JP2008519981A - 所定のバイパス比を持つ熱式質量流量センサ - Google Patents
所定のバイパス比を持つ熱式質量流量センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008519981A JP2008519981A JP2007541223A JP2007541223A JP2008519981A JP 2008519981 A JP2008519981 A JP 2008519981A JP 2007541223 A JP2007541223 A JP 2007541223A JP 2007541223 A JP2007541223 A JP 2007541223A JP 2008519981 A JP2008519981 A JP 2008519981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- flow
- tube
- main conduit
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 5
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000010936 titanium Substances 0.000 claims description 4
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 3
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 71
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 6
- 238000013461 design Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 229910000792 Monel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 238000012512 characterization method Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000000376 reactant Substances 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 229910000856 hastalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001055 inconels 600 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001119 inconels 625 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001098 inconels 690 Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/684—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/684—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
- G01F1/6847—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow where sensing or heating elements are not disturbing the fluid flow, e.g. elements mounted outside the flow duct
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F5/00—Measuring a proportion of the volume flow
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F5/00—Measuring a proportion of the volume flow
- G01F5/005—Measuring a proportion of the volume flow by measuring pressure or differential pressure, created by the use of flow constriction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
流量センサは、主導管と、この主導管の上流部分を主導管の下流部分に連結するセンサチューブ及びバイパスチューブであって、主導管を通る流れがセンサチューブ及びバイパスチューブに分割されるセンサチューブ及びバイパスチューブと、センサチューブを加熱するための少なくとも一つのヒーター要素とを備えている。多孔質媒体を含む第1流れ制限器が、主導管の上流部分とセンサチューブとの間に位置決めされており、多孔質媒体を含む第2流れ制限器が、主導管の上流部分とバイパスチューブとの間に位置決めされている。これらの流れ制限器は、所定のバイパス比の流量センサを提供する。その結果、センサは、計測されるガスの種類とは無関係に作動できる。
Description
本開示は、質量流量センサに関し、更に詳細には、熱に基づく質量流量センサに関する。このセンサは、センサチューブ及び少なくとも一つのバイパスチューブを有し、バイパスチューブ及びセンサチューブは、センサに所定のバイパス比を提供する多孔質媒体を収容している。
