交換での中断時間を抑え、耐火物の耐用寿命の無駄を減らし、鋳造でのエネルギ需要を減らし、鋳造機の鋳造能力を増加させるのに特に適用可能である。耐火物の耐用寿命を増加でき、摩耗していない耐火構成要素の予熱を避ける又は最小限とすることができる。コアノズルはタンディッシュより前に定位置に入れねばならないし、逆に、コアノズルを交換するには先にタンディッシュを取り除かねばならず、これらの耐火構成要素双方は互いに別々に摩耗する。同様に、側部堰がコアノズルやタンディッシュとは別個に摩耗するのは、側部堰は最初は力を加えて鋳造ロール端に押圧しなければならず、溶鋼が鋳造溜めから溢流しないよう充分なシールを確保するよう、摩耗により「ベット・イン」("bedded-in";もぐり込み)をせねばならないからである。側部堰に加える力は、初期ベッド・イン期後には減らすことができるが、鋳造作業の間中絶えず側部堰のかなりの摩耗が生ずる程度には常に存在する。このため、金属送給システムのコアノズルとタンディッシュは側部堰よりも長い寿命を持つことができ、鋳造活動で更に数回溶鋼が供給されるまで通常使い続けることができるが、鋳造活動の継続期間は側部堰の摩耗率によって決められることが多い。タンディッシュ及びコアノズルは、まだ耐用寿命があっても、鋳造性能を増加させるために側部堰交換時に交換されることが多いからである。どの耐火構成要素が最初に摩耗するにしても、鋳造連続稼働は摩耗した構成要素の交換のために終える必要がある。薄鋳造ストリップの製造コストは鋳造時間の長さに直接関わるので、未だ摩耗していない金属送給システムの構成要素をそれらの耐用寿命の尽きる前に予防的に交換することにより、次回の鋳造活動が更に寸断されて耐火構成要素の耐用寿命の無駄が生じるのが避けられる。
アメリカ特許第5,762,126号 アメリカ特許第5,960,855号 アメリカ特許第5,184,668号 アメリカ特許第5,27,243号
本発明により、摩耗したコアノズル、タンディッシュ及び側部堰の交換を未摩耗の耐火物を交換することなしに行い、耐火構成要素の全部を予熱する必要をなくし、ひいては、鋳造活動の長さを伸ばし、耐火物の無駄を減らし、劇的に操業コストを減らし、鋳造時間を増やすことが可能である。
連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法は、
a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを組み立て、
b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システムと、ロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1鋳造堰とを組み立て、
c)1対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロールの鋳造表面上に支持され前記第1側部堰で囲い込まれる鋳造溜めを形成し、
d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造し、
e)鋳造操業位置から離れた予熱位置で、第2コアノズル、第2タンディッシュ及び第2側部堰の少なくとも1つの側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを、溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱し、
f)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にし、
g)交換が望まれる第1コアノズル、第1タンディッシュ及び前記側部堰の少なくとも1つから成る群のうちの少なくとも1つを除去し、
h)前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び前記第2側部堰の少なくとも1つから成る群のうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造操業位置へと急速に移送し、
i)溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開する
という諸段階で構成される。
第2コアノズル、第2タンディッシュ、又は1つ又は複数の第2側部堰は鋳造溜めの溶鋼温度近くの温度に予熱できる。典型的には、予熱温度は1200℃以上である。段階e)の第2コアノズルの予熱は操業位置への移送の、少なくとも約2時間に行うことができ、段階e)の第2タンディッシュの予熱は操業位置への移送の少なくとも約2時間前に行うことができ、段階e)の第2側部堰の予熱は操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に行うことができる。
方法は、第1コアノズル、第1タンディッシュ及び第1側部堰から成る群のうちの少なくとも1つの摩耗を監視する段階から更に構成できる。この監視は光学センサ又は電気センサ等のセンサによって行うことができる。第1コアノズル、第1タンディッシュ又は第1側部堰は、当該耐火構成要素が特定の程度に摩耗したことがセンサにより明らかになった時に1回に1つずつ除去することができる。
方法は、所定レベルの摩耗が検出されたときに、上記した段階e)、f)、g)及びh)を行うことにより、摩耗した第1コアノズル、第1タンディッシュ及び/又は1つ又は複数の第1側部堰を自動的に交換することで自動化できる。
連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法は、操業位置から離れた予熱位置で、1つ又は複数の第2側部堰を、溶鋼と接触する際の熱衝撃が避けられる温度に予熱することにより行うことができる。この実施例では、第1コアノズルと第1タンディッシュは別々に交換でき、又、第1コアノズルの1つ又は複数の部品を別々に交換できる。別の実施例では、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法は、鋳造操業位置から離れた予熱位置で第2コアノズル及び/又は第2タンディッシュのうちの少なくとも1つを、溶鋼と接触する際の熱衝撃が避けられる温度に予熱することで行われる。この実施例では、第1側部堰は別々に交換できる。いずれにしろ、摩耗した1つ又は複数の耐火構成要素の交換を最小の時間、例えば典型的には約5分以内又は約2分以内又はそれ以下で行うことにより、他の摩耗又は未摩耗の耐火構成要素を予熱する必要が生じるのを避け、他の耐火構成要素の耐用寿命の無駄をなくす。
