JP2008522772A - 吸収性物品のトップシート上に対するローションの不連続的適用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、おむつおよび生理用ナプキンなどの吸収性物品、並びに、前記物品に有用なトップシートに関するものである。更に具体的には、本発明は以下から成る吸収性物品(20)に関するものである。
液体不透過性バックシート(26)と、前記バックシート(26)と接合された液体透過性トップシート(24)であって、前記物品が着用されている場合に前記物品(20)の内側の方を向く内面、および、着用者の皮膚の方を向く外面を含み、トップシートの前記外面の少なくとも一部にローションを有するトップシート(24)と、前記トップシート(24)と前記バックシート(26)との間に配置されている吸収性コア(28)と、を備え、複数の細片(70)から成るパターンの形状で液体透過性トップシート(24)に前記ローションが付けられ、前記細片はローションが付けられていない複数の領域によって隔てられ、複数の細片(70)から成るパターンは不連続的なパターンである。

Description

本発明は使い捨ておむつ、生理用ナプキン、およびパンティライナーなどの吸収性物品に関する。更に具体的に言えば、本発明は前記物品のトップシート、すなわち着用者と接触した状態で配置されるカバー層に関する。本発明に準じて、ある特定の方法でローションが前記トップシートに付けられる。
使い捨て吸収性物品は広く利用でき、また消費者は、経血(生理用ナプキンまたはパンティライナーの場合)を収集および保持するための、または尿および糞便物質(例えば、使い捨ておむつの場合)を収集および保持するための高性能に慣れている。前記物品に対し、消費者は優れた吸収作用を期待すると同時に、着用されている場合における快適性の高い着用感およびサラサラ感に期待する。
多くの場合、そのような物品には、吸収性部材が複数、主に液体を蓄積する設計になっている部材が少なくとも1つ、並びに、主に液体を捕捉および/または分散させる設計になっている別の部材が少なくとも1つ備わっており、前記部材は典型的にはトップシート(着用者に面する側)とバックシート(衣類に面する側)との間に適用されている。
吸収性物品の快適な着用感を向上させる目的で、吸収性物品のうち着用者と接触することになる部分、すなわちトップシートに、ローションコーティングを付けることが知られている。ローションは、複数のスキンケア効果、例えば、おむつかぶれの防止をもたらすと考えられる。更にローションには、糞便が着用者の皮膚に付着するのを防止する機能があると考えられる。
このようなローションは例えば米国特許第3,585,998号に開示されており、同特許では、圧力によって破裂可能なカプセルで、ベビーオイルが含まれている一連のカプセルを有する内側ライナーを備えた乳幼児用使い捨ておむつを開示している。
米国特許第3,489,148号では、疎水性および疎油性のトップシートを備えた乳幼児用おむつを開示している。前記トップシートの一部は油性物質のフィルムでコーティングされている。前記フィルムはミクロの規模では不連続的なフィルムとして記載されている一方で、肉眼レベルでは均一なフィルムの領域によってトップシートの大部分が覆われている。トップシートの前記以外の領域は全く被覆されていない。
米国特許第6,426,444号では、複数の細片の形状でトップシートにローションを適用することを開示している。前記複数の細片は、ローションが付けられていない複数の細片で隔てられている。
米国特許出願番号2002/0128615号では、吸収性物品の身体側のライナーであって、複数の細片の形状でライナーに付けられることが可能な吸収性物品用非水性組成物を開示している。長手方向に沿って伸びる組成物の細片が1〜20個含まれているパターンが開示されている。開示されているパターンでは、長手方向中心線がローション含有細片で覆われている。
吸収性物品に所望の吸収力をもたらすという点で、少なくとも蓄積部材は、旧来から用いられているパルプ繊維素材と混合させた超吸収性素材を含むことが多くなる。このような超吸収性素材は、その自重分の量を何度も(例えば10回、20回、または30回)吸収することができるので、更に高度な流体処理特性を備えた物品を設計する場合に非常に有用である。最近の製品の多くでは、濃度がより一層高い、すなわち濃度が蓄積部材の総重量の50%超という超吸収性素材が用いられている。これらの製品では、非常に薄い蓄積部材で高い吸収能力が実現されており、その結果、典型的には全体的に薄い製品になっている。超吸収性素材は、大量の液体を蓄積できるものの、その液体が当たる部位から、吸収性物品のより離れた領域までその液体を分散させることができない場合が多く、また吸収性物品が受け入れ可能な速さと同程度の速さで液体を捕捉できない場合が多い。
ローションが付けられることは通常、吸収性物品の吸収作用に有益ではない。事実、多くの場合、ローション入りの吸収性物品は、ローションが付けられていない同等の吸収性物品よりも吸収力が低く、液体の分散力も劣っている。1つの態様において、液状で付けられているローションは、その一部が吸収性物品に吸収されるため、着用者にとって何の役にも立たないうえ、吸収性物品の吸収力を低下させる場合がある。別の態様において、一部のローションは疎水性であり、該ローションは、ローションが存在している任意の層の中で液体が分散するのを阻害する傾向がある。