半導体製造産業では、反応チャンバにガスの状態で送出される一つ又はそれ以上の反応体の量、温度、及び圧力を正確に制御する必要がある。半導体製造産業では、プロセス反応体の送出を制御するため、質量流量制御装置が広く使用されている。図1には、代表的な質量流量制御装置(MFC)の一例が示してある。MFCは、一般的には、MFCを通るガスの流量を計測するための質量流量センサ(このセンサは、以下に説明するように、センサチューブ及びバイパスチューブを含む)と、MFCを通るガスの流れを制御するためのバルブと、質量流量センサ及びバルブに接続された、簡単な制御回路又はP.C.ボードに取り付けられたコンピュータとを備えている。コンピュータには、コネクタを通る所望の流量がプログラムされており、所望の流量は、コンピュータによって、例えば、質量流量センサによって計測された実際の流量と比較される。実際の流量が所望の流量と等しくない場合には、コンピュータは、更に、実際の流量が所望の流量と等しくなるまで、バルブを開放し又は閉鎖するようにプログラムされている。
熱式(thermal) 質量流量センサは、熱エネルギ保存則に基づいて作動する。従って、流れるガスに加えられた出力は、ガスの質量流量にガスの比熱、ガスの密度、及びガスの温度変化を乗じた値と等しい。従って、ガスの性質、ガスの温度変化、及びガスに加えられた出力の量がわかっていれば、質量流量を決定できる。
一つの種類の熱式質量流量センサは、図1及び図2の例示の従来技術の質量流量センサ10に示すように、センサチューブを主感知機構として使用する。
このような装置では、センサチューブ12は、MFCの主導管18を通過する主流れ16の一部14を逸らし、流れの残りはバイパスチューブ18aを通過する。この図は必ずしも縮尺通りでないということに着目することが重要である。代表的には、センサチューブ12は、主導管18よりもかなり小さいが、明瞭化を図るため、図2には幾分拡大して示してある。一般的には、センサチューブ12を通して流体に熱を伝達するため、一つ又はそれ以上の加熱要素20がセンサチューブ12に取り付けられている。これらの加熱要素20は、更に、センサチューブ12の壁の局所的温度を追跡する抵抗温度センサとしても役立つ。
二つの加熱要素20間のガスの温度の上昇は、センサチューブ12を通るガスの質量流量、ガスの比熱、ガスの密度、ヒーター要素20に送出された出力の関数である。回路は、二つの加熱要素20の抵抗(又は温度)の差を電圧出力に変換し、これを較正して流量を得る。通常は、プロセッサに接続されたホイートストンブリッジによって、抵抗の変化を電圧に変換する。プロセッサは、電圧レベルを、記憶された基準ガス較正データと比較し、流量を得る。記憶された基準ガス較正データ又は表には、基準ガスの既知の流量範囲についてセンサが発生する電圧が含まれる。
較正データは、基準ガス以外のガスについては変化するため、センサチューブ12内で計測される各種のガスについて、結果的に得られる計測値を正確にするため、較正データの特性づけ(characterization)が必要とされる。この特性づけは、多ガス補正関数とも呼ばれる。多ガス補正関数は、センサチューブ12のみでの、新たなガスの基準ガスに対する流れの比(Qnew /Qref )である。この比は、センサの電圧に従って変化する。基準ガスの較正表は、センサ電圧及びセンサ電圧での計測された総流量の単なるリストである。新たなガスの較正表を得るため、基準ガスの流れに、基準ガス較正表の各電圧での多ガス補正関数を乗じる。多ガス補正関数により、センサチューブ12は、計測されるガスの種類とは無関係となる。
多ガス補正関数は、基準ガス及び計測されるガスの両方でバイパス比が同じであると仮定する。センサ10のバイパス比η(分割比ともいう)は、バイパスチューブ18a及びセンサチューブ12を通る総流量Qtotal をセンサチューブ12だけを通る流量Qsensorで除した値であると定義される。
多ガスの用途では、ηは、全てのガスに対して等しくなければならない。基準ガスでの値からのηの何らかの変化は、当該ガスについての多ガスバイパス比誤差εbpと定義される。
εbpは、新たなガスについての較正誤差となる。バイパスチューブ18aは、通常は、この誤差を小さくするように設計される。
多ガスバイパス比誤差εbpは、主導管、バイパスチューブ、及びセンサチューブの幾何学的状態が理想的でないことによる入口効果(entrance effect) 等の圧力損失のため、バイパス比ηがガスによって変化することによって生じる。これらの圧力損失は、「レイノルズ損失」とも呼ばれる。これは、損失が、計測されるガスのレイノルズ数の関数であるためである。レイノルズ損失は、ガス流の計測における誤差の主因である。レイノルズ損失は、バイパスチューブ18a及びセンサチューブ12を適切に設計することによって、バイパス比ηを様々なガスに対して一定にすることによって、最少にされるか或いはなくされる。しかしながら、バイパスチューブ18aを適正に設計すると、多くの場合、特に高い流れ範囲で、複雑であり且つ比較的大型の高価なセンサ10となる。
本開示の目的は、様々なガスに関して使用できる新規であり且つ改良された熱式質量流量センサを提供することである。好ましくは、新規であり且つ改良された熱式質量流量センサは、ガスの性質の影響を実質的に受けない(即ち、質量流量センサで計測される各種のガスについてバイパス比の特性づけを必要としない)。更に、新規であり且つ改良された熱式質量流量センサは、好ましくは、設計が比較的簡単であり、安価に製造でき、大きさがコンパクトである。
本開示は、新規であり且つ改良された熱式質量流量センサを提供する。このセンサは、上流部分及び下流部分を含む主導管と、主導管の上流部分を主導管の下流部分に連結するセンサチューブ及びバイパスチューブであって、主導管を通る流れがセンサチューブ及びバイパスチューブを通して分割される、センサチューブ及びバイパスチューブと、センサチューブを加熱するための少なくとも一つのヒーター要素とを含む。センサは、更に、主導管の上流部分とセンサチューブとの間に位置決めされた第1流れ制限器と、主導管の上流部分とバイパスチューブとの間に位置決めされた第2流れ制限器とを備えている。
本発明の一つの特徴によれば、流れ制限器は、多孔質媒体を含む。
この他の特徴及び利点のうち、本開示の質量流量センサは、流れ制限器により所定の流量比の流れ検出装置を提供するため、ガスの性質の影響を実質的に受けずに作動する。更に、本開示の質量流量センサは、設計が比較的簡単であり、安価に製造でき、大きさがコンパクトである。