連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造装置は、
a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールと、
b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システム及びロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰と、
c)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
d)鋳造操業位置から離れ、第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを、溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱できる少なくとも1つの予熱室と、
e)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にすることができ、溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開できるゲートと、
f)交換が望まれる第1コアノズル、第1タンディッシュ及び少なくとも1つの前記第1側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを除去できる第1移送装置と
g)予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを予熱室から鋳造操業位置へと急速移送できる第2移送装置と
で構成できる。
第2コアノズル、第2タンディッシュ又は第2側部堰のうちの少なくとも1つを鋳造溜めの溶鋼温度近くの温度に予熱できる。ここでも、典型的には、交換すべき1つ又は複数の耐火構成要素は1200℃に予熱される。第2コアノズルの予熱は操業位置への移送の少なくとも約2時間前に行うことができ、段階e)の第2タンディッシュの予熱は操業位置への移送の少なくとも約2時間前に行うことができ、段階e)の第2側部堰の予熱は操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に行うことができる。装置は、第1コアノズル、第1タンディッシュ及び第1溜め側部堰の摩耗を監視する光学センサ又は電気センサ等のセンサで更に構成できる。
装置は、加えて、第1コアノズル、第1タンディッシュ及び/又は1つ又は複数の第1側部堰の所定レベルの摩耗を検出するセンサにより更に構成し、要素e)、f)、g) 及びh)を用いることにより自動的に交換することにより自動化することもできる。
若しくは、装置は薄鋳造ストリップ鋳造作業位置から離れ、第2側部堰の一方又は両方を溶鋼との接触の際の熱衝撃が避けられる温度に予熱できる少なくとも1つの予熱室を持つことができる。この実施例では、コアノズル(又はその一部)又はタンディッシュ、又はその両方は側部堰とは別個に交換可能である。
溶鋼は、タンディッシュとノズルコアで構成されて1つ又は複数の部分からなり、ロール間隙上方に配される、金属送給システムを介し鋳造ロール間に導入することができ、鋳造溜めへの溶鋼流を中断するのはスライドゲートを閉じることにより金属送給システムへの流入を中断することで達成できる。交換用側部堰の予熱はストリップ鋳造が続いている間に開始される。側部堰の摩耗は1つ又は複数のセンサにより監視でき、側部堰の除去及び交換は堰が特定の限度に摩耗していることがセンサにより示される場合に達成できる。
鋳造再開時に金属送給システムの耐火構成要素が熱衝撃を被らないようにし且つ鋼が金属送給システムの流路内で凝固しないようにするため、本発明の方法又は装置での溶鋼流の中断から再開までの時間は約5分以内とするのが望ましい。より明細には、交換用の1つ又は複数の側部堰、タンディッシュ及び/又はコアノズルの交換は、この時間間隔が約240秒又はそれ以下、又は約120秒又はそれ以下で行うことができる。
交換される本発明のタンディッシュはコアノズル直上のものであり、遷移部(transition piece)とか送給容器(delivery vessel)とか呼ばれたりもするものであることに注目すべきである。金属送給システムの一部である交換可能なタンディッシュの上には以下で説明するように、本発明では交換しない別のタンディッシュを設けることができる。
本発明に応じて例示する双ロール設備の作動を添付図面を参照して以下記述する。
例示の双ロール鋳造機は、参照番号11で全般に示した双ロール鋳造機で構成され、その製造する鋳造鋼ストリップ12がシール封入部10内を通ってガイドテーブル13に至ってピンチロールスタンド14へガイドされ、該スタンドを介してシール封入部から出る。封入部10のシールは完全でなくともよく、以下に記述するように、封入部内の雰囲気を制御でき封入部内の鋳造ストリップへの酸素アクセスを制御できるのに適したものでよい。シール封入部10から出たストリップは更なるシール封入部を通ってインライン熱間圧延と冷却処理を受けることができるが、それらは本発明の一部を構成するものではない。
双ロール鋳造機11を構成する横方向に配置した1対の鋳造ロール22に対し、取鍋23から溶融金属が、ロール間隙15の上方に位置したタンディッシュ25、交換可能なタンディッシュ26及びコアノズル27で構成される金属送給システム24を介して送給される。鋳造ロールに送給された溶融金属はロール間隙上方の鋳造ロールの鋳造表面上で鋳造溜め16内に支持される。