以上のことから、一方では非常に快適な着用感を確実にもたらす形状のローションを備えており、他方では優れた吸収力とサラサラした特性を備えているローション入り吸収性物品を提供するのは当業者にとって困難である。低コストの大量生産という形でこの双方を達成するのは更に困難である。しかし、吸収性物品は使い捨て製品であるのが最も典型的であるため、吸収性物品を低コストで大量生産可能にすることも重要である。本発明では、これらのことを全て考慮して以下の目的を掲げている。
上記の開示されている物品と比較して、向上した液体処理特性を備えた吸収性物品を提供することが、本発明の目的の1つである。
更に、本発明の目的の1つは、着け心地が更に快適で、とりわけ優れたサラサラ感を備えた吸収性物品を提供することである。
更に重要な態様の1つでは、本発明の目的の1つは、例えばスキンケア効果をもたらすことによって、吸収性物品の優れた着用感に寄与するローションを有する吸収性物品を提供することである。
これに加えて更に重要な態様では、本発明の目的の1つは、低コストの大量生産に適した吸収性物品を提供することである。
本発明は、おむつおよび生理用ナプキンなどの吸収性物品、並びに、前記物品に有用なトップシートに関する。更に具体的に言えば、本発明は以下から成る吸収性物品(20)に関する。
− 液体不透過性バックシート(26)と、
− 前記バックシート(26)と接合された液体透過性トップシート(24)であって、前記物品が着用されている場合に前記物品(20)の内側の方を向く内面、および、着用者の皮膚の方を向く外面を含み、トップシートの前記外面の少なくとも一部にローションを有するトップシート(24)と、
− 前記トップシート(24)と前記バックシート(26)との間に配置された吸収性コア(28)と、を備え、
複数の細片(70)から成るパターンの形状で液体透過性トップシート(24)に前記ローションは付けられ、前記細片はローションが付けられていない複数の領域によって隔てられ、複数の細片(70)から成るパターンは不連続的なパターンである。
定義
本明細書で使用する時、次の用語は次の意味を有している。
「吸収性物品」とは、液体を吸収且つ収容する装置を指し、より具体的には、着用者の身体に当ててまたは着用者の身体に近接させて設けて、身体から排泄された様々な滲出物を吸収且つ収容する装置を指す。吸収性物品としては、おむつ、成人失禁用ブリーフ、トレーニングパンツ、おむつホルダーおよびおむつライナー、生理用ナプキンなどが挙げられるが、これらに限定されない。吸収性物品としてはまた、家庭用洗浄拭き取り用品、乳幼児用拭き取り用品などの拭き取り用品も挙げられる。
「使い捨て」とは、一般的に洗濯または他の方法で復元または再使用することを意図していない(すなわち、1回の使用後に廃棄し、好ましくはリサイクルする、堆肥化する、ないしは別のまた環境に適合する方法で処理することを意図している)物品を説明するために本明細書で使用される。
「設置された」とは、ある要素が他の要素と共に一体構造体として、またはもう1つの要素に接合されている別個の要素として、特定の場所または位置で形成される(接合されて配置される)ことを意味するために使用する。
「おむつ」とは、乳幼児および失禁症者が一般的に胴体下部の周りに着用する吸収性物品を指す。
「厚さ」および「キャリパー」という用語は、本明細書においては同義的に使用される。
「取り付けられた」または「接合された」には、1つの要素を他の要素に直接付着させることによりその要素を他の要素に直接固定させた構成と、1つの要素を中間部材に付着させ、次にその中間部材を他の要素に付着させることによりその要素を他の要素に間接的に固定させた構成が含まれる。
「含む」および「含んでいる」は、次に続くもの、例えば構成要素の存在を指定する制限のない用語であるが、当技術分野で周知の、または本明細書で開示した他の機能、要素、工程または構成要素の存在は排除しない。
「親水性」という用語は、これらの繊維上に沈着した水性液体(例えば、水性体液)によって濡れることが可能な繊維または繊維の表面について述べる。親水性および湿潤性は典型的には、流体の接触角および(例えば不織布地を通る)流体しみ出し時間の観点から規定される。この点については、アメリカ化学会(the American Chemical Society)の出版物、名称「接触角、湿潤性、および接着(Contact angle, wettability and adhesion)」(ロバート・F・グールド(Robert F.Gould)編集)(1964年版権)に詳細に説明されている。繊維、または繊維の表面は、流体と繊維若しくはその表面との間の接触角が90度未満のとき、または流体が繊維の表面全体に自然に広がる傾向があるときに流体によって濡れている(すなわち、親水性)といわれ、通常は両方の条件が共存する。逆に、接触角が90度より大きい場合および流体が繊維の表面全体に自然に広がらない場合は、繊維または繊維の表面は疎水性とみなされる。
「繊維」および「フィラメント」という用語は、同義的に使用する。
「不織布」、「不織布布地」および「不織布ウェブ」という用語は、同義的に使用する。
使い捨て物品20には、長手方向中心線Lと横断方向中心線Tという2本の中心線がある。
本明細書で使用する時、「長手方向」という用語は、着用者が使い捨て物品20を着用した時に、直立状態の着用者の身体を左右に二分する垂直面と概ね一直線になっている(例えばほぼ平行に配置されている)平面内にある、使い捨て物品20の平面における線、軸線、または方向を指す。
本明細書で使用する時、「横断方向」または「横方向」という用語は、互換性があり、長手方向と概ね直交している平面内にある、使い捨て物品20の平面における線、軸線、または方向を指す。