本開示の以上の及び他の目的、その様々な特徴、並びにその開示は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより、更によく理解されるであろう。
添付図面に亘り、同じ要素には同じ参照番号が付してある。
添付図面のうち、特に図3及び図4を参照すると、これらの図には、本開示に従って形成した流量センサ100の例示の実施例が示してある。流量センサ100は、図1に示す質量流量制御装置等の質量流量制御装置の部品として使用できる。このような用途では、図1及び図2に示す流量センサ10に代えて本開示の質量流量センサ100を使用する。本開示は、更に、図3及び図4の流量センサ100を使用する流れ計測方法及び流れ制御方法に関する。
この他の特徴及び利点のうち、本開示の質量流量センサ100は、ガスの性質の影響を実質的に受けずに作動する。更に、本開示の質量流量センサ100は、設計が比較的簡単であり、安価に製造でき、大きさがコンパクトである。
一般的には、流量センサ100は、上流部分118b及び下流部分118cを持つ主導管118と、主導管118の上流部分118bを主導管118の下流部分118cに連結するセンサチューブ112及びバイパスチューブ118aとを含み、主導管118を通る流れは、センサチューブ112及びバイパスチューブ118aを通るように分割される。添付図面は縮尺通りでなく、センサチューブ112は主導管118よりもかなり小さいが、明瞭化を図るため、添付図面では幾分大きく示してあるということに着目すべきである。センサ100は、更に、センサチューブ112を加熱するための少なくとも一つの加熱要素120と、主導管118の上流部分118bとセンサチューブ112との間に位置決めされた第1流れ制限器130と、主導管118の上流部分118bとバイパスチューブ118aとの間に位置決めされた第2流れ制限器140とを含む。
本開示の一実施例によれば、第1及び第2の流れ制限器130、140は、多孔質媒体を含む。適当な多孔質媒体は、例えば、コネチカット州ファーミントンのモット社(http://www.mottcorp.com) から入手できる。
多孔質媒体を含む第1及び第2の流れ制限器130、140の形状(例えば、厚さ及び断面積)及び多孔度を変えることによって、バイパスチューブ118a及びセンサチューブ112を通る流量を変化させることができる。一つの例示の実施例によれば、第1及び第2の流れ制限器130、140の多孔質媒体は、焼結金属から形成される。この焼結金属は、焼結前の平均粒径が20μmよりも小さい金属粉体から形成できる。別の実施例によれば、焼結要素の平均粒径は、10μmよりも小さく、焼結金属の密度は少なくとも5g/ccである。
第1及び第2の多孔質媒体流れ制限器130、140を形成するのに使用される金属は、耐熱性及び耐蝕性が高いといった特別の必要条件を満たすため、ステンレス鋼、ニッケル及びニッケル合金、及びチタニウムを含む群から選択されるが、これらの金属に限定されない。詳細には、金属及び合金には、SUS316L、SUS304L、SUS310、SUS347、SUS430、ハステロイC−276、C−22、X、N、B、及びB2、インコネル600、625、及び690、ニッケル200、モネル(モネル(Monel)は登録商標である)400(70Ni−30Cu)、チタニウム、及び合金200が含まれるが、これらに限定されない。
上文中で背景技術のところで論じたように、流れセンサ100のバイパス比η(分割比とも言う)は、センサ100を通って流れる流体の量即ちQsensorの、センサチューブ112を通って流れる流体の量即ちQsensor tube に対する比に等しい。多ガスの用途では、ηは、全てのガスについて等しくなければならない。基準ガスからのηの何らかの変化hは、当該ガスについての多ガスバイパス比誤差εbpと定義される。εbpは、新たなガスについての較正誤差に直接解釈される。本開示のセンサ100は、この誤差を最小にするように設計される。
形状が簡単であるため、ダクト内の非圧縮性層流についてのナヴィエ−ストローク方程式を、一杯に展開した、断面が一定の非圧縮性定常流について閉鎖形態(closed form)で解くことができる。チューブを通る流れQtubeについての解は、
に等しい。
ここで、μはガスの粘度であり、rtubeはセンサチューブ112の半径であり、断面が一定であれば、圧力項は線型である。
ここで、Ltubeはチューブの長さであり、Δptubeはチューブの長さLtubeに亘るガスの圧力変化であり、Δptubeは等式3及び4から計算される。
多孔質媒体流れ制限器を通る流体流れQpmは、ブリンクマン方程式によって記述される。この方程式もまた、断面が一定の非圧縮性定常流を仮定した、閉鎖形態で解くことができる。
ここで、Δppmは、多孔質媒体流れ制限器を通る圧力降下であり、tpmは、多孔質媒体流れ制限器の厚さであり、Apmは、多孔質媒体流れ制限器の断面積であり、kpmは、多孔質媒体流れ制限器の透過性である。
センサ100について、多孔質媒体流れ制限器130及び140は、チューブ112及び118aの夫々と直列である。従って、多孔質媒体流れ制限器130及び140を通る流れは、チューブ112及び118aを通る流れと夫々等しい。
センサ100の前後の圧力降下は、チューブの圧力降下に、センサの各流路についての多孔質フィルタの圧力降下を加えた値と等しい。
バイパス比ηについての表現は、方程式3−8を方程式1(本開示の背景技術の部分に示してある)に適当に代入することによって得ることができる。