鋳造ロール上に支持された溶鋼の鋳造溜めを鋳造ロール22の端で囲い込む1対の第1側部堰35は、ロールの段付き端にあてがわれるが、それは側部板ホルダ37にスラストロッド30を介し作用する1対の流体圧シリンダユニット36の作動によるものである。鋳造ロール22は、内部が冷却剤供給装置17により水冷され、駆動装置18により相互方向に回転駆動されるので、動いている鋳造ロール表面上に殻が凝固し、それらがロール間隙l5にて合わされて凝固ストリップを生み出し、それがロール間のロール間隙から下方に送給される。
タンディッシュ25には蓋28が取り付けられている。溶鋼は取鍋23から出口ノズル29を介しタンディッシュ25へと導入される。タンディッシュ25にはストッパロッド33及びスライドゲート弁34が取り付けられていて出口31を選択的に開閉し、タンディッシュ25から送給容器へと金属流を有効に制御する。溶融金属はタンディッシュ25から出口31と出口ノズル32とを介してタンディッシュ26(分配容器又は遷移部とも呼ばれる)へと至り、そこからコアノズル27に至る。鋳造作業開始時には、鋳造状態が安定化するにつれて短い長さの不完全ストリップが製造される。連続鋳造が確立されたら、鋳造ロールを少し離間させてから再び合わせることにより、このストリップ先端を破断させて、以降の鋳造ストリップのクリーンな端を形成して鋳造活動を始める。不完全な材料は、鋳造機11の下に位置して以下に記述する如き封入部10の一部を形成するスクラップ箱容器40へと落下する。このとき、通常はピボット39から下方へと鋳造機出口の一側に垂下している旋回エプロン38が鋳造機出口を横切って旋回して鋳造ストリップのクリーンな端をガイドテーブル13へとガイドし、ガイドテープル13はピンチロールスタンド14に送給する。次いで、エプロン38は垂下位置へと戻され、ストリップは鋳造機下方でループ状に垂れ下がってからガイドテーブルへと至り、一連のガイドローラと係合することができる。
例示の双ロール鋳造機は、アメリカ特許第5,184,668号及び第5,277,243号に幾分詳細に説明されている種類のものでよく、本発明の一部を構成しない適宜の構造的詳細についてはこれらの特許を参照することができる。
封入部10は複数の分離壁部で形成され、それらが種々のシール接続部で組み合わされて連続封入部壁を形成する。これらを構成するのが、双ロール鋳造機に形成されて鋳造ロール22を囲む第1壁部41と、第1壁部41から下方に延びて開口を形成することができる壁封入部42で、その開口はスクラップ容器上端とのシール係合で閉じられている。
スクラップ容器と封入部壁42との間のシール43は封入部壁の開口のまわりのナイフ・砂シール(knife and sand seal)で形成することができ、そのシールは封入部壁に対するスクラップ容器の上下動により確立したり壊したりできる。即ち、スクラップ容器上端に砂で満たした上向きの溝を形成して、封入部壁の開口のまわりに下向きに下がっているナイフフランジを受けるようにすればよい。スクラップ箱を持ち上げることによりナイフフランジが溝の砂に進入することでシールが確立するようシールを形成する。このシールはスクラップ容器を反鋳造機側への移動の準備となる作動位置からスクラップ排出位置(図示せず)へと下降させることにより壊すことができる。
スクラップ箱40は、車輪46を備えレール47上を走行する台車45に取り付けられ、それによりスクラップ容器はスクラップ排出位置へと移動可能である。台車45に備えられた1組の電動スクリュージャッキ48は、スクラップ容器を封入部壁42から離間した降下位置からナイフフランジが砂に進入して両者間にシールを形成する上昇位置へと持ち上げ操作可能である。
シール封入部10は更に、ガイドテーブルのまわりに配してピンチロールスタンド14の枠に接続された第3壁部61を持つことができる。ピンチロールスタンド14は1対のピンチロール62を含み、それに対して封入部10は摺動シール63によりシールされる。
封入部壁部41,61及び壁封入部42のほとんどは耐火レンガでライニングでき、スクラップ箱40は耐火レンガ又は不定形耐火ライニングでライニングできる。
第1封入部壁部41は鋳造ロール22を囲むと共に、切欠き65を備えた側部板64を形成し、その切欠きは1対の側部堰35がシリンダユニット36によりロール端に押圧される場合に側部堰板ホルダ37をぴたりと受け入れる形状をしている。側部板ホルダ37と封入部側壁部41との間の界面は摺動シール66によりシールされて封入部10のシールを保持する。シール66はセラミックファイバーロープその他の適宜シール材で形成してよい。
シリンダユニット36は封入部壁部41を介して外方に延び、そしてこれらの位置で、封入部はシリンダユニットが作動して溜め閉止板を鋳造ロール端に押圧する際に封入部壁部41と係合するようシリンダユニットに取付けられた摺動板67によりシールされる。シリンダユニット36は耐火スライド68も動かし、それらはシリンダユニットの作動で動かされて封入部頂部の長孔69を閉じる。長孔69は、側部堰35を最初に封入部10へと、そしてホルダ37へと挿入してロールにあてがうためのものである。シール封入部10の頂部はシリンダユニットが作動して側部堰35を鋳造ロール22に押圧するとタンディッシュ25、側部板ホルダ37及びスライド68により閉じられる。このようにして、封入部10全体が鋳造作業前にシールされ、それによりストリップ12が鋳造ロールからピンチロールスタンド14へと至る際にストリップ12への酸素供給を制限する。最初は、ストリップが封入部10空間からの酸素を全部取込んでストリップ上に強度のスケールを形成できる。しかしながら、封入部10の空間をシールすることにより酸素含有雰囲気の進入がストリップで取り込み得る酸素量以下に制御される。従って、初期立ち上げ期の後は、封入部10の酸素含量が消耗したままなので、ストリップ12の酸化のための酸素利用可能性が制限される。このようにして、スケール形成は還元ガス又は非酸化ガスを封入部に連続的に供給する必要なしに制御される。