また「不連続的」という用語は、以下のように理解するものとする。ローション含有細片の連続的な細片パターンは、細片パターンの一番外側の境界線によって形成されている領域の全長にわたって一方向に伸びている(例えば、全長にわたって長手方向に伸びている)細片を備えているとともに、幅(例えば横断方向で測定した幅)の同じ細片を備えており、ローションが含まれていない幅(例えば横断方向で測定した幅)が同じ領域によって隔てられているパターンである。本明細書で使用する時、細片の幅が同じでない場合、細片を仕切っているローションが含まれていない領域の幅が同じでない場合、細片が、細片パターンの一番外側の境界線によって形成されている領域の全長にわたって伸びていない場合、またはこれらの条件が組み合わさっている場合は、複数の細片から成るパターンは不連続的なパターンである。
吸収性物品
図1は、本発明による吸収性物品の好ましい実施形態としてのおむつ20の平面図である。おむつは、収縮させずに広げた状態(すなわち弾性によって収縮していない状態)で示してある。構造の一部を切り取って、おむつ20の下層構造をより明瞭に示している。着用者に接触するおむつ20の部分が、観察者の方を向いている。図1のおむつ20のシャーシ22は、おむつ20の本体を備える。シャーシ22には、液体透過性トップシート24および/または液体不透過性バックシート26が含まれている外側カバーが備わっている。また、前記シャーシには、トップシート24とバックシート26の間に挿入させた吸収性コア28の大部分または全部が含まれていてもよい。シャーシには更に、サイドパネル30、レッグカフ32、および腰部機能34が含まれているのが好ましい。レッグカフおよび腰部機能には典型的には弾性部材33が備わっている。おむつ20の1つの末端部は、おむつ20の前腰部領域36として構成されている。反対側の末端部は、おむつ20の後腰部領域38として構成されている。おむつ20の中間部は、前腰部領域36と後腰部領域38の間を長手方向に伸びる股部領域37として構成されている。股部37はおむつ20の一部分であり、おむつ20を着用した時に着用者の脚の間に概ね配置される部分である。前記腰部領域36および38には、好ましくは後腰部領域38に取り付けた締着部材40と、前腰部領域36に取り付けたランディング区域42を備える締着システムが含まれていてもよい。おむつ20には、長手方向軸100および横断方向軸110がある。おむつ20の周囲は、おむつ20の外側縁部によって形成されており、長手方向縁部44はおむつ20の長手方向軸100に概ね平行に走っており、終縁部46はおむつ20の横断方向軸110と概ね平行に走っている。
一体型吸収性物品では、シャーシ22におむつの主要構造を有し、この構造には、おむつの複合構造を形成するために追加した他の機能が備わっている。トップシート24とバックシート26と吸収性コア28は、様々な周知の構成で組み立てることができるが、好ましいおむつの構成は、米国特許第5,569,234号、名称「使い捨てプルオン・パンツ(Disposable Pull-On Pant)」(ブエル(Buell)ら、1996年10月29日発行)と米国特許第6,004,306号、名称「多方向延伸性サイドパネルを有する吸収性物品(Absorbent Article With Multi-Directional Extensible Side Panels)」(ロブル(Roble)ら、1999年12月21日発行)に概ね記載されている。
図1のトップシート24は、全体的に若しくは部分的に伸縮または短縮させて、トップシート24と吸収性コア28の間に空隙空間を設けてもよい。伸縮または短縮させたトップシートを含む代表的な構造は、米国特許第5,037,416号、名称「弾性的延伸性のトップシートを有する使い捨て吸収性物品」(アレン(Allen)ら、1991年8月6日発行)と米国特許第5,269,775号、名称「使い捨て吸収性物品のための三等分トップシートおよびこのような三等分トップシートを有する使い捨て吸収性物品(Trisection Topsheets for Disposable Absorbent Articles and Disposable Absorbent Articles Having Such Trisection Topsheets)」(フリーランド(Freeland)ら、1993年12月14日発行)に更に詳細に記載されている。
図1のバックシート26は一般的に、バックシート26とトップシート24の間の吸収性コア28と共に配置されるおむつ20の部分である。バックシート26はトップシート24と接合されていてもよい。バックシート26は、吸収性コア28に吸収されて物品20内に収容された排出物が、ベッドシーツや下着などのおむつ20と接触する可能性のある他の外部の物品を汚すことを防ぐ。好ましい実施形態では、バックシート26は液体(例えば尿)に対して本質的に不透過性であり、不織布と薄いプラスチックフィルム(厚さ約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の熱可塑性フィルムなど)から成る積層体を備えている。好適なバックシートフィルムとしては、インディアナ州テレホートのトレデガーインダストリーズ社(Tredegar Industries Inc.)製の市販品X15306、X10962、およびX10964が挙げられる。他の好適なバックシート素材としては、おむつ20から蒸気を逃すものの、それでも排出物がバックシート26を通過することを防ぐ通気性素材が挙げられる。代表的な通気性素材としては、織布ウェブ、不織布ウェブ、フィルムコーティング不織布ウェブなどの複合材、並びにエスポアールNO(ESPOIR NO)の名称で日本の三井東圧株式会社により製造されているミクロ孔質フィルムおよびエクゼア(EXXAIRE)の名称でテキサス州ベイシティーのエクソンケミカル社(EXXON Chemical Co.)により製造されているようなミクロ孔質フィルムなどの素材を挙げることができる。