上掲の方程式は、流れセンサ100がガスの性質の影響を実質的に受けないようにする多孔質媒体流れ制限器130、140を設計するのに使用できる。(詳細には、多孔質媒体により、バイパスチューブ118aはガスの性質の影響を実質的に受けず、多ガス補正関数により、センサチューブ112はガスの性質の影響を実質的に受けない。)起こり得る唯一の誤差源は、方程式3で一杯に展開した流れ(fully developed flow)を仮定した場合である。しかしながら、実際には、センサチューブ112は、入口効果により圧力損失が生じる。センサチューブ112での圧力降下を打ち消すため、第1多孔質媒体流れ制限器130は、第1多孔質媒体流れ制限器130を通る圧力降下Δp130 が、センサチューブ112を通る圧力降下Δp112 よりも遥かに大きいように設計されている。入口効果は、レイノルズ数の関数であることが知られているけれども、入口効果についての閉鎖形態の解は存在せず、経験的に又は数値計算によってのいずれかで決定しなければならない。本開示の質量流量センサは、多孔質媒体流れ制限器130及び140が、固定したバイパス比を持つ流れセンサ100を提供するため、ガスの性質の影響を実質的に受けずに作動する。
図6のグラフは、本開示に従って形成した流れセンサ100を通る三つの異なるガスの流れの有限要素モデルの結果を示す。このモデルは、主導管118の上流部分118b及び主導管118の下流部分118cにおける三次元の非圧縮性ナヴィエ−ストークス方程式、及び多孔質媒体流れ制限器130及び140を通る三次元のブリンクマン方程式を解く。分割比誤差の変化が、各々のガスについての広い流量範囲に亘って非常に小さいという結果が明らかに示された。こうした変化は、ガスのレイノルズ数と相関して生じる。
図示の例示の実施例では、第1及び第2の多孔質流れ制限器130及び140は、金属プレート150の開口部に押し込んだディスクとして提供される。これを図5に示す。金属プレート150は、図3及び図4に示すように、センサチューブ112及びバイパスチューブ118aと、主導管118の上流部分118bとの間に位置決めされる。
図示の例示の実施例では、ヒーター要素は、上流抵抗コイル120と、下流抵抗コイル120とを含む。図示していないけれども、これらのコイルは、ホイートストンブリッジに接続されている。センサチューブ112内を流れる流体とチューブ壁との間の熱伝達は、流体の温度と壁の温度との間の差、及びチューブの内部の熱伝達率の関数である。二つのコイル120間でのガスの温度上昇は、センサチューブ112を通るガスの質量流量及び流体の比熱の関数である。ホイートストンブリッジは、二つのコイル120の抵抗(又は温度)の差を電圧出力に変換し、これを既知の流体源に対して較正する。
図示していないけれども、本開示の質量流量センサ100を、例えば、質量流量制御装置に組み込んでもよい。質量流量制御装置は、一般的には、制御装置を通るガスの流量を計測するための質量流量センサと、制御装置を通るガスの流れを制御するためのバルブと、質量流量センサ及びバルブに接続されたコンピュータとを備えている。コンピュータは、所望の流量に関してプログラムされており、コンピュータは、これを、質量流量センサが計測した実際の流量と比較する。実際の流量が所望の流量と等しくない場合には、コンピュータは、実際の流量が所望の流量と等しくなるまでバルブを開放し、又は閉鎖する。
本開示は、本発明の精神及び要旨から逸脱することなく、他の特定の形態で実施できる。従って、本明細書中に記載した例示の実施例は、例示であって限定ではないと考えられるべきであり、本開示の範囲は、以上の説明によってでなく、添付の特許請求の範囲によって表示される。従って、特許請求の範囲の意味及び等価性の範囲内の全ての変更は、本発明に含まれる。
100 流量センサ
112 センサチューブ
118 主導管
118a バイパスチューブ
118b 上流部分
118c 下流部分
120 ヒーター要素
130 第1流れ制限器
140 第2流れ制限器
112 センサチューブ
118 主導管
118a バイパスチューブ
118b 上流部分
118c 下流部分
120 ヒーター要素
130 第1流れ制限器
140 第2流れ制限器
Claims (23)
- 流量センサにおいて、
上流部分及び下流部分を含む主導管と、
前記主導管の前記上流部分を前記主導管の前記下流部分に連結するセンサチューブ及びバイパスチューブであって、前記主導管を通る流れが前記センサチューブ及び前記バイパスチューブを通して分割される、センサチューブ及びバイパスチューブと、
前記センサチューブを加熱するための少なくとも一つのヒーター要素と、
前記主導管の前記上流部分と前記センサチューブとの間に位置決めされた第1流れ制限器と、
前記主導管の前記上流部分と前記バイパスチューブとの間に位置決めされた第2流れ制限器とを備えている、センサ。 - 請求項1に記載のセンサにおいて、
前記第1及び第2の流れ制限器は、多孔質媒体を含む、センサ。 - 請求項2に記載のセンサにおいて、
前記多孔質媒体は、焼結金属を含む、センサ。 - 請求項3に記載のセンサにおいて、
前記焼結金属は、焼結前の平均粒径が20μmよりも小さい金属粉体から形成される、センサ。 - 請求項4に記載のセンサにおいて、
前記焼結要素の平均粒径は10μmよりも小さい、センサ。 - 請求項3に記載のセンサにおいて、
前記焼結金属の密度は、少なくとも5g/ccである、センサ。 - 請求項3に記載のセンサにおいて、
前記金属は、ステンレス鋼、ニッケル及びニッケル合金、及びチタニウムからなる群から選択される、センサ。 - 請求項1に記載のセンサにおいて、
前記ヒーター要素は、上流抵抗コイル及び下流抵抗コイルを含む、センサ。 - 請求項1に記載のセンサにおいて、
前記コイルは、ホイートストンブリッジに接続されている、センサ。 - 請求項1に記載の流量センサを含む質量流量制御装置において、
前記流量センサの主導管を通る質量流量を制御するためのバルブと、
前記流量センサ及び前記バルブに接続されており、所望の流量を受け取るようにプログラムされており、前記所望の流量を、前記流量センサを使用して計測した実際の流量と比較し、前記実際の流量が前記所望の流量と等しくない場合には、前記実際の流量が前記所望の流量と等しくなるまでバルブを作動するプロセッサとを含む、質量流量制御装置。 - 流体の流量を計測する方法において、
上流部分及び下流部分を持つ主導管を提供する工程と、
前記主導管の前記上流部分を、前記主導管の前記下流部分に、センサチューブ及びバイパスチューブを通して連結する工程であって、前記主導管を通る流れは、前記センサチューブ及び前記バイパスチューブを通して分割される、工程と、