勿論、還元ガス又は非酸化ガスを封入部フォール(falls)に供給してもよい。しかしながら、開始時に強度のスケーリングが生じるのを避けるためには、封入部を鋳造開始直前にパージすれば、それにより封入部の初期酸素レベルを減らし且つ通過するストリップの酸化によるシール封入部からの酸素の相互作用の結果として酸素レベル安定化に要する時間を減らすことができる。従って、説明したように、封入部10は例えば窒素ガスで都合良くパージすることができる。初期酸素含量を5%〜10%のレベルに減らせば、例え初期開始相であっても封入部10出口でのストリップのスケーリングが約10ミクロン〜17ミクロンに制限されることが判明している。
摩耗その他の理由により側部堰35、コアノズル27又はタンディッシュ26の交換をしなければならないことが決まれば、交換の必要ありとされたのと同種の第2耐火構成要素の予熱が始められる。この第2タンディッシュ26’又は第2コアノズル27’の予熱段階は操業位置への移送の少なくとも2時間前に開始され、第2側部堰35’の予熱は操業位置への移送の少なくとも0.5時間前に開始される。この交換用耐火構成要素の予熱の間、鋳造は中断なく続けることができる。耐火構成要素、即ち、タンディッシュ26、コアノズル27又は側部堰35を交換すべき場合、スライドゲート34を閉じて、タンディッシュ26、コアノズル27及び鋳造溜め16を空にする。第1タンディッシュ26を交換すべきなら、移送車44を入れて、タンディッシュ26を操業位置から除去し、次いで第2タンディッシュ26’を予熱室50から操業位置へと移送車51により運び入れる。移送車49,51の詳細を説明しないのは、それらが本質的に、レール上を予熱位置から操業位置へと動くフォークリフトだからであり、タンディッシュを予熱位置又は操業位置へと上げ下げする流体圧リフトを備えている。図1に示すように除去した第1タンディッシュ26を迅速に降ろす車移送の場所があるなら移送車49,51は同一の移送車でもよいが、第1タンディッシュ26を除去して第2タンディッシュ26’を操業位置に位置決めする際の時間節約のため、2台の移送車49,51を用いてもよい。第2タンディッシュ26を操業位置に位置決めした後、ゲート34を開いてタンディッシュ26’及びコアノズル27を満たし、止めることなく鋳造活動を続ける。
第1コアノズル27を交換すべきなら、移送車49を入れて第1タンディッシュ26を操業位置から除去し、次いで、1対の移送ロボット52が第1コアノズル27を操業位置から除去し、1対の移送ロボット53が第2コアノズル27’を通常は2つの部分にして予熱室54から操業位置へと移送する。コアノズルはワンピース構成でも複数ピースでの構成でもよく、一体としては又は特定限度に摩耗したピースを交換するのでもよいのは、金属送給システムの特定の所望実施例次第である。移送ロボット52,53も、図1に示すようにロボットが除去した第1コアノズル27を迅速に降ろす場所があるなら同一のロボットでもよいが、第1コアノズル27を除去して第2コアノズル27’を操業位置に位置決めする際の時間節約のため、2対の移送ロボット52,53を用いてもよい。第2コアノズル27’を操業位置に位置決めしたら、次いで、移送車49がタンディッシュ26を操業位置に再び位置決めし、スライドゲート34を開いてタンディッシュ26及びコアノズル27’を満たし、タンディッシュ26、コアノズル27及び鋳造溜め16を満たすことにより鋳造活動を続ける。
摩耗その他の理由により側部堰35を交換すべきことが決まったのなら、交換用すべきものと同種の1つ又は複数の第2側部堰35’の予熱を始める。この第2側部堰35’の予熱段階は操業位置への移送の少なくとも0.5時間前に始められる。この交換用耐火構成要素の予熱の間、鋳造は中断することなく続けることができる。予熱が完了して側部堰を交換すべきとなったら、スライドゲート34を閉じてタンディッシュ26、コアノズル27及び鋳造溜め16を空にして鋳造を中断する。1対の移送ロボット55が第1側部堰35を操業位置から除去し、次いで移送ロボット56が第2側部堰35’を予熱室57から操業位置へと移送する。移送ロボット55,56は図1に示すようにロボットが除去した第1側部堰35を迅速に取りのけておく場所があるならば同一のロボットでもよいが、側部堰35を除去し第2側部堰35’を操業位置に位置決めする際の時間節約のためには、2対の移送ロボット55,56を用いてもよい。第2側部堰35’を操業位置に位置決めしたら、スライドゲート34を開いてタンディッシュ26、コアノズル27及び鋳造溜め16を満たし、鋳造活動を続ける。
いずれの場合にも、鋳造作業の中断を最小限にするためにはタンディッシュ、コアノズル又は側部堰の移送を完了する速度に付加価値がある。耐火物への熱衝撃を避けるため、典型的には、移送は5分以内又は2分以内で完了する。
各移送ロボット52,53,55,56はコアノズル27又は27’又は側部堰35又は35’を把持する把持アーム71を備えた、当業者に公知のロボット装置である。ロボット装置は上げ下げでき、高架軌道に沿って水平移動もできて、コアノズル27’又は側部堰35を離れた場所にある予熱室54又は57から鋳造機へと動かし、板を長孔69を介してホルダ37へと下方に挿入する。把持アーム71は摩耗したコアノズル27又は側部堰35を除去するようにも作動可能である。摩耗した側部板を除去する段階は、シリンダユニット36の操作により行い、スラストロッド50を充分に引っ込めることにより長孔69を開け、側部堰35をこれら長孔の直下に位置させ、それから移送ロボット55の把持アーム71を長孔を介し降下させて側部堰35を把持させ引き上げることにより摩耗した側部堰を除去できる。更に以下で説明するように側部堰35は特定の限度にまで摩耗した場合に除去すればよく、1回に特定の限度に摩耗したもの1つを除去してよい。連続鋳造稼働中に且つ側部堰35が使えないレベルにまで摩耗する前の時間間隔で、側部堰35の摩耗率を監視でき、交換用側部堰35’の予熱は鋳造機から離れた予熱室57の予熱炉で開始される。この時間間隔は従来の予熱炉では通常予熱の少なくとも約0.5 時間で良いが、使用できる設備によってはより長い予熱時間が必要であり、適用できる。