図1の吸収性コア28は通常、トップシート24とバックシート26の間に設置される。吸収性コア28には、一般的には圧縮性で、快適で、着用者の皮膚に対して非刺激性であり、しかも尿などの液体および他のある種の身体排泄物を吸収して保持できるいかなる吸収性素材を含めてもよい。吸収性コア28には、一般的にエアフェルトと呼ばれている粉砕木材パルプなど、使い捨ておむつおよびその他の吸収性物品で広く使用されている多種多様な液体吸収性素材を含んでもよい。他の好適な吸収性素材の例としては、捲縮セルロース詰め物(creped cellulose wadding)、コフォームなどのメルトブローポリマー、化学的に剛化、改質、若しくは架橋させたセルロース繊維、ティッシュラップおよびティッシュラミネートなどのティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル素材、または他の周知の吸収性素材、またはこれらの素材の組み合わせが挙げられる。吸収性コアには、微量(通常10%未満)の非液体吸収性素材、例えば、接着剤、ワックス、油などを更に含んでもよい。
吸収性集合体として使用するための代表的な吸収性構造は、米国特許第4,834,735号、名称「低密度および低坪量の捕捉区域を有する高密度吸収性部材(High Density Absorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones)」(アレマニー(Alemany)ら、1989年5月30日発行)と、米国特許第5,625,222号、名称「非常に高い水/油比を有する高内相エマルジョンから作られた水性流体のための吸収性フォーム素材(Absorbent Foam Materials For Aqueous Fluids Made From high Internal Phase Emulsions Having Very High Water-To-Oil Ratios)」(デスマライス(DesMarais)ら、1997年7月22日発行)に記載されている。
更に、おむつ20は、当技術分野においてよく知られているその他の機能(フロントイヤーパネルおよびリヤイヤーパネル、ウエストキャップ機能、伸縮材など)を、フィット感、密閉力、美的特性を向上させるために有してもよい。このような追加の機能は当該技術分野で周知であり、米国特許第3,860,003号、名称「使い捨ておむつ用の収縮可能なサイド部分(Contractable side portions for disposable diaper)」(ブエル(Buell)ら、1975年1月14日発行)と、米国特許第5,151,092号、名称「事前処理済み弾力剛性体折り曲げヒンジ付動的弾力腰部機能を備える吸収用品(Absorbent Article With Dynamic Elastic Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」(ブエル(Buell)ら、1992年9月29日発行)に記載されている。
おむつ20を着用者の周囲の適切な位置に保持するために、腰部領域36および38には、好ましくは後腰部領域38に取り付けた締着部材40を備えた締着システムを含めてもよい。好ましい実施形態では、締着システムには、前腰部領域36に取り付けたランディング区域42が更に備わっている。締着部材は、前腰部領域36に、好ましくはランディング区域42に取り付けて、足の開口部と物品の腰を形成させる。
本発明によるおむつ20は、再び閉めることが可能な締着システムを有するか、あるいはパンツ型のおむつの形態で提供されてもよい。
締結システムおよびその構成要素のいずれかには、そのような使用に好適ないかなる素材も含むことができ、その素材としてはプラスチック、フィルム、発泡体、不織布ウェブ、織布ウェブ、紙、積層体、繊維強化プラスチックなど、またはこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。締結システムを作り上げる素材は、可撓性であるのが好ましい場合がある。可撓性は、締結システムが身体形状に順応し、その結果、締結システムによって着用者の皮膚を刺激するかまたは傷つける可能性を低減できるように設計する。
図2には、横断方向軸110に沿って切った図1の断面図が示されている。おむつには、着用者に面する側から、トップシート24、吸収性コア28の構成要素、およびバックシート26が備わっている。吸収性コアは、着用者に面する上側捕捉層52と下側捕捉層54を備えた捕捉システム50を含むのが好ましい。好ましい実施形態の1つでは、上側捕捉層に不織布地が含まれている一方で、下側捕捉層に、好ましくは、化学的に剛化し、撚り合わせ、巻いた繊維と、表面積の大きな繊維と、熱可塑性結合繊維の混合物が含まれている。別の好ましい実施形態では、双方の捕捉層とも、好ましくは親水性である不織布素材から作られている。捕捉層は、蓄積層60と直接接触しているのが好ましい。