センサチューブを加熱する工程と、
前記主導管の前記上流部分と前記センサチューブとの間の流れを第1流れ制限器を使用して制限する工程と、
前記主導管の前記上流部分と前記バイパスチューブとの間の流れを第2流れ制限器を使用して制限する工程とを含む、方法。 - 請求項11に記載の方法において、
前記第1及び第2の多孔質は、多孔質媒体を含む、方法。 - 請求項12に記載の方法において、
前記多孔質媒体は、焼結金属を含む、方法。 - 請求項13に記載の方法において、
前記焼結金属は、焼結前の平均粒径が20μmよりも小さい金属粉体から形成される、方法。 - 請求項14に記載の方法において、
前記焼結要素の平均粒径は10μmよりも小さい、方法。 - 請求項13に記載の方法において、
前記焼結金属の密度は、少なくとも5g/ccである、方法。 - 請求項13に記載の方法において、
前記金属は、ステンレス鋼、ニッケル及びニッケル合金、及びチタニウムからなる群から選択される、方法。 - 請求項11に記載の方法において、
前記センサチューブは、上流抵抗コイル及び下流抵抗コイルを使用して加熱される、方法。 - 請求項18に記載の方法において、
前記コイルは、ホイートストンブリッジに接続されている、方法。 - 流体の質量流量を制御するための方法において、
流体の流れを受け入れるための主導管を提供する工程と、
前記主導管の上流部分を前記主導管の下流部分にセンサチューブ及びバイパスチューブを通して連結する工程であって、前記主導管を通る流れは、前記センサチューブ及び前記バイパスチューブを通して分割される、工程と、
前記主導管の上流部分と前記センサチューブとの間の流れを、多孔質媒体を含む第1流れ制限器を使用して制限する工程と、
前記主導管の上流部分と前記バイパスチューブとの間の流れを、多孔質媒体を含む第2流れ制限器を使用して制限する工程と、
所望の総質量流量を受け取る工程と、
電圧較正データに対する既知の基準ガス流を使用して、前記センサチューブ及び前記バイパスチューブを通る質量流量を計測する工程と、
所望の総質量流量を実際の総質量流量と比較する工程と、
実際の質量流量が所望の質量流量と等しくなるまで、前記主導管をとおる流体の流量を調節する工程とを含む、方法。 - 請求項2に記載のセンサにおいて、
前記第1及び第2の多孔質媒体流れ制限器の透過性はほぼ同じである、センサ。 - 請求項2に記載のセンサにおいて、
前記第1及び第2の多孔質媒体流れ制限器の厚さはほぼ同じである、センサ。 - 請求項2に記載のセンサにおいて、
前記第1及び第2の多孔質媒体流れ制限器の流れ断面積はほぼ同じである、センサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/987,718 US7121139B2 (en) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | Thermal mass flow rate sensor having fixed bypass ratio |
PCT/US2005/039151 WO2006055223A1 (en) | 2004-11-12 | 2005-10-26 | Thermal mass flow rate sensor having bypass ratio |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008519981A true JP2008519981A (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=35788486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007541223A Pending JP2008519981A (ja) | 2004-11-12 | 2005-10-26 | 所定のバイパス比を持つ熱式質量流量センサ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7121139B2 (ja) |
JP (1) | JP2008519981A (ja) |
KR (1) | KR20070074663A (ja) |
DE (1) | DE112005002770T5 (ja) |
GB (1) | GB2434209A (ja) |
TW (1) | TW200632288A (ja) |
WO (1) | WO2006055223A1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080250854A1 (en) * | 2007-04-12 | 2008-10-16 | Junhua Ding | Mass flow device using a flow equalizer for improving the output response |
US8113046B2 (en) | 2010-03-22 | 2012-02-14 | Honeywell International Inc. | Sensor assembly with hydrophobic filter |
US8656772B2 (en) | 2010-03-22 | 2014-02-25 | Honeywell International Inc. | Flow sensor with pressure output signal |
US8397586B2 (en) | 2010-03-22 | 2013-03-19 | Honeywell International Inc. | Flow sensor assembly with porous insert |
US8756990B2 (en) | 2010-04-09 | 2014-06-24 | Honeywell International Inc. | Molded flow restrictor |
GB2480881B (en) | 2010-06-04 | 2012-10-24 | Servomex Group Ltd | Thermal fluid flow apparatus |