いずれの場合も、交換用タンディッシュ26’、コアノズル27’又は側部堰35’が溶融金属の温度に近い使用温度に予熱されたら、耐火構成要素の交換手順を開始する。熱衝撃を避けるためには、予熱は少なくとも1200℃にすべきである。鋳造機オペレータはスライドゲート34を作動させてタンディッシュ26(送給容器又は遷移部品とも呼ばれる)への溶鋼流を中断することにより、鋳造を送給システムのタンディッシュ26及びコアノズル27から、そして鋳造溜め16からの溶鋼排出へと進めて鋳造を中断する。
側部堰35を交換するため、溶鋼を金属送給システム及び鋳造溜めから排出したら、シリンダユニット36を操作して側部板ホルダ37を引っ込め、側部堰35をスライド68の引っ込み移動により開いている長孔69の直下に位置させる。次いで、移送ロボットを降下させてそれらの把持アーム71が側部アーム35を把持できるようにしてから、上昇させて前記摩耗した側部堰を除去する。摩耗した側部堰はスクラップ又は新たな供給用に放出できる。次いで、移送ロボット56は予熱炉へと移動して交換用側部堰35’を拾い上げ、長孔69と及び引っ込んだ側部板ホルダ37の直上の位置に移動させる。次いで、側部アーム35’は移送ロボット56により板ホルダへと下降されて、移送ロボット56は持ち上げられ、シリンダユニット36を操作して、予熱された交換用側部堰35’を鋳造ロール22の端に押圧してスライド68を動かし封入部長孔69を閉じる。次いで、オペレータはスライドゲート34を発動させて、溶鋼を金属送給システム、特にタンディッシュ26及びコアノズル27に送ることにより鋳造の再開を始め、最小時間で通常の鋳造作業を開始する。ここに記述したように、タンディッシュ26、コアノズル27又は側部堰35は所望の時に交換できる。コアノズル27及び側部堰35は一時に1つずつ、対で又は複数の部品を交換できる。図示した装置及び上記で説明した方法は、タンディッシュ、コアノズル及び/又は側部堰の交換を約5分以内に、約240秒又はそれ以下又は約120秒又はそれ以下で行うことを可能にした。交換されていない、予熱された耐火構成要素は、交換又は予熱なしに鋳造機で使い続けることができる。鋳造システムに残っている耐火物は充分な熱を保持しているので、鋳造再開時に熱衝撃が避けられ、鋼が金属送給システムの流路内で凝固しないことが確保されることがわかっている。
側部堰35が使えなくなった又は使えなくなるとき等の特定の限度に摩耗した時に堰を交換するのが望ましい。例えば、側部堰の摩耗はシリンダ36に取り付けられた荷重/変位変換器により監視できる。シリンダは一般に初期ベッド・イン時に比較的強い力を側部堰35に課すよう操作されるので摩耗率が高く、その後に、力は通常の操作力に減少させることができる。次いで、シリンダ36上での変位変換器の出力はコンピュータで分析し、漸進的な摩耗速度を確立して、側部板が使えなくなるレベルに摩耗が達する時期を推定できる。次いで、コンピュータは、溜め閉止板の交換のために鋳造を中断するどれ位前に交換用側部堰の予熱を開始しなければならないかの表示を提供する。
タンディッシュ26とコアノズル27の摩耗も、一番最初に摩耗しそうなこれらの耐火構成要素の領域を検出するよう位置決めされたセンサにより監視できる。このようにして、装置全体が自動化できるので、側部堰、コアノズル及びタンディッシュの交換が、側部堰、コアノズル及びタンディッシュ上のセンサを監視するコンピュータシステム(図示せず)により自動的に行われ、交換の要ありと認められた耐火物の予熱及びその後の交換を自動的に開始する。
以上、本発明をいくつかの実施例に関し図面及び記述により詳細に説明してきたが、記述は例示的なものであって限定的性格のものではなく、本発明は開示した実施例に限定されるものではないことを理解すべきである。むしろ、本発明は、本発明の範囲内にある全ての変更例、修飾例、改変例及び同等構造物を包含する。本発明の追加特徴は、現在認識されている本発明を実施するための最良の形態を例示している詳細な記述を考慮すれば当業者には明らかであろう。上記したように多くの改変例を、本発明の範囲を逸脱することなく本発明に対してなすことができる。
本発明の操作を示す概略図である。 本発明によって作動可能な例示した双ロールストリップ鋳造機設備の垂直断面図である。 鋳造機の金属送給システムを示す図である。 鋳造ストリップを受けるシール封入部を備えた例示した鋳造機を示す拡大図である。 双ロール鋳造機の端部の拡大垂直断面図である。 図5のほぼ6−6線に沿った断面図である。 図5のほぼ7−7線に沿った断面図である。

Claims (61)

  1. a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを組み立て、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システムと、ロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1鋳造堰とを組み立て、
    c)1対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロールの鋳造表面上に支持され前記第1側部堰で囲い込まれる鋳造溜めを形成し、
    d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造し、
    e)鋳造操業位置から離れた予熱位置で、第2コアノズル、第2タンディッシュ及び第2側部堰の少なくとも1つの側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱し、
    f)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にし、
    g)交換が望まれる第1コアノズル、第1タンディッシュ及び前記側部堰の少なくとも1つから成る群から少なくとも1つを除去し、
    h)前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び前記第2側部堰の少なくとも1つから成る群のうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造操業位置へと急速に移送し、