蓄積層60は、コアラップ素材で覆われているのが好ましい。好ましい実施形態の1つでは、コアラップ素材には最上層56と最下層58が備わっている。最上層56および最下層58は、不織布素材からもたらすことができる。好ましい素材の1つは、スパンボンド層、メルトブローン層、およびまた別のスパンボンド層から成るいわゆるSMS素材である。最上層56および最下層58は、2枚以上の独立した素材シートから形成させてもよく、またその代わりに単一の素材シートから形成させてもよい。この単一の素材シートは、例えば半分に折った状態で蓄積層60の周りに巻き付けてもよい。また、最上層56および最下層58は好ましくはその周辺部に沿って互いに接合されていてもよい。好ましい1つの選択肢では、双方の層がその長手方向周辺部に沿って接合されており、他の実施形態では、これらの層は、横断方向周辺部に沿って、または長手方向周辺部と横断方向周辺部に沿って接合されている。この接合は、当該技術分野において周知の複数の方法、例えば接着法によって、連続的または不連続的なパターン、好ましくは直線状または曲線状のパターンを用いて実現させることができる。
蓄積層60には典型的には、超吸収体、吸収性ゲル化材と混合させた繊維素材が含まれている。吸収性コア28に好適なものとして上に記した他の素材を含んでもよい。本発明による好ましい蓄積層には、蓄積層の総量の少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、または少なくとも90%に相当する量で超吸収性素材を含んでよい。
本発明によるおむつに有用な上側液体捕捉層52には、以下に示す不織布地のいずれかを含んでよい。好ましい上側液体捕捉層52には、結合材、好ましくはスチレンブタジエンラテックス結合剤から成る結合材が含まれている。スチレンブタジエンラテックス結合剤のカルボキシル化レベルは少なくとも10%、好ましくは少なくとも12%であるのが好ましい。上側液体捕捉層52にはポリエステル繊維が含まれており、前記液体捕捉層は、スチレンブタジエンラテックス結合剤が20〜40重量%、前記ポリエステル繊維が60〜80重量%を備えるのが好ましい。前記ポリエステル繊維は、第1の種類の繊維を20〜80重量%、第2の種類の繊維を20〜80重量%備え、前記第2の種類の繊維にスパイラル捲縮繊維が含まれているのが更に好ましい。非常に好ましいのは、第1の種類の繊維に平坦な捲縮性が備わっており、第2の種類の繊維に科学的に均質な中空2成分繊維が含まれている上側液体捕捉層である。また、ポリエステル繊維をカーディングして不織布を形成させたいずれかの上側液体捕捉層も非常に好ましい。
好ましい捕捉システムは、超吸収性素材を含んでもよい。このような捕捉システムは、単一の捕捉層または複数の捕捉層を備えてもよい。複数の捕捉層を備える場合、その捕捉層のいずれかに超吸収性素材を含んでもよい。個別の捕捉層の総量の少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%に相当する量、更に時には個別の捕捉層の総量の100%の量でこのような超吸収性素材を含んでもよい。
不織布
「不織布地」とは、摩擦および/または粘着および/または接着により結合させ、指向性繊維またはランダムに配向された繊維で作られているシート、ウェブ、または詰め物(batt)であり、紙およびさらなるニードル加工の有無を問わず、結合糸若しくはフィラメントを組み込んだ織り製品、編み製品、タフテッド製品、ステッチで結合した製品、または湿式粉砕によるフェルト製品は含まれない。
前記繊維は天然起源のものでもよいし、人工起源のものでもよい。繊維は短く切断したフィラメント若しくは連続フィラメントでもよいし、またはその場で形成させてもよい。
不織布布地は、メルトブロー法、スパンボンド法、カーディング法のような多くの方法によって形成させることができる。不織布地の坪量は通常、1平方メートル当たりのグラム数(gsm)で表される。
市販の繊維の直径は、約0.001mm未満〜約0.2mm超の範囲であるいくつかの異なる形態、つまり短繊維(ステープル繊維または細断繊維として周知である)、連続単繊維(フィラメントまたはモノフィラメント)、連続フィラメントの撚っていない束(麻くず(tow))、および連続フィラメントの撚り束(編み糸)で提供される。それらは、編んでロープおよび索類にすることができ、フェルト(不織布若しくは不織布地とも呼ばれる)にすることもでき、織って若しくは編んで織物にすることもでき、高強度繊維の場合には、複合物、すなわち2つ以上の異なる素材から製造する製品において補強材として使用することもできる。繊維は、その起源、化学構造、またはその両方によって分類される。
また不織布地には、自然に作られる繊維(天然繊維)、人によって製造される繊維(合成繊維または人工繊維)、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。天然繊維の例としては、羊毛、絹、毛皮、および毛髪などの動物繊維と、セルロース、綿、亜麻、リネン、および麻布などの植物繊維と、ある種の天然に生じる鉱物繊維とが挙げられるが、これらに限定されない。合成繊維は、天然繊維由来のものであってもよいし、天然繊維由来でないものでもよい。また天然繊維由来の合成繊維の例としてはレーヨンおよびリオセルが挙げられるが、これらに限定されず、そのいずれも天然多糖類繊維であるセルロース由来である。天然繊維由来でない合成繊維は、他の天然資源または鉱物資源に由来し得る。天然資源由来でない合成繊維の例としてはデンプンのような多糖類が挙げられるが、これらに限定されない。鉱物資源からの繊維の例としては、石油由来のポリプロピレン、ポリエチレン繊維などのポリオレフィン繊維、およびポリエステルと、ガラスおよびアスベストなどのシリケート繊維とが挙げられるが、これらに限定されない。