US8418549B2 (en) * | 2011-01-31 | 2013-04-16 | Honeywell International Inc. | Flow sensor assembly with integral bypass channel |
US9003877B2 (en) | 2010-06-15 | 2015-04-14 | Honeywell International Inc. | Flow sensor assembly |
US8695417B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-04-15 | Honeywell International Inc. | Flow sensor with enhanced flow range capability |
US9273986B2 (en) * | 2011-04-14 | 2016-03-01 | Trane International Inc. | Water flow measurement device |
US8826731B2 (en) * | 2011-10-20 | 2014-09-09 | Honeywell International Inc. | Flow sensor with bypass taps in laminarizing channel and flow restrictor in a bypass channel |
JP5969760B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-08-17 | 株式会社堀場エステック | 熱式流量センサ |
US9052217B2 (en) | 2012-11-09 | 2015-06-09 | Honeywell International Inc. | Variable scale sensor |
US9795757B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-10-24 | Vyaire Medical Capital Llc | Fluid inlet adapter |
US9541098B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-01-10 | Vyaire Medical Capital Llc | Low-noise blower |
US9707369B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-07-18 | Vyaire Medical Capital Llc | Modular flow cassette |
US9746359B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-08-29 | Vyaire Medical Capital Llc | Flow sensor |
US9962514B2 (en) | 2013-06-28 | 2018-05-08 | Vyaire Medical Capital Llc | Ventilator flow valve |
US10139259B2 (en) * | 2014-12-05 | 2018-11-27 | General Electric Company | System and method for metering gas based on amplitude and/or temporal characteristics of an electrical signal |
DE102014119556A1 (de) * | 2014-12-23 | 2016-06-23 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Thermisches Durchflussmessgerät |
US9952079B2 (en) | 2015-07-15 | 2018-04-24 | Honeywell International Inc. | Flow sensor |
KR101682145B1 (ko) * | 2015-08-20 | 2016-12-02 | 엠케이프리시젼 주식회사 | 소결필터가 장착된 열식 질량유량계 |
GB2553002B (en) * | 2016-08-19 | 2020-12-30 | Cameron Tech Ltd | Assembly for control and/or measurement of fluid flow |
WO2019051017A1 (en) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | Mott Corporation | DEVICES, SYSTEMS, AND METHODS FOR DIVIDING FLUID FLOWS WITH POROUS MEDIA |
US10837812B2 (en) | 2017-11-09 | 2020-11-17 | Honeywell International Inc | Miniature flow sensor with shroud |
CN109117579B (zh) * | 2018-08-30 | 2022-12-27 | 沈阳云仿致准科技股份有限公司 | 一种多孔孔板流量计的设计计算方法 |
EP3953427B1 (en) * | 2019-12-02 | 2023-03-29 | Dow Silicones Corporation | Composition for preparing a release coating |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422822A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Oval Corp | 熱式流量計 |