    i)溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開する
    という諸段階で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップの製造方法。
  2. 第2コアノズル、第2タンディッシュ及び1つ又は複数の第2側部堰のうち少なくとも1つを鋳造溜めの溶鋼温度付近の温度に予熱する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び1つ又は複数の第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約5分以内で行う、請求項1に記載の方法。
  4. 前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び1つ又は複数の第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約2分以内で行う、請求項1に記載の方法。
  5. 第1コアノズル、第1タンディッシュ及び第1側部堰のうちの少なくとも1つの摩耗を監視する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 監視がセンサによって行われる、請求項5に記載の方法。
  7. センサが光学センサである、請求項6に記載の方法。
  8. センサが電気センサである、請求項6に記載の方法。
  9. 少なくとも1つの第1側部堰が特定の限度に摩耗したことがセンサにより明らかになった場合に、当該側部堰を除去する、請求項6に記載の方法。
  10. 所定レベルの摩耗が検出されたら、段階e)、f)、g)及びh)を行うことにより前記摩耗した第1コアノズル、第1タンディッシュ及び1つ又は複数の第1側部堰のうちの少なくとも1つが自動的に交換される、請求項5に記載の方法。
  11. 段階e)の第2コアノズルの予熱が操業位置へ移送の少なくとも約2時間前に行われ、段階e)の第2タンディッシュの予熱が操業位置への移送の少なくとも約2時間に行われ、段階e)の第2側部堰の予熱が操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に行われる、請求項1に記載の方法。
  12. a)間にロール間隙を有する一対の鋳造ロールを組み立て、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システムと、ロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰ロールとを組み立て、
    c)一対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロールの鋳造表面上に支持され前記第1側部堰で画成される鋳造溜めを形成し、
    d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、前記凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造し、
    d)鋳造操業位置から離れた予熱位置で、第2交換用側部堰のうちの少なくとも1つの側部堰を溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱し、
    e)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にし、
    f)交換が望まれる前記第1側部堰の少なくとも1つを除去し、
    g)予熱された第2側部堰のうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造操業位置へと移送し、
    i)溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、ストリップ鋳造を再開する
    という諸段階で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。
  13. 第2側部堰のうちの少なくとも1つを鋳造溜めの溶鋼温度付近の温度に予熱する、請求項12の方法。
  14. 前記第2側部堰の少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約5分以内に行う、請求項12の方法。
  15. 前記第2側部堰の少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約2分以内に行う、請求項12の方法。
  16. 第1側部堰のうちの少なくとも1つの摩耗を監視する段階で更に構成される、請求項12の方法。
  17. 監視がセンサによって行われる、請求項16の方法。
  18. センサが光学センサである、請求項17の方法。
  19. センサが電気センサである、請求項17の方法。
  20. 側部堰のうちの少なくとも1つが特定の限度に摩耗したことがセンサにより明らかになった場合に、当該側部堰を除去する、請求項12に記載の方法。
  21. 所定レベルの摩耗が検出されたら、段階e)、f)、g)及びh)を行うことにより 摩耗した少なくとも1つの第1側部堰が自動的に交換される、請求項12に記載の方法。
  22. 段階e)の第2側部堰の予熱が操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に行われる、請求項12に記載の方法。
  23. a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールを組み立て、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システムと、ロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰ロールとを組み立て、