不織布ウェブは、直接押出成形プロセスによって形成でき、そのプロセス中に、繊維およびウェブはほぼ同時点に形成させるか、または事前に形成させた繊維によって形成させて、明らかに後の時点でウェブにすることができる。直接押出成形プロセスの例としては、典型的には層を形成するスパンボンド法、メルトブロー法、溶媒紡糸、電界紡糸、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
「レイイング(“laying”)」法の例としては、湿式レイイング法(wetlaying)および乾式レイイング法(drylaying)が挙げられる。乾式レイイング法(drylaying)のプロセスの例としては、典型的には層を形成するエアレイイング法、カーディング法、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。上記の方法を組み合わせると、一般にハイブリッドまたは複合体と呼ばれる不織布を得られる。組み合わせの例としては、典型的には層状であるスパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)、スパンボンド−カーディング(SC)、スパンボンド−エアレイド(SA)、メルトブローン−エアレイド(MA)、およびこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。直接押出成形を含む組み合わせは、直接押出成形プロセスとほぼ同時点に(例えば、SAおよびMAのスピンフォームおよびコフォーム)、またはその後の時点で組み合わせることができる。上記の例では、各プロセスによって1つ以上の個別の層を形成することができる。例えば、SMSは、三層の「sms」ウェブ、五層の「ssmms」ウェブ、またはこれらの妥当ないかなる変形形態をも意味することができ、小文字は個々の層を表し、大文字は類似の隣接層をまとめて表している。
不織布ウェブ中の繊維は典型的には、重なり合う接合部のいくつかで、1つ以上の隣接繊維に接合されている。これには、2層以上の層があるときの各層内での繊維の接合と層間の繊維の接合が含まれる。繊維は、機械的な絡合、化学結合、またはこれらの組み合わせによって接合されることができる。繊維はまた、熱接合によって接合されることもでき、これには空気通過接合、および加熱されたカレンダロールの使用による熱結合などの技術が含まれる。
好ましいトップシート
上記の繊維および製造技術は全て、本発明によるトップシートをもたらす際に有用であり得る。
液体(例えば尿)がトップシートを通って迅速に移動するよう促すために、おむつのトップシートは親水性素材からもたらすことができる。トップシートが親水性素材から作られている場合、液体がトップシートを通って更に迅速に移動するように、トップシートの少なくとも上面を処理して疎水性にするのが好ましい。液体の十分な移動を可能にする大きな孔を親水性素材に含むのが好ましい可能性がある。このようなトップシートのいずれの実施形態も、身体排泄物がトップシートを通じて吸い込まれて吸収性コアに吸収されずに、トップシートから流れ出る可能性を低くさせる。トップシートを界面活性剤で処理することによって、トップシートに親水性を持たせることができる。トップシートを界面活性剤で処置するための好適な方法としては、トップシート素材に界面活性剤を噴霧すること、および前記素材を界面活性剤中に浸漬することが挙げられる。
本発明で有用なローション組成物は、(1)皮膚軟化剤、(2)皮膚軟化剤固定化剤、(3)任意成分である親水性界面活性剤、および(4)その他の任意成分を備える。
ローションが物品内部に流れ込まないように、皮膚軟化剤、固定化剤、および任意成分を含む前記ローション組成物の粘度は、可能な限り高くしなければならない。残念なことに、粘度が高いと、付けられる時に処理上の問題が生じることの多いローション組成物が得られることもある。従って、ローション組成物が物品のトップシートの表面上に留まるように粘度を十分に高くする反面、処理上の問題を発生させるほどには粘度が高くならないように、バランスを取らなければならない。ローション組成物に好適な粘度は典型的には、60℃で測定した場合で、約0.005Pa・s(5cps)〜約0.2Pa・s(200センチポアズ)、好ましくは約0.015Pa・s(15cps)〜約0.1Pa・s(100センチポアズ)である。
ローション組成物は、20℃すなわち周囲温度において、固体であるか、それよりも半固体である場合が多い方が好ましい。「半固体」とは、ローション組成物が、擬塑性または塑性流体に典型的なレオロジーを有することを意味する。剪断力がかかっていない場合には、ローション組成物の外観は半固体であり得るが、剪断速度が増加すると流動性になり得る。これは、ローション組成物には主として固体の構成成分が含有されている一方で、一部の少量の液体構成成分も含有されているという事実によるものである。
本発明の物品用トップシートには、効果的な量のローション組成物が含まれている。本明細書で使用する時、「効果的な量のローションコーティング」という用語は、物品のトップシートに付けられた場合に、着用者の皮膚の状態を向上させるのに効果的であるか、または状況によっては着用者の皮膚に糞便が付着するのを減少させるのに効果的である量の、特定のローション組成物を指す。当然のことながら、ローションコーティングの効果的な量は、大抵の場合、用いられる特定のローション組成物によって左右される。