US20030115950A1 (en) * | 2001-12-21 | 2003-06-26 | Jesse Ambrosina | Apparatus and method for thermal dissipation in a thermal mass flow sensor |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3792609A (en) * | 1971-05-10 | 1974-02-19 | Tylan Corp | Flow splitter |
SE421349B (sv) * | 1977-12-16 | 1981-12-14 | Graende Per Olof | Flodesmetare for registrering av verkligt forlopp hos pulserade vetskefloden |
US4282751A (en) * | 1979-08-29 | 1981-08-11 | Eaton Corporation | Fluid flowmeter |
JPS609696Y2 (ja) * | 1980-11-20 | 1985-04-05 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 液残量検出装置 |
US4433575A (en) * | 1981-05-19 | 1984-02-28 | Rutherford Ralph E | Flow splitting device for fluid flow meter |
US4497202A (en) * | 1983-05-31 | 1985-02-05 | Dresser Industries, Inc. | Laminar flowmeter |
US4522058A (en) * | 1983-06-15 | 1985-06-11 | Mks Instruments, Inc. | Laminar-flow channeling in thermal flowmeters and the like |
DE3725312A1 (de) * | 1987-07-30 | 1989-02-09 | Jiri Hokynar | Steuergeraet fuer fluidfluss |
US4800754A (en) * | 1987-10-07 | 1989-01-31 | Sierra Instruments, Inc. | Wide-range, adjustable flowmeter |
US5114447A (en) * | 1991-03-12 | 1992-05-19 | Mott Metallurgical Corporation | Ultra-high efficiency porous metal filter |
US5295394A (en) * | 1991-06-13 | 1994-03-22 | Mks Japan Inc. | Bypass unit for a flowmeter sensor |
US5332005A (en) * | 1992-11-06 | 1994-07-26 | Aalborg Instruments & Controls, Inc. | Laminar flow element and method for metering fluid flow |
WO1995007450A1 (en) * | 1993-09-07 | 1995-03-16 | Motorola Inc. | System to determine engine misfire |
US5804717A (en) * | 1996-04-05 | 1998-09-08 | Mks Instruments, Inc. | Mass flow transducer having extended flow rate measurement range |
US5750892A (en) * | 1996-09-27 | 1998-05-12 | Teledyne Industries, Inc. | Laminar flow element with inboard sensor taps and coaxial laminar flow guides |
US5824894A (en) * | 1997-05-07 | 1998-10-20 | Mks Instruments, Inc. | Mass flowmeter and laminar flow elements for use therein |
FR2771817B1 (fr) * | 1997-11-28 | 1999-12-31 | Schlumberger Ind Sa | Dispositif de mesure de la viscosite d'un fluide |
US6080219A (en) * | 1998-05-08 | 2000-06-27 | Mott Metallurgical Corporation | Composite porous media |
US6152162A (en) * | 1998-10-08 | 2000-11-28 | Mott Metallurgical Corporation | Fluid flow controlling |
US6119730A (en) * | 1998-12-21 | 2000-09-19 | Mcmillan Company | Precision laminar flow element for use in thermal mass flow sensors and flow controllers |
US6332348B1 (en) * | 2000-01-05 | 2001-12-25 | Advanced Micro Devices, Inc. | Gas flow calibration of mass flow controllers |
-
2004
- 2004-11-12 US US10/987,718 patent/US7121139B2/en active Active