    c)1対の鋳造ロール間に溶鋼を導入して、鋳造ロールの鋳造表面上に支持され前記第1側部堰で囲い込まれる鋳造溜めを形成し、
    d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、前記凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造し、
    e)鋳造操業位置から離れた予熱位置で 第2コアノズル及び第2タンディッシュから成る群のうちの少なくとも1つを溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱し、
    f)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にし、
    g)交換が望まれる前記第1タンディッシュ及び前記第1コアノズルのうちの少なくとも1つを除去し、
    h)予熱された第2タンディッシュ及び予熱された第2コアノズルから成る群のうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造用金属送給システムの操業位置へと急速に移送し、
    i)溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開する
    という諸段階で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造方法。
  24. 第2コアノズル及び第2タンディッシュのうちの少なくとも1つを鋳造溜めの溶鋼温度付近の温度に予熱する、請求項23に記載の方法。
  25. 前記予熱された第2コアノズル及び第2タンディッシュの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約5分内に行う、請求項23に記載の方法。
  26. 前記予熱された第2コアノズル及び第2タンディッシュの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約2分内に行う、請求項23に記載の方法。
  27. 第1コアノズル及び第1タンディッシュの摩耗を監視する段階から更になる、請求項23に記載の方法。
  28. 監視をセンサにより行う、請求項27に記載の方法。
  29. センサが光学センサである、請求項28に記載の方法。
  30. センサが電気センサである、請求項28に記載の方法。
  31. 所定レベルの摩耗が検出されたら、段階e)、f)、g)及びh)を行うことにより 摩耗した第1コアノズル及び第1タンディッシュから成る群のうちの少なくとも1つが自動的に交換される、請求項23に記載の方法。
  32. 段階e)の第2コアノズルの予熱及び第2タンディッシュの予熱を操業位置への移送の少なくとも2時間前に開始する、請求項23に記載の方法。
  33. a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールと、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システム及びロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰と、
    c)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
    d)鋳造操業位置から離れ、第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つを溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に、鋳造が続いている間に予熱できる少なくとも1つの予熱室と、
    e)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にすることができ、溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開できるゲートと、
    f)交換が望まれる第1コアノズル、第1タンディッシュ及び前記少なくとも1つの第1側部堰からなる群のうちの少なくとも1つを除去できる第1移送装置と
    g)予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰の群からの少なくとも1つを予熱室から鋳造操業位置へと急速移送できる第2移送装置と
    で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造装置。
  34. 第2コアノズル、第2タンディッシュ及び第2側部板又は側部堰から成る群のうち少なくとも1つを鋳造溜めの溶鋼温度付近の温度に予熱する、請求項33に記載の装置。
  35. 第2移送装置が、前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約5分以内で行うことができる、請求項33に記載の装置。
  36. 第2移送装置が、前記予熱された第2コアノズル、第2タンディッシュ及び少なくとも1つの第2側部堰から成る群のうちの少なくとも1つの、予熱位置から鋳造操業位置への急速移送を約2分以内で行うことができる、請求項33に記載の装置。
  37. 第1コアノズル、第1タンディッシュ及び第1側部堰の摩耗を監視するセンサで更に構成される、請求項33に記載の装置。
  38. センサが光学センサである、請求項37に記載の装置。
  39. センサが電気センサである、請求項37に記載の装置。
  40. タンディッシュ、コアノズル及び側部堰から成る群のうちの少なくとも1つが特定の限度まで摩耗したことがセンサによって明らかになった場合にそれを除去する移送装置で更に構成される、請求項33に記載の装置。
  41. 第1コアノズル、第1タンディッシュ及び第1側部堰の少なくとも1つの群からの少なくとも1つについて所定レベルの摩耗を検出するセンサで更に構成され、要素e)、f)、g)及びh)を用いることによりその少なくとも1つが自動的に交換される、請求項37に記載の装置。