ローションは、吸収性物品のトップシートに好ましくは0.02g〜2g、より好ましくは0.04g〜0.4g、更に好ましくは0.08〜0.2g付けられる。これは、トップシートのローション含有領域(ローション含有細片)内にローションを1平方メートル当たり2〜200g(より好ましくは1平方メートル当たり5〜50g、更に好ましくは1平方メートル当たり10〜20g)付けることによって実現させるのが好ましい。
本発明に従ってローション組成物の適用に好適な技術は複数あり、すなわち、スプレー法、グラビアコーティング法、押し出しコーティング法が好ましい。これらの手法はいずれも当業者には周知である。
当業界で周知の従来型のアプローチの1つによれば、ローションは、上記の方法のいずれかで、大抵はスプレー法を用いて、トップシートの広範な領域にわたって比較的均一に付けられる。一部のローション、とりわけ疎水性のローションは、少なくとも高濃度で用いた場合、液体の吸収を妨げることで知られているため、比較的均一なパターンの一部には、ローションが含まれていないウィンドウが採用されている。ローションが含まれていないウィンドウは、吸収性物品の股領域に設置されるのが好ましい。
別のアプローチによれば、ローションは細片パターンでトップシートに付けられている。具体的には、米国特許第6,426,444号では、均一な幅、典型的には幅が0.25cm(0.1インチ)〜2.5cm(1インチ)の細片(70)での適用が開示されている。細片(70)は均一なパターンで配置する。すなわち細片(70)の幅は全て同じにし、細片(70)はいずれも、ローションが含まれていない細片で仕切る。また、ローションが付けられていない細片の幅も全て同じにする。このような細片パターンは、ローションが含まれていない領域が数多く設けられており、細片パターンのローション適用法もコスト効率が非常に良いため、比較的広い領域に均一にローションを充填させたパターンよりも好ましい。
ただし、本発明を考案した際に、細片パターンには、とりわけ、細片パターンを備えたトップシートを、比較的濃度の高い超吸収性素材を備えた捕捉システムと組み合わせた場合に、不都合な点がいくつかある可能性のあることが明らかになった。例えば細片(70)が長手方向に向いている場合に、液体の横方向への分散が不十分であることが明らかになった。理論によって制限されないが、液体は大部分が長手方向に沿って分散し、横方向への分散は比較的少ないものと思われる。この結果、蓄積層の蓄積力が十分に活用されないことになる。この問題は、均一な細片パターンの場合に特に深刻であることが明らかになった。このため、捕捉時間が大幅に短縮化し、それによって吸収力が比較的弱くなり、つまり潜在的に着用者が濡れた感触を持つようになる。
上記の問題は、捕捉システムが超吸収性素材を含まないが、蓄積層に超吸収性素材を大量に、例えば超吸収性素材を50%超含む場合に発生すると思われる。この場合も、連続的な細片パターンが原因で、ある1つの方向への液体の分散が非常に少なくなる可能性がある。長手方向を向いている連続的な細片パターンは、液体の横方向への分散を大きく減少させることが明らかになっている。更に、超吸収性素材が蓄積層にしか存在していない場合も、そのことが原因で液体の捕捉が減速および弱体化し、その結果、超吸収性素材の量を増やす必要性が生じ、使い捨て物品が希望に反して高額化する場合もある。
驚くべきことに、本発明を考案した際に、不連続的な細片パターンをもたらすことによって、上に記した目的の全てを満たせることが明らかになった。これまでは、ローションは(例えばスプレー法によって)広範且つ連続的な領域に付けられる一方で、それ以外の場所にローションが付けられていない領域を設けるか、細片を用いて(例えばロールオン式の適用法によって)ローションが付けられている領域とローションの付けられていない領域を組み合わせて付けられることが知られていた。ただし、このような細片パターンは、実質的にトップシート領域全体にわたって伸びていた。つまり今回は、既知のパターンと、これまでは代替手段のみと考えられていたパターンという概念的に異なるローション適用パターンを組み合わせた。一方では、適用しやすい細片パターンを採用し、他方では、比較的広範な領域にローションを付けないようにしている。
本発明の非常に好ましい実施形態の1つでは、長手方向の細片(70)が用いられている。第1の区域では、比較的間隔の狭い細片(70)が用いられている。すなわち、細片の間にある、ローションが含まれていない区域の幅が比較的狭い。ローションが含まれていない区域の幅は1mm〜10mm、より好ましくは1mm〜5mmであるのが好ましい。狭い細片区域の横に隣接する形で、細片(70)の間隔がより広くなっている第2の区域が存在している。この領域では、ローションが含まれていない細片(70)の間隔は、5mm〜40mm、より好ましくは20〜40mm、更に好ましくは30〜40mmであるのが好ましい。更にこの区域に隣接する形で、間隔の狭い第3の細片区域が用いられており、第3の区域の間隔は、上に示した第1の区域の間隔と同じであるのが好ましい。また、第2の区域は、ローションが含まれていない領域のみを備えてもよく、このローションが含まれていない領域が、第1の区域と第3の区域によって形成される細片パターンを不連続的なパターンにする。第2の区域の、ローションが含まれていない細片の1つに横軸が含まれているのが好ましく、吸収性物品の長手方向中心線も含まれているのが最も好ましい。