-
2005
- 2005-10-26 WO PCT/US2005/039151 patent/WO2006055223A1/en active Application Filing
- 2005-10-26 JP JP2007541223A patent/JP2008519981A/ja active Pending
- 2005-10-26 DE DE112005002770T patent/DE112005002770T5/de not_active Withdrawn
- 2005-10-26 GB GB0708933A patent/GB2434209A/en not_active Withdrawn
- 2005-10-26 KR KR1020077012954A patent/KR20070074663A/ko not_active Application Discontinuation
- 2005-11-11 TW TW094139522A patent/TW200632288A/zh unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0422822A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Oval Corp | 熱式流量計 |
US20030115950A1 (en) * | 2001-12-21 | 2003-06-26 | Jesse Ambrosina | Apparatus and method for thermal dissipation in a thermal mass flow sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB0708933D0 (en) | 2007-06-20 |
DE112005002770T5 (de) | 2007-09-27 |
GB2434209A (en) | 2007-07-18 |
US7121139B2 (en) | 2006-10-17 |
US20060101907A1 (en) | 2006-05-18 |
TW200632288A (en) | 2006-09-16 |
KR20070074663A (ko) | 2007-07-12 |
WO2006055223A1 (en) | 2006-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008519981A (ja) | 所定のバイパス比を持つ熱式質量流量センサ | |
JP4594728B2 (ja) | より高い正確度の圧力に基づく流れコントローラ | |
JP5517455B2 (ja) | 質量流量コントローラにおける熱吸引の補償 | |
JP6163245B2 (ja) | 熱式質量流量計及び熱式質量流量制御器 | |
JP4944037B2 (ja) | 質量流量センサ用レイノルズ数補正関数 | |
JP5174032B2 (ja) | 質量流量コントローラのコントローラ利得スケジューリング | |
US9810377B2 (en) | System and method for improving the accuracy of a rate of decay (ROD) measurement in a mass flow controller | |
KR101253543B1 (ko) | 열 센서 코일 자세 감도 보상 방법 및 열 매스 플로우 측정 시스템 | |
US7591177B2 (en) | Flow sensor and mass flow controller using the same | |
US20080250854A1 (en) | Mass flow device using a flow equalizer for improving the output response | |
CA2857065C (en) | Device and method for determining the mass-flow of a fluid | |
EP3540382B1 (en) | Airflow sensor with gas composition correction | |
JP2008026153A (ja) | 質量流量計 | |
JP6247499B2 (ja) | ガス流量計 | |
KR20100111884A (ko) | 질량 유량계 | |
WO2003106933A1 (en) | High accuracy measuring and control of low fluid flow rates | |
JP5119208B2 (ja) | 差圧流量計 | |
JP2021120657A (ja) | 熱式流量センサ、その製造方法、及びマスフローコントローラ | |
JP2021140319A (ja) | 流量制御装置、流量制御方法、流体制御装置および半導体製造装置 | |
JP2004226144A (ja) | 差圧流量計 | |
JP2024090786A (ja) | 抵抗体の製造方法、流体測定装置、流体制御装置、及び流体装置群 | |
JPH0325724B2 (ja) | ||
JP2014149274A (ja) | 制御装置及び制御プログラム | |
Kim et al. | Study on the transient characteristics of the sensor tube of a thermal mass flow meter | |
JP2020063985A (ja) | 流量測定装置及び、流量測定装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110714 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110913 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111212 |