  42. 段階e)の第2コアノズルの予熱が操業位置への移送の少なくとも約2時間前に開始され 、段階e)の第2タンディッシュの予熱が操業位置への移送の少なくとも約2時間前に開始され、段階e)の第2側部堰の予熱が操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に開始される、請求項37に記載の装置。
  43. a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールと、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システム及びロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰と、
    c)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
    d)薄鋳造ストリップの鋳造操業位置から離れ、第2側部堰の少なくとも1つを、溶鋼と接触する場合の熱衝撃が避けられる温度に予熱できる少なくとも1つの予熱室と、
    e)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にでき、溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、ストリップ鋳造を再開できるゲートと、
    f)交換が望まれる少なくとも1つの前記第1側部堰を除去できる第1移送装置と、
    g)少なくとも1つの予熱された側部堰を予熱室から鋳造用組み立て位置へと急速移送できる第2移送装置と
    で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造装置。
  44. 前記少なくとも1つの第2側部堰を鋳造溜めの溶鋼温度近くの温度に予熱する、請求項43に記載の装置。
  45. 第2移送装置が、少なくとも1つの前記予熱された第2側部堰を予熱位置から鋳造操業位置へと急速に移送するのを約5分以内で行うことができる、請求項43に記載の装置。
  46. 第2移送装置が、少なくとも1つの前記予熱された第2側部堰を予熱位置から鋳造操業位置へと急速に移送するのを約2分以内で行うことができる、請求項43に記載の装置。
  47. 第1側部堰の摩耗を監視するセンサから更になる、請求項43に記載の装置。
  48. センサが光学センサである、請求項47に記載の装置。
  49. センサが電気センサである、請求項47に記載の装置。
  50. 溜め閉止板が特定の限度に摩耗したことを検出できるセンサと、特定の限度に到達したことがセンサにより明らかになった場合に摩耗した側部堰を除去できる移送装置とで更に構成される、請求項43に記載の装置。
  51. 所定レベルの摩耗が検出されたら、要素e)、f)、g)及びh)を行うことにより摩耗第1側部堰が自動的に交換される、請求項43に記載の装置。
  52. 第2側部堰の予熱が鋳造操業位置への移送の少なくとも約0.5時間前に開始される、請求項43に記載の装置。
  53. a)間にロール間隙を有する1対の鋳造ロールと、
    b)第1コアノズル及び第1タンディッシュで構成されて溶融金属をロール間隙上方の鋳造ロール間の鋳造溜めへと送給する金属送給システム及びロール間隙の端に隣接して前記鋳造溜めを囲い込む第1側部堰と、
    c)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ロール表面上に凝固金属殻を形成し、該凝固殻から鋳造ロール間のロール間隙を介して薄鋼ストリップを鋳造できる鋳造ロール駆動装置と、
    d)鋳造操業位置から離れ、第2コアノズル及び第2タンディッシュから成る群のうちの少なくとも1つを予熱できる少なくとも1つの予熱室と、
    f)鋳造溜めへの溶融金属流を中断して鋳造溜めを空にすることができ、溶鋼流を再開して鋳造溜めを再形成し、薄鋳造ストリップの鋳造を再開できるゲートと、
    g)第1タンディッシュ及び第1コアノズルから成る群のうちの少なくとも1つを鋳造操業位置から除去できる第1移送装置と、
    h)予熱された第2タンディッシュ又は予熱された第2コアノズルから成る群のうちの少なくとも1つを、1つ又は複数の予熱室から鋳造操業位置へと急速に移送できる第2移送装置と
    で構成される、連続鋳造による薄鋳造ストリップ製造装置。
  54. 第2コアノズル及び第2タンディッシュから成る群のうちの少なくとも1つが、鋳造溜めの溶鋼温度付近の温度に予熱される、請求項53に記載の装置。
  55. 第2移送装置が、前記予熱された第2コアノズル及び第2タンディッシュのうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造操業位置へと急速に約5分以内で移送できる、請求項53に記載の装置。
  56. 第2移送装置が、前記予熱された第2コアノズル及び第2タンディッシュのうちの少なくとも1つを予熱位置から鋳造操業位置へと急速に約2分以内で移送できる、請求項53に記載の装置第2移送装置。
  57. 第1コアノズル及び第1タンディッシュの摩耗を監視することができるセンサで更に構成される、請求項53に記載の装置。
  58. センサが光学センサである、請求項57に記載の装置。
  59. センサが電気センサである、請求項57に記載の装置。
  60. 所定レベルの摩耗が検出されたら、要素e)、f)、g)及びh)を行うことにより第1コアノズル及び第1タンディッシュのうちの少なくとも1つが自動的に交換される、請求項53に記載の装置。
  61. 第2コアノズル及び第2タンディッシュから成る群のうちの少なくとも1つの予熱が、ストリップ鋳造操業位置への移送の少なくとも約2時間に開始される、請求項53に記載の装置。
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