別の好ましい実施形態では、長手方向の細片も用いられている。このような細片(70)は、ローションが含まれていない細片(70)であって、長手方向を向いており、等しい間隔で配置させた細片によって隔てられている。このパターンでは、ローションが含まれている長手方向の細片の少なくとも1つを遮断することによって、不連続性をもたらしてある。ローション含有細片(70)は、10mm〜100mm、より好ましくは30mm〜70mm、更に好ましくは40mm〜60mmの長さにわたって遮断させるのが好ましい。このような遮断によって形成される領域には、使い捨て物品の横断方向中心線が含まれているのが好ましい。
本発明の別の好ましい実施形態では、複数の細片(70)が横断方向中心線と平行に配置されている。横断方向の細片には、上で長手方向の細片として説明したパターンも用いることができ、上記の横断方向の間隔を長手方向の間隔として採用し、横断方向の値を長手方向の値として採用する。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、パターンは複数の不連続的な細片を二つ有し、二つ複数の細片は図5に示したように互いに非平行である。
本発明の任意の細片パターンに関しては、該パターンが、使い捨て物品の長手方向中心線、横断方向中心線のいずれかまたは双方を有する、ローションを含まない領域を備えることが一般的に好ましい。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。
本発明の特定の実施形態を説明および記載してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく他の様々な変更および修正を行えることが当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更および修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本明細書は、本発明を指摘し且つ明白に請求する特許請求の範囲によって結論付けられているが、本発明は、同類の構成要素に同じ参照番号を付した添付の明細書と併せて、以下の図面によってさらに深く理解できると考えられる。
上層を部分的に切り取った使い捨ておむつの平面図。 図1に示した使い捨ておむつの断面図。 本発明による好ましいローションパターンが描かれている、図1に示した使い捨ておむつの平面図。全ての層を示してあるが、レッグカフは示していない。 別の好ましいローションパターンが描かれている、図3に示した平面図。 図3に示した平面図であるが、別の好ましいローションパターンが描かれている。

Claims (12)

  1. 液体不透過性バックシート(26)と、
    前記バックシート(26)と接合された液体透過性トップシート(24)であって、前記物品が着用されている場合に前記物品(20)の内側の方を向く内面および着用者の皮膚の方を向く外面を含み、トップシートの前記外面の少なくとも一部にローションを有するトップシート(24)と、
    前記トップシート(24)と前記バックシート(26)との間に配置された吸収性コア(28)と、を備え、
    複数の細片(70)から成るパターンの形状で液体透過性トップシート(24)にローションが付けられ、前記細片はローションが付けられていない複数の領域によって隔てられ、
    複数の細片(70)から成るパターンは不連続的なパターンである、使い捨て吸収性物品(20)。
  2. 前記パターンは、ローションが含まれていない領域であって、吸収性物品(20)の長手方向中心線または横断方向中心線を含む領域を有する、請求項1の吸収性物品(20)。
  3. トップシートは、疎水性であるとともに、孔を含む、請求項1の吸収性物品。
  4. トップシートは、親水性面を露出させるように処理された疎水性素材を含む、請求項1の吸収性物品(20)。
  5. ローションは、着用者の皮膚に部分的に移動可能である、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の吸収性物品(20)。
  6. ローションコーティングは、20℃において半固体か固体である、請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の吸収性物品(20)。
  7. 複数の細片(70)は、長手方向中心線と平行に配置されている、請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  8. 複数の細片(70)は、横断方向中心線と平行に配置されている、請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  9. パターンは複数の細片を二つ有し、二つの複数の細片は互いに非平行である、請求項1に記載の吸収性物品(20)。
  10. 吸収性コアは、蓄積層の総重量の50%超に相当する量で超吸収性材を含む蓄積部材を有する、請求項1〜9のうちのいずれか1つに記載の吸収性物品(20)。
  11. 捕捉システムは超吸収性材を含む、請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の吸収性物品(20)。
  12. 捕捉システムは、捕捉システムの総重量の50%超の濃度で超吸収性材を含む、請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載の吸収性物品(20)。
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